笹野貞子 参議院議員
15期国会発言一覧

笹野貞子[参]在籍期 : |15期|-16期-17期-18期
笹野貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは笹野貞子参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

笹野貞子[参]本会議発言(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 参議院本会議 第6号(1989/11/08、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 大鷹議員の連合政権構想についての御質問にお答えいたします。  連合政権構想を進めるに当たり、日米安保条約、自衛隊、対韓政策、原子力発電は最も重大な課題であると認識しております。私ども連合参議院といたしましても、国民の期待にこたえる連合政権を目指し、今後、これらの課題について各党との協議を重ねてまいりたいと考えております。  次に、社会党の新宣言についての御質問ですが、社会党の新宣言等は既に公にされたものばかりであり、国民に向けての政治的ないし政策的な公約であると承っております。(拍手)
【次の発言】 及川議員にお答えいたします。  まず、第一の御質問は代替財源案についてでありまし……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 参議院本会議 第17号(1991/04/11、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 私は、連合参議院を代表して、ただいま議題となっております平成三年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  全世界に衝撃を与えたイラク軍のクウェート侵攻に始まった湾岸戦争が終結して、早くも一カ月半が過ぎようとしております。昨年八月の湾岸危機発生以来、政府には戦争回避のための具体的な努力がほとんど見られなかったばかりか、米国からの戦費拠出要請をうのみにして、総額百十億ドルという巨額な戦費の拠出を行ってまいりましたが、これが戦争を否定した平和憲法を踏みにじった全く不当なものであることは論をまちません。  のみならず、政府は、本来法律改正によらなければ不可能であるとこれまで国会で再三説……

