このページでは辻一彦参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○辻一彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十六年度漁業白書について、佐藤総理並びに関係各大臣に質問をいたしたいと思います。 まず第一に、佐藤総理に、漁業政策の基本方針について伺いたいと思います。 東京築地の魚市場とニューヨークの肉市場の大きさは同じだといわれておりますように、わが国においては、国民動物性たん白資源の五三%は水産物に依存しております。国民食料の生産上きわめて重要な役割りを持っていると思います。しかるに、いまやその漁業は、第一次産業として地域開発の片すみに追いやられようといたしております。総理は、水産漁業を日本経済の中でどのように位置づけようとされているか、まず、こ……
○辻一彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま報告のありました政府の漁業白書に対して、総理大臣並びに関係諸大臣に質問いたしたいと思います。 まず、この漁業白書は、今日、日本漁業が直面する重大な危機、すなわち、外には遠洋漁業において近代的略奪漁業により、沿岸諸国から領海並びに専管水域の拡大によるその漁場を狭められ、また、内には沿岸漁業において、水銀、PCB、赤潮、油などの汚染公害により沿岸漁場は破壊をされ、日本国民のたん白源の五二%を供給する日本漁業がまさに深刻な事態にあるという認識が不十分であり、この二つに対する政策が具体的でないということを強く指摘するものであります。 すなわち……
○辻一彦君 ただいま提案のありました税法三法の一部改正案につきまして、私は、日本社会党を代表しまして、総理、大蔵、厚生、自治の各大臣に質問いたしたいと思います。 四十九年度予算編成方針の最重点課題は、物価の抑制に置かれております。それを前提にして税制改革案が提出されておりますが、その内容は、物価対策の面におきましても、さらにインフレ物価高に苦しんでいる勤労国民の経済面においても全く不十分であり、依然として勤労所得に重く、資産所得、法人所得に軽いといった税負担の不公平、不平等の是正は行なわれていないのであります。 税は、その負担の重さもさることでありますが、不公平感に国民の不満が強いのであり……
○辻一彦君 私、福井から参りました辻一彦です。 福井は、御存じのように、原子力発電がいま非常に集中化しておりますので、非常に問題をたくさん持っております。そういう点で、住民の側から、一、二長官並びに担当の方にお聞きをいたしたい、このように思っております。 いま長官のごあいさつがありましたが、ちょうど福井御出身でありますし、政務次官も福島御出身ということで、いずれも原電の集中基地から出ておられる、こういうことで、非常にそういう点に大きい力点を置いておられるということは敬意を表したいと思います。 そこで、原電問題は、一つ一つについても、あとで御質問いたしたいと思うのでありますが、それぞれいま……
○辻一彦君 私、福井の地方区からまいりました辻一彦です。ほんとうの新米ですので、よろしくお願いいたします。 大臣の過日の所信表明を拝聴また拝見いたしまして、この中に、農業と農村の健全な発展がなくては経済の成長や社会の健全な発展がない、こういうこと。あるいは農業の前途についての不安感を解消する、これが今日の農政の基本である。こういうような点が出されておりまして、この点については私非常に共感を覚えるところであります。しかしいまそういう点で、グレープフルーツの問題もありますが、私の所のような北陸におきましては、もう稲の刈り取りが八月末に始まるというような時期になっております。こういうような中で、農……
○辻一彦君 私は、いま北海道の冷害の問題がたいへん取り上げられております。北海道の皆さんにもたいへん心からがんばっていただくようにお願いをいたしたいと思います。 そこで、沖繩の干害並びにこれからの沖繩農業の問題でございます。これにつきましては、沖繩の特別委員会においても若干論議がされておると、こういうことも承知はいたしております。しかし、この参議院の農林水産委員会におきましては、最近におきましては最初じゃないか、こういうことで御質問を申し上げたい、このように思っております。 すでにいろんな面から、北の北海道の冷害、南の沖繩の干ばつ、こういうように非常に深刻な問題であるということは十分御承知……
○辻一彦君 関連して。 いまの小林委員並びにうちの理事の問題に関連してでありますが、私は、実験というものが行なわれる場合、最近、科学技術庁の中で、安易な、大型化というか、スケールアップというものがどうも行なわれているんじゃないか、こういう感じをたいへん強くします。というのは、きょうは私は、実は、原子力発電所の問題について、福井県の若狭湾における問題を集中的に質疑をしたい、こういう予定でおったのでありますが、不幸に、こういう突発的な事故が起きまして、この問題は次に譲りたいと思います。 そこで、この関東ローム、いわゆる火山灰が、雨が降れば粘りこくなり、かわけば割れ目がいって、水が入れば裂けると……
○辻一彦君 私は、きょうは主として十二日に予定しておりました原子力の開発、原電問題について質疑を行ないたいと思います。 十二日は、突然のことが起こりまして、その質疑をする時間がなかったわけであります。 そこで、それに入る前に、十二日に参院の川崎市への調査団が構成をされまして、私その一人として参りました。そこで感じましたことを幾つか申し上げて、まず、それについて二、三御答弁をいただきたい。これは、これからの原子力の問題に非常に関連があると、このように考えるからであります。 一つは、各党からこの川崎へ調査に参りまして、こういうところで十五名もの犠牲者が出るということは、普通ごく常識的に安全に……
○辻一彦君 私、繊維とたいへん関係の深い福井県の出身でございます。福井県は、基幹産業はいままで米と繊維といいましたが、この二つがどちらもいま頭を打っている。こういうことで、福井県の状況は非常にたいへんな状況にあります。そこで、きょう私、福井の繊維の事例をあげながら、全般的な繊維の問題につきまして、主管大臣並びに担当者の皆さんの御見解をお伺いいたしたい、このように思うわけであります。 まず第一に、十月の十五日に、田中通産相の手によりまして、アメリカのケネディ特使との間に日米繊維協定の仮調印が行なわれたわけであります。これは日本の繊維業界はもちろん、また、私たち野党のほうも強く反対をいたしておっ……
○辻一彦君 私、きょう科学技術庁の設置法一部改正案を審議するにあたりまして、これに直接関係ではないのでありますが、非常に関係の深い原子力行政の今後におけるあり方、こういう点につきまして若干の御質問をいたしたいと思います。と申しますのは、まあ前回科学技術の特別委員会でも申し上げましたが、若狭湾に非常に原子力発電所が特に集中をいたしております。そのためにいろんな問題が起こっておりまして、私は一カ所に、特定の場所にあまりにも集中し過ぎる、こういうあり方に大きな疑問を持っております。そういう点で御質問をいたしたい、こういうように思うわけであります。 で、いまお手もとに、時間の点がかなり制約されている……
○辻一彦君 私は福井の若狭地区の出身の辻一彦です。きょうは、過日安全審査委員会におきまして結論が出ました大飯原電、美浜原電、また、きのう原子力委員会で美浜原電についての委員会を行なっているのでありますが、そういう問題につきまして、私、若狭地区に国会議員が私しかいないと、こういうことで、住民の皆さん方からいろいろな御要望や御意見がありますので、それを代表して、また、全国の幾つかの関連する問題と関連しまして御質問いたしたいと思います。 まず第一に、きのう原子力委員会が開かれていますが、一昨日の衆議院におきましても、原子力委員会の内容につきまして早急にひとつ報告してほしい、こういう要望があったよう……
