このページでは井上計参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○井上計君 両先生には、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。 大分質問は出尽くしております。また、私も持ち時間が十分でありますから端的にお尋ねをいたしたい、かように思います。 罰金刑の一億円につきましては、現在の情勢から考えますと妥当であると考えておりますから、あえてこの点についてはお尋ねを省略いたします。 そこで、お尋ねをしたいのでありますけれども、独禁法の精神からまいりますと、事業者は不公正な取引方法を用いてはならないということ、これは主眼であろうと思います。ところが、独禁法の問題になりますと、常に不公正というのは、端的に言いますとカルテルを結んで料金を上げる、価格を……
○井上計君 官房長官がまだお見えじゃありませんから、委員長に先にお尋ねをいたします。今回の独禁法の改正でありますが、罰金の一億円が低いのか、あるいは五億円ならさらに抑止効果があるのか論議もありましたけれども、現状からすると一億円でも十分抑止効果がある、私はそういう認識を持っております。といいますことは、罰することが法の目的ではありませんでやはり違反行為を起こさないようにするため、これが法の目的であるわけでありますから、そういう意味では一億円という罰金に改正することが現段階では妥当である、このように考えておりますから、特にこの法案についての質疑は省略をいたします。 そこで、官房長官がお帰りにな……
○井上計君 沖縄の戦後処理問題、いろいろと解決されたものもたくさんありますけれども、しかし今なおまた残っておる問題、幾つかの課題があるわけであります。 申すまでもありませんけれども、我が国でただ一つ沖縄県の人たちが地上戦闘という大変大きな被害をこうむられました。また、戦後も約二十七年間アメリカの占領下にあって大変御苦労されました。本土がこのように早く復興したその一つの大きな原因は、沖縄の人たちがアメリカの占領下で大変御苦労されたという犠牲の上にある、こういうふうな認識を従来から私は持っておるわけであります。したがって、現在残っておる戦後処理問題、いろいろありますが、それらの問題をやはり大所高……
○井上計君 大変御熱心な質疑が続いておりますし、経企庁長官、政務次官と政府委員、もうずっとお座りのままでお疲れになりましょうから、私の質問時間二十五分、三分の一提供しますから、ひとつ皆さん一時御休憩いただいて、トイレ等御休憩いただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは鹿熊政務次官がせっかくお見えてありますし、大臣にかわってひとつ政務次官にまずお答えをいただきたい、こう思います。
我が国の全体の景気は依然として低迷をしております。もうこの辺が底かなと思いながらさらに二、三カ月たったわけでありますけれども、特にその中で全体の九九%以上を占める中小企業者の苦しみというのは、もう御承知でありまし……
○井上計君 午前から大変慎重な審議が重ねられておりますし、法案についての質疑もほとんど尽くされておるようであります。緊急を要する法案ということでありますが、特に私は法案についての具体的な質問は省略をいたします。それからまた、質問通告をしておりましたけれども、これまた他の同僚議員からほとんど出尽くしておりますから、若干私の感じたことを申し上げながらひとつ質問をいたしたい、かように思います。 最初に、エネルギー庁長官にお伺いするんでありますが、最近といいますか、この五、六年来のエネルギーに対する環境の変化は大変著しいと思います。思い出しますと、第一次オイルショックあるいは第二次オイルショックのと……
○井上計君 大分質問が出尽くしております。また、同じような質問もありましたけれども、いま一度確認の意味でお伺いいたします。 この不正競争防止法は、昭和九年といいますから約六十年前、戦前に制定された法律。しかもその後、時代の変遷に伴ってずっと改正が続けられておりますけれども、言えば戦前から生き残っておる法律としては数少ない法律の一つであるわけでありますが、平成二年ですから三年足らず前にかなり改正が行われている。 そこで、また今回事実上全面改正と言えるような改正をするねらいといいますか、理由は何であるのか、この点をいま一度お伺いをいたしたいというふうに思います。
○井上計君 同僚議員からいろいろと質問が出ておりますから若干重複することがあるかもわかりませんが、お許しをいただきたいと思います。 特許制度が今後、従来もそうでありますが、これからのことを考えると、国際的な調和というのがますます必要になってくるというふうに考えます。しかし、現実には特許をめぐりましての国際紛争が依然として頻発をしておる。さらに、これから頻発の度合いが多くなってくるんではなかろうか、こう考えられます。とりわけ特許制度のみでなくて、先ほどもちょっと御質問ありましたけれども、裁判制度を含めて各国の間でかなり違いが現在あるんではなかろうか、これが紛争の原因になっているのではないかとい……
○井上計君 先進国中で黒字国というのはもう日本だけだといういろんな意味で非難を日本は受けておるわけであります。そういう中で、あらゆる面においての国際貢献の必要性がますます高まっておるわけでありますが、特にこれから一層途上国等に対するいわば経済的な支援というふうなことが重要になってくるわけでありますから、この保険法の改正等については当然のこと緊急性がある、こういうふうな認識をいたしておるわけであります。 そこで、若干お伺いしたいと思いますけれども、これからますますアジアに対するいろんな意味で我が国が民間資金の還流ということをさらに一層進めていかなくちゃいけない、かように考えます。そこで、今回の……
○井上計君 先ほどから円高問題についての質疑が交わされております。若干重複しますが、重要なことでありますからお伺いをいたしたい、かように思います。 最近の急激な円高についての原因は、これまた先ほどいろいろと御答弁もございまして承知をいたしております。しかし、いずれにしてもこの急激な円高ということについては、せっかく景気の回復の兆しが見え始めたときにかなり足を引っ張るんではなかろうかというのは、先ほども経企庁長官からもまた通産大臣からも御答弁がありました。非常に憂慮すべき問題だと考えます。 そこで、私、先日来思い出しておるのでありますけれども、八年前でありますが、八五年の秋のプラザ合意のとき……