笹野貞子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

笹野貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第3号(1989/11/14、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 今の御質問にお答えしたいと思いますが、先ほど座り心地はどうかということで、せっかくですから、私も初めてここでしますのでちょっとお話をしますけれども、ここのいすに座るということは随分座り心地が悪くて、水も飲むな、トイレにも行くな、あれもするなと言われまして、大分私もそんなのはおかしいということでやっと解放していただきましたけれども、随分妙な習慣が国会の中には残っているんだなというふうに思います。  それに、今のお話ですけれども、相続税の問題はこれは妻を非常に優遇しているかのように思いますけれども、私にしては非常に反対があります。これからの先見を重大視する世の中とい……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/15、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 本岡議員の冒頭のごあいさつ、大変高邁な御趣旨に対し、私は心から賛同を申し上げたいと思います。  私たち連合参議院も、さきの参議院選挙では、国民の消費税反対、そしてリクルート疑惑の徹底した究明という国民の声を背に受けまして、十二人圧勝してまいりました。  議会というのは、本来、民主主義の最もお手本になる場であります。しかし、私は民主主義をこよなく愛し、その実現のために努力してまいりましたけれども、最も民主主義の中心であるべきこの議会は余り民主主義とは言えませんでした。そして、きょうこうやって議員提出によって議員同士が討議できるというのは、日本にもちょっとは民主主義……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第5号(1989/11/16、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私たちの願いは南北の対話、統一という点にあります。連合政権もそのような政策をとっていくわけでありますから、日韓基本条約のできました二十年以上前と今日とではいろいろな変化が起きていることは事実でありますけれども、私どもといたしましては、平和的にすべてがいくような願いを持っております。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 刈田議員の本当に女性らしい細かいところの御質問に敬意を表しております。  この問題でお答えをいたしますと、非課税とすべき食料品とは何をいうのか、どこまでをいうのか、その線引きが大変難しいでしょうね。例えば生鮮食品に限るとする場合、冷凍食品……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/17、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 直間比率に関する御質問にお答えさせていただきます。  今回の税制再改革は、これまでの税制の欠陥、不公平の一掃を図り、税制の持つ所得、資産の健全な社会的再分配機能の向上による公正、公平の確保と、経済機構、国民生活の変化に対応した均衡ある税体系の確立を目指すものであります。こうした税制を確立するためには、応能負担原則を重視した総合累進課税主義を基本としなければなりません。この総合累進課税主義が可能なのは直接税だけであり、間接税ではかえって逆進性を生むだけで、能力に応じた応能負担を実現することはできません。したがって、直接税を主、間接税を従とする税制を堅持していく必要……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第8号(1989/11/27、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私たち立法府にいる者は、自分たちでつくった法律というのは本当に大切に、そして皆さん方もどうぞ私たちがみずからつくった法律をかわいがっていただきたいと思います。
【次の発言】 相続税の基礎控除とか控除をしていただいたことは評価はできるというふうにお答えしたはずです。
【次の発言】 お答えいたします。  前回のときには少々言葉足らずで真意が伝わらなかったと思いますけれども、控除の面では評価できる、税率の面ではそれはもっと違った考え方があるのではないかというふうにお答えしたはずです。
【次の発言】 何か口頭試問を受けているような感じですけれども、間接民主主義をとってお……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第9号(1989/11/28、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) そのとおりです。
【次の発言】 私のところのパンフレットを持ってまいりまして、確かにおっしゃるとおりに消費税は廃止ということを訴えております。また、私ども連合参議院は十二名立候補いたしまして、この消費税廃止を訴え十一名が圧勝して出てまいりました。現在、連合参議院という院内の会派をつくっておりますが、税制再改革につきましては私どもは不公平税制を見直すという基本的な立場に立っておりまして、今議員が御指摘の個々の細目につきましては、私どもの連合参議院の最も本旨でありますところの社会党、公明党、民社党、社民連の四党と歩調を合わせてこれから国政を改正するということですので……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第10号(1989/11/29、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私も、不公平税制ということが最も問題であると思います。
【次の発言】 大変重大な問題であるというふうに思っております。  御存じのように、日本の憲法第二十五条第一項には健康で文化的な生活を保障するというふうに書かれ、その第二項ではすべての生活部面について社会福祉、社会保障の向上に努めなければならないとあります。これは日本は高い社会福祉を目指していかなければならないという宣言ですが、この憲法の精神に沿って私どもも一生懸命頑張らなければならないと思っております。  その経済的な国民負担率につきましては、日本の経済力にふさわしい高福祉適正負担ということを目指してまいり……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第11号(1989/11/30、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えいたします。  日本の憲法は、もちろん高い福祉の向上を目指しており、そういう国づくりをするように求めているわけですから、私たちは日本の福祉国家というものには十分努力をしなければいけないというふうに思います。しかし、高い福祉、高い社会保障というのは、決して怠け者をつくったり、自助努力を怠るような人をつくるようなことがあってはいけないというふうに思います。その点では、議員の御説に私は最も賛成をいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 私は出版社に直接聞いたわけではありませんので、出版社の立場としてのお話は申し上げられませんけれども、つまり私としては消費税……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第12号(1989/12/01、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  私たち連合参議院は、さきの参議院選挙で消費税は廃止してほしいというそういう国民の声を背 にして出てまいりましたので、この国民の声を率直に反映させるために今このように頑張っております。何せ私たちはできたてのほやほやで本当に素人ですから、いろいろな点につきましては四野党が共同提案しておりますので、皆様方と十分協議し、私自身もしっかりと勉強しながらやってまいりたいというふうに思っております。
【次の発言】 お答えさせていただきます。  ただいま議員の御指摘になりましたこの北朝鮮に行ったままの七千人に及ぶ日本人妻の問題は、これはまさに人道上……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第13号(1989/12/04、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  議員の今の御指摘の問題は、確かに非常に大きな問題だというふうに思います。私どもといたしましてもこの問題は決して放置しているわけではなく、今回の問題としてこれから十分に討論し、しかもこの問題を問題としてこれから国民税調でももちろんそうですし、いろいろと研究しながら対処しようと思っておりますので、その御意見を十分拝聴させていただきます。
【次の発言】 私どもといたしましては、所得税減税あるいは住民税減税につきましては、社会、公明、民社、社民連の四野党と協力をして減税を実現したということにつきましては評価いたしております。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第15号(1989/12/07、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  小野議員の選挙成果の本当にすばらしい御意見をお伺いしたんですが、お言葉を返すようで大変悪いのですけれども、私も今度の選挙では消費税廃止を唱えまして女性から圧倒的な支持を受けまして、京都では今までとったことのない票をかち得ましたので、その点は廃止だから選挙に勝った、そう言われるとちょっとお言葉を返したくなりましたので一言申し添えさせていただきます。  今の子供に対する件ですけれども、私は、子供の気持ちというのはやっぱり大切にしなければいけないということで、二、三新聞の記事とかあるいは電話でのアンケートなどを調べましたところ、非常にたく……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第16号(1989/12/08、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えいたします。  私たち四党間においては、この問題は二〇%というふうに今度提案をしております。代表質問した古川議員はここにいられますので、本来であるならば古川議員にお答えいただくと一番わかりやすいのですけれども、いずれにいたしましても、私どもは新しくできた会派でもあり、その点は私ども四党ということではなく、古川議員の個人的見解というふうに受けとめていただければ幸いだと思います。
【次の発言】 私の今言った答弁が御理解いただけなかったと思うんですが、つまり今度段階的に私どもの提案では四〇%にしていくということをお話ししたつもりです。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第17号(1989/12/11、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 前畑委員の大変な御研究に心から敬意を表したいと思います。  ただいまの問題ですけれども、今回の自民党案によって逆進性というものは全く緩和されたと言えないと思います。むしろその複雑さが一層増したものとなっていると思います。これでは見直し案どころか改悪であるとさえ言われかねない代物だというふうに私は思います。もともと消費税が逆進性の非常に強い税制であることを承知していた自民党が、この逆進性を緩和するということ自体無理があったのではないかと考えます。私は、消費税の見直しではなく、消費税そのものを導入したことを見直す、つまり廃止しかないと考えております。


