このページでは石本茂参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○石本茂君 本院議員市川房枝さんは、今月十一日、急性心筋梗塞のため日赤医療センターで逝去されました。 先月十六日、突然胸の苦しみを訴えられて入院以来、全国からの激励、市川さんの活動を支えてこられた人たちの願いや、病院関係者の必死の看護もむなしく、はえある永年在職議員の表彰を目前に、ついに訃報を聞くに至りました。まことに哀惜の念にたえません。 私は、皆様の御同意を得て、議員一同を代表して故市川房枝さんのみたまに追悼の言葉をささげたいと思います。 市川さんは、明治二十六年、現在の愛知県尾西甲に生まれ、愛知県立女子師範学校を御卒業後、小学校教員、婦人記者を経て上京され、大正デモクラシーの黎明期……
○石本茂君 私は、高等学校教育に関しましてお伺いしたいと思うんでございますが、やや以前からでございますが、男女差別が教育の面で行われているんじゃないかという声が、特に関係当事者から出ておったわけでございますが、一体それはどこにあるんだろうかということを、いろいろ見たり聞いたり調べたりしてきたわけでございますが、高等学校の教育課程、これは普通科でございますが、その中で、女子生徒のみに家庭科の科目が課せられているではないか。これが、ただいま言われております男女差別につながるんではないかというような声がしばしば出ているわけでございますが、当局のお立場でこれをどのように考えておられますのか、お伺いした……
○石本茂君 まず初めに、保育に関しましてお尋ねをしたいと思いますが、保育行政につきましては年々経費の増加を図られて、認可保育所の増加と、そして保育事業内容の充実化に努力されておりますことについてはい敬意を表しておる者の一人でございますが、今日ちまたの声としまして、非常に保育所が足りないという声が非常に大きいわけでございますが、現在ただいまといいましても、最も近い時期の調査ということになりますが、認可されております保育所の数と、この認可保育所の収容定員と申しますか、認可許可人員と申しますか、あわせて保育を要する乳幼児の数をちょっとお伺いしたいと思います。
○石本茂君 私は五つの項目につきまして、お伺いをするわけでございますが、まず初めに、国民の健康づくりに関しまして、お尋ねをしたいと思います。 五十三年度から始まりました国民の健康づくり事業、四年日に入ったわけでございますが、これを見ておりますと、計画の一つは生涯を通ずる健康づくりの推進ということでありまして、生まれてから死ぬまでの生涯を通じた健康診査とか、健康指導を体系化しようとするものであるというふうに言われております。母子とか、家庭婦人の健康、成人病、精神衛生、老人保健、産業衛生、学校保健など、非常に幅広い分野での連携そのものが今日どの程度に進められておりますのか、まずお尋ねをしたいと思……
○石本茂君 私は、保育に関しまして若干のお尋ねをしたいと思います。 近時、特に昨年の秋ごろから非常に大きな社会問題になりました無認可保育所、いわゆる全国的に蔓延しましたベビーホテルにつきまして、その背景などは十分に当局の方で御承知になっているところでございますが、年ごとに増強いたします婦人の就労と、それからその職務の多様化、勢い勤務時間の幅が非常に広がってまいりました。そのために、現在あります認可保育所の体制では、とても全面的に対応することが困難だと、要するに社会の実態との間にひずみができたのではないかと思うのですが、いかがでございましょうか。
○石本茂君 私は、国民の健康づくりについてまずお尋ねしてみたいと思うのですが、今日私ども、若い者も年寄りもいつも元気で健康で生きていきたいと皆願っておるところでございますが、ちょうど昭和五十三年度から国民の健康づくりが始まったと思うんです。 当時食生活の問題――要するに成人病が非常に多発をしております。いまもおります。それから出産適齢期の婦人が非常に高度の貧血症であるとか、あるいはまた小児に糖尿病あるいは腎臓病などが多発しているというようなことなどが原因であったかと思うんですが、食生活の改善に重点が置かれたと私は思っておるわけでございます。 この食生活の改善につきましてどのような対策がとら……
○石本茂君 この法案は、老人の健康対策につきまして長い日月をかけて十分に検討されて、自信を持って提案をされた法案であろうと私は考えておる者の一人でございます。老人の健康づくりということになりますと、年とってからにわかに考えてもどうしようもできないというような趣旨のもとに、壮年期から総合的な健対策を進めていくんだというような中身になっております。これは大変結構なことであり、当然なことだと考えておるわけでございます。 そこで、日に日に年寄りがふえるとどこへ行っても聞かされるわけでございますし、現実はそうでございますが、非常に単純なことをお聞きいたしますけれども、現在、老人と一口に言いますが、七十……
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