このページでは下稲葉耕吉参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○下稲葉耕吉君 下稲葉でございますが、四人の参考人の先生方、大変貴重な御意見を発表いただきましてまず心から御礼申し上げます。ありがとうございます。
そこで、まず横田先生にお伺いいたしたいと思いますが、日本人はもちろんのことでございますけれども、日本に滞在する外国の人たちにつきましても居住関係あるいは身分関係を明らかにいたす、そういうふうにすることが人権の尊重でございますとか個人の保護の観点からも必要である、こういうふうに思いますが、いかがなものでございましょうか。
【次の発言】 先日の当委員会での法務省の方からの御説明によりますと、外国人登録法の対象人員が六十一年末八十六万七千名、それで韓国……
○下稲葉耕吉君 私は、電子情報処理組織、いわゆるコンピューターシステムを用いまして、不動産登記であるとかあるいは商業登記を行おうとする今回の制度の導入は時代の趨勢に沿うものであり、当然であるというふうに思うわけでございます。 先般来、審議の過程で伺っておりますと、十五年間も全国的な制度が整う、気の遠くなるような話でございまして、もう少し早くできぬものかなという強い感じを持っておるわけでございます。それはそれといたしまして、登記業務は直接国民の権利に深くかかわり合いがあるわけでございまして、国民生活に強い影響を与えておりますだけに、この移行がスムーズに行われるようあらゆる配慮が必要であろうと思……
○下稲葉耕吉君 私は、ただいま可決されました裁判所の休日に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派及び各派に属しない議員西川潔君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 裁判所の休日に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府並びに最高裁判所は、本法施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一、土曜閉庁の実施に当たっては、職員の配置等について留意し、裁判手続における国民の権利行使に支障が生じないようにするとともに、国民に対する司法サービスの低下をもたらすことのないようにす……
○下稲葉耕吉君 派遣報告をいたします。 去る一月二十六日から三日間、塩出委員長、猪熊理事、秋山委員、西川委員と私、下稲葉の五名は、検察及び裁判の運営等に関する調査の一環として、最近における司法行政及び法務行政に関する実情等について調査のため、愛媛県と広島県に行ってまいりました。 派遣日程の第一日目は、松山刑務所と、その構外作業場として刑務作業を行っております大井造船作業場に参りました。 第二日目は、広島高等裁判所におきまして、同裁判所、広島地方裁判所、広島家庭裁判所、広島高等検察庁、広島地方検察庁、広島法務局、広島矯正管区、広島地方更生保護委員会及び広島入国管理局のそれぞれの機関の方から……
○下稲葉耕吉君 私は、最初にリクルート事件の捜査について、その次に法例の一部を改正する法律案関係につきまして質疑をいたしたいと思います。 去る六月十三日の本院の予算委員会におきまして、法務大臣からリクルート事件の捜査結果に関する報告がございました。その中に、 本事件は、その内容が複雑かつ多岐にわたっておりましたため、捜査は約二百六十日の長期間に及び、その間、捜査に従事した検察官は五十二名、検察事務官は百五十九名、取り調べた参考人の数は延べ約三千八百名、捜索場所は約八十カ所、押収証拠品は約九千点に上っております。という御報告がございまして、引き続いて、検察官においては、厳正公平、不偏不党の立……
○下稲葉耕吉君 私は、国際経済協力、特にODAを中心にいたしましてお伺いいたしたいと思います。 三月十三日の当調査会の皆様方の御意見並びに先ほどからの御意見を承っておりますと、国際政治、軍事情勢の認識につきましては、それぞれのお立場もあって御意見の相違というのがはっきりうかがえるような気がするのですけれども、国際経済協力の分野につきましては、各党の主張を拝見いたしますと、多くの点に共通点があるということを見出しまして感銘を受けたわけでございます。 私は、開発途上国に対する資金フローにつきましては、国際機関等との協議、調整を背景にODA、OOF、PFを総合的にとらえまして、経済協力全体の効果……
○下稲葉耕吉君 自民党の下稲葉でございます。 私、先生方のお話を承って大変深い感銘を受けたわけでございますが、マクロに見まして地球規模の環境破壊というのが、森林破壊だとか砂漠化の問題だとか酸性雨、あるいは核の問題、いろいろ出たわけでございます。大変な問題だと思いますが、我々は日本の政治家として、こういう問題に今どういうふうに対応していけばいいかというのが私たちの責任だと思うのです。 そこで、人類が生存していく上で、ぎりぎりに、こういうふうな破壊が進んだ場合に、いろいろ国際機関の問題なりあるいはそれぞれの国で研究し何だかんだし、まだ緒についてないというお話でございますけれども、こういう状態が……
