柳沢錬造 参議院議員
13期国会発言一覧

柳沢錬造[参]在籍期 : 11期-12期-|13期|-14期
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このページでは柳沢錬造参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

柳沢錬造[参]本会議発言(全期間)
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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第15号(1985/05/10、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりましたボン・サミットの報告に関連して、中曽根内閣総理大臣を初め関係各大臣に御質問をいたします。  まず第一に、貿易摩擦についてであります。  今回のサミットでは、この問題で貿易黒字国日本に批判が集中されるものと予想されていましたので、サミットを前にして総理は、外国商品を一人百ドル買ってくれと国民に訴えられましたし、通産大臣は、輸入業者を集めるならまだしも、輸出企業の代表者を集めて輸入促進を要請されました。これは、国産品は売れなくてもよろしい、自動車メーカーは牛肉を輸入して売れということでしょうか。国民の立場から考えてどうしても理……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第7号(1986/03/24、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、中曽根内閣総理大臣を初め、関係各大臣に御質問をいたします。  まず第一に、大型消費税についてであります。  総理は、さきの施政方針演説において、税制については、社会経済情勢の著しい変化から生じたさまざまなゆがみ、ひずみ、重税感等を解決すべく、抜本的見直しが必要だと述べておられましたが、総理は具体的にどのような点を指してゆがみ、ひずみと言い、抜本的見直しが必要であると言われたのでありましょうか。さらに総理は、昨年の国会審議において、製造から小売に至る各段階に投網をかけるような大型消……

柳沢錬造[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

柳沢錬造[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 法務委員会 第閉会後1号(1983/08/11、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうはサラ金問題を取り上げていろいろお聞きをしてまいりたいと思います。  サラ金規制の二法が成立をしまして、十一月一日からいよいよ施行されるようになったわけなんです。しかし、依然としてサラ金地獄の問題というものは毎日のように新聞にも出ているわけなんですけれども、まず最初に聞きたいことは、サラ金業者というのがどのくらいいまいるのでしょうかということ。それで、この業者が運用している資金というものはどのくらいの量になっているのですかという、そこからお聞きをしてまいります。
【次の発言】 正確な数字をつかむのはいまの段階では無理だと思うんです。しかし、少なくとも大蔵省とするならば、どの……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号(1983/10/06、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 佐伯先生、漆山先生にそれぞれ貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを感謝申し上げます。時間がございませんので、簡潔に二、三の点をお聞きしてまいりたいと思います。  最初に漆山先生にお聞きをするんですが、歴代日本の政府の総理が施政方針演説の中で、他国に脅威を与えるような軍備は持たないという発言があるわけであります。私が聞きたいのは、脅威を感じるかどうかは相手の国の主観の問題なんです。それを日本の国が他国に脅威を与えないという、そういう判断をどこからするんでしょうかと言って聞いたこともあるんですが、明確な答弁がない。それから、脅威を与えないような軍備ならば私は持たない方がいいと思う……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/22、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、民社党・国民連合を代表して質問してまいります。  最初に、大韓航空機の事件についてでございますが、何といいましても無防備の旅客機がソ連の戦闘機からミサイルを撃たれて撃墜をされたという、まことにもって人道上許されざる事件でございます。  私は、この旅客機に乗っておられました犠牲者に対して慎んで哀悼の意を表しますとともに、その御家族の皆さん方にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。同時に、この事件をめぐって政府がとられました措置もそれなりに適切であったということを私は判断をし、評価をしているものでございます。  そこで、若干の点お聞きをしていくんですが、大韓航空機があのコー……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 科学技術特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、予算の概要説明の中の第十番目の国際科学技術博覧会について御質問してまいります。  この科学万博に必要経費として二百六十七億二百四十七万円が計上されているわけですけれども、この科学万博の開催の意義と目的というものをお聞きをしたいのでございます。  私は、アメリカがアポロ計画を立てましたんですが、しかし、あのアポロ計画を立てて、月まで飛んでいって生物がいるかいないかということを確かめるのが主の目的ではなかったと思うんです。大変なお金を投資をしてあの計画を立てた。しかし、・その実行過程で数々の技術が開発されて、それが人間社会にどれだけ大きく役立ち貢献をしにかというところにあのアポ……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第7号(1984/07/04、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、外交と安全保障というものは国家形成の骨幹をなすものだと思うんです。そういう観点からいろいろの点をお聞きしていくんですけれども、第一に、両大臣にお聞きをしたいんですけれども、国会論議のあり方というものをずっと見てまいりまして、経済政策の問題だとか財政の問題だとかという内政問題は、政府と野党の間でどんなに議論をしてもいいし、どんなに対決してやっても私はいいと思うんですよ。しかし、事外交と安全保障になったら、オープンでもって、何でもかんでもそこでちゃんちゃんばらばらやり合うような性格のものではないじゃないかと思うんです。その辺について両大臣はどういうふうにお考えになるか。それで、……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第8号(1984/07/13、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初に御質問をしてまいりますのは、先ほどからもこれは大分出ておりますから簡潔に聞いてまいりますが、いわゆる戦略物資とも言うべきニッケルやクロムなどレアメタルといいましょうか、これらの備蓄が今どのくらいになっているのか。そして、どのくらいの備蓄目標を持って、それに到達するについての手段、方法というものを政府はどのようにお考えになっているか、それをまずお聞きいたします。
【次の発言】 それで備蓄の方法なんですが、戦前はニッケルを貨幣にして、言うならば国民みんなに持たして、あれも一種の備蓄だったわけなんです。なかなか政府といっても私はむずかしいと思うんで、むしろそういうものを使う民間の……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号(1984/08/01、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 国際協力の問題を考えるについて私がまず思い出しますのは、ブラント委員会の報告の中にある次の言葉であります。「北は東欧を含め世界の人口の四分の一を占めるのみであるが、世界の総所得の五分の四を有している。これに対し南は中国を含めて三十億人、すなわち世界の四分の三の人口を有しながら総所得の五分の一で生きている。」また、「飢餓が支配的である間は平和を得ることはできない。戦争の禁止を欲するのであれば大衆の貧困をも禁じなければならない。道義的には戦争で殺されることと周囲の人々の無関心のために餓死させられる運命に遭うこととは何の違いもない」と述べていることであります。  この南北問題の解決なく……