○辻一彦君 私、原電の環境と温排水の問題について、二、三点質問いたしたいと思います。 なお、参考人の宮永先生、急なところをありがとうございました。 きょうは、私はあまり質疑をする準備をしていなかったのでありますが、きのう、おとといの電産会議の総会に出て、そこでいろいろ聞いた内容あるいは入手した資料がありますので、一、二点だけ、大飯原電等の安全の問題について最初に触れて質問をいたしたいと思います。 第一は、大飯の原電が安全専門審査会で過日結論が出ておりますので、これの安全であるという結論が出ました一番大きなポイントはどれかということを、まずお尋ねしたいと思います。これ、局長からひとつ。
○辻一彦君 私は質問の時間をとっておいたのでありますが、いまの長官の公聴会の件について質疑に入れば、またストップする可能性がありますので、これについては若干の意見を申し上げて、あとに回すようにいたしたいと思います。 いま、公聴会の開催について、先回の三月二十四日以来実は二カ月間たっております。その間に、三月二十四日、四月十四日、四月二十一日、五月十二日、五月十九日と、委員会もしくは理事懇を開いて、この問題をかなり何回も論議をしました。しかし、そこで大体申し上げた理事会あるいは理事懇の内容から言えば、私は、長官のこの公聴会についての発言内容は、かなり距離があると思います。論議に入れば、いろいろ……
○辻一彦君 私はひとつ、各参考人にそれぞれ御意見を伺いたい。 一つは、この二年間構革を延ばすということですね、これはお話のように何とかして延ばさなくちゃいけない思います。その場合――私も冬から春にかけて五、六軒この調査に歩いたんですが、片方で織機を買い上げている、政府が金を出して。これが第一。片方で無登録――無籍といいますか、簡単に言うとやみ織機と言われていますが、これがかなりふえている。これをどうするかということが、これを二年延期するにしても非常に大事なことだと、特にこれについての対策がかなりしっかりしないと政策的な効果がどうもあらわれないというように思うわけなんです。なかなかこれは言いに……
○辻一彦君 私、午前中だけ繊維問題について若干質疑を行ないたいと思います。 第一は、日米繊維協定に伴ってその後いろいろ問題が起こっておりますが、その点について二、三お尋ねをいたしたいと思います。 一つは、日米の繊維協定が、アメリカの業界が日本の繊維の輸入によって赤字が出る、被害を受ける、こういう主張をして、正当な調査もやらせずに大統領選にからんで佐藤・ニクソンの密約と、これによって協定が結ばれた、このことはいまでも私たちは遺憾に思っているところです。そこで、アメリカのいうところの被害といいますか、の実態というものを、アメリカの繊維業界の動向というものを若干お尋ねをしたいと思うんです。赤字が……
○辻一彦君 きょうは米の単作地帯における農業問題について、米並びに大型機械の問題について二、三質問を行ないたいと思います。 まず第一に、北陸筋から東北一帯、私の福井県もそうでありますが、米の単作地帯でありまして、今年度における生産調整のしわ寄せ、それから気候不順等による減収、こういうものが非常にきびしい形で出ております。たとえば福井県における三国町で、ある集まりがありましたが、そこで二町歩をつくっている農民の皆さんから、減反分と天候不順とで五十俵のいままでに比べて減収になっているのだ、こういうことがありまして、これは気候による減収はかなりあるわけでありますが、いずれにしても米作農民は非常に大……
○辻一彦君 私、果樹共済の問題で沖繩の農業と関係の深いパインの問題、それからどこにも共済の関連の場がないので、それに関連してキビの共済問題について触れてみたいと思います。十月五日と十二月の二十五日農林水産また沖特との連合審査で、この問題に若干触れたのでありますが、共済問題には時間をかけることができなかったわけであります。そういう点で、若干の時間をいただいて質疑を行ないたいと思います。 私、昨年の九月に沖繩の農村のほうに参ったんでありますが、そのときに非常に干ばつの中でキビとパインが非常に壊滅的な打撃を受けておった。これはもうほとんどの方が十分御承知のとおりであります。そういう中で災害対策とい……
○辻一彦君 土地改良法の改正について、二、三点を御質問いたしたいと思います。 まず、土地改良法改正案の具体的な問題に入る前に、若干赤城農政の中心と言われた農業団地の問題、すでに多くの委員からも質疑が行なわれて明らかになっておるのでありますが、問題に入る前に、二、三点だけ確認の意味で大臣にお伺いしたい、こういうふうに思うわけであります。 第一は、いままで農林大臣が変わりますと、新しいことばが出てくる場合が多い。その場合に二つありますが、一つは従来農林省がやっておる政策、そういうものに新しい装いをつけるというか、ことばをかぶせてやっていくが、中身はいままでのやり方と変わりがないという場合があり……
○辻一彦君 私、きょう漁業三法についての各論にまで入らなければ、総論的な質疑を行ないたいと思います。
まず第一に長官にお伺いしたいと思いますが、日本漁業が、漁業白書を見ますと、その生産額におきましては世界の第二位、しかし、実質的な金額においては世界一と、こういうふうに出ておりますが、どういうことによって世界の実質的にいえば第一位になったのか、それからネックとして非常に多くの問題をあげておりますが、今後重点的に、これから日本の漁業を規制する大きなネックとしてどういうことが考えられるか、この点をまず最初に長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 いま伺うと、日本の漁業というものが、一つは沿岸に……
○辻一彦君 私も引き続いて国有林を中心にして二、三の点を質問いたしたいと思います。なお、大臣には、要所、要所見解を伺いたいと申し入れたのですが、出席されないのですか、どうなんですか。
【次の発言】 まず、長官にお伺いいたしたいと思いますが、私、特別委員会の関係でほかに出ておって、何回かの審議のときに出なかったことがありますので、若干重複する点があったら御了解をいただきたいと思うのです。
そこで、もうすでに何回も論議をされたことでありますが、まず赤字と言われますが、私はごく簡単に赤字の、なぜ赤字が出たかという要点だけでけっこうですから、ちょっとそれを伺いたい。
○辻一彦君 私、きょうは過疎地帯また準過疎地帯における住民の足確保と、そういう観点から私鉄の問題について若干の質問を行ないたいと思います。 まず第一は、大都市のほうは、もうこれは言うまでもないことですが、過密に追われてたいへんな交通の混雑をしているということは言うまでもありません。ところが一方において、過疎地帯あるいは準過疎地帯において、たとえば私の県は福井県でありますが、まあ人口七十五万という小さな県ですが、人口がわずかに減るとか、あるいは横ばいをやっておる。こういう地方において私鉄が赤字と、こういうことを理由にして路線を、電車の線路をどんどんまくっていくわけですが、こういう場合に過疎地域……
○辻一彦君 去る十月十一日から三日間、船田委員と私は、原子力開発の実情調査のため、東京電力の福島発電所、並びに茨城県下の日本原子力発電株式会社東海発電所、日本原子力研究所、動力炉、核燃料開発事業団大洗工学センター及び放射線医学総合研究所東海支所臨海実験場を視察してまいりました。以下、その概要を御報告いたしたいと存じます。 まず原子力発電所の建設状況について申しますと、東電福島発電所は現在運転中の電気出力四十六万キロワットの一号機のほかに、七十八万キロワットの二、三、四、五号機を建設中であります。その進捗状況は資金ベースで見まして、二号機は九六%完了し、来年五月から運転開始の予定であり、三号機……
