片上公人 参議院議員
14期国会発言一覧

片上公人[参]在籍期 : |14期|-15期-16期-17期
片上公人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは片上公人参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院14期)

片上公人[参]本会議発言(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 参議院本会議 第12号(1986/12/10、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました臨時行政改革推進審議会設置法案につきまして、中曽根内閣の行政改革に取り組む基本姿勢をただしつつ、総理並びに関係各大臣の見解を伺いたいと思います。  昭和五十六年三月の臨時行政調査会設置以降進められてきたいわゆる臨調行革は、既にその六年目を迎えるに至っております。戦後、歴代内閣は幾たびか行政改革を政策課題として掲げ、その実施を図ってきたところでございますが、その実効はいずれもほとんど見るべきものがなかったことは周知のとおりでございます。臨調行革はこれらに比べ、ある程度の成果を生んでいるとはいえ、昨今の情勢を見るとき、私は……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 参議院本会議 第10号(1987/09/04、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  言うまでもなく、税制改革はまさに差し迫った国家的課題であります。ところが、総理は、これを逆手にとって、減税先行の美名のもとに、売上税導入を真のねらいとした税制改悪を強行しようとしたため、これが廃案とされたことは全国民周知の事実であります。廃案となった後、各党による税制協議会の場でその後の取り扱いを協議することとなったのでありますが、我が党は、税制改革を行うに当たり、国民のすべてが納得できる内容とするた……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 参議院本会議 第7号(1988/03/23、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま報告、趣旨説明のありました昭和六十三年度地方財政計画、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  竹下総理は、地方議会を経験された唯一の総理と承知いたしておりますが、経験者として地方自治のあり方についてどのような考えをお持ちであるか、まずお伺いいたします。  また、竹下総理は、昨年秋の総理就任前後から「ふるさと創生論」を公約に掲げてこられましたが、総理の言われる「ふるさと」とは何か、「ふるさと創生」の理念、必要性は何……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 参議院本会議 第15号(1989/06/19、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま報告、趣旨説明のありました平成元年度地方財政計画及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に対しまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  まず、政治改革に対する御見解をお聞きいたします。  現下の喫緊の課題は、言うまでもなく政治不信に対する国民の信頼をいかに取り戻すかであります。そのためには、どのように政治改革を進めていくか、国会としての自浄能力をどのように発揮していくかという点にあると思います。この点、さきの代表質問に対する答弁でも、宇野総理は政治改革につきまして「不退転の決意」と最大限の発言をされましたが、その割には具体的ビジョ……

片上公人[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院14期)

片上公人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1986/08/08、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私の方からは、私の地元である神戸で先日起こりました火災についてお伺いしたいと思います。  去る七月の三十一日の深夜、神戸市の精神薄弱者施設、陽気寮というところでございますが、そこで火災のために二十七歳から四十一歳の寮生八人が逃げおくれて焼死するという大変痛ましい災害が起きました。災害は多くの場合重大な欠陥や油断で起こるものでございますけれども、今回は防火施設、また避難訓練等、消防署の査察にも合格しており、大きな欠陥はなかったように聞いておりますけれども、それにもかかわらず死者が八名と、余りにも被害者が多数でございます。地元ではベランダにはしごはなかったんではないかとか、人災の声も……


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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 決算委員会 第5号(1986/12/10、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 初めに日ソ漁業交渉についてでございますが、日ソ両国は協定に基づきまして相互に相手国の二百海里水域内におきまして漁業を行ってきたところでありますが、本年も十一月二十六日から来年の漁獲割り当て等を決定する日ソ漁業委員会が開かれております。報道によりますれば、去る六日に基本的合意に達しまして数日中にも正式調印がされることとなっていると聞いておりますが、しかしその内容は、これまでの相互主義に基づく無償部分のほか初めての有償部分設定、着底トロールの操業制限の拡大、洋上買い付けの開始等、これまでの日ソ漁業関係が変化しつつあることを示しております。  そこで、今回の委員会の概要、結果及びこれに……

