桑名義治 参議院議員
10期国会発言一覧

桑名義治[参]在籍期 : |10期|-11期-12期-13期
桑名義治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは桑名義治参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

桑名義治[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第10号(1975/04/02、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十年度予算三案に反対の討論を行います。  まず最初に、三木内閣の政治姿勢について申し上げます。保守党の悪い体質を余すところなく露呈し、日本政治史上かつてなかった総理のモラルが問われるという汚点を残して引退を余儀なくされた田中内閣から政権を交代した三木総理が、その政治姿勢として、保守党の近代化、政治の信頼回復を掲げて出発したのは昨年の十二月でありました。その後の二回にわたる国会での施政方針演説では、対話と協調、社会的不公正の是正、高度成長のひずみからの国民生活防衛等を約束されました。しかし今日、国民大衆は、三木総理がこれ……

第75回国会 参議院本会議 第19号(1975/06/30、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十九年度中小企業白書に対し、三木総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。  わが国の経済は、すでに三年越しの悪性インフレのもとで、国も赤字、企業も赤字、そして家計も赤字という重大な危機に臨んでおり、本白書発表の時点以降、不況はますます深刻の度を加えつつあります。特に中小企業においては、消費需要の長期にわたる停滞、原材料並びに金融費用の増高等のコスト上昇により、倒産のやむなきに至る企業が増加しているのが現状であります。  以上の見地から、私は今後の中小企業対策について政府の見解をただしたいと思います。  第一は、政府の第三次……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第13号(1975/12/12、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました大平大蔵大臣問責決議案に対して提案者に質問をいたします。  今日の経済情勢は、一時の物価狂乱状態を抜け出したとはいえ、国民は不況からくる生活の不安に日夜脅かされているのであります。これは、政府のたび重なる政策ミスからきていることは言をまたないのであります。このような際に、わが国の経済運営の最高責任者たる大蔵大臣が、みずからの経済運営の失敗を糊塗し、そのしわ寄せを塗炭の苦しみにあえいでいる国民に押しつけんとする姿勢は、断じて許せるものではありません。  今日の国民生活は、ますます深刻化する不況とインフレにより一層苦しいものにな……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 参議院本会議 第8号(1976/05/08、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度予算三案に反対の討論を行います。  反対の第一は、三木内閣の虚像クリーンの政治、有言不実行の政治姿勢についてであります。世間では三木内閣にロッキード事件究明の期待をかけてまいりました。しかし、初めのかっこうよさと威勢のよさは後退に後退を重ね、ことに事件解明のための国会決議を無視したことは、名誉と責任を重んずる政治家なら、みずからの進退を明らかにして責任をとるべきであります。しかるに、その後の本予算委員会の審議では、資料提出も灰色高官名の公表もすべて捜査上の秘密を理由に国会の国政調査権に完全非協力の態度をとっております。……

桑名義治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

桑名義治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会 第閉会後1号(1974/09/18、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、独占禁止法の改正案について、あるいはまた中小企業対策について、この二点をお伺いをしておきたいと思います。  午前中からこの独禁法の改正の問題につきましてはるる質問があったようでございますが、いずれにいたしましても、本日の三時から初めて一般的に公表する、こういう公取委員長の発言でもございますし、あるいはまた中曽根大臣も、発表のなされていない、定義のなされていない法案について、細目にわたっては発言を差し控えさしていただきたい、こういうような発言が続いておりますので、私は少し角度を変え、そしていまから先は、この独禁法の改正案が提出をされた時点の論議の討議の大きな資料にしたい、参考……

第73回国会 商工委員会 第閉会後2号(1974/10/15、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、独禁法の問題について少々お尋ねしておきたいと思います。高橋公取委員長も何か御予定があるそうでございますので、最初にこれを取り上げたいと思います。  最初に通産大臣に質問をしたいわけでございますが、去る十一日に消費者代表者との懇談会の席上で、この独禁法の改正案に対しまして大臣が、新聞の報道ではございますが、きびしく批判をされているようでございます。ある新聞におきましては「公取委が考えている原価公開制や価格引き下げ命令はヤブをつついてヘビを出すようなもので、かえって経済を混乱させる」と、こういうふうにきびしく批判をしております。そしてその中でまた、こまかくはそれぞれの内容につい……

第73回国会 商工委員会 第閉会後3号(1974/11/07、10期、公明党)