○辻一彦君 ちょっと関連。 私は、あとに質問がありますので御遠慮しておったんですけれども、大臣の言われる「即応」や「勘案」というような、ことばの問題では私は、ないと思うんですよ。問題は、食管法の中に生産費及び所得補償方式を考慮すると、第一にこれはうたわれて生産が進められる、それから消費者のほうは家計に圧迫を与えないように勘案してきめると。だから、これが一番先だからこれを出して、そして、いまいわゆる経済情勢、生産調整が行なわれているんだから、そういうことを考えなくちゃならない、それが第二段になるべきであって、前後が逆になっていると思うんです。それが食管法の本質にもとるんじゃないかと、こういうこ……
○辻一彦君 私、きょうは農業倉庫の問題について二、三若干の質問をいたしたいと思います。 北陸の米作地で春先から倉庫に四十五年産の米はもうないし、四十六年産の米も残り少なくなって倉庫があいていると、こういうことをよく言われております。この中で、農業倉庫の経営がだんだん悪化していくということを私も歩いてみて知ったわけです。八月十一日に本委員会で佐藤委員からも、この点が最後に指摘をされております。 そこで、八月の下旬に若干県内の農協の倉庫を歩いて調べてみますと、私の県では四十五年産の米は在庫がゼロ、四十六年産も非常に残り少なくなっている。数字は、あとで調べますと、わずかに四十六年の産米は、福井県……
○辻一彦君 私、きょうは未承認国の船舶並びに乗員の取り扱いについて若干質問を行ないたいと思います。 第一に、すでにこれはもう十分われわれが承知しておるところでありますが、日中の国交回復がきょうにも共同声明が発表されよう、こういう中で、これはもうだれも支持するところでありますし、喜ばしいことであります。しかし国交が回復しましても、日中のほんとうの友好ということはこれからであろうと思います。したがって、経済、人事、いろんな面における交流をこれから拡大をしていかなくてはならない。そのいろんな障壁、障害というものを一つ一つ取り除いていかなくてはならぬと思います。そこで従来未承認国の、特に中国あるいは……
○辻一彦君 私、九月六日未明の北陸トンネルの列車火災事故につきまして若干の質問を行ないたいと思います。 まず、質疑に入る前に、なくなられた、殉職を含む二十九名の方々に深く弔意を表したいと思います。同時に重傷者六十四名を含む六百五十二名に及ぶところの負傷者の方が多数入院をされておりますが、一日も早く健康を回復されるようお祈りをいたしたいと思います。 そこで、北陸トンネルが火災に対して無防備であると、一度火災が起こればきわめて危険であるということが早くから関係者の中で指摘をされておったと思います。すでに昭和四十二年十月の四日に、この北陸トンネルを管内に含みますところの敦賀市の消防署から金沢の管……
○辻一彦君 最近、宅地造成、道路建設等で多くの砂利や土砂が採取されていますが、こういうために、地すべり、山くずれなどが起こる場合が全国的にも幾つか出ております。神奈川県の高速道路の岩殿山、また富山県の高岡にもありましたが、まあ各地にこれからともかくこういうケースがかなり出るんじゃないかと思います。その中で、私福井県における一つの例を引いてこういう問題にどういうように対処していくか、こういうことについて若干施策を、やり方をただしたいと、こういうふうに思っております。 まず、福井県の福井市に安居山という地区がありますが、ここで地すべりがいま進行中といいますか、毎日大体二・七センチから三センチぐら……
○辻一彦君 私、きょうは三点について質問いたしたいと思います。 一つは伊部委員の合理化問題についての総論を受けて、各論として具体的な問題で若干質問いたしたいと思います。 もう一つは、北陸トンネルの被災者の救済に関する件。さらにトンネルの安全対策と当局の責任のあり方と、この三点でお尋ねをいたしたいと思います。 第一には、午前中伊部委員のほうから全般的な合理化、無人駅あるいはこの貨物扱い駅の集約等に関する、こういう総論が展開をされました。そのときに大臣の御発言として、そういう問題はなるべく抽象論を避けて、具体的な問題として提起をしてもらえば論議ができると、こういうような御発言がありましたので……
○辻一彦君 きょうは、長官の所信表明に対しては一、二点だけポイントだけをお伺いして、別の機会に詳しくお伺いをいたしたいと、こう思います。 二月の二十三日に、ある新聞に、原子炉の安全上の問題点について事故の分析結果が出され、それに対して二月の二十四日付で科学技術庁原子力局の見解が出ております。きのう午後、私、ちょっとそのコピーを見たものでありますから、事は原子炉の安全審査に対する疑問点であり重要な点であると、こう考えまして、緊急に若干の質問を行ないたいと、こう思うわけであります。 科学技術庁が出された見解がありますが、これを見ますと、今日の原子炉の安全審査についての論議でありますが、この中に……
○辻一彦君 私、この間の四月七日の分科会におきまして、環境をめぐる審査の問題等について若干質問しましたので、きょうは、環境と並んで重要な安全性の問題について若干の質問を行ないたいと、こう思います。 安全性の問題は、言うまでもないことですが、平常時、事故時においての問題がございます。最近、学者の方から、事故時における安全性、いわゆる仮想事故においての災害評価の問題についての論文等指摘もされておりますが、藤本論文あるいは菊池論文というのがそれであると思います。また、原子炉の立地を予定されている地域住民あるいは広範な国民の中にも大きな関心と不安は、やはり事故時における災害といいますか、安全性という……
○辻一彦君 きょう私、一つは浜岡の原子炉第二号炉、この問題の審査経過等について、もう一つは原研のあり方について、二点ほど質問したいと思います。若干沖繩の問題についても触れたいと思います。
第一に、浜岡二号炉の審査経過につきまして、きわめて簡単に要点だけちょっとお願いいたします。
【次の発言】 いままでの国会で、特に春以来公聴会問題がずいぶん論議をされました。衆参両院を通して本委員会で論議をしましたが、あれだけ公聴会を開くべしという意見があり、要領がまあ五月二十二日にまとまった。そういう中で、浜岡の二号炉になぜ公聴会をやらずにやったのか。まあこれは五月十日の衆議院の科学の委員会においても強い要……
○辻一彦君 私、きょう、十七、十八と美浜の発電所をはじめ、若狭湾一帯の発電所を、調査団で出まして、問題を少し見てきましたので、それらについて二、三点お伺いをいたしたいと思います。
第一は、関西電力の美浜発電所の一号炉、これが、昨年も蒸気発生器の事故がありましたし、ことしも定検でとめて検査をしておりますが、いろいろ問題がありそうに思われます。そこで、美浜一号炉の蒸気発生器の事故の実態について報告を、まずお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 原子力発電所設置の申請が出たときは、科学技術庁、原子力委員会が審査をします。まあ所管はそうなりますね。動き出すと通産省のようになっているようでありま……
○辻一彦君 私、前回の金曜日に途中で質疑が打ち切りになりましたので、引き続いて、美浜の原子力発電所の事故問題を中心に質問をいたしたいと思います。
まず、その前に、科学技術庁のほうから、六月の二十五日に起こった福島原子力発電所の放射性の廃液があふれたという事件がありますが、これについて簡単に要点の経過を御報告をいただきたい。
【次の発言】 きょうはこの問題、私あまり触れませんが、屋外にこれだけの量が出たというのは初めてのことですし、これは放射能の廃液管理、あるいは廃棄物の管理からいえば、たいへんなことだと思います。こういうことがこれから出れば、ますます不安に――PCB、水銀の例を見ても、十年、……
○辻一彦君 私、前にいろいろ問題になっておりました松田・浅利事件といいますか、この問題について、日本分析化学研究所の位置の占める重要さ、そういう点から考えて若干の質問を行ないたい、こう思うのです。
