このページでは足立良平参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○足立良平君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、宮澤総理の施政方針演説に対して質問をいたします。 質問に先立ちまして、このたび、皇太子殿下と小和田雅子さんとの御婚約が決まり、近い将来御成婚の運びに至りましたことを心よりお祝い申し上げます。(拍手) さて、私は、佐川急便事件と政治改革、そして景気対策、国民生活の問題、さらに外交防衛の四点に絞って質問をいたしたいと思います。 まず第一は、佐川急便事件の真相解明と政治改革により、政治に対する国民の信頼を取り戻すことについてであります。 さきの臨時国会において判明いたしました皇民党事件に対し、すべての国民は怒りを感じ、また金丸氏に対す……
○足立良平君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました政府提出、育児休業法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。 我が国では現在、世界に例を見ない速さで社会の少子・高齢化が進展しており、それに伴って介護を要する高齢者が数多く発生していること、及び高齢者を介護する若い世代の人数が急激に減少していることは厳然たる事実であります。 私たちは、高齢化社会の諸問題に対しては、自助、共助、公助、つまり、みずから助ける、ともに助け合う、公で助けるの最適な組み合わせによる重層的対応を原則としつつ、とりわけ年老いた親などの介護の問題については、介護施設の増設など公的介護体制の……
○足立良平君 今までそれぞれ同僚委員の方で、東京一極集中がなぜ起きたのかということを含めまして既に議論がなされておりますから、私は、今日の東京の一極集中といいますか、人口的に見ましても、あるいはまた経済的、社会的に見ましても、これは早急に解消に向かってやっていかなきゃいけないという立場を持ちながらひとつ質問をさせていただきたいと思うわけであります。 それで、なぜ一極集中が生じたかということは先ほど来話が出ているわけでございますが、そこでこれは国土庁長官にお聞きをいたしたいと思います。 それぞれ今日まで、この一極集中の弊害ということについて着目をして、この東京の一極集中というものを排除してい……
○足立良平君 私、実は労働委員会はきょう初めてでありまして、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。
まず、第一点目です。私、できれば大臣から御答弁願いたいんですが、先ほども同僚委員の方から出ておりますが、第二・四半期にGNPのマイナス成長が出てくる、あるいは実際的には求人倍率も一を割ってきているというふうな大変厳しい状況がある。我が国の今日の経済の実態というもの、これは労働経済という面を中心に、労働省として一体今日の我が国の経済の状況というものをどのように認識されているのか、まず冒頭にちょっとお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 労働省の立場といいますか、経済という話源からいたしま……
○足立良平君 朝からいろんな問題がそれぞれたくさん出ていまして、大体このようなところを質問するよということで連絡しておったものがほとんど出尽くした感じがするんです。むちゃくちゃになるかもしれぬけれども、ひとつまた大臣、考え方を出していただきたいと思うんです。 きょう、ずっと村上大臣のいろんな話を聞いていまして、大変おもしろい大臣だなというふうに率直に私は思いました。これはいい意味なんですよ。それで、そういう面で余りもうしゃくし定規な話なんてしてみても本当のところ意味がないのではないか。労働行政というのはそういう面ではまさに人間中心ですし、また心琴に触れるといいますかそういうものがないと労働行……
○足立良平君 きょう私は、昨日提起をいたしておりました労働時間の関係で、猶予の一年間延長の問題をきのう少し残しておりましたので、その点をちょっと質問させていただいて、そのほかに雇用のいわゆる地域的あるいはまた能力的なミスマッチの問題くらいに絞りまして簡単に本日は終わらせていただきたい、こう思っております。 それで、まず冒頭に私が昨日申しました内容で一点だけ修正をさせていただきたいと思いますのは、一年間延長するに当たりまして、景気の見通しの問題で総理とそして局長との答弁は少し食い違うのじゃございませんかと申し上げて、あのときに私は予算委員会というふうに多分申し上げたと思いますが、私が調べてみま……
○足立良平君 この臨時措置法の期間延長の問題なんですが、これをずっと見ておりますと、米軍の撤退とかあるいはまた移動とか部隊の縮小であるとか、そういうことに伴って再就職の特別の措置ということが本法の趣旨であるというふうに私は受けとめているわけです。労働省が、例えば特定不況業種の雇用安定法にいたしましても、これは本来再就職を円滑に進めていくということと同時に、その前段としてもう一つの大きな目的はいわゆる離職者を出さないということがこの種の雇用問題を考える場合の一番大きな柱になっているわけです。 それで、労働大臣の所信表明を私はもう拳々服膺してずっと見ておりますと、これまた失業者を出さないようにす……