○桑名義治君 私は端的に御質問いたしますので、端的にまた答えていただきたいと思います。  現地でも問題になり、現在までに当委員会でも問題になったわけでございますが、十月の十六日の時点に出発をしているわけでございますが、この時点で、この前も現地でお話を申し上げたんですが、すでにガスの調整が積み残しがあったということが明らかになっているわけです。それはもう皆さん方から出されているこの資料の中にも明快になっているわけでございますけれども、器具の場合でも三六・二%、あるいは戸数にして約二〇%の戸数の器具がまだ未調整であったということが、十月の三十日現在で記載されている事実があるわけです。皆さん方が発車……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、過日水島で起こりました三菱石油の事故の問題についてお伺いをしたいと思います。  今回の事故につきましては、付近の住民に対する危害もさることながら、今後の石油政策の推進に影響することは非常に甚大なものがあるというふうに深刻に受けとめていかなければならないと思うわけであります。また瀬戸内海の漁場面積というものが約一万九千平方キロメートル、そして広島、徳島、香川、兵庫などの六県約七万人の漁民の方々の生活の場でもあるわけでございます。そうやった立場から今回のこの事故がどういう原因で起こったのか、そしてまたこの事故に対する処置というものをどういうふうに処置しているのか、それとさらに、……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/04/15、10期、公明党)

○桑名義治君 全国のコンビナートの中では、高圧ガスのほかに危険物、毒物、劇物、汚染物等の危険物が大量に扱われておるわけでございますが、一たん事故が発生すると、このコンビナートのみならず周辺住民、あるいは海等に非常に大きな被害を与えるわけでございます。そうやった意味で、今回の水島のコンビナートの事故というものが端的な事例を示しているのではないかと思うのであります。  そこで、コンビナート地域における企業ごとの保安体制の強化は、これはもう当然なことではございます。それとともに共同保安体制というものを強化すべきだ、こういうふうに私は考えるわけでございますが、この点については消防庁、通産省はどのように……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、公明党)

○桑名義治君 昭和四十八年度から今年度に至るまで、日本経済は非常な不況の時代を迎えたわけでございます。その間、第一次、第二次のいわゆる景気対策というものを打ち立ててまいりましたが、最近の報道によりますと、全産業界の実情を調査をし、その動向によっては第三次景気対策を立てる、こういうふうに報道されておるわけでございます。そこでその内容と、それから、いつごろこの第三次景気対策を立てられる意思があるのか、そこをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁では、三月ごろがいわゆる最低の底で、あとは平行線をたどっておる、こういうような意味の御答弁でございました。  そこで、先ほども申し……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に、渡辺金融公庫総裁にお尋ねしたいと思います。  不沈の長期化によりまして中小企業が望むものは、先ほどからもお話がございましたが、金融面よりもむしろ仕事の確保ということが非常に望まれているわけでございますし、それと同時に、こういうふうな長期不況が進んでまいりますと、企業債務の返還猶予という問題がまた重要な観点になってくるわけでございますが、これをどのようにいままで対処されてこられたか、また、今後どのように対処するお気持ちなのか、そこをまず一点お伺いしたいと思います。  次に、中小企業金融公庫の貸し付けの対象というものが中小企業の中でも比較的上位のものになるということで、弱小企……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/26、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に、大臣に基本的な問題についてお尋ねをしたいと思いますが、商品取引所法につきましては、去る四十二年にも委託者の保護を図るために商品取引員を登録制から許可制にした。また、受託業務保証金制度を設けるなどの改正が行われたわけでございますが、これらの改正にもかかわらず、取引員の営業姿勢やあるいは財務内容が十分でないために、委託者との間の紛議が起こったり、あるいはまた取引員が倒産をして委託者に損害を与えるという事例が後を絶たないわけでございます。  今回、産業構造審議会の答申をもとに、さらに委託者保護の一層の強化を図るということで、今回の改正案が提起された、こういうような御説明をいただ……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/03/12、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、まず最初に、政治資金の問題をお聞きいたしまして、クリーン三木とちまたで言われている三木総理の姿勢をお聞きをしておきたいと思います。  まず、冒頭ではございますが、先ほどのニュースの中で、田中氏金脈問題に終止符が打たれたと、すなわち、昭和四十六年から三年間の税額約三千八百万、追徴金二千三百万、これは個人の分でございますが、関連の企業を入れますと約三億円弱と、このいわゆる修正の申告が小石川税務署に午前十時過ぎに提出をされたと、こういうふうに言われておりますが、これは事実でありますか。
【次の発言】 この問題で、こういった申告がなされたことによって、政府はこの田中金脈問題に終止符……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。  先ほどからの質疑を聞いておりますと、このガソリンの無鉛化についてのいわゆる行政指導というものが農家になされているということだけであって、なぜこのような無鉛化がどんどん進められている中で、業界にいわゆる販売中止の勧告を出さなかったか、そこが私は一番問題だと思いますが、この点について通産大臣と農林大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 関連。  いま質問者が、今回の事故につきましての最大の原因は、それは地盤沈下の問題ではないかと、こういうふうに疑問を投げかけているわけでございますが、皆さんもすでに御存じと思いますが、千葉大学の川崎助教授が、航空写真で千葉のコンビナートについ……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/04/01、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。  先ほどからの企業の一部譲渡の問題でございますが、審決の前にまず第一に大臣に協議する、それからまたその途中の段階におきましても意見を求める、それからまた審決を下すときに、結論を出すときにまた主務大臣に協議をする、こういうことになれば、私はほとんど同意に等しいのではないかと、こういうふうに考えざるを得ないわけです。じゃ、そういうふうにおっしゃるならば、いわゆる意見を求めるということと協議というものはどういうふうに違うんですか。これは総務長官にお願いしたいんです。
【次の発言】 そのように総務長官はおっしゃいますけれども、実際に最初から最後までそれぞれ主務大臣の意見を聞くとい……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に通産大臣にお聞きをしたいわけですが、この十一月の十五日に訪中をされまして、中国政府要人との会談をしたように報道されております。この内容はどういうふうな事柄が話がなされたのか、つまびらかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、項目的に貿易の不均衡の是正あるいは石油の長期取り決めの問題、あるいは伝統的商品の輸入と日本製品との競合問題、こういった問題が項目としてはいまお話の中で挙がってきたわけでございますが、この中で一番問題になりますのが、貿易の不均衡是正の問題をどうするかという問題と、それから、日本にとって特に重要な今後の問題として石油の長期取り決め問題だろうと私……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、公明党)

