このページでは矢野登参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○矢野登君 私は、委員長に加藤シヅエ君を推選することの動議を提出いたします。
○理事(矢野登君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を再開いたします。
午前に引き続き、質疑に入ります。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会をいたします。
午後三時二十九分散会
○矢野登君 この問題で藤尾政務次官は、あくまでも建設政務次官としての応対ではなかったということ、一面に建設政務次官であることは間違いないので、それがために喚問ということになったと思うのですが、理事会には何らこの問題は付議されておらない。どうもこの問題を議論を進めていく上において、一方的な新聞記事を基礎にして、一方はその応対の状況がどういうふうであったかというようなことも全然知らずに審議を進めるということに、かりにも変わった結論が出るようなことがあってはいかんと思いますので、この委員会において、さらにその陳情団が、現在新聞に報道されているのが事実かどうか、そういう問題も十分に検討して今後この問題……
○理事(矢野登君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会をいたします。 午後六時二十六分散会
○矢野登君 私は、ただいま可決されました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党四党共同提案の附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部 を改正する法律案に対する附帯決議案 政府は、本法の施行にあたり、特に左の点に つき善処すべきである。 一、無過失損害賠償責任の対象となる被害の範 囲を農業、漁業等に係る生業被害等の財産被 害にまで拡げるようすみやかに検討し、所要 の措置を講ずること。 二、無過失損害賠償責任の制度を、公害対策基 本法に定めるすべ……
○矢野登君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○矢野登君 私、原油の確保問題では大体論議されたようでございますので、石油に対する国内問題で二、三お伺いしたいと思うのですが、加藤さんから提起された問題で、向坂先生に伺いたいと思うのですが、大体現在でも日本の政府が石油を税の対象というようなことで考えておる。消費税によって特別な考慮というような加藤さんからのお話ですが、実はことしも自治省あたりでは軽油引取税を二〇%値上げをする、こういうようなことで、OPEC問題が日夜こんなに騒がれている時期に、また税の値上げということを考える。いわゆる石油というものに対する認識が足りなさ過ぎるんじゃないか、こんなことを感ずるのでございますが、原油の輸入関税を皮……
○矢野登君 私は、中小企業対策、エネルギー対策について質疑を行ないます。 まず最初に、国内の中小企業が産業面においてどうした比重を持っているかということについて、私の調べた範囲内につきまして一言申し上げます。製造出荷額で――いささか古い材料でございますが――大体中小企業が四九・五%、商業販売額で中小企業が四八・五%、その従業員は大体六三・七%というような比重を占めて国内の産業に従事しておるわけでございますが、この中小企業が御承知のように非常に企業体質が弱いということで、年々多数の脱落者を出しております。ある興信所の調査によりますと、昭和四十四年度に倒産の件数が八千五百二十三件、しかも、この負……
○矢野登君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○理事(矢野登君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。
……
○政府委員(矢野登君) 通産省で環境顧問会をつくる、その性格はどういうものかというようなお尋ねのように感じました。通産省といたしましては、発電所の立地に伴う環境保全の重要性にかんがみまして、従来から電気事業法に基づきまして行なってまいりました環境審査を今後一そう充実強化してまいる考えであります。その一環といたしまして、環境審査を行なうにあたりまして、各専門分野の学識経験者に検討を依頼する体制について検討をしているところでございます。
○政府委員(矢野登君) お答え申し上げます。
直接事業費として五百億、それから関連公共事業費として一千百九十六億。合計いたしまして、大体その他の関連事業費を含めまして二千億ないし二千五百億と推定しております。
【次の発言】 お答えいたします。
三月の十九日に、海洋博覧会推進対策本部の中に物価対策部会を設置いたしまして、この部会において物価対策を強力に進めていく、こういう計画で進んでおります。
【次の発言】 物価対策部会におきましては、多数の顧客あるいは海洋博の従業員等、この海洋博に関係する人員が非常に多いということを予想いたしまして、日常の生活物資の対策につきましては、農林省、経済企画庁が……
○政府委員(矢野登君) 矢野登でございます。不敏な者でございまして、今後ともよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。
○政府委員(矢野登君) 本法のねらいが、中小企業の設備の近代化に合わせて、機械工業の振興であるという、この方向に向かって、先生の御趣旨を体し進んでいきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○政府委員(矢野登君) 新しい時代の要請によって生まれ出る法律案ということ、しかもこれが国民生活、あらゆる方面にわたって非常に複雑多岐な問題を含んでおると思うのでございます。御指摘になりました問題につきましては、十分に国民に周知徹底をし、この法の運用につきましては遺憾のない方策を講じて進んでいきたいと存じております。
