このページでは柳沢錬造参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○柳澤錬造君 私は、民社党を代表して、国鉄運賃法定制緩和法案に対し、これを是とする立場にありますが、特に本法案の目的である国鉄企業体の再建問題を中心として、次の諸点について総理並びに運輸大臣に質問いたします。 まず第一に取り上げたいのは、国鉄経営の責任体制についてであります。 昨年度の監査報告書によりますと、収入が約二兆円で、支出が三兆円、差し引き一兆円弱の赤字という異常決算であります。このような常識外れの決算がなされても、だれ一人として責任をとる者もございません。責任の所在すら明確ではありません。これは、経営に対する責任体制がはっきりとしていないからと言えましょう。そもそも、国鉄企業体は……
○柳澤錬造君 私は、民社党を代表して、国鉄運賃法定制緩和法案に対し、賛成討論を行います。(拍手) まず第一に、国鉄再建への認識についてであります。 国鉄の現状を見詰めてみましたとき、国鉄を今日のような状態にしてしまったのは、だれの責任なのでしょうか。私は、それは国鉄自身でありますとともに、政府でもあり、この国会でもあるという認識に立つものであります。その認識に立てばこそ、国鉄をここまで悪化させてしまったことについてお互いに反省し、再建に取り組む必要を痛感するのであります。いまのような国鉄では、だれがやっても百点満点の再建案をつくることはきわめて困難なことであります。とすれば、満足のいく案が……
○柳澤錬造君 時間が余りありませんので、私簡単に三点ほどお聞きをしたいと思います。 下鶴先生、大変この地震学の方では権威がある方なんですが、そういう点で大局的にお聞きしたいことが第一なんですが、それは、こういう研究の技術水準が、まあ日本は地震国と言われているんですけれども、国際的に見て日本はかなり高いのか、それともまあ平均なのか、そうではなくてむしろおくれているという方にあるのか、どの辺の水準にあるんですかというのが第一の質問。 それから二つ目には、同じようにいろいろこの施設のそういうものが予算がとれなくておくれているということも前々からお聞きをしておるんですけれども、そういういろいろの予……
○柳澤錬造君 関川参考人にお聞きいたしたいんですが、ハイジャック防止の上でダブルチェックをやるというのが、私も非常に何というんですか、手っ取り早くてすぐやれる方法だし、効果もあると思うんです。先ほどのお話の中で、飛行機の入り口でもってやったならばというお話だったんですが、飛行機の入り口ということになれば、その国の主権との関係で心配何もないのか、日本の国内法だけでそういうことがやれるのかということをお聞きしたいんです。
【次の発言】 栗林参考人にお聞きしたいんですが、東京条約、ハーグ条約、そしてモントリオール条約と続いてきて、今度犯人を受け入れた国に制裁をさせようではないかということが中心になっ……
○柳澤錬造君 官房長官にお聞きしたいんですが、政治というのは、国民がお茶の間から見ていてわかるような、そういうあり方でなくてはいけないと思うのです。今回のこのハイジャック事件で、私は非常に理解ができないのは、政府が超実定法というものを持ち出してきて犯人を釈放したわけなんです。そういうことをやる権限が政府にあるのかというよりかも、これは私はしてはならないことだと思うんです。ああいう事態になってきたときに、じゃ、どうしなきゃならぬかという、そういう必要性もあると思うんで、そういう場合には司法当局がそれについての判断を下すということをすべきだと思うんですが、その辺のお考えをお聞きしたいんです。
○柳澤錬造君 私は、最初にお聞きしたいことは、日本船に救助をされたベトナム難民の問題なんです。
まず、いま日本に来ている難民がどのぐらいいるんですか。数を知りたいんです。
【次の発言】 それのめんどうはだれが見ているんですか。せれからそれのいろいろかかる費用ですね、その辺はどこから出ているんですか。
【次の発言】 かなりの数だと思うんですね。いま千二百からの人が来ておる。ですから、それだけの人たちが救助されてくるというのは相当な船があったと思うんです。で、日本船がそうやって航海中にベトナム難民を見つけて、助けてくれと言うから救ってやる。そういうときにはどういうことをせいという指示は政府が出し……
○柳澤錬造君 私は最初に、いままでの審議経過に立って若干見解を表明して、それから内容に入りたいと思います。 で、何を言いたいかといいますことは、国鉄を今日のような事態にまで追い込んでしまった責任はだれが負うんですか。それは私は国鉄自身であり、そして政府であり、同時にまた国会もその責任を負うべきだと思うんです。そういう認識に立たなければ、私は再建なんかできないんじゃないかと。その認識に立てば、そのときに初めてお互いに反省もするだろうし、反省の中から、じゃ、どうやって取り組んでいくかというようなことになるのであって、再建ができるのかできないのかじゃなくて、再建することが私はもう至上命題だと思うん……
○柳澤錬造君 気象庁の方に御質問いたします。 これは午前も和泉先生の方から若干触れられておりましたんですけれども、情報のおくれで、現地の新聞なんかでも四時間からおくれたと言っていろいろ出されているわけですが、私どもが視察に参りまして、帰りの飛行機の中で、ちょうど私の隣の席に来た人が向こうの出身で東京へ来ておって――いろいろお話をしておりましたときも、東京からちょうど午後九時に電話をしたと言うんです。そのときには、いや、もう風は大分吹いているけれども心配はない、大体恐らくはあすの明け方ごろ来るんではないかという、そういう返事でもって安心をして電話を切ったら、事実はその直後にもう来てやられてしま……
