安武洋子 参議院議員
11期国会発言一覧

安武洋子[参]在籍期 : 10期-|11期|-12期-13期
安武洋子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安武洋子参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院11期)

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
10期-|11期|-12期-13期
第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第14号(1978/04/10、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十年度、五十一年度決算について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  これら両年度の予算は、昭和四十八、九年の物価狂乱と戦後最大の不況のもとで編成されたものであります。三木内閣は、歴代自民党政府の高度成長政策がもたらした当時の日本経済と国民生活の危機を前にして、「静かで控え目な成長」とか「弱者救済」とかを唱えたものでした。しかし、両年度の予算は、結局日本列島改造型の大型公共事業を復活させ、一方では、福祉の切り詰め、酒、たばこ、国鉄運賃など、公共料金と国民の税負担を大幅に引き上げる在来型の予算にほかなりませんでした。総理、あなたは当時の副総理と……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第15号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十二年度決算について総理並びに関係大臣に質問いたします。  昭和五十二年度予算は、当初、財政再建を目指すということで、公債依存率が前年度よりも低く抑えられましたが、他方では、財政再建のためには国民も応分の負担をすべきである、こう称し、国民生活へのしわ寄せが一層強められ、公共料金の値上げや社会保険料の引き上げなどを押しつけたものでありました。  しかし、二次にわたる補正予算を含む同年度の予算執行の結果を見ると、国鉄運賃の法定制緩和など、国民の負担をふやす施策は着実に実行されましたが、赤字公債の発行を抑制するという財政再建の方向はあっさりと放棄された……


■ページ上部へ

第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 参議院本会議 第4号(1979/12/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  最初に、総選挙結果に対する総理の認識と政治姿勢についてお伺いいたします。  総理は、所信表明で、国民の審判を謙虚に受けとめと述べられるとともに、国政の停滞をわびられました。  しかし、いままでの論議を通じて明らかになったことは、掲げられた口先だけの綱紀粛正の陰に隠された一般消費税導入への強い意欲、そして公共料金引き上げの是認、さらには自衛隊の環太平洋合同演習への参加などの反国民的な姿勢であります。これは国民の審判に対する開き直りであり、同時に国民への新たな挑戦とも言うべきものであります。あなたは、自民党安定多数へ……

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
10期-|11期|-12期-13期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院11期)

安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-|11期|-12期-13期
第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第2号(1977/10/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最近に信濃川の河川敷の問題についてお伺いいたします。  昨日の建設委員会で、建設大臣は信濃川のあの河川敷については疑惑は晴れた、こういうことで廃川敷処分の方向、これを打ち出されましたけれども、私は非常に重大な問題だというふうに思います。この問題については、衆議院の予算委員会で小委員会まで設置をいたしております。当時の三木首相も、五十年六月の十二日の参議院の予算委員会、さらには五十年十月二十九日の衆議院の予算委員会でお約束もなさっていらっしゃる問題で、問題がまだ残されているわけです。大臣はきのう、衆議院の予算委員長から了承を得ている、こう御答弁なさっていらっしゃいますけれ……

第82回国会 決算委員会 第5号(1977/11/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 法務省からこの「人権の擁護」という、こういうパンフレットをいただきました。このパンフレットによりますと、人権相談とか、それから人権侵犯の相談数、この受理事件数ですね、これが年々ふえております。これは、人権を侵されるという環境があるということと、人権に対する国民の自覚が高まってきたんだというふうなこととが相まっているのではないかというふうに思うわけなんです。  で、人権擁護局を初めとして、人権擁護機関は日常いろいろ御苦労なさっていらっしゃる、人権の思想の高揚に努めていらっしゃるというふうなことで、私は大変御苦労なことだと思うわけなんですけれども、国民一人一人が人権の大切さを自覚して……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 けさから論議をされておりますけれども、いま円高が大きな問題になっております。特に九月の末からの円高は異常な状態で、通産省の和田事務次官も異常状態だ、こうおっしゃっているわけですけれども、この円高の原因というのは大きく言って私は二つあると思うんです。  一つは、何といってもアメリカの円に対するねらい撃ち、こう言っても言い過ぎでないような圧力だと思います。政府は予算委員会などでアメリカの圧力を否定されておりますけれども、為替市場ではいま、相場のことはブルメンソールに聞け、こう言われているほどで、九月の下田会議、それから日米準閣僚会議、IMFの総会、こういうものを通じてアメリカはいま選……