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 文教委員会 第1号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 連合参議院の笹野でございます。私は本来、文教委員会に所属しておったわけですけれども、昨年より税特の方に配置されましてこの委員会に長らく出席できず、大変寂しい思いでおりました。その間、非常に文化におくれてしまいまして、きょうは大変不安な気持ちで質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  まず第一に、こよなく文化を愛する私といたしましては、この基金の制度というのは大変いいことですし、なぜこんないいことが今まで実現できなかったのか、遅きに失したという感じがひしひしといたします。しかし、ないよりはいいわけですから大いにやらなければいけません。それで、こういう後の順番になり……

第118回国会 文教委員会 第3号(1990/05/24、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 文部大臣の所信ですけれども、活字になったものを再度拝見させていただました。大変バラ色な文化行政ということでうれしくなったのですけれども、しかし文化行政というのはかけ声だけでは実を上げることができませんので、きょうはそういう点で私の最もここをしていただきたいという部分をお尋ねをいたしたいと思います。  大臣の所信の中ですけれども、三ページを見ますと、ここに「婦人の社会参加の推進」ということが書かれております。我々女性にとっては大変うれしいことですけれども、しかしこれはなかなか難しいことで、先ほど大臣もうちの家内がというふうにおっしゃいまして、女はうちにいるものだという潜在意識がやっ……

第118回国会 文教委員会 第4号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 看護教育の重大さ並びにその改善の早急性にかんがみまして、前回に引き続きまして看護教育の問題でお尋ねをしたいと思います。  三十日の予算委員会で保利文部大臣は、韓国との問題について、私はいわゆる戦後教育を受けた、これは朝日新聞に載った記事から拝読させていただきますと、そのようなことの教育を受けた記憶はないと非常に率直に自分の体験を披露した、そしてこれからはきちんと教育してもらいたいという気持ちだったという大変好感を持った記述の記事が載っております。私も、この委員会の中で、大臣が非常に率直な御意見、特に婦人の社会参加及び婦人の地位の向上につきましては大変率直に述べていただきますので、……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/06/12、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の粕谷委員の女性の氏の問題についての討論は、私は大変これから女子教育をする上でも重大な問題だというふうに思いますので、一言触れさせていただきたいと思います。  先日、韓国の盧泰愚大統領が来られまして、この氏の問題について意見を述べられたことは皆様方御存じだと思います。いかに名前を奪われた韓国の方々は悲しい思いをしたかということは、これは私たちは本当にまじめに考えなければなりません。しかし、女性が名前を奪われることに対して非常に嫌だということを言いますと、男性は何か笑いで片づけてしまうというのは、私にとっては大変不謹慎な態度だというふうに思います。自分の妻の名前を自分にするこ……

