このページでは一井淳治参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○一井淳治君 民主党の一井でございます。 両法律案につきまして、それぞれの提案者及び政府に対し質問させていただきます。両案について、便宜、中山案、猪熊案と呼ばせていただきます。 両案ともに、臓器移植を行うための法的環境を整備しようとされている点は同じであります。根本的な相違点は、脳死状態にある者を法律によって死体と見ることと定めるか否かにあります。そこで、まずこの点を中心に両案の提案者にお考えを伺い、最後に政府に対しても環境整備などについてお伺いしたいと思います。 欧米などでは、心臓や肝臓の移植など既にそれぞれ数千例の移植が実施されており、また、日本人が高額の支払いのもとに外国で外国人の……
○一井淳治君 私は、日米防衛協力のための指針の策定に関する報告について、民主党・新緑風会を代表して質問いたします。 まず、指針は、アジアの平和に向けての我が国のあり方や憲法にかかわる重要なことでありますから、防衛協力小委員会での日米の官僚の作業にゆだねるのではなく、政治主導で、特に日本側の要求を積極的に盛り込むように、日本側の主体性を持って取り組むべきは当然であります。私たちは、中間報告の前の段階からこの点を非常に憂慮して、五月に発表した民主党の日米防衛協力指針の見直しに関する基本方針においても、ガイドラインは主体的に整理さるべきものであり、ただ単に米国からの要請にこたえるという受け身の姿勢……
○政府委員(一井淳治君) 農林水産政務次官を拝命いたしました一井淳治でございます。 我が国の農林水産行政は、幾多の重要な課題を抱えておりますが、野呂田大臣を補佐いたしまして、全力を傾けて諸課題に当たりたいと存じております。 委員長を初め委員各位の御支援のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○一井淳治君 社会民主党の一井淳治でございます。 住専問題につきましては、基本的なスキームにつきまして、金融制度の安定とかあるいは預金者保護が必要であるということを国民に詳しく理解を求めてもらうように訴えていくと同時に、国民の汗の結晶であります税金を少しでも使わないように、もうこれをゼロにしていくように最大限の努力をしていく。そのためにも、母体行に追加負担を求めるとかあるいは債権回収を強力に進めると同時に、情報公開あるいは透明性を拡大していくということを進めていかなきゃならないと思うわけでございます。これは共通の合意を得たことでございますので特に質問としては申し上げませんけれども、住専の法案……
○一井淳治君 きのうに引き続いて質問をさせていただきます。
住専問題は、日本経済を大混乱させたわけでありますし、税金の投入までして対応しなくちゃいけない。ですから、犯罪が仮にその原因としてあるような場合には厳しい処分をするということが当然であると思います。一部の犯罪は時効にかかりつつあるわけでありますから、強力な捜査を早急に進めていくということが極めて重要であると思いますけれども、きのう法務省と警察庁とお二人お見えであったんですが、警察庁の方のお考えを大変失礼して聞き落としておりましたので、きょうはお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大変御多忙とは思いますけれども、住専問題について特別力……
○一井淳治君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけを代表して、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案等六法案について賛成の討論を行うものであります。 まず、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案について申し上げます。 これまで先延ばししてきました住専処理対策は、放置すると金融不安など国民生活への重大な影響を引き起こすおそれがあります。本法案の定めたスキームを早急に強力に実施することによりまして我が国金融システムの活性化と経済の発展を確かなものにし、預金者保護も図っていくものであり、まさに必要不可欠なものであります。いわゆる……
○一井淳治君 国産材の関係業界がまさに壊滅的ともいうべき大変厳しい状況に陥っています。特に最近、木造住宅の輸入の促進が強力に行われまして、どうも時には在来型木造住宅の振興とか、あるいは我が国の森林・林業、製材業の振興ということの影が薄くなりかねないような状況がなきにしもあらずというふうに思われます。 そこで、大臣におかれましては、今さら言うまでもないことでございますけれども、我が国の環境と国土保全という国民的課題もあるのですから、森林・林業、製材業、そして在来型木造住宅の振興などのために、閣議などにおかれましても強力に御主張いただくなど、強力な対策を展開していただきたい、このように大臣に要望……