○桑名義治君 御苦労さまでございます。  石油の備蓄というものは、わが国にとりましては非常に大切なことであるわけでございますが、いずれにしましても国民の生活を安定をさせるためには、この石油の備蓄もさることながら、先ほど公団の総裁が言われましたように、日本の近海から、いわゆる日本の国から石油を産出するということが最も大事なことであるというふうに言われました。それと同時に、やはり供給源の多角化ということは、これはどうしても進めていかなければならない事実であります。  そうやった立場から考えますと、現在日本が置かれている立場から物を申しますと、中国からの石油の輸入ということが非常に重大になってくると……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/11/05、10期、公明党)

○桑名義治君 三木総理就任当時の公約はことごとく空手形になってしまったわけでございますが、昨日の三木質問における大企業の政治献金におきましても言えると思います。  そこで、独占禁止法問題でございますけれども、前国会で衆議院において全会一致で通過をいたしました法案をなぜ今回提出しなかったのか、再度お尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 独禁法の問題につきましては、衆議院で全会一致で通過をしたという事柄は、国民の意識というのは、自民党の中ではもうむしろまとまっているんだという、そういう認識を持ってしかるべきだと思うんです。そういう立場から言いますと、これ最後は総理の指導性にかかっていたんじゃ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 商工委員会 第3号(1976/05/11、10期、公明党)

○桑名義治君 日本の経済が高度成長から低成長へと大きな変革を遂げつつあるわけでございますが、こういった時期にイギリスからクロスランド英外相が見えて、河本通産大臣と十日の夜経済懇談会をやられたと、こういうふうな話が載っておるわけですが、その懇談の中身についてお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 そこでコンコルドの話は出ませんでしたか。
【次の発言】 コンコルドの問題は、これは非常にまた重大な問題を日本に引き起こすと思います。そういった意味で、通産省並びに運輸省関係にともに関係があると思いますが、これに対処する基本的な考え方というものを固めておく必要があると思うのですが、この点については……

第77回国会 商工委員会 第4号(1976/05/13、10期、公明党)

○桑名義治君 けさ方専門家の委員からいろいろと質問があったわけでございますが、私は事業団の問題あるいは不況問題、備蓄問題、それから国内の鉱山の育成問題、それから輸入の問題、それから世界各国との関連ということで、敷衍的に論を進めていきたいと思います。  最初に、金属鉱業事業団の問題でございますが、昭和三十八年に優良高品位鉱床の探鉱に必要な資金の貸し付けを行うということで発足をして、今回まで何回かの法改正で業務を拡大をしてきたわけでございますけれども、事業団の業務は現在十幾つかに列挙をされております。業務の遂行状況がどういうふうになっているのか、まずお聞きをしておきたいと思います。平塚参考人にお願……