第118回国会 文教委員会 第6号(1990/06/21、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 小西委員、順番を狂わせまして先にやっていただきまして、大変ありがとうございました。  大臣に私がどこかでサボっていたんだというふうに思われるとちょっと困りますので、一言だけおくれたことを弁解いたしますと、選挙制度審議会に各政党が意見を述べに行くという、そういうことで、ちょうどきょう私の番が回って参りまして行ってまいりました。本来ならば時間がもっと早かったんですけれども、どうやら私たちの会派の言葉遣い、意見の言い方が大変ほかの政党と違ってわかりやすくおもしろかったということで、質問が非常にどんどん来まして、時間がおくれてしまいました。  私が今なぜこんな余計なことを言うかというと、……

第118回国会 文教委員会 第7号(1990/06/25、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 時間がありませんので十分な御質問ができないことが大変残念です。先ほどの参考人のお話の中で、私がちょっと聞き間違いをしたのか、わからないところがあります。まず、それをちょっとお聞きをしたいと思います。  まず吉崎参考人にお聞きをしたいのですが、私は吉崎参考人が書きました論文を読ませていただきました。その中で「学校ママより教育ママ」という論文がありまして、その中で大変に女性のことに期待をかけられて書かれております。中でも、「母親たちのあいだで子供の学歴がファッション化し、一種のカッコよさとしての価値を見出すようにさえなっている」、これではいけないのであって、これからのお母さんというの……

第118回国会 文教委員会 第8号(1990/06/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 時間がありませんのでどこまでお聞きできるかわかりませんけれども、法案について二、三お尋ねをしたいというふうに思います。  この法律案を見ますと、読めば読むほどだんだんわかりにくくなってきまして、この間大臣が、この次つくるときは易しい法律をつくるというふうにおっしゃっていただきましたので、この次までやむを得ず我慢しながら読むことにいたしますけれども、その第五条を見ますと、民間事業者の能力を活用しなければこの基本構想ができないかのように受けとめられるわけですけれども、つまりこの五条というのは、民間事業者の能力を活用しなければ認めないということなんですね。


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 文教委員会 第1号(1990/12/18、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 スポーツの振興と体育の向上というこの課題についてはだれしもが反対をするはずもなく、かえってそういうことを一生懸命やるべきだという認識は共通しているというふうに思います。私ももちろんそういう認識の上に立って、この法律はいかにみんなが英知を集めて日本のスポーツと体育というものに対してすばらしい政策、行政を行っていくかという、そういうお互いの議論にしたいというふうに思います。  そういう意味で、私はこれから幾つかこの法律に対して質問をいたします。  国家の予算の使い方というのに一つの私のポリシーというのでしょうか、この「二十一世紀に向けた」という保健体育審議会の「スポーツ振興の意義」の……

第120回国会 文教委員会 第3号(1991/03/07、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の質疑の中で大臣は、一日の楽しみを持つなら花を見ろ、百年後の楽しみを持つならば人を教育しろというふうな名言をおっしゃいましたけれども、まさに私もそのとおりだというふうに思います。私たち、教育という国家百年の計のことをこうやって議論をするわけです。大臣は直接その百年の計を具現化する非常に近い距離にいるわけですから、どうぞ私たちの意見を十分聞いていただきまして、今後の文化行政に頑張っていただきたいというふうにまず激励を申し上げたいと思います。  そこで、質問に移らせていただきます。  文化行政、文化ということですけれども、私は、文化というのは当たり前のことですが、非文化的なこと……

第120回国会 文教委員会 第4号(1991/03/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 学位授与機構のことで御質問をいたします。  日本の社会というのは学歴社会と言われ、学歴というよりも学校歴社会と言った方が的確かもしれませんが、こういう社会機構が非常に弊害をもたらしているということが言われているわけです。アメリカの社会なんかを見ますと、学位があるかどうかということは、会社の中に入って給料とかあるいは仕事なんかということで歴然と学位があるかないかということが重要な要素になるわけですけれども、日本ではアメリカと違って、学位があるかどうかということは余り実生活の上では関係がありません。博士号を持っていらっしゃる方は、大臣とか針生先生のように博士号がある方は名刺に医学博士……

