永野茂門 参議院議員
17期国会発言一覧

永野茂門[参]在籍期 : 14期-15期-16期-|17期|
永野茂門[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永野茂門参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

永野茂門[参]本会議発言(全期間)
14期-15期-16期-|17期|
第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 参議院本会議 第3号(1996/01/26、17期、平成会)

○永野茂門君 私は、平成会を代表し、昨日の大久保会長に引き続き、橋本新総理の施政方針演説など四演説に対し質問を行うものであります。  さて、新年度予算案の国会提出を前にしたこのたびの突然の村山前総理の辞任は、巷間、敵前逃亡と悪評を受けた責任回避の茶番劇でありました。橋本総理、あなたはこの辞任の結果、さきの総選挙で非自民政権による新しい政治を公約した当時の社会党の前総理からたらい回しで政権を受け継いだのであります。  総理、あなたが自民、社会、さきがけ三党の理念なき談合的連立政権を維持しようとする限り、いかに「元気を出せ日本」と叫んでみても指導力を発揮することはできないでありましょう。  あなた……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第2号(1998/01/14、17期、自由党)

○永野茂門君 私は、自由党を代表いたしまして、橋本総理、三塚大蔵大臣の演説に対し、質問をいたします。  まず、質問に先立ち、一言申し上げます。  私どもは、このたび衆参五十四名の同志が集い、自由党を結党いたしました。新進党時代にまとめた日本再構築宣言に盛られた基本理念を実践し、日本の改革を断行するため、理念と政策の一致した同志が集まったものであります。さらに多くの同志を糾合して第三の開国を乗り切る政治体制をつくり上げたいと考えるものであります。  さて、平成十年を迎え、我が国経済は一段と深刻さを増しております。倒産の多発、失業率の上昇、相次ぐ金融機関の破綻とそれに伴う預貯金、保険金への不安など……

第142回国会 参議院本会議 第28号(1998/05/20、17期、自由党)

○永野茂門君 私は、自由党を代表して、いわゆるPKO法の一部改正案について、総理ほか関係大臣に質問いたします。  本題に入るに先立ちまして、最近アジア周辺で発生した緊急安保問題について、総理の御見解を伺うことを許していただきたいと思います。  その第一は、インドの核実験についてであります。  北朝鮮の今なお解明されていない核疑惑が存在する上に、最近二度にわたってインドで核実験が行われ、それはさらにパキスタンの核実験を誘発しつつあります。  これら一連の出来事は、現在の核拡散防止あるいは核実験禁止、核軍縮、核廃絶体制を否定するものであり、現行秩序を崩壊させる危険性を持つゆゆしき脅威となるものと考……

永野茂門[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

永野茂門[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第133回国会(1995/08/04〜1995/08/08)

第133回国会 懲罰委員会 第1号(1995/08/08、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(永野茂門君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました永野茂門でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 内閣委員会 第1号(1995/10/19、17期、平成会)

○永野茂門君 官房長官並びに防衛庁長官、連日大変御苦労さまでございます。  本日は、国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇等に関する法律案が提案されておりますので、最初にこれに関しまして若干の御質問を申し上げます。  この法律案の提案を受けて最初に感じたことは、一体今までなぜこれが立法化されていなかったんだろうかというのを率直に感じたわけであります。私もかつて自衛隊にいた者として、最近は特にそうでありますけれども、単にPKO等だけではなくて、そういう業務だけではなくて、個人的にあるいは数名が一団となって国際機関にいろいろと出ていくという要請がだんだんふえてきておることはよく承知しておったわけ……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 内閣委員会 第8号(1996/05/21、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に、極東有事に際しての集団的自衛権行使などの検討のあり方について官房長官にお伺いいたしますが、その前に、さきに行われました日米首脳会談ではすばらしい成果をおさめられ、二十一世紀に向かって日米両国がかたいきずなのもとに日本の安全、そしてアジア太平洋地域の安定、平和、ひいては世界の発展に対して重要な役割を果たしていくということを約束し、具体的にはまたいわゆるガイドライン、日米安保協力のあり方の研究、極東有事の際における協力のあり方について、さらに一歩進めた研究を臨場感あふれる姿でやっていくというように決定されました。大変に喜ばしいことであると思います。  そこで、私は本日、集団的……