第77回国会 商工委員会 第6号(1976/05/20、10期、公明党)

○桑名義治君 私の問題としておりました問題も先ほどから出ておりますので、二、三点についてお伺いをしておきたいと思います。  最初に加藤参考人にお願いをしたいわけですが、先ほどからの設備につきましては、いまから先、原子力に依存をする度合いが非常に大きくなってくるということでございます。ところが、わが国におきましては燃料サイクル対策というものが非常に不十分でございます。いままではイギリスそれからフランスの両国に依存をするということでございましたけれども、自前の処理工場を持たないために、非常にイギリス、アメリカの両会社が共同をして値上げをしてきたというような事柄も過去に起こっているわけでございます。……

第77回国会 商工委員会 第7号(1976/05/24、10期、公明党)

○桑名義治君 今回の石油開発公団法の一部を改正する法律案が提起されます以前から、石油業界の中には、政府主導型の再編が行われるのではないかというような声が盛んに上がっておったわけでございまして、また、一連のこういった行政指導の中から、恐らく最終的にはそこに目標があるんだろう、こういうふうに言われておりまして、業界の中でも強い反発があったことは事実であります。したがいまして、午前中の質疑の中にもございましたけれども、いわゆる探鉱から採取、精製、販売、こういった一元性がないというところが指摘されたわけでございますが、もし、そういう再編あるいは和製メジャー的な方向へ進めていくとするならば、このような公……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案について反対の討論をいたします。  今日の経済情勢は依然として困難な局面が続いています。景気の動向はなお不安定であり、失業、中小企業倒産は戦後の最悪の状態が続き、しかも物価上昇の前途は楽観が許されない実情でございます。このような状況下で、従来にも増して社会的不公正は拡大されつつあることは言うまでもありません。  こうした実情は歴代自民党内閣の大企業優先、国民生活軽視の高度経済成長政策の破綻と、それに三木内閣の国民生活切り捨ての総需要抑制策などの失敗、財界優遇の大企業偏重の景気対策の誤りによってもたら……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/04/27、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからたびたび議論になっておりますように、私たちは政治家として、あるいはまた今回のこの黒い霧の問題について、真摯な態度でこの問題に取り組んでいかなければならないと思うわけでございますし、そのためには、まず政治家の身辺をきれいにするということが、明らかにするということが最も大事なことではないかと思うのであります。そういった立場から考えますと、中曽根幹事長はこの政治資金規正法にのっとって、届け出にミスがあったということで再提出をしたわけです。ところが、世論にたたかれた。ところが三木総理は、前々からこの問題について指摘をされているにもかかわらず、そのままの状態……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/05/07、10期、公明党)

○桑名義治君 先日来からのテレビでも発表しておりましたが、最近ロッキード問題を中心にしまして、政治あるいはまた政党に対する大変な不信感が増大をしているということでございます。そういった意味から、私はいまの日本に、いまの政治家に、あるいはいまの政治に課せられておる最大の課題は、この不信をどうやって払拭していくかという点にある、このように考えるわけでございます。そういった立場から、三木総理並びに三木内閣の政治姿勢について私は質問をまず続けていきたいと、このように考えておる次第でございます。  最初に、憲法記念日の五月三日、政府主催の憲法記念日の式典が挙行されました。三日の首相の発言には憲法を遵守す……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/22、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどから総理が、にせ検事総長の電話に対して種々応答したことが問題になっているわけでございますが、そのいわゆる追及に対しまして、総理のいわゆる姿勢というもの、あるいはこれに関する考え方というものが非常にあいまいでございますので、その点を明快にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この応対の新聞の記事でございますが、この三行目の中ごろに「あのねえ、今朝ですねえ、刑事局長からね、何度も問い合わせたんですよ。そういうことはないという報告だったが。」、こういうようなくだりがあるわけでございます。それで、いままでのいわゆるロッキード問題に対する実情については法務大臣から報告を受……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどから事業分野調整法について議論がありましたし、いまも端的な疑問の投げかけがあったわけでございますが、いずれにしましても、この問題は中小企業の分野調整対策については昭和三十八年に制定されました中小企業基本法においても、その第十九条の中に種々述べられているわけでございますが、しかしながら、今日まで中小企業団体法で特殊契約の制度が設けられたほかは、基本法を受けての具体的な立法措置が講ぜられなかったのは、これは私は非常に問題であるというふうに思っておるわけでございますが、そればかりではなくて、通産当局は立法に対しては、中小企業の分野を固定化することは好ましくない、こういうことで立法……