○柳澤錬造君 災害については、公共施設の災害もあれば、個人の財産を失うという場合も、いろいろ私はあると思う。どちらであってもそれは一つの国家的な損失ではないかと思う。ですから、災害が起きてそれの救援の対策をどうするかということも大事なことだけれども、いかに災害が起きないようにするか、被害を受けないようにするかという、もう先ほどからも出ている防災というか予防措置というか、そういうことが大変大事なことであって、これはいろいろやられていると思うんです。きょうはその辺を中心にして、幾つかの点で御質問してまいりたいと思うんです。 第一には、そういう意味に立ちまして、災害で、風水害とかいろいろ含めて結構……
○柳澤錬造君 大臣に最初にお聞きしたいことは、御就任間がないですから、あんまり細かいことは私聞きませんが、最初はこれあたりまえのことなんだけれども、前国会、八十二国会でいろいろこれ質疑がされて政府答弁があったんですが、それはそのまま生きているということを確認してよろしいかどうか。
【次の発言】 それじゃ次にお聞きしたいことは、国鉄の問題というのは私は大変だと思うんです。大臣も御就任になるについては、それなりの御覚悟をなさった上で御就任になったと思うんで、この国鉄を再建する基本姿勢についてお聞きしたいんです。あれもこれもと言ったってこれはとても大変なことなんですから、この今日国鉄がこうなってしま……
○柳澤錬造君 最初に造船問題について質問をしてまいりますが、これは去る七月の十四日に大臣が諮問しました海運造船合理化審議会の答申が出されております。これはもう大臣が諮問なさったんですから、この細かいことはまた後にして、この答申を送られましてどういう御見解を持たれているのか、それから今後の見通しについてどういうお考えを持っているか、大筋な点でまずお話をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣から、この造船不況問題は大変深刻なところへ来ているし、運輸省としても最も大きな問題として取り組んでいるんですというお答えで、ありがたく感謝をしてお聞きをいたしました。今度は具体的に入っていくんですが、……
○柳澤錬造君 大臣、造船の問題でお聞きしてまいりたいと思うのです。 運輸省は何といっても国鉄と造船という大変厄介なのを抱えているので、恐らく大臣も夏休みはなかったと思います。いろいろ御苦労もあったと思いますし、それに敬意を表して、これから幾つかの点お聞きをしてまいりたい。特に国鉄の方は多少時間的にずれていってもつぶれるということはないんですけれども、造船の方は民間企業でそうまいりません。これはもう大臣も御承知のとおりに、かなりのところがつぶれてきておって、さらに来月、九月ごろに入ると急速に悪化していくと思うのです。その辺も御承知だと思うのです。これはこの前も取り上げたことなんですけれども、あ……
○柳澤錬造君 時間もあんまりありませんので、要点的なことでといいますか、若干基本的な点で御質問してまいります。
最初に国鉄総裁にお聞きするのですが、国鉄法案が昨年の十二月に成立をいたしました。もう三カ月たったわけなんですが、再建が軌道に乗ったんですか、どうなんですか。その点です。で、具体的にどういう点を重点にいまそれを進めておられるのかということをお聞きしたい。
【次の発言】 総裁、具体的にね、こういう成果が上がったなんていうところへそれはとてもじゃないけれども、三カ月じゃいかないと思うんです。ただ、そっちに向かって、レールに乗ってその再建の方向に走り出すことができたんだろうかどうだろうかと……
○柳澤錬造君 私は、きょうの主題の特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案からお聞きしてまいりますが、運輸省にお聞きをするんですが、この法案を提出したのはいつですか。
【次の発言】 なぜそれまでほうっておいたんですか。
【次の発言】 その事情は私もわかっているんですけれども、私が言いたいのは、少なくとも一つの国家的な行事だと思うんですね。滑走路ができたのはもうたしか五年ぐらい前になるわけです。滑走路ができれば、それに伴って今度線を引いたようなものというのは自然にできてくるわけなんです。いろいろ法制局でやってもどうしてもできなかったからといって、ここの土壇場まで来て、そして千葉県知事から開港までに……
○柳澤錬造君 最初に南参考人にお聞きするんですが、先ほどSB方式での国内船建造ということで年間百五十万トンずつ三年間四百五十万トンやりたい、それについて簿価と船価の差について政府で見てほしいんだという御発言があったんですが、その辺のところの意味をもう少し言っていただきたいことと、それからこの年間百五十万トンという数字は見通しがあってなのか、それともそれだけのことは何とかしてもらわない限りいまの造船産業も持ちこたえられないというところからはじき出した数字なのか、その辺をもうちょっと御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 次に、織田澤参考人にお聞きするんですが、先ほど、ことしのところで、いま……