第120回国会 文教委員会 第5号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 両参考人の先生、お忙しいのにきょうはありがとうございました。  それでは、保護期間の延長の問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。  今回の改正法案は、著作隣接権の存続期間を三十年から五十年に延長をしております。こういう延長するということは隣接権の保護強化につながることであって、これ自体は別に決して悪いことではありません。しかし、三十年というふうに延長をしたのは六十三年、三年前だったんですね。どうも三年間でまた再延長ということなので、私からしますと何か朝令暮改のような、せっかく延長してまた延長というのが随分早いなという感じがするんです。先ほど齊藤先生から、これは非常に小刻……

第120回国会 文教委員会 第6号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 私は、罰則のことについて二、三お伺いをいたしたいと思います。  先ほどの議論にもありましたように、日本はまさにコピー文化と言われるぐらい、人の権利あるいは形のないものをまねをすることに対する罪悪感がないという、こういう土壌を踏まえながら今回の改正を見ますと、科刑のこと、刑を科することについての改正というのはそのままになっております。一般的な著作権の侵害は三年以下の懲^または百万円以下の罰金ということですが、今度の外国リプレス盤の無断複製については、従来から禁止されていた国内リプレス盤の無断複製と同じように一年以下の懲役または三十万円以下の罰金とされたままです。  刑罰の重さによっ……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1992/03/11、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 私が国会議員になる前、まさに直前まで、選管の所属しております、つまり自治省の外郭団体ですけれども、明るい選挙推進協議会という会がありますが、そこの会長を長くやっておりまして、きれいな選挙をしよう、クリーンな選挙をしようということで白バラ運動というのをやっております。大臣は御存じかどうかわかりませんけれども、本当にボランティアで、補助はスズメの涙というぐらいでやっている、そういうのがあります。こういう団体というのは、本当に住民の善意に支えられながら、日本の民主主義というのをしっかりとやろうというそういう団体に属しておりまして、一生懸命やっていたんです。そのときも本当に選挙違反とかい……

第123回国会 労働委員会 第2号(1992/03/05、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 ことしのお正月の私ども連合の旗開きのときに大臣にお出ましいただきましてお祝いの言葉をいただいたわけですけれども、そのときには大変私ども連合という組合の組織に対して深い御理解と、特に女性が働くということに対して大臣は非常に協力的というか、希望を与えていただいたものですから、私はあれから初めてきょうお目にかかりますので、時間はたちましたけれども、大変きょうは大臣とお話ができるのが喜ばしいという感じでここに参りました。そういう趣旨を踏まえまして二、三御質問をさせていただきます。  国会の冒頭の首相の演説にもありましたし、また先ほどから何回も出ておりましたけれども、日本は生活大国になる、……

第123回国会 労働委員会 第3号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 理想の社会を実現するためのファクターというのはいろいろあると思いますけれども、健全な労働政策を労働行政の中できちっとやり遂げるということは、これはそのファクターの中でも非常に大きな一つの要因だというふうに思います。そういう意味で、先般の委員会の議論の中でも労働大臣には非常に積極的な労働行政に対する意欲を感じまして、働く者の連合という組織を持っている私といたしましても大変心強く、その意気でこれからも大臣ますます頑張っていただきたい、そういう思いを込めまして二、三質問をさせていただきます。  このたびの雇用保険法の改正をちょっと見てみますと、五十九年のときの改正は赤字であったというこ……

第123回国会 労働委員会 第4号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 「官界」という雑誌の四月号の中で大臣のインタビューとして、「ゆとりある豊かな勤労生活をめざして」というインタビューの記事を大変意義深く熟読させていただきました。このインタビューの中での最後の部分で大臣はこう語っておられます。  政策の究極の目標は働いている勤労者国民が去年よりは今年、どれだけよくなったか、先月より今月、どれだけよくなったかということです。それが政治の最終目的ですから、そう考えると、労働大臣というのは非常に大事なポストだなと思うのです。労働省で皆に激励しているのですよ、これまで以上にもっともっと誇りと自信を持ってやろうと。 こういうくだりがありまして、私はこれ読みま……

