このページでは梶木又三参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○梶木又三君 いま、高橋理事からの御報告がありました中で、私は阿蘇火山の噴火物公害あるいは亜硫酸ガス、これに対する被害につきまして、若干お尋ねしたいと思います。 いまも報告がありましたとおり、阿蘇郡一帯、特に長陽村でたいへんな被害が出ております。特に灰がかかったところ、あるいは亜硫酸ガスがなめたところは、もう全面的な被害を受けておる。で、阿蘇火山の爆発状況あるいは活動状況、それから被害の報告等はもう政府にもあったと思うわけでございますが、現地でこれからも火山の活動があることが予想されるし、また、いつ何どき爆発があるかもわからぬということで、昨年議員立法で成立しました、あの桜島のときにやりまし……
○政府委員(梶木又三君) 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび政務次官を拝命いたした梶木でございます。何ぶん至らぬふつつか者でございますが、委員の先生方の御指導をいただきまして、一生懸命つとめてまいりたいと、かように存じておりますので、よろしくひとつ御指導のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○政府委員(梶木又三君) 来年度の予算でございますので、いまここで確たることを申し上げるわけにもまいりませんが、森中委員の御趣旨を十分尊重したいと思うわけでございます。ただ先生も御承知のとおり、一般会計は財源が非常に乏しいときになっておりますので、まあそういう貧弱な一般財源によるよりはひとつこの特別会計の方をむしろ充実していただいて空港整備に充てていただく、この方がいいんじゃないかと、こういうことでわれわれもひとつ努力もし検討もいたしたいと、かように考えるわけでありまして、御理解を賜りたいと思います。
○政府委員(梶木又三君) いまお話しになっております石垣島の分につきましては、これは御承知のとおり戦場になっておりませんので大体登記簿もございます。そういうことで、私ども調べましたところ、登記の原因が売買になっておるわけでございます。御承知と思いますけれども、大体特別法でやりました場合には登記簿には収用ということになっておりますが、全部現地での原簿はいま申し上げましたように売買となっておりますので、私どもとしましては一応これは収用でないと、こういう判断をとっておるわけでございます。
【次の発言】 いま渡辺委員が読まれました点、これは私も決して農民がうそをついたとは毛頭思いません。切実なる声だと……
○政府委員(梶木又三君) 旧軍港市国有財産処理審議会委員江澤省三、櫛田光男、黒川洸、角村克己、湯藤実則の五君は、本年四月十三日任期満了となりますが、江澤省三、櫛田光男、黒川洸の三君を再任し、また、角村克己、湯藤実則両君の後任として、市川四郎、勝田龍夫の両君を任命いたしたく、旧軍港市転換法第六条第四項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 五君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも旧軍用財産の処理及び普通財産の譲与に関する重要事項を調査審議する同審議会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、速やかに同意されるようお願い……
○政府委員(梶木又三君) 日本銀行政策委員会委員東畑四郎君は、六月二十六日任期満了となりますが、その後任として、小倉武一君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、農業に関し経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、速やかに同意されるようお願いいたします。
○政府委員(梶木又三君) 先ほど来お話しになっております輸出保険の特別会計でございますが、検査院から指摘を受けたとおりでございます。そしてまた経理の処理の促進をいたしまして、会計経理の適正を期せいと、こういう御要求をいただいておるわけでございますが、われわれ大蔵省としましても、先ほど通産省の方からお話ございましたように、いろいろ事務的に問題があったと思うわけでございますが、非常なおくれによりましてこういう結果を見たことは、非常に遺憾に存じておるような次第でございます。
【次の発言】 国庫債務負担行為とかあるいは継続費に基づきまして各年度の支払い方法、いまお話しのように前金払いとかあるいは概算払……
○政府委員(梶木又三君) ただいま提案者の方から御説明ございましたと大差ございませんが、できるだけわが国にできるものは、やはり私は自給度を高めていかなきゃならぬと。しかし、どうしてもできないものもございますから、こういうようなものは海外に依存せざるを得ませんので、まあいろいろ対外協力等の問題もございますが、そういうことも含めまして安定的に買うべきものは買いまして、国民の食糧に対する不安感のないようにしたい。どうしても、やはり基本的にはわが国でできるものはいろんな手段を講じまして自給度を高めてまいらねばならぬと、かように考えておる次第でございます。
○政府委員(梶木又三君) 減債の方法につきましては、いま主計局の次長お答え申し上げましたように、いろいろあると思いますし、鈴木先生のお考えのようなこともあると思いますが、いま次長申し上げました百分の一・六の繰り入れと、現在御審議願っております剰余金、それから一般から補完する、この三つの三本立てで現在のところ私どもうまく運営ができるんじゃないかと、公債につきましても、やはりその三本立てが縛りになるとも考えますし、それから減債のほうも、大体順調に今後計画が立てられるんじゃないかと、かように考えておりますので、いまのところはこの三本立てでまいりたい。ただことし、非常に多く四十八年出ましたので、ひとつ……
