このページでは高木正明参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○高木正明君 私は大臣に、本論に入る前に、大臣の現在の率直な心境をまずお聞かせをいただきたいと思います。 私は、日本の農政で最もベテランと言われる農林大臣に素人の私がこれからいろいろな面で質問をさせていただくわけですから、あるいは質問の中に失礼な点があるかと思いますが、その点はひとつ御理解をいただきたいと思います。 私が大臣を知ったのは、ちょうどいまから二十年前に、私がいまは亡き佐藤榮作先生のところで政治の勉強をしていたころでありますから、大臣がちょうど初めて当選をなさってきたころではなかったかと思います。大臣は非常に情に厚く、心のやさしい人だったことを私はいま記憶しておりますし、また、現……
○高木正明君 もう残り時間が余りありませんので、簡単にこの際質問をさせていただきたいと思います。 私は、今回の食管法の改正については、現段階での問題点ができるだけ整理がされており、この食管法が長く維持できるように、あるいは再生をめどとして提案されておりますから、このことについては私は全面的に支持をいたすものでありますが、この際三点ほどひとつお尋ねをしておきたいことがございます。 まず第一点は、大臣にお尋ねをしたいのでありますが、食糧の安定供給の確保のための農業生産の地域分担ということについてどうお考えになっておられるのか。その際、北海道農業についてどのように位置づけをし、どのように北海道農……
○高木正明君 時間がありませんので、簡単に、榊参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、食管法の二条の基本計画の中にもありますし、それから八条の、基本計画に基づいて実施計画がつくられる、その中にもありますが、品質別という言葉があります。これはどう考えてもやはり将来危ないなという危惧の念を抱かれるのは、特定地域に生産調整されるのではないだろうかという疑問な点が起こる。これは率直に農民運動をやっている北海道の農民連盟の岡本委員長の話の中にもありました。この字句を削ったらどうだろうかという話がいみじくもありましたが、この点について参考人はどうお考えになりますか。
○高木正明君 私は自由民主党の高木正明でございます。 きょうは私どもの自由民主党に与えられた時間は非常に短いわけでございまして、したがって私が自分の意見を述べながら公述人の皆さん方にいろいろとお尋ねをしたいということは時間の制約がございますので、私の考え方はひとまず述べることをやめまして、きょうはほんとうに皆さん方お忙しいところ道民を代表する各界の皆さん方がたいへん貴重な御意見をちょうだいいたしましたことは、私どもいま行革を進める国会の論議のさなかでこれからの非常に大きな参考になることでございまして、しかもそれぞれの公述人にはみずからの体験に基づいて貴重な御意見を伺わしていただきましてはんと……
○高木正明君 与えられた時間がわずかしかありませんので、簡単に高橋参考人に二点にしぼってお尋ねをいたしたいと思いますが、まず第一点は、農林省の畜産局がよく言う保証価格を引き上げるのには非常に困難だということの理由の中で、たとえば事業団に大量在庫があるということを一つ言ってますが、特に飲用乳市場で飲用向けの生乳価格が非常に値下がりしている現況の中では、加工原料乳保証価格を引き上げるのは非常に困難だということを常に畜産局は言っておりますが、これについてはどういうふうにお考えになっているのか、第一点。 それから第二点目は、先ほどのお話の中に、北海道の酪農家の中で特に比較的若い世代の酪農業を営んでい……
○高木正明君 まず、私は冒頭に、いま全国の生産者農民が国会の審議の中でどういう形で生産者農民にこたえてくれるのか、熱いまなざしで注視の状態でいる中で、私どもの委員会は国会で審議する最後の場所でありますのにもかかわらず、共産党や公明党、民社党がその審議権を放棄して全国の生産者農民の期待を裏切ったということは、これは重大な問題であることをまず冒頭に指摘しておきたいと思います。 それから、先ほど来の議論を聞いておりまして、いまお話の中にもありましたように、昨年と同様に算定方式を使ったらどういう数字が出るかという答えに、九・四%アップになるという答えが出ました。私はいま議論を聞いている中でもうすべて……
○高木正明君 簡単にお話を聞いても、ちょっと専門的でありますので、どんなことを聞いていいか、実は正直言っていまの話だけでは私もよくわかりませんですが、しかし、受精卵移植技術が畜産振興の基礎である家畜改良増殖に大変画期的なものであって、またすぐれた有用なものであるということだけはおおよそ見当がつくのであります。 そこで、時間もありませんから、両参考人にお尋ねをいたしますが、とりあえず阿部参考人にお尋ねをしてみたいと思いますが、先ほどのお話の中で、受精卵について新しい技術があるということのお話でありましたが、この受精卵移植に関連した技術についてこれから先どのような展望があるのか、簡単に一言お願い……
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