三治重信 参議院議員
14期国会発言一覧

三治重信[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
三治重信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは三治重信参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院14期)

三治重信[参]本会議発言(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 参議院本会議 第7号(1987/02/27、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、民社党・国民連合を代表し、去る二月二十一、二日に行われた先進主要国蔵相及び中央銀行総裁会議の合意事項と今後の政府の対応につきまして、総理と関係大臣にお伺いしたいと思います。  第一に、共同声明の最後の項に、現在の為替水準はおおむね適正であり、これ以上の相場変動はマイナスとなる、この水準の安定化のため各国は緊密に協調するとあります。すなわち、円は現在の百五十円台で安定し、これ以上の円高にならないような保証ができたと承知してよろしいものでしょうか。もしそうならば、宮澤大蔵大臣の円高歯どめということの御努力を多とするものであります。  しかし、我が国の円の一ドル百五十円台は、声明……


■ページ上部へ

第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 参議院本会議 第13号(1987/09/19、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行うものであります。  反対する第一の理由は、本案が抜本的改革には値しない小手先だけの改革にとどまっており、税理念の確立や将来へのビジョンが欠落している点であります。  本来の税制改革は、産業・就業構造の変化、経済取引の国際化など社会情勢の変化に即応した税体系をつくることが筋道であると思うのであります。所得税の税率は、現行十五段階から十二段階へと簡素化されることになっておりますが、生涯にわたって税負担を平準化するためには、この程度の税率緩和では不十分であります。将来的には六……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 参議院本会議 第11号(1988/04/07、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま提案されました昭和六十三年度予算三案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。  本予算案は、竹下内閣初の年度予算案で、新内閣の施政方針に基づいて編成されたものでありますが、二〇%増の公共事業の内需拡大以外は見るべきものはございません。  以下、順次、反対理由と要望事項を含め、述べていきます。  反対の第一の理由は、所得税減税が見送られていることであります。  一昨年暮れから景気は上昇に転じました。しかし、金余り現象から地価と株価の異常な上昇をもたらしました。昨年は、約一兆五千四百億円の所得税減税を実施した上、第二次補正で一兆八千……

三治重信[参]本会議発言(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院14期)

三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1986/08/06、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 今度の諮問が、対前年度より諮問価格が三・八%下げられた。こういうことについて、非常に野党の私たちも、農協の現行米価を据え置くべきだ、こういうことに賛意を表しているわけなんですが、政府が下げる理由は、この所得方式で計算するとそういうふうになった、こういうことなんですけれども、初めの新聞の報道では六・六%ぐらい今までの方式だと下がる、ところが今度、きょう説明があった計算式に変えて三・八%にした、こういうのはどういう理由でそこまでそういうふうなことをしたのか。その意図は、今度は自民党が絶対過半数を持ったから、諮問米価の前に米価を自民党と調整して、その調整の成ったところで諮問案をつくりた……


■ページ上部へ

第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 農林水産委員会 第4号(1986/12/16、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 今、最近の円高から、農産物の価格問題から非常に農業問題がマスコミの俎上にのってきておりますが、その中で一番私が注目してきたのが竹村健一さんのテレビでございますが、日本の農業は補助金が五兆円、それから保護の価格で五兆円、計十兆円も国民に負担させている、だからこれは再検討しなくちゃならぬ、こういうので非常に大きな反響を呼んでおり、議論になっておるわけです。  それで、円高問題をめぐって非常に農業の価格問題が問題になっている。その中で、農業の過保護の一つとして、価格問題と関連していわゆる補助金の問題が出ておるわけですが、補助金と保護価格とこれは二つに分けて、一つは、保護価格の方はもう一……


■ページ上部へ

第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 農林水産委員会 第1号(1987/03/26、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、松くい虫のこういう問題については本当に素人であり、また別にそう研究しているわけではないので、本当の初歩的な見解あるいは質問になるかとも思うわけなんです。  私は愛知県の出身なんですが、沿道を車で知多半島や東海道沿線を回って歩いているときに、松がどんどん枯れていく。そのうち、見ていると、ほとんど伐採されたり一生懸命本当にえらい防除をやられているみたいだけれども、僕は愛知県なんか見ていると、そんなことを言うと愛知県に怒られるかもしれぬけれども、どうも松くい虫で枯れた松をそんなに防除されているような感じは受けていない。実際、道路の両側の松の木が枯れていく実態はずっと見ている。それ……

第108回国会 農林水産委員会 第2号(1987/03/27、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、国有林の治山事業は今まで林野庁がやっていると思っていたら、そうでない。林野庁というのは特別会計で全額負担というふうに了解していたんですが、全部治山事業は一般会計からの支出だということを聞いて、ああ随分変わったものだなあと思ったんです。そうすると、前の六次計画と今度六十二年度からやる七次計画は国有林野の治山事業は全部全額国費で一般会計の金でやって、林野庁の特別会計の金ではやらぬという計画になっているのかどうか、それが一つ。  それからもう一つは、ことし水源税のやつが新聞に出て、実際農水省でどの程度まで大蔵省とやったのかわかりませんけれども、私は、この水源税というのは考え方が農……

第108回国会 農林水産委員会 第4号(1987/05/21、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 きょうOECDの問題が非常に議論されておりますが、私は、大臣が初めて総合的に日本の農業の立場を国際的な視野を入れながら話されているあの発言というものに非常に敬意を表し、日本農業が孤立化を避ける方法として非常に納得的なものだと、こういうふうに理解しております。殊に世界の農産物市場価格を無視して日本農業の自給率を高めるとか日本の農業をこうするとかいってみても始まらない。やはり国際価格を見ながら国際価格にいかにして日本の農産物価格を接近をしていくか、それにはどういうふうに農政を展開するか、こういう基本的な立場をしっかり開陳された。それには時間が要るし我が国の特殊な立場もあるんだというこ……