○柳澤錬造君 最初に、平本参考人の方にお聞きをするんですが、先ほど海運造船は十年周期でもって好、不況がめぐってくるんだというお話があったんです。で、一つのパターンの御説明があったんですが、その範疇にいまのこの造船の不況というのが入るのかどうかですね。といいますのは、そういうことで予測が立つならば、海造審においても、あの石油ショックの前に一つの見通しを立てて、何らかの規制ができたと思うんです。また、あの石油ショックが起きた後も、産業構造審議会でもって、もう従来のようなことではだめなんだからと言って、産業構造の転換が審議されて答申が出されているわけなんです。もう従来の産業構造から転換するんだと言っ……
○柳澤錬造君 私は、最初に福永運輸大臣に、造船産業の問題について大変御熱意を持って取り組んでいただいていることを感謝を申し上げ、あわせて敬意を表しておきたいと思います。 最初に私が聞いていきたいことは、造船産業の行方なんです。参考人を呼んでここでいろいろ聞きました。あのときにも造船工業会の南副会長の方からは、ことしの一月から三月までは七十万トンの受注しかなかった。この状態ならばことしはせいぜい三百万トンぐらいではないかと。運輸省が出されました五十二年度の造船事情の速報を見ましても、五十二年度が四百九十四万トン、大変少ないわけです。二千万トンからの能力のあるところに五百万トン足らずしか注文がな……
○柳澤錬造君 最初に福永運輸大臣に敬意を表しておきたいと思います。それは五月二十日に成田空港が開港できたことなんです。大臣としてはあれを開港させるについて大変な御努力というか、御心労があったと思います。私でもあの前日の十九日は本当に祈るような気持ちでもってあの成田が無事に開港してほしいというふうに願っていたわけなんですが、大臣の努力、その他関係者の努力で幸いに無事開港ができまして、私はあれがもしもこの前の三月二十六日のような事件が起きたならば、国際的な信用を失うだけではなくて、もう福田総理も先進国首脳会議なんかのこのこ出ていかれなくなるだろうし、日本は法治国家としての資格を失うことになると思う……
○柳澤錬造君 最初に、自動車の排出ガス規制の問題、橋本局長の方に質問してまいります。
日本の場合は、これかなり進んでいると思うんです。五十三年規制、乗用車でやられているんだけれども、規制が行われない昭和四十六年当時から見れば、恐らく十分の一ぐらいになっている。現在のこの五十三年規制で行われているのは、主要な世界の先進国の中でどの程度の水準にいるのかということをまず第一にお聞きしたい。
【次の発言】 じゃ、輸入車はどうしているかですね。国産車と同じように五十三年規制が適用になっているのかどうか、そこのところ。
【次の発言】 国産車と輸入車と、そういう区別をしたということはどういうことなのか、具……
○柳澤錬造君 長官、就任されて余り日がたってないですから、少し無理な質問が出るかと思うんですけれども、私は環境行政の基本姿勢についてお聞きしたいんです。 この前の長官の所信表明の中でも「環境行政の推進に当たりましては、国民の声に十分耳を傾けていくとともに、環境の分野における国際的な連帯と協調を図る活動にも積極的に意を用いてまいりたいと考えております。なお、現在景気回復のため、大規模な公共投資による経済産業活動の刺激が要請されていますが、このような情勢にあっても、環境保全の基本的条件が保持されるよう十分留意してまいる所存であります。」と、具体的にそういう長官の基本認識に立って、本州四国連絡橋の……
○柳澤錬造君 委員長、時間があれだから取りやめます。
【次の発言】 時間がないですから、簡潔にお聞きいたしまして、簡単にお答えいただきたいと思います。一問ずつそれぞれ参考人にお聞きしたいと思います。
有元参考人にお聞きしたいのは、きょうは午前も午後も話が出てこなかったんですが、水質汚濁という点に立って、私は家庭が使っている洗剤というものが、川を見ましてもかなり汚しているんじゃないか。ですから、その辺の、家庭用の洗剤がどの程度の影響を及ぼしているのかどうか。大して影響がないのかどうか。私は何かあるような気がするので、何かそういうことは規制をする方向にいかなくてはいけないんじゃないかと思うんです……
○柳澤錬造君 なかなかこの種の問題というのは、私もそれほど知識がある方ではないんですから、そういう点では初歩的なところから幾つかお聞きをしてまいりますので、よろしくお願いしたいと思うんです。
第一にお聞きしたいことは、この鳥獣保護区、さらに特別保護地区、そういうことを決めていくわけですけれども、大体何カ所ぐらいあってどの程度の面積になるのか。で、日本の国土の面積全体の中の何%ぐらい占めるのか、それをお教えいただきたいんです。
【次の発言】 さらに今度、「都道府県知事は、期間を定めて銃猟制限区域を設けることができる」とあるんですけれども、その制限区域というのはどのくらいの面積になるんですか。
○柳澤錬造君 これは、鈴木参考人と助川参考人とお二人にお聞きをしてまいりたいと思うんです。このような問題については、私はどちらかというと大変素人な方なものですから、そういう点できわめて初歩的なところから聞かせていただきたいと思うんです。 というのは、何かというとすぐPPmという言葉が出てくるんですが、たとえば一PPmといったらどの程度の量なんだということがどういうふうに理解をしたらいいかということなんです。いま東京都内でも、主要な渋谷なり何なりですぐ掲示が出るようになっている。あれを見まして、一般の都民の方にわかりますかと聞いても、あれがどういうことを指しているかわかるという答えは出てこない……