第101回国会 法務委員会 第2号(1984/03/27、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 大臣も大分お疲れのようだと思うんだけれども、きょう私は難民の問題でもってこれからいろいろお聞きをしてまいりたいと思うんです。  今回の第百一国会でも総理が施政方針演説の中で、    私は、深い相互依存関係にある今日の国際社会においては、世界の平和と繁栄なくして日本の平和と繁栄はあり得ないことを痛感いたします。また、国際社会における我が国の地位向上に伴って各国の我が国に寄せる期待と要請がいかに大きいか、今さらながら深く考えさせられるものがあります。私が国際国家日本の建設を提唱するゆえんであります。 と、こう言っている。私も本会議場で聞いておって、大変いいこと言ってくださるなというふ……

第101回国会 法務委員会 第3号(1984/03/31、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 時間が余りありませんから簡潔に聞いてまいりますが、何といっても、定員法の問題で最近のところの数字はこれずっと出ているんですが、民事、刑事で、事件の数で十年前と比べてどういう傾向かという、その傾向でもってお聞かせいただきたいと思うんです。
【次の発言】 同じように、今度は裁判官なり裁判所の職員の数ですね。そういうのもやはり十年前と比べての対比でどういうふうな変化を起こしているかということです。
【次の発言】 刑事事件の方はそうするとほぼ横ばいできているけれども、民事の方は全体では約八割増し、地裁関係見ても五五%からというんで、相当ふえている。だから、事件がふえている割合にはそれを担……

第101回国会 法務委員会 第4号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 これから私がお聞きをしていくことは、大臣がけさも予算の説明で三千七百四十七億という法務省予算の説明がありました。国家予算から見れば一%にも満たないですから、そういう点でいろいろ私はこれからお聞きしたいようなことがなかなか難しいとは思うんですけれども、御説明を承りたいと思うんです。  私は、この法務省のお仕事というものは、これは素人ですから、それでも私なりにわかることは、法務省というところはいろいろ問題が起きたり事件が起きたりすれば、そういう問題に対応していって、法に基づいて裁判にかけるなり何なりをして一件落着をさせていくということをなさっておると思うんです。だが年々犯罪がふえるば……

第101回国会 法務委員会 第5号(1984/04/07、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 時間もありませんので本当の一、二点だけお聞きをしてまいります。  裁判官という御職業につかれている方というのは、私は大変孤独でお気の毒だと思うんです。だからそういう点につきましては本当に敬意を表し、御苦労を多として二、三の点だけ聞いてまいるのですが、最初はあの免田事件の免田さん、財田川事件の谷口さんの拘禁しておった日数が幾日あるんですか。それに対してお支払いになった刑事補償金が幾らなんですかということを教えていただきたいのです。
【次の発言】 刑事補償金の算出の基礎というのはどういうことになっているんですか。これで大体計算すればもうすぐわかるわけだけれども、それが妥当な水準にある……

第101回国会 法務委員会 第7号(1984/05/15、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうはお三方の先生には貴重な御意見をお聞かせいただきまして感謝を申し上げます。  時間がなんですから一問ずつお聞きをしてまいりたいと思いますが、池原先生にまずお聞きをしたいのは、先ほど二重国籍を持つということは本人にとっても好ましくないことだという御見解を述べられたと思うのです。それはどういうことなんですかということを私は知りたいのです。二重国籍になるというのは、自分の意思ではなくて、それぞれの国の法律関係でそういう人ができ上がってくるのだと思うのです。したがいまして、二重国籍のままでいるか、どちらかの国籍を選択をするかということは本人に自由にさせたらいいのであって、二重国籍の……

第101回国会 法務委員会 第8号(1984/05/17、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 今回のこの国籍法の改正については私は賛成の立場ですから、そういう立場から若干の点についてこれから御質問してまいりたいと思うんです。  今度父母両血統主義を採用するわけなんで、これは大変な改革というか進歩だと思うんです。それで、世界の主要な先進国の中でこういうふうな改革というのが日本は早い方なんですか遅い方なんですか。大体主要な国の実態等も取り上げてその辺の御説明をまず聞かしてください。
【次の発言】 じゃ、次にお聞きしたいのは、国籍のあり方といいましょうか、国籍というのはどういうものなのか。国家が決めるものなんですか。それとも本人が自分の意思でもって選択をして決めていくものなのか……

第101回国会 法務委員会 第9号(1984/07/26、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょう私がこれから御質問してまいりますことは、若干難しいかもわかりませんけれども、日本が民主主義体制国家として生きていくためには法が守られて法治国家でなければならぬ、法治国家であるためには秩序が保たれなければ私は法治国家というものは存在ができないと思うんです。そういう点でいろいろのケースを申し上げて、立法、司法、行政の司法の立場にある皆さん方の御判断というものをお聞かせいただきたいと思うわけです。  第一にお聞きをしたいのは、これ相当昔のことなんですが、東京都のあの三多摩の玉川上水でもって小さい四つか五つの子供が川に落ちて死んだわけなんです。そうしたらその親御さんは、これは川にさ……

