稲村稔夫 参議院議員
13期国会発言一覧

稲村稔夫[参]在籍期 : |13期|-14期-15期-16期
稲村稔夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは稲村稔夫参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院13期)

稲村稔夫[参]本会議発言(全期間)
|13期|-14期-15期-16期
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第8号(1984/03/23、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま審議に付された地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案並びにこれと深くかかわっている地方財政計画について、一括して総理並びに関係大臣に質問をいたしたいと存じます。  そこで、まず、地方自治に対する政府の基本的考え方についてお伺いいたします。  最初に総理にお伺いしたいのでありますが、あなたの施政方針演説の中には、「地方公共団体の創造的努力と呼応」とか、そのほか地方自治についての耳ざわりのよい表現が幾つか述べられておりますが、残念ながらその基本的な考え方については明らかでありません。  我が党は、かねてから憲法第九十……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第13号(1986/04/25、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました研究交流促進法案について、総理並びに科学技術庁長官に質問したいと存じますが、本論に入ります前に、総理にぜひお尋ねしておきたいことがございます。  それは、先ほどのニュースで、自民党の稻村佐近四郎衆議院議員が撚糸工連の問題で任意出頭を求められ、取り調べが始まったと報ぜられております。この撚糸工連の問題については、我が党も予算委員会でこれを鋭く追及をしてきたところでございますけれども、こうした政治家への波及というものは、それこそ議員として襟を正していかなければならない問題だというふうにも思います。同時に、これが表面化いたしましてからも……

稲村稔夫[参]本会議発言(全期間)
|13期|-14期-15期-16期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院13期)

稲村稔夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|13期|-14期-15期-16期
第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私どもの行革関連法案を審議をするに当たりまして、いろいろと参考にするために、きょうは参考人の御出席をいただき御質問申し上げるということに相なったわけでありますが、ただいまも土光参考人の御答弁を伺っておりまして、ますますちょっとわからなくなってきている部分があるわけであります。  中曽根総理も大蔵大臣も国会における各種の質問に対しての答弁の中では、常に臨調答申に沿って行政改革を進めている、こういうふうに言っておられるわけでありますけれども、しかし現実には、たとえば、ただいまも出ておりましたが、政府税調の中期答申によりますと、今後増税路線ということが私どもには大きく懸念されるわけでご……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、日本社会党を代表して、国家行政組織法の一部を改正する法律案など、本特別委員会の審議に付されております行革関連六法案に反対の立場から討論をいたしたいと存じます。  討論を行うに当たりまして、まず最初に明らかにしておきたいと思う点があるわけであります。  その第一は、本日のこの委員会の運営についてでもそうでありますけれども、こうした重大な法案を審議するに当たりまして、審議の時間が短いというきわめて異例な状況の中で本院が審議を余儀なくされたわけでございます。したがいまして、本日も審議はもっと継続をすべきである、こういう立場で私どもは主張いたしましたけれども、取り入れられずに打ち切……

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/05、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま私の先輩議員であります村沢委員の方から、貿易自由化の問題を中心にいたしましていろいろと御質問があったわけでありますけれども、この経過を聞いておりますと、それこそこの市場開放へのアメリカ側の圧力の強さを感じますとともに、日本国内の問題としても非常に大きな問題を感ずるわけでございます。  私は、きょうは水田再編第三期対策を中心にして伺いたいというふうに思っておりますけれども、この第三期対策を考えていきますに当たりまして、前提条件となりますのは、これからの日本農業をどういう方向で展開をしていくのかということがやはり一番大きな課題にもなるわけでありますので、私はきょう初めての質問……


■ページ上部へ

第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 科学技術特別委員会 第4号(1984/04/18、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、新潟県の東北電力の老原発につきまして、ちょっと地元でいろいろと問題が起こってきておりますので、その点について政府の御見解を伺いたい、このように思うわけであります。  先輩議員であります委員の大変貴重な持ち時間を回していただきまして、私がこうして御質問申し上げますのも、実は新潟日報で知事が地元にとっては大変重大な発言をされました。それは、東北電力が計画をしております老原発の建設予定地につきまして、まだ買収に応じないそういう民有地あるいは寺等が、墓地等があるわけでありますけれども、そのために東北電力は、安全審査に提出をしておりました土地利用計画を再検討するために、見直すために、……

第101回国会 建設委員会 第4号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、予算の委嘱審査が行われるに当たりまして、特に建設関係の予算編成についての基本的な考え方につきまして、そしてそれに関連をいたしまして、特に雪国のいろいろな事情等もございますので、建設大臣並びに国土庁長官に若干の御質問を申し上げたいと存ずるわけでございます。何分とも先輩委員の貴重な時間を分けてもらいましての発言でございます。短い時間でございますから、いろいろとお聞きしたい点はございますけれども、本当にごく一部に絞ってお聞きをしたいと思うわけでございます。  最初に、建設大臣にお伺いをしたいわけでございますが、今政府の財政事情は大変厳しいという状況の中にあるわけであります。こうい……

第101回国会 商工委員会 第10号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま梶原委員から、特に原発の発電のコスト等についての質問があったわけでありますが、私はこの原発関係のいわゆる電源立地促進対策交付金についてお伺いをしたいというふうに思っております。  実は質問の通告をしておりませんでしたし、時間もございませんので、私はこれに入ります前に一言だけ最初伺いたいと思いましたけれども、希望だけ申し上げておきたいと思うことがございます。  それは、これも先ほど梶原委員が触れられました、リッカーの倒産問題でございますけれども、特に消費者サイドの保護についていろいろと質問をされておりましたが、私は特にこれの今度は下請関係について、金属産業は大変なまだ状況の……

