三治重信 参議院議員
11期国会発言一覧

三治重信[参]在籍期 : 10期-|11期|-12期-13期-14期-15期
三治重信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは三治重信参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

三治重信[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第10号(1978/03/24、11期、民社党)

○三治重信君 私は、ただいま議題となりました昭和五十三年度の地方財政計画並びに地方税法及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に対しまして、民社党を代表して、福田首相並びに関係大臣に御質問をいたします。  政府は、昭和五十三年度の地方財政計画においては、予想される財源不足に対して、これを完全に補てんする財源を確保したと主張されております。しかし、昭和五十三年度の地方財源不足見込み額の半分は財投からの借り入れであります。この財投からの借入措置は、財政とは言いがたいものではないでしょうか。すなわち、交付税及び譲与税配付金特別会計は地方財政の一般会計財源であります。かかる一般財源を財投からの借り入れ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 参議院本会議 第4号(1978/09/30、11期、民社党)

○三治重信君 私は、民社党を代表して、木臨時国会における総理を初めとする政府の所信表明に対し、質問を行います。  民社党は、日中国交正常化が実現して以来、一日も早い平和友好条約の締結を希望してまいりました。新しい提携、平和と友好をもたらす日中条約の締結を喜ぶものであります。  総理は、わが国の国力が充実するに従って、世界の平和、世界の繁栄のため積極的な役割りを果たすときが来た、日中条約の締結を契機として全方位外交を展開すると言明されました。全方位外交とは、世界のすべての方向に向かって、あらゆる地域、あらゆる国との間に平和友好を求めることとあります。福田総理の全方位外交は、日米安保体制を堅持して……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第17号(1979/06/06、11期、民社党)

○三治重信君 私は、民社党を代表して、ただいま議題になっております元号法案に関し、賛成の討論を行うものであります。(拍手)  今日、元号は、時代を象徴する意味として国民に広く親しまれ、生活慣行としても定着した文化的な所産となっております。昭和五十二年、総理府の行った世論調査によれば、日常生活において主に元号を使用している人は八九%と、圧倒的多数を占めております。さらに、元号の存続に反対する者はわずか六%に対し、積極的賛成が五九%、消極的賛成が二〇%と、元号制度の存続を望む者は七九%にも達しております。しかも、四十六都道府県議会、千数百の市町村議会においても元号法制化促進の決議がなされていること……

三治重信[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、民社党)

○三治重信君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの矢田部君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないど認めます。  それでは、委員長に梶木又三君を指名いたします。(拍手)

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後1号(1977/09/22、11期、民社党)

○三治重信君 P3Cの関連の質問に当たりまして防衛庁がこの資料、衆議院の方へ提供されました誓約書の関係についてまず最初にお伺いいたしますが、児玉のコンサルタント契約で防衛庁としては被害者の一人だろうと思うのですが、今度P3Cの購入に防衛庁として踏み切られた、その前提作業としてロッキード社から誓約書を取られて、その誓約書もこれ防衛庁がこのP3Cを不正をなくするためにこういうふうに取られたと思うのですが、これによって、従来のアメリカからの航空機や武器の購入に対してどういうところの不正に対する防波堤といいますか特徴が今度この誓約書によって意図され、また出現する可能性があるのか、ひとつお答え願いたい。


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/10/03、11期、民社党)

○三治重信君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの矢田部君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に梶木又三君を指名いたします。(拍手)

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/02、11期、民社党)

○三治重信君 時間が大変遅くなりましたので、法務省の関係についてちょっと二、三御質問して終了したいと思います。  昨年の三木内閣の末期にこのロッキード事件の再発防止ということについて大体の対策について閣議決定が行われ、今日約一年にもなろうとしておるわけですが、法務当局としてこれら犯罪捜査あるいは犯罪の防止と、こういう問題についてこの一年の間どのような研究討議が行われ、また問題点をいまどのように整理をして具体的にこの作業が進んでいるか、それについてひとつ御答弁をお願いします。
【次の発言】 いまのお話の第二点目の犯罪人の引渡条約の改正、これは非常に時宜を得た対策で進んでおられると思うのですが、ま……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/11/18、11期、民社党)

○三治重信君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案に賛成の討論をいたすものであります。  資源の乏しいわが国にとってエネルギー問題は緊要の課題であり、特に遠からずやってくるエネルギー危機にいまから対処するため、一刻も早く原子力の現実的な開発を進めていかなければならないと考えています。  一方、四面を海に囲まれ、資源のほとんどを海外に依存しているわが国において、船舶が国の繁栄と国の存立にとって必要不可欠であることは申すまでもございません。省資源時代への対応が迫られている現在、石油を大量に消費する船舶が原子力船へと移行せざるを得ないことは、……

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1977/11/18、11期、民社党)

○三治重信君 どうも時間が大変窮屈で、御迷惑だと思いますが、特別委員会で法案がないと、なかなかいろいろお話しする機会もなくて、長官、一年もたっていても一遍もお話しする機会がないのもと思って、きょうはちょっと欲張って注文したわけなんですが、まあいましばらくひとつよろしくお願いいたします。  もうこれは長官とすればたびたび御答弁なさったことだと思うんですけれども、やはり環境庁としていま一瀞問題にされており、また長官をめぐっていろいろ価値判断されているのも、この環境影響評価の関係の法案をめぐっての問題が一番多いかと思うんですけれども、もう御答弁をされたことが多々あろうと思いすが、いわゆるこの環境法案……

第82回国会 農林水産委員会 第1号(1977/10/05、11期、民社党)

○三治重信君 きょうはイモ・でん粉やそれから砂糖や何かの価格の問題の審議と、こういうことでございますが、そういうようなのが、ちょうどたまたま、これはまた今後米を転換し畑作を奨励していくための戦略作物になるかと思いますが、これはきょうの議論を聞いておりましても、いずれも相当農産物価格をパリティで保障していながら作付が減っている、こういうことについて、単に価格だけで保障していくというのは、非常に国際価格の問題から見ても無理な状況になってきているのじゃないかと思うんですが、そういうものに対して作付が減っていくというのは、転換戦略作物でいながら、そういうことが価格だけの問題で私はなかなか処理できない問……

