このページでは堀江正夫参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○堀江正夫君 ただいま議題となりました自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ、二院クラブ・革新共闘各会派共同提案に係る北方領土問題の解決促進に関する決議案につきまして、発議者を代表して提案の趣旨を御説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題の解決促進に関する決議案 わが国固有の領土である歯舞、色丹及び国後、択捉等の北方領土の返還は、わが国民すべての悲願である。しかるに、戦後四十年を迎えた今日なおその実現を見ないばかりでなく、近年北方領土においてソ連の軍備増強が続けられていることは誠に遺憾である。 かか……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として青木茂君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に市川正一君を指名いたします。
○委員長(堀江正夫君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして当委員会
の委員長に選任をされました。まことに微力でございますが、皆様の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ今後とも格別の御協力をお願い申し上げたいと思います。
板垣前委員長からごあいさつがございます。板垣君。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
岩崎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行……
○堀江正夫君 私は、防衛政策の問題につきまして幾つかお尋ねいたしたいと思いますが、初めは、今だんだんと大きく問題になっています防衛力の歯どめの問題でございます。 防衛力は、一般に認められておりますように、侵攻を抑止し、これを排除して国の安全と独立を確保するための最後の力である。したがって、防衛力の規模は本来は相対的なものであって、国の安全と存立を確保するために日米安保体制下でどれだけの自衛力が必要かといった性質のものだと思います。したがって、初めから予算の枠を決めてしまう、特に変動するGNPを基礎として何%という歯どめをかけて、その範囲でやれというのはどう考えてみても合理的とは言えないのじゃ……
○堀江正夫君 まず初めに、両大臣が世界の平和、我が国の安全確保のために、直接の責任大臣として極めて積極的に御活躍、御尽瘁いただいておることに対しまして、国会議員として、また国民の一人として心から敬意を表し、感謝申し上げます。 当委員会は、御承知のように、参議院改革の一環として昨年設けられ、今日まで勉強を続けてきましたが、やがて一年になって、そろそろこの一年分の取りまとめをする時期になった。そこで本日両大臣においで願ったわけでございます。そのようなことでありますので、以下私の持論を踏まえながら、総合安保の観点につきましては極めて初歩的なことになりますけれども、幾つかの御見解を承りたい。さらに、……
○堀江正夫君 ただいまの委員長報告に関連し、直接平和と安全を確保するための両輪である外交と防衛のうち、国の安全確保の最後の保障である防衛の問題について、四点ほど意見の一端を申し述べます。 まず、力の均衡による抑止と、軍縮・軍備管理の問題であります。 私は、もちろん核戦力と通常戦力とを問わず、侵略を阻止、撃破するに足る防衛力、すなわち相手の力と均衡のとれた防衛力があって初めて侵略を抑止し、平和を確保することができると考えるものであります。このことは、我が自衛隊と日米安保による戦後の日本の平和確保の現状を見るだけでも明瞭であります。したがって、ソ連の急激かつ劇的な軍事態勢強化に対し、均衡の回復……
○堀江正夫君 私に与えられました時間は三十分だけでございます。そこで初めに、五十九年度の防衛庁予算の中で何点かについて御質問をさせていただき、時間が余れば、今大変問題になっておりますシーレーン防衛の問題、ジェーン海軍年鑑で指摘をしました北海道侵攻の問題、こういう問題に触れさせていただきたいと思います。 まず初めに、五十九年度予算についての栗原長官の全般的な評価というものを承りたいわけでありますが、私は五十九年度予算はこの厳しい国際情勢、そして自衛隊の現況を踏まえて防衛庁も本当に精いっぱい努力された。政治的にもいろいろと配慮した、そういうような意味においては十分に評価さるべきものだと思いますが……
○委員長(堀江正夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして私が委員長に選任をされました。
どうぞよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に板垣正君、岩本政光君、鈴木和美君、中野明君及び市川正一君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十一分散会
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち一言申し上げます。
皆様既に御承知のとおり、本委員会委員でありました村田秀三君は、去る一月五日逝去されました。まことに哀惜痛恨にたえません。
同君の長年にわたる御功績をしのび、委員会を代表いたしまして、委員長より供花をささげ、弔意を表したことを御報告申し上げます。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月七日、村田秀三君の逝去に伴う委員の補欠として、菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、昭和六十年……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 この際、御報告を申し上げます。 去る三月二十九日、予算委員会から、四月三日の午後三時より四月四日の正午までの間、昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち総務庁北方対策本部、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫について審査の委嘱がありました。 本委員会といたしましては、理事会で協議の結果、本日は、沖縄開発庁予算及び沖縄振興開発金融公庫を、明四日は総務庁北方対策本部予算をそれぞれ審査することといたします。 これより昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、松尾官平君が委員を辞任され、その補欠として浦田勝君が選任されました。
【次の発言】 昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総務庁北方対策本部予算を議題といたします。
まず、後藤田総務庁長官から説明を求めます。後藤田総務庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上で総務庁北方対策本部予算に対する質疑は終了いたしました。
これをもって……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のうち、北方領土問題の解決促進に関する件を議題といたします。
この際、便宜私から、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ、二院クラブ・革新共闘の各会派共同提案に係る北方領土問題の解決促進に関する決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします。
北方領土問題……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月十九日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本調査のため、日本電信電話株式会社常務取締役寺島角夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○堀江正夫君 一言ごあいさつを申し上げます。 昨年の八月、不敏の身をもちまして委員長に選任されましてから今日まで、理事並びに委員の皆様方の一方ならぬ御協力、御鞭撻を賜りまして大過なく職責を果たさせていただきました。特に、去る四月二十四日には、皆様方の御協力を得まして北方領土問題の解決促進に関する決議を行い得ましたことは、光栄のことで感謝にたえないところであります。ここに厚く御礼を申し上げる次第でございます。 なお、私も引き続き当委員会に籍を置くことになっておりますので、当委員会の円滑な運営を期するよう微力でございますが一生懸命に微力を尽くしたい、このように存ずる次第でございますし、同時に、……
○堀江正夫君 まず最初に、両大臣に、先日はそれぞれ御外遊されまして立派な成果を上げてこられましたことに対して、心から敬意を表したいと存じます。大変御苦労でございました。 外務大臣に一点だけお伺いいたしたいと思います。 それは、先日の訪欧でポーランド、東独両国等においでになったその目的の中には、グロムイコ外相の訪日の地ならし、その機運の醸成ということもあったのだと報道されております。確かに、現在いろいろある外交懸案の中で、対ソ外交は日本の外交にとって大変重要な課題であって、その最大のポイントはグロムイコ外相の訪日がいつごろ実現するかという点にあると私も認識しておるわけでございます。 報道に……