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 参考人の皆様お忙しいところ御出席くださいまして、先ほどから貴重な御意見をお聞かせくださいまして本当にありがとうございます。  私、東京輸出玩具工業協同組合の佐藤参考人とそれから日本ニット工業組合連合会の伊藤参考人にお伺いいたしとうございます。  いま大手商社とかそれからスーパーなどが、全世界的な不況を利用いたしまして韓国とか台湾それから東南アジア、発展途上国、こういうところで買いたたきをやっているというふうなことを聞いております。それが影響いたしまして国内の価格は下げられる、また国内でも買いたたきがやられているというふうなことで、それに今回の円高が拍車をかけて皆さんの業界が非常に……

第82回国会 商工委員会 第5号(1977/11/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 いま審議をされております本法案は、連鎖倒産を防止すると、こういうことで、この対策は中小企業庁御自身が出しておられます「中小企業倒産防止共済法案について」と、こういうパンフレットの十一ページにも、不十分であると、こういうことが明記をされております。現在かつてない深刻な不況です。その上に円高が追い打ちをかけている。中小業者の倒産件数というのは激増いたしておりまして、関連中小零細企業の数というのはこれは数万件にも上がることが予測されるわけです。これに対する対策は不十分な上に、さらに円高による成約難、売り上げ減少、単価切り下げ、こういう諸事情による自己倒産、こういうものが激増するわけです……


■ページ上部へ

第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 決算委員会 第閉会後1号(1977/12/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 重症障害児の教育の問題についてお伺いをいたします。  昭和五十四年からの養護学校の義務制に向けて、現在全国的に施設の整備とか、教員養成とか、こういうものが進められておりますけれども、しかし、この計画の中には重症の障害児教育が外されております。だから、今後障害児の教育が進めば進むほど、取り残された重症障害児の教育が大きな問題になってくると思うのです。私は文部省おいでと思いますので、最初に文部省にお伺いしておきたいと思いますけれども、重症障害児の教育について、一体どのようなお考えをお持ちなのか、私は疑問に思うわけなんです。重症障害児の教育を考える場合に、現在、重症障害児の学齢期の児童……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/01/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 最初に私は、お米の減反、転作の問題についてお伺いいたします。  まず最初に、近畿地方の今後の長期的な農業のあり方についてお伺いしたいと思います。  三全総では、関東、近畿地方においては、「市場条件の相対的有利性を生かして、大消費地への生鮮食料品を中心とした食糧供給基地としての整備を進める。このため、都市的土地利用との計画的調整を図りつつ、優良農地の確保・保全に努めるとともに、」「野菜、果実、中小家畜等の生産の振興を図る」、こういうふうになっております。一方、地域指標の方でも、「東海、近畿においては、引き続き市場条件の有利性を生かしながら野菜、果実等の生鮮食料品の生産に傾斜していく……

第84回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/07/06、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は政治資金の問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、いま国会でも問題になっております勝共連合の政治資金の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、最初に、一般的な件として、政治資金の報告に虚偽の報告をした場合の扱いはどうなるか、どういう罪に該当するのかということを、自治省並びに警察庁にお伺いいたします。
【次の発言】 私はきょう勝共連合東京第一本部、ここを問題にしたいと思いますが、勝共連合東京第一本部が東京都の選管に届け出ております五十年下期の政治資金の収支報告書、ここには、千数百人の人から、五百円から二千円の寄付を受けたと記載して報告をしております。これは私の調査で……

第84回国会 決算委員会 第閉会後4号(1978/09/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私はきょう、サラ金問題と不就学児童それから生徒の問題をまず最初にお伺いいたします。  憲法の第二十六条と、それから教育基本法の第三条、これは機会均等でございますが、第四条の義務教育で、児童、生徒の教育権がうたわれております。ところが、いま日本では、就学猶予あるいは就学免除、こういう児童、生徒を除きましては、教育権を奪われている子供たちというのはたてまえ上いないはずでございます。  ところが、いま全国的にも非常に社会問題になっておりますサラ金の問題の犠牲になって学校に行けない児童、生徒というのが、これは全国的にかなりいるのではないかというふうに思われるわけです。毎日の新聞を見まして……

第84回国会 決算委員会 第5号(1978/02/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 瀬戸内海環境保全臨時措置法が四十八年十一月二日に施行されまして、今国会にはこの継続法の提案も予定されておりまして、環境庁もいま各省庁と折衝されていると思いますけれども、瀬戸内海は開発に次ぐ開発で、いま産業運河、こう言われるまでに環境が破壊されてしまっております。この反省の上に立って後継法が策定されるよう、私はこのように願っておりますし、 環境庁の方でもこういう反省に立って後継法を策定なされようとしているいま、私は、改めて瀬戸内海の環境を守るという、こういう精神のもとで環境庁はどういう基本的な姿勢を持っておいでかということをまず最初にお伺いしたいと思います。  長官にお伺いいたしま……