第82回国会 農林水産委員会 第5号(1977/11/17、11期、民社党)

○三治重信君 まず最初に藤山参考人にお尋ねしますが、非常に過当競争で値段が下がって赤字、そのために、ことに豪州糖の輸入を原因としてこういう立法が出されたように思うわけですが、それで経営者サイドとしてこの法案によって、何と申しますか、いまの御意見で安定適正な価格にするために輸入糖の豪州糖とその他のやつとただ単に平均価格で買い上げされただけで、適正な価格がこの法律を通すことによっていくと思われておりますか。あるいはそうはなかなかいかぬで、もう一つこういうようなことを、豪州糖とその他の輸入価格についての買い上げ価格と言うんですか、そういうものの調整というものが――何かひとつ御意見があったら教えていた……

第82回国会 農林水産委員会 第6号(1977/11/18、11期、民社党)

○三治重信君 きのう来の質問で大変お疲れのところだと思いますが、今度の米の過剰に対して農政の大転換をやられます。この点について、けさから大臣の非常な決意のある、また自信に満ちた御答弁で、農業政策も非常に重大な転換期に来ているなと、かように痛切に感じたわけでございますが、その転換政策をやらなくちゃならぬ大きな理由は、やはり米の価格保障、いわゆる専売制度による価格の引き上げによって非常な有利な作物になって増産が行われてきた。それに対して、消費がむしろどっちかと言えば相対的に減ってそこの非常な格差、これの矛盾が出てきたと、こう思うわけですが、それに対して私は、やはり米の過剰についての転換政策について……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/22、11期、民社党)

○三治重信君 今回、特別に数量規制をしなければならなくなった。これがいままでの糖価の安定法についての臨時応急措置であろうと、こうされるわけなんですが、いままでの法律で数量の規制をやらなかったと、それでこの上限、下限の価格調整でやっていけるだろうと、こういうことでやった。ほかの畜産品なんかも大体そういうようなことの法案になっているようなんですけれども、この価格の上限、下限を示してその中へはめていこうとすると、やはり基本的に数量もチェックできる体制というものを恒久的にやっていく必要があろうかと思うんですが、そういうことについて、従来の農林省のいわゆる数量の問題について外しているという理由はどういう……

第82回国会 農林水産委員会 第8号(1977/11/24、11期、民社党)

○三治重信君 二百海里時代に入りまして、水産資源の原料の変化によって水産加工の大転換をやられるための金融措置がとられようとしておるわけですが、そこで私、きょう一つの部面、すなわち、とった魚類がどう利用されているかというのを見ますと、結局食用に向けられる分でも、この資料の一番最後にありますように、非可食分が食用に向けられる分の中でも四八・七%あると。この分が、この中だと配分飼料向けとちょっと書いてありますが、こういうふうに非常に水産加工をしていく場合の、あるいはそれを生で食べるにしてもいろいろの加工をして食べるにしても、いわゆる直接その加工段階で捨てられるもの、食用にしていってもそこに非食用にな……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/07/05、11期、民社党)

○三治重信君 私は円高の問題について質問したいと思いますが、最近また急激な円高になって二百円を割ろうかというようなことになってきておりますので、五十年度の決算の審議に当たって、少し歴史を振り返ってみたいと思うんです。  四十六年の十二月に、いわゆるスミソニアン協定で一ドル三百八円ができた。したがって、このときでも、四十年代になって日本が非常に黒字の国になってきた。そして四十七年、八年、さらに一ドル三百八円でもなおおさまらないで、また円攻勢をやられて、外国為替市場も四十七年の六月、四十八年の二月には東京市場を閉鎖しなくちゃならぬと、こういうような事態であったわけであります。その後石油ショックで非……

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/01/18、11期、民社党)

○三治重信君 大分時間が長くなりましたが、きょうは米の過剰処理対策で大転換をやらなくちゃならぬということでありますが、そういうことから、関連して食管会計の問題をお聞きしたいと思っております。  四十九年度の決算の報告でも、食管の赤字が全体として九千五百一億円、約一兆円になんなんとする。現在でも大体そう。それだけの赤字を食管で出していながら、なおかつ、また米の転換対策のために何千億か使わなければならぬ、こういうことに対して、一般、食管会計の今後の処理をどう考えておられるか、こういう問題を中心にしてひとつ御答弁を願いたいと思いますが、米の買い入れ価格と売り渡し価格の差は、これは年々拡大している。そ……

第84回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/07/06、11期、民社党)

○三治重信君 大臣に何か重要な打ち合わせがあるそうですから、一つだけ御質問してまたほかの機会にしたいと思います。  きのうも大蔵大臣にお伺いして、大蔵省の立場の御説明を得たわけなんですが、私は、非常に今度の円高の問題で、貿易の収支を縮小する問題で通産大臣大変御努力されておりますが、それと並行してもう一つ私は、もう日本は貿易収支はどうしてもやはり相当合わしていっても若干の黒字という方がこの日本の産業構造からいっていいと、結果として。そうすると、やはりその黒字をどうして対外投資なり経済協力に使っていくかという方向にも相当力を入れていった方がいいと思うんです。そういう問題から、日本の経済体質を、やは……

第84回国会 決算委員会 第7号(1978/03/24、11期、民社党)