○下稲葉耕吉君 下稲葉でございますが、今三人の方々から大変有益なお話を伺いまして、まず御礼申し上げます。 そこで外務省の方からは、現在までのODAの現状、それから全体の流れというふうなものを説明いただきました。ただ、やはり何といっても基本的にここで取り上げて、委員会としての一つの方向なり何なり出たらすばらしいなと思うんですが、室参考人からお話がございましたように、開発援助の理念と申しますか、目的といいますか、そういうふうなものについて少し真剣に議論し、討論する必要があるんじゃないだろうかと思います。 戦時賠償で始まりました日本のODAですが、今御説明がございましたようないろいろな経緯をたど……
○下稲葉耕吉君 ただいま小委員長からお話がございましたように、本日発表の意見は自由民主党の下稲葉個人の意見ということで発表さしていただきたいと思います。 まず、発表の前提でございますが、終戦後四十二年たったわけでございまして、終戦直後の日本の飢餓と混乱の中から今日まで見事に立ち直りまして、今日の平和と繁栄をかち得ることができたわけでございます。これはもちろん基本的には日本国民の英知と努力に負うところが多いわけでございますが、終戦直後の飢餓の時代と米国の食糧援助等を受けたことを今でも忘れることができないわけでございます。 昭和二十九年、戦後賠償的な援助で始まりました我が国の経済協力の歴史も既……
○下稲葉耕吉君 ただいま四省庁から六十三年度のODAの予算について御説明を受けたわけでございますが、外務省は金額が非常に多いものですから数字の御説明が中心で、大蔵、それから通産省からはやや内容に立ち入った御説明を伺ったわけでございます。外務省に伺いますけれども、現在我が国のODA関係の省庁は幾らございますか。
【次の発言】 私の伺っているところによりますと、ODAの一般会計予算について関連省庁が十六省庁あると聞いておるんですが、これは間違いございませんか。
【次の発言】 そこで、きょう御説明いただいたわけですけれども、ODAの一般会計で政府原案が六十三年度予算七千十億円、それから事業予算で一兆……
○下稲葉耕吉君 ただいまお話いただきました件につきましては、実は昨年の九月二十五日の当小委員会におきまして私は私なりに意見を申し上げたわけでございまして、大方それに尽きておりますので、いろいろお取りまとめいただく場合の基本にしていただきたいと思うのでございますが、先般、小委員長より項目的にまとめられて事項を示されましたので、それに従いまして、重複する面もございますけれども簡明に意見を申し上げたいと思います。 まず、「経済協力の理念、目的及び諸原則について」ということでございますが、経済協力の理念といたしましては大きく分けて二つであろうと。一つは人道的、道義的立場からするものであり、もう一つは……
○下稲葉耕吉君 自由民主党の下稲葉耕吉でございます。 公述人の皆様方は、師走の公私ともに御多忙な中を当委員会にお出ましいただきまして、大変貴重な御意見を開陳していただきました。まず心から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 お話にもございましたように、昭和二十五年、まだ日本は占領下でございました。その際につくられましたシャウプ税制が根幹になりまして、若干の手直しはございましたけれども、今日に至っているわけでございます。そして、それを今回抜本的に改正しよう、しかも政府・自民党は長年かけましていろいろ検討してまいりました。その結果を今回国会にお願いしているわけでございます。 そこで……
○下稲葉耕吉君 ODAについて申し上げます。 昨年五月の当調査会の中間報告からの主要な動向を簡単に展望いたしますと、一つは、竹下首相は就任以来「世界に貢献する日本」を国際関係の基調に据えまして、その具体化のための三つの柱として、平和のための努力、ODA、国際的文化交流を掲げましてその推進に努めておられるわけでございますが、結局政府がODA重視の姿勢を打ち出しているということでございます。 二つ目には、昭和六十三年の六月、政府はODAの第四次中期目標を設定いたしました。一九八八年から九二年に至る五カ年間、ODA実績総額を五百億ドル以上にするよう努めるということと、あわせてODAの対GNP比率……
○下稲葉耕吉君 ただいま三省庁からODAについて最近の状況を御説明いただきました。 まず外政審議室長にお伺いいたしたいわけでございますが、ただいま対外経済協力関係閣僚会議についての御説明をいただきました。この小委員会あるいはまた親委員会でも、ODAの問題についていろいろ議論されました。そういうふうな中で、行政の一元化ということが何とか図られないかという真摯な意見がございまして、基本的に各党一致しているわけではございませんけれども、私はとりあえず、ODAの関係省庁が十六省庁にもまたがっている今日でもあるし、それから従来の経緯も踏まえ、さらに今後国際社会の中において「世界に貢献する日本」というこ……
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