第107回国会 災害対策特別委員会 第2号(1986/09/26、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 九月一日の防災の日には、東海地震と南関東沖地震を想定した大がかりな総合訓練が総理及び国土庁長官も参加されましてとり行われましたけれども、防災訓練も回を重ねまして、今や国民の防災意識の高揚という点では欠くことのできない一大行事になっておるわけでございます。  防災という面で日ごろの訓練が大変重要な意味を持つことは言うまでもありませんが、一方では、訓練を重ねるに従いまして、住民の意識の中には防災への考え方にも風化現象といいますか、そういうものが起きておるとも伝えられております。また、いざ地震災害の発生の場合には、避難するにも、道路に連なっておる車の措置をどうするかとか大きな問題があっ……

第107回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/12/05、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 先ほどもお話がございましたけれども、我が国は世界でも有数の火山国であります。古くから数多くの火山被害に見舞われておりますけれども、去る十一月十五日、大島の三原山が十二年ぶりに噴火いたしまして、続いて二十一日の午後四時十五分に大噴火が発生して、一万余の全島民が急遽避難脱出するという非常事態にまで発展いたしました。町当局の避難命令に従いまして、また関係者の積極的な努力によりまして全員無事避難したことは、まことに不幸中の幸いでございました。しかしながら、着のみ着のままで本土へ避難した、そして生活の場を失った住民の不安は、それはもうはかり知れないものがあると思います。  私も、久保委員長……

第107回国会 地方行政委員会 第3号(1986/11/26、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 当法案についてお伺いする前に、大臣に所見を伺いたいと思います。  林野庁六本木宿舎跡地の売却問題についてでございますけれども、林野庁が都や港区などの反対を押し切りまして一般競争入札による売却を決め、この十二月の一日には落札業者が決定されることになっておると聞いておりますが、恐らく実勢価格を相当上回った高値で落札することは間違いないと思います。その結果、周辺地価を押し上げることにもなって、そうなれば都政や区政に大きな影響を与えることは必定であります。それゆえに都や区は林野庁の方針に遺憾の意を表明して撤回を求めるという異例の働きかけを行っているわけでございます。  自治大臣は土地問題……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 決算委員会 第閉会後3号(1987/06/17、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 国鉄が東北新幹線建設に伴いまして取得しました都市施設用地にかかわる問題につきまして、今後の対策についてお伺いいたします。  昭和五十九年度決算報告によりますと、特記事項として、国鉄の東北新幹線建設に伴いまして取得した都市施設用地について会計検査院は指摘をいたしておりますが、指摘した内容について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 検査報告では、取得費用負担につきまして各市と協議が進まなければ、取得費用の未回収が続きまして建設利息の負担が累増すると指摘しております。検査報告に指摘されたのは五十九年度でございます。もう既に二年が経過したわけでございますが、その後の事態の解決という……

第108回国会 決算委員会 第閉会後4号(1987/06/18、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 防衛庁にお伺いいたします。  去る五月二十一日に長官は、六十三年度業務計画作成に際する指針を指示されましたけれども、その中でエイジス艦の予算化やOTHレーダーの研究推進を挙げております。このような洋上防空に関する装備の有効性につきましては、防衛改革委員会の洋上防空体制研究会で検討中のはずでありまして、その検討結果も出ないうちにこのような指示をされるのはおかしいのではないかということをお伺いいたします。
【次の発言】 防衛改革委員会につきましては、五月二十七日に業務運営改善関係の検討結果が公表されましたが、最も注目されている洋上防空体制研究会と陸上防衛態勢研究会の検討状況につきまし……