○三治重信君 きょうは、雇用問題に限ってお尋ねいたしますが、いま問題にこれからもなる、いわゆる高齢者の雇用の問題でございますが、その前に、ひとつ現在非常に四年にわたって不況だと言われている。それでしかも大変な工場閉鎖、首切りというような問題や何かも行われているわけなんですが、現在においてもなおやはり、若年労働者といいますか、中学、高校卒業生の就職場等はまず心配ないものかどうか。大学の卒業にはどの程度、と申しますか、大学卒業生が非常にふえてまいってきておるわけですが、この大学卒業生の雇用の問題は労働省としてどの程度把握し、またどんな対策をとろうとしておられるか。まずそれをひとつお聞きしたいと思い……

第84回国会 決算委員会 第8号(1978/03/27、11期、民社党)

○三治重信君 私は調査、情報の関係をちょっとお伺いしたいと思っております。  四十六年のニクソン・ショックや、それから四十八年のオイルショック以後、日本のそれまでの高度成長時代のように国際環境が非常に恵まれておらず、大変な問題が起きている。それをいわゆる一部の人は外圧と言う。私は国際情勢の変化、これに対して日本が、いままで国際情勢の変化というものについて全然、ほとんど考慮しなくても、国内の政策よろしきを得れば高度成長ができたと、こういうことであったとながめているわけなんですが、それで、やはり国際情勢の急激な変化ということになり、また今後も、いま現にそのことで苦しんでいるとなると、政府として国際……

第84回国会 決算委員会 第9号(1978/04/07、11期、民社党)

○三治重信君 私は公共事業の施行上の問題で、前に建設委員会のときに一度質問したことがございますが、非常に公共事業をやっていく上において、現地で、着工前あるいは着工途中でもいろいろのトラブルが起きている。その一番典型的なのは成田空港で、十二年たった今日においても非常な紛争が続いている。これではいかに公共事業をやって社会資本をつくるのだ、いろいろの善意はあっても、やはり非常に問題がますます複雑になり、極端なことを言えば国費のむだづかいにも発展をする、こう思うわけでございます。ことに国の予算の施行は利子がつかない。あるいはその収益性についてとかく世間から何も余り強い問題が出てこない。それは何かと言う……

第84回国会 決算委員会 第10号(1978/04/10、11期、民社党)

○三治重信君 私はこの外務省の「昭和四十九年度決算について」という文書にも載っております、経済協力の問題をまず最初にひとつ論じたいと思っております。  経済協力に技術協力とそれから経済開発援助等がありますが、ことに技術協力について、国内の受け入れと、それから日本人を、海外で協力をする技術者または青年の派遣というふうに二つに分かれており、その海外派遣をする青年技術者等も、それぞれ医療とか農業とか、または開発技術協力というのは恐らく土木建築かとも思いますが、そういうふうになっているようなんですが、これにいうのは、現在外務省が総括的にこのプロジェクトをつくり、それに何と申しますか、各省が乗ってくるの……

第84回国会 決算委員会 第12号(1978/04/17、11期、民社党)

○三治重信君 私は会社更生法の適用の関係をまず最初にちょっとお尋ねしたい。この不況になってから、会社が倒産をする、それで、何とか救えぬものだろうかということで、会社更生法の申請がよくなされているわけでございますし、また、事実、今日まで会社更生法の適用を受けてりっぱに会社が更生した事例もたくさん知っておりますが、この不況が長引いておる中での会社更生法の適用というのは、いろいろのトラブルが起きているようこも感ずるわけでございます。ことに、これ一つ、最近の事例と申しますか、問題になっているやつについて、これを参考にしながら、こういう会社更生法の適用について通産省がどういうふうな関心を持たれており、こ……

第84回国会 決算委員会 第14号(1978/05/29、11期、民社党)

○三治重信君 国有財産の管理の問題について、若干、最近と申しますか、二、三経験したこととの関連で御質問をしたいと、こう思うわけでございます。  一般に国の出先機関の土地や建物は、公共用財産として、これは各省庁の長、いわゆる大臣や長官の所管として国有財産が管理され、大蔵省の方は普通財産の管理を総括的に行われる。しかし、大蔵大臣は全体としてそういう各省庁に任した公共用財産も、いろいろの変更、またその使用について相談に乗られるといいますか、いろいろ指示される権限があろうかと思います。それで、戦後非常に国が貧しく、また出先の方も予算がないけれども、しかし庁舎その他を建てないと行政ができないというような……

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/07、11期、民社党)

○三治重信君 三公社五現業の問題をお聞きしたいと思います。  公共企業体等基本問題会議の中山伊知郎座長の三公社五現業の経営形態の問題、それからスト権問題についての最終的なまとめが近く出そうだと、それに対して、年内にこの答申に対して政府が対処を決めるというような新聞情報が出ておりますので、ひとつこれは多年の問題であるわけなんで、ことに労働関係の方からお尋ねしたいと思うんですが、どうも調子を見ると、経営の方で、三公五現のうちでも民営に一部凄移そうと、あるいは国鉄のごとく、まあ分割といいますか、新しく公社を分離しようというようなのが新聞に漏れると。この経営形態のそういう経過の変わりによって労働関係が……

第84回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1978/06/23、11期、民社党)

○三治重信君 まず最初に、米審にこれは配られた資料の印刷物だと思うんですが、水田利用の再編対策の実施状況についてのやつがこうありまして、これが地域別に北海道から九州まであって、大体本年の五月十五日の調査時点だと、目標の三十九万一千ヘクタールの作付転換が達成されて、一〇四%、こういうふうに出ているんですが、この転換作物の作付別の中で、これは飼料作物が二五%と、こういうふうに出ているんです。その次が野菜、これは一九・五%、約二〇%ですが、野菜は各地に散らばっているんだろうと思うんですが、飼料作物と大豆が非常に地域的に集中しているのじゃないかと思うんですが、この作物別の分布、これをちょっと御説明願い……

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/28、11期、民社党)

