このページでは土屋義彦参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 環境影響評価法の制定は時代の要請でございまして、昨年の四月十日に中央公害対策審議会からも答申をいただいております。その答申の趣旨に沿って法制度化いたすべく、現在、自由民主党の政務調査会等、政府部内におきまして鋭意検討がなされております。私といたしましては、一日も早く国会に提出いたすべく最大限の努力をいたします。(拍手)
○土屋義彦君 第二班の報告を行います。 去る九月五日から八日までの四日間にわたり、赤桐理事、中村委員、桑名委員、上田委員と私、土屋の五名は、鳥取、島根両県における建設事業の実情を調査してまいりました。 以下、その主な調査事項について概略御報告申し上げます。 まず初めは、鳥取市の都市計画事業の一環として進められております国鉄鳥取駅鉄道高架事業についてであります。 鳥取市街地内を走っている国鉄山陰本線及び因美線は、現在道路と平面交差となっているため、道路交通の混雑の原因や鉄道をはさむ南北市街地の分断など機能的な都市を形成する上での阻害要件となっております。そのため鳥取県におきましては、昭和……
○国務大臣(土屋義彦君) このたび環境庁長官を拝命いたしました土屋義彦でございます。 環境行政は、公害の防止、自然環境保全等を図ることにより、国民の健康で文化的な生活を確保するという崇高な使命を有しております。私は、環境庁長官といたしまして、これに取り組むことに大きな意欲を覚えると同時に、その責任の重大さを深く痛感いたしております。国民の健康の保護、生活環境保全という環境行政の原点に立ち、公害の未然防止に意を用いつつ、長期的な視野のもとにきめの細かい環境行政を推進してまいりたいと考えております。委員長を初め、各先生方の御指導、御鞭撻を心からお願いいたします。(拍手)
○国務大臣(土屋義彦君) ただいま政界の大先輩である戸叶先生から大変ありがたい身に余る御激励のお言葉を賜りまして感激で胸がいっぱいでございます。非力でございますが、誠心誠意環境行政と取り組んでまいりたいと思います。 申し上げるまでもなく、環境行政は、国民の健康を脅やかす公害を防止し、一たび破壊されると回復が困難なかけがえのない自然を保護し、さらに住みよい快適な生活環境を確保するという重大な使命を有しております。私は環境庁長官に就任いたしましてまだ日が浅いのでございますが、任重く道険しと申しましょうか、責任の重大さを深く痛感いたしておる次第でございます。申すまでもなく、この環境行政は、国民の健……
○国務大臣(土屋義彦君) 先生御案内のとおり、琵琶湖は千三百万人になんなんとする近畿圏の人たちのとうとい水源地でございまして、しかるに最近プランクトンが大変ふえてまいりまして、水道の水が臭くなったり、ろ過器が故障するような状態になりまして、そこで県当局におきましては、県民の理解のもとに、富栄養化の防止対策の一環といたしまして、燐を含んだ合成洗剤の使用、それから販売、贈答を禁止するような条例が制定されたようなわけでございますが、環境庁といたしましては、水質保全の見地からいたしまして大変意義があるものであると高く評価をいたしておる次第でございます。 また、環境庁といたしましては、従来通産省並びに……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 私、昨年環境庁長官を拝命いたしました直後、霞ケ浦、その後東京湾を視察いたしまして、富栄養化対策の重要性というものを深く痛感をいたした次第でございます。 先生御案内のとおり、近年特に閉鎖性水域における湖沼や内湾等におきまして富栄養化が進み、水道の水が濁ったり、ろ過障害が起こっておるようなわけでございます。 そこで環境庁といたしましては、富栄養化の要因物質の一つである燐の削減のために、昨年末から窒素、燐等水質目標検討会を設置いたしまして、本年の夏をめどといたしまして鋭意検討をいたしておるような次第でございます。また、御案内のとおり地方自治体にお……
○国務大臣(土屋義彦君) 環境を守ることは環境庁の使命でございます。昨年四月、先生御指摘のとおり、答申をいただきましたこの中公審の線に沿いつつ、環境影響評価制度が真に環境保全に資するものとなるようにただいま最善の努力をいたしておる次第であります。
【次の発言】 お答え申します。
要綱におきましては、環境庁長官は環境影響評価の指針を定める場合に考慮すべき基本的事項を定めるほか、主務大臣が指針を定める際には環境庁長官に協議をするということにいたしております。また、この作成されました評価書につきましても環境庁長官は必要に応じまして意見を述べることができることといたしておりまして、さらにまたこれを受……
○国務大臣(土屋義彦君) 第九十一回国会における参議院公害及び交通安全対策特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 環境問題は、国民生活とのかかわり合いがきわめて深い問題であります。そして、この問題を取り扱う環境行政は、公害から国民の健康と生活環境を守るとともに、かけがえのない自然を保護し、さらに快適な生活環境を確保するという重大な使命を担っております。 私は、昨年十一月環境庁長官に就任以来この問題に取り組んでまいりましたが、いまさらながら任重くして道険しと責任の重大さを深く痛感いたしております。 わが国の環境行政を顧……
○国務大臣(土屋義彦君) ただいまの環境行政に対しまして高い御見識を持っておられます戸叶先生から御意見を交えて大変ありがたい御激励を賜りまして、責任の重大さを深く痛感いたしておる次第でございます。 環境影響評価法案の制定は時代の要請でもございまして、環境庁といたしましても、今回五度目でございますので、何といたしても法制度化をいたしたい、かようなわけでただいま全力を傾けて最大限の努力をいたしておる次第でございます。 去る一月二十三日に自由民主党の政務調査会の環境部会におきまして関係省庁と折衝に入ってよろしいというゴーサインをいただきまして、自来今日まで関係各省と折衝をいたしておるのでございま……