第108回国会 農林水産委員会 第5号(1987/05/22、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 農林漁業信用基金法案、大変苦労されて農、林、漁それぞれの信用機関を中央だけ統合されたというだけでもなかなか御苦労があったようなんですけれども、私はずっと見ていて、農業関係というのは、同じ農林水産省でいながら、末端へ行くと農業は農業、林業は林業、漁業は漁業でみんな独立して、相互に共通点があるにもかかわらず、金融みたいなのは一つでいいはずなやつが、どうしてこうみんな別々にやって城をつくっているのか、これでは進歩発展がないなど、こういうふうに感ぜざるを得ないわけなんです。中央だけでも一つつくったのはいいんですが、林業だけは県段階がなくてふっと中央だけでしょう。農業と漁業が県段階で一つに……

第108回国会 農林水産委員会 第6号(1987/05/26、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 国有林野の改善は話を聞けば聞くほどえらい難しい問題で、本当に第二の国鉄にならにゃいいがというような心配がありますが、一応こうやって改善特別措置法の改正を提案されて改善に努力する姿勢を示されたところは国鉄や運輸省よりか一歩進んでいるんじゃないかと思うんです。ところが、山そのものは鉄道以上に長期なもので、その計数は示されない。内部ではいろんな資料は一応検討して持っているけれども外部へは出したくない、それは誤解を与える可能性もある。それは、えらい長期だから前提条件が非常に難しい。その難しいのをたくさんつくればつくるほど、その結果についての判断というものは専門家以外にはわかりにくい。簡単……

第108回国会 農林水産委員会 第7号(1987/05/27、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 大分法律の中身がわかってきたんですけれども、実際上この集落整備法の適用の場合に、市町村単位じゃなくて集落単位ということの考えになるんじゃないかと思うんですが、例えば僕の出身地の西尾市というのが、戦後市街化区域の町があって、その周りの農村を五つ六つ合併して市ができているんですよね。それで僕の部落なんかも、結局、その市から歩いて十五分ぐらいだから、市街化区域の隣の部落なわけです。もう完全にスプロール化して、今、農道の間にどんどんどんどん家ができつつある。初めは確かに次三男だったんだよね。初めは確かに次三男だったけれども、最近来る人は全然、どういう人が来たのか、どういう人が家を建ててい……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 一番初めに、今問題になっております国立大学の入学試験期日のA、Bのグループの問題についてちょっと。  今、新聞情報によると調整が困難になっていると。去年は五月七日にA、Bが決まった。ところが、京大が変更するかしないかというようなことで今非常に新聞をにぎわしておりますが、A、Bグループを地域的にも、また足切りを少なくするためにも、各大学の自主性だけでなくて、ある程度の地域的に均衡を持ったものに決めた方がいいんじゃないかと思うんですが、総理と文部大臣のこれに対する対処の仕方、五月二十七日には国大協の最終的な決定があるようなことを聞いておるんですが、いかがでございますか。


■ページ上部へ

第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 農林水産委員会 第2号(1987/07/30、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず、捕鯨の禁止の問題について御質問をしたいと思うんです。  我が党は、特に全日本海員組合から農水省に対してIWCの今回の捕鯨委員会についても事前に要請書も出ておるところでございますが、また、この海員組合自身もIWC事務当局や、それからIWCの議長並びに加盟各国に対して要請書を送っているところでございますが、その中で一部を特に、まあ農水省は御存じでしょうが、発表いたしますと、   本組合は、一九八二年のモラトリアム決議は  到底容認できるものではないが国際捕鯨取締条  約第八条に基づき、IWCで決定された「付表  第十項。」と「科学調査のための特別許可に関  する決議」に沿い、鯨……

第109回国会 農林水産委員会 第4号(1987/08/27、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 今度大豆、菜種の補助金のやり方で、今までのパリティ方式から生産費方式に変える、こういうことでありますが、私は考え方とすればこれが筋だと思うんです。筋だと思うんだが、ちょっと遅過ぎた。非常に遅過ぎた。考えを、これを切りかえるのが、早ければ十年ぐらい前に切りかえておくと、きょう今日のこの円高の経済状態の中で非常に耐えることができただろうと思うんです。  この円高の中でこういうふうな切りかえをやると、午前中同僚の方から北海道の作付が変えるという情報だけでぱっと減ったというふうに、非常に私はやはり農家としてみれば恐怖を感ずるような状態だろうと思うんです、その大きな原因は、私は円高で農産物……

第109回国会 農林水産委員会 第5号(1987/09/01、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 ごく簡単に御質問します。  松本参考人には、産品のばら積みですね。生産者から需要家へ移すばら積み、これはもう非常にいいことだと思うんです。そして、ここにどういうネックがあるのか、果たして生産の集荷の農協から各消費の製粉会社へ直接するやり方について、障害があるのならどんな障害があるのか。ぜひこれは実現されるようにやっていただきたい。  それから長井さんには、集団の生産をやるんですが、これは中核農家がやっているというのは何軒ぐらいでやっておられるのか。転作農家は非常に多いわけです。三十戸ですか、その中で生産委託というんですか、何戸でやっておられるのか。  それから製粉協会の正田さんに……