○三治重信君 農林省、農林大臣の所信表明を拝聴いたしまして、非常な重大な農業問題の担当者として、各方面にわたって均衡のとれた政策が述べられていると思っております。  全般にはとても御質問できませんので、特にこの転作問題と農地の問題について御質問をしたいと思っております。  この百七十万トン、四十万ヘクタールですか、米の転作は今後十年間ということなんですが、今度割り当ての分が、これが各県、市町村は、今後微調整はあるけれども、基本的にこの各県に割り当てた調整数量というものは、減反数量というんですか、転作数量は変えないという方向で今後基本的な政策を進めていかれるわけですか。

第84回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1978/07/04、11期、民社党)

○三治重信君 大分昼時間を過ぎて申しわけないんですが、少しだけ伺います。  よく農林省の諮問される米価の案、またはそれによって米価審議会が答申されるその米価について、後で自由民主党と政府との折衝とかいうことで、よく政治加算がされるというようなことが新聞で過去に何回か例があったと思うんですが、その政治加算された米価というのは、次の年の生産費所得補償方式を計算するときには、その政治加算された米価を基礎にして上積みされて次のやつが計算されるんですか。そういうことじゃなくて、また別の統計数字でこの諮問の米価というのは毎年農林省が案をつくるのか。

第84回国会 農林水産委員会 第4号(1978/03/23、11期、民社党)

○三治重信君 提案理由説明を見ますと、両者の地域内の農業者で営農改善計画を立てと。この営農改善計画なんですが、説明資料やいろいろ拝見いたしておって、経営規模のどの程度以上が大体営農改善計画が実際上立てられる、また適格者として認めている経営規模であるか。
【次の発言】 両地域で、ことに北海道から申し上げますと、経営規模は、これはいまは金額で言われたわけなんですが、これはそういう経営計画の金額、農業所得の金額でそういうことをやっていられると思うんですけれども、農林省のこちらへ出される資料は、みんな経営規模のやつはいわゆる土地の段階で出している。だから、段階の答えがあるかと思っていま聞いたんだけれど……

第84回国会 農林水産委員会 第5号(1978/03/28、11期、民社党)

○三治重信君 資料によりますと、森林組合には施設組合と生産組合と二つあるようになっていますが、これは同じ森林組合と、別々にあるということでなくて、ほとんど一森林組合が施設組合と生産組合と大体兼ねておる、数字を見ても大体そんなようなことだと思うんですが、そういうふうなところの理解でいいんですか。
【次の発言】 そうすると、組合員の何というのですか、専従職員の数とか何か出ているやつは、両方の一緒のやつじゃなくて、施設組合だけのやつですか。
【次の発言】 そうして現実は、農林省の方は、施設組合の方と生産組合の方と今後いわゆる林業経営の改善のためにどちらに重点を置くというのですか。両方別個だと言うけれ……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/20、11期、民社党)

○三治重信君 森林組合法を今度新しく従来の規定から独立して組合をつくると、こういうことでございますが、その一番大きなねらいはどういうところにあるんですか。
【次の発言】 二つの部面というお話ですが、そのうちの中の協同組合的な部面というところで、特に民有林関係、まあ林業に特別な性格としていわゆる不在地主があると。そういうものを配慮して、いわゆる員外利用を従来のこの森林組合から緩めたと思うわけなんですが、協同組合的なものの性格を強くするとなれば、そういう不在地主の方をこの協同組合にもっと強力に編入していく対策というものが、こういうのはほかの農業や漁業にはないんだから、特別にその不在地主、ことにこれ……

第84回国会 農林水産委員会 第10号(1978/04/21、11期、民社党)

○三治重信君 きょうは、土地利用型集団営農推進特別事業の中に農作業機械化省力化対策というものと、それから広域営農団地育成対策、その中で広域米麦生産流通総合改善事業というのがあるんですが、この中で、特にカントリーエレベーターの設置についてきょうはお尋ねしたいと思うんですが、これが五十二年度では新規が四地域継続三地域となり、五十三年度で予算書を見ると十一カ所で、新規が二で継続九と そうすると、五十二年度に新規が四で継続三地域で七カ所なのに五十三年度では継続九であるのですが、これはそうすると五十二年度ではやらなかった、五十一年前でまだ中途完成しなかったのが継続としてやるようになるのですか。それから、……

第84回国会 農林水産委員会 第11号(1978/04/25、11期、民社党)

○三治重信君 大臣、どうも大変御苦労な漁業交渉で御苦労さまでした。その上、お帰りになって早々、重要な協定の批准を控えて本日は大臣の所信表明の一般質問ということでございますが、せっかくの機会でございますので、漁業関係の問題で御見解をお聞きしたいと思うんです。  朝来、具体的な今回の漁業関係の問題については解明されたと思うんですが、私は、こういうふうにいままで陸地が各国の領土であったやつが、急にこの二、三年来二百海里だといって大国から領有を宣言をし、そしてそこで魚をとるとなると入漁料を出せと、まあ一種の陸地で言えば、農地で言えば小作料を出せと。それからまた、やり方も非常に制限をする。今度はさらに、……

第84回国会 農林水産委員会 第14号(1978/05/11、11期、民社党)

○三治重信君 本来、あすの審議のやつを、あすちょっと午後都合が悪いものですから、本日質問さしていただくわけですが、責任者たる大臣が見えませんので、若干政策的なものが質問の中に入るかもわかりませんが、しかしできるだけ災害補償の基本問題、こういうことを主として質問をしてみたいと思います。  農業災害補償制度は、この法律からいくと戦後二十二年にいち早く新しい政策としてできている。それが今日農作物から果樹を加え、さらには来年から畑作物の方へ事業範囲を拡大しようとする法律案を出されたわけなんですが、その前の問題として、農業の災害補償制度はなぜこういう三段階方式といいますか、末端の第一線で共済組合方式、こ……

第84回国会 農林水産委員会 第16号(1978/05/25、11期、民社党)

