安武洋子 参議院議員
12期国会発言一覧

安武洋子[参]在籍期 : 10期-11期-|12期|-13期
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このページでは安武洋子参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 参議院本会議 第7号(1980/11/07、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  本法案は、潜水艦隊を創設し、航空自衛隊補給本部を新編成するなど、アメリカの世界戦略、アジア戦略に基づく日米共同作戦体制が一層強化される中で、対米従属、憲法違反の自衛隊を増強しようとするものであります。  第一に伺いたい問題は、米大統領選挙でレーガン氏が勝利したことによる今後の日米関係についてであります。  「ベトナム戦争は崇高な大義の戦争」と公言し、 カーター政権の同盟政策を批判してきたレーガン氏は、選挙公約でも一層の軍事同盟強化政策を主張し、特に日本については「アメリカのアジア政策の主柱……

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 決算委員会 第閉会後2号(1980/09/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、法務大臣にお尋ねいたします。  大臣は、去る八月の二十七日の衆議院の法務委員会、ここで、「日本は戦争に負けました直後に、修身と歴史と地理の授業の停止をまず命ぜられたのです。国旗も国歌も許されなかったのです。」、こう御答弁なさって絶句をなさっていらっしゃいます。この光景を見た人はほとんど異様な感じを受けたと私は思います。戦後民主的で、平和的で、新しい日本再建のために軍国主義教育を排除して、そして戦前の皇国史観に基づいた修身、歴史、地理、こういう授業を中止いたしました。戦後三十六年たっておりますけれども、いまでも大臣は戦前の修身とか、地理とか、歴史の授業を中止したことを残念に思っ……

第92回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1980/08/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 この報告の中で、高年齢化と高学歴化、それから生活意識の多様化、こういうことなどで給与制度の全般について総合的な検討を加えていく所存であるというふうになっておりますけれども、現行の給与制度ではどのように対応できないのか、具体的にどのような矛盾が起こっているのかというふうなことをひとつ具体的に御答弁いただけますでしょうか。
【次の発言】 問題意識の中に、私は、やっぱりいまの公務員の給与制度の中で大きく問題になっているのは上厚下薄の問題、それから私が今年度の予算委員会の婦人問題の集中審議の中でも取り上げましたけれども、職階職務給が引き起こしている非常に大きな矛盾、それが特に女性の中にし……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/24、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は公営競馬と暴力団の関係についてお伺いいたします。  まず最初に警察庁にお伺いいたします。  公営競技をめぐるノミ行為によりまして、暴力団が得ております資金というのは年々膨大になってきております。その有力な資金源になっているとともに、八百長という、こういうレース事件を見ましても、昨年発生いたしました名古屋の競馬事件、あるいは大井の競馬事件、またことし発覚いたしました兵庫県の地方競馬、この事件を見てみましても、いずれも暴力団が背景になっております。昭和五十三年に公営競技関係法違反で検挙されました暴力団員のうち、約七五%までが競馬法違反である、こういうのを見てみましても、公営競馬と……

第93回国会 決算委員会 第5号(1980/11/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、本題に入ります前に、一言、原長官に御注意を申し上げたいと思います。  長官は、国土庁長官に御就任になりまして、その祝賀会を淡路とか、東京などで催されたと聞いております。そのうち、八月十一日、淡路の洲本市民会館の大ホールで催されました就任祝賀会でございますが、プログラムを持ってきております。これには、主催が洲本市ほか淡路全島の一市十町になっております。長官は招かれた方だとおっしゃるかもわかりませんけれども、地方自治体の主催ということであれば、これは地方財政から支出をされるということではないかと思います。それからまた、九月十九日でございますが、これは東京の機械振興会館ホールで祝……

第93回国会 内閣委員会 第2号(1980/10/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総務長官、給与関係の閣僚会議ということで休憩をいたしてお待ちいたしておりました。  そこで、ちょっと伺いますけれども、閣議決定をなさるんだと思いますけれども、給与の問題について。いまの段階で勧告に対する実施の内容、それから法案の提出の時期、それから閣議決定はきょうじゅうに持ち回りの閣議で決定なさるのかどうか、そこら辺のところをお伺いいたします。
【次の発言】 完全に実施をせよというふうに総務長官が主張なさったということでございますけれども、私は、やはりここでさらに総務長官に対して、無条件で人勧は実施すべきだという立場を強く出していただきたいということを要望いたします。  人事院勧……

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/11/04、12期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武洋子でございます。  参考人の方には、お忙しい中おいでくださいまして、貴重な御意見をお聞かせくださいましてありがとうございます。  私は片岡先生にお伺いをいたします。今度のブロック機関の整理統合に当たりましては、一省一局削減とか、現行、国民の中では八ブロックというのが定着いたしております。それを七ブロック以下にするというふうな、非常に出発の時点で機械的な基準の設定をいたしております。でございますから、法案として国会に提出されましていま審議をいたしておりますけれども、その中で、それぞれの機関が国民の生命とか、財産擁護とか、行政サービスを切り下げることができないというふう……

第93回国会 内閣委員会 第5号(1980/11/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 行政管理庁にお伺いをいたします。  今回のブロック局の整理統合に当たりまして、当初、防衛施設局につきましても、東京、横浜の両局の統合とかあるいは名古屋、大阪、呉、この三局を二局に最編成するとかというふうな案があったと聞いております。しかし、この計画が除かれたのは、これは行管庁の判断によるものなのでしょうか、それとも防衛庁側の意向によるものなのでしょうか、それともその両方なのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 業務の性格という御答弁がございました。しかし、現在整理統合の対象になっておりますのは、住民に密着したサービスを低下させてはならないと、こういうところばかりです。防衛……

第93回国会 内閣委員会 第7号(1980/11/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 国鉄の共済の問題についてお伺いいたしますが、先ほどからの論議の中でもはっきりしてまいったように、国鉄の共済は、成熟度が非常に高くて五十四年度の収支を見てみましても、支出の方が七十三億円も収入を上回っているというふうな状況で、この赤字決算の状況というのはいまに限ったことではないわけですけれども、私は国鉄のこの財政状況あるいは来年三月には五年目ごとに行われる財源率の再計算の時期になるわけですけれども、一体国鉄としては今後の見通しをどのようにお持ちなのか、その点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 運輸大臣にお伺いいたしますけれども、いま百四十四億の赤字というふうな御答弁もありました……