第109回国会 農林水産委員会 第6号(1987/09/03、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 麦のパリティ価格から生産費方式に変えていくのは、一つの伏線として、だれでも予想しているように、農政審の答申の線に沿ってできる限り国際価格に近づけていくという基本方針から出ているわけなんですが、そうすると、結局値段を下げていけば農家の所得は減る。それを減らさないためにはやはり一戸当たりの農家の生産規模を拡大しなくちゃならぬ。こういう結論になるわけなんですが、そうすると小麦をつくる農家の生産規模を拡大する方式をどういうふうにして性急にやれるかということなんですが、その方策についてどういうお考えを持っておられるか。  私は、今価格の中にぶち込んでしまっておられる生産奨励金をこれまた分け……

第109回国会 農林水産委員会 第7号(1987/09/10、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 参考人の方、御苦労さまでございますが、ひとつ池田参考人に、こういう犯罪が食品に特殊な現象として出てきたんで、業界として大変対応策をとられることが必要であると思うんですが、そこでちょっと失礼な質問なんですが、この財団法人食品産業センターというのは業界の団体とは違うんじゃないかと思うんですが、これはそういう業界の団体としてならその業界としての対応策について非常に要望したいことがあるんだが、そうでなくて何か特別な財団法人の食品センターというのは中身が、実際はどういうことでこういうふうな食品センターというものができたのか、それをちょっと御説明願いたいと思うんです。  それから、この法律も……

第109回国会 農林水産委員会 第8号(1987/09/17、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 最初に警察庁の方にお尋ねしますが、けさ同僚委員の方から警察庁の方へは大体の御質問があって、それを聞いたものだから、それとの重複を避けて、ちょっとそのお答えになった中で疑問を持ったのを大きくちょっと御質問をしてみたいと思うんですが、午前中の、事件で百十二件あったと。しかしそのうちの解決数のところの説明では何か殺人事件みたいなので、流通食品への混入事件の解決ではないような気がしたんですが、それは普通の毒物で相手を殺すとか何かするために、それは一般の流通食品を買ってその中へ入れたということであって、流通食品の流通を妨害するためにやった事件ではない。この法案は流通食品を流通させないために……


■ページ上部へ

第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 土地問題等に関する特別委員会 第閉会後1号(1987/11/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 けさほど来いろいろ論議をされて、質問通告したのが大分重複しておりますので、その重複の面は省かせていただきます。直接具体的な問題に入らせていただきます。  その前にちょっと、地価上昇の原因がけさから議論になっていたんですが、私が調べた中で一番印象に残っておりますのは、五十八年から地価が上がったのは主に円の為替レートが上がると同じようにずっと地価が上がってきている。したがって、東京集中とか値上げという問題もあるけれども、私はやはり国際貿易収支の急激な黒字とそれによる金余り、それからいわゆる金利の低下、そういう国全体の資金の流れというか全体の経済の構造、経済の中身が非常に大きく変わって……


■ページ上部へ

第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1987/12/07、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、民社党を代表して土地対策の質問をしたいと思います。  まず最初に、私たち野党で土地対策を検討したときの基本的な考え方として、土地対策の必要性を述べておりますが、それをかいつまんで申し上げますというと、結局この大都会または都市における地価の高騰というものは、土地所有者と土地を持たない者との資産格差が非常に増してくる。これは非常に不公平、不平等を国民感情として増す。その結果、勤労意欲が大変衰えるんじゃないか。特に大都市のサラリーマンについては、るる質問者が申し上げているとおりでございます。それが一つでございます。  もう一つは、何といっても住宅を取得する価格、いわゆる国民の住宅……

第111回国会 農林水産委員会 第1号(1987/12/09、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 今度のガットの裁定で十二品目の中で十品目が自由化を迫られて、そのうちで八品目は了承したというふうに出ておりますが、その中で非常に奇異に感ずるのが、いわゆるアメリカの輸入制限品目はウエーバーで二十一品目、または十四品目あるいは十九品目とも言われておるんですが、それから通商拡大法によって三品目、食肉輸入法によって二品目が輸入制限の対象品目になっている。こういうふうなことで、ガットの場で日本政府の方はこれを取り出して対抗要件としたようですが、これは全然問題にならなかったみたいですが、ひとつそういうぐあいになると、あと残った品目の自由化をやる場合の一つの考え方としてお聞きするんですが、こ……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1988/05/13、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 参考人の皆さんどうも御苦労さまです。私が最後ですが、若干御質問をさせていただきます。  まず伊藤参考人からお話しさせていただきますが、先ほど特別事業税構想をやったけれども敗れたと、こういうようなことでした。私も東京の分散関係をやるためには、やはり土地に対する課税を強くするのがまず地価を抑えることからいっても第一じゃないかとこういうふうに思っているんですが、東京都はなぜ都市計画税や固定資産税を上げることを知事みずからが非常に嫌うかというのは、何か余りたくさん取ると自治省から取った金をみんな地方へまた再分配されるんじゃないかということからそんなことを考えているんじゃないかと思うんです……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1988/05/16、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 大臣は急な御就任で、またきょうはあらかじめ質問も提出しなくて直接の御質問になって、若干御迷惑なところもあるかと思うんですけれども、私は今度の法案についてのやつは同僚の山田議員に基本的なことを質問していただくことにいたしまして、国土庁として今一番重要な問題になっております土地問題について御所見をお伺いしておきたいと思うんです。  まずは、何といっても東京圏、次いで大阪圏、この二つの東京圏、大阪圏の土地をどのぐらい土地価格を引き下げることができるか、これが今度の土地政策のポイントだろうと思うわけなんです。そのためには、一般的に今土地の価格が鎮静したあるいは一部下がったのがある、こうい……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第6号(1988/05/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 土地対策の問題をまず取り上げさしていただきます。  先日、大臣就任のときに、土地対策として公共事業、買収ばかりじゃなくて賃貸借も考えたらどうか、こういうことを申したら、賃貸借は後の始末に困る、こういうような、また、それにいいことがあればまた考えてもいいよというような御答弁だったと思うんですけれども、現に地方の土地開発公社というのが各県、市町村にもたくさん出ておるが、ただ買うばかりでは僕は余り能がないじゃないかと。公共事業やこういう関係でやる場合には借地もやっていいんじゃないかと思うんです。それは、個人では、土地を売却する必要のときにはいつでも公社が買えばいいわけで、それもしかし、……