○柳澤錬造君 時間が大分なくなりましたので、私、お三人の方からお答えいただきたいと思うんです。 第一に、水野参考人、いまも埋め立てのお話が出たんですが、先ほどのいわゆるこの埋め立てというものが一番汚染をしているんだというお話一で、いま水野参考人は、全面規制は無理なんだ、禁止は無理なんだから、ある地域は国か何かでもってここはもう埋め立てをやらないと、そういうことでもやらなくてはというお話であった。で、お聞きしたいのは、埋め立てをやる面積で、何というんですか、ある以上大きくしないで、狭い範囲でやっていけば、それほど大きな汚染を起こさないとか、あるいは水深でもってこれ以上深いところは埋め立てばいけ……
○柳澤錬造君 私は、まず最初に、内閣の基本姿勢について総理にお尋ねをしてまいります。
日本は、世界の百五十七カ国の中で、先進国首脳会議に招かれるという国なんです。その日本の国が国会において、国家形成の基本である国を守るということについてのコンセンサスが得られていないのです。その点について総理にどうお考えになるか。
【次の発言】 総理ね、国会において大いに議論されることを期待をなさるというだけではなくて、総理御自身が国の総理大臣なんですから、政府部内をそのことについてどういうふうにやっていき、そしてそれを国会にも持ち出すという、そういうことについての御見解をお聞きしたい。
○柳澤錬造君 最初にお聞きしておきたいことはこの法案の関係なんですが、この法案では、「公布の日から施行する。」というふうになっている。かなり急がなくてはならないそういう背景にあると思うのですが、いつごろ公布をして、いつごろこの協会を設立をして具体的に業務の開始になるのか、その点からお聞きしていきます。
【次の発言】 局長、それはこう書いてあるとおりなんで、この法案ができなければスタートができないんだけれども、大体のところあしたの本会議ではもう成立という見通しがあるわけなんで、そういう点からいくと、およその日程的にいつごろ公布をするんですと、それで、いつごろには発起人を集めて設立という手続がとら……
○柳澤錬造君 最初に、空港公団の総裁に御質問してまいります。 空港が国際空港として秩序を保持するために警察官の配置をするということは、これはあると思うんです。しかし成田のように、あの建設の過程であれだけ長期にわたって大量の警察官が配置をされて、その中でやっとと言ってもいいくらいに空港ができ上がったと、そういう例はちょっとないと思います。言うならば、大変警察官のお世話になってあの新東京国際空港ができ上がったんだと私は思うんです。まあ、ともかく五月二十日に開港になって、公団総裁としてこの警察官に対して何をしたか、それをまずお聞きしたいんです。
○柳澤錬造君 時間が大分遅くなりまして、私の持ち時間使っていると後の本会議に差しさわりますので、二つだけにしておきます。
環境保健部長の方に最初に一つお聞きするのですが、先ほどからいろいろ問題になっている七月三日付の事務次官通知、あれをお出しになりました後、具体的にどういう点で効果があらわれたのかということをお聞きをしたいのです。第一に。
【次の発言】 次に、じゃ環境庁長官の方にお聞きしてまいります。
きょうここでもって議論をされたようなことは七月六日の本委員会で議論をしてきたんですね、次官通知をめぐって。私はこれきのう議事録も全部読んだんです。そして端的に言いたいことは、きょうここでもっ……
○柳澤錬造君 私は、大臣、きょうは朝から国鉄の問題ばかり出ているんですが、私も国鉄の再建の問題でお聞きをしてまいるんですけれども、きょう午前も大臣は、いまの国鉄はもう破産寸前だと言われたんですが、私もそういう見方をするわけです。この国鉄の再建ということは口では簡単に言えるけれども容易なことではないと思うんですペニシリン注射もないと思うんです。じゃどうするかと言えば、あの国鉄に働く四十数万の人たちが、職員の人たちが本気になってみんなが再建するんだという気で取り組んでいく、その積み重ねの結果でしか出てこないと思うんですよ。だから、そういう点でもってそういうことが大事なことであるし、その中でも特に私……
○柳澤錬造君 最初にお聞きしていきたいことは、観光部長、きょう午前からの答弁聞いておりまして、若干合点がいかないし、いまの質問点なんか聞くとなおさらその辺が問題になってきちゃうのだけれども、いわゆる観光業者が不正行為をしたときあるいは添乗員がついていって向こうでもって不正なことをしたとかという、いわゆるそういう不正な商行為なり不正行為なり間違ったことが行われたときにどういう処置をしているんですか。いままでそういう実績がどのくらいあるんでしょうか。 それからもう一つは、これはきょうの午前の答弁の中でも出てくるのだけれども、もぐり業者はしようがない、もぐり業者がもぐりでもって悪いことをしておった……
○柳澤錬造君 最初にお聞きしておきたいことは、船舶整備公団が内航海運の近代化に役立ったことは事実だと思うんです。ただ、運輸省が出された資料を見ましてもそうなんですが、五十年の三月に経済船が五六%で、不経済船が四四%だった。それが五十三年三月には経済船が三七%、不経済船は六三%というふうに悪化をしてきているわけです。いかに全体の量に対して船舶整備公団のいろいろやっているのが量的に少ないかということだと思うんです。ですから、近代化をやる上について思い切った対策がとられる必要があるんじゃないかと、よほど量的な拡大の方法か何かしなければこの近代化がおくれてしまうんではないか。 それから、これはもう一……