○足立良平君 労働時間の短縮というものを考えてみますと、これは相当我が国の社会で、政あるいは分あるいは使、そういうふうな中では、総論としては労働時間というものを早急に短縮をしていかなきゃいけないということは全部一致しているわけです。 ところが、実際の労働時間を短縮していく我が国の足取りというものは、きょう午前中からずっともう相当長い時間議論されておりますけれども、余り遅々として進んでいなかったということが実ははっきりいたしておるわけです。これはその面からいたしますと、今回の週四十時間というこの労働基準法をいつの時点からはっきりやるということを基準法の改正として打ち出していくということは、労働……
○足立良平君 きょうはどうも御苦労さんでございました。 私は、労働時間の短縮といいますか、週休二日制の時代というのを考えてみますと、今までの社会経済あるいはまた一般の国民の日常生活そのものも、労働時間の短縮なり週休二日制というものが定着をしていくということによって相当変化していく、あるいはまたシステム的にも変わっていくべき性格のものではないか。 そうしませんと、例えば土曜日、日曜日に一般の人が休んでいるときに働いている人たちもたくさん今いるわけでありまして、そういう面で休んでいる人たちは土、日で別途のサービスを過大に要求をしていくということになりますと、国民全体としていろんな問題が出てくる……
○足立良平君 この労働基準法の改正問題も相当議論をいたしておりますので、問題の焦点がある程度絞られてきている感じもしないわけではないわけであります。 問題は生活大国、民社党は六年前から生活先進国ということで、労働時間の短縮問題、豊かな国民生活を実現していくと、そういう観点で提起をしてきているわけでありますが、要はこの千八百時間を達成をしていくその一つの手段として週四十時間というものを実現していく、当然それは週休二日制も実現をしていく、あるいはまた労働時間のいわゆる基準外労働というものもこれは抑制をしていく、あるいは休暇の取得ということもこれは完全に取得をするようにしていくというふうに、問題は……
○足立良平君 私は、まず第一番に裁量労働制の問題からちょっと質問していきたいと思います。 今回の法改正で、「研究開発の業務その他の業務」という従来の基準法上の法文を一応削除して命令に切りかえるという改正案であります。この内容は、適用業務を命令で定めることによって基本的に現行制度よりも限定性の強いものになったというふうに、この五業種ですね、理解をいたしているわけでありますが、そのような理解でいいかどうかということがまず一つ。 それから二つ目に、裁量労働制を初めて制定いたしました昭和六十二年のときであったと思いますけれども、この六十二年のときに対象業務を命令で定めることは困難だという労働省の答……
○足立良平君 きょう午前中来、パートの問題でいろんな点が各委員から出ているんですが、まず最初に、私は質問の通告をいたしました内容から外れたり、質問がダブらぬようになるべく進めていきたいと思いますから、臨機応変にひとつ回答を願いたいと思うんです。 このパート労働者というのは、近年ずっと増加をしてきているわけでして、増加をしてきている要因というのを労働省としては一体どのように認識をされているのかということが一つ。 それから二つ目に、パート労働者と一口に言いましても相当幅があることは承知しているんですが、今後パート労働者というのは一体どういう傾向を保っていくのであろうか、どのように認識をされてい……
○足立良平君 民社党の足立てございます。 まず、青木参考人にお聞きをいたしたいと思うんです。 これは経団連としてきょう出席をしていただいていると思うんですが、第二臨調、土光臨調と一般的に言われております中でも、経団連として積極的にその方向を、立場をとられていたというふうに思うんです。考えてみますと、国鉄の民営化なりあるいは電電の民営化なりあるいは専売の民営化とかというふうな大きなシステムは若干変わったわけですけれども、今日一番問題になっている規制の緩和あるいは許認可の問題、そういう問題については全く実は変化がなかったわけであります。 そういう面で、経済、いわゆる実務をずっとやってこられた……
○足立良平君 民社党の足立てございます。 ちょっと手短に、まず岡野先生にお聞きをいたしたいと思います。 先生のレジュメを拝見いたしましても、先ほどもお話があったんですが、経済的規制と社会的規 制、実際的にはこの社会的規制が実質的に経済的規制の機能を果たす可能性があるという御指摘で、私もそういう感じを実は持っております。概念的には経済的規制というものは外す、社会的規制というのはこれから考えていかなきゃいけない。わかるんですが、先生も御指摘のように、頭ではわかるんだけれども現実の問題としてはなかなか区分が難しい感じ、例えば先生から先ほどお話がありました。国鉄が貨物の輸送力を大変増強した云々とい……
○足立良平君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして質問をいたしたい、このように思います。 まず最初に、米の問題につきまして総理の見解をただしたいと思います。 昨日、政府が公表いたしましたドゥーニー調整案を見ますと、従来政府が説明をしてきた内容と重大なそごがあるのではないかというふうに私は実は受けとめているわけであります。 国会で今日まで論議をしてまいりましたのは、政府としては米の自給を堅持していく、こういう考え方を述べてきているわけでありますが、一方、この秘密交渉と批判されかねないそういう交渉が今日まで行われてきたということは私は大変遺憾なことである。しかも、その内容につき……
