このページでは平泉渉参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(平泉渉君) このたび科学技術庁長官を拝命いたしました平泉渉でございます。科学技術行政につきましては、政務次官をつとめましたこともございまして、若干経験がございます。今回、長官としての任を果たしますためには、委員各位の格別な御鞭撻、御協力をいただきたいと、よろしくお願いいたす次第でございます。 申すまでもなく、最近わが国の経済社会の発展は目ざましいものでございますが、科学技術の発展がその有力な原動力であったことは言うまでもないことでございます。その反面、科学技術は、複雑な経済社会の場において十全の配慮をもってその適用を行なわなければ、われわれ人類にマイナスの効果を与えるおそれもある……
○国務大臣(平泉渉君) 昨十一日午後三時半ごろ、川崎市生田において、ローム斜面の崩壊実験の実施中、予想外のがけくずれが起こり、多数の人命を失い、また、多数の負傷者を出すに至ったことは、まことに遺憾にたえません。科学技術庁は、実験の安全性については常々十分な注意を払ってまいりましたにもかかわらず、このような事故を引き起こしたことにつきましては、当庁の努力の至らなかった点を深く反省する次第であります。 今回の事故の原因となった実験は、最近の土地開発に伴い増大しているがけくずれによる被害に対し、その防止対策を樹立するため、がけくずれの発生機構を解明すべく、科学技術庁が昭和四十四年度から三カ年計画で……
○国務大臣(平泉渉君) 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 このたびの改正は、科学技術庁無機材質研究所の所在地に関する規定を改正するものであります。現在、無機材質研究所は東京都に置くこととなっておりますが、昭和四十一年の設立当初から、筑波研究学園都市に新庁舎を建設することとして、これまで借用庁舎において研究活動を行なう一方、筑波研究学園都市に新庁舎の建設を進めてまいりました。このたび、新庁舎が完成し、研究所が移転するのに伴って、右の改正を行なうものであります。 以上がこの法案の提案理由及び要旨であります。科学技術振興の重要性に対する皆……
○国務大臣(平泉渉君) お説のとおり、この種の資料はできる限り発表いたすと、こういう所存であります。
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