第112回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1988/07/07、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 米価の最近の決定で、今度せっかく米価審議会が一・五ヘクタール基準で生産費を出して、そして将来の米価の決定に役立つようにという答申が今年実行されなかったというのは、農林省としては大変残念なことだろうと思っておりますけれども、私は、個人的には非常にいい方向が出てきているんじゃないか、こう思っております。やはり耕種農業、穀物の収穫の基準というものは、国際的にいくと非常に耕作面積の拡大というものが基本になっていかないとそれこそ国内農業の荒廃につながる。規模拡大をして生産をやって初めて耕種農業というものが成立するんじゃないか、こういうふうに思っておりましたところ、こういうふうな規模拡大の線……

第112回国会 農林水産委員会 第4号(1988/03/25、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は予算委員と兼ねているものだから、きょうは朝から出られなくて、あるいは質問が重複するかもわかりませんけれども、あしからずひとつ御了承願いたいと思います。  今の鯨の問題も質問の中に入っていたんだが、重複するからこれは省きます。  それで、おたくの方からいただいたこの国会資料で、八ページの「新製品・新技術の例」、こういうのが載っているわけなんですが、こういうふうな新製品や新技術にどれぐらい研究費、またそういうことを研究さしている施設の数、これは新製品、新技術の開発の状況はどうなっておるかという質問であるわけなんですが、こういうふうな新製品、新技術というものの開発の状況、何カ所くら……

第112回国会 農林水産委員会 第5号(1988/03/28、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 大臣、あしたから日米貿易交渉で出かけられるんですが、先日、畜産物価格の当委員会での審査のときに、私、予算委員会の関係で失礼いたしましたので、きょうは畜産物の関係で質問をしたいと思うわけです。  それで、まずこの畜産物の自由化、今これは日米で、あした大臣が行かれるのは牛肉と、こういうぐあいに承っておるんですが。畜産物の自由化は牛だけではなくて、豚や鶏、羊その他あるわけなんですが、こういうような全体の畜産物の自由化はどの程度進んでいますか。
【次の発言】 そうすると、牛に関する――牛の肉と、それから牛から出る乳と乳牛の関係が今残っている、こういうふうに理解していいわけですね。

第112回国会 農林水産委員会 第6号(1988/03/31、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 漁港法の審査に当たって、かねがね私は釣り場の設置や駐車場を要望しておったんですが、今度その整備計画の中にそういうことが組み込まれ、また予算書の説明の中にも新しく項目が設けられました。その「漁場利用調整等に関する体制整備」、こういう中で、「釣船漁場利用適正化推進事業」、それから「釣船業特定漁場利用状況調査」、こういう予算が組み込まれたんですが、こういう問題についてさらに漁港を整備するとともに、今後海のレジャーを国民がやっていく上において本当に必要だと思うんです。陸ばかりやっていると四囲に海がありながら、日本人の何千万人という勤労者が海を対象にしたレクリエーションが非常に不足している……

第112回国会 農林水産委員会 第8号(1988/04/21、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 森林開発公団法の一部を改正する法律案のことで、きょう私のところは党大会のものですから、ちょっと午前中の審議を聞かずして午後になってしまって、あるいは重複するかもしれませんけれども、ひとつあしからずお願いしたいと思います。  まず、森林開発公団なるものの支所のあり方の問題で、支所ぐらいの程度ならいいんだけれども、もう一つ、農林水産委員会の調査室の資料によると、支所の下に出張所が全部で三十三カ所あるようになっているんだが、支所が四十人とかわずかしかいないのに三十三カ所もあって、しかもこれは町の県庁所在地みたいなところにみんな出張所なんか置いている。出張所に何人ぐらいずつ置いて、何をし……

第112回国会 農林水産委員会 第10号(1988/04/28、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 朝から開発公団についていろいろ質疑がありましたから、その中で答弁のあったいわゆる開発用地面積はわかりました。  そのほかに、開発された用地面積においてどれだけの乳用牛や肉用牛が飼われたか、入った牛の数ですね。それから、畜産基地としてどれぐらい畜産農家ができたのか、そうしてその畜産農家一戸当たりの経営面積はどれぐらいなのか、そういう畜産農家は農用地開発公団が開発する前の地主の土地を借りているのか、買っているのか、そういうようなことをちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。  それで、なかなか今までにない農家の型をつくったと思うわけですが、今実施中のものや、あ……

第112回国会 農林水産委員会 第11号(1988/05/10、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 大臣どうも日米交渉御苦労さんでした。ちょっと休んでもらって……。  日米交渉熱戦でずっと今まで議論されて、これ以上聞く必要はないと思っております。  従来から、一つ農林当局にお尋ねして確かめておきたいと思っておることは、畜産事業団のあり方です。日米交渉の中でも一部の報道では畜産事業団のあり方について議論になったようなことがありますが、それはさておいて、私たちが畜産事業団の現在の動きについて一つ非常に不思議に思うのは、価格の下げ方がフェアでない。例えば価格を下げぬかとこう言えば、いや特定の日に値段を下げて特売をやっているとか、特売で下げたとか言っている。そうかといっているとまた畜産……