第93回国会 内閣委員会 第10号(1980/11/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に中期業務見積もりについてお伺いをいたします。  鈴木総理大臣は十月の二十四日、この日に民社党の佐々木委員長と国会内で会談をなさっていらっしゃいます。この記事が「週刊民社」に載っておりましたので、私持ってきております。ここでは十一月七日付でございますが、「防衛問題の原則で合意」という見出しで、この中で「佐々木委員長が「防衛の理念を確立する必要がある。防衛力の整備とは、脅威に対する抑止力を作り出すことだと思う。従って、基盤的防衛力の整備に余りこだわるのはどうか。また、中期業務見積りに権威を与える必要がある。そのため、国防会議の付議事項にすべきである」と要求した。」こうなっ……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総理は二十一日に崔韓国大使と会談をなさっておられます。そして、これに対して韓国側は総理発言をめぐりまして大変な反日キャンペーンを繰り広げております。鈴木総理は、先ほどの同僚議員の質問に対して、総理自身は韓国に対して内政干渉にならない配慮を十分に払いつつ発言をされたと、こういうふうに言われました。そして、その確信をいまもお持ちだと、こういうふうに御答弁なさっていらっしゃいましたけれども、それは間違いございませんね。
【次の発言】 では、それならば総理、総理の発言を内政干渉だ、こう言う韓国側は私は国際的にも外交的にも実に道理に合わない、こう思いますが、いかがでしょうか。

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさの新聞によりますと、大蔵省は五十六年度予算の編成に当たりまして、国家公務員給与のあり方を全面的に見直しし、来年度のベースアップを凍結する非常手段を検討することになったと、そして、その有力案の一つが来年度当初予算への給与改善費の計上を見送り、そのまま来年度の国家公務員給与のベアを凍結してしまう非常手段、こう報道されております。  大蔵省に聞きますが、これは事実なのでしょうか。事実とすれば、検討内容をお知らせください。
【次の発言】 では、そういう方針は持っていないんですね。新聞報道にあるように、高齢者だけでもベアを凍結してしまう、そういうこともやらないですね。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 決算委員会 第1号(1981/01/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は雪害の問題についてお伺いをいたします。  先ほども出ておりましたけれども、いま東北、北陸、山陰、こういうところを中心にいたしまして大変な被害が出ております。これは住民の日常生活だけではなくって、企業活動とか、農漁業方面にも被害が出ておりまして、多方面に死者も含めまして甚大な被害をもたらしております。私はいまのこの事態に関しまして、まず緊急に被害実態に即して、災害救助法の適用を早急に行うべきだということを申し上げとうございます。これが第一点です。  それから第二点といたしましては、激甚災害法の適用を急いでいただきたいと思います。  第三点です。先ほどの御答弁の中にも、幹線道路、……

第94回国会 決算委員会 第閉会後1号(1981/07/08、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、行政改革の問題についてお伺いをいたします。  第二臨調は十日に向けまして、第一次答申のまとめ作業に入っておりますけれども、すでに六月の二十二日に提出されました三部会の報告内容、これを見てみましても、きわめて国民に犠牲を強いる内容になっております。私はこれらの項目の中で、きょうは時間に制約がございますので、とりわけ憲法の理念に照らして、国の社会的使命なり、あるいは教育の権利、あるいは地方自治の基本原則、こういうものを強化するどころか後退、空洞化させるというふうなものが含まれていることを大変懸念いたしておりますので、この点で幾つか担当大臣の御見解をお伺いしておきたいと思っており……

第94回国会 決算委員会 第2号(1981/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は買春ツアーについてお伺いをいたします。  このたび総理がASEAN諸国を歴訪されておられますが、そのときにフィリピンとか、タイなどで日本の観光業者が組織します買春観光ツアーに対する強い抗議が行われております。総理もこれに対して、マニラでの記者会見の中で質問に答えられて、わが国での行政指導の強化などを約束されております。  大臣にお伺いいたしますけれども、旅行業を所管なさる運輸大臣として対処をなさらないといけないと思いますが、どのような対処をなさるでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 大臣に後でまたお伺いいたします。  運輸省は昨年の十月の二十一日の通達で、不健全な旅行……

第94回国会 決算委員会 第閉会後2号(1981/07/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさから同僚議員の質疑も行われておりますけれども、私も臨時行政調査会の第一次答申に関連して、幾つかの点でお伺いをいたしたいと思います。  答申は各論の中で随所に地方自治体に関する改革方向、これを提起しておりますけれども、最初に答申の示している地方自治の基本認識について私はお伺いいたしたいと思います。  臨調の第一次答申を見てみますと、行政改革の一つといたしまして、行政民主化を掲げて、その第一の部分で「行政は、国民が便利なようにできるだけ国民の身近なところで、国民の批判を受けながら実施し、国民のために実情にあった行政が行われるとともに、なるべく国民の負担を軽くすることが必要である。……

第94回国会 決算委員会 第3号(1981/03/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、地方税の同和減免についてお伺いをいたします。  この問題は、過去国会でも取り上げられておりますが、自治省の容認姿勢もございましていまでも大変ひどい実態があります。同和地区を持っている多くの市町村で、同和地区の居住者及び出身者に対しまして、住民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税、こういうものが三〇%から五〇%特別減免が実施をされております。  一つ例を挙げますと、人口四万のある市ですが、地方税の同和減免の総額というのが、五十二年度は三千九百八十万円です。五十三年度になりますと四千八百六十万冊です。五十四年度は五千二百八十万円にも上っております。わずか四万の市……

第94回国会 決算委員会 第閉会後3号(1981/07/22、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、産業用ロボットの雇用への影響についてお伺いをいたしたいと思います。  五十六年の六月十二日付で労働省がマイクロ・エレクトロニクスの雇用への影響に関する調査研究を発表なさっていらっしゃいますけれども、これは拝見いたしますと、「NC・MC工作機械、トランスファーマシンの導入は、かなり進んでいるものの、現在までのところ雇用に厳しい影響を及ぼすまでには至っていないと考えられる。」こういうふうに述べておられます。しかし、この中にもこのような、「これに関連する技術革新は、現在及び今後における技術革新のうちもっとも大きなものの一つであり、その影響は広範囲に及ぶものと考えられている。」という……

第94回国会 決算委員会 第4号(1981/03/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は最高裁に最初にお伺いをいたします。  障害者が最高裁の中に入るときには車いすとか、あるいは盲導犬とか、これが絶対必要な方があります。ところが、最高裁はいままで盲導犬とか、車いすでの立ち入りということを拒否されてこられましたが、このことについていま最高裁内で検討されているというふうに伺っております。どのように検討されておられますでしょうか。
【次の発言】 最高裁内に車いすで入るということになりますと、階段は改修したり、あるいはエレベーターを使ったりというふうなことが必要になろうかと思います。そういう点どう御検討なさっていらっしゃるか、それが一点です。  その次に、今後各級の裁判……

第94回国会 決算委員会 第閉会後4号(1981/09/17、12期、日本共産党)

