このページでは斎藤文夫参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○斎藤文夫君 それでは、時間が非常に短いものでございますので、できる限り簡潔に御答弁をちょうだいしたいと思います。 まず最初に名井参考人にお尋ねを申し上げます。 先ほど所得税減税についていろいろ御意見を拝聴いたしましたが、私ども自民党もぜひ実現をして御期待にこたえたいと思っておるところでございます。しかしながら、財政再建という大きな命題を抱え、また一方では国際化、高齢化への対応あるいは消費性向の変動、直間比率のアンバランス等々を考えますときに、御指摘のクロヨンの是正とか、あるいはキャピタルゲインの強化、土地保有税を強化していく、こういうような問題だけで果たして今後の減税財政が確保できるだろ……
○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。 先ほどは四参考人から大変貴重なお話を拝聴させていただきまして、得るところ大なるものがございました。いろいろな問題について各般にわたりお尋ねを申し上げたいと存じますが、時間の制約もございますので、意の足らざるところはお酌み取りをいただき、またできる限り簡潔な御示唆を賜れればありがたい、このように存じております。 それではまず最初に、石原参考人にお尋ねをさせていただきます。 御承知のように、一月二十二日の閣議の決定に基づきまして、国の行政機関の地方移転がいよいよ進められると地方も大変期待をいたしておりますが、同時に、この東京の過密集中を緩和して地……
○斎藤文夫君 委員長…… 午後六時五十九分
○斎藤文夫君 私は、自由民主党を代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し賛成討論を行うものであります。 申すまでもなく、我が党は昨年、国民の期待にこたえるべく税制の抜本的改革を実現したところであります。これにより、高齢化社会の到来や経済の国際化に即応し、長寿福祉社会への環境を整備するとともに、経済の活性化が図れるものと確信しております。さらに、今次改革により世代間の相互協力を基盤とする二十一世紀社会を展望した税制が確立されたものと考えております。 本法律案は、このような抜本的改革に基づく新税制が、国民の一層の理解を得つつ円滑に実施されるよう配慮するとともに、緊急を要する政策的事……
○斎藤文夫君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案に対し、賛成討論を行うものであります。 御承知のとおり、高齢化、国際化時代を迎え、さまざまな社会変化、行政ニーズの多様化、多量化に対応できる足腰の強い財政確立こそ、国家的重要課題であります。 しかしながら、我が国の財政事情は、特例公債依存体質からやっと脱却できる展望が開けたとはいえ、平成元年度末の公債残高は百六十二兆円。それに要する公債費は歳出の二割を占め、財政硬直化が懸念されておるところであります。 その中で、元年度予算は、内需の持続的拡大を図りつつ財政改革を進め……
○斎藤文夫君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し賛成の討論を行うものであります。 思えば昭和五十年度補正予算で、二兆円を超す特例公債を発行して以来、年々発行規模が拡大し、五十四年度には国債依存度が当初予算ベースで三九・六%に達しました。そのため当時の大平首相は、五十九年度に特例公債からの脱却という基本目標を掲げましたが、第二次オイルショックの後遺症もあって景気が低迷し、五十六、五十七年度には相当な歳入欠陥を生じ、そのために特例公債脱却年度は大幅にずれ込まざるを得なくなりました。 このような財……
○斎藤文夫君 クラーク先生のいろいろな長い間の御滞在における御経験を拝聴させていただきまして、私ども日ごろ感じておったこと、また逆に、例えば国籍を変えて名前を変えることの矛盾とかいろいろ御指摘いただいて、きょうは大変教えられるところが多うございました。 そこで、私ども日本人の年齢構成、御案内のようにひところは、戦前、戦中、戦後派、こういう大きな分け方がございました。あるいは最近は新人額とかこんな言葉もございますけれども、それぞれがその時代の中で生きてきているわけですから、対外国観あるいはまた外国人に対する見方、考え方、これがどうも違っているのじゃなかろうか。例えばゼネレーション的に見た日本人……
○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。加藤先生のお話を承りまして、大変興味深く拝聴させていただいたところでございます。 そこで、先ほどお話を承りました物流、人流、そして情報流、この三つの柱を中心として、日本人が世界における国際化を図っていく場合にいろいろ日本人の認識不足という問題が出てくるてあろう。それぞれの三つの分野におきましては、十年前あるいは二十年前と対比をいたしましても大変大きく移り変わってきたことはだれしも理解をいたしておるところでございます。しかしながら、現実の国際社会における日本の役割や、あるいはまた諸外国から日本に対する期待というものが非常に高まってきておる。この現状の……
○斎藤文夫君 今回、六兆円を上回る緊急経済対策を決定していただきましたことは、円高不況とかあるいは景気低迷そしてまた業種によっては雇用不安、こういうような問題を抱えて悩む国内、そしてまた同時に、この間のベネチア・サミットにおきまして外国から日本の内需拡大について非常に高い評価を得たわけでありますけれども、私どもはこういう事態を踏まえて、一日も早く予算を決定して、そして内需拡大、積極的に内外の要請に、期待にこたえていきたい、このように思っておるところでございます。 そこで、今回の緊急対策のウエートは、何といったって公共事業というものにあるわけでありまして、建設省がほとんどを握っておる。したがい……