○三治重信君 漁船積荷保険臨時措置法の一部を改正する法律案の審議でございますが、試験期間の延長ということで、その理由が、二百海里の沿岸漁業のいわゆる非常な変化ということでございまして、この点について農林省当局がいわゆる水産の操業地域の、または操業の方法についていまいろいろ大変な変化が出てくるんじゃないか。そうすると、いままで試験実施をしたけれども、その経験数値が必ずしも本格実施に使えないおそれがある、だから、さらに五年間延長してほしいと、この理由もまた業界の方もそういうことのようですから、われわれはそれについて賛同を惜しむものではないことをまず前提にして、御質問をしたいと思います。  それで、……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/05/30、11期、民社党)

○三治重信君 農林漁業団体職員の共済組合法の改正の問題でございますが、やはりこういう老齢退職金の問題は、いまや各種共済組合、あるいは厚生年金の老齢年金等の問題と非常に共通性を持ち、またこれからこういう改正についても非常に、何というんですか、統一的に政府の中で行われることになるんではないかと思うのです。また事実、最近におけるこういう年金の改正の問題はほとんど統一的に扱われている。こういう問題は、どうなんですか、ひとつ政府で、厚生省なり内閣なりで、こういう共済年金や老齢年金の一般的な共通的な改正というものは一本の法律で政府でやったらどうかと思うのですけれども、そういう問題についての話はまだ一つも出……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/06/01、11期、民社党)

○三治重信君 この農業者年金制度は、農業者の老後生活の安定というものと農業経営の近代化とを二つかみ合わせて考えておるのでしょう。その裏づけとして、金融の手段としての基金も設けるという、一つの何と申しますか、農家というものを育てようという非常に画期的なこれは考え方の制度だと思うんです。ただ、それがうまいとこ寄与をするかどうかというところが、いまから私は特にお伺いしたいと思うところでございます。  そして、ことに社会保障制度審議会の方面からでは、社会保障制度としての年金と企図される農業経営の近代化政策との関連についてどうも農林省の説明ではわかりにくいと、こういう疑念が呈されていると報告されているわ……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/06/08、11期、民社党)

○三治重信君 国有林野の改善特別措置法をきょう何とか委員会採決にまで仕上げるために、質問時間を非常に節約してほしいという要望に沿って、ごく簡単に質問いたします。  それで、体系がちょっと乱れますけれども、一番最初に、いまの定員内職員の給与が平均でも一万三千円、退職年齢時になると数万円も林野庁の中の同じ職員との比較においても低くなっていると、こういうことのようですが、林野事業は三公社五現業で仲裁裁定によって賃金が決まる、その決まった賃金で分配する、だから結局分配の問題だろうと思うのですけれども、それにしても特別会計で一般会計の職員と、これは公務員の定員内の職員なわけですから、これが人事院の勧告の……

第84回国会 農林水産委員会 第22号(1978/06/15、11期、民社党)

○三治重信君 瀧井参考人にお伺いいたしますが、今度のこういう改正法によって新品種の登録なり何かというものが非常に多くなっていった場合に、やはり役所がいわゆる官業で専属的にやるより、団体ですね、こういうふうな一つの指定団体をつくって、そこに統一して、民間のそういう専門家も入れてそこでやった方が、能率的といいますか、いいような気がしないでもないんですが、外国なんかでそういうことをやっていないか、これはどこでも全部役所が品種の登録というものをやっているものかどうか。一定の資格や基準をつくれば、そういう特殊な団体なりそういう目的団体をつくって、そして民間も入ってそれを相互に守った方がこの振興に役立つん……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、民社党)

○三治重信君 民社党を代表いたしまして、補正予算についての、またそれに関連しての質問を総理大臣並びに関係大臣にしたいと思います。  まず最初に、この円高問題、またそれに関連しての国際経済の動きをいろいろ質疑しまして、わが国のこの予算の景気回復対策が果たしてうまくいく環境にあるかどうか、それの判断資料を得たい、こう存ずる次第でございます。  まず円高問題でございますが、私は、昨年の後半の急激な二〇%の円高攻勢というものは、日本の不況が原因しておって、円高によって不況が出てきたんじゃないと、かようなふうに思うわけでございます。特にこの円高問題は日米の貿易収支の日本の黒字化、これによって円高攻勢をか……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 決算委員会 第2号(1978/10/13、11期、民社党)

○三治重信君 朝来の御質疑で大分お疲れのことと思いますが、私は最近郵便配達がわりあいにスムーズにいっているんではないかと。一時のように遅配、欠配とかいうような問題が余り出ておりませんけれども、やはり通信業務の中で郵便の仕事というものは一番じみな仕事だけれども、やはり社会の民心の安定、社会生活の中に非常に重要な仕事を担当しておられると思っております。しかも、その中で最も現代のいわゆる合理化にそぐわない仕事だと、最も人力以外にないというふうに言われてきたのでございますが、日本の郵便番号制をつくられてから、また非常に電気工学の進歩によって郵便番号制が大分軌道に乗ってきたんではないかと思うんですが、こ……

第85回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/10/31、11期、民社党)

○三治重信君 技能検定についてきょうは若干の質疑をしたいと思います。  職業訓練法によって技能検定が行われるようになって、初めは試験だけやって何も恩典がないじゃないかとかいろいろの点が指摘されたんですが、逐年職種も拡大され、そうしてその技能士になった方々の努力といいますか、によって逐次社会的な非常な信用を得て、いまや技能検定というものは非常にだれでも知っている、非常に普及をしてきて、制度として非常に権威をだんだん高めてきていると思っております。  そういう中で、一つだけちょっとここで――検定をだんだん広げていかれると、戦前あるいは各種団体でいろいろこの訓練法による検定制度、いわゆる国家検定以外……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/12/20、11期、民社党)

