このページでは一井淳治参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○一井淳治君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております水源地域対策特別措置法の一部を改正する等の法律案及び砂防法の一部を改正する等の法律案の二法案につきまして、反対の討論を行うものであります。 両法案は、六十二年度、六十三年度の二年にわたって、公共事業関係の補助金等の国の負担割合の引き下げを行おうとするものであり、国と地方の周の財政関係に重大な影響を与える重要法案として、本来十分な日程をもって審議されるべきであるにもかかわらず、日切れ法案扱いとして短期間の間に処理しなければならなくなったことは極めて遺憾であります。これは売上税を国民各層の挙げての反対を押し切って成立……
○一井淳治君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに一九八九年度地方財政計画につきまして、総理及び関係大臣に質問をいたします。 まず、一九八九年度地方財政計画について伺います。 その一点目は、消費税の問題であります。 法制定から施行までわずかな時間しかなかったため、地方自治体においては十分な議論を行う時間がなく、自治体の財政運営はかなり混乱をいたしております。特に使用料、手数料における転嫁の問題については、完全転嫁を実施している自治体の方が少ないくらいです。この責任は、転嫁ができない、あるいは転嫁しない自治体にあるのではな……
○一井淳治君 十一月十一日に公共事業費一兆四千億円の追加を盛り込んだ六十一年度補正予算が成立いたしました。一般公共事業に合計千三百三十億円の建設国債増発による国費を久しぶりにつけていただくなど、景気の高揚を意図されたことがわかります。しかし、これがどの程度景気刺激の効果を発揮できるかということになりますと甚だ疑問でございます。住友銀行の試算では、GNPを〇・四%程度しか押し上げる効果しかあるまい、そして六十一年度の実質経済成長率は二・四%にとどまるだろうと予測されております。五日に発表された経済企画庁の発表によっても、国際的な公約となっている四%成長には遠く及ばない状態でございます。 そこで……
○一井淳治君 内需の振興を図り、深刻な円高不況を克服することが現在の我が国の緊急の課題であるというふうに思います。このために、中曽根首相は大型の総合経済対策を打ち出すとしばしば言明しておられるところでございます。 内需拡大のための総合経済対策となりますといつも住宅建設の促進が盛り込まれておりますが、新聞などを見ますと総合経済対策が近く策定されるというふうに書かれておりますけれども、この総合経済対策の中での住宅建設の促進の対策がどの程度進み、どのような対策がとられておるのか。もしも総合経済対策の策定がまだ進められていないのでしたら、それと離れて、住宅建設の促進のために建設省としてはどのような対……
○一井淳治君 ただいま提案理由の御説明をいただきまして、その中でこの法案の目的に関する御説明もあったわけでございますけれども、やや抽象的でございましたので、この法案の目的について、より具体的な御説明をお願いしたいと思います。
そして同時に、この法律が我が国の経済社会、国土利用の将来の中でどのように位置づけられるのか、また将来の我が国にどのような影響や効果をつくり出していくのか、四全総とも関係するのではないかと思いますけれども、そのあたりのことにつきまして国土庁長官にまずお伺いいたします。
【次の発言】 この法律の適用が始まりますと、日本で余暇に利用できる自然条件を有する土地はほとんど地域指定……
○一井淳治君 この法案が作成された経緯と申しましょうか、どのようなところからこの法案が提案されてきたのか、あるいは何かモデルでもあったのか、そのあたりの経緯とか背景について大臣の方から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の七月に金丸国務大臣が民活特命大臣に任命されまして、ただいま局長からもお話がございました民間活力活用推進懇談会が設置されて、その報告書が出ておるようでございますけれども、この懇談会が設置された経緯とか検討されておる内容等につきまして、内閣の特命事項を担当されておる方のほうから御説明を願いたいと思います。
○一井淳治君 多少この法案以外のことに関してもお尋ねしたいわけでございますけれども、最近はひところと違いまして、急に内需振興ということが叫ばれるようになりました。ただ、これがかけ声だけで終わっては非常に困るわけでございます。建設省としては内需振興のためにどういう対策をお考えになっておられるのか、これから総合経済対策が発表されたり、あるいは補正予算が作成されるというふうに進んでいくと思いますけれども、どういうふうな内需振興策を考えておられるのか、まず質問いたしたいと思います。 特に、これまで住宅建設を景気振興の中心に据えておいきになるのが常でございますけれども、今後その住宅建設の問題がどのよう……