まず、最初に、この事件の事実経過、これをひとつ簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これは分析化学研究所の問題でもありますし、と同時に、たくさんのこういうところに委託をしたり、あるいは若干でも助成を行なっている科学技術庁としても大きな問題だと思いますが、どういうようにこのあといま対処しているのか、この点いかがですか。
【次の発言】 私も、たいへん熱心に良心的にがんばっておられる人にと……
○辻一彦君 私も、村田委員に続いて、きょうは、公聴会のあり方について若干の質問を行ないたいと思います。 私は、この二年間、公聴会を開けということを事あるごとに強調してまいりましたが、二年たって五月二十二日に出た開催要領並びに七月二十四日に出されたいわゆる細則等を見ますと、私たちがぜひ公聴会を開いてもらいたいと、こういう要求をした願いと非常にかけ離れている、こういうふうに思わざるを得ない。この点、若干の問題点を指摘をして、政府の考え方をただしたいと思います。 まず、最初に、私は、最近原子力発電でたくさんの事故が起きておりますので、これについて前段の問題として二、三お尋ねをいたしたい。数え上げ……
○辻一彦君 私、もう一度、きょう、公聴会問題について若干の質疑を行ないたいと思います。
それに先立って、最近問題になっておる原子力船の問題をめぐって、これの当初の実験段階から今日に至るまでの経過を簡単に御報告を初めに伺っておきたいと思います。
【次の発言】 きょうはこの問題には深く触れませんが、原子力船の開発にあたって、現在の原子力船「むつ」の安全性の問題とあわせて、当初その実験のもとになった大宮における研究があると思いますが、大宮の研究をごく簡単に伺いたい。
【次の発言】 安全性を含めて別の機会に論議をいたしたいと、こう思うので、資料をお願いいたしたい。
それは、一つは、「むつ」の原子炉……
○辻一彦君 きょう、私、順序は二番目になっておりますが、ちょっと都合がありますので先にお願いしたいと思います。私は、主として、いまたいへん問題になっている燃料棒、燃料問題や廃棄物等をめぐっての安全の問題を中心にお伺いいたしたいと思います。しかし、いま各参考人からそれぞれ御意見を伺いましたので、それに関連して最初に二、三点お伺いして、順次お願いをいたしたいと思います。 第一に板倉参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、それはすでに衆議院の五月九日にかなり全般的な安全性、環境をめぐっての論議がございましたので、私はそういうものと重複を避けながら二、三点伺いたいと思います。それは、お話のとおりに、……
○辻一彦君 きょうは、あとで石油たん白等に関する質問がかなり時間がありますので、私は、ごく簡単に若干の経過を伺うのと、資料の要求をして、二、三の質問でとどめたいと思います。
一つは、最近島根の国産第一号炉といわれる原子力発電所が制御棒がさかさまになっている、こういうことでかなり長期間試運転がとまっているようでありますが、これについて調査をされた内容についてできるだけ詳しくお伺いをいたしたい。
【次の発言】 じゃ、もう二点だけ伺っておきたいと思います。
一つは、この間、アメリカに燃料棒についての調査団を出しておりますが、その調査結果と、それから過日行なわれた福島の公聴会、これについて若干整理……
○辻一彦君 私は外務委員会でありますから、この条約の内容等については専門的にいろいろ論議があると思いますから、それは別として、今度の日米原子力協定が結ばれて濃縮ウランの供給といいますか、確保がこういう形で進むと、食糧をいま麦も大豆もそれからえさもアメリカに依存をして非常に問題を起こしている。同じように重要な核燃料をアメリカ一辺倒という形でこれで依存するということがどういうことになるのか、そういう問題意識から若干の質疑を行ないたいと思います。 そこで、いまも森委員からの質問に対して御答弁がありましたが、すでにわが国の原子力産業界、それからアメリカ国内の産業界もそうでありますし、欧州諸国の原子力……
○辻一彦君 きょう、自然公園法及び自然環境保全法の一部改正案の審議にあたって、私は国定公園内における原子力発電所の諸問題について質問を若干いたしたいと思います。 これは長官も御存じのとおりでありますが、原子力発電所が建設される場合に、その安全性から考えて大都市を避けている。それから地理的な条件、岩盤のかたさであるとか、あるいは冷却水に必要な海水、こういう点からどうしても海岸線になる。ほとんどが海岸線になっております。しかもその海岸線というのは、非常に風光明媚なところ、水や、空気、そういうものが非常にきれいなところが多く、たとえば福島県の太平洋沿岸もしかりでありますし、また福井県の若狭湾も私は……
○辻一彦君 きょうは私、消費者米価とそれから余り米の問題について若干お尋ねいたしたいと思います。大臣と長官があとでお見えになるようでありますので、若干論議が重複する点があともあると思いますが、それはひとつお許しいただきたいと思います。 そこで、まず第一に次官にお伺いすることになりますが、物価がいま非常にどういう面でもどんどんと値上がりをしておる、悪性のインフレのきざしでないかというように非常な懸念が持たれている。こういう状態ですが、消費者物価が昨年比で一五%、卸売り物価が二〇%というように非常に上がっている。その中で公共料金である電力、ガスそれから運賃、こういうものが軒並みに上げられようとし……
○辻一彦君 私きょう三点伺いたいと思います。一つは飼料の問題、乳価と畜産の問題、もう一つは米をめぐる問題です。最後は、水産の問題について若干お願いしたいと思います。 いまもまあ梶木委員から三時間余にわたっていろんな問題に触れられました。またさっき北海道の酪農民の代表の方からも非常に切実な乳価の問題について、飼料の問題についての陳情、要請があったわけであります。私も、きのう、全国の乳価と豚価を要求する農民大会に出て、非常になまなましいと言いますか、切実な声を体で感じたわけです。その中で、特にえさが非常に言うまでもなく高騰している。そういう状況の中で、このままにしておくと、畜産の上にはたいへんな……
○辻一彦君 私、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件について、若干の質問を行ないたいと思います。 まあ第五次の漁港整備計画は、漁港修築費の四千八百億円をはじめとして、総額は七千五百億という事業費で策定された。こういうことは、全般的に見れば漁港の整備という点から大きな前進であると思います。これを積極的に推進する必要がある。そういう観点から二、三ただしたいと思います。 第一は、昨年の五月に、この委員会で私は、漁港問題についてもかなり触れたことがございます。その中でも論議をされましたが、国の補助率が特定第三種港については、昨年六〇%から七〇%に引き上げられた。しかし、漁港としては非常に大事……
○辻一彦君 じゃ、私先ほど提案説明ありました農水産業協同組合貯金保険法案について三点だけちょっと伺っておきたいと思います。この詳細はあとの質疑に譲ることにして、その前提になる預金の対策という点から、特に預金面、貯金面で漁協が非常におくれていると、その実態について三点だけ簡潔に伺いたいと思います。
一つは、漁業協同組合の貯金総額がまず幾らで、漁協で信用事業を営んでおる組合の数はどのくらいか。それを農協と比較した場合にどういうように評価できるか、簡単でけっこうでありますから一言答えてほしいと思います。
【次の発言】 じゃあ、それは数字はあとで知らしてもらえばいいです。
それから全般としてこの漁……