第112回国会 農林水産委員会 第12号(1988/05/12、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 漁災法の中身を少し勉強させてもらったんですけれども、なかなか複雑で、大体の筋はわかるけれども、中身の実際の事務がどうなっているんだろうか、掛金がどうなっているんだろうか、補償の金額の計算がどうなっているんだろうかというのをいろいろ説明も積極的に受けてやったのだけれども、短時間ではよくわからない。  午前中からも若干その問題で議論になって、一応はお答えになっているわけなんですけれども、どうしても加入率が二五%と非常に低いというのは、えらい高い掛金の補助も国が出しているのにかかわらず、こういうふうに加入率が低いという本当の原因は何だろうか。単に団体加入か単独加入かということだけで加入……

第112回国会 農林水産委員会 第13号(1988/05/17、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 参考人の皆さん、どうも御苦労さまでございます。  時間がないから一、二の方にだけしか質問できませんけれども、まず池田参考人さんには、私学校も同級生でして、別に質問を避けるわけじゃございませんけれども、きょうお聞きした農業界を代表しての農村工業導入法に対する御意見ばかりでなく、農業全体のスタンス、規模拡大のスタンスというものについては私も同感でございます。ひとつそういう方向で、結局明るい農村、昨今、農業は損だ得だとかいうことではなくして、明るい農村をつくる展望をしっかり開くようなオピニオンのリーダーをぜひやっていただきたいと思っております。農村が日本で重要だというのは、やはり農村に……

第112回国会 農林水産委員会 第14号(1988/05/19、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 あるいは同僚議員の質問と最初は重なるかもわかりませんが、まず第一に、今度のこの促進法の一部改正を今回やろうとする動機、殊に第四次農村地域工業導入の基本方針を六十二年三月に決定したばかりなのに新しくやるという理由。それから、新しく加えたこの四業種に限った理由、これは重なる答弁になったら簡単で結構でございます。
【次の発言】 その意図はわかったわけですが、最近の統計資料を見ると、農家数が非常に激減をしている。例えば四十六年には五百二十六万一千戸の総農家数が六十二年には四百二十八万四千戸、これで約百万も減っている。十七年の間に百万も減っている。兼業農家も八十万九千減っている。こういう数……

第112回国会 農林水産委員会 第15号(1988/05/24、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 この前の団体法の改正、六十年の十二月のときも公的年金の一元化に対する内容、それからスケジュールというものが七十年を目途としてやるんだということだけれども、決まっていない。それを速やかに実施する大体のスケジュールを確定したらどうかというような附帯決議が出ているわけですが、どうもまだ今までのそのスケジュールの決め方、それから七十年を目途にしてまだそれ着手はしていないんですか、どうですか。
【次の発言】 それで、これが独立したやつも、この一つの理由として、職員団体を特別地方公務員並みに待遇を引き上げたいというのが出ているわけです。統一をしていく、こういうことになってくると、厚生年金の上……

第112回国会 予算委員会 第3号(1988/02/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 本日は普通よりか早くなってまことに申しわけないんですが、まず最初に、この補正予算で売上税の廃案になったやつの是正が行われております。それで、私も昨年の九月の参議院の本会議で意見として申し述べておいたんですけれども、このような国民に重大な義務というんですかを課すような税制改革、今度政府が抜本的な税制改革をやろうとしているわけなんですが、こういうような抜本的な税制改革の場合の税法とかいうものは、完全に国会で通って後一定の期間国民の周知期間を設けて予算化すべきだ、予算に編入すべきだ、こういう考え方をこの前申し述べたんです。今度それをやらぬために、そのため今回の補正でわざわざ一兆一千億円……

第112回国会 予算委員会 第6号(1988/03/14、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 文部大臣にお尋ねいたします。  現在、海外勤務者や国内転勤者等で単身赴任が非常に多くなっているように思われるわけなんです。例えばナゴチョンとか、それから海外へ行ってみても一人で来ておる。こういうぐあいになってくると、高校教育というものが中堅の家庭で母子家庭と同じようになってしまう。また、海外生活者は国際交流をやっていく上において夫婦で、家庭単位でつき合うというのが普通なのが、日本人だけが一人だけで行って家庭づき合いができない。  こういうことを考えると、各都道府県ごとに全寮制の高校を相当つくっていいんじゃないかと思うんですが、これに対する御意見をお伺いしたい。また、現在どういうふ……

第112回国会 予算委員会 第15号(1988/03/26、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず最初に、きのうも問題になりました政府の行った有識者世論調査、民社党もこれは少し露骨な誘導的調査である、こういう結論に達しまして、この予算委員会の場で厳重に抗議を、非常にまずい調査だったと、こういう意見をしっかり言うようにと、こういうことでございます。何もこういうことまでしなくても、本当に政府が税制改革をやるというならば、かえって税制の抜本改革について反対世論をむしろ起こすようなことになりはせぬか、こういうふうに思います。  そこで、改めて世論をしっかり反映させるために、政府税調もさらにきょうの新聞だとあと五回ほどやるというようなことになっておりますが、今後党税調を経て政府の原……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 予算委員会の集中審議でございますので、ひとつ確認的な意味で、各党から質問されていることなんですが、改めて確認さしていただきます。  財政再建と税制の抜本改革との関係において、税制抜本改革は財政再建に役立てるものではない、こういうふうにはっきり理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで財政再建の問題ですが、第一目標は六十五年度赤字国債ゼロ、これはいろいろの質疑を通じて、今の景気が続く限りにおいては大体実現は可能であろう、こういうことに相なっておるわけなんですが、財政支出の中で国債費が今年初めて二〇%を超す、十兆円を超す、こういうようなことが言われておりますが、この国債費……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 同僚議員から暫定予算に関する中心的な質問は大体出尽くしたのですが、私はまだ若干各省に、どういうふうにしているかということが漏れている省庁がございますので、ひとつ四月一日からの予算空白中の支払い義務を生ずる法律を持っておられる省庁――法務、郵政は先ほど御答弁なさいました。それで最高裁、労働、厚生、文部、参議院事務総長、総務庁と、これぐらい予算空白中に支払い義務を生ずる省庁があると思うんですが、そのやりくりについては今まで御説明になったことがあるかもしれませんが、ここでひとつ総括的にそのやりくりの状況を説明していただきたいと思います。