○三治重信君 私は国鉄の関係の御質問をしたいと思います。  まず、いま問題になっております、運輸省が来年度予算で公共陸上輸送の総合整備のため、その総合整備計画とその特会をつくる、こういうことが報道されているわけなんですが、その中で、その前提として、私は、この新幹線をつくって公共輸送の国鉄の関係で国鉄にどういう利益といいますか、があったか、こういうことを特にお聞きしたいわけなんです。  それは、新幹線ができていま非常に便利になり、確かに鉄道に革命的なと言ってもいいほど便益をもたらしたわけですが、しかし、便益をもたらしたという反面、国鉄の赤字が非常にふえたならばその負担を結局国民がしょわなければな……

第86回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/12/21、11期、民社党)

○三治重信君 私は海外経済協力問題について御質問をしたいと思います。  五十年度の決算書にも経済協力のことが書かれておりまして、この中に技術協力、それからあと青年海外協力隊の派遣の問題開発調査、センター協力、医療協力、農業協力、開発技術協力、開発協力、専門家養成確保等の事業、アジア諸国等の開発途上国に対する経済開発援助、また国連開発と、こういうふうなのが書いてありますが、この中で、これは平面的に書いてありますが、非常に日本の今後の外交の中で海外経済協力が、私は日本の平和外交として、国力が許す限り積極的に展開すべきだと、こういうふうな考え方を持ち、 前の福田内閣においても、ASEANへ福田総理が……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第1号(1979/02/14、11期、民社党)

○三治重信君 大分遅くなってお疲れのところですが、一つだけ警察庁に聞いておきたいと思っておった質問でございますので、ひとつごしんぼう願いたいと思います。  昨年、道路交通法の一部を改正する法律が通って、十二月からこれが適用になったわけなんですが、その結果、ときどき新聞にも出、またそれに国会でもずっとあちこちで質問になってきているところでございますが、交通事故防止のためにとられた七十五条の積載制限違反に対する取り締まり、これによって非常に昨年の年末滞貨が出、それから運賃が上がる。ちょうどそれと前後して、ことに土建関係の資材の値上がりが非常に問題になってきたところでございます。警察の方では、これは……

第87回国会 決算委員会 第4号(1979/05/28、11期、民社党)

○三治重信君 大蔵大臣に御質問をします。  五十年度から不況対策として公共事業が最重点的に行われて、非常に予算が膨張しているわけなんですが、この中で一番大きな問題は、やはり当時問題になったのは土地代が二割もかかっているんじゃないかと、そしてそれがうまくいけばまだ公共事業による景気回復もできるんだろうけれども、それがうまくいかなければ、工事が繰り延べになれば、景気回復にそれほど、政府が言うほどうまく公共事業による不況対策にはならぬじゃないかというような議論が当時たくさんあったわけなんです。まあしかしそれにもかかわらず、非常に政府としてはそれ以降ずっと、今年もそうでございますが、公共事業一点張りと……

第87回国会 決算委員会 第5号(1979/05/30、11期、民社党)

○三治重信君 総理にお伺いしますのは、先ほどの田代委員からの御質問と若干重なりますけれども、先日訪米されてナショナル・プレスクラブでの演説の中で、流通機構の整備と経済構造の転換というのが、四項目、五項目として演説の内容が新聞報道されているわけですが、この中で、ことに経済構造の転換ということをうたわれておりますが、その方向をどういうふうに意識されて、またここでこういう問題をアメリカが――まあこれはプレスクラブで発表するということは世界に日本の政策を発表することだろうと思うんですが、この構造転換というものをどういうふうにお考えになっておりますか、先に。

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/16、11期、民社党)

○三治重信君 五十四年度の農林水産大臣の所信表明についての質疑で、この大臣の所信表明に「生産性の高い近代的な農家を中核的な担い手として」と、こうしていろいろ書いてございますが、その「生産性の高い近代的な農家」をつくる一つの問題点として、きょうは農地の問題を御質問したいと思います。  それは、一つの新しい考え方として地主の方にこの流動化の助成金を出すと、こういうことが出ておりますが、一番日本の農業が高度成長の中で非常に衰退して、国家の要望する国民の食糧の自給力について非常に荒廃化を来しているんではないか、こういう一般的な批評のある中で、農林行政としてやはり私は自立経営農家という、農林水産省の方は……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/03/29、11期、民社党)

○三治重信君 沿岸漁業改善資金助成法については、これは非常に簡単ですから、いままで同僚委員の御質問で、この法案そのものについてはもういろいろ質疑は行われておりますので、この関連から、ことにいわゆる漁業経営者といいますか、漁家に対する一種の生活資金のような構想がありますので、そういう漁村のいろいろ振興にも関連した問題として取り上げてみたいと思うんです。  いわゆる水産業の振興というと田舎の部面、都会からわりあいに離れたところの漁港、漁村というものがとかく考えられやすいんですが、最近はいわゆる三大都市圏または地方の中枢都市でも、いわゆるサラリーマンまたは中小業者の生活水準の非常な向上とともに、海へ……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/05/24、11期、民社党)

○三治重信君 林業等振興資金融通暫定措置法案そのものの内容は非常に簡単な法案でございますが、これの背後の関係について、こういうふうに民間の民有林関係の特別助成を、融資をやろう、また木材の流通関係なりの国内産の木材の合理化をやろうというこの背景は、これに書いてあるとおりだと言えばそれまでだけれども、それ以上に国有林の造林計画を非常に少なくすること、それから供給が非常に少なくなる、こういうふうな見通しを立てられた去年、国有林の林業改善計画の臨時暫定措置法を出されて、あの法案だとたしか二割ぐらい国有林の木材の供給が減っていく、減らしていく、そのかわりいわゆる国民の自然環境保全、国土の保全というような……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/29、11期、民社党)

○三治重信君 最初に、いただいた資料でちょっと御説明をいただきたいと思っております。  この資料の三ページのところで、先ほどの六十歳から六十四歳まででほとんど経営移譲が行われるという場合には、そうすると六十四歳まで経営移譲の年金が八万七千八百円ということになるわけなんだけれども、最近もらっている年金の、これは経営移譲年金が多いだろうと思うのですよね。上の表の平均年金月額で、五十三年度の四―六月で三万一千二百八十八円、経営移譲年金のやつね。そうすると、これは、六十四歳の経営移譲年金と、それから六十五歳以上の農業者老齢年金プラス経営移譲年金とを合わせた実績のものなんですか、この平均年金月額。  そ……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、民社党)