第101回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1984/09/04、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、当面する諸問題ということについては改めてまたお聞きをする機会を得たいというふうに思っておりまして、きょうは日本農業の基本といいましょうか、農政展開の基本につきましていろいろとお伺いをしたい、このように思っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。  最初に、基本ということになりますのでやはり大臣からお考えを伺いたいわけでありますけれども、我が国農業は今、国際的な視野から見ていかなる役割を果たしているであろうか。今、世界的に食糧の不足等が言われている時期でございますし、その中でFAO等も先進国における農業生産についていろいろと過去何回か言及をしているというようなことも……

第101回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1984/11/08、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 午前中に我が党の村沢理事からいろいろと米の需給についてのことにも触れられて、ことしの見通し等もいろいろと大臣にお聞きをしたというところでございますが、大臣が新たに就任をされまして、今大変厳しい農業を取り巻く情勢、こんなふうに言われている中でございますが、それこそ日本農業を守るという観点からこれからひとつ御勉強いただいて御努力をいただきたい、そのことをまずお願いを申し上げたいと存じます。  私は、質問の順序といたしまして、ことしのといいますか、昨年の米穀年度における需給の実績等について伺っていきながら、最後に国会決議等の関係もございますので、この問題についての大臣のお考えをお聞きを……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/02、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 きょう実は大臣に、それこそ米の問題は大変大きな転換期にかかっているというふうに私は認識をしているものですから、ひとつ基本的なお考えをいろいろとただしたい、こんなふうに考えておりましたけれども、衆議院の方の予算委員会に出席をされるそうでありまして、審議の経過の中でやむを得ない、こんなふうにも思うわけであります。それにまた時間の方も十二時半までという時間の中でございますから、それこそいろいろなことはとても聞いている時間がございませんので、米の問題を中心にいたしまして若干御質問を申し上げますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  最初に、米の今年度の需給の問題についてで……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/23、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、今非常に大きな関心事にもなっております肉の問題について、集中的に肉だけについて伺いたいということで通告をしていたのでありますけれども、肉ということになりますと、当然今焦眉の問題になっております東京ラウンド以来の日米農産物交渉の結果がどういうふうになっているのか、その辺の経過をまずお聞きをしたいわけであります。それによってまた聞き方も随分変わってまいりますので、まずその辺から大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣のお答えは前回もそうだったわけであります。当然のことだと思うのですけれども、本委員会の決議、申し入れというのを踏まえていただいてということでありますが、しかし……

第101回国会 農林水産委員会 第8号(1984/04/12、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 それぞれの参考人の皆さん方には、本委員会の審議に当たりましてただいまは貴重な御意見をそれぞれいただきまして、大変ありがとうございました。私どもはこの法案の審議を深めてまいりますためにも、今それぞれ御意見をお聞かせをいただきました中で、若干もう少しこの点お聞きしたいという点もございますので、それぞれにひとつ御質問申し上げますので、よろしくお願いをいたします。  最初に、田中参考人にお伺いをしたいのでございますけれども、肥料を購入される場合に、生産メーカーをどのようにしてお決めになるのか、すべての生産メーカーを対象にされるのか、それとも一定の基準でお決めになるのか、あるいは、すべての……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/13、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、大臣に今後の日本農業についての考え方をまずお聞きをしたいと思っております。  この間の、今質問されました上野委員の養蚕農家に対する実情に対しての訴えには、本当に大臣は絶句をされるということもありましたし、また、大変ただいまの質問の中でも競馬は余りお好きでないという率直なお気持ちも出されたわけでありますから、私もぜひここでも率直なお考えをお聞かせいただきたいと思うのでございます。  農畜産物の輸入問題についての対米折衝、随分長い間のことでありました。その結果については、それまたいろいろと見方の角度の違いもありましょうし、それはそれでまたいろいろと議論のあるところでありますけれ……

第101回国会 農林水産委員会 第10号(1984/04/17、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま審議に付されております肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案について、これから農林水産省並びに通産省にそれぞれお伺いをしたい点があるわけであります。大まかに言いまして大体三つの観点からそれぞれ御質問を申し上げたいと思っております。  第一は、この臨時措置法の性格、目的、役割といったものにつきましてどのように評価をしておられるのか、その辺のところを伺いたいと思うのでありますが、その具体的な御質問を申し上げます前に、今回この肥料安定法の延長につきましては四回目の延長ということになるわけでございます。なぜまた延長をしなければならなかったのか、その辺のところが提案理……

第101回国会 農林水産委員会 第13号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、御質問を申し上げます前にお願いの点がございます。午前中の審議を伺っておりまして、林野庁の皆さんの懇切丁寧な御答弁があったわけでありますが、どうも御答弁の方がかなり時間をとっているようであります。私は一時間しか持ち時間がございませんので、本来私も自治体の長をやりましたときに、ややこしい問題のときはできるだけ多くしゃべることにしておりました。御答弁が長いときは自信がないというふうに私の方で受け取らせていただく、こういうことでひとつ始めさせていただきたいと存じます。  そこで、最初にこれは私、通告をしておりました課題とは違うのでありますけれども、午前中の菅野委員の質問の中でちょっ……