■ページ上部へ

第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 農林水産委員会 第3号(1989/06/16、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 民社党としては、肥料価格安定臨時措置法について、廃止は賛成でございます。こういうふうな統制が続くのは、外国産のやつが非常に日本の国内産よりかより速いテンポで安くなっている状況から見ると、やはり生産等についてどうも農家を、何といいますか、保護するよりか肥料工場をむしろ保護してきたのが、肥料の安定法に逆になってしまったと思うのであります。  僕は、戦前はどうも通産省と農林省だと農林省の方が強くて、むしろ非常に値段なんかも厳しくやったのが、今度は、戦後は非常に肥料の価格は外国産と比べて高くなってきてしまったと。その理由は、恐らく化学肥料の国内の石油製品の原料高ということに原因があるので……

第114回国会 農林水産委員会 第4号(1989/06/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず最初に、この法案は昨年でしたか、行われた農産物十二品目のガットによる自由化の裁定による対策案の一つがこうやって出てきたんだと思うんです。もしそうなら、この農産物の十二品目の中でどういうものが滅びていき、どういうものが合理化して前進をしていくか。何というんですか、この自由化によってとても競争かなわぬと思って転換さすといいますか、農産加工業の中で転換さす。それは各企業の判断だけれども、そういう見通しですね、転換がどれぐらいで合理化がどういうふうな割合で今度の法案で進むであろうか、こういうふうな大きな見通しがおありじゃないかと思うんですけれども、その点の感触をひとつお知らせ願いたい……

第114回国会 農林水産委員会 第5号(1989/06/21、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 農用地利用増進法の改正というのは非常に時宜に適した改正だろうと思って拝見しております。しかし農地法との関係が素人だからかどうもはっきりしないのが一つ。それからやはり何と申しますか、経営規模の拡大につながっているのか。本当に、ただ農地の耕作放棄あるいは農地の耕作を委託したり売りたい、いわゆる利用権ですから売りたいというのとの需給の関係というものがどういうふうになっているのかというような点について、ちょっと御質問してみたいと思います。  それでまず最初に、今度初めてこの法案へ耕作放棄の土地、いわゆる遊休農地、これが全国の北海道、本州入れて十三万五千ヘクタールというふうな統計になってお……


三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院14期)

三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1986/10/15、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は民社党の議員ですが、先ほど記者の取材のことで日本の記者クラブの閉鎖性の問題が出たんですが、日本の記者がアメリカへ行ったときでも、いろいろ取材に入るには、やはり資格とか何か要るんじゃないんでしょうか。その国々、アメリカで結構ですが、日本の新聞記者がアメリカへ行って国務長官の記者会見に出るとか、あるいは各省の記者会見に出るときにはそれの事前の審査とか加入のやつが要るとか、そういうような慣習というんですか、制度の違いがあるんじゃないかと思うんです。確かに日本は記者クラブ制度があって、記者クラブというのが非常な特権を持っているようになっているんですけれども、皆さん方がいろいろ取材につ……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1986/11/26、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は民社党なんですが、ちょっとお伺いしたいのですが、国際収支で非常に日本が黒字でアメリカが赤字といっても、アメリカの方はえらい多国籍企業がたくさんあって、海外どこへ行っても多額の投資をしていてそこから収益を上げている。そうしてアメリカはどんどん赤字になっていくとドルが暴落するのじゃないかというお話ですね。この多国籍企業とドルとの関係、また日本も逐次これで円高になって多国籍企業になっていくだろうと思うんですけれども、そういうのと、国際収支の関係と通貨の価値の関係というものが将来どういうふうに展開していくかということです。
【次の発言】 そうしますと、国際収支というものが、あくまで国……