第101回国会 法務委員会 第10号(1984/08/02、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうは難民の問題についてこれから御質問してまいります。最初は総論的なことを若干お聞きして、それから今度具外的な点で二、三の人のことについてお聞きをしてまいります。  最初は、昭和五十六年に難民条約を世界で八十九番目という大変おくれて批准をしたわけなんです。ともかく批准をされて三年たちました。あの難民条約を批准して、日本政府のいろいろおやりになっている態度というか取り扱いについて、お変わりになったんですか、それとも従来のままなんですか。その辺をまずお聞かせをいただきたいと思います。変わったとするならばどういう点が変わったのかということを知りたいんですから、その点をお答えいただきた……

第101回国会 予算委員会 第10号(1984/03/24、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は、目先の問題ではなくて、政府がお決めになっている政策というものが長期的に眺めたときにどういうふうになっているかということでお聞きをしていきたいんです。  政府の政策の権威というものはどこにあるんだろうか。具体的な例で申し上げますと、防衛費はGNPの一%以内ということ。これは昭和五十一年のときに当時の三木内閣が閣議決定をしたはずです。それがその後、福田内閣、大平内閣、鈴木内閣、そして現在の中曽根内閣も、これは堅持をするとして今日に来ているわけです。片や、先ほどからも御議論になっているんですが、赤字国債の問題で五十九年度に赤字国債はゼロにしますということは、たしか五十四年度のとき……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第5号(1985/06/21、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 防衛庁長官、これから長官にお聞きをしていきますから、聞いておいていただきたいと思うのです。  私は、この安全保障というのは国家の存立上極めて重要な問題だと思うのです。言うならば一億二千万の国民の運命がかかっているそういう政策だと思うのです。したがいまして、きょうは時間もございませんからそういう基本的な立場に立ちまして基本的な問題について幾つかお聞きをしてまいりたいと思うのです。  一つは、現在の自衛隊法というのは不備がある、欠陥法だということは、これはだれもが認められているとおりなのです。今の自衛隊法を企画立案なさった方ですらこんな何十年ももつとは思わなかったと言われているわけで……

第102回国会 法務委員会 第2号(1984/12/20、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 法務大臣はお聞きになっていただいて、一番最後にお聞きしてまいりますが、人事院の方にお聞きいたしますけれども、五十七年度の人事院の勧告というのが四・五八%出されたわけですが、これが政府の方でもって全額見送ってしまったわけです。人事院としてはこれを五十八年度のときにどういうふうに反映なさったのかということをまず第一にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 もうちょっと、そこのところはっきりしてほしいのだけれども、その六・四七%というのを五十八年度にはじき出したわけですね。五十七年度のときには四・五八%は全額カットしたわけだ。もしこの六・四七%から四・五八%というものを引きますと一・八……

第102回国会 法務委員会 第3号(1985/03/26、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうの今までの中にも出てまいりましたんですが、在日外国人の指紋押捺制度について最初にお聞きをしてまいります。  中曽根総理はよく日本は国際国家であるということを言われるわけなんです。この国会の冒頭の施政方針演説でもそのことを強調されておりました。また、事実そのとおりだと思うんです。しかるに、日本では外国人登録法によって十六歳以上の外国人が一年以上滞在するときは指紋を押捺することを義務づけている。違反すると一年以下の懲役か禁錮または二十万円以下の罰金刑だというふうになっているわけです。このようなことをしている国は、もう皆さん方も十分おわかりだと思いますけれども、世界の中ではもう少……

第102回国会 法務委員会 第5号(1985/04/02、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうは、法務省が人権擁護活動というものに従事しておられますので、それの関連でもって北朝鮮の日本人妻の問題を取り上げてこれから御質問してまいりたいと思います。  これはもう私が言わなくても御存じのはずですが、昭和三十四年の一月に、当時の藤山外務大臣が人道主義に基づいて北朝鮮帰還事業を開始するということを了解しまして、二月の閣議においてその実務を国際赤十字委員会に依頼をいたしまして、八月に日本赤十字社と北朝鮮赤十字会との間でカルカッタ協定が結ばれたことは御存じだと思います。その年の十二月十四日に新潟港から第一次船が出港いたしまして、自来百八十七次にわたって九万三千三百四十人の在日朝……

第102回国会 法務委員会 第6号(1985/04/03、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 裁判所の予算の問題につきましては私は特別取り上げてお聞きすることはございません。むしろもう少し予算をふやして、裁判官なんかも充実して、裁判のスピードアップや、いろいろ事件の処理というものを早く解決するようにお取り組みをいただいた方がよろしいんじゃないかという考え方を持っておりますので、そういう点でそれは触れずに、きょうは学校のいじめの問題で若干お聞きをしていきたいと思うんです。  きのうも同僚議員がこの点でちょっと質問しておりましたときに、文部省の方からおいでの方が、いじめとは何か、けんかか悪ふざけかの区別がなかなかつかないんだという答弁をなさっているのを私はここで聞いておりまし……

第102回国会 法務委員会 第7号(1985/04/11、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 この種の問題は私は素人なので、余り専門的なことはわかりませんので、初歩的なことを若干お聞きをしてまいりたいと思うのです。  刑事訴訟法の三十八条一項で「法律の規定に基いて裁判所又は裁判長が附すべき弁護人は、弁護士の中からこれを選任しなければならない。」とあるわけなんです。この国選弁護人の選任というのはどのような方法で行われるのでしょうかということがまず第一です。それから、その場合に断ることができるのかどうか、そのこともあわせてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、裁判所の方から弁護士会の方に依頼が行って、弁護士会の中が名簿に登載されている者の中から本人に言っ……

