このページでは服部三男雄参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○服部三男雄君 最高裁にお尋ねしたいんですが、今回の東京佐川急便事件の特別背任事件の公判の過程におきまして、いわゆる右翼団体日本皇民党の大島の検事調書が検察官請求資料として証拠調べがなされ、裁判長の指揮によりその大島の検事調書を朗読された経緯についてお尋ねしたいわけでございますが、まず、これは簡易公判決定手続の事件でございましょうか。
【次の発言】 一部の報道によりますと、その大島調書、検事調書の取り調べが行われて弁護人の同意書面となって公判担当検事が要旨の告知を行ったと。その後にいわゆる朗読がなされたと。証拠調べが二度なされたような新聞報道がありましたが、その経緯についてお尋ねしたいんですが……
○服部三男雄君 それではお尋ねしたいと思います。 午前中からの質疑を伺っておりまして、法務行政という特殊な、特にその中の不動産登記法という技術的な規定に関する質疑でございますので専門的な質問になって当然とは思うんですが、もう少し法務当局から、今度の改正はどういう理由で改正するんだと、今まで不都合があったからこういうところをこういうふうに改正することが、この登記制度の実体に沿うんだという御説明をいただいた方がわかりやすいんではないかなということを私午前中からの質疑を聞きながら思っておったものでございます。 ひとつ、今回の七つですか、改正点の具体的な不都合があったところをこういうふうに改正すれ……
○服部三男雄君 服部でございます。自由民主党の服部でございますから、自民党を代表しまして証人にいろいろとお尋ねをしたいと思います。 その前に、証人に御礼申し上げたいと思います。 報道によりますと、連日、東京地方検察庁特捜部の取り調べもあった模様で、なれない取り調べの後、またこうして文字どおり初めてだろうと思いますけれども、議院至言ということでいろいろ気苦労も多いと思いますが、ひとつそういう中で御足労願って御出頭いただいたことにつきまして、国民を代表いたしまして心から御礼申し上げる次第でございます。 一言私からお願いというんでしょうか、御注文申し上げたいんですが、先ほどの委員長のお尋ねの中……
○服部三男雄君 服部ですが、清水委員に引き続いて佐川急便からの一億円借り入れ問題について総理にお尋ねいたします。
総理は新聞記者のインタビューのときに、例の佐川問題等で、金丸自民党前副総裁それから今の新生党の代表幹事について九三年の一月三十日、ちょうど一年前ですが、佐川急便についてどう思うかということについて、引き続き徹底究明するべきだ、小沢元自民党幹事長に関してはかなりの部分かかわり合いがあると指摘されているので証人喚問が必要だ、竹下元総理の再喚問も必要だと、こういうことをインタビューでお答えになったことがありますか。
【次の発言】 九三年一月三十日に産経新聞のインタビューを受けて今のよう……
○服部三男雄君 選挙制度一般についてお伺いしたいと思います。 まず、今までの衆議院及び参議院での政治改革特別委員会で、総理も副総理の羽田大臣も山花大臣も、現行の中選挙区制度は制度疲労を起こしたものだというようなことを繰り返し申し述べておられるようでありますけれども、どういう点が制度疲労を起こしているのか。今まで御指摘いただいたのは、政権交代がないとか、お金がかかり過ぎるんだとか、政策論争ができないとか、大体この三つに集約できるように思うんですが、総理、山花大臣、佐藤大臣三人の方に制度疲労論の原因というものについて確認をしたいと思いますので、総理からお願いいたします。
○服部三男雄君 下稲葉委員の質問の補足という形で司法試験制度と入管業務についてお尋ねしてまいりたいと思うわけであります。 大臣が大学の講義のときに、ジェローム・フランクの本を引用されまして、たしか大臣が訳され たんじゃなかったかと思うんですが、たしか「誤判」という本だったかと思うんですが、その中で、裁判の遅延は拒否に等しいというような有名な言葉があるんです。 刑事裁判はもちろんのこと民事裁判でも、私ども弁護士の一員として期日の指定の問題で、裁判所の施設の充実等の問題もあり、増員の問題もあって裁判所の方の受け入れは可能なんですが、弁護側が、弁護士の数が少ないということもあるんでしょうけれども……