○一井淳治君 しばらく民間におられました、女性の新しい大臣に、私ども期待いたしております。
まず法務行政のあるべき姿についてのイメージですね、大臣、どのようなイメージをお持ちかということをお伺いします。
私の言いたいことは、例えば省庁によっては、国民に親しまれ愛される省庁になりたいと努力している姿が見える省庁もございます。そういったことで、一言で言えばどういうイメージをお持ちなのかということをお伺いしたいわけでございます。
【次の発言】 そういう意識をお持ちになって御努力賜りたいと思います。
私ども、日ごろ法務省に対していろいろと期待するところが多いわけですけれども、例えば施策や予算をも……
○一井淳治君 まず、法案に関連して質問をさせていただきます。 刑事事件の証人とかあるいは捜査機関の参考人に対して協力するということは非常に重要なことでございまして、時には生命にもかかわるということで、その協力者についても本当に守ってあげなくちゃいけないということが言えると思うわけであります。 そういったことで、今回、介護費用の支給を始めるということは非常によいことでありますから私どもも賛成であります。ただ、介護費用の支給が始まりましても、これは実際に正しいといいますか、適正な認定が行われないと支給ができないわけですから、十分法の方向に従った介護費用が実質的によく払われるようにしてもらわなき……
○一井淳治君 これは言うまでもないことでありますけれども、我が国は三権分立、言いかえますと司法権の独立ということを政治的な基本構造としているわけでありまして、やはりこの司法というものが立法や行政に対抗できるだけの強い体制を確保していくことが国政の基本として必要であると思います。 他方、我が国は民主主義を追求していく国でありますから、民主主義の基礎といいますのは基本的人権の保障ということが何よりも大事でありまして、国民が法のもとの公正な裁判を手軽に受けることができるということが完全に保障されるべきであると思います。 ところが、現実には国民の目から見ますとどうも司法が見えないといいましょうか、……
○一井淳治君 本件の法案を実施した場合に、我が国あるいは我が国の関係者にどのような利点と申しましょうか利益をもたらすのか、それからまた、この法律は非常に特殊専門的な問題でありますから、この法律を実施する受け入れ体制がちゃんとできておるのかどうか、その点についてお伺いします。
【次の発言】 きょうは海上保安庁の方がお見えであると思いますのでお尋ねしたいと思います。
衆議院の予算委員会で米田議員が、朝鮮民主主義人民共和国へ日本から提供した第二次援助米につきまして、これが緊急輸入米ではなくて五万三千八百トンの国産米を送ったんだという趣旨の質問をしておられます。この質問の資料は、米田議員の御説明によ……
○一井淳治君 まず、北海道のトンネル事故につきまして、事故に遭われた方、御家族の方に対して心からお見舞いを申し上げたいと存じます。あわせて、一刻も早い救出をお祈り申し上げます。 建設大臣、北海道開発庁長官におかれましては現地にお行きになりまして、そして関係省庁の大変な御努力ということに対して心から敬意を表しますと同時に、今後一層の早期の救出に向けての努力をお願いしたいと存じます。 また、この場をかりまして、先ほどのお話によりますと総理からも温かい御指示を賜っているということでございますけれども、関係省庁におかれまして一層御努力を賜りますようにお願いを申し上げます。 また、自治省に対して御……
○一井淳治君 総理及び関係の大臣におかれましては、沖縄における基地の返還等、そして日米間の共同文書の取りまとめなどに大変御努力を賜ったことに対して敬意を表したいと存じます。また、御多忙の日程を縫いましてこの予算委員会の審議に御協力賜っていることに対して感謝を申し上げたいと存じます。 我々は、二十一世紀に向けて、新たな日米協力を軸にいたしましてアジアの平和と繁栄を目指して前進しようとしているわけであります。これまでの憲法解釈に従い、そして中国、北朝鮮、ロシアとも友好関係が前進するようにしながら、また国民全体の理解と協力を求めながら我が国の安全とアジアの平和と発展のために御努力をいただきたいと思……
○一井淳治君 社会民主党の一井でございます。 私、質問時間が十五分しかありませんので、どうか御協力をよろしくお願いしたいと存じます。 私は、桃源社の決算書類が粉飾されているんじゃないかと思います。大蔵省が住専七社に対する第二次立入調査という報告書をつくっております。それを見ますと、日本住宅金融株式会社が桃源社に融資をしているんですが、放漫な融資をしているということが書いてありまして、平成三年には多額の運転資金を提供してロスを拡大したと書いてあります。 それを見ておりまして、これは平成三年当時の決算書類が、今から考えると桃源社は非常に危機的な財政状況にあると私は思いますから、そういったこと……
