このページでは金丸三郎参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○金丸三郎君 ただいま議題となりました二法案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、石油備蓄法の一部を改正する法律案は、石油等をめぐる最近の国際的供給事情にかんがみ、わが国のエネルギー供給の安定を図るため、現在備蓄を義務づけている原油及び石油製品に加えて、石油ガスにつきましても備蓄を義務づけることとするほか、石油の備蓄施設の設置に必要な資金の貸し付けについて利子補給金を支給すること等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、石油ガス輸入基地の安全性と保安・防災対策、石油ガス製品価格の適正化、石油ガス流通機構の合理化・近代化対策のほか……
○金丸三郎君 ただいま議題となりました産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、石炭鉱業の不況による産炭地域の経済的、社会的疲弊を解消する必要性がなお存続している実情にかんがみ、本年十一月十二日をもって期限切れとなる産炭地域振興臨時措置法の有効期間を十年延長する等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、参考人から意見の聴取を行うとともに、産炭地域において新たに設定される経済生活圏の考え方、産炭地域の指定解除基準の定め方、企業誘致のあり方、生活環境整備の拡充強化、閉山炭鉱跡地対策等のほ……
○金丸三郎君 ただいま議題となりました二法案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案は、商工組合中央金庫の債券発行限度額を自己資本の二十倍から三十倍に引き上げるとともに、新たに都市再開発法に基づく市街地再開発組合を商工組合中央金庫の所属資格団体とすること、及び一所属団体が有することのできる出資口数限度について、これを現在の五万口から所属団体の出資総口数の百分の一に引き上げること等を定めたものであります。 次に、商工会の組織等に関する法律の一部を改正する法律案は、商工会及び商工会連合会の事業活動を促進するため、商工会……
○金丸三郎君 ただいま議題となりました二法案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、揮発油販売業法の一部を改正する法律案は、揮発油の使用の節減を図るため、通商産業大臣が、揮発油販売業者の営業日の制限等に関する事項について所要の措置を講ずることができることとするほか、揮発油販売業者が、指定分析機関に揮発油の分析を委託することができる制度を創設する等の措置を講じようとするものであります。 また、中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案は、複数の大企業の共同支配による、いわゆるダミーについても、省令で定め……
○金丸三郎君 公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 参議院議員選挙制度につきましては、ここ十年以上にわたり各界各層において論議されてまいりましたが、全国区制度について改革を要するとするのが大方の一致した意見であると存じます。 われわれも、ここ数年にわたり全国区制度の改革について綿密なる研究討議を重ねてまいりました。そして成案を得るに至りましたので、法律案として提出するに至った次第でございます。 全国区制度の改正については、まず参議院にふさわしい人を、より得やすい制度にすることが必要だと考えます。さらに、現在の全国区制度が国全体という広大な地域を選挙……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
去る十七日の本会議におきまして委員長に選任されました金丸でございます。大変微力の者でございますけれども、理事の諸先生を初め、委員の皆様方の御協力と御支援を賜りまして、円滑、公正な委員会の運営に努めてまいりたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、松尾官平君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君が選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。
次に市川君。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時二十分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、産業貿易及び経済計画等に関す……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十四日、長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として松尾官平君が、また十月二十九日、大木浩君が委員を辞任され、その補欠として江藤智君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
吉田正雄君が一時委員を異動したことに伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、森田重郎君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
この際、委員長から通商産業省の御見解をお伺いしたいと思います。
第一は、第七八〇号灯油等の価格安定に関する請願に関連して円高差益の処分に関する件であります。
第二は、第二六七号異常気象による中小企業対策に関する請願に関連して、中小企業に対する救済対策についてであります。
以上の二点について見解を求めます。児玉中小企業庁長官。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、江田五月君が委員を辞任され、その補欠として森田重郎君が選任されました。
また本日、斎藤栄三郎君及び対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として岡部三郎君及び村田秀三君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これ……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、江藤智君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
先般、小柳勇君及び吉田正雄君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君及び青木薪次君が選任されました。
また、本日、大木浩君及び岩本政光君が委員を辞任され、その補欠として松浦功君及び仲川幸男君が選任されました。
【次の発言】 まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
先般、仲川幸男君、松浦功君及び対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として藤田正明君、大木浩君及び吉田正雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました所信等に対し、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
産業貿易及び経済計画……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