■ページ上部へ

第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 国民生活に関する調査会 第閉会後1号(1987/06/10、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 一つは五、六十億ドルの貿易収支、経常収支の改善というお話なんだけれども、今度の緊急経済対策でやるときの為替レート、今年度の当初予算のときには百六十三円という話があったんだが、今度の緊急経済対策のときの貿易収支改善の五、六十億ドルというのは何円で計算をし直してやっているのかということ。  それからもう一つは、Jカーブ効果があるから貿易の黒字がどんどんふえるんだというんだけれども、Jカーブというのはそう何年でも続くわけじゃない。そうすると、もうことしの後半あるいは来年ぐらいから相当Jカーブによる黒字というのは減るはずなんだけれども、それをどう見ているか。ましていわんや、予想以上に百四……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/02/27、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 民社党の三治ですが、ひとつお伺いしますが、公費の日本の募集というのは、毎年決まって公募して、そしてシンガポールの人が受験をして選考されて来る、こういうふうに理解していいんですか。  それから、私費で来られる方をもっと、公費としてはどうしても予算上制限があるんでしょうが、私費の方で日本へ希望されるというのは別にこれは制限はないと思うんですけれども、何か制限があるんでしょうか。あるいはまた、今お挙げになったような理由で欧米よりか日本の方が住みにくいというのが一番大きな理由がどうか。
【次の発言】 民社党の三治ですが、もう皆さん大分質疑が行われて、非常にいい御意見だと思うんです。とにか……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第閉会後2号(1987/06/11、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 文部省にひとつお尋ねしますが、先ほど話があった大学での寄附講座、これは単に既存の建物に講座を増設するということばかりでなくて、新しく今の既存の大学の中に施設も特別教室や研究施設も全部つくって受け入れることもできるのか、単に講座として教授や助教授や助手のいわゆる経常費にとどめるのか。私は施設やなんかも全部、研究施設なんかも全部含めて土地も提供できるような格好に大学とか研究機関というものは、国立といえども全部そういう民活を利用できるような方向を早く確立した方がいいと思うんですが、今現在何枚ぐらいの学校にどれくらいの申し出があるのか。それからまた、文部省としてこういうような寄附講座をど……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1987/03/13、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 国際化そのものずばりじゃないんですけれども、高等教育機関の国の経費と教育の実人員の問題なんですけれども、例えば三ページの中で日本が「国公」だと四十九万五千人で、ドイツなんかが百二十六万七千人と、こういうぐあいになっているんだけれども、イギリスとか西ドイツとかフランスとかいうところは、連邦政府というのか国家がこんなに全部大学、学生を収容しているんですか。アメリカは九百六十八万になっているんだけれども、これなんかは連邦政府はほとんどやっていないと思うんだけれども、これは地方行政府のものもみんな含まれているということですか。
【次の発言】 そうすると、国の予算、例えば文部省そのもの、ア……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第閉会後3号(1987/06/17、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 運輸省の方へまずお尋ねするんですが、御説明の資料の五ページの五番目の「豊かな生活空間の形成をめざした港湾の整備」のところに「海洋性レクリェーション等の要請の増大に対応するためマリーナ等の整備」、これはやはりリゾート法によるリゾートのものと一緒にぜひ考えられるべきじゃないかと思うんだが、これは港湾の整備と別個にやると全体としてのリゾートの開発と矛盾するようなことになりはせぬかと思うんですが、マリーナの整備、これはぜひリゾートの整備のところで、殊に海岸の中には必ず含めてもらえるようにしてもらいたい。これは農水省も入ってくるから農水省の説明のときにもまた言っておきますけれども、日本でマ……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1987/03/25、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 民社党ですが、大都市開発で今一番問題は、やはり土地の細分化によって、もう細分化すれば細分化するほど土地の値段は上がる。だから、細分化をとめなくちゃいけないということ。  それからもう一つは、土地というものは何も価値が上がるわけじゃないんだから、それを売買して余り値をつり上げるよりか賃貸制度をもっと奨励するような改革をすべきだ。殊に日本なんて、東京地区はサラリーマンが住宅建てるときにはほとんど土地を借りてつくっていた。だから家を建てるだけの資金で家が確保できた。それをなくしちゃったのは何かというと、貸し家や土地の賃貸のいわゆる借り主に対する今の保護制度が余りにも行き過ぎたからだと思……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第閉会後4号(1987/06/18、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず、厚生省に二つお願いします。  一つは環境衛生施設の廃棄物の処理ですね。これは産業廃棄物も含めて厚生省の方でいろいろ対処されておるのか。ぜひひとつ、この海岸の埋め立てとか、一般のごみの焼却はいいんだけれども、埋め立てなんか、山の中とか、湖水とか、海面とかいう、そういうやつで、しかも大きく多町村にわたっての集合的なやつをやらぬと、各市町村だけにこういうことをやっても、土地問題からして大体デッドロックになって引っかかってきちゃうと思うんです。おたくの方の資料にあるとおり、余分の埋め立てできる土地がだんだんなくなっちゃうわけなんで、こういうような大きな計画が東京と大阪にやられている……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1987/05/08、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 私は、主にこの中の「国際交流、国際親善」の項目に関連することをまず最初に申し上げますが、一つは、日本人の海外在留が多くなる、そうすると、やはりその子弟の教育が非常に問題になってくるわけなんです。それを日本で教育するかあるいは外国におって、外国の一定のところへ、ヨーロッパならロンドンとか、アメリカだったらアメリカのある都市とかというふうないろいろのことが考えられますけれども、やはり国際交流が発達するとともに子女の教育制度について全寮制度ですね、親と離れても教育がやられる。それだけ費用がかかっても、海外生活できるような人ですから、やはりある程度生活力がある。しかしそこの施設がないとで……


■ページ上部へ

第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1987/07/15、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず金森さんにお伺いいたしますが、今の日本経済からいくと一〇ないし二〇%の需要不足があると。これを満たせば成長率五%程度までいく。しかし、問題は一〇ないし二〇%の需要不足を有効需要にしていくこの財源をどういうふうに考えられているか。今度みたいに緊急経済対策として、中曽根さんが特別これをサミットで約束してきたからやるという、政治的なことから急に起きたことなんですけれども、これを納経済的に見ていった場合に、有効需要の不足に対して国民経済の運営上、どういう視点でそれをどういう財源を使って補充していけば正しいのか、こういう問題をひとつお伺いしたい思います。

第109回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/07/29、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 土地問題で一つお伺いしますが、現行の土地税制は、公共事業で土地を買う場合に代替地を出したり、それから代替地がない場合にはその土地の売却代金を非常に免税をしたりして、公共事業の用地買収に都合のよいような土地税制になっていると思うんですよね。だから公共事業をやって土地を買収すれば買収するだけ周りの土地がどんどん高くなる、こういうような環境になっていると思うんです。こういうような問題で、ひとつ公共事業といえども用地買収じゃなくて、私の提案のように政府がそういう道路やいろんな公共用地の敷地についてもいわゆる信託なり賃貸なり、いわゆる第三者機関をつくっても何でもいいんですが、地主は地主とし……