○一井淳治君 建設業界は、東京などの大都市では大変好況の部分もあるようでございますけれども、地方都市では大変厳しい状況でございます。また、企業規模も大企業から零細企業までございますし、最近は不良業者が介入しているというふうないろんな問題をはらんでおるようでございますけれども、建設省としてこの建設業界を今後どのように育成されていくのか、建設産業政策の基本的な考え方をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一月十三日付の一次答申でございますけれども、その中に、今後建設業の健全な発達を図っていくためには、企業規模の大小にかかわりなく技術と経営に優れた企業が成長していくことを基本とし、不良・不適格業者……
○一井淳治君 まず、法務行政の方から質問をさしていただきたいと思います。 私は昨年の七月まで弁護士の方の仕事をしておりまして、時々法務局の俗に言う登記所の方に参っておりましたけれども、どうも最近は登記所に参りましても何か大変慌ただしいような感じがいたします。それから、登記簿謄本をとりましても、昔はそうではありませんでしたけれども、最近は時には誤記があるというふうな状況もあるわけでございます。私ははたから見ておりましてどうも人員が非常に不足しているんじゃないかというふうなことも感ずるわけでございますけれども、最近の人員配置の状況についてどういうふうになっているのか、お尋ねいたしたいと思います。
○一井淳治君 環境庁長官にまずお尋ねいたしたいと思います。この委員会は、七日に板橋区大和町の交差点付近の大変な大気汚染箇所を視察いたしまして、人の体をむしばむ大気汚染の実態というものを身をもって体験してきたわけでございます。長官は第百八回国会の冒頭で、 環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全するとともに、潤いと安らぎのある快適な環境の創造を目指す重要な使命を帯びた行政であります。私は、今日の経済社会の変化に対応して環境行政がその使命を全うできるよう、その責任者として全力を注ぎ込んでまいる所存であります。 このように決意を御表明になっておられるわけでございますけれど……
○一井淳治君 運輸省の方にまずお尋ね申し上げたいんですが、最近オートマチック車の急発進あるいは急加速、いわゆる暴走事故が多発しているようでございますけれども、新聞や雑誌の記事が最近は頻度もだんだんふえておりますし、記事も大きくなっていくというふうな状況がございますけれども、運輸省として、AT車の暴走事故に関して一番新しい統計数字で結構でございますが、どのように把握しておられるのか、まずお尋ね申し上げたいと思います。
【次の発言】 オートマチック車の暴走事故の原因でございますけれども、端的な表現を使わせていただきますけれども、この実態は人為ミスなのか、それとも構造上の不良や欠陥が事故の原因となっ……
○一井淳治君 地価高騰、これに対する対策が急務であるということは言うまでもないことでありますけれども、今回の地価高騰が不動産業者の好ましからざる動きが一つの原因になっているということも否定できないところでございます。そういうことで、投機的な土地取引の排除、そして地上げ屋や暴力行為などの悪質な行為をなくす等のために、不動産業者に対する指導の徹底、さらには宅地建物取引業規制の見直しが必要ではないかと思うのですが、建設省の方ではこれに対してどのような対策をお持ちなのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 悪質な行為、それから宅地建物取引業法に違反する行為については、免許の取り消しとか、あるい……
○一井淳治君 郵政省の昭和六十三年度の一般会計予算に関連して質問さしていただきたいと思いますが、六年連続のマイナスシーリングで、この六十二年度の予算の確保は非常に厳しい状況でございます。しかも私、この決算委員会に出ることで初めて勉強さしていただいたんですが、郵政省の一般会計予算は総額が余り大きくないので、必要部門、重点部門への融通というものが非常にききにくいんじゃないかというような感想を持っております。それにいたしましても、やはり必要なものは確保していかなければならないんじゃないかというふうに思いますけれども、基礎的な先端技術の開発、これは財源がいかに不足しても絶対に実行していかなければならな……
○一井淳治君 この二十四日に補正予算が成立いたしまして、建設省関係分としては二千八百十億円のNTT株式の売却資金による無利子貸し付けが充てられておりますけれども、この無利子貸付事業の対象になる、いわゆるAタイプとBタイプとあるようでございますけれども、これは具体的にどのような内容の事業なのか、また、今年度具体的にどのような事業が予定されておりますのか、建設省の所管事業について御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 通常の道路というようなものもこのBタイプに入るというふうにお聞きしてよろしいでしょうか。