第102回国会 法務委員会 第8号(1985/04/16、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 これからいろいろお聞きをしていきたいと思うんですけれども、冒頭私が申し上げておきたいことは、この種のことはむしろ賛成です。ただ、時々席もあけましたけれども、午前から聞いておりまして、登記にコンピューターを導入するということは法務省の都合でもっておやりになろうとしているのか、それとも住民というか、国民の皆さん方により便宜を図るためにやろうとしているのかということが、どうも聞いていると、皆さん方法務省というか、法務局の御都合が前面に出て、それでこういうことをしたいんだというふうに聞こえてならないんです。それで、それはまただんだん後でそういう面も解明していきたいと思いますけれども、とも……

第102回国会 法務委員会 第9号(1985/04/18、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 時間も大分たちましたから簡単に、それでもお三人の参考人に一問ずつお聞きをしてまいりたいと思うんですけれども、穂鷹参考人は法務省の不動産登記業務を行うパイロットシステムの評価委員をなさっておったということなので、そういう意味でお聞きをしたいことは、先ほど高速道路の料金支払い所の渋滞を例にとりまして、社会の他がコンピューター化しているときに登記所だけが渋滞しているのはよくないんだ、社会的な緊急性があるんだという意味でのお話がありました。私はもうそれは全く同感なんです。  ただ私がお聞きしたいのは、あの登記簿の様式というのは、あれは明治からのものだと思うんです。明治時代にはああいうもの……

第102回国会 法務委員会 第12号(1985/05/23、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 俣野参考人、それから多田参考人御苦労さまでございます。この種の問題、私は全く素人でございますので、そういう面に立って大変初歩的なことをお聞きをしてまいりますけれども、両参考人からそれぞれお答えをいただきたいと思うんです。  今回の法改正というのは、いわゆる司法書士それから土地家屋調査士、それぞれが今までは法務局に登録をしておったのを今度は連合会の方に全部それを登録させて管理するというか、まとめて面倒を見て自主的に運営をしていこうということだと思うんです。この資料を見ておりまして感じたのですけれども、今までも非会員というのがかなりおりますね。司法書士の方でいけば五、六百から七百人ぐ……

第102回国会 法務委員会 第13号(1985/05/28、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 けさからずっと聞いておりまして、大分勉強にもなりましたけれども、ますます何かわからなくなってきちゃったところもありまして、私はこの種の問題、これ素人ですから、そういう観点から私なりにいろいろの点、これからお聞きをしてまいるわけです。  第一には、これはこの法律に関係しませんが、法律を改正するということは、まず何といってもそれを利用する国民に大きなメリットがある、それから次には、それを適用される人たちにとってもそれなりのメリットがある、さらには政府にとっても行政上簡素化されてメリットがあるという、そういうものでなくてはいけないと思うんです。そういう観点から見て、この法改正というもの……

第102回国会 法務委員会 第14号(1985/05/30、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 今回のこの法改正によって公共嘱託登記協会というのができるわけであります。できる以上は司法書士会の方とこの協会の方がうまくいかなければいけないと思うんです。だからそういう観点から二、三の点をお聞きしてまいるわけですが、第一には、今もお話出ているんですけれども、十七条の七と十九条に「司法書士会に入会している司法書士でない者」、こういう表現が出てくる。司法書士会というのは司法書士の資格を持った人が入るところだと思うんですけれども、そこのところはどうしてこういう表現が使われるんですか。
【次の発言】 そういうふうにわかっていただけたらよろしいので、あえて私もこれ直せとは言わぬけれども、こ……

第102回国会 法務委員会 第16号(1985/06/13、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 この法案、基本的には賛成という立場で、若干理解を深める意味でいろいろお聞きをしてまいりたいと思うんです。  最初に、提案理由の説明の中に「今後、有線テレビジョン放送が高度情報社会における重要な社会基盤として順調に発展していくためには、多大の資金が円滑に融資されることが必要であります。」云々として、最後に「もって有線テレビジョン放送の振興を図ろうとするものであります。」とあるわけです。今情報過多時代だとかテレビ時代だとかと言われて、テレビが社会に悪影響を及ぼしているということもいろいろ問題になっているわけです。ですから、そういうことを考えていったときに、果たして国民がこういうことを……

第102回国会 法務委員会 第17号(1985/06/20、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうはまた難民の問題でいろいろの点御質問してまいります。  三年半前というか、難民条約が批准されたのは昭和五十六年だと思うんですが、あれが批准される前も随分いろいろと予算委員会その他でやってきて、それで批准されるようになったときも、これ批准されて、これでやっと大丈夫かなと思っていたんですが、なかなかそういうわけでもない。それで、その後も、ですから時折ここでもっていろいろお聞きをしてきたわけですが、きょうはこの六月四日と六月十七日の朝日新聞の記事を中心に私はお聞きをしたいんです。  一つはアフガニスタンから脱出をしてきた難民で、三年前にあのソ連が入ってきたときに特定政党への加入と……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号(1985/11/20、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初に防衛庁長官にお聞きをしておくんですが、去る十月二十七日、朝霞で自衛隊の観閲式があったわけです。私も出席しましたけれど、歴代の防衛庁長官でおいでになっていたのはたった一人しかおらなかった。昨年はたしか二人おったと思うのですが、こういう事実を防衛庁長官としてどうお考えになっているか。
【次の発言】 閣僚の方たちは確かになかなかお忙しいからそうだと思うのです。しかしながら、国の防衛がいかに重要かといって、防衛庁長官なり総理なり、折に触れて言っているわけなんです。過日の中曽根総理のあそこでの演説というものはなかなか立派な演説だと思うのです、私ども聞いておって。しかしながら、閣僚はさ……