第84回国会 決算委員会 第6号(1978/03/17、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は運輸省と建設省の二省の間で協定なさっていらっしゃいます、連続立体交差について私鉄の負担割合の問題をお伺いしたいと思うんです。  昭和四十四年九月に運建協定が結ばれて、この協定が実情に大変合わないというふうなことで、現場ではいろんな問題が起こっているわけなんです。国会の中でも、わが党の衆議院の東中議員あるいは参議院の河田議員がこの問題を取り上げておりますけれども、私はまず具体的な事例でお聞きをしたいと思います。  二省間の協定に基づいたものではございませんけれども、私ここに、「阪神杭瀬ショッピングセンター(仮称)入店御案内」という、阪神電鉄株式会社が発行しているこういうパンフレ……

第84回国会 決算委員会 第11号(1978/04/14、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は昨年の九月の横浜市の緑区での米軍のファントム墜落事故についてお伺いします。  現在、被害者の状況がどういうふうになっているんでしょうか。簡単にお答えいただきます。
【次の発言】 いま出ました林和枝さんは全身八割という大やけどを負っておられますね。皮膚移植が必要だということで、新聞報道などで知った人たちが七百五十人協力を申し出るというふうなことでどんどんと皮膚移植をやるというふうになっておりますけれども、しかしこの和枝さんに合った皮膚、これが提供できる人は三百人に一人ぐらいだということで、適応した人を探すというためには二千人ぐらいの人の検査が必要だと、こういうふうに言われており……

第84回国会 商工委員会 第5号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 計量法の改正について御質問申し上げますおれども、今度の計量法の改正は、一つは計量単位と法定計量器の追加、それから諸手数料の引き上げ、こういう内容でございますけれども、特にその中で手数料の値上げ、こういうものが中小企業へのはね返り、影響というものが出るのではないかというふうな心配がございますが、この点いかがでございましょうか。
【次の発言】 計量がより正確に行われなければならないということで計量器そのものの精度、それは確実に保証するという立場から私若干の質問とそれから御提案を申し上げたいと思うんです。  一昨年十一月に揮発油販売業法が成立いたしておりますけれども、その中で、粗悪なガ……

第84回国会 商工委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私も先ほど論議されております円高の問題についてお伺いいたします。  昨年来急騰してまいりました円相場といいますのは、この三日、とうとう二百二十円台を割りまして二百十円台に突入したわけなんです。円高は私は新しい深刻な事態を迎えていると思いますけれども、いまなおこれに対して有効な手が打たれていない。円はさらに切り上がる情勢を見せているのではないかと思います。大臣は、先ほど一部の企業は対応できないところもあるけれども、多くの企業は対応策を考えて対応されている、心配したようなことはなかった、輸出も伸びて、横並びの指導は必要だけれどもデフレの要因は働いていない、こういうふうに御答弁なさって……

第84回国会 商工委員会 第8号(1978/04/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、円高不況の中でいま企業は不況の克服のため、それから国際競争力の強化を図るためにさまざまな合理化を行っております。企業、その中でも特に大企業の合理化の中心というのは、これは人減らしだと思うんです。大企業の雇用調整というのは国民経済に大きな影響を及ぼします。雇用問題が大きくなっているときに、大企業の雇用調整をどう見るかというふうなことは今後の雇用、失業の動きを見る重要な指標になると思うんです。  そこで大臣にお伺いいたしますけれども、大臣はこのような大企業の雇用調整の動きが、雇用問題全体の中でどのような役割りを果たして、どのような影響を及ぼしていると御認識でございましょうか。

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/04/25、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私きょうのところは、二時間という大変限られた時間でございますので、まとめてお伺いするようなことがあるかもわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。  本法案の「目的」といいますのは、構造不況業種の過剰設備の処理を促進することによって、これら産業の不況の克服と経営の安定を図るというふうになっておりますけれども、この過剰設備に陥るに至った経済的、それからあるいは政策的、こういう原因や問題、これが当然あろうかと思うんです。しかし、これは各業種によって異なっておりますし、この原因を究明してこの原因を取り除かなければ、法の趣旨である不況の克服とか、あるいは経営の安定を図るということは……

第84回国会 商工委員会 第11号(1978/04/26、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは、どうもお体のお悪い中をおいでくださいまして、貴重な御意見をお聞かせくださいましてありがとうございます。  まず、お伺いいたしとうございますけれども、産構審のアルミ部会の中間答申、これを拝見させていただきました。この中には、約四十万トンもの現在の設備について効率的な凍結処理をとるというふうになっております。これらの処理につきましては、操業短縮とか不況カルテルなど、業界の自主性によって行われるべきものだというふうに考えるわけなんですけれども、内田参考人としましては、部会長さんでございますので、本法案の安定計画のような、法で定める強制力を必要とするというふうに中間答申をお出し……