【次の発言】 NTT株売却益による無利子貸し付けでございますけれども、六十三年度の予……
○一井淳治君 今回の高規格幹線道路網が決定されるまでに各地からいろいろと高規格幹線道路に入れてほしいという要望が出ていたというふうに思いますけれども、この高規格幹線道路網から外れたのがどのくらいあるのか。でき得れば、地域ごとに何カ所、合計キロ数というものをお教え願いたいと思います。
【次の発言】 道路が線引きと同一視していいかどうかわかりませんけれども、線を引くという問題は全体との関係がありまして、どうしても運、不運によりまして外されるというところも出てくると思います。外された地域につきましては、地域の均衡ある発展からのけものにされる、発展が困難になるというふうな非常に憂き目に遭うわけでござい……
○一井淳治君 法案の質疑に入る前に、一般の質疑の方からさせていただきたいと思います。 私、二十数年間弁護士をしておりましたけれども、以前はどの地方に行きましても地方検察庁の支部が各地にございまして、どの支部に行きましても有資格者といいましょうか、司法修習生の課程を終えた検察官が広く配置されておりまして、また地検本庁でも大部分の事務は有資格者の検察官がやっておられたように思います。ところが、最近の検察庁の様子を見ますと、地検本庁においてすら有資格者の検察官が非常に少なくなっておられまして、有資格者じゃない――有資格者という言葉は悪いかもしれませんが、修習生の課程を終えておられない検察官の方が広……
○一井淳治君 貴重な御意見をまことにありがとうございました。 時間が余りございませんので、まず、各参考人の方々に対してあらかじめ質問を一括して出させていただきますので、結論だけで結構でありますから簡単なお答えをいただきたいというふうに思います。 まず、江藤参考人に対してお尋ねしたいわけでございますけれども、先ほど簡易裁判所創設の理念と簡易裁判所の置かれている現実について御説明をいただいたわけでございますけれども、日本国内には現在救済を求めるべき権利侵害というものがないのかどうか、泣き寝入りという状態が起こっておるのかどうかという日本国内の状態の問題でございます。 それからもう一つは、それ……
○一井淳治君 引き続いて地方財政の問題につい て質問してまいりたいと思いますけれども、大変厳しい状況でございまして、そういう中で国保制度の変革の問題が出てまいりました。また先ほどの大蔵省のお話では、これは新聞記者の走り過ぎということで、新聞記者の悪者で済みそうでございますけれども、地方交付税の圧縮の問題がお化けみたいに出てきたわけで、とにかく国の財政負担を地方へ肩がわりさせようという方針が非常に根強くあるわけでございます。 ことしの予算編成の過程を見ましても、補助負担率の引き下げを行うに当たっての覚書や附帯決議があったにもかかわらず、公共事業についてああいうふうな補助負担率の切り下げが行われ……
○一井淳治君 学校給食の関係で御質問をさせていただきたいというふうに思います。 米飯給食につきましては、文部省の体育局長さんからの通達等がございまして、文部省としてもこれの普及を図っていくということにされておるわけでございます。米飯給食は子供も好むし、米の消費拡大にもつながるし、また栄養もすぐれておる、そうしていろいろと教育上有意義であるということが言われておりまして、よいことずくめだというふうに思うんですけれども、その割に目標の週三回にも達しないということで、普及がいま一歩ではないかというふうに思うわけでございます。この米飯給食が皆さんから期待されておるにもかかわらずいま一歩であるという最……
○一井淳治君 大蔵省の職員の方の土曜閉庁移行について、まず質問いたしたいと思います。
労働時間の短縮というのはもう時代の要請でございまして、週休二日制の円滑な推進が必要で、現在大蔵省でも四週六休制の試行中という状況でございますけれども、この四週六休の試行について、税務署とか財務局とか税関など、国民や業界と直接接しているそういう官署を含めまして、何か大蔵省の職員の方の四週六休の試行に対して国民の間から不平や不満があるのかどうか、その点をまず大蔵省の方にお尋ねします。
【次の発言】 総務庁の方では、この閉庁方式を進めていかれるについて、諸外国での公務員の閉庁問題についての調査をなさっておられるよ……
○一井淳治君 昭和六十二年十一月二十七日付の「外国人の就労に関する意識調査の概要について」という法務省入国管理局の調査がなされておりますけれども、この調査をされた動機と目的についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 この調査報告書の一の「背景」のところで、この問題についての内部的な研究会とかあるいは懇談会を設けているということが書いてあるわけでございますけれども、どんな研究会あるいは懇談会があるのでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、入国管理の問題、特に今回の意識調査を対象とした問題について恒常的な委員会を設けているとか、そういうわけではないんですね。