第108回国会 決算委員会 第閉会後6号(1987/07/02、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 防衛庁にお伺いいたします。  昨年十二月に日米政府間で署名が行われましたシーレーン防衛研究につきましては、さきの国会でも大変問題となりましたけれども、研究の内容はごく大まかなものしか説明されていません。改めて伺いますが、軍事的シミュレーションを行った結果どのような結果が生じたのかということを明らかにしていただきたいと思います。またそれに対しまして粟原長官はどのような感想をお持ちで、今後どのように行おうと考えておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ガイドラインに基づく共同作戦研究につきましては、その結論が何ら両国に義務を生じさせるものではないとこれは承知いたして……

第108回国会 地方行政委員会 第3号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 最初にお伺いしたいことがあるんです。  一般職の国家公務員につきましては、既に昭和四十五年に人事院の意見の申し出に基づきまして、派遣職員の身分、給与その他の処遇等について法律が制定されておりますけれども、今回の提案というのは余りにもこれは遅いのではないかというふうに思いますけれども、何か理由があれば説明お願いしたいと思います。  また地方公務員の海外派遣におきまして、過去に退職して行かれた人もいらっしゃると聞きましたけれども、その辺のことがあったかどうか。  また出張、休職、職務専念義務免除などで派遣された場合、その職員にとりましてどういうメリットあるいはデメリットがあったのか、……

第108回国会 地方行政委員会 第4号(1987/05/25、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 当法案についての質問の前にまずお聞きしたい点が、ございます。  福岡県苅田町におきます住民税の問題につきまして、自治省はどう報告を受けられ、御指導されているかということ。十年余りにもわたっていたと言われておりますが、議会報告もあることであり、これは技術的に可能なことなのかどうか。また見込まれる収入額で地方交付税との絡みもありまして、地方財政的に見過ごしていたことにもなっておる。地方自治体の運営の長といたしまして、自治省の責任と大臣の御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、今回の特例法につきまして地共済法上の、物価上昇率五%を超えるとき、これに見合って改定するとい……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 決算委員会 第閉会後3号(1987/10/15、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 FSXの選定問題についてでございますが、さきの日米防衛首脳協議で、F16かF15Jをベースとした改造機を日本の主導で日米が共同開発をするとの合意に達して、現在日米の専門家会議で検討されているようでございますが、この専門家会議の設置の目的は何なのか、この会議によりFSXの機種が実質的に決定し、後の手続はいわば形式的なものとこれは理解してよいのか。あわせて、FSXの最終決定までの手続と時間的な目安を説明願いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁は六月にF1後継機総合検討委員会をつくりまして検討を行っていたと承知いたしておりますが、これと今回の専門家会議との関係はどうなっておるのかを説……

第109回国会 決算委員会 第閉会後5号(1987/10/26、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 いじめと子供の人権についてお伺いいたします。  法務省はことしの三月十五日に昨年一月から十二月のいじめの実態を発表いたしました。人権擁護機関が把握したいじめ事象は、二千三百九十三件で、一昨年と比べますと月平均で二十五件ふえたということでございますが、件数が増加しただけではなくて暴力的ないじめから言葉によるいじめや仲間外れなど陰湿ないじめがふえてきているとのことでございます。このような最近のいじめの傾向及びその原因につきまして、法務省としてはどのように受けとめておられるのか、御見解をお伺いいたします。
【次の発言】 特に私、心配しておることでございますが、両親や先生などに相談した子……

第109回国会 地方行政委員会 第2号(1987/09/03、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 去る六月三十日、四全総政府案が閣議決定されましたが、四全総は二十一世紀に至る国づくりの指針とされる計画でありまして、地方にとりましては大変重要な影響を及ぼすものでありますので、作成に関しまして意見を述べるお立場にありました自治大臣にお尋ねしたいと思います。  これまで東京一点集中が進んできたことに対しまして世論の批判は強いものがあります。三全総までの全国総合開発計画は都市機能の地方分散、地域格差の是正を基本として策定されてきましたわけですが、残念ながら東京集中は近年一層強まっている印象が強いと思います。四全総の政府案は、一応多極分散型国土の形成をうたいまして、東京集中の是正の方向……