○安武洋子君 五十五年度の監査報告についてお伺いをいたします。  報告を拝見いたしますと、昨年末に成立をいたしました国鉄の再建法に基づく改善計画のスタート、この早々なんですけれども、赤字が一兆円を超える、そして旅客、貨物ともどもに輸送量が減る、こういうふうな深刻な事態になっております。この原因というのは報告では景気低迷とか、あるいは電力料金の引き上げなど、こういう外的な要因を述べておられますけれども、そういう要因もあろうと思います。しかし、根本的には貨物の赤字、この貨物の赤字とか膨大な利払い、こういうふうな構造的な要因が私は大きく影響をしていると思います。総裁は先ほどの御答弁で、貨物以外は余り……

第94回国会 決算委員会 第5号(1981/03/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 外務大臣は訪米をなさいまして、レーガン大統領とか、ヘイグ国務長官などと会談をなさっていらっしゃいます。当然私はいろんなやりとりがあったと思いますけれども、自動車問題につきましては、一部外部発表を控えるというふうなことで、合意をされたというふうに聞いておりますけれども、それ以外に、明らかにできない、こういうことで伏せておられる問題がおありでございましょうか。
【次の発言】 では、中東のペルシャ湾の防衛の問題、それから石油送路の防衛の問題、いずれも防衛に限っておりますけれども、その問題についての話は出なかったのでしょうか。
【次の発言】 済みません、大臣、私の時間とっても短いので、済……

第94回国会 決算委員会 第閉会後5号(1981/09/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、保育所問題について御質問申し上げます。  昨今、物価の上昇とか、賃金の抑制とか、大変生活が苦しくなっております。共働きをする家庭がふえまして、家庭も核家族化が進んでいるというふうなことで、子供ができると保育所というのは、女性にとっては欠かせない必要な存在になっております。ところが、今度の臨調答申は、保育行政に対しまして非常に厳しい態度を打ち出しております。保育行政を後退させようといたしておりますけれども、女性の社会参加という立場から見ても、子供の保育という面から見ても、保育行政を私は充実をさせるのが政府の社会的責務ではなかろうかというふうに考えております。  そこで質問を申……

第94回国会 決算委員会 第7号(1981/04/15、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、米原潜の当て逃げ事件でお伺いいたします。  アメリカの原潜は事件を起こしました後、直ちに救助もしないで、しかも何の連絡もしないで逃げております。これは明白な公海条約の違反でございます。直ちに救助をしまして、また、連絡をしておれば、二名の行方不明者が出る。こういうこともなかったのではないかと思います、救助もしないところか、三十五時間も通告もしておりません。さらに重大なことは、当て逃げをしたのが対ソ核戦略展開のために、わが国の領海ぎりぎり、ここで作戦行動を行っていたポラリス原潜であるということです。このポラリス原潜がわが国の領海直近で作戦行動を行っているという大変な危険、それと……

第94回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1981/07/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 官房長官にお伺いをいたします。  七月二十一日付の新聞でございますが、自民党の櫻内幹事長が、現在、首相ら閣僚が行っている靖国神社参拝は本質的に公式参拝である、こういう見解を明らかにしたと報道いたしております。従来政府は、首相とか閣僚の参拝、これは肩書きを書いたり、それから事実上の閣議の申し合わせをしたりしながら、私人の資格でと、こう言ってこられました。靖国神社の参拝につきましては、三木内閣当時の公式参拝の四条件、これを、いまは玉ぐし料を国費から支出したかどうかだけ、こういう一条件にするなど、なし崩しに拡大解釈、運用を行ってきております。こういうふうな状態といいますのは、実質的には……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/04/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私どもの党の調査でございますけれども、ある防衛庁関係者の非常に米海軍のことに詳しい人ですが、この人の証言で、自衛隊はこれまで年に二回ポラリス原潜、これをソ連の原潜に見立てまして、標的にいたしまして日米共同対潜攻撃訓練、ハンターキラーをしていたと言っています。これは軍レベルで日常的訓練としてやっているもので、防衛庁長官にも報告をされていない、こう言っておりますけれども、防衛庁長官にまず最初にお伺いいたしますが、このことを御存じでございましょうか。
【次の発言】 では、局長はいかがでしょうか。
【次の発言】 では、私がいまこの防衛庁の米海軍に詳しい人から聞きましたのは、これはSSBN……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 旧陸海軍と日赤の従軍看護婦さんたちの処遇についてまず最初にお伺いいたします。  一昨年の旧日赤看護婦さんの慰労金給付、これに続きまして五十六年度からやっと旧陸海軍従軍看護婦さんたちにも慰労金の支給が行われるようになりましたけれども、この慰労金の支給の概要について、どのようなものか御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 給付金の支給要件として、恩給と同様に恩給法上の加算年も加えまして十二年の在職年が必要というふうなことなんですが、この十二年の根拠というのはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 恩給にならったものというふうに御答弁くださいましたが、そのほかにもこの恩給に準……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/05/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の改正は、大きく分けまして三点ございます。  第一点の年金額及び最低保障額の引き上げ、それから二点目の遺族年金における寡婦加算の引き上げと遺族の範囲の見直し、それから第三点、これは短期給付での財政調整事業の実施ということで、この三点のうちの第一点の既裁定年金の年額の引き上げと、それから最低保障額の引き上げ、これにつきましては公務員の給与とか恩給の改善に伴う改善措置というふうなことで、当然の改正であると思います。しかし、遺族年金部分とそれから短期給付の財政調整部分、これには私、重要な問題も含まれていると思いますので、非常に時間が限られてしまいましたので、きょうはこの点を中心にお……

第94回国会 内閣委員会 第9号(1981/05/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 はえなわの切断事故のことでお伺いいたしますけれども、きょう、またまた事故を起こしております。本日のこの事故は訓練海域で起こった事件です。すぐにこの事実をはっきりさせるべきだというふうに思いますけれども、この演習海域で漁船の網を切断した船はどこの船かということを訓練中の自衛艦あるいは米軍に照会なさっていらっしゃるでしょうか、そのことをお伺いいたします。
【次の発言】 もう少し具体的に、訓練中の自衛艦に対して聞けばいいことですよね、一つは。それから訓練中の米軍に聞けばいいわけですけれども、そういう照会はなさいましたか。
【次の発言】 では、いっその事実が確認できるんでしょうか。大体の……