○柳澤錬造君 永井参考人にお尋ねしてまいります。 一番目は、先ほども外国用船が五〇%がらみふえてきている、だが日本商船三千三百万トンは確保していきたいんだという御意見がありました。この資料で見ましても、昭和四十八年から五十三年のこの五年間の推移、これを見ますと、日本商船隊そのものは千六百九十八万総トンふえているわけです。しかし、その中で内訳を見れば、日本船はわずかに二百四十一万トン、外国用船が千四百五十八万トン、外国用船の方が六倍の割合でふえてきているわけなんですが、先ほども三千三百万総トンは確保したいと言っているけれども、こういうような情勢で果たしてそれができるんかどうだろうか。私が心配し……
○柳澤錬造君 この法律の一番のねらいは日本海運の再建ということにあると思うんです。ですから、そういう点で若干基本的な点に触れてお聞きをしてまいりたいと思うんです。 この利子補給法の参考資料として出されている二ページ目にもあるんですが、昨年の六月の海運対策部会小委員会で報告をしております、いわゆる日本海運は貿易物資の安定輸送、緊急事態が発生した場合の経済的安全保障の確保、伝統ある技量優秀な日本人船員の雇用安定等の面で重要な意義を持っており、かかる意義を果たすのに必要な最低限度の商船隊は確実に保持していくべきである。そして、それは昭和五十二年程度の六千万重量トン、三千四百万グロストンであると、こ……
○柳澤錬造君 大臣、最初に私がお聞きをしてまいりたいのは、沖繩における航空輸送の問題なんです。 これはもう大臣も御承知のことだと思うんですけれども、まず本土と違う点なんですが、本土の場合には一つの県に一つの空港をつくりたいということで進んでいるわけですが、沖繩の場合には一つの島に一つの飛行場をつくるということで、現実にもう十以上の飛行場ができているわけです。しかも、何というんですか、沖繩県という一つの県の中だけだけれども、那覇を大阪に置きかえてその航空路を当てはめてみますと、東の方に北大東島というところというものは、ちょうどもう東京のすぐそばの大島ぐらいに来てしまうんです。それから、石垣島と……
○柳澤錬造君 建設省おいでになっていますか。――簡単な方ですから最初にお聞きをしてまいります。 国道十三号線の尾花沢北バイパス工事、この十三号線が福島市を起点にして山形市から秋田市に至る延長三百二キロに上る道路なんですが、だんだんバイパスができてきまして、私がお聞きをしたいのはこの尾花沢のバイパス、これは地図をごらんになってあるいは見ておられると思うんですが、この市内に入るところまでできてきて、肝心な市内のところがこちらで計画だけ残っておってまだやられていないんですね。だからせっかくここまできて、市内の町の中に入っていって旧道を通るわけです。このところは学校が小学校とか中学校が四つあったり、……
○柳澤錬造君 前回の二月十四日の環境庁長官の所信表明について幾つかの点で御質問してまいります。細かいことは抜きまして大筋の点でもって考え方というか、そういうことをお聞きしてまいりたいと思います。 で、長官、まず第一にお聞きしたいことは、この内閣としての環境保全予算というのは一兆一千二百五十三億計上しているわけであります。ところが、環境庁の予算だけ見れば四百二十四億九千七百四十三万円、内閣の環境保全予算の全体から見てわずかに三・七%しかないんです。言うならば、環境庁長官として使えるお金がたったの三・七%、それでいろいろの環境行政をおやりになろうということになるんだけれども、そういうことでもって……
○柳澤錬造君 時間がございませんから、二問だけ質問さしていただきます。 第一問は、田中参考人にお聞きをするんですが、肥料の大部分というものは全農でもってお買いになっている。ほぼ七割、最終的に全部ひっくるめれば九割程度が全農の支配下でもって使っているわけですが、そういう点で価格協定だけではなしに、需要面でも来年の需要はこのくらいだ、再来年はこのくらいだというようなものをメーカー側にお示しになっているのかどうか。そうすると、いろいろ問題になっている過剰生産がどうだとか何とかというものがかなり修正されると思うんで、そういうことをおやりになっているかどうかということですね。 それから二つ目には、こ……
○柳澤錬造君 畜産価格の値段が決められていくんですが、生産者といいますか、農協の方から出されている要求については私も理解もいたしますし、支持もしてまいりたいと思います。しかし、いろいろある中で牛肉の問題にきょうはしぼって若干の質問をしてまいりたいと思います。
最初に、世界の主要な国と日本との国際比較の数字を示していただきたいと思います。
【次の発言】 国際比較のむずかしいことは私もわかるんです。そのことはきのうの肥料の場合に、どういう形でああいう国際比較を出したんですかと言ったとき、それはあなたいたかどうか知らないけれども、申し上げたとおりに、あの場合の国際比較のやり方なんというのは、いまの……
○柳澤錬造君 通産大臣のお時間が、何かちょっと退席になるというものですから、先に取り上げてまいります。