第109回国会 地方行政委員会 第4号(1987/09/17、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 法案の質問の前に政治献金のあり方について二、三お聞きしたいと思います。  山梨県選挙管理委員会に届けられました六十一年政治資金収支報告書によりますと、山梨県の富士吉田市ほか二カ村恩賜県有財産保護組合が六十一年八月、自民党山梨県連に百万円の政治献金をしていました。その後マスコミ等でも報道されまして、その百万円の政治献金は今月九月七日に自民党山梨県連から保護組合に返還され一応この問題は決着したようでありますが、私にはそうとは思われません。一年間県連に献金されていたことはこれは事実でありまして、お金を返したから何もなかったというわけにはいかないと思います。  まず、自治省は山梨県選管か……

第109回国会 地方行政委員会 第5号(1987/09/19、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府提出に係る地方交付税法の一部を改正する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案に反対、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合三党共同提案による地方税法の修正案に賛成の討論を行うものであります。  まず、地方交付税法改正案に対する反対理由を申し上げます。  地方財政を取り巻く環境は、近年ますます悪化の傾向をたどっております。その証左に、本年度末には普通会計債及び普通会計負担分の企業債並びに交付税特別会計借入金残高の総計が約六十五兆円の巨額に達することになっております。  また、個々の地方団体を見ましても……


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第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 決算委員会 第閉会後2号(1987/11/13、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 警察庁にお聞きいたしますが、午前中にも触れられましたが、昨年十一月二十五日発生しました現金三億円強奪事件は、モネやコローの名画盗難事件に結びつくという予想外の事件内容となっているばかりか、両事件の犯人はフランス人が主犯格と見られているなど、国際大型犯罪に発展いたしました。事件の裏には日仏犯罪シンジケートが浮上するなど事件解明には大変な困難を見せております。犯人のフランス人が既に外国へ逃亡しているというわけでございますが、その身柄確保のためにどのように捜査を行っているのか、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 盗難絵画についてでございますが、日本の捜査の結果、数点を国内において……

第110回国会 土地問題等に関する特別委員会 第閉会後1号(1987/11/20、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 この数年におきます地価の暴騰の中で、いわゆる地上げ業者の無法ぶりといいますか、その目に余る行為について国民は大変怒り、あきれておるわけでございます。ところが、その裏にある融資の問題におきましては、金融機関がもう過剰なまでの融資をしておる。私は、この新しい内閣の出発に当たりまして、こういう状態がいつまでも続いてもらっては困る、何としてもこの問題は解決していただかにゃいけない、そういう意味から、この金融機関の融資の問題についてまず質問させていただきたいと思います。  最近、最上恒産なる地上げ業者の西新宿の土地買収をめぐる国土法違反事件がマスコミで大きく取り上げられております。この最上……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 決算委員会 第閉会後2号(1987/12/17、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 政府は首都機能の地方分散として一省庁一機関の地方移転構想の基本方針を固め、国土庁の昭和六十三年度予算に一括して調査費を計上し具体化に向けて検討を進めているようでございますが、労働省には関係機関はどういうものがございますか。また、関係機関の地方移転につきましてはどの程度まで労働省内で検討が進んでおるのか、地方移転可能な関係機関名、移転先等、おおよその予測がわかればお伺いしたいと思います。
【次の発言】 労働大臣に要望いたしたいのでございますが、労働省の関係機関が地方移転する基準は、国全体の基準に加えまして、やはり労働省でございますので、地方移転した関係機関が移転先の雇用創出、拡大に……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 決算委員会 第閉会後2号(1988/05/27、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表して、昭和六十年度決算外二件に対しては、これを是認できないことを表明し、委員長提案の警告案に対しては、賛成の意を表明するものであります。  以下、決算外二件について反対の理由を申し述べます。  第一は、経済・財政運営の失敗であります。  昭和六十年度は、それまで緩やかながらも拡大傾向を示していた我が国の景気は不況に陥り、国民生活に重大な危機を及ぼした年でありました。  すなわち、一ドル二百五十円台で推移してきた為替レートは、六十年度末には一ドル百八十円台と、円は六十年九月のG5以降急激に上がり、特に輸出関連の中小企業の円高倒産が、六十年十月から六十一年……