第101回国会 農林水産委員会 第14号(1984/04/26、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま審議されることになりました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案について、私は若干の点について疑問に思う点あるいは意見等もございますので、それらの点をお伺いをし、あるいは意見、要望を申し上げ、本案に対する最終判断をいたしたい、このように思っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。  最初に、この法律の性格、目的といいましょうか、そういうものについてお伺いをしたいと思うのでございます。この表題も随分長い表題ですけれども、それにまた、あわせて暫定措置に関する法律ということであります。この法律は何回かの改正を経てきておりますけ……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいまは菅野委員の方からいろいろと基本的なものを踏まえながらの質問がされたわけでございますから、私は、主として技術的な側面から地力増進法について政府のお考えを聞きたいというふうに思っております。  しかし、それにいたしましても菅野委員も大分質問をしたい点、もっと詰めて聞きたい点等がおありになったと思うのであります。それだけに時間が足りなかったと思いますので、私の方でまたその辺は菅野委員にかわってさらに伺いたいというふうに思っている面もございますので、よろしくお願いをいたします。  特に、今の質疑を伺っておりまして、最初にこの点だけはどうしてもきちんとしていただきたいというふうに……

第101回国会 農林水産委員会 第20号(1984/06/26、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま審議に付されました農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案と土地改良法の一部を改正する法律案、これのいろいろと疑問に思っている点につきましてこれから御質問を申し上げたいと存じます。しかし、この両法案とも審議をするに当たりまして、どうも日本農業のあり方というものと基本的にかかわりを持っているということにも相なりますし、その日本農業の行き方いかんによりましてはそれこそ法案の内容というものも変わってこなければならぬ、こんなふうにもなるわけでございます。したがいまして、具体的な内容に対する御質問を申し上げます前に、日本農業のあるべき姿についてどのようにお考えにな……

第101回国会 農林水産委員会 第21号(1984/06/28、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 参考人の皆様方にはそれぞれ大変貴重な御意見をお聞かせをいただきましてありがとうございました。それぞれの皆さんの御意見、それなりに私もそれぞれの評価をしながら伺っていたところでございますが、なお若干についてお考えをお聞かせいただきたいと思うわけでございます。  私どもの方の時間の関係もございまして、私の方でお尋ねをいたしまして、後それぞれからお答えをいただくと大体時町が来てしまうかもしれません。私の聞き方が余り上手でないかもしれませんが、できるだけお答えの方はひとつ取りまとめをうまくお願いをしたいと思うわけであります。  そこで、青木参考人とそれから大和田参考人御両氏の御意見、それ……

第101回国会 農林水産委員会 第22号(1984/07/03、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、先日参考人の皆さんの大変貴重な御意見をいただきました。そのことも参考にしながらきょうは御質問申し上げたいと思っておりましたが、それに先立ちまして、この六月の二十九日でしたか、私が見たのは読売新聞でありますけれども、そのトップ記事で、ことしの米価はまた据え置きかという報道が、解説ではありますけれども、ほぼもう確実みたいに見える報道がなされておりました。米価審議会のまだ日程も決まらないというお話なのでありますけれども、にもかかわらず、こういう推定記事が流れるというところに私は大変不満もありますし、これが本当にそうであると大変だというふうにも思うわけでありますが、その辺ひとつ早々……

第101回国会 農林水産委員会 第23号(1984/07/06、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま提案されました決議案に対しまして、日本社会党を代表して賛成の討論を行いたいと存じます。  私が本決議案に賛成をする理由は、本来ならば国民の主食である米の需給について、政府はいかなる場合にもすべて国内産米をもって完全自給できるよう、常にその生産対策と需給計画に万全を期するようあらゆる努力を傾注すべきであるにもかかわらず、本年度の米の需給の逼迫を招き、その不足分を韓国米の輸入によって埋めようという極めて遺憾な対応をしてきたことにかんがみ、本決議案が明確に政府がその責任を厳しく反省し、このような事態を二度と繰り返すことがないよう求めるものであるところにあります。  しかし……

第101回国会 農林水産委員会 第24号(1984/07/10、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、本日特に米の五十三年産米の安全性の問題と、それから韓国米の輸入問題、それにこれからの需給の関係についていろいろとお伺いをしたい、このように思っているわけでありますが、通告をいたしました予定の質問の前に一つお伺いをしておきたいと思うことは、実は、きょう午前中に、昭和五十九年度の「農業観測」という資料が配付をされたわけでございます。それで、これをそれこそ中を細かくまだ精査をさせていただいているわけではありませんけれども、さっと見たところでは、これまでの国会における、いろいろと需給を中心にいたしまして、特に韓国米の輸入問題等もあっていろいろと議論になってまいりました点というのがこ……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま同僚の菅野委員の方から、北海道の農家の皆さんの大変今置かれている厳しい状況というものがいろいろと出された御質問があったわけであります。私は、米を生産する、米ばかりではないですけれども、そういう生産に従事をする農民の皆さんは一生懸命努力をしている、その努力の結果が逆に裏目に出ていくようなそういう状況というのは極めて遺憾だというふうに思うのです。したがいまして、最初に基本的なことに相なるわけでありますが、こうした今日の減反政策を進めるという状況というものに、私は政府のとってこられた農政というものについての大きな責任がある、このように思うわけであります。この点は今後もずっと私は……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 科学技術特別委員会 第4号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私の持ち時間というのは大変短いわけでございますので、きょうは二つの点についてだけ絞ってお伺いをしたい、このように考えております。  その第一点は、原子力関係の予算についてでございます。今も対馬委員からいろいろと質問がありまして、本当に重大な問題でありますだけに安全性というものは大臣も極めて慎重に考えて対処をしていかれる、こういうことでありますが、ということでありますならば、今度青森県でこれから計画をされるということになっておりますいわゆる核燃料サイクル三点セットの計画というのが あるわけでありますが、この三点セットの計画についてもいろいろと安全性が今後問題になってこようというふう……