■ページ上部へ

第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/12/10、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 ちょっと時間がなくて質問できぬかと思ったんですけれども、五分ほどあるから質問させてもらいますが、国連の主唱で、世界人口問題でアジア地域が、御存じだろうけれども、特に人口問題の会議を日本が特別資金を出して毎年会議をやるようになっているわけなんですが、その中で、私が今度参加して一番印象に残ったのは、人口が宗教問題に非常に関係がある。だから、したがって人口の過剰に対して減少政策をやるのに、宗教の各指導者がそういう人口、出生についての手段についてとかく主義主張というんですか、教化の関係で余り表面に主張しない、こういう了解ができたんだと、こういうようなことが宣言に載っているわけですよね。そ……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/04/13、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 ちょっと幼稚な質問をしますが、この中で寝たきり老人というのは、これはやはり年で制限しているのかどうか、六十歳以上という。  それから、この特別養護老人ホームと有料老人ホーム――有料老人ホームというのはぴんぴんしているんだろうと思うのだけれども、特別養護老人ホームというのはみんな市町村立で、私立のはほとんどないのかどうか。  それから老人保健施設というのが、先ほどの説明だと公立のは非常に少なくて公益法人的なものになっているみたいなんだけれども、この老人保健施設というのは医療も含んだ施設というふうに解釈していいのか。そうすると特別養護老人ホームと老人保健施設とどう違うのか。そんなこと……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1988/04/20、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 お二人の参考人さん大変御苦労さまでございます。ありがとうございます。  イグナチェフさんの方への質問が随分ありましたので、私はユニセフの方への質問は遠慮させていただいて、小林さんの方へ質問をさせていただきたいと思います。  小林さん、老齢化対策の関係資料として非常にティピカルな調査資料を整えていただきまして、非常にわかりやすく説明していただきましてありがとうございました。  それで、きょうの御説明の一番最後の高齢化問題への対応の中で、四つの項目のうちの第四番目のシルバーサービス振興会の問題についてちょっとお尋ねしたいと思うのです。  シルバーサービス振興は、政府や地方公共団体がい……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1988/04/25、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 人口問題、出生率について  一、アジアの人口三十億、八九年四月で世界人口の六〇% 七十五年までに人口増加率一%までに抑えること  これが昭和五十六年、一九八一年に北京でアジア各国の国会議員による人口と開発に関する会議で、アジアの人口は世界人口の六割を占める三十億を超えるということから、昭和七十五年、いわゆる二〇〇〇年までに人口増加率を一%に抑える目標を掲げて宣言し、その後の会議においても再確認されたところであります。  二、人口の転換  日本の出生率低下は明白な政策の実施によるものではなく、国民の自発的な出生力抑制の意識に基づく行動によるものであった。戦後の異常な窮迫状態といった……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 まず柏木先生にお尋ねしたいんですが、日本が今アメリカから盛んに国債や何か債券を買っているんですが、毎年一割以上下がる、それだけ何のために買ったかわからぬようになっているんですが、金融機関として、私はレーガン・ボンド、アメリカはもうドルじゃなくて日本は日本円で貸してやる、こういうふうにしたいと思うんですけれども、こういうことについての、まあ国会ではドルは基軸通貨だからそれはこららから要請できぬなんて大蔵大臣は言っているんだけれども、それの考え方。  それから、もう一つは海外投資ですね。国際貿易収支が黒字になり、海外債券投資をやればどうしても収支が黒字になるんだけれども、それを日本は……


■ページ上部へ

第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1989/03/08、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 民社党の三治ですが、この赤い表紙の十七ページ、これでちょっと現状がどうなっているかお伺いしたいんですが、時間短縮のやつで、「計画的な年休の取得促進」「年休取得率の向上」ということで、二つ同じようなものだということなんですが、そういうような日経連の指導はいいんですが、問題は、一時年休の買い上げが相当あったんですがね、これは今どの程度になっているのか。年休をとらぬと年休をとらぬだけの時間を賃金でもらえるという制度、これが非常に年休をとらぬようになった大きな原因だというふうに、まあ我々が労働省におったときにはそういうことだったんだが、最近は大企業の労働組合はそういう年休の買い上げという……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1989/03/23、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 簡単に御質問さしていただきます。  国土庁の方、この「リゾート整備構想一覧」で、申請の出ているところが十三件ありますわね。大体これが最終目標というのか、リゾート整備のこういうような、各県一つずつのようですが、それが何カ所も、四十七都道府県全部やるような目標なのか、大体どの程度を目標にしているのか、これを全部つくっちゃうとみんな半分ぐらいパアになるんじゃないかな。そんなので、やはり抑えるところを抑えぬと、リゾートをせっかく整備してもそれが全然、ペンペン草が生えるところがまた半分ぐらいできちゃうというようなことになると思うんだが、そこをうまいところ指導していかぬと投資のやり過ぎになり……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1989/06/16、14期、民社党・国民連合)

○三治重信君 労働と余暇の意見陳述をいたします。  まず最初に、労働時間について。  年間総労働時間を抑制することが必要であると思います。それは超過労働時間を規制することになります。今、労働時間は労使の自由契約になっておりますけれども、超過労働時間の制限が強く望まれております。したがって年間総超過時間を規制することが望ましいと思います。さらには産別労使協定とか地域の労使間協定等が行われることも望ましいと思います。  次に、年次有給休暇の完全消化でございます。有給休暇を自由にとることがまだ中小企業では十分できておりません。年次有給休暇は権利であるから、まずこれから実行をすべきであります。実際は年……



三治重信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-13期-|14期|-15期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

三治重信[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
三治重信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 14期在籍の他の議員はこちら→14期参議院議員(五十音順) 14期参議院議員(選挙区順) 14期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。