第103回国会 内閣委員会 第2号(1985/12/03、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 この法案というのは臨時行政改革推進審議会の答申に基づいて提案されておるはずだと思うのです。そこで、まずこの総括的なことを若干お聞きしてまいりたいのですが、政府が持っている許認可事項というのは大体どのくらいあるんですかということ、そして今回この改正に出しているのはそのうちの何%ぐらい、どのくらいになるんですかということ、そこからお聞きをしていきたいと思います。
【次の発言】 なじむかなじまぬかは私が判断するんであって、今の数字からいえば、極めてごく一部だということは言えるわけでしょう。  そこで、次にお聞きしたいことは、この法律改正によってどの程度の人員減少ということができるんです……

第103回国会 内閣委員会 第3号(1985/12/06、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 建設省の方にお聞きをしてまいります。  今も出ておりました地代家賃統制令の問題なんですが、三十五年と三十六年に政府が提案して廃案になった。さらには三十七年、三十八年、今度は議員立法で提案してこれも廃案になっているわけなんであります。建設省としては、この統制令が都市整備を進める上でネックになっているんではないかと思うんですが、そういう点がなかったのかどうか。あったとするならば、それを二十数年間もこういうふうに放置しておいたということはどういうことなんだということがまず第一問です。
【次の発言】 局長、それはわかるわけだけれども、二十年以上も放置しておったということはどういうことなん……

第103回国会 内閣委員会 第4号(1985/12/10、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私はこの自己認証制の導入ということには賛成なんです。しかし、今までずっと聞いておりまして、果たして賛成していいものやらどうかわからぬような気持ちになってきて、私たちが考えていることと政府がお考えになっていることがどういうことなんだろうかという気がするんで、だからまず冒頭にこの自己認証制とはどういうことなんですかということを特命室の方からお答えいただきたいのです。
【次の発言】 要するにこの程度のことは自分で責任を持ってやりなさいということですよね、わかりやすく言えば。  そこで、初歩的なことをまずお聞きしていくわけだけれども、政府は基準・認証制ということでどのくらい今お持ちになっ……

第103回国会 内閣委員会 第5号(1985/12/12、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 せっかく総理がおいでになっていただいたんですから、時間もないし、大筋なところを幾つかお聞きをしてまいりたいんです。  中曽根総理は行政改革に一生懸命お取り組みになられた方なんですが、今回のこの法改正というものが総理にとって満足なのかどうなのか、総理の満足度というものは何点ぐらいですか。
【次の発言】 この法案というのは、政府の提案の理由の第一にありますように、「政府は、民間における事業活動等に対する公的規制を緩和することを当面の重要課題の一つとして位置づけ」ています。ところが総理、これは今までも言ってきたんですが、今許認可事項を政府は幾つ持っているんですかと言ったら、一万二百九件……

第103回国会 内閣委員会 第6号(1985/12/13、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 人事院総裁、おいでをいただきまして御苦労さまでございます。総裁の方だけに二、三の点お聞きをしていきたいのですり  一つは人事院のあり方というか人事院の権威というものはどうなのか。先ほどからも同僚議員から出されておりますように、勧告を出しても毎年毎年政府が守ってくれない。総裁のお気持ちはどうなんですか。私は大変情けないと思うのだけれども、何とかならないんですか。その辺の総裁のお考えはどうなんですか。
【次の発言】 ありがとうございました。  これは局長さんの方で結構です。今人事院はどのくらいの職員を抱えて、年間予算というのはどのくらいお使いになっているんですか。

第103回国会 法務委員会 第2号(1985/11/26、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初に、この十月の初めだと思いましたが、東北三県にこの委員会で視察に参りました。そのときに私が感じたんですけれども、政府の職員の中でも大蔵省だとか通産省のようなところで働いておられる人はこれは花形でもっていいけれども、法務行政なんかに携わっている人たちは大変だなということをつくづく感じたんです。特に、刑務所に行きまして、刑期の長い人たちの入っている刑務所なんというのは、聞きましても、もう家族もだれも面会に来ないと言うんですね。だから、そういう服役中の人たちを相手にして、そうして何とか改心をさせてというような形で努力をなさっているのだから大変なことであって、そういう点に立ちまして私……

第103回国会 法務委員会 第3号(1985/12/13、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最高裁の方にお聞きをするのですが、先ほどもちょっと出てまいりました司法権の独立ということがよく言われるわけですが、それでベースアップのこの問題については行政府が決めたことを右へ倣えと、こうなるのだけれども、その辺の関連はどういうふうに御理解をしておられるかということをまずお聞きをしたいんです。
【次の発言】 もちろん、全く無関係に最高裁だけで勝手にお手盛りみたいにやるということはできないから、何らかのよりどころは私は必要だと思うんです。ただ、先ほど大臣の御提案のときでもそうだし、この中にも書いてあるのもそうですけれども、「理由」として書いてあるのは「一般の政府職員の給与改定に伴い……