○政府委員(矢野登君) 本法の施行によりまして、従来の産業と公害の結びつきにかなり大きく解消対策ができるのではないかと考えられるわけでございますが、なお、既存の工場の増設というような問題を考えるときに、その規制、指導等幾多の問題が残るのではないかと心配をいたします。したがいまして、通産省はもちろんのこと、地方公共団体とも十分に綿密な連絡をとりまして、立地対策に万全を期していきたい、こういうふうに存じています。
○政府委員(矢野登君) ただいま大矢先生から御提案がありました衆議院において決議されました附帯決議につきましては、通産省といたしまして、これを十分に尊重して進んでいく考えでございます。
○政府委員(矢野登君) 詳細につきましては、私はただいま勉強中でございますので、担当の局長からお答えをさせていただきます。
○政府委員(矢野登君) ただいま御質問のございました鐘淵化学の問題でございますが、イタリアのリッキ社に対する技術輸出の問題は、現在すでに契約が締結されておることでございますし、わが国の試験段階において、すでに厚生省で確認されておるというようなことでもございますので、飼料用の石油タンパクの安全審査の結果は、相手側に十分に輸出済みのものについては連絡をとりまして、進むように指導もいたしておりますし、さらに通産省としても、そうした問題が遺憾のないような方向をとっていきたいというように考えております。 なお、安全性の問題につきましては、わが国ばかりでなく、各国ともにいずれも現在審査中と聞いております……
○政府委員(矢野登君) さきの政府見解に対する先生の御指摘を踏まえまして、その趣旨をさらに発展させまして、次のような政府の見解を取りまとめましたので、御趣旨に沿いまして表明さしていただきます。 石油たん白の製造技術の輸出等について 四十八一四・六 1(1) 石油たん白の製造技術の輸出については、わが国の現状にかんがみ、その安定性についての内外の確認が得られる等その諸条件が確保されるまでの間、今後各国に対して新たに技術輸出契約を締結することは、これを認めないものとする。 (2) 今後、石油たん白の製造技術に係わる問題の処理に当たっては関係各省は連絡について……
○政府委員(矢野登君) お答えを申し上げます。 御質問が鉄鋼業による廃棄物の処理というような問題をどうしているかというようなことでございますが、わが国が、国民の福祉向上というような問題の目標が二十数年にわたって経済成長によって大体ささえられてきたというようなこと、これはいなめない問題だと思うのでございますが、したがいまして、目標は経済成長一本に進んできた。あらゆる場合に指摘されておる問題だと思うのでございます。今後こうした問題を反省して、鉄鋼はもちろん、石油の問題、その他の問題について、生産に伴う事後の処理という問題、こういうことを中心にして考えていかなければいけないのではないか、こういうよ……
○政府委員(矢野登君) お答えいたします。 中条町地域の天然ガス自噴の問題につきましては、先生が御指摘になりましたように、資源対策としてのエネルギー問題、こういう方面も相当考えなければならない問題と存じますが、それにもまして農地の被害の発生並びに地域住民の居住に心配をかけるという大きい問題でございますので、早急にこの原因究明と噴出防止の対策を講ずる必要があると存じております。このために、ただいま話題になりました係員を現地に派遣いたしまして、噴出状況の調査を行なわせたというようなことでございますが、この噴出原因の究明とその防止対策を検討する調査研究委員会、これを通産省内で現在検討中でございます……
○政府委員(矢野登君) ただいま御指摘のございましたセメント問題につきましては、通産省はあらゆる対策を講じて今日までやってまいりました。政務次官会議の検討事項にもいたしまして、一応の結論をつくりまして、関係担当者がセメント会社の社長さん全員と懇談の機会も持ちまして、それから、中曽根大臣が工場を現地視察をするというような対策も講じました。私といたしましても、セメントがこのいう状態で進むということではとんでもない事態が生ずるというようなことで、協会に対しまして、もし資金の不足でもあるというようなことがあったならば、これは大蔵省のほうにあっせんをいたしまして、炉の建設というようなものに対して遺憾のな……
○政府委員(矢野登君) お答えいたします。 御指摘のとおり、灯油の在庫につきましては、国鉄の順法闘争にあわせまして最近の寒波の影響を受けて、一部地域におきましては例年に比べて低い水準となっております。仕入れができない業者というようなものも一部出ておるようでございます。通産省といたしましては、いまだ灯油が需要期にあるという点を十分考慮いたしまして、その供給確保には万全の必要があると十分認識しておる問題でございます。ある地域への輸送の増強につとめるとともに、石油業界に対して緊急に従来に増した増産を行なうように指導をいたしております。 ここであわせて現在の在庫という数字について申し上げたいと思う……
○政府委員(矢野登君) はなはだ申しわけないんですが、時間にちょっとおくれて出席いたしましたので御質問の内容を承らずにおったわけでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
通産行政から見て土地とは何か、また最近の土地問題とその対策はどうかと、こういうような御質問と承りましたのでお答え申し上げます。
通産行政面から見た土地は、生産流通活動の基盤である、したがって、産業の健全な発展をはかっていく上で必要な用地を確保することが不可欠の問題であるというふうに考えております。その場合、農林業用地、居住地用地等との調整、自然環境保全の観点との調整を十分にはかることが肝要であり、通産省といたしまし……
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