第78回国会 商工委員会 第3号(1976/10/21、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、下請中小企業問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  過日の新聞でも発表になっておりますが、景気の回復というものが非常におくれているというような事柄が発表されているわけでございます。新聞によりますと、大蔵大臣と副総理との食い違い等もあるということでございますが、今後のいわゆる景気の動向を通産大臣としてはどういうふうに見ておられるのか。またこの停滞ぎみの不況に対して、どういうふうないわゆる施策を今後講じていこうと考えておられるのか、具体的にその点についてお示し願いたいと思います。
【次の発言】 景気の立て直しのいわゆる牽引車としていままで大きな役割りを果たしてきたという……

第78回国会 商工委員会 第4号(1976/10/26、10期、公明党)

○桑名義治君 まず最初に、本法案の提出に当たりまして、その経過について伺っておきたいと思います。これまですでに昭和四十六年ドルショックの際に国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律が制定されて、現在まで五年を経過をしておるわけでございますが、この法律によってどのような業種がどのような形で具体的に救済をされてきたのか、あるいはまた、事業転換業種の具体的実例と、その成否についてまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁によりますと、いままで四十六年の国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置法、こういった法律がいろいろと施行されたわけでござ……

第78回国会 商工委員会 第5号(1976/10/28、10期、公明党)

○桑名義治君 最近の産油国の値上げの動向についてまず最初にお伺いしておきたいと思います。  景気回復に絡みまして、イランのパーレビ国王が、来年から石油の価格を最低一五%値上げすることを呼びかけているということが報道されております。またクウェートの石油省のナシル次官補も一〇%程度の値上げということをまた発言している事柄が報道されているわけでございますが、十二月のOPECのカタール総会では若干の値上げがあるかもしれない、こういう見方が強いと、このように言われているわけでございますが、通産省としてはこの動きをどのようにとらえられておられますか。


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 商工委員会 第3号(1977/03/10、10期、公明党)

○桑名義治君 現在わが国にとって最も緊急を要する政治課題というものは、何と言ってもこの深刻な不況を克服して、経済を回復させるということが重要課題となっているわけでございます。先日のNHKの世論調査の中におきましても、現在のいわゆる国会に何を要求するか。その中で二五%が不況対策という数字が上がっておりますし、また感じとして、現在不況を本当に感じているのは、九三%の人が不況を感じているという回答を寄せているわけでございます。こういった事柄はいまだかつてなかった事態でもございますし、これにどう取り組むかということは、通産大臣としては非常に重要な課題の一つであろう、こういうふうに思うわけでございます。……

第80回国会 商工委員会 第5号(1977/04/14、10期、公明党)

○桑名義治君 ボンド法に先立ちまして、わが国の経済協力の問題について、まずお尋ねをしておきたいと思います。  わが国の経済協力の実情を見ますと、総額におきまして一九七三年には国連の目標であるGNPの一%を超え、一・四%に達してはいたものの、七四年には半減し、また七五年もさらに比率が低下するというように、最近の経済協力の実績は後退の一途をたどっているというように数字の上ではあらわれているわけでございます。そこで、政府開発援助の拡大と無償供与あるいは借款条件の緩和など、質的、量的拡充が必要であると思いますけれども、わが国の経済協力の実情と政府の基本的な政策について、まず初めにお答えを願いたいと思い……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/04/26、10期、公明党)

○桑名義治君 法案に入る前に、全体的に少しお聞きをしておきたいと思うんですが、四月の二十一日の新聞に「中小企業庁を総理府外局」にという、自民党の改正案がまとまったという記事が載っておるわけでございます。この記事によりますと、中小企業庁設置法改正案をまとめた、改正案の内容は、総理府の外局に中小企業庁を設置し、同長官に国務大臣を充当をするという御原案のようでございますが、こういう案について、通産省としてはどういうふうに対応なさっておられますか。
【次の発言】 大臣、手足がない大臣とかいろいろなことをおっしゃいましたけれども、科学技術庁というのは現実に大臣がいらっしゃるわけですよ。庁でありながら担当……

第80回国会 商工委員会 第7号(1977/05/12、10期、公明党)