○一井淳治君 まず、生産調整に関して質問をさせていただきます。 今年度の生産調整ですが、まさに農民を初め関係者が必死で、血のにじむ思いで実現していったと考えております。 そして、現実に集落を見ますと、例えば三〇%の減反が割り当てられている場合に、三〇%を実行しない人がいますから、ある人は集落内で五〇%とか六〇%の減反に協力しなきゃいけないということが出てまいります。 これ以上減反を、生産調整の規模を拡大強化していきますと、農村の生活基盤、農業基盤である集落が破壊されてしまう、そういう問題に私はまさに直面していると思います。そういうことで、これ以上生産調整の規模を拡大していきますと、農業も……
○一井淳治君 社会民主党の一井淳治でございます。 まず、岡光前事務次官問題につきまして一歩踏み込んで質問をさせていただきたいと思います。 まさに行政改革が最大の課題でありますけれども、行政改革の実現のためには、官僚に対する政治主導、国民から選ばれた政治家の優位というものが確立されなくちゃならないと思います。 過去にもリクルート事件で文部省の高石事務次官が逮捕されたことがありましたけれども、そのときには文部大臣は官房長、生涯学習局長、初等中等教育局長の三名を辞職させているわけであります。ところが、岡光前事務次官の場合にはいわゆるボーナス問題が起こるということがあり、大変大きな問題になってい……
○一井淳治君 松旭参考人にお尋ねさせていただきたいと思います。
農協の信用事業につきましては、住専問題が論議されたのがつい先刻なんでございますけれども、今まさに金融情勢を見ますと金余り現象があり、大変厳しい経営環境の中で、現実に競争に負けないようにしなくちゃならないという状況があるわけであります。そういう中で、今後自己責任の原則を基本にしながら農協関係の信用事業が心配なくやっていけるのかどうかということが一番問題だと思うんですけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 もう一点お尋ねしたいと思います。さっきお話も出た監査体制、今回の法改正にも関係するわけですけれども、これがきちんと実……
○一井淳治君 長い人類の歴史を振り返りますと、さまざまな文明が栄え、あるいはいつしか滅びておるわけであります。滅びる原因というものが幾つか挙げられておりますけれども、その中には環境破壊といいますか、森とか水とか土などの文明の基盤となるそういったものが失われたということが言われておるわけでございます。 今、我が国は未来に向けて現在の繁栄をさらに継続し発展させていくにはどうしたらいいだろうかということがまさに問われておる時代であります。農林水産業といいますのは、大臣の所信にもございましたように、国土保全とか環境保全など多面的な機能を持っておるわけでございます。そして、今まさに緑の田畑や森林や清ら……
○一井淳治君 森林組合が発展するためには林業が振興されなくちゃならない、林業の振興と森林組合の発展とは表裏の関係であると思いますけれども、林業の振興のためには木がどんどん出荷され、原木が出ていかなくちゃならないわけであります。結局、木材の価格が安ければ森林組合も疲弊するし、山林はとにかく手入れをする人がなくて荒れ果ててしまう。木の値段が上がるとどんどん出荷され森林組合も活性化する、こういう関係にあると思います。 そこで、木材の価格について質問をさせていただきたい。恐らくは消費税の駆け込み需要などありまして家の建築件数がふえているために、木材価格が騰貫いたしましたけれども、最近安くなるという価……
○一井淳治君 私、予算委員会の関係がございまして大変御迷惑をおかけしますけれども、ここで質問させていただきたいと思います。 何といいましても、非常に厳しい酪農の環境の中で一番注目を浴びておりますのは、加工原料乳の保証価格が幾らに決まっていくかということでございますけれども、そういった中で計算方法についてさまざまな議論があるわけでございます。 まず第一に、私は配合飼料価格が最近急激に高くなっているという状況の中で、配合飼料価格の見通しを立てながら適切にこの価格に反映していただきたいと思うわけでございます。 もう少し具体的に申し上げますと、この四月からはかなりの値上がりが予想されておりまして……