第84回国会 商工委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武でございます。  きょうはお忙しいところお越しくださいましてありがとうございます。大変長時間になっておりましてお疲れと思いますけれども、もうしばらく御意見を聞かせていただきとうございます。  私まず最初に長谷川参考人にお伺いさせていただきとうございます。室蘭市長さんとしまして大変御苦労なさっていらっしゃるというふうなことを御意見を拝聴させていただきましたんですが、私が住んでおります兵庫県にも、造船とか繊維とかアルミとか鉄鋼とか、こういいますような不況産業が大変多うございまして、失業者も多発いたしております。有効求人倍率で見ますと、全国平均をはるかに下回りまして大変悪い……

第84回国会 商工委員会 第13号(1978/04/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 限られた時間でございますので、ひとつ端的なお答えをいただきたいということを申し上げて、私、労働大臣に御質問を申し上げます。  安定基本計画に定められる雇用安定を図るための措置については、当委員会でも再三論議が繰り返されておりますし、私も先日、主務大臣のお一人である通産大臣に御質問いたしました。ところが、労働省と協議をして決めていくということでございますけれども、中身は具体的なものではなくて、事業主に対して指針を与えるというふうな程度で、これじゃとても雇用の安定は図れないと思うわけなんです。いま大変雇用問題が深刻でございまして、社会問題になっております。本法案は人員整理促進法といわ……

第84回国会 商工委員会 第17号(1978/05/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、竹島の問題について集中審議をさしていただきます。  最初にお伺いいたしますけれども、韓国は四月の三十日に領海十二海里を実施いたしまして、五月の九日から十日にかけて軍艦、警備艇、これが出てきてイカ釣り漁船に対しまして、韓国の領海侵犯だから即刻退去を命ずる、こういうことがあったということでございますが、事実は間違いございませんか。端的にお答えください。
【次の発言】 国会答弁で五月二十五日に竹島周辺の漁業問題については、園田外相は、事態は好転している、こういう御答弁でございますけれども、好転しているという中身は具体的に何なのでしょうか、お答えください。

第84回国会 商工委員会 第18号(1978/06/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は日韓大陸だなの特別措置法案についての質問をさせていただきます。  言うまでもございませんけれども、本案と申しますのは協定の実施に伴う国内法の実施でございますから、本案の審議に当たりましては当然この協定に触れざるを得ないわけです。しかもこの協定と申しますのは、形の上では国会の承認を得ておりますけれども、これは政府・自民党が自然成立を強引にたくらまれた、こういう結果でございますので、すべての問題点が解明され尽くしたととうてい言いがたい問題がいっぱい残っておるわけです。そこで、協定の問題点につきまして私は指摘をいたしながら、政府の見解をたださせていただきたいと、こういうふうに思いま……

第84回国会 商工委員会 第20号(1978/06/06、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は一日の質問に続きまして質疑を行わせていただきます。きょうの冒頭の私の質問と申しますのは先日の質問に関係がございますので、一日の質問を少し整理をさせていただきたいと思います。そして政府の御確認をいただきたいわけです。  まず、政府一外務省はいままでの国会の御答弁の中でも、また一日の私の質問に対しての御答弁でも、共同開発については一九七二年九月、第六回日韓定期閣僚会議の際原則的に合意した、その経過としては、第一点は、九月の四日に大平外務大臣――当時ですけれども、この大平外務大臣が朴大統領を表敬訪問された、そしてそのときに朴大統領が共同開発の話を提案なさった、こういうことでございま……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は日本共産党を代表して、楠正俊商工委員長の不信任の動議について提案理由を説明いたします。  楠委員長は、当商工委員会において、日韓大陸だな協定の実施に伴う特別措置法案の審議が円満に続行中であるにもかかわらず、六月八日、質疑打ち切りの採決を行ったと称しています。  本法案は、その内容が、わが国の主権的権利の放棄につながる反国民的なものであるからこそ、一九七四年五月に国会に提出されて以来、廃案と継続審議を繰り返してきたものであります。したがって、当委員会の審議に当たっても、わが党は再三にわたり慎重審議を求めてまいりました。ところが、当時十一名の質疑通告者のうち、十時間の質疑通告を行……