○三治重信君 民社党を代表いたしまして、この集中審議について御質問をいたします。  私も、先日、衆参両院のこの飛行機輸入問題に対する派米調査団の一員として参加をし、向こうでいろいろの関係当局との折衝の中で感じたことでございますが、そういうものを中心にして、できるだけ重複を避けて御質問をしたいと思います。  それで、われわれ調査団の得たいろいろの情報についての政府に対する質疑については、同僚議員からの質問で再三再四御答弁をいただいているように、速記録から見てもわかるところでございますので、ひとつ同じ観点でなくして、少し観点を変えたいと思っております。  その観点といいますのは、私たちの民社党は、……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、民社党)

○三治重信君 民社党を代表して御質問をいたします。  いままで議論になりました二百三十八万ドルの事務所経費は非常に経費がかかって、それで追加で要求してもらったんだという御証言ですが、もしも本当に必要な経費であったならば、経理に経費として、収入で支出がきちんと載って国税の調査でそれが載らぬということはないはずじゃないかと思うんですが、どうしてそういうふうな必要な人件費だとか為替リスクとか、そういう問題の当然商社の活動として要る経費が帳簿に載らなかったんですか、また載せないというのはどういう理由であるか。
【次の発言】 よく日商岩井の航空機商法と言われますけれども、向こうの多国籍企業のおたくが取引……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、民社党)

○三治重信君 民社党の三治でございます。  どうも非常に同じような質問になって恐縮かと思いますけれども、三千億から五千億も毎月やっているので、こういう事務的な経費のものはよく知らぬというのが御答弁のようですが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、日商岩井の経理の方では、こういう事務的な経費あるいは販売契約書があって、それに対してごくわずかしか販売手数料やコミッションが入ってこないときに、そういうものをチェックするのは課長段階ですか、部長段階でしかこういうことのチェックはやらぬわけですか。
【次の発言】 しかし、先ほども話があったように、二十日の全日空ルートの八十九回公判で……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、民社党)

○三治重信君 民社党の三治でございますが、時間がほんのわずかでございますので、中心点のところをお尋ねしたいと思うのですが、各質問者からも、同じ中心点は、社長に言われて八十五万ドルの処理の問題について知らなかったという答えだと、こういうことなんですが、そのときに、社長さんは、先ほどからの話だと、簡単なことだと言われるのですが、ただ簡単に言われるわけはない。山村さんからは相当詳細に社長に言われて、海部さんには、あなたには社長から言ってもらうと、こういうことの証言があったわけですから、社長から言われたことをもう少し正確に全部を言っていただきたいと思うのです、社長さんのおっしゃったことを。

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、民社党)

○三治重信君 最初に、予算もあす結末がつくように聞いておりますが、これが予算委員会ではグラマン・ダグラス事件についての最後の質問になるわけですが、これがまた総理が最後の決断として予算に入れられたE2Cの解除の問題に問題が展開すると思うのです。一応その執行上は衆議院、参議院の議長の了解を得て政府が実施する、こういうような了解で予算の審議が終了するわけなんですが、議長がいつそれについて了解を与えられるか、また、それはどういう場合に政府に対して了解を求められるのか、これはやはり総理としてその方は議長に対して働きかけをされていかないと、議長としても独自の判断だけで処理できないんじゃないかと思うんですが……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 決算委員会 第閉会後2号(1979/10/12、11期、民社党)

○三治重信君 今度の鉄建公団の事件について、結局やみ給与と言われている根源は、私は鉄建公団の労使の労働協約によるそれを履行するためで、それがだんだん重なって予算の執行上安易な形でこういう結果になってきたと思っているんです。で、今度はこういうふうにして世間の集中非難を浴びて、川島総裁は断固直すと、こうおっしゃるけれども、一人当たり三十万円からの臨時給与を現実に出しているやつを、給与の支払いが違法または不当の経理で予算執行上もうできないと、だからこういうことは五十五年度ですか、来年以降はできないと、こう言ってぶっきらぼうにやれば、これは鉄建公団の中の職員と管理者は大変な問題が起きると思うんですが、……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、11期、民社党)

○三治重信君 最初に鉄建公団の方へお尋ねしますが、鉄建公団の経理の不正処理の問題は中身が進捗したわけなんですが、そのうちの一つの、いわゆる不正経理によって――経理上は不正経理だけれども――職員に払われた特に一時金ですか、プラスアルファといったりあるいはやみ給与といった部面の取り扱いを今後どうされるつもりか、それについていまどういう検討をされているか。
【次の発言】 そうすると、まだ処理を決めてないというお話なんですが、もう十一月になっているわけですね。今年はまだ全然そういうことについては検討もしていないということですか。
【次の発言】 これは担当者に聞きますが、こういうような予算以外の積み上げ……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 決算委員会 第閉会後1号(1979/12/13、11期、民社党)

○三治重信君 どうも遅くなっての質問で申しわけございませんが、開発銀行さん、輸出入銀行さんともどもなかなか一般的に御質問する機会もないものですから、きょうはちょうど決算委員会という機会を得て両行のいわゆる政策金融についてお尋ねをしておきたいと思ってお願いをしたわけなんですが、まず、特に開発銀行さんに質問をいたしますが、この財投の融資対象がずいぶん資料を要領よくまとめられてあって、非常にわかりやすくなっておりまして非常に参考になったわけですが、最初の電力、石炭、海運等の産業振興の融資から、社会開発、技術開発の方へ重点が移ってきているさまがよくわかりました。特に五十一年の決算がきょうなんですが、ち……