○辻一彦君 私、きょう水産関係と米の問題で若干質問したいと思います。水産庁長官と食糧庁長官がどうも見えないので、なるべく簡潔にやりたいと思います。 まず、私、水産庁に伺いたいのですが、この前の精密調査のPCB汚染源に対する発表が四日にされました。あのときに十四地区で、八地区はまあ汚染の結果が出ましたが、六地区はいわゆる白と出ている。ところが、その中の東京湾で過日、水産大学の調査、あるいは東京都自体が二千数百体のいろいろな調査をやって、その結果PCBによる汚染が非常に大きいと、こういう結果が出ておりますが、これはかなり大きな食い違いがありますが、一体これをどうする考えなのか、この点をまず伺いた……
○辻一彦君 私、きょうは農林中金改正法を中心に若干の質疑を行ないたいと思います。 それに先立って、前回の委員会でPCB、水銀等による漁民の暮らしの不安定、こういう問題があって、これについて質疑を行なったんでありますが、大臣も長官も御都合でお見えにならないと、こういうことで答弁には十分なものがなかったと思って、若干先にこのことをただしておきたいと思います。六月の四日に、水産庁が、PCB汚染による全国の八水域の精密調査の結果を公表いたしました。五日に私この問題を取り上げましたが、何といっても、一つは、住民――消費者、国民の健康を守るということが第一である。これはもう直ちに漁獲の規制や流通禁止とい……
○辻一彦君 だいぶ時間が過ぎましたから、私なるべくは短くやるようにしたいと思います。 そこで、いま足鹿先輩のほうから公害の問題に触れられましたので、あした時間をとって本格的に取り上げたいと思いますが、ちょっと私おととい福井県の漁民大会が開かれて、たいへんな人が集まって、その非常になまの声がありましたので、いまの足鹿委員の問題に関連して二、三点だけお尋ねをしてから本論に入りたいと、かように思います。 おととい県民会館にぎっしり詰まった福井県の漁民大会がありましたが、そのときに、漁民の声として、自分たちは、営業停止を食っている、もう仕事ができないのだと、しかし公害企業はなお仕事を続けて操業をや……
○辻一彦君 ちょっと関連して。いまので私も、先日、この調査団の一員として行きまして、熊本県、それから水俣市、宇土、大牟田、長崎等、各地で非常に切実な声を聞きました、この問題について。たとえば第十の水俣病も出かねないという今日の状況の中で、いつまでもこの業を水俣の市民が負わなくてはならないのか。いままで、訴訟問題が解決するまでは、がまんをしておったが、裁判がはっきりした以上は、これはぜひとも変えてほしいと、こういう非常に強い声がありました。 また、これは笑えない話でありますが、水俣市の子供たちが、修学旅行で都会に行った。旅館を出たあと消毒をしたと、こういうことですね。これはもう非常に、ついてい……
○辻一彦君 私、いま議題になりました通称農林年金、この問題につきまして若干の質問を行ないたいと思います。わがほうの足鹿委員が専門でありまして、三十日にかなり時間をかけられて十分な論議がなされると思いますが、幾つかの問題についてあらかじめ伺っておきたいと思います。 一つは、この農林年金の年金額というものが、ほかのたとえば国家公務員共済組合、地方公務員共済組合、また公共企業体職員の共済組合、私立学校教職員の共済等に比べて約半分ぐらいの数字になっておりますが、四十七年末でこのそれぞれのいま申し上げた四つについて大体、年金額は年度末でどのぐらいの金額になっておりますか。ごく大まかな数字がわかれば、ち……
○辻一彦君 きょうは私、海外移住の問題、それと若干関連して開発輸入といいますか、飼料の問題その点について二、三質問を行ないたいと思います。
第一に外務当局にお伺いしますが、海外移住の考えについてでありますが、一つは、最近において、海外移住者が一時非常に減少しておりましたが、ちょっとまた横ばいになっていると、こういう状況でありますが、大体最近における海外移住の状況について簡単に報告をいただきたい。
【次の発言】 およその傾向はわかりましたが、それでは、いま人数がかなり減っている状況ですが、過去において海外移住というものがいろんな役割りを果たしたと思いますが、過去における海外移住の役割り、また今……
○辻一彦君 きょう、私農業労働災害の問題について若干の質問を行ないたいと思います。また、若干の時間をとって卵価対策についてもお伺いしたいと思います。 第一に、日本経済が高経済成長政策をとって、その中で農業や農村から労働力をずっと吸い上げていった。それに対応しまして機械化が急速に進んだ。また、農業内部では兼業化それから労働力の質の低下、婦人や老人が農業労働の大きな部分をになうようになる。こういう傾向の中でいろいろな動きが出ておりますが、機械化がどんどんと進むということは、逆に言えば、農業労働災害が非常にふえていくということになってもあらわれておると思います。そこで、ここ数年における農業労働災害……
○辻一彦君 私、きのう、福井県の県警が名古屋入管局の告発によって朝鮮総連の福井県本部外数ヵ所を強制捜索を行ないました、この問題について二、三質問いたしたいと思います。
まず、私、県警が直接捜査を行なっておりますので、事実関係を警察庁のほうから伺いたいと思います。
【次の発言】 その事実については、私が、いま緊急に電話でいろいろ調べ、それからけさ発行の福井新聞がいま入手されたので、いろいろ食い違う点もありますが、それはあとでまたお尋ねをしたいと思います。
それから捜査の経過ですね、本部並びに青年同盟の委員長宅外数ヵ所をやっておりますが、それも簡単に御報告いただきたい。
○辻一彦君 私、ただいまの長官の所信表明とそれに関連しながら二、三の質問を行ないたいと思います。 第一に、この所信表明の中にもありますが、分析化学研究所におきまして核種分析の問題が触れられておりますが、これはすでにいろいろな機会に取り上げられております。特に原子力潜水艦の問題ではずいぶんと論議されておりますので、きょうは若干原子力発電所の問題について伺ってみたいと思います。 原子力発電の安全性の確保ということは非常に大事なことですが、これは非常の場合における、事故時における安全の確保と平常の運転時における安全の確保の二つがあります。その中で、平常時における安全性を裏づけるものはいわゆる周辺……
○辻一彦君 大臣まだちょっとお見えにならぬようですが始めていきたいと思います。 最近の新聞の報ずるところでもおわかりのように、各地で放射線障害が非常に出ております。特に下請で働く人たちの中に非常にひどい状況が出ておる。このことは、私は、放射性物質の管理のずさんさをやはり意味しておるんでないかと思います。たとえば、これは四月の六日ごろですが、新潟県では、原子力発電所の立地を検査するために、セシウムを入れた鉛の容器が二個行くえ不明になって、一個は出てきたが一個はわからないと。これは県が管理をしておった中でこういう問題が出ていると。それから、最近になれば、もうこれは過日の国会でも、敦賀における日本……
○辻一彦君 ちょっと私、ほかの件であとに参ったものですから、途中になりまして申しわけないと思います。それで、お尋ねすることが、あるいは非常に具体的にお述べになったことであるかもわからないと思うんですが、衆議院等で各界代表の方がそれぞれ述べられていることも拝見しておりますので、それらをひとつ参考にさしていただいて伺いたいと思います。 日本絹人繊の土田さんにお伺いしたいのですけれども、一つは、産地に構造改善というのがずっと、かなりな期間政府資金を投入してだいぶ進んでまいりました。そういう場合に私、幾つかの産地を大まかに見てみると、中規模以上のかなり大きなほうには、階層的にそういう資金が流れてかな……
○辻一彦君 特繊法について二、三点質問したいと思います。 この前、中小企業庁設置法の一部改正案についても触れたんですが、若干重複している点もあると思います。 第一は、いままで産地における構造改善事業が進められてきましたが、これについての問題点を二、三点伺ってみたいと思います。 一つは、特定繊維産業構造改善臨時措置法、われわれは特繊法と言っておりますが、これが進められて、繊維産業の産地における体質改善には、各産地でそれぞれの役割りを私はかなり果たしたと思うんです。しかし、階層的に見るときに、いろんな問題があると思います。そこで、この特繊法が過去階層的にどういう進行状況にあるか、この点につい……