○一井淳治君 まず、政治資金規制に関連いたしまして自治大臣の方にお尋ねいたしたいと思います。 最近は、一夜にして数千万とか数億円集めるようなパーティーの問題とか、あるいは企業献金を一挙に最高一億円を二億円に上げるような派手な話題が多い。その反面国民からの批判も強いというふうに思いますけれども、そういうこと以外に、やはり日本の民主主義をどう育てていくか、国民の立場に立った政治を進めていくためにはどうするかということで、個人献金の問題を真剣に考える必要があるんではないかというふうに思います。 五十年の七月十五日に政治資金規正法の改正が行われまして、その附則の八条に、この法律施行後五年を経過した……
○一井淳治君 民間の鉄道でございますけれども、特に地方の場合には赤字路線が少なからずあるというふうに思います。私はこの廃止に賛成論者ではないんですけれども、廃止する場合の手続なり要件なりについて、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今抽象的な御説明をいただいたわけでございますので、もう少し個別の詳細な質問をさせていただきたいと思います。
代替の輸送機関の有無の問題でございますけれども、仮に廃止された場合に代替の輸送機関がありませんと、沿線の住民の生活に支障を生じますし、地元の産業にも大変な悪影響を及ぼすと思います。この代替輸送機関がないような場合にも廃止が可能なのかどうか、そ……
○一井淳治君 財政法の二十四条によりますと、予備費として相当と認める金額を予算に計上できるという規定がございます。この相当と認める金額とはどういう額をいうのかということをお尋ねしたいわけでございますけれども、その前に、補正予算を組むことがもう現在では当然の慣例ということになっておりまして、補正予算を組まない年はないわけでございます。そういう時期におきますと、補正予算をその年度中に組むことを前提として予備費を考えていったらいいんじゃないかということも考えられると思うんですけれども、この補正予算との関係で、予備費についてどういうふうに考えたらいいか、その点からまずお尋ねをいたしたいと思います。
○一井淳治君 特許庁では、ペーパーレス計画を現在お進めのようでございますけれども、それにつきましては弁理士の意見、特に地方の弁理士の意見を十分に聞いていただきたいと思うのでございますけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 ペーパーレスの状態によりますと、地方の弁理士あるいは地方の企業からの出願が非常に困難になって、中央集権化がますます進むということもあり得なくもありませんので、地方の活性化という観点からも十分な御検討をお願いしたいというふうに思います。それから次は、最近特許庁の方では弁理士制度の改善の検討を行われているように聞いておりますけれども、やはり弁理士の問題でございますから……
○一井淳治君 日本の農業は危機とも言うべき激動の時代を進んでいるというふうに思いますけれども、お米の輸入自由化ということは絶対にあってはならないというふうに思いますし、また、食管制度はあくまで堅持されねばならないというふうに思いますが、いかがでございましょうか。結論だけで結構でございます。
【次の発言】 非常に長い御説明であったわけですけれども、これはある程度幅があるかもしれませんが、食管制度を堅持されるというふうにお聞きしていいわけですね。
【次の発言】 食管制度は国内の問題でございますから、これはいろいろ困難な事情がありましても乗り切っていけるというふうに思いますが、自由化の問題は、国際的……
○一井淳治君 まず、オレンジ、牛肉の交渉のことから質問をさせていただきたいと思います。
眞木経済局長さんには非常に大変な時期に渡米なさいまして、まことに御苦労さまであったというふうに存じます。アメリカでの日米の交渉の概要について、特に自由化時期の明示が必要だと、この時期いかんによっては代償措置を求めるということが新聞では報道されておりますけれども、その間のことを含めましてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私、ちょっと聞き落としがあったかもしれませんが、代償措置というものが言われておるようですけれども、具体的にどういうことなんでございましょうか。
それから、自由化の時期につ……
○一井淳治君 まず、牛肉、オレンジの自由化をめぐる対米交渉に関連してお尋ねいたしたいと思います。 どの新聞を見ましても、今週が山場である、今週末かあるいは今月中には農水大臣も訪米なさって御努力なさるということが報じられておるわけでございますけれども、まず第一に、今後の牛肉、オレンジの対米交渉をめぐって、日本の酪農やあるいはかんきつ農家を守るために自由化はさせないということで御努力いただいているように私どもはこれまで継続して伺っているわけでございますけれども、農水省とすればどういう立場に立って交渉を進めていかれるのか、改めてお尋ねしたいと思います。