第84回国会 商工委員会 第24号(1978/06/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私はまず最初に液化石油ガス法改正案について御質問したいと思います。  今回の改正案によりましてプロパンガスの保安の強化が図られる点については私も賛成でございます。改正案では、LPGの設備のうち屋外のボンベからメーターまで、これは供給設備ということで販売業者に保安責任を持たせる、こういうことになっておりますし、一方屋内、メーターの出口から消費器具まで、これは消費設備としまして消費者に第一義的な保安責任を持たせる、こういうふうに責任区分を明確にいたしております。消費者の保安上の意識を高める、こういう点では納得いくわけですけれども、これによりまして、通産省から資料をいただいておりますが……

第84回国会 地方行政委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず一番最初に大臣の政治姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。  大臣は国家公安委員長で公職選挙法違反の取り締まりをなさるお立場ですが、大臣は公職選挙法違反については公正で厳正な態度でお臨みでございましょうか、まず最初にお伺いいたします。
【次の発言】 実は、昨年の十一月の二十八日、大臣に御就任なさったときに、大臣の地元秘書が大臣就任祝いとして特級酒五本入りの詰め合わせを関係者に配ってなさいます。一箱一万円もするというふうな物なんです。これには「参議院議員加藤武徳」と、こういう名刺が張ってあります。これは明らかに公職選挙法で禁止されている寄附行為だというふうに思いますけ……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に、昨日ロッキードの裁判で、元丸紅の大久保利春氏が、いわゆるユニット関係の政治工作資金を二階堂氏、加藤六月氏ら六人に渡したと、こういう事実を証言なさいました。重大な事実でございますので、私は、まず総理に最初にお伺いしたいと思います。  この六人の中の四人は、いわゆる灰色高官と言われながら国会でいずれもシロである、こういううその弁明をなさってこられました。しかも二階堂氏は、党の総務にもなられて、このほどパラグアイなど中南米に政府特使として歴訪もされておられます。これは党のみではなくて、このような人物を政府の特使とされる政府の責任も重大です。また党としても、この六人の中……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 商工委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、提案者を代表いたしまして、大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに小売商業調整特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり現行大規模小売店舗法は、昭和四十八年旧百貨店法を廃止して制定され、大型小売店の進出を調整することにより、中小小売業の事業機会を適正に確保し、小売業の正常な発達を図ることを目的に施行されてまいりました。  しかしながら、このような法目的にもかかわらず、法制定以降も大型店は急激な進出を続け、さらにコンビニエンスストアなどによる大企業の小売業への進出も著し……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案の方から御質問申し上げます。  政府から提出されました資料を見ますと、たとえば銅の場合をとってみますと、昭和四十五年から五十二年の八年間に、国内の鉱山は六十一から二十二と、六割以上減少いたしております。  それから、労働者数は一万三千四十人から六千九十五人と、半数以上減少いたしております。それから、国内銅鉱石の生産量といいますのは、十一・六万トンから七万トン、四割の減少でございます。それから、国内の銅、鉛、亜鉛鉱山への設備投資、これも八十億から四十五億へ四割も減少いたしております。まさに国内鉱山は危機に瀕していると言うほかはない状態……


■ページ上部へ

第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/12/21、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは長官に大変お忙しいところを御出席いただいておりますので、最初、私はかためて長官に御質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  SECの報告によりますと、ダグラス社の日本への航空機の売り込みに関連いたしまして、百九十一万五千ドルのコミッションが流れて、それが政府の高官にも流れていると、こういう重大な疑惑が提起されております。第二のロッキード事件とも言うべきこのダグラス社の疑惑につきまして、政府としても私は全容を究明するために全力を挙げると、こういう姿勢がなければいけないと思いますが、この点につきましてまず基本的な姿勢を長官にお伺いいたします。


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第3号(1979/03/19、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、準特殊法人とも言うべき特別認可法人について御質問申し上げます。  最初に、行管庁にお伺いいたしますけれども、特殊法人とは、行管庁設置法の第二条四の二項によりまして、「法律により直接に設置される法人又は特別の法律により特別の設立行為をもつて設立すべきものとされる法人」、こういうふうに定められております。また、「特別の設立行為」とは、政府が命ずる設立委員が行う設立に関する行為、これは特殊法人総覧の定義でございますが、こういうふうになっております。特別認可法人は、法人の目的、機構、業務等は国の法律によって決められております。その点では特殊法人と何ら変わりがございません。しかし、た……