第136回国会 内閣委員会 第9号(1996/06/06、17期、平成会)

○永野茂門君 時刻もかなりオーバーして始まりましたし、私が描いておりました質問は既に多くの方々とかなり重複をしておりますので、できるだけ重複しない部分だけに限らせていただいてお伺いしたいと思います。  まず、海上自衛隊リムパック派遣訓練部隊の事故などについてお伺いします。  第一は、現地から防衛庁長官、そして総理への第一報は、先ほどの鈴木委員の質問に対する答弁でも、非常に時間がかかっていますね。一時間以上かかっているというのはやっぱりどう考えても遅過ぎる、こう思うわけでありますが、これについてどういう所見をお持ちでありますか。そして、私も一佐のころまでは通信に長くいました関係でこういうことにつ……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 内閣委員会 第3号(1996/12/17、17期、平成会)

○永野茂門君 両大臣、大変重大な時期に、また難しい国際環境の中で我が国の外交・安保に大変に御努力いただいていることに対しまして心から敬意を表します。  さて、同僚山崎議員の後を受けまして、約二十分程度で質問を終えたいと思います。  最初に、日米防衛協力の指針の見直しについてお伺いいたします。  去る四月の日米首脳会談において、日米防衛協力の指針の見直しについて合意がありました。我が国の国民の皆さん方はもちろん、近隣諸国の国民に対してもこの日米防衛協力指針の見直しの意義を理解していただくということはアジアの安定と平和にとって極めて大事なことだと思うわけであります。その意味において、今この見直しに……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 内閣委員会 第4号(1997/03/27、17期、平成会)

○永野茂門君 それでは、本日の質問は防衛庁長官に集中をいたしたいと思います。  私は内閣委員になって満十一年に近くなっているわけでありますけれども、この間こういう委嘱審査などにおいて予算の細部について質問したことは一度もありません。ありませんが、最近の予算が少しずつ心配になってきまして、少し細かいこともお伺いしておかなきゃいけないな、こういうように二、三年前から感じてきておりましたので、本日は少し細かいことを、細部とは申し上げませんけれども、やや具体的なことについて数項目にわたってお伺いをしたいと思います。したがいまして、長官、それぞれのつかさ、つかさで答えるということをおやりになっても本日は……

第140回国会 内閣委員会 第8号(1997/04/24、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に、ペルー人質事件の一応の解決について、外務省並びに防衛庁の御所見を承ります。  御所見を承るわけでありますが、その中で特に私がその所見の中に入れていただきたいことは、平和的手段の解決を追求しながら最終的に強硬手段をとったということについてどういうように評価なさっておるかということが一つ、それから本件について、特に外務省は直接の当事者であった関係で、大きい点だけで結構ですから、どういうような反省をお持ちになったか、それから今後の展開についてどういうように考えているかという三つのことについて御所見を承りたいと思います。

第140回国会 内閣委員会 第13号(1997/06/13、17期、平成会)

○永野茂門君 本日のしんがりを承りまして、若干御質問を申し上げたいと思います。大変に長い時間が続いておりますので、できる限り短縮したい、こういうように思います。  私の第一問は、ガイドライン見直しの目的は何か、また見直しの基本方針を伺いたいということでございますが、この件に関しましては、主として板垣同僚の質問において大体お答えをいただいておりますので、次の観点からの質問を集中して、集中してといっても三つぐらいに分かれますけれども、分解してお伺いします。  基本的な枠組みをちゃんと守るということで、非核三原則でありますとか、専守防衛でありますとか、もちろん大きく憲法の範囲内であるというようなこと……

第140回国会 予算委員会 第4号(1997/03/06、17期、平成会)

○永野茂門君 おはようございます。平成会の永野でございます。  質問に入ります前に、委員長の許可を得まして、証人喚問等について委員長の御見解を承りたいと思います。  本院の友部議員に対する被疑事件に関しましては大変に遺憾に存じております。新進党は、司直による捜査に先立ちまして、昨年十一月十九日、参議院議員会長が友部議員に辞職勧告を行ったことは既に御承知のとおりであります。残念ながら、本人はこれを拒否いたしました。  一月二十八日には、参議院平成会として議長に辞職勧告決議を行うよう要請をいたしまして、全会派の賛同を得ています。現在手続中になっていますけれども、私たちは一日も早く辞職勧告決議を実現……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 内閣委員会 第2号(1997/11/13、17期、平成会)