エネルギー問題で、まずお聞きをしてまいるんですが、最近、世界的に大問題になっているわけです。それで政府としてエネルギー、特に油の問題なんですが、備蓄についての基本的な姿勢はどういうものをお持ちなのか。また主要な外国が現在どの程度の備蓄を持っており、日本がどのくらいかという、その辺からお聞きをしてまいります。
【次の発言】 外国の備蓄。
【次の発言】 アメリカの備蓄はどのくらいですか。
【次の発言】 通産大臣、日本の場合、ことし政府備蓄を一千万キロリットルふやすと言うんだけれども、それができ……
○柳澤錬造君 大臣が先ほどから催促していますから、私はやみボーナスの方から入っていきます。
総裁ね、もうこれは一カ月前になるんですけれども、九月八日の朝日新聞で監督官庁の運輸省に届けていないやみ賞与が職員約三千三百人に平均で年三十万円も支給されていた。これは十五年間続いてきたというから、総額百数十億円に上ると言うのですが、これは事実ですか。
【次の発言】 総裁、そうするといまも言われた三十九年以来公務員を上回ってってとお答えになったんだけれども、公団のボーナスというものは公務員並みだということは御存じだったんじゃないんですか。
【次の発言】 総裁、いま交渉でお決めになったんだというんですけれ……
○柳澤錬造君 アジア局長、私が御質問したい点の関係の前に一つだけ、いま渋谷先生が御発言なさったことに対して大変大事なことを言っているんで、その関連で一点だけお聞きをしておきたいんですけれども、カンボジアの難民対策で他国に先駆けてお金も出した何もやってきたといって、いま局長、他国に先駆けてという言葉を二回も発言なさっているんです。私はその点だけは削られた方がいいと思うんですが、細かいことはきょうは触れません。ただ、これは私がもう三月二十六日の予算委員会でベトナム難民問題を取り上げたときもそうですけれども、難民条約もまだ日本は批准はしてないはずですね。明年の通常国会でやりますというのが外務大臣の答……
○柳澤錬造君 私は、御岳山の噴火の問題に集中して気象庁の方に最初に聞いてまいります。
先ほどからもう何人もの方がお聞きしておりますので、なるべくダブらないようにして聞いていきたいんですけれども、下条先生の御質問のときにもお答えだったんですが、群発の地震があったことはわかっておった、しかし御岳山の方とは関係がないというふうに見ておったんだというふうにお話があったんですが、だからそういう点からいくと、今回の場合には事前に予報的なことはなさらなかったんだという結論になると思うんですけれども、そういうことでよろしいかどうか。
【次の発言】 次に、この観測体制の問題で、それとの関係でお聞きしておくんだ……
○柳澤錬造君 じゃ、大臣もいないですから、先に内航海運の関係の方を少しお聞きをしてまいります。特に船舶整備公団、ことしも、あれは幾らだったですか、予算が取られたんですけれどもなかなか十分ではなくて、国内の旅客船なんか建造したいという意欲は持っておっても、予算の枠がないので建造ができないでいるというのがかなりあると思うんです。 それで、特にこれは旅客船の方は人間を乗せるのですから、ぼろ船を運航しておってまた事故が起きたなんていうとこれは大変なことになるので、そういう点からいくならば、国内の旅客船をもう少し建造ができるように枠を広げるということのお考えはないのかどうか。ことしは一万一千九百トンで……
○柳澤錬造君 外務大臣、きょうは時間がないですから、インドシナの難民の問題だけにしぼって少しお聞きしてまいりたいと思っています。
その前に、大臣御就任になったばかりなんで、いまのわが国を取り巻く国際情勢――韓国、北朝鮮、ソ連、中国、インドシナ半島をめぐってのそういう情勢、それからまたイランとアメリカの関係が大分険悪な状態になっているんですけれども、そういう大変厳しいいまの国際情勢を見詰めまして、大臣として日本の外交姿勢をどういうふうにおとりになってこれからを進めようとしているか御所見をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 もう少し具体的にお聞きしたかったんですが、それはそれとして、ベト……
○柳澤錬造君 最初に土屋環境庁長官に御要望申し上げておきたいんです。といいますのは、昨年それからことしと、こう振り返りまして、この一年間環境庁は何をやっただろうかと思うほどに何もしちゃいないんです。ですから、何もしちゃいないからといって私は文句を言うつもりはないのであって、環境行政というのはそういう意味じゃむずかしいと思うんですね。理論だけで何かやろうといって余り行き過ぎますと、いろいろ反発を食って前に進まない。それから現実ばかり直視をして現状がこうだからと言っていると、これはまたもう環境庁をつくった存在価値がなくなってくる。ですから、その辺をどういうふうにコントロールしてやるかが環境庁の役割……
○柳澤錬造君 大臣、いまの情勢で、この法律というものは御提案のようにさらに期限を延長してやっていただかなければならないんで、ですから、そういう点で私も賛成の立場ですから、余り細々の点を触れないで、時間もございませんから、若干しぼってだけお聞きをしてまいります。
最初に、いまの不況業種の中で、造船産業は取り残されてずっといまだに不況でおるわけなんですけれども、この造船産業の雇用の状況をどういうふうに把握をしておられますか、その辺からお聞かせをいただきたいです。