○辻一彦君 私、電源地帯整備法案について二、三の質問を行ないたいと思います。
また、参考人の皆さんありがとうございます。
まず第一に、いま原油価格が上がって、それで火力発電の単価がたいへん高くなる。そこで、原子力発電によれば単価が非常に安いと一般的に言われております。また、政府発言、答弁等もこの線が私、非常に強いと思うんです。そこで若干、火力、原子力、水力等の発電コストについて二、三お伺いいたしたい、こう思います。
まず第一に、火力と原子力、水力の発電コストについて、通産のほうからコストについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 きのういただいた通産省エネルギー庁の資料にも、原……
○辻一彦君 この間に続いて二、三点ただしたいと思います。前回中断しましたので問題が残っておりますので、引き続いて伺いたいと思います。 ちょっと私、まず最初に確認をしたいんですが、村回の質問を通して通産省の原子力発電技術顧問の三島東大教授に参考人として出ていただきました。大体その御意見といいますか、証言によって、関西電力美浜二号炉の燃料棒の曲がりは、同じ程度の曲がりと言われたアメリカのロビンソンやポイントビーチ原子炉の燃料棒の曲がりに比べて、一つははるかに大きいということ。それから、接触もしくは接触に近い曲がりがあったということ。第三には、このような異常な現象は、世界の原子炉で公にされたもので……
○辻一彦君 私、本案について若干の質問を行ないたいと思います。この法律案は、すでに各党の合意が長年にわたって続けられていると、そういう点から、中身に異論があるというわけではない。しかし、これに関連して二、三点お伺いをいたしたいと思います。
第一は、ことしもこれを一年に限定していただいておりますが、毎年一年に限定しているその理由というのはどういうわけでございますか、それをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、大体議事録見ますと、例年似た御答弁がされておりますが、そこで、四十九年度の場合は――四十八年度はそれとして、四十九年度の場合には、米の生産調整の中身は、転作が中心になって中……
○辻一彦君 関連。 総裁にちょっとお伺いしますが、きのう参議院の本会議で、私、個人の預貯蓄金ですね、これの目減りを大蔵大臣に質問したんですが、そのときに、時点の取り方と、物価の率をどう見るかによって違うんですが、五十二兆、そしてその目減りは約四兆四千億という、こういう答弁がきのうなされましたが、これに農協の個人預金とか、そういうものを含めるかどうか、いろんな問題があると思うんですが、総裁として、先ほど御答弁があったと思うんですが、私ちょっと、出ていませんので、お伺いしたい。 それは、四十八年三月時点において、個人の預貯蓄が約六十二兆円、それが一年間でどのくらい目減りをしたと、こう計算される……
○辻一彦君 ただいま提案されました国際開発協会への加盟に伴う措置についての法律の改正について、これに関連しながら、開発途上国への経済協力、援助等のあり方などについて二、三点伺いたいと思います。
昨年の秋以来、三木副総理、中曾根通産大臣、小坂特使が、アラブや中近東を歴訪されて、各国に対して経済援助、協力のいろんな約束をされてきたわけですが、おもなその国と、その金額、主要なプロジェクト、これについてまず御報告をいただきたい。
【次の発言】 まあ、田中総理のほうの分も報告いただいたので、それはけっこうですが、そうしますと、イラクのほうはこれはまだはっきりしないということですが、大体見通しとして、あ……
○辻一彦君 電源関係の税法二法について若干の質問を行ないたいと思います。私は、きょう予定としては、大蔵大臣に基本的な考えを幾つか伺って、あと発電所問題の具体的な問題を科学技術庁を呼んで伺おうと、こう思ったんでありますが、日程がいろいろ組まれましたので、それはまた別の機会にして、ここでは若干大蔵当局に二、三の質問を行ないたいと思います。あと時間が残ると思いますから、これはうちの成瀬委員のほうから質問したいと思います。 まず第一に、大蔵大臣にお伺いいたしたいと思います。それは、この税法につきまして、国民税調、税制調査会の代表の方も、いろいろ意見を述べられた機会がありますが、非常に消極的であると思……
○辻一彦君 私、四人の方にそれぞれお伺いいたしたいんですが、まず第一に税制の問題がありますので、木下参考人にお伺いしたいと思います。 これを目的税として妥当であるというような見解は、税調における多数意見であるのかどうかですね。内部には、私いろんな意見があったと思うんですが、多数意見がこれを妥当とお認めになっておるのかどうか、その点が一つ。 それから単年度でいいますと、ことしは百一億でありますか、百億ですが、平年度の場合には三百億になるわけですが、まあかなりな税額になりますから、これはやはり年度末に急だといういろいろな事情があるにしましても、当然税調に諮問とか、はかられるべきものではないか、……
○辻一彦君 まず私、通産大臣にお伺いいたしますが、昨年来、田中総理はいろんな機会に中小企業庁を省に昇格をさすと、こういう見解を出されております。特に四月の三十日、田中総理は、横浜シルクホテルで開かれた会合におきまして、中小企業省と住宅省の設置を田中内閣ができたときに検討を命じたと、このほか云々と、こういうことですね。国会に提案すれば必ず通る云々と言われておりますが、省設置、いわゆる中小企業庁を省に昇格さす、こういうことがしばしば検討されておると思いますが、これについて通産大臣としてどういうお考えを持っておられるか、まずお伺いしたい。
【次の発言】 二階堂官房長官も、長く検討されてきた問題だと、……
○辻一彦君 ひとつ黒沢さんにお願いしたいのですが、いま瀬戸内で栽培漁業のかなり段階を経て、それから日本海のほうにもこれをつくっておりますね。五カ所かかったんです。しかし、当初はリスクがいろいろ考えられ、それから養殖じゃなしに放流をすれば公益性という点もある。こういう点になりますと、地方にそういう経費を負担さすというやり方は、ある程度見通しがつくまでは無理なような気がするんです。栽培漁業のセンター等のあり方として、瀬戸内等の経験から推して、日本海あるいはこれから北のほうに拡大されますが、そういうやり方はどうお考えになるか、これが一つ。 それからもう一つは、いま朝、「毎日新聞」を見ますと、日ソ交……
○辻一彦君 私、農業者年金法の改正案の審議にあたって農村の主婦の加入問題について二、三点お伺いいたしたいと思います。四十分ぐらいの時間でありますから、要点を二、三お伺いします。 その前に、まず第一に、農村の主婦の健康管理について少しお伺いをいたしたいと思います。産業構造や農業構造がずっと変わって兼業農家がたいへんふえて、成壮年の男子のほうは出かせぎ、あるいは職場につくということが多くなって、いま農業労働の中心は主婦の肩にかかっているという状況がかなり大きいと思います。特に、米作地帯等を見ても、そういう状況が非常に大きいわけでありますが、農林省として、主婦が農業労働の中に占める位置というものを……
○辻一彦君 関連。
【次の発言】 通産大臣と、運輸大臣と、自治大臣に二点だけ聞きたいと思います。
一つは、いまお話がありましたが、各県で長距離のトラック業界等が盛んに危機突破の大会を開いております。これは、油が足りなくて、途中で給油を受けられないというために長距離輸送がなかなかできない、こういうことで大会を開いている。その中で一つ出ているのは、どうしても途中で給油が受けられないし、荷主からの要請があって、やむを得ず、そういう場合に、裸のドラムかんに油を入れて、これを積んで行っているという動きがありますが、これは危険だという点が一つありますし、やはり途中給油ということがなされなければ背に腹はか……