○足立良平君 坂口大臣、きょうは朝から大変御苦労さまでございまして、御就任もおめでとうございます。おめでとうと申し上げますとともに、本当に御苦労さんですねというふうにもう一言申し上げたいと私は思うんです。 ちょうど大臣の所信、これはあいさつになっているんですが、このあいさつを二度、三度私は熟読させていただきました。熟読させていただきながら、労働省の今置かれている、結局このあいさつの中心は雇用問題のすべて一点に絞られているように私は理解をいたしたわけです。したがって、きょうの質問は一般質問でございますから、雇用問題を中心に考え方等をお聞きしていきたいと私は思うんです。 ずっと熟読をしておりま……
○足立良平君 新緑風会の足立てございます。 新緑風会と申しますのは、細川政権が成立をいたしまして、小会派の発言力を高めるということと同時に細川政権をしっかりと支えていかなければいけない、こういう考え方でこの会派を結成いたしたわけであります。新生党、民革連、民社党そして日本新党、この四つの党が加盟をいたしているわけであります。代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、私は総理に、政治姿勢と政権の安定についての考え方をただしたいと思うわけであります。 この連立政権というのは、残念ながら少数与党として再スタートせざるを得ませんでして、内外に大変に難問が山積をしている中で厳しい……
○足立良平君 新緑風会を代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 浜本労働大臣はかつては労働組合の仕事といいますか、働いている人たちの生活を向上させる、あるいはまた権利を拡大していく、そういう観点でずっとやってこられた経歴をお持ちのようでございます。そういう面で私は心から大臣の就任をおめでとうございますというふうに申し上げたいと思いますし、同時に本当に日本の働いている人たちの立場で今後労働行政というものを推進していっていただきたい、こういう面で大変な実は期待を持っているわけでありまして、そういう面でひとつ今後の御活躍を心から期待を申し上げたい、このように思っております。 村山内……
○足立良平君 大気汚染防止法案の質疑に入ります前にちょっと長官にお聞きをしておきたいことがございます。それは、三月のたしか十七日くらいだったと思いますが、これはある新聞の夕刊で、自民党の献金要請は公費助成に反するという長官の記者会見の記事を私拝見をいたしまして、ちょっとこれ、直接この大気汚染防止法とは関係ありませんけれども、私、長官のいろんな点での発言というのは実は大変興味を持ってずっと拝見をしてきておったなにがありましたので、ちょっとその辺で、趣旨についてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 その趣旨からいたしますと私も実は全く賛成でありまして、わかりました。ただ、いささかちょっと気……
○足立良平君 足立てございます。残りの時間、私の方で関連で質問をさせていただきたい、こう思います。 ちょうど私は一月の十七日に、たまたまと、習ったらなんですが、自宅が明石にありまして、震源地から大体距離にいたしますと四キロ前後くらいだろうと思うんですが、総理、実は大変な揺れでございまして、マニュアルからすると、例えば揺れがあれば机の下に潜り込めとか、あるいはガスを切りに行けとか、あるいは逃げるドアをあけに行けとか、マニュアルは私、頭で承知しているんですが、突如にどかんと来たときにばっと日が覚めて、何が起きているのかわからないし、そのうちにがしゃがしゃどかんと、こういう大変な状態のときに、本当……
○足立良平君 足立てございます。 今、同僚議員の方から円高の今日の状況の問題等提起がされまして、私も本当に大変なことだなと、正直に言ってびっくりしているという状況であります。 この特定不況業種等の雇用の安定の問題に関して考えますときに、政府としていろんな施策をしていかなければいけない、これもう当然のことだろうと思うんです。しかし、やっぱり政府としてすべて雇用を確保し切れるというものではないわけでして、これは何といっても企業がその労働者を雇用し続けていく、そういう経済環境というものがつくられないとどうしようもないという感じを私はいたしております。 そういう面で、これちょっと労働省の方にお聞……
○足立良平君 足立てございます。
平成会の方に少し質問をさせていただきたいと思います。
政府から提案をされましたこの法案の趣旨といいますのは、きょう朝からたびたび話がありますように、急激な高齢化社会を迎えて、そして家族介護と職業生活の両立を図る必要がある、こういうように説明をされているわけであります。私は平成会の方に、政府案に対して対案を出されている基本的な考え方、いわゆる家庭生活と職業生活の両立を図る観点から、この法案の意義というものをどのように考えておられるのか、これをまず冒頭お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、これはひとつ大臣にお聞きをしておきたいと思うんです。
……
○足立良平君 私は、ただいま可決されました育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 少子・高齢化社会の中で労働者が仕事と育児・介護との両立を図り、職業生活においてその能力を有効に発揮できる環境を整備するため、政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、介護休業制度が義務化されるまでの間においても、……
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