このページでは最上進参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○最上進君 委員長在任中は委員の皆様方に大変お世話になりまして、大過なく過ごすことができまして心から厚くお礼を申し上げたいと思います。 このたび宮澤弘先生が委員長におなりになりました。委員会の一員といたしましてお礼奉公のつもりで務めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
○最上進君 倉成外務大臣が御就任をされまして、きょうでちょうど八十日目を迎えたというふうに伺っております。就任早々、大変精力的に御活動いただいておりまして、安倍外務大臣に続きまして、国民の倉成外務大臣に対する期待というものは大変大きなものがあるというふうに考えております。 振り返りまして、三年八カ月続きました安倍外交を見てまいりますと、創造的外交というにしきの御旗のもとに、特に難題であります中東問題、イラク・イラン紛争等の問題につきましても積極的に解決に奔走された。側面からも大変な御協力 をいただいたわけでございますけれども、こうした面も含めまして、前任者の安倍外交を倉成外務大臣はどのように……
○最上進君 第二十六回のOECD閣僚会議も無事に終えたようでございます。倉成外務大臣におかれましては大変御活躍をいただきました。お疲れの中また引き続いて国会でのお仕事ということで、心から敬意を表する次第でございます。 OECDにおきまして論議をされました問題点は、集約いたしまして先ほど大臣からお話がございましたけれども、マクロ経済と農業問題が焦点であったというふうに理解をさせていただいているわけでございます。マクロ経済におきましては、日米独の三カ国の経済政策に焦点が絞られた感があったようでございますけれども、各国のマクロ政策上の役割分担が明確化した、そういう意味で、とりわけアメリカに対しまし……
○最上進君 本論に入ります前に、先日の中国列車事故に関連いたしまして、二点だけお伺いをしておきたいと思います。 まず第一点でございますが、二十七名の若い命を失いまして遺族の方々は大変な悲しみに暮れておられると思うわけでございます。しかしながら、これから当然補償の問題がクローズアップされてくるわけでございますけれども、巷間伝えられるところによりますと、中国政府また被災者遺族、この間の交渉あるいはまた訴訟によって解決をする以外にないというふうに言われているわけでございますが、私ども考えておりまするに、訴訟になりましても中国国内法によるということになりますと、日本人的な感覚ではこの問題はやはり最終……
○最上進君 堀江委員から既に質問がございました。重複を避けまして簡単に御質問を申し上げたいと思います。 今回の条約調印、署名の前後にアメリカのレーガン大統領は、今回のこの締結は史上初めて軍備削減を現実のものにしたという論評をいたしております。ゴルバチョフ書記長は、核軍縮の分水嶺であるという表現をしたというふうに報道されているわけでございます。この御両者の発言を伺う限りでは、やはり今後戦略核兵器削減あるいはまた通常兵器の均衡という大きな目標に向かう決意をあらわしておられるというふうに私は理解をいたしているわけでございます。 そこで、まあ日本国民一億総評論家ということが言われております今日でご……
○最上進君 きょうは参考人の先生方にはお忙しい中大変御苦労さまでございました。 また、ただいま大変御示唆に富んだすばらしい内容のあるお話を短時間でおまとめをいただきましてお聞かせをいただき、大変感謝をいたしております。 まず、時間の関係で恐らく一問ずつぐらいしか御質問できないと思うんでございますが、蝋山先生にお伺いをしたいと思っております。 日米関係の行方について大変御示唆に富んだお話でございましたけれども、私ども今一番関心を持っております問題というのはやはり多岐の分野にわたりますここ一連の日米交渉でございます。御承知のように繊維、半導体に始まりまして、建設市場開放の問題は見事解決ができ……
○最上進君 私は、外交・軍縮問題に関し、自由民主党に所属する議員の一人といたしまして、私見を交えつつ意見を述べさせていただきたいと思います。 私は、三つの点に分類をしてまず申し上げたいと思っております。 第一は、外交・軍縮全般についてであります。第二は、東アジアの緊張緩和と軍備管理、軍縮についてであります。第三点は、アジア・太平洋時代における我が国と米、ソ、中との間の二国間関係についてであります。 まず、我が国の外交・軍縮全般について申し上げたいと思います。 私は、我が国の外交及び軍縮を考えますときに、四つの基本的なスタンスに立つべきであると思います。 第一のスタンスは、我が国が自由……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。