○服部三男雄君 自民党の服部でございますが、細川総理に関連質問ということでお尋ねしたいと思います。 細川内閣は、政治不信の解消のために政治改革をなし遂げるんだということで発足されて、今同僚議員からお話しありましたように、九月中旬に緊急経済対策を発表しながら、十一月三十日まで二カ月半もおくれた。その間、衆議院において政治改革特別委員会で集中審議を非常に御熱心になされた。すべての政治、国政に優先して政治改革ということで邁進しておられるわけでございますが、そのおっしゃる政治不信というのは、これは例えばリクルート事件あるいは佐川急便事件等でいわゆる政治家が一般庶民の理解できないような大金を非常に無造……
○服部三男雄君 自由民主党の服部でございますが、総理に佐川問題についてお尋ねしたいと思います。
まず、総理は佐川清さんをだれの紹介でいつごろ、どういう機会にお知りになったんでしょうか。
【次の発言】 委員長、質問では……
【次の発言】 いやいや、質問に漏れている。どういういきさつで知ったのかと聞いているんです。
【次の発言】 前回、佐川グループとの総括的ないろんな関係についておっしゃったわけですが、その佐川さんに貸した京都別邸の住所とか、湯河原町の場所とか面積とか、妙高の高原にある別邸の面積とか建物の面積とか、こういったこと
を今記憶しておられますか。
○服部三男雄君 佐川問題について、総理にお尋ねいたします。
昭和五十七年当時、総理は相続税額、滞納分もあるようですが、総計とのぐらいあったのでございましょうか。
【次の発言】 今、総理の御指摘になったおばあさん、祖母の方の相続物件というのは、いわゆる近衛元総理の荻外荘と言われた荻窪の土地のことでございましょうか。
【次の発言】 その荻窪の土地の登記簿謄本を見ますと、乙区欄いわゆる抵当権の欄ですが、債権相続の滞納額を入れて合計一億八百七十四万数千円という内訳になっておりますが、間違いございませんか。(資料を示す)
【次の発言】 はい、していません。
その登記簿謄本の乙区欄に、昭和五十七年四月……
○服部三男雄君 私の方から法務大臣にお尋ねしたいと思います。
今回の自己株式の取得規制の緩和という問題でございますが、この問題は従来からさまざまな議論をされてきたところでございまして、今回の改正でございますけれども、従来の議論に加えまして、政府の総合経済対策との関係が取り上げられてきたわけでございますが、法務大臣におかれましては、今までの純然たる商法上の技術的な問題ではなくて、経済対策という観点から見てどのような効果を期待しておられるのか、簡潔にお答えをお願い申し上げます。
【次の発言】 自己株式取得規制の緩和というのはかなり技術的な、また今までの会社法の中における問題等ございまして技術的な……
○服部三男雄君 外国人弁護士法の改正案に関することでお尋ねしたいと思います。 現行の外弁法、つづめて外弁法と申しますけれども、アメリカ及びEC、現在のEUですけれども、が我が国に対して、外国弁護士の受け入れ制度がないのはサービス産業の自由化等の観点から問題であるとして、一種の貿易摩擦問題の一環として政府間協議の対象とした、こういう経緯があるわけでございますが、我が国政府としましても、この米国及びEC、以前のECと大変厳しい政府間折衝を行いました。結局、六十一年五月に日弁連からの要請もありまして妥結したわけであります。そして、六十二年四月の現在行われております外弁法の施行後も米国、ヨーロッパか……
○服部三男雄君 昨年来、この佐川からの一億円疑惑ということで、延々二十五回にわたって衆参の予算委員会並びに政治改革特別委員会で直接細川総理にいろいろ質疑が行われておるわけでありますが、だんだん国民の間でも、細川総理のこの佐川からの一億円疑惑について、答弁内容がくるくる変わっている、しかも答弁の最後に必ず出てくるのは、私は直接タッチしていない、秘書の深山がやったことで深山に尋ねなければわからないと、もうほぼ定型パターンのようになってきているわけでありまして、本日もこの時局重大な折に政治倫理に関する集中審議という特別に設けられて、本当に今までの総決算的な答弁を総理に要求しているわけでありますが、こ……