○辻一彦君 関連。 農林大臣にお伺いしますが、畜産の危機ということをほんとうにどう受けとめておられるか。いま、東京の芝浦屠殺場の様子を見ると乳牛は毎日五十八頭ずつ屠殺をされている。それから腹に子供を持った豚がどんどん屠殺されている。さらに、肉牛でも小さな子牛が屠殺されている。これらのことは、一気に乳牛やあるいは子持ちの豚、あるいは小さな牛を屠殺すれば、一気にこれは回復することができない。そういう意味では、まさに畜産は崩壊する危機にあると思いますが、こういう深刻な状況をどう受けとめておられるのか。いまのような答弁ではとても私は全国の畜産農家のこの危機を救うことはできないと思いますが、その点、ひ……
○辻一彦君 私は、最近非常に問題になっております原子力問題、それから農業、食糧問題についてお伺いいたしたいと思います。 昨年の秋の石油危機以来、原子力問題が非常に論議をされるようになってまいりました。政府は、非常に急いで原子力の開発をはかろうとしているようでありますが、これを批判する国民や住民の声もまた非常に強いと、こういう住民がなぜ批判をしているか、それは単に反対のための反対ではない、どういうところに問題があるかと、こういうことを私は質疑を通して明らかにいたしたい、こういうように思うわけであります。 そこでまず、総理は、昨年十二月の本委員会におきましても、また、いままでの委員会におきまし……
○辻一彦君 私は、先日の総括で残した原子力の、もう一度発電所の安全性の問題と農業問題、それに若干繊維問題と、過疎地における住民の足確保の私鉄、こういう問題について伺いたいと思います。
第一に、まず通産、科学両大臣に伺いますが、今日、原子力発電の安全にかかわる疑問点を明らかにするということは、発電所周辺地の住民の不安を取り除くためにも、また、国民の理解を広めるためにもぜひ必要と思いますが、いかがですか。
【次の発言】 科学技術庁。
【次の発言】 通産大臣に伺いますが、通産省に原子力技術顧問会というのがありますが、どういう性格で、どういう位置づけになっておるか、お伺いします。
○辻一彦君 宮崎参考人と西田参考人にたいへん御多忙な中を御出席いただいてありがとうございます。 まず、宮崎さんにお伺いしますけれど、現在全国の繊維、織物の産地では、原糸高製品安で、金融引き締めのあおりを受けまして、大多数の糸商や機屋は赤字倒産の寸前にあります。先日も、福井の産地で、七十台も織機を持つ中堅機屋が不況で自殺をいたしております。産地の状況は非常にいま深刻です。こういう中で、大手の原糸メーカーが、十二月に既契約の一部破棄、数量カット、原糸の大幅の値上げ、こういうことで三月の決算が、史上空前といわれた九月の好決算に近い高い収益があると。こういうことは、非常に私その差が大きいのじゃないか……
○辻一彦君 関連さしてください。
安全性の問題は別として、ちょっといまここに資料を持っておりませんが、加藤電気事業連合会の会長、中部電力の会長と思いますが、便乗と言われてもこの際原子力発電は便乗してやらなくちゃならないと、新聞に明確に発言しておりますが、業界のこの動きについてどうお考えになるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 関知しないというよりも、この際安全の問題は別としても、大型集中化、早急に原子力発電所をふやしていこうという動きが産業界に非常に強いわけですが、これは便乗でないと言われますが、便乗と言われてもいいと、便乗しなくちゃならないと、こういう発言をされておりますが、こういう事……
○辻一彦君 私、農林水産委員会のほうから連合審査に参加をいたしております。質疑を行なうにあたって、私の沖繩返還の運動に対する体験を一言だけ申し上げておきたい、こういうように思います。 昭和二十八年の四月でしたが、沖繩の青年団が初めて本土へ参りまして、そのときに、沖繩の青年団を代表していたのが仲宗根悟君、今日沖繩祖国復帰協議会の事務局長としまして、二十年近く復帰運動、返還運動にあたっておる仲宗根君でありました。彼が日本青年館での全国の青年団の会議で発言しましたのは、昭和二十八年、いま沖繩では軍用地の拡大のために農家が戦車とブルドーザーで引きつぶされ、ガソリンがぶっかけられて、火をつけて焼き払わ……
○辻一彦君 私社会党のほうから、きょうは原子力の平和利用における協力のための日豪協定、原子力の平和的利用に関する協力のための日仏協定、この二件についてしばらく質疑を行ないたいと思います。 まず第一に、きょうは木内長官まだお見えにならないので、まず有沢原子力委員長代理にお伺いいたしたいと思いますが、それは原子力開発利用の長期計画が六月一日に発表されました。それによりますと、長期の利用計画で、昭和五十五年には日本における、わが国における原子力発電は三千二百万キロワット、六十年には六千万キロワット、六十五年には一億キロワットの計画であると、こういうことが発表されております。私はこれをざっと拝見をし……
○辻一彦君 私、きょうは、最近非常に問題になっています大型原子炉、原子力発電所、これと環境の問題について二、三質問を行ないたいと、こういうふうに思うわけでございます。 最近、日本の原子力発電所の建設というものが非常にピッチが上がって、しかも大型原子炉を集中化するという方向をずっと歩んでおると思うわけであります。これは、各地でもそうでありますが、アメリカにおいてもそうでありますし、日本においてもそうでありますが、この大型炉の集中化という方向が環境との間に非常に多くの問題をいま起こしつつある。そこで、環境擁護という立場にある環境庁の大石長官から、こういう日本の大型炉集中化の原子力開発の方向という……
○辻一彦君 私、運輸省を中心に進められております大規模観光レクリエーション基地、この問題について、またこれと関連する輸送問題について二、三の質問を行ないたいと思います。
まず第一に、大臣に伺いたいんですが、運輸省がすでに調査に入り、一部においては具体的に進められておられるところの大規模観光レクリエーション基地、この構想についてのまず基本的な考え方を伺ってから入りたいと思います。
【次の発言】 まあ詳しい問題は具体的にあとでさらに向う、こういうふうにしまして、もう少し基本的な点で考えを伺いたいのですが、それは昭和四十五年の十月二十一日に当時の橋本運輸大臣から運輸政策審議会に対する諮問が出ており……
○辻一彦君 私、きょうは時間が限られておりますので、主として社会福祉の中で保育所の問題を中心に、あと若干福祉問題について質問をいたしたいと思います。 で、この保育所の問題は、言うまでもなく、わが国で非常に共かせぎの家庭がふえているということ、その中で幼児教育の重要さ、こういう点を考えましても、保育所の問題がたいへん大事な問題であるということは論をまたないと思います。そこで、保育所には、子供を預かる保母さんの立場、それからこれをまあ経営といいますか、運営をする立場の人、また子供を預ける保護者の立場の三つがあるわけでありますが、若干それらの点について二、三の質問を行ないたいと思います。 第一に……
○辻一彦君 まず、きょうは、最近問題になっております大型の原子力発電所、この問題について二、三質問を行ないたいと思います。
まず第一に、大臣に伺いたいと思いますが、全般的なこれからの電力需要の見通し、それからその中で発電計画、それから原子力発電がどういうウエートを占めるような計画を持っておられるか、見通しを簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 この電力需要の計画はされておるのですが、これはGNPのいままでの伸びというのをそれをそのまま延長して考えておるのか、あるいは、最近において経済成長というのはかなりダウンしておるのだが、そこらを考えてその計画は立てられておるのか、そこらの見通しはどう……