第87回国会 決算委員会 第4号(1979/05/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 田中官房長官、きょうもお忙しいところをお越しくださいましたそうですので、冒頭に御質問申し上げたいと思います。  五月の二十四日、衆議院で航空機特別委員会が開かれておりまして、ここで松野頼三民の証人尋問が行われておりますが、このとき、海部と松野氏のつき合いの発端というのは、中村長芳氏と田中六助氏が日商岩井の依頼で防衛庁長官の松野氏を海部に会わせた、こういう有森メモの質疑に対しまして、松野頼三民はそっちの方が後だと、こういうふうに、否定はされておりません。しかし、長官はその事実はない、こういうことを強く否定なさっていらっしゃるということを新聞で拝見いたしておりますけれども、そういう事……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に厚生大臣に基本的な問題についてお伺いをいたします。  年金制度と申しますのは、年金制度基本懇の報告にも述べられておりますし、また先ほどから論議にもなっておりますように、制度を国民の安定した老後の生活の基盤となり得るように、制度自体、長い将来にわたって揺るぎないような維持発展をさせなければいけないというふうに思うわけですし、またそのように政府も書いておられます。総合的な高齢者対策、すなわち、これは大臣もおっしゃっておられましたけれども、医療とか雇用とか福祉施設とか、あるいは物価、住宅、こういう対策などもございますけれども、年金というのは老後の重要な生活の基盤になって……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私、いまの日本経済の中でも大きなウエートを占めております下請企業の問題についてお伺いしたいと思います。  大変長期にわたっております不況と、それから一昨年来の円高の中で、いわゆる大企業の減量経営、これが続いておりますけれども、この大企業の減量経営は雇用問題の深刻化をもたらしておりますし、下請企業と下請に働く労働者にも大きな犠牲を強いていると思います。下請企業に対しましては単価の切り下げ、こういうふうな取引条件の悪化とか、あるいは厳しい品質とか精度の向上の要求をしてくるとか、あるいはかんばん方式などに見られますように、下請管理の徹底、それからあるいは発注打ち切りなどの下請整理再編成……

第87回国会 商工委員会 第4号(1979/03/22、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は最初に、本法案で新たにつくられるガス消費機器設置工事監督者、その責務についてお伺いをいたします。つまり、監督者が本法に言う特定工事施工に当たって何をどのように監督するのかということなんです。法第三条では、「特定工事がガス事業法第四十条の四又は液化石油ガス法第三十八条の二の規定に適合することを確保するため」これを通商産業省令で定めるところにより云々というふうになっております。また、ガス事業法の四十条の四及び液化石油ガス法第三十八条の二、これを見てみますと、これまた、通産省令で定める技術上の基準に適合するようにしなければならないと、こういうふうになっております。つまり、技術上の基……

第87回国会 商工委員会 第5号(1979/04/10、11期、日本共産党)

○安武洋子君 法案の一部改正が提案されておりますけれども、現行法によりまして構造改善事業、その中でも特に中小零細企業の知識集約グループの育成、これが所期の目的を達成されずに終わろうといたしております。 これはことしの六月までが構造改善の最後の機会と、こういうふうに言われていたものです。そこで、まず原点に立ち返りまして、この構造改善事業を推進することによって日本の繊維産業といううものをどのようなものにしようとしておられたのか、それが一点です。  そして、繊維産業は中小零細企業が大部分を占めております。こういう中小零細企業を主な対象としながら、中小零細企業の地位向上等をどのようにして図ろうとされて……

第87回国会 商工委員会 第6号(1979/04/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは、お忙しいところおいでくださいましてありがとうございます。共産党の安武でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私、まず最初に、藤原参考人と浅井参考人にお伺いさしていただきとうございます。繊維の産地の問題でございます。繊維の業界につきましては、先ほど各参考人の方から、輸入の増大とか長期の不況とか内需の停滞、円高などで深刻な状態にさらされているというふうなお話がございました。また、下請も親企業の難引きとか、不当な返品に泣かされているというふうな実情もお話しされまして、不合理な取引慣行がやはりそのまま是正されないでやられている、しかも手を変え品を変えやられているという……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の法改正によりまして、構造改善事業を行える事業主体が拡大されまして、大手原糸メーカーとか産元系列を通じまして、大商社などが構造改善の事業に参加してくることになります。そこで、こういうことによりまして産地の系列化とかあるいは産元の参加の形態によりましては産地の混乱も予想されます。中小企業や下請企業が大企業の優越的な地位の利用によりまして被害を受けるという、こういう問題につきしては、こういう危険性があるということにつきましては私、せんだっての質問の中で申し述べました。繊維業界に無用の混乱を起こすか、また賃機も含めて中小零細企業がともに発展していくか、これは通産省の本法の運用に私は……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私、最初に政府の産業政策と中小企業政策の基本姿勢についてお伺いをいたします。  近ごろ日本の産業政策とか中小企業対策につきましては、海外からの批判が強まっております。最近では日米間で経済摩擦を解消すると、こういうことで電電公社の門戸開放の要求が強く押しつけられております。政府はこれに応じようとしておりますけれども、そのほかにもアメリカからは円高対策、これで講じられました為替変動緊急融資制度、こういうものとか、あるいは中小企業の施策を保護政策であるとかと、また、非関税の障壁であるとかと、こういうふうなことで具体的な施策に対してまで干渉と言っていいほどの注文がつけられているわけです。……