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/06/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 定年退職の問題で御質問を申し上げますけれども、その前に、いままで公務員というのは勧奨退職と、こういうことで、いままでの質疑の中でも勧奨退職は有効に機能をしていたというふうに何度も御答弁なさっていらっしゃいます。  そこで、まず退職勧奨の問題についてお伺いをしてみます。  国家公務員法、これを見ますと第百八条の五ですね。それから公共企業体等労働関係法です。これは第八条です。ここに国家公務員法の方は「交渉」です。それから公共企業体等労働関係法、これは「交渉の範囲」というふうなことで、いずれも職員に関する労働条件、これは交渉の範囲というふうになっております。  そこでお伺いいたします。……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、この定年制度を、一昨日も申し上げましたように、こういうものは導入すべきでない、こういう主張をいたしております。でも、あなた方は一方的にこういうものを導入されようとなさっていらっしゃる。そのことによって無年金者が出るということを御存じだということは先ほどの質疑の中で出ておりました。  そこで、私はこの無年金者の問題についてお伺いをいたしますけれども、先ほどの御答弁の中で、給与法の適用職員で無年金者というのは百四十五名だと、それで現業を含めて四百五十五名というふうな数をおっしゃっておられました。  そこで聞きます。退職年金はつかないけれども通算年金のつく人は何人なんでしょうか。……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/06/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  まず初めに、本日の委員会は、会期末でもあり、請願など会期末処理だけを行うべきであります。しかも、本法案の審議は議了に至らず、当然廃案とすべきものであります。これに加うるに、私自身についても要求質疑時間が残されたままになっており、質疑終局は国民に負託された議員の審議権への不当な侵害であります。さらに、衆議院内閣委員会の経緯によっても明らかなように、本法案と退職手当は一括付託されたものであり、双方の質疑終了を待って採決されるべきものであります。にもかか……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/03/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は障害者雇用、特に就労の意思がありながら一般企業に雇用してもらえない障害者の雇用問題についてお伺いをいたしたいと思います。  この人たちにつきましては、一般企業に対して雇用率達成のための強力な指導を行っていただくということとあわせまして、多面的な形態で雇用を確立させる必要があると思います。 国連の国際障害者年の「完全参加と平等」の趣旨、すなわち一人の人間として尊重され、可能な限り社会生活に参加をして、社会的、経済的に自立をしていく、こういう立場を踏まえて雇用対策に私は取り組まれる必要があると思いますが、これはもうお伺いするまでもないことと思います。  そこで、一九五五年、身体障……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 決算委員会 第閉会後1号(1981/12/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、国立大学、それから大学共同利用機関に対しまして全国で二十二カ所、行管庁が本年の七月から九月にかけて二十二年ぶりに行政監察を行っておられます。その行政監察についてお伺いをいたしとうございます。  最初に、この監察の概要、そして目的をお伺いいたします。
【次の発言】 言うまでもないことですけれども、大学への監察、これを計画、実施するに当たりまして、一般行政の機関とは違う点があります。学間の研究の自由、あるいは大学の自治という、憲法とか、教育基本法などの原則を犯すことがないように、こういうことを十分に配慮されなければならないわけです。  昨年の通常国会でKDDの事件が起きましたけれ……

第95回国会 決算委員会 第2号(1981/10/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 個人企業の専従者控除の問題についてお伺いをいたします。  専従者控除の適用内容につきましては、白の場合は現在四十万という一定額法定制でございます。それから、青色の場合はこれは完全給与制というふうなことで明白な違いがございます。  最初にお伺いしておきますけれども、こういう専従者控除といいますのは、所得税法の五十七条の特例、これが設けられました趣旨ですね。これは家族の労働が事業主たる経営者一人の活動の中に埋没してしまう。これでは他人を雇った場合と比べて大変矛盾があるというふうなことでぐあいが悪いから、家族専従者の給与所得に当たる収入分、これはすなわち家族労働報酬ですね、これは必要経……

第95回国会 決算委員会 第閉会後2号(1981/12/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 北炭夕張の問題でお伺いをいたします。  北炭夕張が会社更生法の適用を申請いたしましたけれども、これは真の再建を願っている皆の期待を裏切るものであると思います。この問題につきましては、けさほど来、会社更生法を申請するのは、これは会社の経営権に属する問題である、だから政府としては、会社、そして、その背後の金融機関に責任が果たせるように働きかけたいと、こういう旨の御答弁をなさっていらっしゃいます。しかし、いまやこの北炭夕張の問題というのは、私は一企業の枠を越えた、まさに政治的な問題であろうかと思います。それは、政府もいままで再建をしたいと言明もされておられます。そして、二千万トンを目標……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本共産党)

○安武洋子君 官房長官のお時間のかげんで、防衛庁長官からお伺いをしてまいります。  防衛庁長官は七月の二十二日に硫黄島を視察されております。そこで記者会見をされておりますけれども、その中で、硫黄島はわが国の最南端でもあり、防衛を考える上ではどうしても欠かせない位置にある。救難基地、海上自衛隊基地のほか、将来は航空自衛隊の訓練基地として使用する計画であるのでよく見ておきたかった、こういうふうに言っておられると報道されております。硫黄島が防衛を考える上でどうしても欠かせない位置と長官言っておいででございますけれども、この防衛を考える上でどうしても欠かせない位置というのはどういう意味でございましょう……

第95回国会 内閣委員会 第5号(1981/10/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 では、私は人事院勧告の問題につきまして最初例質問申し上げたいと思います。  まず、前提としてお伺いいたしておきますけれども、けさ官房長官がお越してございました。官房長官の御答弁を伺っておりますと、仲裁裁定につきましては、これはあたりまえのことですけれども、完全実施という基本的な方向が出たというふうなことで、遅まきとはいえ、これは一応結構なことです。ところが、人事院勧告については全く進展をしていないというふうなことで、この人勧について触れられていないということにつきましては、これは私は後で御質問を申し上げたいと思います。  ところで、仲裁裁定の基本的な方向、完全実施の方向が出たとい……

第95回国会 内閣委員会 第6号(1981/10/29、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に、昨日の新聞報道についてちょっとお伺いをいたしておきたいんです。  昨日の新聞報道でございますけれども、人事院勧告の取り扱いについて政府・自民党は二十七日までに、一つ、給与ベアは人事院勧告どおり四月にさかのぼって実施をする。二つ目は、しかし今年度の期末・勤勉手当四・九ヵ月分にはベアをはね返らせず、現行の五十五年度給与ベースで計算する。三番目は、このベア実施のための給与改正法案は十二月、通常国会冒頭で処理すると、こういう基本方針を固めたという記事がございます。  一面のトップ記事でもございますし、相当確信を持った確度の高いところからの情報ではなかろうかというふうに推……