第102回国会 科学技術特別委員会 第6号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 先日、大臣から本委員会に所信の表明があったわけでございますが、この所信表明の中に、特に冒頭におきまして、「我が国が、二十一世紀にふさわしい新たな文化と文明とを求めつつ、平和と繁栄に向けて前進していくために」ということで、「産学官の連携を図りつつ、まさに国民の英知を結集することにより創造性豊かな科学技術を創出していくことが喫緊の課題」だということで、積極的な意欲をお持ちになると同時に、国民全体にそれをお求めになった、こんなふうに思うわけであります。  そこでこうした御姿勢に敬意を表する次第でございますけれども、科学技術の発展といいますのは、また同時にそれなりにいろいろと国民生活ある……

第102回国会 科学技術特別委員会 第8号(1985/06/21、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私はきょうは東京電力の原子力発電所柏崎・刈羽一号機の二次冷却水系の事故のことについてと、それから体外受精の問題について、二点についてお伺いをしたいというふうに思っておりますが、本日の長官の御出席していただける時間等の関係がありますので、とりあえず通産省のエネルギー庁とそれから厚生省の方にお伺いをして、科学技術庁の方は長官お見えになったところでまたいろいろと総合的にどうとらえるかということを伺っていきたい、このように思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  そこで最初にエネルギー庁の方にお伺いをしたいんでありますけれども、去る五月三十一日に東京電力柏崎・刈羽原発一号……

第102回国会 地方行政委員会 第9号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 六十年度の予算の審査に当たりましていろいろとお伺いしたいと思っていたことがあるわけでありますが、特にきょうは時間の関係もございますので、私は自治体、特に市町村の財源確保の問題についてお伺いをしたいというふうに思っております。  具体的な質問を申し上げます前に、最初に大臣の御見解を伺っておきたい、このように思うわけであります。  その第一は、自治省にかかわります自治省所管の各種の法律があるわけでありますけれども、この法律の運用に当たりまして、法の条理を主としてお考えになって運用されるのかあるいは条文の解釈を中心にして運用されるのか、この点については、大臣も立法府から大臣になられた方……

第102回国会 内閣委員会 第15号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま審議に付されております地方公共団体の事務に係る国の関与等の整理、合理化等に関する法律案、少々長い題名でありますけれども、これを審議するに当たりまして、これからいろいろと御質問を申し上げていく中に、あるいはもう既に出た質疑であって重複する部分もあるかもしれませんけれども、これは地方自治あるいはその地域の住民等にとっていろいろと関連のあることでございますので、そこはひとつお許しをいただいてお答えをいただきたいというふうに思うわけでございます。  最初に地方公共団体の事務に係る国の関与等の整理合理化、こういうことになるわけなんでありますから、地方公共団体の事務に係る国の関……

第102回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1985/07/10、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま食糧庁次長から、第二次生産費で償われる農家の販売数量訂正の御発言がありました。私、大変残念なんでありますけれども、ちょっと常識的に考えても二百俵というのはすぐおかしいというふうにわかると思うわけなんでありまして、こういう初歩的なミスを答弁の中でされるということについてはまことに遺憾でありまして、特に質問した村沢委員は、質問の言ってみれば体系といいましょうか、その内容にまでずっとかかわってくることになりますので、そうすると午前中の御質問は一体何のためだったんだということにもなりかねません。このような重大な答弁ミスというのは、私は簡単にこれで了解などというふうにはいかない問題……

第102回国会 農林水産委員会 第2号(1984/12/11、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいまは山田委員あるいは村沢委員と、先輩委員からいろいろと質問があったわけでありますけれども、私は、今ちょうど予算のいわば大詰めを迎えている時期でもございますので、農林水産予算について農水省の今考えておられる姿勢についていろいろとお伺いをしたいと存じます。時間も十分ございませんから、それこそ基本的な考え方ということで結構でありますけれども、以下お伺いをいたします点、簡潔に要領よくお聞かせをいただけたらありがたいと思います。  最後に、農林水産予算がここのところずっと予算の総枠の中に占める割合というのが減ってきているわけであります。それだけに農林水産関係の費用のあり方について農水……

第102回国会 農林水産委員会 第5号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、本来でありますと、事務レベルの皆さんとのいろいろと詳しいやりとりを大臣に聞いていただいて、そして御判断を最後に聞くという形がとりたかったのでありますけれども、大臣の御日程の関係で、とりあえず基本になることを先にお伺いをしておかなきゃならないと、こういうことになりましたので、よろしくお願いをいたしたいと存じます。  今も菅野委員からいろいろと質問をされていたわけでありますけれども、特に国内生産と輸入とのかかわり、これは非常に酪農家にとっても畜産農家にとっても重大な問題であります。毎年安定価格なりいろいろと計数が決められる時期、畜産審議会の時期になってまいりますと、毎回繰り返さ……

第102回国会 農林水産委員会 第9号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、今の大臣の御答弁を伺っていて、本当に最後のところはもう少し積極的なお答えをいただけるのではないかという期待を菅野委員ともどもしていたのでありますけれども、何か慎重にという御答弁でありますが、私は小さな中でやはり責任ある立場をやっていたことがありまして、そのときに慎重にという答弁というのはいろいろと意味深長なところ、それこそ意味深長なところでありまして、この使い方はなかなかうまく使えばうまく使えるものでもありますし、そういう疑いの方もまた出てまいりますので、大臣そうじゃないと思いますけれども、本当にどうぞ前向きにひとつ積極的な姿勢で御検討をいただきたいということを、菅野委員が……