第90回国会 内閣委員会 第2号(1979/12/10、11期、民社党)

○三治重信君 まず、今度の昇給延伸の問題をひとつ質問しますが、今度の人事院勧告の完全実施に当たって、昇給延伸の措置をとるという閣議決定をやった。これは、財政難ということが言われておるわけなんですけれども、本当に財政難ということでやるのか、あるいはさらに、それとも関連して昇給延伸というのは、いろいろ何といいますか、高齢化に対してあるいは人事管理上、昇給の延伸、従来の昇給期間を再検討しようと、こういうふうな内容なのか、その点をもう少し、どういうところに昇給延伸の理由をつけているのか、閣議決定の中に一項目特に重点の一つとして入れているのはどういう理由か、ひとつ御説明願いたい。

第90回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/29、11期、民社党)

○三治重信君 もう御答弁があったことと思うんですけれども、今度の稲転計画の十カ年計画のうちで、ことに第一期の三年のやつは非常に自信を持って農水省が稲転計画をやられたわけなんですが、それがまあ初年度から余剰米を相当出し、もういまではどうにもならなくなった、こういうことだから、その苦痛は非常に御同情申し上げて、しかもきょうのこの五十五年の対策というものは、当面考えられる決断の処置としてはやむを得ないと思うんです。  ただ、ここで一つ問題は、いま少し原因を、こういうふうな過剰米を出した原因の、当初の計画とこういうふうに非常に大きく変えざるを得ないというその原因の分析を、農水省として、稲転十カ年計画、……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/07、11期、民社党)

○三治重信君 先日のときに、時間がないものですから、大臣の答弁をよう求めぬで終わっているわけなんですけれども、きょうまた大臣がいないということになると非常に質問の進め方が困るわけなんです。  稲転強化に関連してこの前もお話ししていたんですが、私は、この余剰の水田の利用の仕方というものに対して、農家の稲転のための財政の補償だけでこれをやっていくと日本の農業は滅びてしまうんじゃないか。みんな補助金、金をもらいさえすればいいので、本当に農業というものについて、農業生産に取り組むという姿勢がもう一人もなくなる農家になる。  これは私は、きょう偶然に机の上に乗っていたものだから中身を見ると、なかなかきょ……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第2号(1980/01/24、11期、民社党)

○三治重信君 きょうお尋ねしたいのは、二つの点、通産省所管の特会の関係のことについてお尋ねを申し上げます。  電源開発促進対策特別会計でございますが、五十一年の決算の説明書によりますと、翌年度へ繰り越した額が二百十八億、収納済額の六百十七億余に対して非常に多くなっております。しかも必要性を認めて特別会計までしたのについて、これが少し、何というんですか、もう法律どおり収入が入って、支出の方が非常におくれているんじゃないか、こういう問題かと思いますが、なぜこういうふうに多額の繰り越しが行われ、または、さらにその繰り越しだけではなくて、なお余って剰余金がこんなにたくさん出たのか、その事情をひとつ御説……

第91回国会 農林水産委員会 第1号(1979/12/21、11期、民社党)

○三治重信君 大臣にお尋ねしますが、こういう共済組合の各省にあるやつなんですがね。いつもこれからたびたび改正になるような状況になったときに、やはり厚生年金というのですか、国としてこういう老齢年金として統一化していくというふうなことについて、大臣はどういうふうに、それでまた農林省としてはどういうふうに、これはあくまで農林団体は特殊なものだから、そういう今後の老齢年金の発展についてできるだけ一緒にできるところはするけれども、あくまで別だというふうにしていくか、できるだけ一緒にすべきだと考えるか、その基本的な態度ですね。
【次の発言】 基本姿勢としてはそういうことだろうと思うんですが、農水省としても……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/03/12、11期、民社党)

○三治重信君 まず最初に、外交、防衛問題について御質問をいたします。  総理は、施政方針演説で、外交問題については、国際関係で主体的なそれへ脱皮したい、それから国際的地位にふさわしい役割りと責任を果たしたい、こういうふうに述べられたわけなんですが、今回のソ連のアフガニスタン侵入から考えますと、日本のこの北方領土に対するソ連の基地の設定、それから日本海に非常な海軍力の増強が行われていて、日本海じゃなくてソ連海だと言われる、こういう状況のもとに、われわれは日本の国土防衛についていま一段と具体的な努力が行われなければならぬ、こういうふうに思うわけでございますが、また、それに対して日本のいまの防衛の大……


三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院11期)

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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1978/04/01、11期、民社党)

○三治重信君 文部省の予算概要説明の第二のまず育英事業についてお伺いしたいわけなんですが、戦後の高度成長と国民の所得の水準の非常な高騰によって、われわれの戦前の学生のように、いわゆる苦学生とか、書生をやってとか、非常にまた家が貧乏で、勉強したくても勉強できないと、そういう社会情勢からずいぶん変わって、一方から見れば、本当に大学へ行くまでの勉学の能力もない人までもどんどん次から次へ、学校へ行けばいいということで学校へ行くようになってきた、こう一説には言われますが、それの一番一つの大きなかなめが私は育英奨学事業、これがひとつこれからの教育の中で、本当に勉強をしたい人が、その能力に応じて教育が受けら……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1979/06/01、11期、民社党)

○三治重信君 今回のたばこの値上げについては、一つは、大きく公共企業体等基本問題会議というんですか、の答申によって、ことにいわゆる消費税的なものはきちんと法定すべきだというやつが今度はきちんとなっているようでございますが、そのほかの問題、ことに経営形態とか労使関係とかいう問題についての検討は、この日本専売公社法の一部を改正する法律案そのものには直接関係のない問題かもわかりませんけれども、この法律を改正する中でたばこの消費税的な率をきちんとやるというのは非常に改善進歩だと思っておりますが、そういうこととともに、今度、原価の一・三倍までのやつは価格改定は法律でないというふうにまで決めるということに……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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