第103回国会 法務委員会 第4号(1985/12/19、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 きょうは北朝鮮日本人妻の問題を取り上げて、いろいろな角度からお聞きをしてまいりたいと思います。  最初にまず振り返ってみまして、この問題は日本赤十字社と北朝鮮赤十字会との間でもってカルカッタ協定が結ばれて、昭和三十四年の十二月の十四日に第一次の帰還船が新潟港から出港したわけなんです。それからこの北朝鮮帰還事業が開始をされてまいりまして、昨年の七月二十五日までに百八十七回にわたって輸送されていった出国者の総数は九万三千三百四十人。その中に日本国籍を持っている人が六千六百七十九人おります。そのうちで日本人妻と言われる人が千八百三十一人いたわけなんです。この五十九年の七月二十五日までの……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 運輸委員会 第3号(1986/03/20、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 まず、三塚運輸大臣、大変なときに運輸大臣になられて、そういう点では本当に御苦労さまだと申し上げたいと思うんです。  それで、今一番大きな問題は国鉄の問題であり、そういうときに国鉄に詳しい大臣がなられたんですから、そういう点ではよかったと思います。ですから、それだけに真剣になってお取り組みをいただきたいと思う。  私が見ておりまして、この分割・民営化といって、もう言うまでもなく、来年の四月一日には新会社が発足をするんだ。法案の方も最後の法案がやっときのうか何か出てきたくらいの状態なわけで、こんなことやっておって果たして来年の四月一日の発足ができるのかどうかといって、こう聞いても、今……

第104回国会 運輸委員会 第9号(1986/04/22、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 まず、この法案を一通り目を通しての私の感じですけれども、大変いいアイデアでもって、なかなかいい知恵を出して、何でもっと早くこういうことを考えなかったのかというのがもう率直な感じです。  それで、そう言っても中身をいろいろ聞かしていただかなければなりませんので、最初に小田急でも東急でも京王帝都でもいいですから、その中のどの会社がどうこう言うわけじゃないのだが、一社だけで結構ですから、資本金が幾らで、そして年間の運賃収入がどのくらいあるか、それから借入金をどのぐらい今持っているか、それから過去十年間の設備投資をどのぐらいしたのか、それからその会社が今複々線というか、この法案で言ってい……

第104回国会 運輸委員会 第12号(1986/05/15、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は最初に、二、三基本的な考え方ということでお聞きをしてまいるわけですが、今回のこの法改正というのは、国鉄百年の歴史を大変革をするというか、こういうことは初めてやるわけなんです。本格的な改革法の方はまだ衆議院にあるわけで、これもその一部でもって提案されているわけですが、これは再建監理委員会から言われたからおやりになるという気持ちにおなりになったんですか、仮に再建監理委員会の方から言われなくても、もう今日の国鉄からいくならばこれだけの改革をやらなきゃいけないというふうなことをお考えになっていたんですかということを大臣、総裁、お二人からお伺いしたいんです。

第104回国会 運輸委員会 第14号(1986/05/21、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初に、質問に入る前に、大臣、若干私なりの見解を申し上げて、それでこの所管の運輸省がいろいろ仕事をやっていく上について参考にしていただきたいと思うんです。  これは私の意見ですけれども、日本の三十八万平方キロというこの国土が大陸の中にあったならば、今日の、世界のGNPの一〇%を生産するというこの日本経済はできませんでしたのです。その辺の認識をまず第一にお持ちいただかなければならない。  じゃなぜこれだけの日本経済が築き上げられたかと言えば、世界一の海運産業があり、世界一の造船産業があったからできたのである。それで、日本の鉄鋼産業、これはまだ世界一までいかないで世界の二番目ぐらいで……

第104回国会 社会労働委員会 第7号(1986/04/10、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 いよいよ日本も高齢化社会に入ってまいりましたので、そういうときにこういう法案をお出しいただいたということは大変いいことであり、そういう意味では私は、歓迎もいたしますし、賛意も表したいと思います。したがって、そういう立場に立って落手の点だけお聞きをしてまいりたいと思うんです。  第二には、資料を見ましたら、昭和六十年に六十歳以上の労働力人口というのが五百八十八万人おる、その中で働いているいわゆる雇用者というのは二百三十万人だ。そうすると三九%になるわけなんです。これから将来に向かっていって三九%というのをもっと上げようとしているのか、それとも現状維持ぐらいのところで進めようとしてい……

第104回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1986/03/07、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 余り難しい質問は私は素人の方だからいたしませんけれども、最初にお聞きしたいのは、この法律が昭和二十五年にできているわけですから、それからこの改定までの伸び率という面から見たならば、妥当な伸び率でこの金額が出ているかどうか、その点はいかがですか。
【次の発言】 よくわかりました。  ただ、どうなんですか、せめてこれ百円単位ぐらいに何でなさらないのかということなんです。例えば十二万九千八百二円だとか十二万一千九百九十九円だとか、何かこれ私から言わせると、言葉は悪いけれども、これがお役所意識というか、そうやって文句の言われないように、倍率で計算したらこうなった、九百九十九円ですと。だか……

第104回国会 地方行政委員会 第1号(1986/02/14、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 先ほどからお話が出ております熱川の火災の事故のことなので、これは消防庁長官の方にお聞きをしてまいりたいと思うんです。  二十四名の方が亡くなられて、その方々に本当にお悔やみを申し上げたいと思うんです。  私は、あれは人災だと思うんですが、そういう認識を長官もお持ちになるのかどうか。それで、そういう人災だという認識をお持ちになるとすれば、二度とああいう事故が起きないように何らかの御処置をおとりいただきたいと思うんですが、そういう点でもっておとりをいただけるのかどうか、そのお答えをいただきたいんです。
【次の発言】 長官、本当にあれこれは申し上げませんから、人災というと厳しくなるなん……