○桑名義治君 今回の芦別炭鉱の災害につきまして、死亡者が二十五名、負傷者が八名ということで、大変に悲惨な事故であったと思います。死亡者に対して心から御冥福を祈りながら質問を少々やっていきたいと思います。  まず最初に、簡単な質問でございますが、死亡者二十五名、負傷者八名、計三十三名の全員の収容が終わったのかどうか、まず一点伺っておきたいと思います。
【次の発言】 新聞によりますと、札幌鉱山保安監督局は四月の十八日に芦別炭鉱の定期検査を行ったと、こういうように載っております。そのときはメタンガスは〇・五から〇・六であった。それで爆発危険量は大体五%ということになっているというふうに新聞には載って……

第80回国会 商工委員会 第8号(1977/05/17、10期、公明党)

○桑名義治君 中小企業者の事業活動機会の確保につきましては中小企業基本法におきまして、第十九条に「中小企業者以外の者の事業活動による中小企業者の利益の不当な侵害を防止し、中小企業の事業活動の機会の適正な確保を図る」、こういうふうに明記をされているわけでございます。また、これを受けまして、中小企業団体法の特殊契約の制度も適用された事例は過去一件もないばかりか、通産省は従来から紛争事例につきましては、行政指導で十分対処できるという発言がいままでなされてきたわけです。私も何度かこういった問題を取り上げましたけれども、そのときの御答弁も行政指導で十分対処できますと、こういう御答弁だったわけでございます……

第80回国会 商工委員会 第9号(1977/05/18、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどからの御質問の中でもうすでに私の質問をしたい事項につきまして出ているものがございますので、重複を避けてお聞きをしておきたいと思います。  最初に、佐藤参考人に対してお伺いをしたいわけでございますが、先ほどの陳述の中にもございましたように、要望事項として七項目あったわけでございます。これはおたくの方で出されておりました決議の中で明確にされているわけでございますが、この中で、先ほどからの陳述にもございましたが、いわゆる業種指定の問題がこれは欠落をしているわけでございます。この問題については、もう先ほどから質問がございましたので省かさしていただきますが、第七番目に、いわゆる「主務……

第80回国会 商工委員会 第11号(1977/05/24、10期、公明党)

○桑名義治君 わが国の今後の経済というものは、好むと好まざるとによらず、減速経済あるいはまた安定経済、この道を歩まなければならないわけでございますが、このような経済の減速の状態のときに、産業の集中化あるいは寡占化というこの時点をとらえた場合に、どういうふうになるというふうに考えられておられますか、まず通産大臣と公取委員長にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 私の質問の中身と少しお答えがお二人とも違うようでございますが、私はこういう日本の経済というものが、いわゆる安定成長あるいはまた安定経済といいますか、あるいは減速経済といいますか、そういうその道を、好むと好まざるとによらず歩まなけ……

第80回国会 商工委員会 第12号(1977/05/25、10期、公明党)

○桑名義治君 実方参考人にお伺いをいたしたいんですが、独禁政策と産業政策の調整という問題がここで大きくクローズアップされてきたわけでございますが、退席されました今井参考人は、独禁政策を日本経済政策の重要な指導原理として位置づけることがあらゆる仕事の出発点だと、こういう意味の意見を吐かれているわけでございます。  そこで、実方参考人にお聞きをしたいのは、独禁政策と産業政策との調整、あるいはまた、独禁政策の位置づけについてどのようにお考えになっていらっしゃるか、この一点ですね。  三点ございますが、全部まとめてお伺いいたしたいと思います。  あとは、現行法第七条は、違反行為に対するいわゆる排除措置……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度補正予算三案に対しまして反対の討論を行います。  まず最初に指摘したいことは、景気回復が著しくおくれ、経済情勢は厳しい様相を呈していることであります。このような深刻な経済的、社会的現象は、すでに本年度当初から懸念されていたところであり、われわれも早くから所得税減税を中心とした生活防衛を通じ、生活優先の景気対策の実施を要求してきたのであります。  ところが、政府・自民党は、ロッキード事件の真相隠しと、ロッキード事件を契機として起こった政権抗争に明け暮れ、昨年十一月十二日に景気てこ入れ策を決定するまで、景気回復に有効な対策……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/03/29、10期、公明党)