○永野茂門君 平成会の永野でございます。  総務庁長官、現在の非常に重要な行財政改革の核心におられまして大変に御苦労さまでございます。  今、同僚の依田議員からお話がありましたようなことにつきまして十分御配慮の上御検討をお願いしたい。特に防衛省につきましては、御答弁は必要ありませんけれども、私も防衛省にすべきであるという論者の一人でありまして、国民の皆さんもそういうように考えていると思いますので、よろしく御推進のほどをお願いしておきます。  それでは、本日の許可等の有効期間の延長法案に対する質疑に入ります。  今回の許可等有効期間延長法案は規制緩和の一環として位置づけられると思われますが、本法……

第141回国会 内閣委員会 第3号(1997/11/25、17期、平成会)

○永野茂門君 平成会の永野でございます。  大臣各位には連休中においても国のためにいろいろと御苦労なさっておることにつきまして心から感謝を申し上げます。  最初に、新ガイドラインについて若干の質疑を行います。  新ガイドラインは、御承知のように、ポスト冷戦におきます不確実、不安定なアジア太平洋地域の情勢の中で、日本の安全、さらには地域の安定、平和をより確実にするために日米の安保協力のあり方について大枠と方向性を示す極めて重要なものであります。中でも今回新たに調整が深められました周辺事態対応については、我が国民はもちろん、近隣諸国に対しても誤解のないようにすることがこのガイドラインを有効にし目的……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号(1998/06/08、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に核兵器の管理問題について外務大臣に承ります。  時間の都合がありますので、現状を御説明いただくつもりでありましたけれども、現状につきましては現在までにとった措置を含めまして私の現状認識を申し上げ、大臣の方からは、特に重点はこうでありますとか、あるいはつけ加えるものがあるとか、間違っているところがあったら御指摘をお願いしたいと思います。  五日の国連安保理常任理事国、いわゆるP5の外相会議では共同声明で、そしてまた引き続き七日、国連安保理は決議でNPT体制の堅持と印パ両国をNPT上の核保有国としては認めないということを明らかにしました。  報道によりますと、政府はこれを受けて……

第142回国会 総務委員会 第3号(1998/03/19、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野であります。  恩給法改正に関する直接的な事項を一問総務庁の方にお伺いし、引き続いて非常に関連のある周辺事項について総理府の方に時間のある限り御質問申し上げたいと思います。  第一は、私は参議院のこの総務委員会がまだ内閣委員会と称していた時代のうち大部分、本年を入れて約十年間内閣委員会でいろいろやっておりましたけれども、その間に毎年毎年この恩給法の改正について審議がありました。その都度政府の方から強調され、また委員の方から確認をされてきたのは、言わずもがな、本日も大変に強調されております恩給制度の本質は国家補償であるということでありまして、そしてまた具体的に毎年毎年改……

第142回国会 総務委員会 第5号(1998/03/31、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。  最初に、官房長官に内閣危機管理監について承りたいと思います。  阪神大震災でありますとかナホトカ号の流出油災害でありますとか、あるいはペルーのテロ事件等以来、我が国の危機管理能力の刷新、向上につきましては大変な要請が内外、特に国民の間から起きておりましたが、このたび危機管理監を設置されたことは極めて妥当なものでありまして、今後、十分機能を発揮していただくことを期待するものであります。  そこで、既に多くの同僚からの質問の中に同種の質問があったわけでございますけれども、第一に、危機管理監の任務の中から国の防衛に関するものは除くということになっております……

第142回国会 総務委員会 第6号(1998/04/02、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に、官房長官にお伺いいたします。  私どもの超党派の議員連盟として日本人の拉致疑惑問題の救援の議連がありますが、その問題について最初にお伺いをいたします。  御承知のように、昨日、中山訪朝団が帰国いたしまして、今申し上げました私どもの議連の問題処理について若干考え直す必要があるようなことが、まだ私は直接議連の中でお話を聞いているわけではありませんけれども、新聞等に報ぜられております。私もその趣旨は十分了解できますので、なるべくその趣旨から外れないように、用語に気をつけながらといいますか、その趣旨に添うような形でお伺いしたいと思います。  したがいまして、もともと取りやめようと……