第123回国会 労働委員会 第5号(1992/04/16、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の御議論を聞いておりましても、障害を持つ方々の雇用というのがいかに今望まれているか。これは現在に生きている人間というのは何が一番大切かというと、日本は経済大国あるい。は生活大国というふうに言っていますが、私ども連合といたしましては、やっぱり働くということがいかに人間にとって大切な価値であるか、これをゆとり、豊かさという表現で申しております。  ゆとりというのは何かといいますと、これはただ経済的にとか物質的な面ではなくて、いろんな方と協力し合える社会、非常に他人に優しい心を持つ社会、これは先ほど労働大臣も、建築のスペースの件でもゆとりというのは優しさだという、私とその点は一致……

第123回国会 労働委員会 第6号(1992/04/23、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 日本の国の発展というのは、まさに有能な人材というものがいろいろな意味で大変な発展を果たしてきたということはこれはもう言うに及びません。そして、国としては能力を開発するという事業というのは、これまたすばらしいことだというふうに思います。しかし、能力を開発するといっても、どちらに開発するかという開発する方向を間違うと、これまた余りよからぬことであります。  例えば、私の若いとき、私は旧制の女学校ですけれども、私たちが旧制女学校に入りましたときには、女性が職場に出てお金を取るなんというのはもうとんでもないことだという、そういう良妻賢母型の教育を受けておるわけですから、働くなどということ……

第123回国会 労働委員会 第7号(1992/05/14、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 先日、大関安全課長にお世話になりまして、私もこの法案の審議をする上で安全とか衛生とかというものが現実にどうなっているかということで現場を視察に参りました。大関課長、大変ありがとうございました。  オーバーなことを言いますと、私たち人類の歴史というのはまさに働くということに対してどう安全で衛生で、そして今度の法律はそれに増して快適という価値観が入っておりますけれども、それを求めるための悪戦苦闘であったかということです。特に、女性の歴史を見ますと女工哀史というような毅然とした過去を持っているわけですから、そういう点では視察をして私はその感想としては、人類の努力というのは本当に歩みは遅……

第123回国会 労働委員会 第8号(1992/05/19、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 先週の委員会の席上、私が提案しました勤労権の問題で、大臣と非常に貴重なお話をいたしました。大臣は、労働行政として勤労権というものの具体的な推進に対しては大変意欲をお持ちですし、この間のときには名前はともかくとして連合労働大学を二十一世紀に向けて一緒につくろうということも何とはなしに約束したような感じで受けとっておりますので、私は大変気を強くしております。あのときには、勤労権の問題は、遅くとも一歩一歩人類の歴史というのはその内容を充実させてきたというふうに私は表現をしたわけですけれども、今回の法律を見まして、こういう歴史というのは一歩一歩のときもあるし半歩半歩のときもあるんだなと思……

第123回国会 労働委員会 第9号(1992/05/28、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 日本の憲法というのはどちらかというと無味乾燥な条文ですけれども、日本の国の一般的な国民の生活するある程度の基準というか、イメージを出しているのが二十五条で、二十五条の条文を見ますと、「健康で文化的な」という言葉が、これが生活には欠かせない一つのイメージとして出ております。私は、生きるということに文化的という言葉がつけられているというのはとってもすばらしいことですし、生きるということは、まさに文化的に生きなければ人間として生きられないという基本的人権の具体的な表現だというふうに思います。  さて、きょうこの時短の法律を審議するに当たりまして、大臣とひとつ文化論についてお話をし合いた……


笹野貞子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院15期)

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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第閉会後1号(1989/09/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 失礼をいたします。  私ども連合参議院は、今回の参議院選挙で初めての会派であり、会そのものがぴっかびかの一年生で、しかも私もまさにぴっかびかの一年生です。今後ともどうぞいろいろな面でよろしくお願いいたしますことをまず最初にごあいさつ申し上げます。  私たちの会派の質問者が予定で決まっておったわけですけれども、急に一昨日御病気になりまして、特に地元で倒れてしまいましたので、私はきょうはピンチヒッターとして参りました。こういう急遽ピンチヒッターのときには原則論を学ぶのが一番いいのではないかと思いまして、私は第八次策を読んでみました。そして非常に素朴な疑問をきょうはお尋ねすることにいた……



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データ更新日:2022/12/18

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