石油備蓄法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明並びに補足説明は、すでに前回の委員会において聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
石油備蓄法の一部を改正する法律案を議題といたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。昨二十日、藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として浅野拡君が選任されました。
【次の発言】 石油備蓄法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、浅野拡君が委員を辞任され、その補欠として森下泰君が選任されました。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として浅野拡君が選任されました。
【次の発言】 輸出保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明並びに補足説明は、すでに前回の委員会において聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにし……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、浅野拡君が委員を辞任され、その補欠として藤田正明君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案の審査のため参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨六日、市川正一君、森田重郎君及び吉田正雄君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君、前島英三郎君及び対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は本案審査のため、参考人として北海道副知事寺田一寿男君、全国鉱業市町村会連合会副会長滝井義高君、産炭地域振興審議会総合部会小委員会座長笹生仁君、以上三名の方々の御出席をいただいております。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、皆様には……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七日、前島英三郎君及び小笠原貞子君が、また去る八日、対馬孝且君が、それぞれ委員を辞任され、その補欠として森田重郎君、市川正一君及び吉田正雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十三日、岩本政光君が委員を辞任され、その補欠として川原新次郎君が選任されました。
【次の発言】 商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案及び商工会の組織等に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
商工組合中央金庫法の一部を……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本原子力発電株式会社代表取締役社長鈴木俊一君、同常務取締役浅田忠一君、同技術部長板倉哲郎君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
産業……
○委員長(金丸三郎君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
市川正一君が一時委員を異動されたことに伴い理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に市川正一君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。第一七七号石炭政策の推進に関する請願外七十六件を一括して議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会におきまして慎重に検……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 参議院議員選挙制度につきましては、ここ十年以上にわたりまして各界各層において論議されてまいりました。全国区制度につきましては、その改革を要するとするのが大方の一致した意見であると存じます。 われわれも、ここ数年にわたり全国区制度の改正について綿密なる研究討議を重ねてまいりました。そして成案を得るに至りましたので、ここに法律案として提案するに至った次第でございます。 全国区制度の改正につきましては、まず参議院にふさわしい人をより得やすい制度にすることが必要だと考えます。さらに、現在……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 比例代表制は、できるだけ死票がないように各党ごとに入れました得票数に応じまして国会の議席が配分されるようにという意味では、できるだけ民意が正確に国政に反映いたしますようにというのが比例代表制の理念ではなかろうか。そういう点においては宮之原先生と私は全く同じ見解だと、かように思っております。
【次の発言】 上院の制度は各国によっていろいろでございます。だから、上院の制度だから一概にどういうことは言えないように私は考えておりますが、わが国の現在の衆議院、参議院のあり方から考えますというと、やはり衆議院はどちらかと申しますと情と力と申しましょうか、参議院の方は理性の府……
○金丸三郎君 一言、ごあいさつを申し上げます。 昨年七月委員長に選任をいただきましてから一年余り委員長の職責を汚させていただいたのでございますが、顧みまして、理事の諸先生方を初め委員の皆様方の御協力によりまして、大過なく職務を務めさせていただきましてまことにありがとうございました。 大変個人的な感じを申し上げて恐縮でございますけれども、皆様方の御協力をいただきましたおかげで大変気持ちよく何とも言えない愉快な気持ちで一年余り務めさせていただいたことが、私といたしましては心の底から感激をいたしておるところでございます。本当にありがとうございました。今後も何とぞよろしくお願いを申し上げます。世界……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 御指摘のように憲法には直接政党に関する規定はございません。しかし、わが国の憲法は御承知のように議院内閣制度をとっております。これは当然に政党の存在を前提とするものだと私どもは考えております。また、昭和四十五年に最高裁判所が大法廷におきまして政党について判決をしたものがございます。この中に明瞭に、憲法は政党の存在を当然に予定しておるものというべきであり、議会制の民主主義を支える不可欠の要素であるということを指摘いたしております。私は、これはわが国におきましてはほぼ憲法と政党に関します解釈の問題として通説と申してよろしいのではなかろうかと思います。したがいまして、政……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 私も日弁連からお出しになりました意見書を拝見いたしたのでございますが、この一番末尾の方に、ただいまの御質問にございましたように、「政党本位の選挙制度は、」「憲法前文の基本精神と憲法の基本理念である民主主義を没却するものである。」という字句がございます。どうも日弁連の御趣旨はこれが大前提で、したがいまして個人本位の選挙制度を堅持しなければならない、これを目標として制度の改正は行われるべきであるという御趣旨のようでございまして、この点私どもと根本の考えを異にいたしております。 先日の委員会におきまして円山委員の御質問に対してお答えを申し上げましたように、憲法の六十……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 本会議におきます代表質問でもお答えを申し上げたように記憶いたしておりますが、私どもは参議院の全国区に関しますここ長年の論議を踏まえて、やはりこのように改革をすることが最も妥当であろうと、こういう結論に達して提案をいたしておるのでございまして、決して党利党略などを考えたことはございません。また、比例代表制自身が申しますならば各政党にできるだけ国民の意思が反映する議席の配分を行おうという制度である。したがいまして、その点から申しましても私どもは党利党略というようなことは全然考えておりません。
