このページでは後藤正夫参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○後藤正夫君 私は、自由民主党を代表して、当面する内外の主要課題について総理ほか関係閣僚に対し質問をいたします。 まず、雲仙岳噴火災害について申し上げます。 去る六月三日の雲仙岳の火砕流の被害により不幸にして犠牲となられました方々に対し衷心より御冥福をお祈りいたしますとともに、被害を受けられた方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 既に六月三日の惨事から二カ月を経た厳戒避難体制の中で、いつおさまるともしれない火山活動によって帰るべき家を失い、田畑を奪われた五百世帯千五百人の方々が今なお学校の体育館などでプライバシーのない不自由な避難生活を強いられ、その疲労といら立ちは既に極限に達……
○国務大臣(後藤正夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が図らずも法務大臣に就任いたしまして法務行政を担当することになりました。内外にわたり困難な問題が山積しておりますことを思いますとき、私の職責が極めて重大であることを痛感いたしております。 法務行政に課せられた使命は、何よりも法秩序の維持と国民の権利の保全にあると私は考えております。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤ともいうべき法秩序が揺るぎないものとして確立され、国民の権利がよく保全されていることが極めて肝要であると存じます。私は、こうした認識のもとに、法務行政の各分野にわたり一層の充実……
○国務大臣(後藤正夫君) 法務大臣の後藤正夫でございます。 一言ごあいさつを申し上げます。 内外にわたり極めて困難な問題が山積しておりますこの時期に法務行政を担当することになり、その職責の重大であることを痛感いたしております。 私は、法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。国民生活の安定を確保し、国家、社会の平和と繁栄を図りますためには、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく確立され、国民の権利がよく保全されていることが極めて肝要であると存じます。 私は、こうした認識のもとに、法務行政の各分野にわたり一層充実を図り、時代の要請に応じた適切な施策……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えをいたします。
このたび、警察の保有しております犯歴等のデータが企業に漏えいいたしましたこの事件につきましては、プライバシーの保護、人権の擁護という見地から、それぞれの関係法務局におきまして情報の収集に目下努めているところでございます。今後遺憾なきように対処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいまのお話のとおり、それぞれの法務局でそれぞれこの問題につきまして今調査をして対処することにしております。
【次の発言】 ただいま下村委員の具体的な事例をいろいろ伺いながら本当に私も胸の痛む思いがいたしております。
法務省といたしましては、障害者の完全参……
○国務大臣(後藤正夫君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 近年における国際交流の活発化、我が国経済社会の国際化の進展等に伴い、我が国を訪れる外国人は年ごとに増加するとともに、その入国・在留の目的も多様化しております。また、各種事業者側からは、すぐれた外国人を職員として雇用したいとの要請が増す一方、我が国と近隣アジア諸国 との間の経済格差などを背景として、観光等を装い入国の上、不法に就労する外国人の増加も顕著になっております。 外国人労働者を含む外国人の受け入れは、我が国の社会、経済、治安等国家の基本に多大の影響を与えるものでありますの……
○国務大臣(後藤正夫君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。 政府は、人事院勧告の趣旨等にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び国際花と緑の博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の……
○国務大臣(後藤正夫君) ただいま清水委員の御指摘のございました点ですが、私も今から二十年ほど前にヨーロッパで、西ドイツあるいはフランス等が宗主国であった関係から旧植民地の人たちを入れましたり、あるいはスペイン、イタリア等の労働者を入れ、さらにユーゴスラビア、ギリシャ、トルコ等の労働者等を入れたことのために大きな社会問題が起きているということを目の当たりにいたしましたし、またそういう労働者として受け入れられた人たちが次代も非常に苦しんでいるということを実際にこの目で見て、またそういう問題を目の当たりにした経験がございます。したがいまして、今後の日本の産業界の発展のためにも必要であるという意見も……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。 現行の民事保全の制度につきましては、先ほど矢原委員の冒頭の御質問のときにもお触れになりましたように、明治二十三年に構築をされました制度が約百年の間改正されないまま今日に至っております。したがって、その間に社会経済情勢の変化は極めて著しいものがございます。そして多様化、複雑化した民事訴訟について、迅速かつ適切な審判を求める国民の要請に必ずしも十分に対応することができない事態が生じつつあるというのが現実でございます。 