第104回国会 逓信委員会 第6号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 大臣は朝からもうずっとそこへ座りきりで、交替もなくて大変御苦労だと思いますが、しょっぱなからもう大臣にお聞きをしていただきたいことを申し上げてみたいと思うんです。  私は、郵便局というのは家庭と直結した庶民の金融機関だと思うんです。そういう郵便局が一生懸命全国でお金を集めて、調べてみたら今はもう郵便貯金が百二兆円というんです。なかなか百二兆円て見当がつかないと思うんです、一万円札を富士山の高さまで積み上げたのが二百七十もできるんですから、これは大変なものだと思うんです。これは税金ではなくて国民の財産だと思うんです。その国民の財産であるべきものが、郵便貯金としてみんなが積んだんだけ……

第104回国会 内閣委員会 第3号(1986/04/15、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 今回の恩給法改正というのは、言うならば国家公務員のベアに準じてアップさせようというんですから、そういう点では問題ないわけなんです。私も賛成をいたします。  しかし、せっかくの機会ですから、いろいろ恩給の問題について、長い歴史の中でたくさん問題を持っておりますので、そういうことについて解明をさせていただきたいと思うんです。  今、長官のお話をじっと、太田委員のときも答弁なさっておったんですが、私が最初にお聞きしたいのもそこなんです。恩給の性格というものをどういうふうに理解をなさっているのか。言うならば、国から支給されるんですからもらう方が国に感謝をしてもらうべきものなのか、それとも……

第104回国会 内閣委員会 第4号(1986/04/17、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初にお聞きをしていくのは、恩給局の職員というのは何人いらっしゃるのかということなんです。なぜそういうことを聞くかということは、どうも職員の数が足りないからなかなか処理が大変なんではないだろうかという感じを持ちますんで、もう大分たって今ごろになってそんなこと言っても遅いかわかりませんけれども、手が足りないならば、ふやすというわけにもいかぬだろうけれども、他から応援求めるなり何なりして迅速にやはり処理をしていただきたいと思うんでお聞きするんですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 これは一昨日もちょっと触れたことなんですが、恩給局長名で却下をした人の、昨年の十月二十九日に却下を……

第104回国会 内閣委員会 第6号(1986/05/08、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 今回のこの厚生省設置法の一部改正案というのは、国立病院の役割とか医療センターのあり方についての法改正でありますから、そういう観点でこれから質問をしてまいりたいと思うんです。  まず、昭和六十年三月二十九日に閣議に報告をした「国立病院・療養所の再編成・合理化の基本指針」、その後これは十二月の二十八日閣議決定もされているわけなんです。その中で「国立病院・療養所の果たすべき役割」として、さらに「政策医療」として幾つか取り上げているんですが、その第一番目には、「国民の健康に重大な影響があるがん、循環器病、神経・精神疾患、母子医療、腎不全等の分野における高度先駆的医療」というのが一番最初に……

第104回国会 内閣委員会 第9号(1986/05/20、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初に法制局長官の方にお聞きをしてまいるんですが、総理が解散権は総理の専権事項である、それでこれはだれも侵すことのできない不可侵事項だというふうな発言を頻繁になさるんですが、そういうことになるのかどうなのか。私の理解では、あれは各国務大臣がみんな署名をしなければならないはずだと思うんですが、その辺はいかがですか。
【次の発言】 前段のところの説明の後ろの方のお話はちょっとくど過ぎるんで、わかりやすく言って、解散を決めるのは内閣です、各大臣が署名をしなくては成り立たないんですと。そうしてくると、中曽根総理のああいう発言というものは、私は大臣の皆さん方を無視した発言だと思うんです。だ……

第104回国会 農林水産委員会 第5号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 大臣、もう朝からずっとそこへ座りっぱなしでお疲れだと思うんです。関係の局長さんたちは交代しているからいいけれども、もうしばらく御辛抱してお聞きいただきたいと思うんです。  私は、第一に、大臣にお答えいただかなきゃいけない点は、昨年の四月に電電が民間の会社になりました。もう明年四月には国鉄が分割されて民営化されようとしているわけなんです。こういうことを一昔前に考えられたかといえば、だれもほとんど考えなかったようなことが今こうやって起きているわけです。  それから、この間、これは学校の名前を聞いていませんが、栃木県の農業学校では百四十人卒業して農業についたのがたった二人だというんです……

第104回国会 予算委員会 第12号(1986/03/19、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 皆さん大変さわやかな顔をなさっていらっしゃるから、さわやかな御答弁をお願いしておきます。  最初に、中曽根総理がことしの新年早々に、ことしは民活元年の年だとおっしゃられたんですが、その辺の真意はどういうところにあるか、お聞かせいただきたいんです。
【次の発言】 ありがとうございました。  これは私の持論でもあるんですが、三十八万平方キロというこの国土が大陸の中にあったら、今日の日本経済はできなかったと私は思うんです。海洋国家であって、世界一の海運産業があって、それを支えるだけの世界一の造船産業があった。そして、港々に製鉄所ができて外国から鉄鉱石も運べば石炭も運ぶ、それでいい鉄がで……


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第105回国会(1986/06/02〜1986/06/02)

第105回国会 議院運営委員会 第1号(1986/06/02、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 私は民社党・国民連合を代表して、今回の臨時国会召集ほど筋の通らないものはないという見解を表明いたします。  第一に、中曽根総理は五月の二十二日、国会最終日の参議院本会議におきまして、今、臨時国会を口にするのは不見識である、解散など考えていない、一度も口にしたことはないと言っておきながら、その数日後の五月二十六日、自民党五役会議におきまして臨時国会の開会を決め、与野党の相談もないままに五月二十七日の閣議決定をいたしました。このことは極めて遺憾であり、権力の乱用と言わざるを得ません。  第二点には、しかも、その臨時国会開会の理由として取り上げているものが、公選法が改正になったので、一……