第102回国会 農林水産委員会 第13号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま審議に付されております金融三法の審議に当たって、あらかじめその前に少し政府側の態度を確認をしておきたい、このように思うことがございますので、ストレートに法案とかかわっておりませんけれども、大変重要な関連を持ちますので、お伺いをしたいと思うわけでございます。  それは、今、大変大きな日米間の関心事になっております貿易摩擦、アメリカの日本の市場開放要求の問題についてであります。  その第一は、過ぐる本会議の緊急質問等でもいろいろと質疑が行われたわけでありますけれども、その中の柱の一つに合板の関税引き下げ、木材関係の問題があったわけであります。この木材関係の問題につきまし……

第102回国会 農林水産委員会 第15号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 参考人の皆さんには、大変きょうはありがとうございました。  私は、極めて短い時間しか持ち時間がございませんので、本当にできるだけ簡単にお答えをいただきたいと思いますと同時に、私の方も皆さんにそれぞれ一問ずつお願いをいたしますので、よろしくお願いをしたいと存じます。  まず、松川参考人にお伺いをしたいんでありますけれども、融資に当たりましていろいろと具体的な制約みたいなものがあるのではないだろうかと、こんなふうに思うわけでありますが、何かそういう事例などがございましたら、お聞かせをいただきたいと思うわけでございます。いわゆる融資の条件というようなことで、具体的な何か制約、こういう点……

第102回国会 農林水産委員会 第19号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 今、一番懸念をされております市場開放の、特に農畜産物についての取り組みについて政府の姿勢をいろいろとお聞かせいただきたい、このように思っております。  農林水産省に主として伺うという形になるわけでありますけれども、それにいたしましても、その前に、若干他の省庁の方に来ていただきまして、ちょっと関連をいたしますのでその方針をお聞かせいただきたい、このように思っております。  まず最初に、経済企画庁にお願いをいたしますが、先日経済企画庁で発表されました「二〇〇〇年に向けて激動する労働市場」というのがあるわけでありますが、これは何か委託調査だそうでありますけれども、二〇〇〇年といっても、……

第102回国会 農林水産委員会 第21号(1985/06/06、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 本日は、参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をそれぞれお聞かせをいただきまして、心から感謝を申し上げます。  私どもの質問をします持ち時間というのはそれぞれ決まっておりまして、私は二十分ということになりますので、お一人それぞれいろいろとお聞かせをいただきながらという順番でやっていきますと時間が足りなくなります。大変恐縮でありますけれども、最初に私の方でそれぞれの参考人の皆さんにそれぞれ質問の方を先に申し上げまして、そしてお答えをいただいて、残った時間の中でまた疑問があればどなたかにそれぞれ御質問申し上げる、そういう形態をとらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしま……

第102回国会 農林水産委員会 第22号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま議題となっております農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案の趣旨を御説明いたします。  修正案の内容は、既に委員各位のお手元にお配りしたとおりでございますので、案文の朗読を省略し、その概要を簡単に御説明したいと存じます。  修正の第一点は、政府案における特定譲り受け者以外の者に経営を移譲した場合の年金額に四分の一の格差をつけるという規定を削除する……

第102回国会 農林水産委員会 第23号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、きょうは、米価審議会も七月早々に開かれるやに伝えられておりますし、そうした中で特にことしの六十年産米の米価に大きな関心を持っておりますので米の問題をぜひお聞きをしたい、このように思いますし、またこれは農産物の市場開放問題とも私は全然無縁でないというふうに思いますし、それだけに、今の関心事になっております市場開放問題と、二点に絞ってお伺いをしたいというふうに思っております。 ただ、私とあと同僚委員とで大体一時間の枠の中で、私が大体四十分ぐらいでいろいろとお聞きをしたいということになりますので、できるだけ私の方も簡潔に伺いたいと思いますし、お答えの方も簡潔にしていただいて深める……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、私の時間が一時間足らずということでありますので、前置き等余りいたしませんで直ちに伺いたいというふうに思っていますけれども、しかし私自身は常任委員会が農林水産委員会でありますから、これは農林水産委員会でまたいろいろと議論をしなければならない問題がたくさんあります。そういう中で、今回のこの補助金カットの問題について特に農林水産大臣に最初に確認をしておきたいと、このように思うわけであります。若干私の意見も申し上げますので、その意見等もお聞きになりながら、どうぞ大臣の主体的御判断をひとつ賜りたい、このように思っておりますのでよろしくお願いをいたします。  まず、政府の省庁の中で農林……


■ページ上部へ

第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 科学技術特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 第一班について、その概要を御報告申し上げます。  派遣地は静岡県、愛知県及び岐阜県でありまして、派遣期間は九月二十四日から二十六日までの三日間であります。  派遣委員は、馬場委員長、古賀理事、長田委員、佐藤委員及び私の五名で太田委員が現地参加されました。  また、視察先は、中部電力株式会社浜岡原子力発電所、三菱重工業株式会社名古屋航空機製作所大江工場、川崎重工業株式会社岐阜工場、科学技術庁航空宇宙技術研究所岐阜飛行実験センター及び動力炉・核燃料開発事業団中部探鉱事務所であります。  以下、その概要について申し上げます。  中部電力株式会社浜岡原子力発電所では、会社側から説明を聴取……