第142回国会 総務委員会 第7号(1998/04/07、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に、官房長官に平成十年度予算編成の基本的な考え方について二つばかりお伺いいたします。  その第一は、財政改革に向かってのデフレ予算を編成したその基本的な考え方についてであります。  私ども自由党は、新進党と言っていた時代から、時期的に申し上げますと、さきの衆議院総選挙のときから繰り返し要求してきたところでありますが、繰り返し要求したというものは、経済の抜本的な見直し、大幅減税、行革等を中心とする景気回復策を優先実行してもらいたい、それが日本の当時の状況、現在もそうでありますけれども、に合っているんだと。もちろん財政制度改革の重要性を否定したり、財政再建はほっておいていいとか、……


永野茂門[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1995/11/08、17期、平成会)

○永野茂門君 中国関係と南北鮮関係についてお伺いをいたします。  まず、中国問題ですけれども、一つは、台湾の独立志向的な行動は、最近非常にテンションが上がっているというか、非常に盛んにそういう動きをしているようでありますが、独立志向でそのように全くその方向で動いてもらうと大変なことになりますので、これは抑制しなければいけない、こう思うわけでありますけれども、日本としては、特に台湾あるいは中国を通じで、あるいはその他の手段を通じて台湾の独立志向をソフトにしていくというような手段は何かとっておりますか、ということが一つです。  もう一つは、中国は、先ほど御説明がありましたように大変に軍事力を増強し……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1996/02/07、17期、平成会)

○永野茂門君 三つほど質問いたします。  その第一は、日本周辺といいますか極東において、我が国の安全保障に直接的に関係がある、非常に重大な関係を有する地域における事態が発生した場合の日米協力について、集団的自衛権の行使を含む、というのは、それに対する見解を含む、どういうように検討が進められておるか、あるいは進められようとしておるかというのが第一点。  第二点は、「日米安保体制の信頼性の向上」、一ペ−ジ、二枚組みの上の方の最初に「情報交換、政策協議等充実」というのがありますが、情報交換、これから日本側が提供する情報を拡大することができるか。従来のように、どちらかというと、一方通行とは言いませんけ……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1996/02/14、17期、平成会)

○永野茂門君 茅原参考人と武貞参考人に、それぞれ一問ずつ続けて質問いたします。  茅原参考人に対する質問は、中国が日本に対して、あるいは周辺に対してどういうような影響を与えつつあるかということについては、お話はよくわかりましたが、逆に、中国は一体日本の動き、軍事力だけじゃなくて、まあ軍事力中心で結構ですけれども、日本の動きについてどういうように感じているんでしょうか。脅威を感じているんだろうか。  私は、軍事的な問題で言えば、全く日本の脅威なんというのは感じていない、もう軍事的には無視しているような状況じゃないかと。これは単に中国だけではなくて、韓国も似たような状態だろうし、それから北朝鮮も似……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1996/02/28、17期、平成会)

○永野茂門君 ただいま、いろんな先生方からいろんな御意見が出されましたが、その中で若干の問題点について私の意見を述べたいと思います。  その第一は、板垣先生それから直嶋先生ともに触れられました集団的自衛権の行使の問題でありますが、そもそも国連憲章で初めて個別的自衛権と集団的自衛権という二つの面で自衛権をとらえておるわけであります。そして、これはそれぞれの国に固有の権利であるというように認めておろわけであります。つまり、自然権であって当然保有するものであります。  ここで注意を引いておきたいことは、自衛権については単数でSがついていないですね。つまり、個別的自衛権と集団的自衛権とは一体のものであ……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1996/05/15、17期、平成会)