■ページ上部へ

第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 決算委員会 第1号(1979/11/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に国際電電をめぐる疑惑の問題についてお伺いいたします。  まず大西郵政大臣にお伺いをいたしますけれども、一昨日、衆議院の逓信委員会が開かれております。大臣も聞いておられたようでございますけれども、私どもの同僚の藤原ひろ子議員が、服部元郵政大臣とかあるいは園田前外務大臣がKDDの工事発注に介在し、関係ある企業に多額の発注がなされていた、こういうことを事実を挙げて追及をいたしております。KDDは、事実は否定なさったようでございますけれども、その中で板野社長は、常磐開発の木山茂彦社長とは園田氏の紹介で会ったと、こういうことは認めておられます。政治家の介在する企業に多額な発注が……

第90回国会 決算委員会 第閉会後2号(1979/12/14、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に、総会屋とか暴力団が大学とかそれから各省庁などに出入りをいたしまして不要な物品を不当に高い価格で押しつけている、こういう問題が大きく問題になっておりますけれども、国立神戸大学でも暴力団風の者が出入りをいたしまして、大学の研究教育に全く不必要な、こういう物品をきわめて高い価格で売りつけているということが私の調査で判明をいたしました。  私、神戸大学のずさんな物品購入につきまして調査をいたしましたけれども、これは五十一年度を見てみますと二千甘六十七万一千円、さらに五十二年度では九百二十一万五千円、合計三千八十八万六千円。この数字と申しますのは、日ごろ神戸大学に出入りいたし……


■ページ上部へ

第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/03/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、公務員の扶養手当の認定の問題についてお伺いをいたします。  法のもとで男女は平等であるというのはこれは申し上げるまでもないことです。ところで公務員の一般職の職員の給与に関する法律、これに基づいて扶養手当が支給されておりますけれども、この扶養手当についてお伺いいたしますが、「扶養手当の支給については、次に掲げる者で他に生計の途がなく主としてその職員の扶養を受けているものを扶養親族とする。」、第十一条にこういうふうにうたわれております。ここの「その職員の扶養を受けているもの」とございますけれども、「その職員」というのは男女による性の差別というものは私は含まれていないというふうに……

第91回国会 決算委員会 第7号(1980/04/07、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、障害者の問題についてお伺いいたします。  来年は国際障害者年でございます。厚生省もそのテーマである完全参加と平等の趣旨に沿って身障者の福祉の充実、これに努力をされていることと思います。身体障害者の方々の各種資格試験の参加について、予算委員会などでも論戦されておりますけれども、重ねてお伺いいたしたいと思います。  私は、きょう特に聴力障害者の方々の国家試験あるいは免許の取得問題についてお伺いをいたします。  まず厚生省が所管されております国家試験などの免許が与えられる資格のうち、耳の聞こえない人、それから口のきけない人たちが絶対的な欠格事項、欠格事由、こういうものになっている……

第91回国会 決算委員会 第10号(1980/04/21、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは私、釣り問題についてお伺いをいたします。特に釣り用のえさについてお伺いいたしたいんです。これは国会でもまだ取り上げられたことがございません。しかし、今日釣りは国民的なスポーツとしまして日本じゅう至るところで愛好者がおります。釣り愛好者というのは千七百万人から二千万人というふうなことで年々増加もいたしております。で、この人たちの海釣りにかかせない釣り用の生きえさでございますが、このゴカイ類は、アオムシ、アオイソメとも言います。それからイシムシ、これはスナムシとも言いますし、またホンムシ――マムシというふうなことでいろんな種類がございますけれども、公害とか沿岸の埋め立てが進め……

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/23、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十一年度決算について、これを是認できないとする反対討論を行います。  昭和五十一年度予算は、日本経済がその存立の条件を失い、戦後最大の不況とインフレに落ち込んでいる最中、国の財政、経済のあり方が根本から問われているもとで編成されました。にもかかわらず政府の予算は、わが党が指摘したように従来からの大企業優先の政策を踏襲するものにほかなりませんでした。  そしてその執行の結果、大企業は上位五十社の合計所得が前期比三五・六%増という膨大な利益を上げました。  一方、国民生活は、消費者物価が五十一年九月には前月比二・八%増と、狂乱物価以来二年ぶりの急上昇……