第112回国会 決算委員会 第3号(1988/04/18、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 牛肉、オレンジの自由化問題について伺います。  先週、三局長が米国より帰られましたけれども、米国との協議内容についてお伺いしたいと思います。  なお、大臣は三局長から報告を受けたと思いますが、その印象はどうなのか、また大臣は再訪米することになるのかどうか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 その報道によりますと、竹下首相は、昨日、牛肉、オレンジ輸入自由化問題につきましては、自由化に前向きの取り組みを、そういう姿勢を示したと報道されております。 政府はこれまで四月じゅうに二国間協議で決着を図る方針を固めておりましたけれども、首相がこのような発言をするということは、米国との二国間……

第112回国会 決算委員会 第4号(1988/04/25、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 ペルシャ湾の安全航行確保につきましてお伺いいたします。  米軍によりますペルシャ湾のイラン石油基地攻撃でイラン・イラク戦争の行方はいよいよ混沌としてまいっておりますが、戦火が第三国のタンカーに及ぶようになりましてからもう四年が過ぎて、先月十八日にはついに日本人の船員として二人目の犠牲者が発生しました。  そこで問題なのは、先日犠牲になりました新ノ居静士さんのように、乗り込む船が便宜置籍船であって、その被害が大変目立っておることでございます。日本の場合、関係便宜置籍船は約一千五百隻、この乗組員は日本人船員二千二百人、外国人船員三万八百人と言われております。今回の犠牲の背景には、外航……

第112回国会 災害対策特別委員会 第3号(1988/04/20、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 建設省は現在、沖ノ鳥島の護岸工事を進めておりますが、私は昨年の十一月二十日の土地問題特別委員会で、この日本最南端の同島が水没の危機にあり、領土でなくなると周辺約四十万平方キロの漁業水域、海底資源を失うことになり、その重要性、緊急性を訴えました。  建設省は当初、六十三年度の概算要求のときは保全対策費として約五千万円を計上していたようでございますけれども、一週間後の二十六日には六十二年度の災害対策復旧事業として六十八億円を決定し、三年間計画で約三百億円で国土喪失に歯どめの工事が始まりましたが、現在までの鉄製の消波ブロック、作業基地の建設等の工事の進捗状況、また保全工事計画の概要を具……

第112回国会 災害対策特別委員会 第4号(1988/05/20、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 この十八日に、大阪港でソ連船プリアムーリエ号の火災発生がございまして、多数の死傷者を出す惨事となったわけでございます。心から御冥福をお祈りしたいと思います。  今回のソ連青年団体の外国での惨事は、去る三月に中国での列車事故がありましたが、それを思い出しまして、まことに心痛むものがございます。  船舶火災は、ビル火災などと比べまして、船内構造上から消火活動は極めて難しいと思いますけれども、この十八日のソ連船の火災の状況、港湾での船舶火災の消防体制につきまして御報告願いたいと思います。  なお、外国船の場合はどのような対応になっておるのか、これもあわせてお願いいたします。

第112回国会 地方行政委員会 第2号(1988/02/20、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 初めに、警察庁にお尋ねしたいと思います。  去る二月二日、警察庁は大韓航空機事件の容疑者である金賢姫に対する事情聴取を行うために係官三人を現地に派遣されましたが、まずその取り調べ結果について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 金賢姫の教育係でありました李恩恵という女性の身元割り出しについて、今後の見通しをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この事件の実行に当たりまして日本の旅券が偽造されたわけでございますが、この旅券偽造の捜査状況はどうなっておるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  次に、先ほども出ましたが、自治省の財政課で……