民事保全の制度は、特に迅速に権利の保全を行うことが制度の趣旨でございますが、この裁判においてすら長期間を要するものがあり、これでは国……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。 私、もともと法律専門でございませんでしたのできょうの今までの御質疑を伺いながら、やはりこの法律は法律の中でもかなり私ども素人にとっては難解なものだということを痛切に感じますとともに、こういう問題と取り組んでおられる日常のお仕事の重要性ということを非常に強く感じさせていただいております。 民事保全法のこの案につきましての国会での御審議をいろいろ伺いながら、民事保全事件が非常に重要な役割を果たしているということについていろいろとお教えをいただいたような感じがいたしております。このうち、労働仮処分の審理につきましては一般の仮処分とはかなり違ったところ……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。 十月十三日の記者会見でただいま本岡委員の御指摘のような発言を私はいたしました。 その発言の趣旨でございますけれども、その真意は、さきの国会におきまして法務省は、国会の国政調査権に対しては法令の許す範囲内でできる限り協力するという立場から、リクルート事件の捜査処理の概要について法令の許す範囲内で可能な限りの最終報告を行ったということを申し上げたのでございました。 私は、海部総理大臣が述べられておりますように、いろいろな、この点につきましては、これからも国会から異なる観点からの報告の御要請等があれば、法令の許す範囲内において御協力をしなければなら……
○国務大臣(後藤正夫君) できるだけ明らかにいたしますように努力をいたします。
【次の発言】 お答えいたします。
今の御質問につきましては、できるだけ協力をすると言う以外にはお答えのしようがございません。お許し願います。
【次の発言】 お答えいたします。
衆議院においても法令の許す範囲内でということを申し上げました。法令の許す範囲ということにつきましては、法令とは、憲法に定めております司法の独立を損なうことのないよう配慮して設けられております刑事訴訟法第四十七条等を指しているものでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
衆議院では灰色高官という言葉を使っての御質問がございましたが……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。
在日韓国人の子孫の法的地位につきましては、その歴史的な経緯及び日韓友好関係を考慮いたしまして、政府といたしましては日韓法的地位協定、それに前文というのがございますが、その前文に示されております精神と目的を十分に尊重いたしながら、今後両国政府の間の協議を通じまして双方の満足し得るような結論を見出すべく努力いたす所存でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
今外務大臣から御報告のありましたとおりでございまして、偽装難民に対しましては退去強制処分をこれは行わなければなりません。その実効を上げますためには、今外務当局が外交交渉としていろいろ行わ……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。
ただいま政府委員からも御答弁申し上げましたが、不法入国者につきましては、出入国管理及び難民認定法に基づく退去の強制手続が行われるのでございますが、同法は原則として、難民条約にいろいろ言っております政治的意見等を理由としてその者が迫害されるおそれがあると認められる国を送還先とはしないという旨を定めておりますので、そのような御懸念は起きないものというふうに私どもは考えております。
【次の発言】 お答えいたします。
非常に予測困難な問題でございますので、何とも今の段階でお答え申し上げることはできません。
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。 借地借家法の見直しにつきましては、ただいま御指摘のように、法務省において昭和六十年以来法制審議会の民法部会におきまして審議をいたしてまいりました。そして本年の三月に借地借家法改正要綱試案をまとめまして、これを発表いたしております。そしてこの試案につきまして各界からの御意見を寄せていただいております。その締め切りは一応九月の末ということになっておりましたので、今までいただいておりました御意見を今事務当局におきまして整理して分析をいたしております。 今後の見通しでございますが、十一月に法制審議会のこの部会をまた開きまして、これからさらに、今までお寄……
○国務大臣(後藤正夫君) お答えいたします。 大体の基本的ないろいろな問題につきましては、先ほど外務大臣から御説明がございました。法務省としては出入国管理の問題を扱っております。それで日本が今、世界に貢献する日本になるためには、すぐれた技術を身につけた技能者を日本で育てて諸外国のためにお役に立たせるということは非常に大事なことだというふうに思っております。したがって、そういうことを実行いたしますために、前国会以来、出入国の管理に関する入管法の改正法案の御審議をお願いしているところでございます。その入管法の改正におきまして、技術、技能を身につけた技術者を少しでも多く日本で育てて諸外国のためにお……
○後藤正夫君 きょうは参考人の先生方に大変有益なお話を伺ってありがたいと思っております。 先生方のお話を伺いながら私も考えたんですけれども、先生方は別ですけれども、日本は環境問題の重要性ということについて気がつくのがヨーロッパなどよりも非常に遅かったんじゃないか。というのは、日本は島国、先ほど島国という言葉もいろいろな先生から出ておりましたが、と同時に、これは京都大学のある先生でしたか、日本は海洋国じゃなくて海岸国だと言われました。それから、ヨーロッパ大陸のように一つの川を幾つもの国が共有しているというような環境にはない。それから、どこかで起きた被害がすぐその隣の方に影響していくことがないと……