○一井淳治君 ちょうど谷本議員から動物防疫について質問がありましたので、まずその件に関連して、私からも質問をさせていただきます。 岡山県内に水島港という港がございます。ここでは年間の貨物取扱量が約九千五百万トン、これは平成六年の統計数字でありますけれども、全国第六位に達しています。そして、外国との定期航路も非常に増加しつつある。また、周辺には相当数の飼料メーカーが立地しておりまして、配合飼料の原料でありますいろんな飼材について動物検疫を必要としています。 地域の経済の発展のためにも、このあたりで水島港においても動物検疫を実施していただきたい、指定港としていただきたいという要望が非常に強いわ……
○一井淳治君 農林水産省は、水産庁も含めまして世界各地で技術援助を展開しておられますけれども、いずれも着実な成果を上げておられまして、大変好評であると思います。よその省庁の中には、せっかく援助をしながら現地人から批判されるという声のある援助もあるようでありますけれども、本当に農林水産省の援助というものは現地に根づいておりまして好評であると思います。 私、最近中国へ参りまして、中古機械の修理とか、あるいはかんがい排水の技術援助の状況を勉強させていただきましたが、本当に中国の農業の振興にも大きく貢献しておりますし、現地からも大変温かい感謝の気持ちを持たれているということを感じたわけでございます。……
○一井淳治君 民主党の一井でございます。 まず、江頭参考人の方からお尋ねしたいと思います。 商法学者の声明というのを私も拝見いたしました。これは、私はコピーをもらっているんですが、最初二ページありまして、続いて「今次商法改正法案の問題点」というのが四ページばかりあるんです。これが前から一体となっておったものかどうかわからないんですが、私の手元にはそういう形でとじられてきております。最初に手続面ということが問題点の一に書いてありまして、二番目に会社あるいは証券市場の監視機構の整備等の環境面の問題の指摘がございます。 そこで、会社の監視機構の整備についてお聞きをしたいわけなんですけれども、私……
○一井淳治君 私は民主党の一井といいますけれども、時間が余りありませんので、できるだけ簡潔にお答えいただきたいというふうに思います。いいでしょうか。 今のあなたのお話を聞いておりますと、政界への交渉あるいはお金を配る等のことについてはあなたは主役でないと、そういうふうに受けとめたんですが、しかし、これは新聞報道ですけれども、お父さんの方はあなたとか周りの人間がしたんで自分は知らないと、自分は主役でないという趣旨の発言を新聞報道からは私どもは耳に入るわけでありますけれども、どうなんでしょうか。あなたがやはり中心でやっておられたんじゃないでしょうか。
○一井淳治君 民主党の一井でございます。
先ほど、日にちについて、平成六年の後半からということを改められたわけでありますけれども、初村前代議士と平成六年後半からお知り合いになった。それから一年間ばかりおつき合いがあったわけですね。その間、この初村前代議士の政治活動の中であなたはどういう役割を担当しておったんですか。
【次の発言】 政治団体を結成されておったと思いますけれども、そういう団体の中に入ってあなたも役割を果たしておったんじゃないでしょうか。
【次の発言】 平成七年の四月二十一日ですけれども、あなた自身は長崎に行ったことはないということを前回証言されましたけれども、あなたを手伝っておる……
○一井淳治君 今回の改正につきましてはかなり項目が多いわけでありますけれども、それぞれの改正を実行した場合に、実務の執行上スムーズにいくのかどうか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、政治資金収支報告書の保存期間についてお尋ねいたします。
現在はたしか三年になっておったと思いますが、そうですね。
【次の発言】 保存期間を三年にした理由ですけれども、そのあたりの御説明をまずお願いいたします。
【次の発言】 その保存ですけれども、どのようにして現在は保存しているんでしょうか。
【次の発言】 この三年の保存期間が設けられてから現在まで相当日時もたっているわけであります。……
○一井淳治君 漁港は、漁業にとりましても漁村にとりましても最も重要な基本的な施設でございます。特に、離島などに行きますと、島の生活全体の最も重要な基盤ということであると思いますけれども、この重要な漁港の一層の整備の推進ということが必要ではなかろうかと思いますけれども、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その漁港の整備事業でありますけれども、予算規模によって漁港修築事業と漁港改修事業等に分かれているようであります。岡山県内のことを質問させていただきたいわけでありますけれども、漁港修築事業として白石島港が対象とされておるわけでありますけれども、この整備の促進をお願いしたいわけであ……