第112回国会 地方行政委員会 第4号(1988/03/28、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 警察庁にお伺いいたします。  朝日新聞社の連続襲撃事件は、去る三月十二日、朝日新聞社静岡支局の駐車場にピース缶爆弾が仕掛けられるという大変卑劣で許しがたい行為がまた繰り返されました。この時限装置つきのピース缶爆弾というのは幸い不発に終わったわけでございますが、もし爆発していれば歩行者など一般市民まで大変な被害を受ける惨事になっていたところでありまして、改めて強い怒りを覚えております。  朝日新聞社に対する襲撃事件は、六十二年一月の東京本社、同年五月の阪神支局、九月の名古屋本社の新出来寮、そして今回の静岡支局の四回目でございます。四回の事件につきましては、赤報隊を名乗る者からの犯行……

第112回国会 地方行政委員会 第6号(1988/03/31、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 午前の質問にも触れられておりましたが、軽油引取税につきまして大変大がかりな脱税が恒常的に行われていたのではないかという問題がございます。報道によりますと軽油引取税の脱税の手口は次のようなものとされています。すなわち、卸売業者から特約業者へ軽油が引き渡されるときにこの税が課税されるけれども、ダミーの特約業者をつくり、卸売業者から引き取った軽油のうち何割かは洗浄剤を混ぜた、すなわち燃料として扱わなかったとして県の税務当局に報告する。しかし実際は燃料として販売する。県の方でおかしいと気づいたときにはもう特約業者は店を畳んでいるというものでございます。  これらの業者に言わせますと、国税……

第112回国会 地方行政委員会 第7号(1988/04/21、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 去る三月三十一日経済団体連合会では、対外経済摩擦の解消、内需の拡大及び経済構造調整の推進の見地から臨時行政改革推進審議会に対しまして「規制緩和に関する要望(中間とりまとめ)」を提出したとのことであります。以下、この中で消防関係で指摘されている点についてお尋ねしたいと思います。  まず消防法につきまして「危険物の範囲については、引火点の上限を定めるべきである。とくにシリコーンのように引火点が三百度を超えるような燃えにくい物質まで消防法上の規制を行なうことは、非関税障壁として強い批判を招く。」と指摘されておりますが、消防庁としては今回の改正の際にどのような検討を加えたのか、お伺いした……

第112回国会 地方行政委員会 第8号(1988/04/28、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 初めに、今回の法改正によります土地開発公社の業務範囲の拡大の目的を伺いたいと思います。
【次の発言】 重ねて聞くわけですが、地方公共団体におきましてもお話がありましたように公共用の事業のために土地を先行取得できるわけでございます。これとは別の制度としてわざわざ土地開発公社を設置し、今回業務拡大する理由を明確に言っていただきたいと思います。
【次の発言】 法案では「市街地開発事業その他政令で定める事業」となっておるわけでございますが、「その他」というのは何を考えていらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 「その他」が当面観光リゾートだけでしたら観光リゾートと明文化するのがいいのでは……

第112回国会 地方行政委員会 第9号(1988/05/12、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 初めに消防庁にお願いしたいと思いますが、最近米国で相次いで三件ほど大きな災害がございました。一つはロサンゼルスの高層ビルの火災、二つ目はルイジアナの石油精製工場の爆発、もう一つはロケット燃料工場の爆発でございますが、これらの災害につきましては我が国でもこれまたいつ起こるかわからぬ種類のものであると思います。この辺についての我が国の実情と防災対策について伺いたいと思います。  なお、九日には兵庫の尼崎でも薬品工場が爆発いたしましたが、このような薬品工場の防災対策についてもあわせて伺いたいと思います。
【次の発言】 消防庁、どうもありがとうございました。  今回の国保改正に関してお伺……