柳沢錬造[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院13期)

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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第2号(1985/04/19、13期、民社党・国民連合)

○小委員外委員(柳澤錬造君) 時間がございませんから、簡潔にお聞きして、また簡潔なお答えをいただきたいと思います。  両先生に同じようなことをお聞きするのですが、お話を聞いておりまして、日米安保条約はもう必要ないのだ、ああいうものは破棄した方がよろしいという御意見のようにお聞きしたのですが、そうすると、日本はいかなる同盟にも、グループにも加わらないで、自主自立でもって生きていけという御見解なのかというのが第一問です。  それから二番目には、核は持つべきでない、これは私も賛成なのですが、ただ現実の問題として今の世界を眺めておって、核のあるヨーロッパでは戦争が起きていない。核のないというか、アジア……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第1号(1985/02/28、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 両先生には本当に貴重な御意見をお聞かせいただきましてお礼を申し上げたいと思います。  時間が制限されていますので、青山参考人の方にだけ、何点かお聞かせをしていただきたいと思うのです。  一つは、大変いい資料をいただいたんでいろいろお話を聞きながらずっとメモしていったんで す。これは最近の問題ではなく大分昔からなんですけれども、日本からの対米輸出、大きな順番から拾っていきますと、一番目の自動車が百五十四億三千四百九十六万ドル、二番目のテープレコーダーで四十三億四百四十四万ドル、三番目の事務用機器で四十二億三千九百十三万ドル、四番目に鉄鋼で三十二億七千六百四十七万ドル、五番目に光学機……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第2号(1985/03/15、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 ハイディさんから大変御参考になるお話を聞かしていただきましたことを本当に感謝申し上げます。  時間が余りありませんので、本当を言うと長い時間かけてもっとお聞きをしたいのですが、二点ほどだけ質問をしたいと思うのです。  一つは、先ほどのお話の中で大変私が興味を持って聞きましたのは、今日アメリカが大変なドル高になった、ドル高になっても貿易は伸びている、そしてアメリカ経済というものが大変今強くなってきた、過去二年間に経済成長によって七百万人からの人たちを新しい職場に受け入れることができた、というお話を聞かしていただいたのです。このような好況というものが今後も続くのですかということ。  ……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第3号(1985/05/17、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 ベラヴィータさん、本当にいろいろありがとうございました。柳澤と申します。  幾つかの点で御質問をしていきますから、簡潔にお答えをいただきたいと思うのです。  現在、貿易摩擦の問題が日本の国内でも大きな問題になっているのです。決してこれがいいとは私たちも思いません。昨年の状況を見ましても、輸出が千六百八十二億六千八百万ドル、輸入が千二百三十九億一千七百万ドル、貿易収支の黒が四百四十三億五千百万ドルになったのです。こんな大きな黒字が出るということを予測した日本人は一人もいないのです。政府の中にも民間企業の中にもいなかったのです。にもかかわらず、為替レートの方が一ドルが二百五十円前後と……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第4号(1985/05/29、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 最初にお聞きしておきたいことは、今日の国際経済の変化ということは激しいと思うのです。ですから、そういう中で経済予測の見通しを立てるということは非常に難しい。難しいけれども、やっぱりそういう方向を言うならば先取りをして、それで状況が変化をするようだったら、刻々と軌道修正をしていくということをやらなかったならば大変なことになってしまうじゃないか。そういう面でもって、昨年の貿易収支というものが、輸出が千六百八十二億六千八百万ドル、輸入が千二百三十九億一千七百万ドル、収支が黒として四百四十三億五千百万ドル。これだけの貿易収支の黒を出すということを予測した人がいらっしゃいますか。これはだれ……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第1号(1985/11/13、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 大蔵省の方にお聞きするんですが、先ほどの九月二十二日の五カ国蔵相会議、その結果によって円高・ドル安に急速に進んだというふうに見るんですけれども、先ほど日銀の方の答弁を聞いておりますと、そこでは何ら人為的に介入はしていないので、自然の成り行きに任したんだというような答弁のお話があったのです。私たちから見れば、この五カ国蔵相会議をやったがゆえにそういう方向に言うならばリードしたというか介入したんだと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
【次の発言】 その答弁でいいです。そうでないと五カ国蔵相会議の結論の十八番目で言っている、「大臣及び総裁は、為替レートが対外インバランスを調整する……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 商工委員会,運輸委員会,逓信委員会連合審査会 第1号(1986/05/07、13期、民社党・国民連合)

○柳澤錬造君 時間がございませんので、基本的な点だけ幾つかの点をお聞きをしてまいりたいと思うんです。  この法案の第一条の「目的」では、「この法律は、最近における経済的環境の変化に対処して、経済社会の基盤の充実に資する特定施設の整備を民間事業者の能力を活用して促進するための措置を講ずることにより、国民経済及び地域社会の健全な発展を図り、あわせて国際経済交流等の促進に寄与することを目的とする。」と言っているわけなんです。  先ほどからお話が出ておりますように、円高不況で大変民間産業が今苦しんでいるときに、こういう民間に活力を与えようという法案をお出しになったことは、私は非常にいいことだと思うんで……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

柳沢錬造[参]在籍期 : 11期-12期-|13期|-14期
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