【次の発言】 今回の比例代表制の提案につきましていろいろ形容が行われており……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 私は同席いたしておりません。
【次の発言】 当日の会談の内容の第一は、全国区の制度につきましては、年来改革の意見も強く、自民党としても十分に検討の結果提出したものであるので、ぜひとも今国会で成立を図るように努力してもらいたいということが一つでございます。
もう一つは、自民党ほか各党がどういう態度ないしお考えでおられるか、このことについての意見の交換があったようでございます。そのように承知しております。
【次の発言】 その点は私は承知いたしておりません。
【次の発言】 私どもは提案者でございます。いわばまないたのコイでございまして、今後どのようなふうに審議が進め……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 仰せのとおりだと思います。
【次の発言】 私どもは有権者、選ぶ人の側から考えてみました場合、現在は個人本位の選挙制度になっておりまして、しかもたびたび申し上げましたように、百名内外の候補者があり、その中から一人を選ばなければなりませんので、選ぶ権利としては、選ぶ立場から見ましても現在の全国区の制度はなかなかむずかしい制度である、かように考えておるということはたびたび申し上げております。したがいまして、それにかえて政党がいわば中間と申しましょうか、候補者を選択して、そして一括して八千万の有権者に提示して判断を求めるということでございますので、一面から申しますという……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 先般来たびたびお答えを申し上げておりますように、憲法の第十五条の第一項が「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」と、こう規定をいたしております。これは国民の参政権を規定した基本的な規定であると私どもは考えます。これをもとにいたしまして、公務員を選定する具体的な方法として選挙とかいろいろな方法があるわけでございまして、選挙につきましては憲法には選挙権という言葉は使われていないわけでございます。 そして、十五条の第三項あるいは第四項に選挙に関する規定がございますが、同時に第四十四条に「議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。」と……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 現実に無所属の方々が大ぜい立候補なさっていらっしゃいますし、また多くの得票を得ていらっしゃることも私どもも十分に承知いたしております。また、わが国の制度は個人本位の選挙制度になって長いことそれでまいっておりますから、このたびの改正案のように政党本位の選挙制度になりますというと、有権者にある戸惑いがあるのではなかろうかということは私どもも十分に考えております。 したがいまして、この法案が成立をしたといたしますならば、政府側におきましても、国民、有権者に対する周知徹底をしていただきますと同時に、今後は政党が主体で選挙をやるわけでございますので、私どもといたしまして……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 私は、市川先生にいたしましても青島先生にいたしましても、それぞれ確固とした御信念と御見識で参議院に出馬され、多くの有権者の支持を得られておることに対しては心から敬意を表しております。 ただ、たびたび申し上げてまいりましたように、このような個人の立候補者として御当選になる方は非常に数が少のうございます。参議院が誕生いたしましてから三十数年の経過の中で、繰り返し御答弁を申し上げておりますように、選挙はすっかり政党化してしまい、団体をバックにした選挙でなければ、多くの人は選挙が闘えない、また当選ができないと、こういう現実になってまいっております。 この制度ができま……
○委員以外の議員(金丸三郎君) 憲法の十四条あるいは十三条、二十一条、四十四条に関連いたしまして個人の立候補に関するお尋ねでございますが、これらの条文の解釈等につきましては私は寺田委員と全く見解が同様でございます。 私ども、究極的には個人の立候補に関しますこの案は、何回もこの委員会でお答えを申し上げておりますように、憲法十二条、十三条の実定的な規定を根拠にいたしまして、現実のわが国の政党政治の実情から拘束名簿式の比例代表制を採用いたしますことは合理的な理由があるのだとこういう考えで、制約が生じてまいりましても適法である、こういうふうに考えておる次第でございます。
○金丸三郎君 それでは通産大臣を主にいたしまして、まず景気の見通し並びに景気対策等についてお伺いいたしたいと思います。 一昨年から経済同友会の関係の方でございますとか、あるいは経営者協会とか、あるいは商工会とか、金融関係の方々とか、いろいろ経済の問題について話をいたしておりますけれども、一昨年来私は非常に景気が悪くなっておるということを痛感しております。中には戦後、今度のようにとめどもない不況感に襲われておることは初めてだと、泥沼にずんずん体が入っていきまして、足が一向底につくという感じがしないと、こう言われる経営者までございます。どうも私は専門家でもございませんけれども、世界的に経済が氷河……
○金丸三郎君 私は、中長期の今後の経済の見通しの問題、景気対策と行政改革との関係、対外経済関係、それから最後に失業問題の四点についてお伺いをいたしたいと思います。 第一の問題は、一月の二十五日の閣議決定の「昭和五十七年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」の中に、「中長期の安定成長軌道に即した適切な経済成長を実現することが肝要である。」、こういうことがございます。この「中長期の安定成長軸道」というのが、どうも日本人は経済成長率を非常に気にいたしますので、およそどのようなことをお考えになっていらっしゃるのか、これが質問の要点でございます。 実は昭和四十一年から五十六年までのわが国の実質の国民……
○金丸三郎君 山中通産大臣が御就任になりましてから、内外の経済情勢に対処しつつきわめて適確な通産行政を展開しておいでになりますことに敬意を表しますとともに、大変心強さを覚えている次第でございます。 本日は、衆議院の予算委員会以来いろいろと御質問がございまして、そう事新しい御質問ではございませんけれども、ただいま通産大臣のごあいさつを伺いまして、私も重点の六項目については全く同感でございますが、その内容につきまして若干お尋ねをいたしたいと、かように思う次第でございます。 課題として六つお挙げになりました。第一は結局景気対策と申しましょうか、総体としては、日本の経済をどのようなふうに景気対策を……
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