第112回国会 地方行政委員会 第10号(1988/05/17、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 大変基本的なことをお伺いいたしますけれども、国庫補助負担率というのはどのようにして決めるのか、例えば大蔵省や関係省庁、自治省との力関係で決まるのじゃなくして仕事の内容とか性格によって決めるべきものと思いますが、どうでしょうか。
【次の発言】 国庫補助負担率の引き下げにつきましては六十一年度から六十三年度までの緊急避難として暫定措置されまして本年度で終了することになるわけです。もうこれは何回も何回も大臣に決意を伺っておるわけですが、改めて伺います。簡単に、断固頑張るだけで結構ですからお答えいただきます。
【次の発言】 大臣は頑張ると言っておられるわけですが、というほどには自治省は動……

第112回国会 地方行政委員会 第11号(1988/05/19、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 今回の法律案ですが、わざわざ特例として引き上げるということにした理由と必要性についてまず述べてください。
【次の発言】 公的年金の一元化につきましては、昭和七十年に一元化するという大問題があるわけでございますが、目下のところの進捗状況、方向性等についてお伺いしたい。  なお、一元化におきましては制度の完全な統合を図るものか財政調整的なものになるのか、これは定かでないようでございますけれども、今まで各大臣の答弁では、地方公務員共済につきましては公務員制度の一環という性格などから制度は存続する、こういう方向の答弁でございましたが、大臣の所見をお伺いしたいと思います。


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第3号(1988/12/16、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 決算審査の充実強化についてでございますが、これは当委員会におきましても何度か論議され、委員会審査に対する政府の協力姿勢に対しまして本年五月には警告が発せられたところでございますが、同じく本年五月二十七日に昭和六十年度決算の総括質疑におきまして竹下総理は、政府としても決算審査に対しまして最大限の協力をしなければならないということは当然のことであり、今後とも努力を続けてまいりたい、また政府関係者の出席、資料の提出等についても今後さらに一層の努力をする、このように述べられております。  しかし、本日の委員会におきましても、大蔵大臣である総理の出席の時間も限られた中でありますし、そういう……

第113回国会 地方行政委員会 第2号(1988/11/22、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 法案の質問に入る前に、民間の労働時間の実態につきましてお聞きしてみたいと思います。  労働省にお伺いしますが、労働時間の短縮を推進する上におきまして、中小企業の時短を今後どのように進めるかということが大きな課題であると思います。そこで、企業規模別に見ました年間総実労働時間数、二つ目には週休二日制の普及状況、三つ目に年次有給休暇の付与日数及び取得日数につきまして御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 中小企業におきます労働時間の短縮は、労使の自主的な努力に加えまして国の積極的な取り組み、支援が必要になると思います。中小企業におきます労働時間の短縮の具体的施策を示していただき……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 建設委員会 第2号(1989/03/28、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 二十八年の本土復帰以来、奄美群島は、特別措置法のもと、諸計画に基づきまして各般の事業が実施されて、本土との格差の是正に取り組んできたわけでございますが、なお実情はまことに厳しいものがあると言われております。  そこでまず、所得と財政力、社会資本の整備水準面における本土との格差の現状の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 復帰当時と比較しますとかなりの改善が見られるわけでございますが、依然として生活条件というのは厳しいし、本土との格差が存在することは明らかでございます。  そこで、過去五カ年の振興開発計画の事業達成状況を説明していただきたいと思います。

第114回国会 地方行政委員会 第2号(1989/03/06、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 初めに、地方への補助金のあり方について伺いたいと思いますが、ふるさと創生を提唱する総理のもと、各省庁でいろいろ励んでいると思いますが、ふるさとづくり、その中で最も大事にしなければならない子供の心、ふるさとを傷つけたという事例が最近報道されておりますの で、文部省にちょっとお伺いしたい。  既に御存じのことと思いますけれども、山梨県の西八代郡六郷町というところの町立六郷小学校で、六年生が卒業記念にプールの外壁に壁画をかいた。ところが、そのプールは二年前に完成したのだそうでありますが、国の補助金を使っているので原状を変更してはならない、補助金の交付要綱で示してあるので原状に戻してもら……

