このページでは吉川芳男参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○吉川芳男君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました昭和六十一年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 昨年秋以来の円高は本年九月以降安定的に推移し、一時の棒上げや天井知らずの不安は解消しております。懸案の国際収支の問題も、ドル表示こそふえているものの輸出数量が減少しており、貿易黒字縮小の兆しが見えてきました。しかし、円高が為替市場の値決めにより急激かつ大幅だったため、日本経済に多大の影響を与えました。もちろん、円高は長期的に実質所得を増加させ経済を拡大させるメリットがあり、既に物価の超安定や家計部門における消費拡大があらわれ始めておりますが、なお輸出関連企業の業績悪化か……
○吉川芳男君 本日、私は、昭和六十二年度暫定予算を審議するに当たりまして、自民党を代表して総理以下各大臣に質問できることはまことに光栄であり、御推挽をくださった先輩各位に感謝するものでございます。 さて、質問の第一は、今日、見られるような異常な国会の現状であり、議会の機能の一日も早い回復を願うがゆえに、国会自身の問題ではありまするけれども、あえて総理に所信をお尋ねするものであります。 きょうは申し上げるまでもなく三月三十一日であり、自然休会が終わりましてから一カ月以上もたつというのに、衆議院においては六十二年度本予算の総括質問がまだ完全に一巡していないという、異常というか、国民から見ればあ……
○吉川芳男君 予算委員会委員派遣第二班の調査について御報告いたします。 第二班は、林、野田、橋本の各理事、北、広中の各委員、そして私吉川の計六名で構成され、九月二十八日から三十日までの三日間、北海道の経済産業の動向を中心に地域開発及び地方財政の状況並びに自衛隊の現況等を調査してまいりました。 まず、北海道の経済産業の動向、地域開発及び道財政の概況について申し上げますと、北海道は一次産業の比率が高く二次産業が低い産業構造から、域際収支が大幅な入超で、これを公共投資等の財政資金で補てんするなど財政依存度の高い経済体質が特徴であります。最近の鉱工業生産活動は、五十五年の水準に達しないものの、個人……
○吉川芳男君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十二年度補正予算三案に対しまして賛成の討論を行います。 今我が国経済を概観いたしますと、内需の高まりを中心に景気の回復には目覚ましいものがあり、新たな好況局面を迎えたと言ってもよい状況になってまいりました。住宅建設が増加の一途をたどっているほか、消費も堅調に推移し、企業設備投資は増勢を強め、その収益も向上しております。心配された雇用情勢も失業率が低下し、有効求人倍率が上昇し続けるなど著しく改善しているのであります。 これらは、国民各位の英知と努力のたまものであることはもちろんですが、それを先導しあるいは支えた政……
○政府委員(吉川芳男君) このたび、科学技術政務次官を拝命いたしました吉川芳男でございます。 ただいまの大臣のごあいさつにもございましたとおり、我が国にとって科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。 委員長を初め委員の諸先生方の御指導を賜りまして、誠心誠意努力をいたしまして、大臣を補佐してまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○政府委員(吉川芳男君) このたび科学技術政務次官に再任された吉川芳男であります。 ただいまの大臣のごあいさつにもありましたとおり、我が国にとって科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。 委員長初め委員の先生方の御指導を賜わりまして、政務次官として引き続き科学技術の振興に努めてまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○政府委員(吉川芳男君) 原子力委員会委員大山彰及び門田正三の両君は四月十四日任期満了となりますが、大山彰君を再任し、門田正三君の後任として林政義君を任命いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、原子力安全委員会委員寺島東洋三及び都甲泰正の両君は四月二十日任期満了となりますが、両君を再任いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第二十二条において準用する同法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいた……
○政府委員(吉川芳男君) 科学技術会議議員岡本道雄及び山下勇の両君は五月二十七日任期満了となりましたが、岡本道雄君を再任し、山下勇君の後任として佐波正一君を任命いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○吉川芳男君 限られた時間でございますので、運輸省並びに特命事項担当室それぞれにまとめて御質問を申し上げさせていただきます。 まず、運輸省にでございますが、内需拡大は、私聞いているところによれば、公共事業、特に港湾、海岸、空港等の五カ年計画を着実に実施していけばいいというふうに見てとったわけでございます。しかし、それでよしとすればこれは質問も何も要らぬわけですが、強いてすれば、今私はヘリポートの整備というものをまず質問の第一に挙げたんですけれども、千葉委員からのお話がありましたのでこれは割愛させていただきまして、第二に民活のことについてひとつ聞きたいんですけれども、民活、民活と唱えられてから……
○吉川芳男君 富岡先生にお尋ね申し上げます。 今ほどは現行税制のゆがみといいますか、欠陥を鋭く追及されているわけでございますが、先生が昨年の文芸春秋三月号、四月号の二号にわたりまして書かれているものを私も拝見させていただきました。若干オーバーな言い方をすれば、目からうろこが落ちるような思いで見させてもらいました。 ここでその表題のみを紹介させてもらいましても、例えば三月号には「税金を払わない大企業リスト」、また副題には「売上税を云々する前にやるべきことがある!」、それから四月号は「これだけある法人税の抜け穴」、またこれにも副題がありまして、「「巨額の財源」を見逃してなんの売上税論議か」、こ……
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