第103回国会 科学技術特別委員会 第2号(1985/11/27、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、きょうは大きく分けて三つの点についてそれぞれ科学技術庁を中心にいたしまして関係省庁等にもお伺いをしたいというふうに思っております。  そこで、科学技術庁ばかりではなくて他の省庁の方にもおいでをいただいておりますので、順序といたしまして、おいでの他の省庁の方から先にひとつ質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  最初に、日本の気候、風土に合った建築材料ということについて研究がどういうふうになっているのであろうか、現状はどうであろうかということについてお伺いをしたいと存じます。  最近、鉄筋コンクリートの早期劣化問題などがいろいろとマスコミ等でも伝……

第103回国会 農林水産委員会 第1号(1985/11/22、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私の時間も大変少ないわけでありますので、できるだけわかりやすく簡潔に御答弁をいただきたいというふうに存じます。  そこで、最初に簡単なことからお伺いをいたしたいと思います。  先日、消費者米価の値上げについて大蔵省が何かコメントしておりまして、それに対して今度は、それから翌日だったでしょうか、何日かたったとき佐藤大臣の閣議後の談話というのも新聞で拝見をいたしました。消費者米価問題については、これは生産者もあれですけれども、同時にまた全国民の重大関心事でもございます。毎年の値上げということはこれは大変な問題になっておる、こういうふうに思うわけでありますが、あの新聞記事にありましたよ……

第103回国会 農林水産委員会 第5号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいまの菅野委員の質問に関連をしてお尋ねをしたいと思います。  私も障害年金というをのについての考え方は菅野委員と同じように考えておりまして、大変重要な問題なんでありますが、しかし、それでもなおかつ現在の体系の中ではそれぞれ各種年金、共済年金に依拠している部分もあるわけであります。  そこで、妙な形でいろんな格差が起こっては困る、こんなふうに思いますので、これは厚生省にも聞いておいていただきながら、今農林年金制度における問題点をちょっと私はお伺いをしたいと思います。  農林年金の独自の問題といたしまして、旧法と新法の問題がございますが、局長の御答弁では、ずっと本委員会で、今度の……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 科学技術特別委員会 第3号(1986/04/03、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 六十一年度予算の科学技術庁所管にかかわるものを審査するに当たりまして、特に私は、我が国の科学技術のあり方というものを考えていったときに、資源とのかかわりというものを十分に考えていかなければいけないのではないか、そんなふうに常日ごろ思っているわけであります。特に我が国は資源小国であるということをいろいろと言われる向きもあるわけでありますけれども、果たして本当に資源小国ということが言えるのかどうかというようなことも科学技術の進歩に伴っていろいろと再評価をされなければならない、そういう側面も持っているのではないか、こんなふうに考えておりますので、そうした観点から、時間の関係もございます……

第104回国会 科学技術特別委員会 第4号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ちょっと予算委員会のときの続きみたいな形から入っていきまして大変恐縮でございますが、イギリスのセラフィールドの使用済み核燃料再処理工場の事故の問題というのは、我が国にもいろいろと今後考えさせられる問題があるというふうに考えます。そこで、予算委員会のときには、あれは予算委員会という席でございましたから、我が国に対する影響というものが出てこないように、あっては大変なので、その辺十分留意をして今後に対処をしていただきたいという観点で大臣のお考えを伺う、こういうことでございましたけれども、その辺の再確認からで大変恐縮でございますけれども、我が国に、こうした再処理を委託しておるわけで……

第104回国会 科学技術特別委員会 第6号(1986/05/07、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま審議をすることになりました研究交流促進法案につきまして、本論に入ります前に、この法案と私は私なりにかなり重大な関係がある、こういうふうに思っておりますので、過ぐるソ連のチェルノブイル原子力発電所における事故の教訓をどういうふうに受けとめていくか、こういう問題について最初に私は少しお伺いをしておきたいと思うのであります。この問題は、きょうさらに後ほど時間をとって、またそれなりの議論をすることになっておりますから、私は本法案に関係をしているというふうに思われる点についてのみ伺いたいというふうに思っております。  詳細がどのようなものであるかということは、まだわからない点が多い……

第104回国会 科学技術特別委員会 第7号(1986/05/09、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 社会党の稲村でございます。  きょうは、大変お忙しい中を私どものこの委員会に参考人としてそれぞれ貴重な御意見をいただきましたことをまずお礼を申し上げ、そして若干お伺いをしたいと思います。しかし時間が大変限られておりまして、今私がお尋ねをしてお答えをいただく合わせて二十分という私の場合の持ち時間になりますので、ひとつよろしくお願いをしたいと存じます。  そこで、まず久良知理事長さんとそれから手島社長さんの積極的推進の立場からのお話しございましたけれども、現在の国立の研究機関の研究者の皆さんが積極的に参加をされていくというために、現在のこの法案というもので一番重要な隘路というものが取……

第104回国会 科学技術特別委員会 第8号(1986/05/12、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいままで審議をしてまいりまして今採決が行われようとしている研究交流促進法案について、反対の立場から討論を行うものであります。  まず、本法案に反対をする主な理由について述べます。  その第一は、防衛庁技術研究本部初めその傘下の試験研究機関等、専ら軍事技術の開発研究を目的としている試験研究機関とその研究者が本法案の対象に加えられているということであります。この点については、政府がいかに本法案は軍事技術の研究とは直接関係がないと説明をされようとも、それは奇弁であります。どうして国家公務員であるという、身分上同じであるという理由だけで、何をするかという職……