【次の発言】 いま安定局長が言われるように、造船産業というのはもう大変な状態にあるんです。だから、造船産業におけるこの特定不況業種離職……
○柳澤錬造君 最初に大臣の方にこれはお聞きをいただいて、大臣からお答えをいただきたいんです。 七月二十日の海の記念日のことなんです。これが海の記念日に制定されたのはたしか昭和十六年の閣議決定のはずなんです。もうあれから四十年近くなるわけですけれども、いまだに祝日にならないわけなんです。それで全日本海員組合だとか全国海友婦人会を初め海に関係した団体の皆さん方が毎年集まりまして、この海の記念日を祝日にしようではないかということをもう十数年来ずうっとやってきて、大臣のところへも官房長官のところへもその他のところへもそういう陳情を毎年続けてきているわけなんです。 けさの新聞を見ますと、前に大平総理……
○柳澤錬造君 最初に運輸大臣の方にお聞きしてまいりたいことが一つあるんですが、過日の国鉄が違法なストライキを行ったことに対して、法治国家としてこれをどういうふうに扱おうとしているか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 よくわかりました。法治国家だと法治国家らしいきちんとしたことをしていただきたいと思います。それ以上申し上げません。
次に、海洋汚染についてお聞きしますが、この海洋汚染の、いろいろ油の排出とか廃棄物が捨てられるとか、そういうことで、五十三年にも私、一度ここでお聞きをしたんです。その後の状況で、そういうものがこの数字を見ると若干減少しているような傾向も見えるんだけれども、実際のとこ……
○柳澤錬造君 道路公団の方は、日本道路公団――
【次の発言】 じゃそちらの方にお聞きをしていきますけれども、高速自動車国道、首都高速、それから阪神高速とか、あれがオープンしたときがいつで、そのときの通行料、それで現在は幾らになっているのかということを知りたいのですけれども。
【次の発言】 五十三年度のところでよろしいから、高速道路の収入が全部でどのくらいあって、それをどういうふうに使ったのかという内訳を聞かせてください。
【次の発言】 だからその内訳を、借入金のところにどのくらい返したのか、あるいは金利とか何かそういうものにどのくらいあれしたか、それから道路の維持管理でもって幾ら使ったか、大ま……
○柳澤錬造君 時間が余りありませんから簡潔にお聞きをしてまいりたいと思います。 浜田氏が四月十日の記者会見で、昭和四十七年十月ラスベガスのサンズホテル賭博場で百五十万ドル近い額の債務を負ったということは認めているわけです。そのほかにも検察側が主張しております、小佐野氏がロサンゼルス空港でロ社から受領した二十万ドルを浜田氏の債務肩がわりの最後の支払い分としてホテルに支払いました、十一月三日に。またさらに五十万ドルの大負けをしたということもいろいろと報道されているわけでございます。 浜田氏の申告所得を見ますと、昭和四十七年分が千五百三十七万円、四十八年が三億四千百七十九万円、四十九年が千六百十……
○柳澤錬造君 私のお聞きしていきたいことは、労働組合法の立法精神というか、基本的な考え方をどういうふうにして統一した見解をお持ちかということを聞いてまいりたいと思うんです。 第一には、組合法第一条に――労働者はだれでも労働組合を結成することができる。それで、結成すれば第六条で団体交渉権を持つわけです。労使は対等の立場でもって労働条件の交渉をしなさいと。そこで、この法十七条で一つの事業所に複数組合があったときに、四分の三以上の多数派組合が労働協約を結べば、それは少数派組合にも右へならえで波及をする、適用されるということが明らかになっている。これはもう無条件で適用になるんですということで理解して……
○柳澤錬造君 最初に外務大臣の方に、日米会談でお疲れだと思うんですが。
日米会談でいろいろとお話しになられたこと、新聞でも承っておりますけれども、大臣のお口から直接生でもってその内容をお聞きしたいと思うんです。特に防衛費について、着実で顕著な増額を求められたと言われているんですが、その内容というものはどういうことを含んでいるのか。それらも含めてお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 その日本自身の防衛について、努力をせい、期待をしているということなんですが、さらにアメリカの方から海空の防衛力の質的向上ということが改めて要請された、外務大臣もその面でも努力をいたしますという表明があったという……
○柳澤錬造君 時間がございませんから、お三人の方からお答えをいただきたいんですが、第一に、富塚公述人にお聞きいたします。 先ほど当局に当事者能力を与えることはよろしいんだと。だが同時に組合にもスト権を与えなくてはいけないと。この労使関係改善のためにはスト権を欠くことができない。労使の関係を対等にして平和的な話し合いをするためにはどうしても必要なんだという御発言だったんです。その説は私もこれは賛成するんです。ただ、その説に立つならば、現在は当局は当事者能力を持っていないのである。その当事者能力を持っていない当局を相手にしてストライキをよくおやりになられるわけだけれども、それはどういうふうに理解……
○柳澤錬造君 最初に公団の方に私はお聞きしたいんですが、この騒音対策特別措置法案の提出が昨年の秋であったということ、これはもう政府の方に問題があるんですけれども、それはまあさておいて、いまここへきて防音工事の問題で四月の二十日ごろから何か再調査をやりたいというようなことをお考えのようなんですが、どういうことを調査されようとしているのか、いつごろその結論を出すというお考えなのか、それからお聞きしてまいります。