○井上計君 中小企業なくして日本の戦後経済の発展はなかった、こう言われております。中小企業が基盤となって現在の日本の産業経済の発展があったことは、もうどなたも異論がないところであります。しかし、中小企業の置かれておる環境というのは年々歳々厳しくなっておること、これまた事実であるわけでありますから、二十一世紀へ向かってさらに中小企業、特に小企業に対するいろんな施策が改善されていかなくちゃいかぬ、こういう面から今回の小規模事業者の支援に関する法律案について私は大変評価をし、また大きな期待をしておるわけであります。 朝からいろんな熱心な質疑が交わされまして、またそれに対して長官やまた両部長からある……
○井上計君 信用保険法に関連をして一つ伺います。
最近非常に不況が深刻でありますし、中小企業、特に小企業の倒産も大変激増しております。残念でありますけれども、今後さらに倒産がまだふえるであろうということが予測されます。そのような状況の中で代位弁済が最近大変ふえておる、こういうふうに承知をしておるんですが、信用保証協会の収支の見通しはどのようになるという予測をしておられますか、ちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 かなり代位弁済がふえておるとは聞いておりましたけれども、伺って前年度に比べて非常に激増しておるという感じがします。今後、このような問題等についての指導、さらには保証協会の運営等に……
○井上計君 法案についてお伺いする前に、大臣にこれはお伺いしたいんですけれども、あるいは私のお尋ねする内容いかんによってはお答えしにくいということであれば、あえてお答えはなくても結構であります。 細川内閣が誕生いたしまして、熊谷大臣は通産大臣に御就任になりました。もと参議院におられましたし、また長い間中小企業問題については大変御熱心で御造詣が深くて、私の友人でありますところの静岡県の中小企業団体中央会の会長からも大臣の中小企業問題についての大変な御努力については十二分に聞いておりますから、そういう面では私どもは大変喜んでおるわけであります。 ただ、そこで一つ疑問に感じておりますことは政務次……
○井上計君 民社党の井上計でございます。お二方、大変どうも御苦労さまでございます。かねて経営指導員の方が大変御苦労願っておることは承知いたしておりましたが、きょう改めてまたお二方のお話を聞きまして、大変な御苦労をしていただいていると心から敬意を表し、また感謝を申し上げる次第でございます。 時間がありませんので、端的にお伺いしたいと思います。大変御無礼かと思いますけれども、先ほど冒頭の意見発表で荒木参考人が、安い給料で身分保証もない、しかし使命感に燃えてやっておるんだというふうな、大変実は敬服する御意見があったのでありますが、そこでお伺いしたいのでありますけれども、荒木参考人は既に三十年以上の……
○井上計君 先ほどお話がありましたが、円高対策緊急経済閣僚会議ということでありますから、両大臣どうぞ御退席いただいて結構でございます。 大臣御退席でありますし、時間もせっぱ詰まっておりますから簡単に申し上げたい。中小企業問題に絞って長官にお尋ねをし、また御意見を伺いたいと思います。 その前に、きょう配られました一般会計歳出予算の明細書等をざっと斜めに読んだわけでありますが、これは委員長、また同僚各委員にもお願いでありますけれども、この中の四ページからからいろんな諸謝金というのがあるんです。総額では三千四百九十二万五千円になります。これをずっと見ますと、八千円なんてあるんです。最近は小学生に……
○井上計君 新緑風会という会派をつくっておりますが、その中の民社党の所属である井上計であります。 きょうは四人の参考人の方、本当に御苦労さまでございます。きょう御苦労さまというよりも、中小企業に対するいろんな面での御指導、大変な御苦労を長年していただいていることに心から敬意と感謝を表するものでございます。 先ほど来、参考人の方々の御意見を拝聴し、また今、同僚委員の質問にもお答えいただいていることをお聞きして、私ごとで恐縮でありますが、実はちょうど四十年前の昭和二十九年になりますが、戦後、鮎川義介先生がA級戦犯として巣鴨に数年間入っておられました。そのときにお考えになって、出てこられましてか……
○委員長(井上計君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、当委員会の委員長に選任されました井上計でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願いをいたします。(拍手)
この際、前委員長鈴木和美君から発言を求められておりますので、これを認めます。鈴木和美君。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。
去る九月二十九日、平井卓志君、河本英典……
○井上計君 ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの村田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に石渡清元君を指名いたします。
○井上計君 大臣は午前の商工委員会からずっとぶっ通しで御苦労さまです。きょうはもう大臣お疲れでありますから、大臣にはもう直接お尋ねしないつもりでいたんですけれども、しかし先ほど来いろいろお話がありますが、先般の阪神大震災についての通産省のいち早い対策、私も心から敬意を表しております。また、各方面から今度の通産省の対応策については非常に当を得たという話も聞いておりまして、本当に私も感謝申し上げております。 それからいま一つ、先ほど大臣が例の投資育成会社の民営化について若干反省のお話がありまして、心から実は敬意を表する次第です。あの当時、私どもは投資育成会社の完全民営化についてはかなり反対をした……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。