○堀江正夫君 私の持ち時間はわずかに二十五分だけですから、以下五九中業にしぼって質問をいたします。背景等の説明は結構ですから、結論だけをずばりお答え願いたいと思います。 まず、五九中業の作業の現状等であります。これについては委員会審議で六十一年度の概算要求に間に合わすために八月中に国防会議の了承を得ると言っておられますが、そのことは同時に例年五月に出されておる長官の業計指示に間に合わすことでもある、当然それまでに中業の基本的事項について主要な内容も含めて大蔵省との事前折衝もしなきゃならない、こういうことじゃないかと思います。となると防衛庁試案は四月中旬、遅くも月末ごろまでには少なくともその骨……
○堀江正夫君 私は、次に質問いたします板垣委員と共通のいろんな問題点を抱えておるわけでございますが、限られた時間でございますので、三点だけ御質問したいと思います。 まず初めにお伺いいたしますのは、満州国軍の日本人軍官関係の問題でございます。これにつきましては、五十八年に当参議院で請願が採択されました。続いて、五十九年には衆議院で採択されておるわけでございます。そしてこれらについてはそれぞれ政府の見解も既に出されております。また昨年の恩給法の改正のときには、「旧満州国軍内の日本軍官の処遇問題について検討すること。」という附帯決議も出されておりますことは御承知のとおりでございます。また当参議院に……
○堀江正夫君 極めて限られた時間でありますので、私は防衛問題に限定をして質問をいたします。 前国会からこの臨時国会を通じて総理も加藤防衛庁長官も一貫して計画大綱の水準達成が基本であり、これが優先するということを言明しておられます心その中でこの国会における現在までの防衛論議に対してマスコミの多くは、もう少し具体的な深みのある論議を進める必要性を主張しておるわけであります。これらのことを踏まえながら、きょうは時間の関係上総括的な面の、しかもその一部にとどまらざるを得ないと思いますが、主として中期防衛力整備計画に関連をして若干の問題について質問をいたします。 まず第一は、計画大網の水準の達成につ……
○堀江正夫君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党・自由国民会議、民社党・国民連合提出の修正案に対し、賛成の討論を行うものであります。 今日、我が国の経済社会は、人口の高齢化、産業構造、就業構造の変化等により大きく変動しているのでありまして、これに伴って年金制度のよって立つ基盤にも大きな変化が生じております。こうした変化に対応し、二十一世紀においても、安定的な年金制度の運用が確保されるよう、制度全般にわたる改革を推進していくことは、極めて重要な課題であります。今回の共済年金改正法案は、このような課題に……
○堀江正夫君 ただいまの委員長の趣旨に基づきまして、安全保障の基本にかかわる問題の中で、時間の関係上三点に絞って総理の御見解を承りたいと思います。 持ち時間が二十五分でございますので、私は各項目ごとに初めにまとめて申し上げ、それに対して総理のお答えを賜りたい、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず第一は、総合安全保障の観点からする総理の現状認識と今後に処する決意についてであります。 総理は、総理に御就任以来、山積する困難な内外の諸問題を、経済大国日本の総理にふさわしい卓越した御見識と強力なリーダーシップによって立派に処理をしてこられました。その結果として今日、米国を初……
○堀江正夫君 私は、きょうは宮内庁に対して、質問というよりは、最近感じていることの一端を申し上げてみたいと思います。 国民統合の象徴であられます天皇陛下が、本年御在位六十年をお迎えになって、加えて八十五歳の御長寿で現在なおお元気であられますことは、これは国民にとって最大の喜びでもありますし、また国としてもまことにおめでたい限りだと思います。また、最近はいろんな人から天皇陛下のお人柄等もだんだんと紹介をされまして、国民の天皇として、国民からひとしお敬仰と親愛の情が寄せられ、これが国民の意識の中に幅広く定着をしておりますことは、日本の将来にとって非常に幸せなことだと思っておるわけでございます。 ……
○堀江正夫君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十八年度決算外二件に対して、これを是認するとともに、委員長提案の警告案に対しても賛成するものであります。 昭和五十八年度の我が国の経済は、五十八年二月を底に戦後最大の不況と言われた第二次石油ショックの後遺症から回復に向かった結果、同年度の政府経済見通しの実質成長率は、当初三・四%と見込まれていたのが、三・九%と見通しを上回りました。これは五十六年度の五・三%が三・三%に、五十七年度の五・二%が三・三%というように実績が見込みを大きく下回ったことと比較して大きなさま変わりであります。 このような背景から昭和五十八年度の決算における……
○堀江正夫君 私はまず恩給に関連した問題について三点ほど御質問したいと思います。