○一井淳治君 これまでテーブルの設定自体が大変困難でございました対米牛肉、オレンジ交渉でございますけれども、大臣以下大変御努力いただきましてテーブルに着くことができまして、いよいよ御出発ということでございますけれども、この牛肉、オレンジの対米交渉に当たっての基本姿勢というものについてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この問題の重要性につきましては十分に御認識と思いますので、なお一層の御努力をいただきたいというふうに思います。
次に、牛肉の国内生産の問題に関してお尋ねするわけでございますけれども、農産物、水産物加工品なべて国内の消費が伸び悩みという状況がございます。そういう中……
○一井淳治君 水産物と水産加工品の消費が伸び悩みの状況のようでございますけれども、この原因について御説明いただきたいのと、もう一つは、この消費拡大についてどのように取り組んでおられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 水産物の消費拡大をお図りになるという御説明ですけれども、このことは栄養上どうなんでしょうか。我が国の国民の健康を保持していくという観点から、水産物の消費拡大を図るということはどういう意義があるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 農林水産省は、国民の食糧の生産と確保を主管しておられるわけでございますけれども、今までの農政の状況を見ておりますと、農民……
○一井淳治君 まず、我が国の森林の果たす役割についてお尋ねいたしたいというふうに思います。
経済的な機能とか公益機能とかいろいろ言われておりますけれども、森林の果たす役割についてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この法律もそうでございますけれども、これから森林の開発が進んでいくというふうに思いますが、森林の公益的な役割というものを最後まで大切にしていただくという御方針を堅持していただきたいと思います。
それと同時に、ややもすると森林の重要性というものが忘れられつつあるんじゃないか。例えば水源涵養林にかえてダムをつくるとか、あるいは森林が山奥にあるために重要性がだんだんと忘……
○一井淳治君 我が国におきます水産物の消費の伸びでございますけれども、最近どういう状況なのか。将来伸びることが確実に期待される状態があるのかどうか、その辺についてまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 消費が思うままに伸びないという状況があるわけでございますけれども、その原因につきましては、例えば魚特有のにおいがするとか、消費者の好み、調理が面倒だというふうないろんな理由が言われておるわけでございます。先ほど長官からも酪農の場合と対比してちょっと御説明があったわけでございますけれども、生産者段階は現状でよいのかどうか。それから、水産物の小売段階での販売力の弱さ、こういったことが消費が伸び……
○一井淳治君 我が国の生産する農産物で消費が伸びている農産物とすればどんなものがあるのか、その点をお尋ねしたいと思います。
あわせて、米の消費の動向でございますけれども、最近の最も新しい状況によりますと、米の消費がどういうふうな状態になっているのか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 これは、言うまでもございませんけれども、我が国の農業はとにかく内外ともに非常に今厳しい状況にあると思いますけれども、そういう中におかれまして、大臣は先ほど来、大変対外的な側面で御努力いただいておるわけでございますけれども、この日本の農業の将来をどのように活路を開いていこうとされておるのか。大臣として、熱……
○一井淳治君 公的年金の一元化が呼ばれておるわけでございますけれども、これは今後どのように進んで、そうしてそういう中で本件の農林漁業団体職員共済組合法による年金がどういうふうになっているのか、まず御説明をお願いしたいというふうに思います。
【次の発言】 年金額の改定につきましては、国
民の生活水準、賃金、物価その他社会経済的諸要素を総合的に判断して措置されるべきであるというふうに考えますが、その点は農水省の方でも同意見であろうというふうに思いますけれども、今回のように消費者物価の上昇率だけを基準とすれば年金生活者は生活が守られないことになるというふうに思うわけでございますけれども、その点の御見……
○一井淳治君 そういうことで国会の決議は完全に、厳重に守ってもらわなきゃいけないというふうに思いますけれども、これを今後どのように大臣、これを実現していくのか。特に新ラウンドにおいてどのように対処していかれるのか。その点についてお願いしたいと思います。