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 法務大臣にお伺いをいたしますが、法務大臣、先ほどのロッキード公判の榎本前夫人の証言の問題で、一般的な意味で検察の心得として言ったということで、検察がやっていることも社会一般から支持され、人の道に外れぬよう留意する必要があるというふうなことを申されました。社会一般から支持されということになりますと、私どもは榎本前夫人の証言というのは、これはほんとによく言ったと社会一般もそう思っておりますし、女の立場から、ほんとに女性の身であってよく言ったと、こう思うわけです。  人の道に外れぬように留意する必要があると言う法務大臣にお伺いいたしますけれど、元総理が五億円もらったりあるいは証拠を隠そ……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 決算委員会 第閉会後1号(1982/09/14、12期、日本共産党)

○安武洋子君 教科書の問題ですが、これは外交決着がたとえどうあろうと、やはりあの日中戦争、それから第二次世界大戦、これを日本の侵略戦争として認めない限り、私は根本的な解決はないと思っております。総理御自身が十五年戦争を侵略戦争だというふうにはっきりと認識され、それを表明されるということがなければいけないと思いますが、総理はいままで一貫した政府の筋であるからというふうなことで「侵略」という言葉をストレートに使わないと、こういうふうなことを答弁されておりますけれども、これはいままでの政府の一貫した筋が間違っている、侵略戦争に対する反省がないからそういうことになってきたのだと思います。だから、謙虚に……

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に青山学院大学の裏口入学の問題についてお伺いをいたします。  本日の赤旗の報道ですでに御存じと思いますけれども、青山学院大学の情実入学に坂田道太、海部俊樹、田中龍夫の元文部大臣経験者が関与されていたことが明らかになっております。青山学院大学の成績整理委員である、ある入試担当者によりますと、大木金次郎院長の推薦名簿の中に、推薦された受験生氏名の冒頭に、成績のランクを示す一重丸、二重丸、それが打たれて、氏名の後ろの備考欄に、政治家の推薦だけは推薦議員の名前が書かれているということです。この中に坂田、海部、田中元三大臣――文部大臣ですね。経験者のお名前が出ている。坂田大臣……

第96回国会 決算委員会 第閉会後2号(1982/09/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、人事院勧告の問題についてお伺いをいたします。  官房長官にお伺いをいたしますが、人事院勧告は、私が申し上げるまでもなく、公務員からスト権を剥奪したと、その代償措置として人事院勧告が設けられているわけです。政府はこの人事院勧告を勧告どおり早期に実施するというのが当然だろうというふうに思います。ところが、昨年でございますが、財政事情、こういうことを理由にいたしまして、人勧史上最悪の値切りを行いました。その際に、総理は、異例の措置である、これが毎年繰り返えされれば人勧制度の根幹に触れると、こういうふうなことを国会で弁明なさっていらっしゃいます。もしことし仮に給与の凍結なり、……

第96回国会 決算委員会 第3号(1982/03/01、12期、日本共産党)

○安武洋子君 五十七年度の防衛庁の業務計画の中に、地対艦誘導弾の研究開発、こういうのがございます。まずお伺いいたしますが、この地対艦誘導弾の内容はどういうものであるのか。そして五十七年度、そのために予算は全部で幾らなのか、金額の総計とその内訳、これをお知らせいただきたい。  また、研究は何という名のプロジェクトなのか。そして、陸幕の要求と聞いておりますけれども、どのような運用をするんでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 五十七年度の業務計画に、これは初めて地対艦ミサイルの研究開発と、こういう名目で公表をされております。この研究というのは、実はもっと前から行われているのではないかと思いま……

第96回国会 決算委員会 第4号(1982/04/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、最初に院長の御所見をお伺いしておきたいと思います。  今度の予算委員会の中で、国等が発注をいたします公共事業などの契約をめぐりまして、業界の談合とか、あるいは高級官僚と業界の癒着とか、こういうことが大きな問題になっております。検査院の決算報告を拝見いたしましても、契約に際しまして、過大な積算のミスなどによりまして生じた公共事業のむだ遣いというのは、ここ五年間で百億円を超すものになっております。落札価格と入札予定価格、これがぴたりと一致するようなものなどもありまして、談合と入札価格の漏洩ですね、これをうかがわせるケースもございます。こういうふうなことを見てまいりますと、契約に……

第96回国会 決算委員会 第閉会後4号(1982/10/07、12期、日本共産党)

○安武洋子君 公安調査庁の調査官の詐欺事件についてお伺いをいたします。  東京の開業医から現金三千万円をだまし取った山梨地方公安調査局係長の鈴木美晴、それから関東公安調査局調査第一部第二課長補佐の沼尻佶、この両名ですが、八月三十日と九月三日に詐欺容疑で逮捕され起訴されております。この事件は、職場の上司とそして部下の関係にあった者、こういう者が結託して、しかも公安調査庁職員の肩書きを使うという形で組織的に行われた犯罪だというふうに思い、大変悪質であろうというふうに思っております。  過去にも国会で再三にわたって公安調査官の犯罪的行為が追及されておりますけれども、今回こういう不祥事件を起こしたこと……

第96回国会 決算委員会 第閉会後5号(1982/10/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 日米農産物交渉についてお伺いをいたします。  今月の二十日からのハワイ協議で牛肉、柑橘類、トマトジュース、落花生など残存輸入制限六品目――これなどいずれもわが国の農業にとりまして非常に重要な作物でございますが、こういう品目の輸入問題がテーマとなりますけれども、大臣そして農水省、私は断固たる日本農業を守るという態度で交渉に当たっていただきたい。最初に強くこのことを要望しておきます。  そこで、日米農産物協議に向けまして、一時沈静化いたしておりましたアメリカのわが国に対する輸入自由化の圧力、これが近ごろ一段とエスカレートをいたしております。ブロック通商代表とかあるいはボルドリッジ商務……

第96回国会 決算委員会 第6号(1982/04/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、農水省の職員の天下り問題でお伺い、をいたします。  農水省の場合でございますが、東北農政局の職員が手みやげ工事つきで三井建設に天下っておりまして、しかも就職の際に農水大臣の承認を得ていないと、こういうことで、民間企業への天下りにつきまして、大臣の承認がきわめて形式的ではないかというふうなことで、国民の批判が高まっております。  農水省につきましては、このほかにもきわめて違法な天下りが行われていることが私の調査で判明をいたしております。公務員の再就職に当たりましては、私企業から隔離のために、国家公務員法百三条並びに人事院規則によりまして、在職中に密接な関係のあった企業に離職後二……

第96回国会 決算委員会 第8号(1982/04/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず私は統合演習についてお伺いをいたします。  五月に実施をされます統合演習は、これは毎年行われております統合幕僚会議の演習だと思いますけれども、CPXすなわち指揮所演習と実動との組み合わせと理解して間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 では、このCPXはいつから始めるんでしょうか、その期間は何日ぐらいで、場所は市ケ谷なんでしょうか、それとも防衛庁の本庁なんでしょうか。
【次の発言】 六本木といいますと、防衛庁本庁でございますね。それを一応想定なさっていらっしゃるということですが、このCPXは結局内局――シビリアンが参加をするんでしょうか。

