このページでは松浦功参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○委員以外の議員(松浦功君) 御承知のように現在の全国区制度にはいろいろの弊害があると言われております。先ほど金丸先生からお話がございましたように八千万人の有権者が百人を超える候補者の中から広大な日本の地域全体において一人を選び出す、これはもう選挙人と候補者との間のつながりがまことに希薄でございます。そういう選挙制度としての問題、さらには先ほど先生から御指摘をいただきましたむやみに金がかかり過ぎるじゃないかという問題、あるいは候補者個人にとっても毎回死人や病人が出るような過酷な状況になっているじゃないか、こういった各種の御意見があるわけでございます。こういう問題点を除去する形で何とか考えられな……
○委員以外の議員(松浦功君) 先ほど多田委員から、大竹特別委員の意見がどんなものか調べて述べてみろ、こういうお話でございました。 会員数一万人以上、創立以来二十年を経過している団体で、現在も活動しているものに対して法律により候補者の推薦を義務づけ、定数の三倍程度の候補者の確保を図るような方法をとるべきだ、定数の三倍程度の候補者の確保を図れ、それに対して投票をしろ、こういうお説のようでございますので、お答えだけ申し上げておきたいと思います。
○委員以外の議員(松浦功君) 私は五十五年組でございますので全然そういう話は聞いておりません。
【次の発言】 私はそういう団体に御支持をいただいたことは事実でございますけれども、およそ自治省の事務次官という体験を生かしてというお話がございましたので、私は地方行財政――消防を含めて、そういう広い意味でいままで養ってまいりました知識経験というものを生かしてまいるべき立場にあるのではなかろうかと、こう思っております。
【次の発言】 党議拘束の問題についてはにわかにお答えを申し上げる問題ではないかと思いますが、いずれにいたしましても参議院の中に有為な全国的な人材が集まるということになれば、党議を決定す……
○委員以外の議員(松浦功君) 二つの点について御質問がございました。一つは政党の離合集散、それと名簿の効力の関係でございます。 御承知のように、政党の離合集散、いろいろの場合がございます。千差万別でございます。いずれにいたしましても、政党の離合集散というものを客観的に選挙管理機関が把握するということは困難でございます。事実上できないと思います。したがって、すべて政党からの離合集散の届け出にまつということを基本的な態度に置いて、法案はきちっと抜ける点なく整備をいたしておるつもりでございます。したがって具体的にはこういう場合にどうなるのか、こういう場合にどうなるのかということをお尋ねいただければ……
○委員以外の議員(松浦功君) ここにもいただいております社会党御提案の法案を拝見いたしまして、一つのりっぱな考え方であるなという気持ちを持っております。ただ、先ほど金丸委員からお話を申し上げましたように、どういうものを政党として考えるかというときに、やはり現行法とのつながりを考えるという方がわかりやすいという観点から五人、十人という法案を出したわけでございます。したがって、今後社会党案を御検討いただいて、それに対する質疑等を通じて納得できるものがあれば、私どもはそういう形で姿を変えるということについて異議を持っておるわけではございません。十分検討させていただきたい、検討に値する案だと、こう思っ……
○委員以外の議員(松浦功君) ただいまのお話でございますが、三要件がなければ拘束名簿式というものは成り立たないのかという御質問に対して、それは直接の関連はないと、しかしいやしくも政党本位の名簿式の選挙制度を採用いたします以上、政党というものが国民の意思の媒体という形になって選挙を展開するわけでございますから、やはり政党らしいものというものでなければいけないだろう。政党らしいものということになりますと、現行の選挙法、政治資金規正法等から数字等を引っ張り出してそこへ結びつけたわけでございますけれども、その点については必ずしも金丸先生が御答弁になっておられるようにベストとは思っておらない、いい案があ……
○委員以外の議員(松浦功君) 多数の先輩、友人からの重ねての御慫慂がございましたので選挙に立候補する決意をいたしました。
私は、約三十年に上って地方自治行政にもっぱら携わってきた者でございます。特に五年間北九州市で本当に現場の行政も担当したことがございます。こういった経験を生かして、国の行政の本当の意味の担い手である市町村の行政というものを、もっとよりよいものにしていけるように幾らかでもお役に立てたら幸せだなと、こんな気持ちでおったわけでございます。
【次の発言】 選挙公報をここに持っておりますけれども、「私は、豊かな地方の時代を実現します」と、これが中心でございます。いま申し上げましたよう……
○委員以外の議員(松浦功君) わが党で提案をいたしております政党要件は、拘束名簿式比例代表制度が政党本位の選挙であります以上、政党らしい政党、言いかえれば国民の政治的意思を国会に適正に反映するための媒体としての機能を有するものでなければならないだろうと、こういうことを前提に考えまして、さらには現行法規の脈絡を考えて、政治資金規正法の中に規定しておりまするもの、さらには公職選挙法の確認団体に規定しておりますもの、これを基準としてとりまして、さらにそれに関連いたしまして、同じような価値を持つだろうということで直近の選挙における得票数が四%と、こういう三つの基準を選んだわけでございまして、私どもなり……
○松浦功君 私は本案に対し修正の動議を提出いたしたいと思います。その内容はお手元に配付申し上げているとおりでございます。 これよりその趣旨について御説明申し上げます。 原案では、この法律を昭和五十八年一月一日から施行することといたしておりますが、その期日が切迫しており、その施行に当たりましてある程度準備期間を必要といたしますので、これを昭和五十八年四月一日から施行することに改めようとするものでございます。 何とぞ御賛成くださるようにお願いを申し上げます。
○松浦功君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、政府提出の原案に賛成し、修正案に反対の意見を表したいと思います。 政府提出案は、個人住民税の所得割について低所得者層に対する非課税措置を継続すること、法人住民税の均等割及び娯楽施設利用税等について税率の適正化を図ること、料理飲食等消費税の基礎控除額を引き上げること、道路財源確保のため所要の措置を講ずることなどを主な内容とするものでございます。 地方財政は、昭和五十年以来引き続き財源不足の状況にあり、そのため、各年度とも借入金や地方債の増額等により収支の均衡を図ってまいりま した。このような状況にかんがみ、地方財政制度の抜本的改善を図り、地……
○松浦功君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、内閣提出の衆議院送付案に賛成し、野党四党の修正案に反対の意を表するものでございます。 内閣提出案は、昭和五十八年度分の地方交付税交付金の所要額を確保するため、その総額について特例措置を講ずること、借入金の償還に当たっては、後年度の地方財政負担に配慮し、臨時地方特例交付金の繰り入れについて規定すること、基準財政需要額の算定方法に所要の改正を行うこと、交通安全対策特別交付金を基準財政収入額に算入すること等を主な内容とするものでございます。 地方財政が昭和五十年度以降財源不足の状況にあり、したがって地方財政制度の抜本的改善を図り、その財政基盤を……
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