○政府委員(梶木又三君) 自治省ともよく御相談を申し上げまして、鈴木先生のお考えの、またひとつ検討さしていただきたい、かように考えます。
○政府委員(梶木又三君) 直接的税制、ただいま御審議願っております相続税等は、私ただ細分化されるやつを残すという意味においては、あるいは関係があるかもわかりませんが、直接的には農林省の方でお考えいただきますところの全般的な農政ということで考えるべき問題じゃないかと思うわけなんです。今度、御審議願っておりますのは、いまちょっと申し上げましたように、評価額が上がってきまして、御承知のとおり、後継者がまるまる親から農地を受け継がれないと、こういうことを防ぐということで今回の相続税の免除、こういうことを御審議願っておるわけでございますので、そういう意味でございますので、いま辻委員御指摘の農業振興とか、……
○政府委員(梶木又三君) 余り政府の方が口出しをすべき問題じゃないと思うんでございます。そういうことで、一応考えとしましては物価並みという考えも立とうかと思いますが、これはもうあくまでも経営者と組合とにおいて御相談の上決定すべきもので、政府が余り口出しすべき問題じゃないと思いますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。
○政府委員(梶木又三君) はい、おりました。
【次の発言】 大臣は、きのう私も聞いておりましたが、そういうお気持ちで御答弁なさったんじゃないと私は聞いておりましたですが、まあ、われわれも配当所得を優遇しておるんじゃないかという批判があることは十分承知はいたしております。ただしかし、このような批判がございますものの、所得税と法人税との関係という税制の基本的な仕組みに関する問題でもございますので、いま税制調査会でも御検討願いましてやっておるわけでございますが、そういう基本的な検討がずっと続けられておりますので、その結論を待ちませんと、いまここでどうのこうの私どもから申し上げるわけにまいらないと、か……
○政府委員(梶木又三君) ただいま議題となりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における国家公務員の旅行の実情等にかんがみ、内国旅行及び外国旅行における日当、宿泊料、移転料等の定額を改定するとともに、あわせて所要の規定を行うこととするものであります。 次に、改正の概要を御説明申し上げます。 国家公務員等の旅行に際して支給される旅費につきましては、昭和四十九年度に実施した宿泊料金の実態調査の結果等を考慮し、日当、宿泊料及び食卓料の定額を、内国旅行につきましては、平均約四〇%程度、外国旅行につ……
○政府委員(梶木又三君) 恩給につきましては、いま戸塚さんがおっしゃいましたように、国のために長い間やってこられた方々に対するお報いといいますか、そういう趣旨のものでございますから、一般財源で全部支給いたしておる、これはもう御承知のとおりでございます。それで、いままでもそうういう趣旨でございますので、改善をずっとやってきたわけでございます。これからも、私ども基本的な考えは、実質的な価値が下がらないように維持していきたいと、これはもう根本的に考えておるわけでございます。ただ、いま戸塚さんもおっしゃいましたように、全額一般財源で出しておりますので、そういう趣旨に対して、われわれは、先ほど申し上げま……
○政府委員(梶木又三君) 今回の恩給の改正は、御承知のとおり一律アップでやっておりますが、この一律アップは方式が簡単、わかりやすいという利便もございます。しかし、これだけでなくて退職者の方々の相互間のバランスを崩さない、こういうことも一つ大きな考えの中に取り入れておるわけでございます。それで、現在の方法でも最高限度も設けておりますし、それからまた、年金の最低の保障制度も設けておるというような点で、いま上田委員が御指摘のような点は、私ども相当緩和されておるんじゃないか、このように考えております一しかし、いま総務長官御答弁ございましたので、総理府ともよく検討いたしまして善処したいと、かように考えて……
○政府委員(梶木又三君) ただいま斎藤委員からお話がございましたように、五十年度はいま高く評価をしていただいたわけでございますが、きめ細かい福祉関係の予算を計上したつもりでございます。その結果が、いまお話しいただきましたように、総額では三兆九千二百六十九億、前年度対比で申し上げますと三五・八%と、大幅に伸びたわけでございます。御承知のように、全体の伸びは二四・五%でございますから、非常に福祉関係に重点を置いた本年度の予算だと思うわけでございます。しかし、福祉関係の予算につきましては、これからもますます充実をしなければならないと思いますが、それはもう当然、経済の動き、あるいは国民の老齢化、こうい……
○政府委員(梶木又三君) いま各局長からお答えしたのと全く私も気持ちは一緒でございまして、これはもうやむを得なくとった特例公債の発行でございます。一日も早く健全な財政運営に戻るべく国民各位の御協力もいただき、われわれも一生懸命がんばると、こういうことで一日も早く健全に戻る。 それから、特例債発行に際しましては、いまお話しのとおり、あくまでも市中消化の原則を守って歯どめはきちっとつけると、こういうことに考えておる次第でございます。
○梶木又三君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案に対し賛成の討論を行うものであります。 新年度予算は、提出後すでに二カ月を経過し、年度末の最終日に至るもいまだ本院への送付のめども立たず、暫定予算編成のやむなきに至りましたことはきわめて遺憾であります。政府においては現下の経済事情を考慮して、暫定予算という枠内にあっても景気対策に並み並みならぬ配慮をされてはおりますが、もとより暫定予算の性格上その効力には限界があり、本予算の早急なる成立が急務であります。日米間における資料公開問題で、本日の暫定予算、日切れ法案の処理を除き、国会審議は全面ストップ……
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