○斎藤文夫君 時間の関係がございますので、一問一答ではなくてまとめて御質問をして、簡潔に御回答いただきたい。私は、建設省関係のお尋ねをまず申し上げたいと思います。 御案内のように、GNPが第二位で、国民総生産額一人当たり一万一千百三十七ドルという世界で一、二というような大変な我々所得になった。ところが、実際日常生活の中では実感がないのがいささか残念なところでございます。俗に言う衣食住という中で、衣食は大変世界的だと私も思う。ただ住の部分が残念ながら、先ほど来御説明もあったし、またただいまもお尋ねがございましたように、いかにもおくれておる。これ住居と社会資本ともに、先ほどのデータで御説明をお聞……
○斎藤文夫君 先ほど農水省から内需拡大について基本的考え方の御説明を承ったんですが、これはもうとりもなおさず日本の農水産業が置かれている基本的な、根本的な問題でございます。ですから、これはもうひとつ内需拡大とあわせて国民生活のいわゆる安定に資するための農水産業ということですから、ぜひ国際化、自由化時代に早急な対策を強力に推進をしてもらいたい、このように思います。 そこで、農業についてちょっとお尋ねをいたしますが、二十一世紀の農業のあり方という、まあ皆さん提唱しておられるところでございますけれども、その中で産業として自立できる農業、こういうことを掲げておられる。農業を産業にするというのはもう非……
○斎藤文夫君 まず本吉参考人に先にお尋ねをいたします。 先ほど来御意見を拝聴しておりましても、まことにごもっともな御指摘がたくさんございました。特に、今も御質問がございましたが、都市問題というのはもう土地だなということをつくづくと痛感しておるところでございます。 そこで、先ほどお話しがございました、このままいくといびつな都市づくりになるぞという御警告があるわけですが、日本の場合にはコミュニティーを一つの単位として、それを中心として都市が発展したのじゃなくて、言うなら、大東京の発展の歴史を見ましても、都心といいましょうか、明確な都心でなかったのですが、宮城を中心として、人口増加に従って、ただ……
○斎藤文夫君 それでは金森先生と下河辺先生両方に御質問させていただきます。 最初に金森参考人にお尋ねいたしますが、先ほどの御説明で、今回の緊急経済対策で景気は三・五%、GNP、実現できるだろう、したがって回復も見通しが明るいというような御説明をいただきましたが、その後やはり黒字と失業は残ると、こういう御説明がございました。たまたまこれだけ大きな公共投資を突っ込んでいくわけでありますが、例えばごく最近ですと一部建築資材、鉄筋などは相当高騰であるし資材不足、あるいはまた型枠工に至ってはもう一日三万円の日当と、業界でもちょっと悲鳴を上げつつある。こんな状況も聞いておるところでございますけれども、一……
○斎藤文夫君 それでは二、三お尋ねをさせていただきます。大変貴重なお話を拝聴して興味深く承りました。 ことしのたしか七月だったと思うんですけれども、世界人口がたしか五十億を突破したと七月の十一日だったか新聞で見たわけでありますが、今一年間この地球上で人口増加約八千万、メキシコ一つの国が毎年ぽこぽこと生まれている、こういう計算になるわけです。現在の人口五十億、それが将来一体どこまで膨張していくんだろう。言うなら、地球の静止人口というのはどのくらいを考えていいのか、またその静止人口の来る時期というのがこれから何年後になるのか。 それとあわせまして、しからば地球資源その他有限でございまして、こう……
○斎藤文夫君 御指名をいただきました自民党の斎藤文夫でございます。 まず、イグナチェフ参考人にお尋ねをいたしたいと思います。 考えてみますと、戦後私どももユニセフには大変お助けをいただきました。脱脂粉乳あるいはまた原綿、コットンを送っていただいて、医療、食糧等々で戦後疲弊した我々日本の子供たちのために大きな援助の手を差し伸べていただいて、その当時をふと思い浮かべて心から感謝をいたしておるところでございます。 その後、ユニセフとしては世界におけるLLDC諸国等々に対して積極的な援助の手を差し伸べておられることは私ども承知しておりますし、また、昨年あるいは一昨年、アフリカの飢餓を救おうと、例……
○斎藤文夫君 御指名をちょうだいいたしました自由民主党の斎藤文夫でございます。きょうは四人の公述人の方々には大変御多忙のところ御出席をいただきまして、ただいまは貴重な、まためったに聞かれないような御意見まで拝聴させていただきまして、まことに得るところ大でございました。 私どもは、実は税制改革論議はもう十年来にわたって、またそれぞれの内閣のときにも問題を提起し、与野党間でかんかんがくがくの論議をいたしてまいりましたし、また政府税調においても長年にわたり論議を交わしてきておられるところでございまして、いわんや思いつき等でぽっと出したというようなことは全くないところでございます。 そこで、実はき……
○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。 先ほど来お二人の大変参考になるお話を拝聴させていただきまして、まことに得るところ大でございました。 それでは、まず錦織参考人にお尋ねを一、二させていただきます。 我々地域におきましても、中央会が中小零細企業の指導、育成、とりわけ例えば業種的に見ればそれを縦糸とすれば業種別の組合を結成させる、あるいは地域それを横糸とすれば商店街とかそういう地域の組合化を組織して皆さんが大きな力に対抗できる、また共同の利益のために協力をしていく、こういう御指導をいただいておりますことに日ごろ大変敬意を表しているところでございます。 そこで、先ほどいろいろお話を……
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