第96回国会 決算委員会 第9号(1982/07/05、12期、日本共産党)

○安武洋子君 予備費の支出の中に、鈴木総理の外国訪問、主な内容といたしまして、レーガン米大統領との日米首脳会談、このために予備費が支出されております。この日米首脳会談は、レーガンの核軍拡路線、これに同調いたしておりまして、日米軍事同盟の一層の強化、そしてわが国の軍事予算を突出すると、こういうことを約束したものでございます。レーガンの限定核戦争構想がいま進められているときに、日本を核戦争に巻き込むものというようなことで、私どもはこのような予備費を承認することはできないと思っております。  そこで、レーガン政権によります限定核戦争構想に基づきます米核戦力の増強が進められているいま、この限定核戦争と……

第96回国会 内閣委員会 第1号(1981/12/22、12期、日本共産党)

○安武洋子君 昨日、衆議院の内閣委員会で本法案の審議がなされております。その中で総務長官とそれから山地人事局長が、今回の人勧の取り扱いについては参議院の行特委の最終盤で各党問の話し合いがあってその結論を知らされた、こういう趣旨の御答弁をなさっておられます。しかし、「各党間」と言われておりますけれども、わが党はそのような話し合いには全く関知をいたしておりません。ここで確認をしておきますが、「各党間」の中にはわが党は入っていないということは御承知でございましょうね。御答弁をいただきます。
【次の発言】 知っているかどうかだけでいいんです、時間がないから。

第96回国会 内閣委員会 第3号(1982/03/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております地域改善対策特別措置法案に対し、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  わが党は、現行の同和対策事業に対する特別措置を今後なお一定期間継続する必要を認めるものです。しかし、それに当たっては、各種のゆがみを生み出した法の不備、欠陥を是正することが不可欠であります。  周知のとおり、現行同特法は、施行後十三年間対象地区の環境改善や地区住民の生活改善をもたらした反面、特定団体の暴力的圧力やその不備、欠陥などから、さまざまな否定……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、天下りの問題について御質問申し上げます。  昨日、人事院は五十六年のいわゆる天下り白書を国会と内閣に報告されておられます。官僚の天下りは、政・財・官の人的癒着として今国会でも大変大きな問題になりましたし、先ほど人事院総裁も申されたように、国民的な大きな厳しい批判を浴びております。とりわけ今国会では、わが党が追及いたしましたような建設業界の談合、この問題で、天下り官僚の役割りというのがはっきりしてまいっておるわけでございます。  その中の一つでございますが、農水省の東北農政局の職員が三井建設に天下っている。天下っていながら大臣の承認を得ていなかったために十人ほどが処分を受けて……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/04/01、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私はシーレーンの問題で御質問いたします。  ワインバーガー国防長官が先日来日いたしまして鈴木総理と会談をされております。そのときに、首相は昨年の訪米で日米の防衛についての役割り分担を表明した、その立場で日本が本土千海里シーレーン防衛で役割り分担をすると理解している、こう発言をいたしております。  防衛庁は鈴木総理から、一千海里防衛で役割り分担をするというアメリカとの約束があるのかないのか、聞いておられますか。また、そのような要求があったのかどうでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 そんなことを聞いてないんです。ワインバーガー国防長官が千海里シーレーンでこれを日本が役割り分……

第96回国会 内閣委員会 第6号(1982/04/08、12期、日本共産党)

○安武洋子君 本改正案は、新たに電気通信審議会を設けるもので、そして有線放送審議会を廃止するというものですけれども、審議会につきましては、午前中から論議をされております。そこで私は、審議会というのは開かれた審議会、そして国民各層を代表する人たちによって構成をされる公平な審議会、そういうあり方でなければいけないということを申し上げまして、私は具体的な問題についてお伺いをしてまいりたいと思っております。  まず最初にお伺いをいたしますのは、電話料金の苦情の問題でございます。これは、全国の電話加入台数は約四千万台で、五十五年度の料金苦情件数は二十六万件に達しております。これは公社に直接苦情が届いた件……

第96回国会 内閣委員会 第8号(1982/04/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に法案関係についてお伺いをしたいと思います。  この法案は、何と申しましても恩給の実施時期、これを一カ月おくらせるという重大な改悪点が含まれているわけでございます。国会のいままでの附帯決議の中でも、恩給につきましては公務員給与より一年おくれになっているというふうなことで改善が求められてきました。その上に、またさらに一カ月おくれていくというふうなことで、実質一年一カ月おくれるということになると思います。臨調の答申に基づいて抑制したのだと、こういうふうに総理府はおっしゃっております。総理府自身といたしまして、まず最初にお伺いいたしますけれども、今回の実施が一カ月おくれた……

第96回国会 内閣委員会 第9号(1982/04/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私どもは、この改正案と申しますのは四月実施を一カ月おくらせておりますので、賛成できません。この点につきましては、また修正案をお出しいたしますので、質問では省かせていただきます。  そこで、お伺いいたしますけれども、昨年の臨時国会でいわゆる行革一括法、これが成立いたしました。この中に共済の四分の一の減額が含まれております。この対象の中に国公共済も入っておりますので、国公共済の五十七年から五十九年までの間の四分の一の削減額、これは一般会計、特別会計でそれぞれ幾らになるか、額をお教えください。
【次の発言】 大蔵大臣、いま四百五十億と聞きましたが、削減額につきましては、適用期間後は必ず……

第96回国会 内閣委員会 第10号(1982/05/11、12期、日本共産党)

○安武洋子君 共済組合の貸し付けの問題についてお伺いをいたします。  現在、共済組合の一部の組合では一般貸し付けそれから特別貸し付け、住宅貸し付け、こういうようなのがございますけれども、この住宅貸し付けにつきまして現在八百万円が上限というふうに聞いております。都会地では八百万円ではマンション一つ購入するにも不足であるというふうなことで、組合員の方から一千万円に引き上げてほしいと、こういう要求が出ているように聞いております。大蔵省もこれは検討中と聞いておりますけれども、いつから実施をなさいますのでしょうか。
【次の発言】 大体の実施をしようという意向はお持ちなんですね、時期は言えなくても。そして……