第104回国会 科学技術特別委員会 第9号(1986/05/14、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、ただいま御提案をされておりますこの原子炉等規制法案の内容についていろいろとお伺いをしていきます前に、この法案を今なぜ審議をしなければならないのか、そういう観点もございますので、前提条件になることについて若干お伺いをしたいというふうに思います。  そこで、最初に廃棄物を主力として出される商業用原発の監督官庁である通産省にお伺いをしたいと思います。  原子力発電所から出てまいります放射性固体廃棄物の内容についてあらかじめ資料としていただいておりましたけれども、この点で若干お伺いしたいと思います。原子力委員会等のあれでも、その他のいろいろ新聞等に書かれているものの中にも、原発の廃……

第104回国会 科学技術特別委員会 第10号(1986/05/16、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 本日は、それぞれお忙しい中を参考人として御出席をいただきまして、貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを私も感謝を申し上げながら、また若干の御質問を申し上げましてなおお教えをいただきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。私、社会党の稲村と申します。  そこで、最初に原研の宮永理事さんにお聞かせをいただきたいんでありますが、特に低レベル廃棄物の埋設処理を考えていった場合、先ほども全然無拘束限界値以下のものはもう考えないでもいいだろうというお話で、それの特に放射線量についてのお話などもございました、年間一ミリレム程度というお話で。ただ、その放射線の量の問題……

第104回国会 科学技術特別委員会 第11号(1986/05/19、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 お二人の参考人には遠いところをわざわざ、現在審議をしております法律についての言ってみれば直接関係を持たれる現地という立場から、いろいろと御意見をお聞かせいただくためにお運びをいただきましたことを、心から御礼を申し上げたいと存じます。私、社会党の稲村と申します。大変貴重な現地の御意見ということでございますので、そこで私からも何点かについてお伺いをし、率直な御意見をお聞かせをいただきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。  最初に、山内参考人にお伺いをしたいのでありますが、私は今山内参考人が、県民の中にもまだ安全性等についてはいろいろと不安が残っ……

第104回国会 科学技術特別委員会 第12号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、政府の御提出になりました法案について十四日の委員会で、特に重要な問題が政令あるいは総理府令ということになっていて、その内容が概念としてしか述べられていないで具体的内容がわからぬということで大分長い時間そのやりとりでとってしまいました。この問題は私の方が了解をしたり理解をしたりしたということではございませんけれども、できれば政府の方からも私どもにできるだけわかりやすく、しかも端的にお答えをいただくということで御努力をいただきまして、できるだけ内容が明らかになるようにあらかじめお願いをしておきたいと存じます。そういう格好でぜひ大臣にも質問ができるようになりたいと思っておりますの……

第104回国会 災害対策特別委員会 第2号(1986/02/07、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいま政府の方から新潟県能生町柵口地区での雪崩の被災についての御報告があったわけでありますが、私も、被災をされ亡くなられた皆様方の御冥福を心からお祈りを申し上げ、被災をされた皆さん方にお見舞いを申し上げながら、以下、この雪崩事故の問題と豪雪という災害に対する対策についてお伺いを申し上げていきたい、このように存じます。  それにいたしましても、私も社会党の調査団の一員といたしまして、政府の調査団が入られたすぐその後に現地に参りまして、いろいろと目の当たりに被害の状況等を見せていただいたわけであります。こうした中で大変迅速に調査団を派遣された、こういう政府の御対応には心から敬意を表……

第104回国会 農林水産委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 今菅野委員から日ソの質問が出たわけでありますが、このことは我が国の漁業にとってまことに重大な問題だ、こんなふうに私も考えます。それだけに、今の当面する問題に大臣としてそれこそ全力を集中していただきたい、こんなふうにお願いを申し上げるわけであります。  そして同時に、今の漁業ほど劇的な形でやってはきておりませんけれども、農業そのものも、国際化というものがいろいろと言われるようになってまいりました。外圧であるとか、いろいろな形で、表現は人によっていろいろと違いますが、そういう中で今、法案審議をしておりますこの土地改良法等の改正をやって、少しでも土地改良事業というものの促進を図ろう、こ……

第104回国会 農林水産委員会 第6号(1986/04/10、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 このたびの種子法並びに種苗法の一部改正案を審議するに当たりまして、最初に、なぜ今この種子法、種苗法のこうした一部改正をしなければならないのか、その辺のところが若干私にはまだ十分理解し切れませんので、その辺からまずお伺いをしたいと存じます。  一九八二年の本農林水産委員会の種苗法の一部改正に当たりまして、そのときには附帯決議が付されたわけでありますけれども、この附帯決議につきまして政府はどのように対応してこられたか、努力をしてこられたか、まずそのことを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 まず第一点の、例えばデータの蓄積整備、これはコンピューター導入と、それから適切な対応を……

第104回国会 農林水産委員会 第8号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいまは参考人として御出席をいただき大変貴重な御意見をそれぞれいただきまして、大変ありがとうございました。今お話をいただきましたこと、あるいはそれぞれの先生の御専門の立場から今のお話にはなかったことでも御見解を伺いたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。  それにいたしましても、ただいまそれぞれ、今度の法案によりましてでき上がります新しい機構というものにかなり民間の活力も活用してということで御期待をいただいた御意見だったと思うのであります。それだけに何か非常に重大な感じがするのであります。この組織、機構は後で私どもは審議することになるわけであります……