○後藤正夫君 私は、本日から昭和六十二年度の決算の審査に入りました冒頭の日でありますので、決算審査の意義あるいはあり方、議決の持つ意義、議決後の処理等の問題につきまして質問をいたしたいと思います。なお、決算審査の意義等についてはきょうの質疑の一番最初に千葉委員も質問をされております。 まず第一の質問は、昭和六十二年度の決算の審査、これが時期的に遅いのではないかということでございます。これは会田委員も先ほど質問をされたことと全く同じことでありまして、昭和六十一年秋の予算編成、六十二年の春の予算審議、六十二年中の予算の実施の時期、六十三年に入ってからの決算の確定という長期の財政経済運営が対象とな……
○後藤正夫君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの穐山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に和田教美君を指名いたします。
○後藤正夫君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に和田教美君を指名いたします。(拍手)
○後藤正夫君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの竹村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に及川順郎君を指名いたします。(拍手)
○委員長(後藤正夫君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました後藤正夫でございます。
委員皆様の御指導、御協力をいただき、公正かつ円滑な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は十一名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に板垣正君、岡野裕君、鈴木省吾君、田村秀昭君、……
○委員長(後藤正夫君) ただいまから国際平和協力等に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一〇二六号PKO法案及び国際緊急援助隊派遣法改正案の成立反対に関する請願外十件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国際平和協力及び国際緊急援助活動に関しての対策樹立に関する調査につきましては……
○後藤正夫君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に及川順郎君を指名いたします。(拍手)
○委員長(後藤正夫君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本特別国会の委員長に選任されました後藤正夫でございます。
委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は十一名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岡野裕君、田村秀昭君、佐藤三吾君、谷畑孝……
○委員長(後藤正夫君) ただいまから国際平和協力等に関する特別委員会を開会いたします。
国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案、国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案及び国際平和協力活動等に関する法律案、以上三案を便宜一括して議題といたします。
まず、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案について、政府から趣旨説明を聴取いたします。加藤内閣官房長官。
【次の発言】 次に、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案の衆議院における修正部分について、衆議院国際平和協力等に関する特別委員長代理理事船田元君から説明を聴取いたします。船田元君。
○委員長(後藤正夫君) ただいまから国際平和協力等に関する特別委員会を開会いたします。
国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案、国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案及び国際平和協力活動等に関する法律案、以上三案を便宜一括して議題といたします。
三案につきましては、既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 工藤法制局長官。
【次の発言】 柳井条約局長。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
柳井条約局長、答弁願います。
○後藤正夫君 ただいまから科学技術特別委員会
を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちま
して私が委員長の選任につきその議事を主宰いた
します。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしま
しょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議
ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に及川順郎君を指名いたしま
す。(拍手)
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