○桑名義治君 いま日ソ漁業の交渉の問題についての御答弁がございました。そこで、私はこの問題について二、三点さらに質問しておきたいわけでございますが、今回の日ソ漁業協定の交渉の段階におきまして、わが日本側といたしましては、現在の日ソ漁業協定をさらに尊重すべき姿勢を向こうに強く要求すべきであると同時に、ただいま中尾議員が質問いたしましたように、日本の十二海里内における操業の停止要求というものは厳重にやっていかなければならないと思うわけであります。それと同時に、やはり北海道漁民の方々のいわゆる生活をあくまでも擁護するためには、南千島あるいは北千島、こういったそれぞれの列島の沖合いの二百海里水域につい……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからるる景気の問題について論議をされたわけでございますが、来年度のいわゆる成長率を六・七%と、ここに視点を置いて個人消費の伸び率が二二%、それから稼働率が、いわゆる民間投資が十二・二%伸びた中で、しかも九四%に持っていくと、それから輸出は五%の伸びだと、こういうふうなお答えがあったわけでございますが、その景気回復への、あるいは六・七%の成長率の確保の主たる要因というものは、住宅あるいは公定歩合の引き下げ、あるいは公共投資と、こうやったところに視点が置かれているように私は見るわけでございます。  そこで、昭和四十年の不況脱出、いわゆる四十一年から景気上昇……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/04/01、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどから藤原議員の種々の指摘があったわけでございますが、北海道開発コンサルタント社につきましては、開発庁の設計業務が四十九年度は八一・三%、五十年度は七二・二%、そしてまた、一億円以上の工事設計を見てみますと、先ほどからお話があっておりますように、昭和四十八年は三十九件、四十九年は十六件、五十年度は二十二件の発注のうちの十八件を独占しているという状況下にあるわけでございまして、しかも、これが十八件が全部随契によって落とされている。これは非常に問題であると思います。この問題につきましては、会計検査院の方も好ましくないと。あるいは大蔵省としても検討をすると。あ……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/04/04、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 ただいまの宮崎さんの質問に答えられまして、今回の土光会長が中国を訪問をし、そして日中平和条約についての一応の合意に達した、このことについての質問で、いま時期はいつとは言えないけれども、双方に満足のいくときにというお話がございました。それと同時に、今回のこの大きな意味というものは、いわゆる貿易の面におきまして中国の石油、石炭、日本のプラント、建築資材、鉄鋼の五品目をはっきりと、包括的ではございますけれども約束ができたと、定着したと、こういうお話がございます。  そこで、やはりこういった経済問題と今後結ばれるであろうと思われる日中平和条約との間には、やはり相関関……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/04/07、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからいろいろと洗剤についての論議が行われたわけでございますが、先ほどの答弁からもありましたように、野菜を洗浄する場合にこの洗剤を使ったのはいわゆる回虫を除去するためだと、こういうようなお話がございました。で、それと同時に、最近ば公害が起こりつつあるという問題の提起も行いました。また、環境庁長官も体験を話されまして、この洗剤については環境破壊に強い疑問を持っている、こういう御発言もあったわけでございます。さらに、先ほどからの論議の中で、食品衛生協会も四十八年の五月の十八日に中性洗剤の推奨取り消しの文書を発行しております。また、昭和四十八年には、東京都が野……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、公明党)

○桑名義治君 今回のこのマネジャープランの問題につきましては、私も商工委員会のときに質疑を行ったわけでございますが、その後どういうふうに改善をされたのか、先ほどからの御答弁をお聞きしても余り前進がないように思われるわけでございます。  そこで、法規上の問題あるいは契約上の個々の問題と別に、では、こういうマネジャープランでもって石油スタンドをやってる人々の実態が大体どういうふうになっているのかという、その一、二の例を申し上げますと、昭和五十一年の問題でございますが、金と担保を強要されたためについに自殺をしてしまったというような問題、あるいは同じく五十一年、昨年でございますが、エッソが向けたガード……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、公明党)

○桑名義治君 日ソ漁業協定はいよいよ破局の段階に入ってしまったわけでございますが、この問題と日中国交回復の平和条約の問題とはどうしても切って切れないものがあるのではないか、まあこういうふうに思うわけでございます。そうやった意味から、日中問題を少し二、三点聞いてみたいと思いますが、先ほどの関連質問で御質問申し上げたときには、総理は、この日ソの問題と日中問題はたて分けて考える、こういうふうなお話でございました。そこで、外務委員会等で外務大臣がいわゆる中国と日本との平和条約締結については時期が徐々に近づきつつある、土壌ができつつあるというような発言があるわけでございますが、この点についてどういうふう……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  現下の経済は、長い景気中だるみに低迷し、物価は政府経済見通し八・六%を大幅に上回る九・二%の高騰を示し、物価高と長期不況の慢性化がますます進行しております。三月には、中小企業を中心とする倒産は一千七百件という史上最高を記録したほか、一月の完全失業者数も百万人を上回り、国民は生活苦にあえいでいることは、いまさら言うをまちません。わが党は、すでにこうした深刻な事態の救済と減速経済下における福祉型財政への転換を目標とした具体的な申し入れを政府に対して行ってまいりました。しか……