第104回国会 農林水産委員会 第10号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 御答弁をいただきます都合の関係もありますので、私は今まで山田委員がいろいろと質問をされましたことの中の基本的な問題につきましては後の方に回させていただきます。これは大臣からまたいろいろと聞きたいと思いますし、参考人にもお願いしたいと思っております。  そこで、まず法案の内容についての若干のお伺いから申し上げたいと存じます。  最初に、今度の改正案についての総則の部分についてでありますけれども、ここでは政府の出資資格を削除したということに相なるわけであります。事実上は今までも政府の出資はなかったと、こういうふうに言っておられますけれども、しかし四十八年の改正のときに本委員会でやりと……

第104回国会 予算委員会 第4号(1986/02/25、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 ただいまは、駐米大使という大変貴重な体験をお持ちになり、その体験をまた十分に踏まえながらの大変私どもにも参考になります御意見をいろいろと伺いまして、大変ありがとうございました。  そこで、私は四点ほどを教えていただきたい、このように思っておりますが、順序は本来だったら後の方で伺おうと思っておりましたが、今それこそ大変大きな関心事にもなっておるし、ただいまの参考人のお話の中でも、今後途上国への援助あるいは途上国の製品の輸入拡大というような努力も我が国に課せられた一つの重要な課題であろうと、こんなふうに言われたわけでありますが、フィリピン問題というのが今それこそ世界の注視の的となって……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は、具体的な項目で通告していた形にはなっておりませんけれども、それと大変密接に関連をする問題でございますので、ただいまの大変急速な円高問題についてどのようにお考えになっているかを、まずお聞きをしておきたいというふうに思うわけであります。  きのうきょうあたりの新聞を見ておりますと、新聞に報ぜられている範囲の中では、政府の方もかなり積極的に、何か今後円が暴騰するならば、逆協調もあり得るというようなニュアンスのことがうかがわれるのでありますけれども、同時にその新聞の中で、けさの新聞の中では、大蔵省の方ではこれは明らかに為替相場が乱高下をしているという見方をしているというのにもかかわ……

第104回国会 予算委員会 第17号(1986/03/29、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 最初に、過日の総括質問のときに私はどうしても最終的にまだすとんとこなかった我が国の経済の底を支えている中小零細企業問題ということについて、通産大臣にお伺いしたいと思います。  あのときも私は、円高により中小企業でうめいている声というのは本当に大変だということを繰り返して申し上げました。そしてそれは直接輸出をしているものだけではなくて、いろいろな形で産業の底を支えているいろんな人、中小にみんな影響していると、こういうことになるわけなんでありまして、緊急の対策と恒久の対策と私は大きく分けてあると思いますが、一つは緊急対策としても融資等でいろいろと配慮をしていただかなけりゃならない問題……


稲村稔夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|13期|-14期-15期-16期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院13期)

稲村稔夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|13期|-14期-15期-16期
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1984/02/15、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 大変示唆に富む御意見いろいろとお聞かせいただいておりまして感謝を申し上げておりますけれども、その中でちょっと二つほど御意見を伺いたいと存じます。  一つは、第五世代のコンピューターというのがいまいろいろと脚光を浴び始めてきておりますけれども、先ほど先生のお話の、知能ロボットのいわば中枢部分ということになるわけでありましょうけれども、こうした第五世代のコンピューターとその知覚のセンサーの発達、技術発達ということで、本当にそういう知能ロボットが人間を超えることがあり得るんだろうか。その辺のところがいろいろと議論になっているわけでありますけれども、本を見れば見るほどわからないような感じ……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第3号(1984/07/04、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 それでは、もう時間もございませんので、私は非常に簡単にお答えをいただくつもりで御質問申し上げます。  今、雇用とのかかわりでいろいろとございましたけれども、こうした雇用の関係というのは、社会的な影響というものとかなり密接にかかわっていると思うわけです。そういう社会的な影響についていろいろと御検討はこれあわせてされたんでしょうか、その辺がもしあればというふうに思うんです。  それは例えばOA化とかいろいろなあれが、今まさにディジタル化ということが技術革新の一つのベースになっているような形になっている。言ってみれば、それに対応する人間もディジタル的思考にだんだんと持っていかれるという……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 私は農林水産委員会に所属をしておりますので、私自身のこれからの委員会での審査にも重大な影響を持つと思われます今回の国民年金並びに厚生年金、その改正がどのようなことになるかということで重大な関心を持っているわけであります。  そこで私は、これからの農林漁業団体あるいは農民とのかかわりで、今後社会保障制度の一番基礎とも言うべきこうした年金、共済の問題、少なくとも現状よりも後退をするということがあってはならない、特に強い要望が農林漁業関係団体職員あるいは農民の中からございます。そうした観点からこれからの、将来とのかかわりをいろいろとお聞きをしていきたい、このように思っている次第でござい……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○稲村稔夫君 播副会長さんには大変ユニークな視点を含めてのいろいろと御提案をいただき、また御意見を聞かせていただいて大変参考になりました。また、細見総裁には大変今国際化の中で我々がどう考えなきゃならないかという一つの視点をいろいろとお話をいただきまして、これもまた大変参考になったわけでありまして、どうもありがとうございました。  私の持ち時間といいますのは余り長くございませんので、そこで大変恐縮でございますけれども、私の方でお二人にそれぞれ伺って、お答えをいただいて、また時間があればというような形にさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  そこで、まず播副会長さんにお伺い……



稲村稔夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|13期|-14期-15期-16期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

稲村稔夫[参]在籍期 : |13期|-14期-15期-16期
稲村稔夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 13期在籍の他の議員はこちら→13期参議院議員(五十音順) 13期参議院議員(選挙区順) 13期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。