第114回国会 地方行政委員会 第3号(1989/03/28、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 従来からも国に偏っておりました租税の配分割合は、昨年の税制改革によりまして今回一層国に集中することになったと思います。このようなことは竹下首相が提唱されておるふるさと創生や特色ある地域づくりを行うという自治省の方針と矛盾するのではないか、こう思いますけれども、大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 国に集中しました税源につきまして、今後は何らかの方策によって地方に移すべきであると、こう考えますけれども、この点について自治大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 消費税の問題ですが、昨年我が党の強い反対にもかかわりませず消費税法が強行成立し、四月一日実施を目前にし……

第114回国会 地方行政委員会 第4号(1989/03/29、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 成田財特法は五年間の延長ということになっておりますが、五年間で終了する見込みはあるのかどうかお伺いいたしたいと思います。  また、その残事業につきまして、それぞれ事業の進捗の状況、完成の見込みを具体的に説明をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 成田空港の利用状況についてでございますが、このままでは利用客や発着便の増でパンクに近いということも伝えられておりますが、限界をどのように見ていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在の空港の状況が限界だとしますと、当初計画どおりB滑走路、横風用のC滑走路、第二ターミナルビルの建設を行う第二期工事の完成を急がなくてはな……

第114回国会 地方行政委員会 第5号(1989/06/20、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 大臣にお伺いいたします。  六月二日の本会議におきまして宇野総理が指名され、自治大臣は再度要職を全うすべく任命されたわけでございますが、竹下前内閣の一員としてこれをどのようにお聞きになったのか、率直な感想をまずお聞かせ願いたい。  引き続き宇野内閣で自治大臣に任命されたということは、他の閣僚以上に大きな責任と実行力を期待されてのことと思いますけれども、留任に当たっての抱負なり決意のほどをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣のお話にありましたように、この内閣にとって坂野大臣の立場は非常に重大であると思いますので、御健闘をお願いしたいと思います。  政治改革につき……

第114回国会 地方行政委員会 第6号(1989/06/21、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  以下、反対の主な理由を申し上げます。  第一は、国庫補助負担率の取り扱いについてであります。今年度の地方財政の最大の課題がこの問題であったことは言うまでもありません。昭和六十一年度の引き下げの際、三年間の暫定措置としたにもかかわらず、生活保護費など完全復元を果たさぬまま恒久化の措置を講じ、投資的経費等についてさらに二年間の暫定措置を講ずることとしたことは約束違反であり、まことに遺憾であります。確かに影響額の一部に恒久財源の措置が講じられておりますが、二千七百六十二億円の……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第1号(1987/12/10、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 まず最初にお聞きいたしたいことは、去る十月十四日に岡山東署におきまして、商店街の通りを乗り入れ禁止時間帯に自転車で通行していたとして十五歳の少年、高校一年生ですが、それを大勢の通行人の目の前で手錠をかけ逮捕した事件がありました。犯罪にもよりますけれども、少年の人前での逮捕にはもっと慎重であるべきとも思いますが、これは行き過ぎではなかったのかどうか、その内容と御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非常に悪質な場合もございますけ れども、何せ少年のことでございますし、また警官の方もそれは一生懸命だと思いますけれども、お若い警官であったとも聞いております。しかしながら、なるべ……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 社会労働委員会,地方行政委員会連合審査会 第1号(1988/05/09、14期、公明党・国民会議)

○片上公人君 今回の国保改革につきましては、高医療費安定化計画、そして高額医療費の共同事業などをそのねらいとしておるわけでございますが、これらの改革に取り組む前に実施しなければならない問題が山積みになっているんではないか、このように思います。  臨調行革路線のもとでの医療をめぐる諸改革でございますが、これは、どうも負担をどのようにツケ回すかという点に力点がありまして、我が国医療のあり方に本質的にメスを入れるという点では大変手ぬるいものである、こういう認識を持つわけです。  供給サイドからの医療費節減策といった点につきましてどのような具体策を実行されようとしておるのか、これを伺いたいと思います。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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