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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第閉会後1号(1974/10/24、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、石炭問題についてお伺いをしておきたいと思います。  御存じのように、石油が非常な値上がり、異常な値上がりを示したわけでございまして、石炭が日本に残された新しい資源エネルギーとして見直しの段階に入っているわけでございますが、この日本全体のいまからのエネルギー対策に対する石炭の位置づけというものを、長期的にどのように見ているか、まず、長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 いま長官のお答えを要訳しますと、大体石炭鉱業審議会の答申を待って、その後に考えたいというようなお話でございますけれども、審議会は審議会としての考え方がありましょうし、通産省は通産省としての考え方もございま……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/03/14、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどからの質問で、私の質問のの内容もるる出たようでございますので、私は簡単に申し上げたいと思いますが、いずれにしましても、先生のおっしゃっておられる農業政策につきましては私も賛成でございます。  この土地の基盤整備の問題につきましては、先生のお話の中にございましたように、いまから先は集約農業という形でなければこの理想は達成できないということに結論が落ち着いたわけでございますが、その間におきまして、土地のいわゆる交換配分、こういった問題に非常に大きな問題が残ってくるのではないかと、こういうふうに思うのです。それと同時に、現在のような都市化の非常に進んでいる現況の中でどう農地を確保……

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/03/15、10期、公明党)

○桑名義治君 私は伊東先生にお伺いいたしたいと思いますが、現在の各県、市町村、こういった地方自治体の財政というものは大変に窮迫をしているわけでございますが、この原因といたしましては、いろいろ国会でも論議をされておりますように、人件費の高騰が問題だとか、あるいはまた超過負担が問題だとかいろいろなことが言われておりますが、これを根本的に直すためには、現在の国と地方との行財政の再配分がなされなければ、しょせんは一時的な効果しかあらわれてこないんだ、このままの状態でいくならば必ずや地方財政の貧窮というものは慢性的なものになってしまうのではないか、こういうふうに考えているわけでございますが、この点につい……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/03/29、10期、公明党)

○桑名義治君 私は新幹線のトンネル問題について、総括質問のときにお尋ねをしたわけでございますが、改めてこの新幹線のトンネル問題についてお伺いをしておきたいと思います。  と申しますのは、その質問をした節に総裁のお話のように、いまから先の新幹線というのはどうしてもトンネルを避けていくことができない。ところが現段階におきまして、上越新幹線では十四市町村、それから東北新幹線では十九市町村、それから山陽新幹線では二十一市町村で渇水の問題やその他のいろいろな紛争問題が起こっておるわけでございます。そういった意味からも、今後の新幹線を増設していくためには、延ばしていくためには、このトンネル問題は避けて通る……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に外務大臣にお尋ねをしたいのですが、昨今、サウジアラビアの国王の死去に対しまして、その葬儀の特使の派遣が非常におくれたということで、いろいろな論評がなされておったわけでございますが、そのおくれた理由と、今回外務大臣がサウジアラビアに弔問に行かれましたけれども、このサウジアラビアのいわゆる反応がどのようであったのか、それをつまびらかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、サウジアラビアはわが国におきましても石油の供給国として最大のシェアを持っているわけでございますし、こういった国の大異変の起こったときには、まず第一にやはり弔問をするというこの態度こそが……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、公明党)

○桑名義治君 ただいま島田先生からるる婦人の社会保障問題について御意見を伺ったわけでございますが、婦人の社会保障問題、これだけをとらえてどうしても論議するわけにいきませんで、国全体のいわゆる制度なり、あるいは予算措置なり、あるいは姿勢なり、こういったものの中からとらえていかなければ、これは解決のつかない問題だというふうに認識するわけでございますが、五十二年度の社会保障関係費をながめてみますと、四十九年度の三六・七%、五十年度の三五・八%、こういった伸び率に比較をしてみますと、今回は一七・七%の上昇ということで、大幅なダウンが示されているわけでございます。そこで、社会保障予算の前年度伸び率が一般……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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