その第一点は、昭和六十一年度の恩給等の国家補償にかかわる改善措置が従来の慣例を破って当初の大蔵原案で計上されたことを多として、政府の国家補償としての認識に基づく姿勢を明確にされたものと、これを高く評価するわけでございます。そして、このことは来年度以降もぜひ慣例化されることを願うわけでございますが、まずこれについての長官の御決意を伺いたい、このように思います。
【次の発言】 来年度以降もことしの慣例を踏襲する御決意と、このように拝聴したわけでございまして、ぜひそのように来年度以降もしていただきたい、重ねて申し上げ……
○堀江正夫君 私は、林公述人にお尋ねをいたします。 先ほどの外交、防衛についての林公述人の率直な御意見に謙虚に耳を傾けさせていただきましたが、せっかくのおいででございます。まず外交のうちで、御造詣の深い半島の問題につきまして、日本にとってはもちろん、東北アジア、世界にとっても大変大切である半島の平和と安定がこれからどうなるんだろうか、どうしたらよいのか、こういった点につきまして数点まず御見解を承らせていただきたいと存じます。 その第一は、不信と対立のもとにあります両国の厳しい現実、これはもうもちろん無視できないわけですね。したがって、この現実の上に立って、しかも半島の平和と安定を確保する、……
○堀江正夫君 堀江であります。 先ほど中西委員からもお話ございましたが、松尾参考人からは技術専門家としての立場からの極めて示唆に富んだ貴重な御提言をいただきまして、大変ありがとうございました。大いに参考になった次第でございます。また、そのほかの自衛隊出身の三人の参考人の皆さんからは自衛隊の現状、そして抱えておる広範なしかも深刻な問題について、赤裸々に極めて具体的なお話を承りまして、改めて私は政治の責任というものを考えさせられた次第でございます。総理も今五九中業によって計画大綱の水準をまず達成するのだということを言っておられます。防衛庁もそういうような態度で臨んでおるわけでございまして、新しく……
○堀江正夫君 伊藤参考人に私の意見を若干交えてお尋ねをいたします。 実は私、中座しまして、先生の御意見を拝聴しておらないわけでありますが、私は、戦後の日本が今日までそうでありましたように、見通し得る将来においても日本は日米の協力関係をあらゆる面において基軸として、日本自身の平和と繁栄を確保すると同時に世界の平和と繁栄に寄与しなきゃならない、こう思っておるわけです。そのためにはやはり日米安保条約というものの本質を十分に理解をして、そして信頼関係の上に立たなきゃいけないと思っております。 そのようなことから考えますと、実は私の手元に最近アメリカのポトマック・アソシエーツという世論調査所の世論調……
○堀江正夫君 ただいま小委員長から提出されました三つの問題につきまして順次意見を申し述べます。 まず第一は、自衛隊の現状と問題点についてであります。 一、防衛計画の大綱について 昭和五十一年に作成した防衛計画の大綱では、これによって達成する防衛力は、情勢に重要な変化が生じ、新たな防衛力の整備が必要とされるに至ったときには、円滑にこれに移行し得るよう配意した基盤的なものであることを明示している。 大綱制定以来約十年を経て、ソ連の一貫したかつ画期的な極東ソ連軍の増強による我が国に対する脅威の増大を初めとする全世界的なソ連の軍事力の強化、米ソ軍事力のバランスの変化等は、デタントを想定した昭和……
○小委員長代理(堀江正夫君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会を開会いたします。
安全保障問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 去る十一月二十日の外交・安保委員会で、私は、中期防衛力整備計画につきまして若干の質問をしたわけでございます。きょうはその続編としてさらに具体的に、まず計画実施による能力について、ここにも持ってきておりますが、「防衛アンテナ」の臨時増刊号の解説に基づいてお尋ねをいたしたいと思います。
私が特にこの問題を取り上げておりますのは、国民の中には、少なくも現体制からする限定……
○堀江正夫君 昨年十一月に開催された米ソ首脳会談において、世界の平和と軍縮に向け話し合いのスタートが切られたことはまことに有意義であったと考える。しかしながら、世界の現実は、ソ連による核及び通常戦力両面にわたる一貫した軍事力増強と、これを背景とする周辺諸国及び第三世界への勢力拡張の動きや地域的な紛争の継続もあり、依然として厳しい情勢にある。また、我が国周辺においても、ソ連の軍事力は引き続き質的、量的に増強を続け活発な活動を展開しており、真に憂慮すべきものがある。このような情勢の中でいかにして我が国の安全を確保するかは、言うまでもなく政治が取り組まなければならない喫緊かつ最大の課題であり、このこ……
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