第96回国会 内閣委員会 第11号(1982/05/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に中曽根長官にお伺いをいたします。  長官はこの四日、生長の家の相愛会男子全国大会で、行革が失敗したら憲法をつくる力がだめになる、こういう趣旨のごあいさつをなさっておられます。この件につきましては、先日この委員会で同僚議員が質問をなさっております。それに対しまして長官は、憲法を改正するということを言ったのではないと、憲法をつくる国民の自主自立の根源的なエネルギー、行革をやろうとする自主自立の力がだめになるというふうなことを言ったのであって改憲発言ではないというふうな答弁をなさっていらっしゃいます。  しかし長官は、このごあいさつの中で、「いよいよ、時の潮は満ちて参り……

第96回国会 内閣委員会 第12号(1982/07/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 伊藤防衛庁長官の御発言につきましては、これは同僚議員からも発言がありましたし、また衆議院ではわが党の議員も追及をいたしております。で、私深くは触れませんけれども、何よりも長官は現行憲法を軽視なさっていらっしゃる。そのお気持ちがやはり根底にある。とりわけ、国家を防衛することが国民の連帯の糸にならなければならないというふうな御趣旨の発言、これは現行憲法は平和、民主主義、基本的人権、こういう憲法の理念をうたい上げておりますが、この理念に逆行するものでございます。総理もこの長官の発言につきまして単に遺憾の意で済まされるというふうなことは、憲法の理念を踏み外していることを容認なさることだと……

第96回国会 内閣委員会 第13号(1982/08/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 この厚生省設置法の一部を改正する法律案でございますが、これは老人医療費の無料化制度を根底から覆するもの、これと一体になっておりますので、私どもの党としてはこれに賛成することができないという立場をまずはっきりさせておきまして質問に入ります。  そこで、お伺いいたしますけれども、いま全国の地方自治体――県、市、町村を含めまして、老人医療につきまして国の水準以上の制度をとっている、こういう単独事業をしている地方自治体というのは数は一体どれぐらいに上っておりますでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 私はいま、県もですが、市町村も含めてというふうに申し上げたんですが、その数はわかっ……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 決算委員会 第1号(1983/01/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 昨年の十二月に発表されました昭和五十六年度決算検査報告で、公共事業の入札の際の最低制限価格設定に関しまして不当事項は指摘されている問題についてお伺いをいたします。  報告によりますと、いずれも公共事業の入札に当たりまして指名競争入札であるにもかかわらず九〇%を超える高額な最低制限価格を設定したために、安い価格で入札した業者が失格して割り高な工事費で契約するケースが六件出ております。契約処置が不適切と指摘をされております。  昨年の四月に当委員会で私も、厚生省の補助を受けました山梨県の河口湖町の一般廃棄物処理のごみ焼却炉の建設に当たりまして、九七%という高額な最低制限価格を設定した……

第98回国会 決算委員会 第2号(1983/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、空港周辺の騒音被害対策として行われております民家防音工事についてお伺いをいたします。  民家防音工事に投じられております工事費は、五十六年度を見てみますと全国で約五百八十億円を超えております。この工事費は、国と地方公共団体によって支出をされておりますものだけに、適正な工事価格が確保されるように努めるべきで、いやしくもむだ遣いがあってはならないというふうに思います。  ところが、大阪空港周辺の民防用の防音アルミサッシの建具でございますが、この価格が一般の建材に比較しまして非常に高いというふうなことで調査をいたしましたけれども、大変驚くべき結果が出ました。  私どもの調査では、……

第98回国会 決算委員会 第4号(1983/02/10、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさほど来、住宅・都市整備公団の問題につきまして質疑が行われておりますので、できるだけ重複を避けまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず、住・都公団に民賃住宅についてお伺いをいたします。  民賃住宅の滞納理由別の態様につきましては、検査院の昭和五十六年度決算検査報告、これに記されてございますけれども、こういうふうな事態を生じました公団側、公団側でございますよ、この公団側の原因や責任についてどのようにお考えでございましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 審査上の不十分さということをおっしゃいました。民間では一つの物件を建てたり、売ったりするというふうなときには、当……

第98回国会 決算委員会 第5号(1983/03/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、電電公社の電話交換手の頸肩腕障害の問題についてお伺いをいたします。  公社の電話交換業務は、大変厳しい労働と労務管理のもとで、頸肩腕障害の罹病者が累計で七千人も発生しているということを聞いております。  最初に、公社における現在の頸肩腕障害罹病者の実態、そして対策、並びに罹病者を多数発生させてこられたということについて公社はどのように責任を感じていらっしゃるのか、どのように認識してなさるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 数字にあらわれている人たち、それ以外にも手とか、一肩とか、腕とか、こういうしびれを訴える人が多数いる。そういう人たちが私病扱いで、はりとか、きゅうと……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/04/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、大企業の雇用の問題についてお伺いをいたします。  私ども八〇年の六月に日立製作所の神奈川工場の問題につきまして調査を御要求申し上げました。それは日立製作所神奈川工場では日立電子サービス、日神電子株式会社、NBC、それから日立コンピュータエンジニアリング株式会社、こういうところから労働者の供給を受けているという問題でございます。これらの会社は労務提供を目的とした会社でございまして、労務提供をされた労働者というのは日立製作所の職員と全く同じように働いている。そして日立製作所の社員の指導監督を受けているという問題でございます。労供は明らかに職安法の四十四条により禁止をされておりま……

第98回国会 決算委員会 第7号(1983/04/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、まず最初に、F15戦闘機の価格の問題、お伺いをいたします。  五十三年度のF15戦闘機の単価は、ライセンス生産、それから輸入組み立て、輸入分、この三つの平均価格は六十一億円でありました。これが五十七年度では約九十六億円にもなっておりまして、五年間で三十五億の値上がりをいたしております。そして初年部品を含めますと五十三年度約七十億円、五十七年度では約百八億円、これも五年間で三十八億円値上がりをいたしております。  このF15の単価値上がりの問題につきましては、五十七年の四月の予算委員会で政府は、アメリカのインフレ率が高いので部品の値段にはね返ってくるとか、またはチタンが最近二年……

第98回国会 決算委員会 第8号(1983/04/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 障害児の後期中等教育についてお伺いをいたします。  一九七九年四月の養護学校義務制実施から四年がたっております。障害児の後期中等教育はいま大変切実になってきております。ことしの三月に、子供を高等部に入学させたい、こういう希望が全国各地で出されております。養護学校高等部増設の運動が大変高まってきているというふうに思います。私が知っているだけでも岡山、滋賀、島根、埼玉、青森、大阪、東京と、こういうところで運動が起こっております。大阪では、肢体不自由児校の二校に知恵おくれ養護学校の高等部二校四クラス、これが教室を借りまして入っているというふうな事態が起こっております。障害児教育の義務化……