○辻一彦君 昨年のこの分科会でも、私、運輸省の進めている九十九里浜と若狭湾、海洋性の大規模レクリエーション基地の問題について質問いたしました。ことしも、時間があまりありませんが、この問題について二、三点お尋ねをいたしたいと思います。
第一に、運輸省のほうで現在進めておる内陸性の大規模基地並びに海洋性の大規模レクリエーション基地についての現況、そして今後どう進めていこうとしているのか、これを御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 もうちょっと具体的に、内陸性では岡山と群馬についてやってますね。詳しくは要りませんが、要点だけちょっと聞かせてください。
○辻一彦君 私、若干、通信・放送衛星の問題、宇宙計画の問題について質問いたしたいと思います。
第一に、通信衛星についてですが、郵政省のほうでは通信衛星を自前で開発をして打ち上げようと、こういう点で昨年からテンポを上げております、が、その点の必要性それから緊急性、こういう点についてどう考えておられるか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 まあそういう意味の必要性というのは、これはここ一年間でそんな急に変わるものではなしに、すでにわかっておったところではないか。
ただ、去年のいろいろの記録を見ても、夏あたりから急速にこれが促進されるようになった、それは一体どういう緊急性と必要性があるのか、……
○辻一彦君 私高速道路の救急業務体制の問題について、まず若干の質問をいたしたいと思います。 北陸のほうも高速道路がいろんな問題がありましたが大体開通の見込みとなりますし、そういうことで住民のほうも便利になるということで喜んで、けっこうだという面もあると思います。しかし、交通事故が高速道路の場合には、起これば非常に大型化をする、こういう点で、万一の場合における救急体制の救急業務ということが非常に問題になっております。そこで、現在の消防法では、交通事故は事故発生の市町村に救急業務の責任があると、こういうふうになっておるわけなんですね。そこで、高速道路ができるのはけっこうだが、しかし、高速道路にお……
○辻一彦君 時間が非常に限定されておりますから要点をただしたいと思います。
一つは、インフルエンザ・ワクチンの問題について若干質問をいたしたいと思います。
まず局長に、昨年度にインフルエンザのワクチンが大手メーカーでどのくらい販売されたか、概数わかったらちょっと御報告願いたいと思います。
【次の発言】 販売された金額についておよそどのくらいになりますか。
【次の発言】 では、その数字は計算できたら伺うことにいたします。
第一に、予防接種用のワクチン・メーカー大手六社が九月十三日に大阪で会合を開いて、価格を協定するとともに、福井県の場合に、福井市以外の六市をどの業者が担当するかをきめた、こ……
○辻一彦君 三月三十日に原子力委員長、科学技術庁長官が再処理工場について、廃棄物を、放射性物質を出させないようにする、ゼロにすると、こういう発表があって、翌日の新聞に出ております。私これを見て、廃棄物をゼロにする、そういう記事を見まして、これはたいへんいいことだと、こう思ったわけです。 そこで問題は、これは従来許容量以内ならばやむを得ないという考え方からゼロにする。ゼロにするというほうへの政策の転換を意味しておるのか、あるいは、この間三月に日本原子力産業会議があって、そこでアメリカのゼネラル・エレクトリックのほうから、再処理工場のクローズド制についての発表があったと。アメリカもこうやったから……
○辻一彦君 私は、幼稚園の問題について最初二、三お伺いいたしたいと思います。一 少し前に、私立幼稚園のいろんな会合に出てみたり、あるいは私立の幼稚園を回ってみて、非常に私立幼稚園の設置者、また職員の皆さんが苦労されている、こういうことを感じました。特に、大きな点は、やはり公立との格差がいろんな面においてある、こういうことでございます。で、どうしても財政的にいろんな点の無理がかかってくると、これが、一つは職員の給与、一つは保護者の負担、そしてもう一つは、最終的には、設置者へのしわ寄せと、こういう形になってあらわれておる、こういうように思うわけなんです。そこで、最初に、四十八年度は幼稚園教育振興十……
○辻一彦君 私は、きょうは、大きく小麦粉の問題と、それから農産物の農業生産に必要な資材の確保の二点について質問いたしたいと思います。
まず、経企庁長官にお伺いしますが、この国民生活安定緊急措置法案の第一条にある「異常な事態」とはどういう中身をいっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 じゃ、国民の暮らしに必須の食料品が軒並みに二割、三割とか、こういうようにずっと上がっていくとすれば、当然私は、異常な事態と、こう言えると思いますが、そうお考えになりますか。
【次の発言】 きのう、私は、社会党のこの小麦の追跡調査に一日出ました。この十二月に政府が原麦を三五%値上げをいたしました。一カ月……
○辻一彦君 三点、大木公述人とそれから逸見公述人にお伺いいたします。 一つは、大木さんのさっきのお話の中に、弱者救済に重点を置く、そしてその財源を超過利得税に求めるべきであると。私も大筋で賛成であります。しかし、政府のほうでは、総需要抑制という点からこの超過利得税を考えるというような考えもあると聞いておりますが、弱者救済という観点に立って、超過利得税の性格上これに求むべきであるというこの見解につきまして、もう少し詳しくお伺いをいたしたい。 それから第二は、逸見公述人にお伺いいたしますが、日本の農業の危機は、一つは畜産の危機という形で非常に深刻に出ておると思います。そこで、麦やえさ、草という……
○辻一彦君 私、二、三点お伺いしたいと思います。 一つは、北陸トンネルの事故が一昨年の十一月上旬にありましてもう一年半近くになります。被災者の問題がまだ解決をしていないと思うのですが、そこで本件では、一部ではこの問題では訴訟中の地域もありますので、深く入ることは私は避けますが、二、三点伺ってみたいと思います。 一つは、当時から生死のさまよいをと、こう言われましたが、ああいう暗やみの中に七時間も放置をされて生死の境を彷徨したと、こういうことで、非常に精神的にもあるいは身体的にもいろんなショックを受けた人が多いわけです。そういう人が、一人五万円あるいは一晩入院した場合は十万円という、そういう最……
○辻一彦君 私、予算委員会で問題になっておりました日本原電敦賀発電所の被曝問題について質問いたしたいと思います。
参考人の先生方、忙しいところどうもありがとうございます。
まず、科学技術庁長官にお伺いしますが、予算委員会の席上しばしばこの問題が論議をされて、そこで大阪大学の田代医師の診断についていろいろな御見解や御意見がありましたが、これについていまどういう科学技術庁として御見解を、政府として持っておられるか、お伺いをまずいたしたいと思います。
【次の発言】 前回の予算委でも、一ミリにおいて被曝が起こるということは問題があるじゃないかと、こういう会長の医師診断に対する御見解もあったように思……
○辻一彦君 第一に看護婦の養成所の運営費の補助の問題ですね、この点についてお尋ねしたいと思います。 まず、この問題は四十六年の七月三日に予算委員会の本分科会で和田議員が、また四十八年の六月二十三日には社労で衆議院の多賀谷議員が、そしてことしの二月十九日に内閣委員会で山崎議員がそれぞれ質問いたしております。その中で、齋藤厚生大臣のほうから、四十九年度の予算の中で看護婦養成所の運営費の補助を考えていきたいと、こういう答弁があって、それが予算的には計上されない、そういうことで、この二月十九日内閣委員会において補正でやるべきじゃないかという質問が行なわれて、この答弁が少しあいまいに私思いますので重ね……
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