○服部三男雄君 昨日の私の参考人招致の要求に対しまして理事会も御苦労いただいて決定いただきましたことは、まことにありがとうございます。 きのうのニュース報道等を見ておりますと、刑事犯罪でも状況から合理的推定を加えて認定すべきものである、ましてや政治家の政治倫理に関することであるから、そういった情況証拠というもので十分な推認が働くものである、こういう論調さえ生まれておるわけであります。それだけ今この細川総理の佐川一億円疑惑というものについて、さらにNTT株疑惑というものについて、国民の関心は非常に深まり高まっておるわけであります。 そういう意味におきましてこの参議院で、良識の府の参議院が日本……
○服部三男雄君 総理にお尋ねいたしますが、私は、主として北朝鮮の核開発疑惑に絡む国内の法制上の問題、危機管理の問題についてお尋ねしたいんですが、その前に、一昨日の朝刊でございますが、一昨日の朝刊全紙の、総理が街頭演説で発言された内容についてお尋ねしたいと思うんです。 予算が重要な最終局面に来ておりまして、連日この参議院で総括質疑が行われている。その最中に、当委員会における総理答弁と街頭における発言内容がかなり食い違っているとの記事が各紙に掲載されました。 時局重大な折でございますのでこの問題に触れざるを得ないんですが、あの新聞記事に書かれてあった北朝鮮の核開発能力及び意図がないとの発言は新……
○服部三男雄君 服部でございますが、大臣に少しばかりお伺いしたいと思います。 今度の消費税率の改定もすべてが高齢化社会に向けてということで、実際問題としてこの十年から十五年後に爆発的に高齢化社会の対策のための負担というものがふえることは避けられないわけでございまして、そういうことで今回の税制改革になったということでございますが、その場合に、前提として行革とかあるいは地方分権ということが必要だと言われております。 そのように、税構造の変化に伴って行政執行体制のあり方の見直しということが避けられないというふうに考えておりまして、その福祉の実施主体というのは地方自治体がほとんどを占めるわけですか……
○服部三男雄君 内需拡大のためにも住宅宅地開発、それから中高層マンションの建設の増進ということが非常に重要であるということを思います。その観点で、規制緩和の内容として本年の三月三十一日閣議決定の推進計画の、土地供給欄の項目十六のところに、宅地開発等指導要綱の行き過ぎ是正について今後も地方公共団体に対し引き続き是正指導の徹底を七年度中も行うということを所管省庁の建設省、自治省が報告しているわけでありますが、これまでのこの開発指導要綱の行き過ぎ是正についてどういうように扱ってきたか、自治省から回答を求めます。
【次の発言】 この問題はかなり長い間議論されておりまして、例えば建設省の通達だと昭和五十……
○服部三男雄君 自由民主党の服部でございます。 きょうは、中沖知事さんのお話ですと、石川県から独立後百十二年ですか、大変富山県にとっては記念すべき日に偶然にここへ寄せていただきまして、公述人お三方から地方集権という非常にいい言葉を伺いました。また、県自身が市町村に権限を大幅に移譲しておられるという、むしろ国よりも富山県では地方集権が進んでいるんだなというお話を伺いまして非常に感銘を受けました。敬意を表したいと思います。 時間が余りございませんので概括的な質問をさせていただきたいんですが、もう衆議院でこの法案は通っておりまして、全党一致でございます。参議院も十二日までに通したいと思っておるん……