第98回国会 決算委員会 第9号(1983/04/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、レフチェンコ証言問題についてお伺いをいたします。  レフチェンコのいわゆる対日工作証言、これが事実を伝えているというふうなことであれば、ソ連の諜報機関が買収資金でエージェントをつくって、わが国の内政や政党、大衆団体、マスコミなどへの組織的、系統的な干渉、介入が行われていた、こういうことで重大問題でございます。  わが党は、相手がいかなる国であれ、私どもの国の政治とか、政党、国民運動、マスコミ、こういうものを謀略的に操ろうとする外国のたくらみというのは絶対に許してはならない、こう考えております。  政府もレフチェンコ証言をこのような立場からとらえるべきだというふうに思いますが、……

第98回国会 決算委員会 第10号(1983/05/09、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、サラ金問題でお伺いをいたします。  サラ金絡みの凶悪犯罪、それから家庭悲劇の続発、こういうことが社会問題になっております。こういう中で、先月末に、いわゆるサラ金二法が成立をいたしております。  その内容は、悲劇を根絶するというふうなことではなくってサラ金の暴利を追認する、あるいは過剰融資とか、非常識で反社会的な取り立てへの規制も実効がないというふうなことで、利息制限法を事実上死文化させて、被害者を救済するという手段さえ封じてしまうというふうな、被害を一層助長させるような内容になっているというふうに思います。今週にも施行が予定されているようでございますけれども、法の運用に当た……

第98回国会 決算委員会 第11号(1983/05/11、12期、日本共産党)

○安武洋子君 B52G型のグアム配備についてお伺いをいたします。B52のグアム配備のスケジュール、これはどうなっておりましょうか。
【次の発言】 B52G型、これはどのような武装ができるのでしょうか。SRAMとそれからALCMの専用機なのでしょうか、お答えいただきます。
【次の発言】 も可能であるということは、この専用機ということですか。
【次の発言】 では確認しますが、B52G型の中にはSRAMを積むものもあれば、ALCMを積むものもある、その二つのうちどちらかを積むんだと、こういうことでございますね。
【次の発言】 配備の問題は別としまして、そういうことで確認させていただいて次に進みます。……

第98回国会 決算委員会 第12号(1983/05/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総理はASEAN歴訪をなさいました際に、シーレーンを設ける場合、この問題について説明をなさっていらっしゃいます。説明をなさいました内容と範囲について、どのようにおっしゃったのかお伺いをいたします。
【次の発言】 では確認をいたしますが、シーレーンを設ける場合でございますね、御説明をなさったのは南東の方に向けては東京を起点として一千海里、それから南西の方に向かっては沖縄諸島に沿って一千海里ということで、このASEANには届かないと。こういうふうに、片方の南西でございますね、これは大阪を起点、片方は東京を起点と、こういうことで確認をさせていただいてよろしゅうございますね。

第98回国会 内閣委員会 第4号(1983/03/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず行管庁にお伺いをいたします。  第二臨調は三月十五日に解散をいたしました。第二臨調の膨大な資料は非公開のままでございます。それで、部会とか調査会の議事録の保管とか取り扱いでございますけれども、これはどこの省庁が保管をいたしますのでしょうか。総理府の附属機関でございましたから総理府が保管をするのか、あるいは事務局を受け持たれたのが行管庁でございますから行管庁が保管をなさるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 整理中ということでございますが、それはいままでの事務局が整理をいたしておりますのでしょうか。そして、どれぐらいの見込みでそれを整理なさって、そしてだれがその保管場所を決……

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/03/24、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は昨年、横田基地を中心といたします所沢、大和田基地にB52の核投下の最終指令を発する通信装置が置かれている、これがことしの九月から核戦闘が行える最新型の通信装置に取りかえる計画を米軍が進めている、こういうことを米の議会文書に基づいて指摘をいたしました。最近、この増強工事にかかわるきわめて重要な掲示が所沢通信基地内に張り出されております。全部英文でございまして、これは日本人に見せるものではございません。基地勤務の米兵に見せる通知でございます。こういうふうなものでございます。おわかりでございますか。(資料を示す)これは、要点はどういうことかと申しますと、米陸軍工兵軍団、八二会計年度……

第98回国会 内閣委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案で設立しようといたしております農業生物資源研究所と農業環境技術研究所、これは生物工学と環境工学の手法によりまして農業技術の開発を可能にするための基礎技術の研究に重点を置いております。しかし、農業に役立つための技術開発を掲げてはおりますけれども、両方ともまだ技術的に確立しているとは言いがたいと思います。当面はテクノロジーそのものの開発のための基礎的研究開発に当たらなければならないと私は思うわけです。  これらの研究が実際に農業に役立つという見通しのつく時期、そして実際に農業に役立つ時期というのは一体どういうふうにお見通しでございましょうか。

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/05/10、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の恩給法案でございますが、これは二点の改善内容が盛り込まれております。本来行われなければならない恩給の実質価値、これを維持いたしますいわゆる恩給のベースアップは行われておりません。政府は、人事院勧告を凍結しているから恩給のベースアップはしないと、こういうふうにおっしゃっておられます。恩給法の二条ノ二、この趣旨に照らしてみますと、この理由は全く納得ができません。  総理府にお伺いをいたしますが、この二条ノ二の規定の趣旨、これは一体どのようなものでございましょうか。
【次の発言】 これは国民生活、それから公務員給与、物価など、これを総合勘案することになっております。ところが政府の……

第98回国会 内閣委員会 第12号(1983/05/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今月の二十四日に行革大綱が閣議決定をされる、こういうふうに聞いております。臨調の最終答申の実施方針といままでの答申のうちの未実施事項、これの実施方針が網羅的に盛り込まれるというふうにけさ長官は御答弁をなさっていらっしゃいました。それなら、総合管理庁の設置あるいは国土庁等の三庁統合、それからブロック機関等の整理合理化、それから電電、専売の分割民営化、地方事務官制度の廃止、これについて臨調の答申どおり実施するという具体的な方針が盛り込まれるんでしょうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 では、いま私がお伺いいたしました数項目の点につきましては、これは新しい行革大綱にどういうふうにし……

第98回国会 法務委員会 第7号(1983/05/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、建物の区分所有等に関する法律及び不動産登記法の一部を改正する法律案に対する日本共産党の修正案について提案理由の説明を申し上げます。  一、本法案は、区分所有建物、いわゆるマンションの近年急速な普及と増加にかんがみ、その管理・運営について、一定の必要な法的規制を加えようとするものであり、全体として見れば国民の要求にこたえる内容となっています。しかし、従来区分所有建物の建てかえ、義務違反行為者の追い出しについて全員一致の決議を必要としたものを、建てかえについては全体の五分の四の賛成で、違反者の追放は四分の三の賛成決議で実施できることにした点については若干の検討の余地があります。……


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 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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