○一井淳治君 農業がいかに大切であるか、そして国民のために将来の食糧を確保していく政策がいかに大切であるかということはもう大臣も十分に御認識であると思いますので、その点については質問を省略させていただきたいと思います。 今、行政改革が進められておりますけれども、その結果、農政が細るようなことがあっては絶対いけないと私は思うわけでございます。中央省庁や地方の出先機関のスリム化等が検討されておるようにお聞きしているわけでありますけれども、やはり農業の振興、食糧を将来確保していくということは、これは日本にとりましても未来永劫に必要でありますから、どうしても大臣に頑張っていただきまして、将来、農業が……
○一井淳治君 まず、水産加工業施設改良資金融通臨時措置法に関して質問をさせていただきます。
御説明によりますと、「外国政府による」という言葉が入ってございます。これについては、どのような国のどのような政策の変化をお考えであるのか。それからもう一つ、通称HACCP法というものが別件の法律で上程されようとしているわけでありますけれども、それとの関係はどのように考えたらいいのか。その点についてまず質問させていただきます。
【次の発言】 特にこの法案は、今御説明がありましたように、緊急の必要性があるということで先行されておるようでありますけれども、だとすれば、今お話ありましたEUとの関係ということが……
○一井淳治君 大臣におかれましては、この三月にOECDの会議に御出席なさったというふうにお聞きしております。
その成果につきましてお伺いさせていただきたいと思います。
【次の発言】 少し古くなりますけれども、一九八七年のOECD閣僚理事会のコミュニケを見ますと、「農民の所得支持は、価格保証等よりも直接的な所得支持を通じて行われるようにすべきである」、そういう項目があるわけでありますけれども、「直接的な所得支持を」ということをまとめられた目的とか、その背景事情について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 十年後の一九九七年のOECD閣僚理事会においては、その合意についてどのような取り……
○一井淳治君 まず、厚生省に薬価についてお尋ねいたします。 今、医療費の改革論議が進められておるわけでありますけれども、我が国の薬価が諸外国に比べて非常に高いこと、それから繰り返し薬価の引き下げが行われたのでありますけれども、依然として医療費の中に占める薬剤費の割合が三〇%という諸外国に比べても高い割合を占めているわけであります。この薬価対策というのが非常に重要な課題でありまして、私どもも、薬価の問題が解決すれば医療費の赤字の問題はほとんど解決するのじゃなかろうかというふうな感想も持っているわけでございます。 他方、周辺に目を向けますと、医療保険も赤字傾向でありますし、病院経営も恐らく今年……
○一井淳治君 国政調査権に関しまして、清水先生、浅野先生に同じ質問をさせていただきたいと思います。 現在、国政調査権というものが十分に機能しているかどうかという点でございますけれども、国会が国政調査権を十分に使いこなしているかどうかという評価を第一にお聞きしたいわけでございます。そして、私自身、私個人的には、この国政調査権というものは極めて機能していない、残念な状態にあるというふうに評価しているんですけれども、もしお二人の先生がそのように評価しておられるんでしたら、その理由について御説明を願いたいと思います。
○一井淳治君 公共投資の重要性とかあるいは効率性について点数とか数字で評価するということはできないんでしょうか。 といいますのは、かつてABというような評価がありましたけれども、下位に評価されておった港湾なんかを見ますと、いつの間にか、十五メートル水深の港湾が日本で弱体なために、コンテナ荷物を外国にとられてしまうということが起こりました。空港も同じだと思いますけれども、日本が生きていくためにはそういうものはどうしても確保しなくちゃいけないと思います。 また、道路についても、大切な道路もありますけれども、他方には、歩道までついておるんだけれどもほとんど車が通らない、夜になったらキツネやタヌキ……
○一井淳治君 運輸省にお尋ねいたします。 物流問題について御説明がたしかあったと思いますけれども、十三ページですか、人流の場合は政治家を含めて非常に関心が強いんですけれども、物流については、国民の生活安定といいますか、物価を下げるという点では非常に影響は大きいと思うんです。この物流問題については全般的に関心が低いと思うんです。国内において物流問題について関心を高めるためにどのようになさっておられるかということが第一点としてお聞きしたいと思います。 第二点は、この物流問題は非常に各省庁にわたっております。ここにいらっしゃる方々以外にも、例えば警察庁とか、あるいは通産省なんか非常に大きい影響が……
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