【次の発言】 それは当然そうあってしかるべきと思いますけれども、具体的にどのような態度で、どのような方策でいかれるのかということをお尋ねしているわけです。
【次の発言】 米の問題を含めてこのニューラウンドでどのように対処されていくのか、もう少し具体的に説明いただけませんでしょうか。
【次の発言】 外務政務次官がおられますので、その点について政務……
○一井淳治君 ウルグアイ・ラウンドの中間レビューで、農林水産大臣もこの後御苦労いただくというふうに聞いておるわけで、私どもも頑張っていただきたいという気持ちでいっぱいでございますけれども、この中間レビューの中で、日本の米の輸入の問題あるいは日本の農業に直接強い影響を及ぼすような問題がアメリカその他の外国の方から議論のテーマとして出されるような見通しがあるのかどうか、その見通しについてまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 アメリカその他の外国から、お米の問題について何か具体的な議論として出してくる見通しがあるのかどうか、その辺はいかがでございましょうか。
○一井淳治君 本日は米価の算定の問題が中心でございますけれども、米価算定の背景となる重要な事情だと思いまして質問するわけでございます。
水田の稲作農業というものは、お米を生産するという大切な役割以外に自然環境を保全する、国土を保全するという重要な意味があると思いますけれども、こういう経済外的な水田稲作農業の貢献というものについてどのようにお考えなのか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 特に我が国の場合、いわゆる中山間地域というものがございますけれども、その地域はえてして急峻な立地が多いわけです。そういうところでは畑作に転換すると土砂の流出が多くなるとかいろんな問題点があると……
○一井淳治君 本日は、肥料価格安定臨時措置法を廃止する法律案が審議されるわけでございますけれども、これまで行われてきた肥料価格安定制度を政府としてはどのように評価しておられるのか。特に、これまで形成されてきた肥料の価格が高過ぎるという評価があるのかどうか、そのあたりのことについて簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私も肥料の価格は高くなかったという考え方を持っておりますけれども、肥料の価格について、過去の価格の推移がどうであったか、特に他の諸物価に比べてどうであったかという点の御説明をいただきたいと思います。
それから同時に、肥料のメーカーがこれまで相当の利潤を確保しておった……
○一井淳治君 昨年は十二品目、一部の例外はございますけれども、それから牛肉、オレンジ、この自由化が進むようになったわけでございます。それ以外にも農産物の輸入が非常に増加しておるわけでございまして、そういったことは統計数字にもはっきり出ておるわけでございます。農産物の輸入増加によって我が国の農業生産にどのような影響が及んでいるのか、特に業種によっては非常に深刻な事態も起こっているのじゃないかというふうな気もいたしますけれども、具体的な状況を含めながら影響について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、ただいま業種によっては相当深刻な影響も出ておるのじゃないだろうか、業種というのは農……
○一井淳治君 お米を初めといたしまして、最近農産物の価格が低下しがちだ、不安定な状況がございます。そういった中では農民の間で規模拡大の意欲というものが乏しくなっているのじゃないか、そういう点が心配でございますけれども、実情はどうでございましょうか。
【次の発言】 現在の、特に農業の将来の見通しについて確固たる判断ができない状況のもとでは、どうしても経済的理由から、言いかえますと、お金もうけだけから農業の規模拡大をする人は余り多くいないのじゃないか。現在、規模拡大なんかの努力をしておられるのはやはり農業に愛着を持っておる、農業の愛好家といいますか、あるいは自然保護に特別の関心を持っているとか、あ……
○一井淳治君 まず、竹内宏参考人からお伺いをしたいと思います。
先ほどのお話にもありました、アメリカを中心とする好ましからざる経済の状態と、それから日本の過剰な貿易をしている非常に好ましからざる経済の状態ですが、これは鶏と卵という関係からいけばどういうことでしょうか、どちらが先でしょうか。
【次の発言】 お立場上どこの国がどうこうということは言えないということがあれば、専門外であるということで外していただいても結構なんですけれども、アメリカの財政赤字の原因といいますか、そのあたりについてはどのようなお考えをお持ちでございましょうか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。