第91回国会 商工委員会 第4号(1980/03/25、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の工業標準化法の改正と申しますのは、ガット・スタンダード・コードに合わせるためのものと、こういうふうに聞いておりますけれども、具体的にどの点が整合性がないのかということをお伺いいたします。
【次の発言】 交渉の中で、外国に開放されていない点が非関税障壁と指摘されたようでございますけれども、具体的に工業標準化法がそのような作用を及ぼした例というのがございましょうか。
【次の発言】 では、工業標準化法が非関税障壁であると主張した国は、一体どのような国々なのか。  また、工業標準化が改正されますと、 JISマークをつけたいと、こういうふうに言ってきているのは、もしあるとすればどこの……

第91回国会 商工委員会 第5号(1980/04/10、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の改正案の内容は、債券の発行限度額を引き上げるとともに、予算措置のみで追加出資ができる、こういうもので、この改正は、私はそれなりに評価ができるというふうに思っております。しかし、収支状況が非常に悪化している中で、中小公庫の困難がこれだけで改善されるというふうには思えないわけです。  例を挙げますと、特別貸し付けの問題とか、あるいは繰り上げ償還の問題とか、こういうものが公庫の財政を圧迫することになっております。私は、このような国の方針に従って行う政策融資、それから中小企業者の利便を図ったために結果的には赤字になったというふうなものにつきましては、これは、政府はその分を一般会計か……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 憲法は、法のもと男女は平等である、こういうことで性別による差別を禁止しております。国際的にも男女平等の実現と申しますのは世界的な潮流になっております。しかも、ことしは国連婦人の十年の中間年にも当たっております。しかし、それにしては現実を見渡してみますと、婦人に対する差別というのは至るところに現存いたしております。  一つ取り上げますが、株式上場会社でございます住友ゴム工業、ここでは、いまでは表向きどこもこういうものは影をひそめておりますけれども、男女別二本立て賃金が堂々とまかり通っております。初任給、初任本給、これを初めといたしまして定期昇給額、勤続給、こういうものがすべて男女二……


安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-|11期|-12期-13期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院11期)

安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-|11期|-12期-13期
第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、一月十八日の決算委員会、そして一月三十一日の予算委員会に続いて、輸入牛肉の問題についてお伺いいたします。  私は、このときは流通経路、価格、それからいわゆる平井ファミリー、この問題について調査を御要求いたしました。そして、福田総理大臣及び農林大臣は、調査をし善処をすると、こういうお約束をなさいました。その後、どのような調査をなさり、そして善処をなさったのか、そのことをお伺いいたします。
【次の発言】 杉山局長は、私の質問の中で、八月の局長通達にたがうようなことがあれば売り渡しの制限も加えるとか、あるいは指摘の事実があるなら調査結果を踏まえ処理をすると、こういうふうに答弁なさ……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第閉会後1号(1978/11/09、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、電源立地の問題をお尋ねしたいと思います。  初めに発電用ダムの貯水池における土砂の堆積問題をお伺いいたしますが、資源エネルギー庁でおまとめになった昭和五十一年度の堆砂状況、これを拝見いたしますと、約半数が一〇%以上の堆砂率、こういうふうになっております。半分以上砂に埋まっているのが三十六地点ありまして一二・五%。八〇%以上九〇%以上というふうなほとんど砂に埋まってしまっているのが十一地点もございまして、三・八%と大変深刻な状況でなおざりにできない状態だと思います。貯水池の大半が土砂で埋まってしまうというふうな事態というのは、建設当初の堆砂の見通しから見ますと、大変大きな誤算……


■ページ上部へ

第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1980/04/02、11期、日本共産党)

○安武洋子君 来年は国際障害年でございます。国際障害年を迎えるに当たりまして障害者の雇用を考えるということは、これは労働省としてもますます重要になってきていると思うんです。労働省としても可能な限り雇用を促進する必要があろうかと思います。官公庁とかあるいは特殊法人とか、そして一千万を超えております労働省を擁しております民間の企業で障害者の雇用を促進していくということが重要でございますけれども、中でも大企業におきまして雇用を拡大するということが私は大変重要だろう、ここに労働省の強い指導が必要だろうというふうに思います。障害者の雇用拡大について、まず最初に、私は大臣がどういう御所見をお持ちかというこ……



安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-|11期|-12期-13期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

安武洋子[参]在籍期 : 10期-|11期|-12期-13期
安武洋子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 11期在籍の他の議員はこちら→11期参議院議員(五十音順) 11期参議院議員(選挙区順) 11期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。