○服部三男雄君 質問いたしたいと思いますが、現下の経済問題で、特に現在金融不況と言われております点について非常に私は問題意識を前から持っておりまして、やっぱり内需振興を図って銀行の抱えている不良債権問題等を早急に解決しなければ日本の経済はだめになっていくのではないかという観点から、内需振興を図るためにもやはり不動産関係の規制についての緩和をすることが大事ではないかと考えているわけでありまして、こういう観点から主に建設省等に質問したいと思います。 まず、宅地開発。これは非常に今、大規模宅地開発するについて長期間を要するようになっておりまして、民間ディベロッパーはその期間が長いために資金コスト等……
○服部三男雄君 今回の東京共同銀行の問題を私なりに分析いたしますと、金融システムの安全という観点の問題と、もう一つはいわゆる金融機関の不良債権問題という二つの問題があるだろうと思います。 そこで、まず最初に不良債権問題から入りたいと思うんですが、大蔵省にお尋ねしますが、株式市況が長期にわたって、四年にわたって低迷しっ放してあります。一九八九年十二月のダウ約三万九千から一九九二年八月の一万四千まで率にして何と六三%、これは昭和金融恐慌時の六七%、それから一九二九年のニューヨークの株式暴落による八九%と並ぶ三大クライシスだと言われておるんですが、その後一時反騰しましたが、現在また低迷を繰り返して……
○服部三男雄君 外山先生の御指摘のとおりと拝聴させていただきましたのですが、特に御説明いただきました中で高齢化社会が日本では急速に進んでいるということで、しかもそれに対する公的な支援体制が、日本ではまだスウェーデンほど充実していない中でのいろんなアンバランスがあるという御指摘だったろうと思います。 その中で、私が非常に感心いたしましたスウェーデンの実例としまして、バリアフリー住宅の実現のための建築法の改正というところに非常に興味を抱いたわけでございます。特に、人口八百万人の中で百万戸の住宅実現政策が二十年足らずの間に実現したという点でございますけれども、それは例えば公的な、要するにスウェーデ……
○服部三男雄君 阪中先生にお伺いいたしたいと思います。 先生御指摘の点、全く同感でございまして、今後の日本の防衛というものについて結論としておっしゃった政治家の責任が非常に大きくなっている、日本の政治の中心にこの問題を据えて真剣に討議すべきであるという御指摘、そしてそのよって来る理由としての種々の分析ということにつきまして全く同感でございますが、私はむしろもっと強く、アジアにおいてはまだ冷戦は終わっていない、北鮮のいわゆる核拡散防止条約からの脱退、それから中国の目をみはるような海軍力の増強及び空軍力の増強という点を考える。さらに、アジアには集団的な防衛体制を諮る協議の場さえない。これはもう冷……
○服部三男雄君 先生の日本の高齢化社会における対応問題の難しさ、特に急激な高齢化に対応する難しさということについての説明を聞いて、日ごろ余り関心がなかったんですけれども、なるほどなと。そして、日本の対応はおくれているが、徐々にゴールドプランとか定額払い制度とかいろいろなもので対応は進んできたんだなということもわかったわけですが、もう少し御説明を願いたい点が一つございまして、一ページの@の「高齢者の医療費の状況」の中の「健康づくりの必要性や保険給付・範囲の見直しなど、公的保険の変容を迫っている。」とありますが、具体的にもう少し御説明願えればなと思っておりますので、その点補足してお尋ねした,いと思……
○服部三男雄君 私の方から少しお尋ねさせていただきたいんですが、当調査会で今までいろんな講師の先生がお越しいただきまして、来る迫りくる高齢化社会の対応について諸問題を研究させていただきました。その多くの先生方の話は、今後こういう社会福祉制度であるべきだとか、こういう措置を国としてとるべきだというような御説明が多かったわけでございますが、きょうの堀先生のは、今の法的な側面からどうあるべきかという、また違った視点での説明を受けまして、特にこれから二十一世紀に大量の社会福祉のサービスを要する人が激増するだろうと、そういった事態になったときにどのように法的に事前に整備しておかなければいかぬかという、非……
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