【次の発言】 次にもう一回公団の方にお聞きするんですが、防音工事の問題は最初は四人当たりで一部屋ということでお決めになっていたと思うんですけれども、途中から全室防音に方針が変わられたはずだ……
○柳澤錬造君 最初に、航空機産業について御質問してまいります。 戦前の日本の航空機産業というのが世界の一流であったことは御承知だと思うんです。戦後七年間の空白があったために、それがハンディになって、この前の予算委員会でもお聞きしたときに、昨年は二千六百億しか生産されてない。フランスの五分の一であり、イギリスの三分の一であり、西独の二分の一だというんです。しかし、産業構造の将来を考えたならば、航空機産業というものは大いに発展させなきゃいけないということはもう大臣もお認めで、前回にもそういう御答弁もいただいたのですが、それをさらに突っ込んで、五年後、十年後はどういうことになるんだという、どういう……
○柳澤錬造君 国鉄の再建のために何をしなきゃならぬかということを中心に幾つかお聞きをしてまいりたいと思うんです。 最初に、総裁の方にお聞きをしたいんですが、五十二年の十二月にあの運賃法定制緩和法案が成立をしたんですが、あの法案に賛成のときに私は、ぜひともこのローカル線についてチェックをしていただきたいということを要望申し上げたんです。それは、三つに区分をして検討してほしい。三つの区分というのは、いわゆる多少赤字になろうが黒字になろうが、そのローカル線がかなりの国民の利用に供されているもの、それから二つ目には、これは北海道なんかへ行って見てきたんですが、他にかわりの足がないところです。で、そう……
○柳澤錬造君 最初にお聞きしてまいりたいことは、これきのうの読売新聞にも出ていることなんですが、文部省が中学生の全国スポーツ大会を公認をしたことなんです。読売新聞でも「いささか遅きに失した感じもするが、反面、中学生スポーツの過熱を心配する声も上がっている。」ということが書かれているわけです。ですから、その辺がどういうふうにかじ取りが行われるかということになっちゃうんです。余りやり過ぎて、勝負事や賞品目当てだとか、興行化目当てを助長するようなことになったら、これ何にもならないから、ですからそういう点で、全国スポーツ大会の公認が、心身ともに健全な児童の育成に役立つのだという、その辺の保証がどうなっ……
○柳澤錬造君 私は、小委員長に最初にお願いをしておきたい点は、国鉄の再建問題、これは容易なことじゃないんですね。ですからそういう点で、短い時間の中でこうやってお互いにかみしも着て、こちらから聞いたり、向こうもかみしも着て答弁しているようなことでは、なかなか実効が上がらないと思うんで、もう少し両方とも思ったことがずばずば言えるような、そういう中からお互いの知恵を出して、どうやって再建するかということの、そういう小委員会の持ち方もお考えいただきたいということを申し上げておきます。 総裁、大臣、時間がございませんので、きょうは三点ほどしぼってごく一部の点だけお聞きをしていきたいと思うんです。 第……
○柳澤錬造君 三点御質問してまいりますが、最初に宍戸さんにお聞きをいたします。 先ほど、円の価値が現在二百五十円ぐらいだけれども、これは安過ぎる、二百十円から二百二十円ぐらいが妥当なところだというふうにお話がありましたんですけれども、私がお聞きしたいことは、円が幾らかということよりかも、最近の趨勢というものは非常に上がったり下がったりするわけですね。五十二年の十月が二百五十円だったのが五十三年の十月には百七十六円に上がっちゃった。そしてまた、昨年の十月は二百四十円に下がったという、こういうふうに、年間で四割前後も上がったり下がったりする、この大幅な変動がむしろ日本経済を不安にするのではないだ……
○柳澤錬造君 最初に国鉄問題をお聞きしていくんですが、国鉄監査報告書によりますと、五十二年度の営業収入は二兆三千六百九十億、営業経費が三兆二千百四十七億、差し引き八千四百五十七億の赤です。五十三年度が営業収入二兆五千七百二億、営業経費が三兆四千七百十四億、差し引き九千十二億のこれも赤。結局、五十二年度から五十三年度を見まして、収入が二千十二億ふえた。ところが、経費が二千五百六十七億ふえて、結局赤が五百五十五億も多くなっちゃった。これは、昭和五十二年十二月の国鉄の運賃法定制緩和法案が成立するまではかなりのいろいろの制約があったからいろいろ赤もいたし方がない。もちろん、法案が通ったからといって、そ……
○柳澤錬造君 最初にお聞きしていきたいことは、食糧不足ということが世界的な傾向だということはもうおわかりだと思うんです。人間はどんどんふえてくる。そうして食糧をつくる陸地はもうふえやしないんです。どうしてもそういう点からいくと食糧というものを海に求めるようになる。魚とか、そういうようなものが重要な食糧資源になっていくということもおわかりだと思うんです。そういう情勢の中で食糧供給の重要な産業である漁業というものについて、政府がいろいろの産業がある中でどの辺に位置づけをして、どういうお考えを持っておるのかという大枠のところをまずお聞きをします。
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