○国務大臣(土屋義彦君) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明をさしていただきます。 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 公害健康被害補償法は、相当範囲にわたる著しい大気の汚染または水質の汚濁の影響により健康が損なわれた人々に対して、その迅速かつ公正な保護を図るため、各種補償給付の支給等を実施することとしております。これらの実施に必要な費用のうち慢性気管支炎等の非特異的疾患に係るものにつきましては、大気汚染防止法に規定するばい煙発生施設等を設置する事業者から徴収する汚染負荷量賦課金を充て……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 私が申し上げるまでもなく、この交通・公害問題は一九八〇年代のわが環境行政の重要な柱でもあり、また今日の大きな社会問題でもございます。多くを申し上げませんが、私は長官を拝命いたしまして直後首都圏と近畿圏を結ぶ川崎インターチェンジを中心といたしまして東名高速道路を視察いたしまして、特に大型車、ディゼール車等によりまして典型七公害のうちの三つの公害、騒音、振動、大気汚染等によって沿道の皆さん方が非常に苦しんでおる実態を把握いたしまして、そこでやはりこの環境保全の面からも総合的な対策を樹立しなければならないということを深く痛感いたしたような次第でござい……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。
環境影響評価の法制度化につきましては、ただいま関係省庁におきまして鋭意検討がなされております。そうして、先ほど先生御指摘のとおり、自民党と三党間の話し合いの線に沿いまして内閣に関係閣僚協議会も設けていただくことになっておりまして、私といたしましても、早い機会に国会に提出をさしていただくべく最大限の努力をいたしておる次第でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
三月十四日までに国会に提出いたすべく最大限の努力をいたしておるのでございますが、先生御案内のとおり、率直に申し上げまして、十八省庁に関係をいたしておりまして、それで各省庁基本的……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 メッキ汚泥には、御案内のとおり、シアン、六化クロム化合物といった有害物質が含まれておる場合が多くて、これらを最終処分する場合には、環境上遮断いたしました埋め立て方式により処分をする等、環境保全上十分な措置を行うこととなっておる次第でございます。メッキ汚泥の中の有害物質が回収等によって無害化された場合には、いわゆる先ほど先生御指摘の管理型といたしまして処分することができることとなっておる次第でございます。 それから上乗せの問題でございますが、上乗せ基準は、国が定める一律基準によって水域の環境基準の達成ができない区域につきまして、水域の状況等に即……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 ただいま先生がお述べになりましたとおり、自民、社公民三党の話し合いの線に沿いまして、三月四日に、閣議におきまして関係閣僚会議を設置することを決めていただきました。続きまして、去る三月十三日に、官房長官を初め関係閣僚の御理解、御協力を賜りまして第一回目の関係閣僚会議を開いていただいたような次第でございます。また一方、三月六日、三月十一日、三月十四日、三回にわたりまして関係各省庁との局長会議を催しまして鋭意調整に当たってまいった次第でございます。今後、私といたしましても、局長会議初め関係閣僚会議等を開いていただきまして、これが一日も早く法案として国……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 先生御案内のとおり、この事件は水質汚濁防止法制定以前の事件でございまして、現在では水質汚濁防止法等の諸制度が整備されておりますので、今後このような事件が起こるとは考えておりませんが、この判決を契機といたしまして、さらに心を引き締めまして関連法規の厳正な適用に努力をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。
先生御指摘の液状廃PCBが大量タンクに保管をされておりまする現状はもう好ましくないことであると、私はかように考えております。そこで早期に環境保全上問題のない方法によって処理すべきものであると、私はかように考えておりまして、洋上焼却もその一つであると考えられますので、関係省庁と今後環境庁といたしましても十分調整いたしまして、これが実現に努力をいたしてまいりたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
もうまさしく先生のおっしゃるとおりでございます。私は新聞報道によって知ったのでございますが、道義地に落ちたとでも申しましょうか、本当に私は……
○国務大臣(土屋義彦君) お答え申し上げます。 環境影響評価法案につきましては、さきの自民党と社公民三党との話し合いによりまして、自民党の方から内閣に対しましてお話がございまして、去る三月四日に内閣に関係閣僚協議会を設けていただきまして、第一回目の会合を三月十三日に開いていただきました。それとあわせて関係省庁の局長会議を十二回にわたりまして開いていただきまして、あらゆる角度からいろいろ内容等につきまして御検討いただき、そして去る三月二十八日に三回目の閣僚協議会におきまして要綱を御決定をいただいたような次第でございまして、現在、その要綱に基づきまして、関係省庁におきまして成案を得るべく努力をい……
○国務大臣(土屋義彦君) この問題につきましては、先月二十五日の閣議におきまして、関係省庁、各閣僚に対しましても、積極的に協力をしていただきますように強く要請をいたした次第であります。
【次の発言】 先生まったく御指摘のとおりでございまして、私は特にこの問題に対しまして深い関心を持ち、昨年環境庁長官を拝命いたしました直後、霞ケ浦、それからまた続いて東京湾を視察いたしまして、固定発生源のみならず、やっぱり総合的な対策を早急に立てなければならないということを深く痛感をいたした次第でございます。
ただいま御指摘の、まだ有燐洗剤の扱い等について何らかの措置を講じておらない地方自治体に対しましては、今……
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