○永野茂門君 岡崎参考人と阪中参考人にそれぞれ一つずつお伺いします。  まず、岡崎参考人の方でございますけれども、私は、岡崎参考人がおっしゃった集団的自衛権に関する見解、全く同意でございまして、極めて重要なことだと思います。来週か再来週あたりここの中でディスカッションがあるそうでございまして、上田議員が隣におりまして、好敵手であり、楽しみにしております。それは余計なことでございますが。  そこで、ごく最近、朝鮮半島国境地帯といいますか非武装地帯周辺で、一つは空軍力並びに陸軍力が南下して南の方に集中したということもあって、さらにその後板門店付近でかなり危険な状態が生じたことは新聞報道があったとお……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1996/05/22、17期、平成会)

○永野茂門君 アジア太平洋地域、日本の周辺で将来にわたってよく観察をしておかなきゃいけない、ある意味で脅威になりつつあるといいますか、あるいは脅威に転化する可能性がある国は、私は、やっぱり中国が一番対象国として断然高い状態にあると、こういうように思います。  その一つは、中国というのは、御存じのように中華人民共和国と称する、この中華思想ですね。これはもともと中国の基本的な物の考え方あるいは国家の成り立ち、国家の振る舞いの中核にある考え方であって、かつて日本も朝貢国の一つであったわけでありますけれども、ひれ伏させていくという、そしてその前は戦国時代等ずっと考えてみますと、五十六にも及ぶ多民族をだ……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1997/10/29、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に小此木先生に、主として非暴力的、段階的な体制移行あるいは安楽死、当然その道を追求すべきであると私も思っておりますが、それに関連して二つばかり最初にお伺いいたします。  一つは、北朝鮮自体の中に、自分の体制の非を悟って、こういう超閉鎖的あるいは超特異な宗教共同体のような体制ではもういろんなことはうまくいかないんだというように主張している人、思っているだけじゃなくて主張している人はいるんでしょうかということ。あるいは、北朝鮮がどの程度そういうことを自覚しているんだろうか、自覚していないというのが本当の言葉だと思いますけれども、その辺は本当にどうなんだろうか。  それと関連して、……

第141回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/11/05、17期、平成会)

○永野茂門君 両先生に一問ずつお願いいたします。  最初に、高木先生にお願いいたします。  今、最後にお答えになっていたことと関連するわけでありますけれども、中国の外交を見ておりますと、非常に原則的であり、一たん決めたらまず変えることはない。人権問題にしてもそうでありますし、それから領土問題、尖閣あるいは南沙等についても全く自分のところの原則を変えない。さらにまた、今最後にお話がありました日本との間の歴史認識の問題でも絶対に変更しないという、非常に原則的な外交をやってきております。我々から見ると、原則を変えないといっても、あるいは原則主義と名づけても、これは中国の勝手な原則であって、客観的にど……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/02/04、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。  お二人の先生に大変に興味ある有用な話を聞かせていただきまして、感謝申し上げます。  本日は時間がありませんので、寺島先生に三つの問題を申し上げますので、お答え願いたいと思います。宮崎先生には、お伺いしてお聞きしたい問題がありますので、よろしくお願いしたいと思います。  第一は非核の有効性についてであります。この非核の有効性というのはそれなりによくわかりますけれども、アメリカの核の傘がないことを前提にしますか、それともあるということを前提にしますか。あるいはさらに、日本に対しての核攻撃というのは恐らくないんだろう、あるいは世界的に核攻撃がないかもしれな……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。岡部先生に二問質問をいたします。なお、それに対して最後に、小島先生の同じ質問に対する所見も承りたいと思います。  第一は、岡部先生が、軍事力による紛争の解決を嫌い平和的に解決することをその第一としなきゃいけないということをおっしゃいましたが、全くこれはだれが考えてもそのとおりでありますけれども、私は、軍事力を使わない解決が平和的な解決だとするのはやはりもう少し突っ込んでいただいた方がいいと思うわけであります。  例えば、二十一世紀は情報化の社会であるということで大変な情報化が進展しつつあるわけでありますけれども、貧困状態あるいは飢餓状態のひどい民族あるい……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、自由党)

○永野茂門君 皆さん方の御意見とはところどころ違いますけれども、ほとんど同じであります。  最初に、アジア太平洋地域の安定化の基本理念について私の意見を申し上げます。  皆さん方がおっしゃっているとおりに、政治、経済、社会あるいは教育等を含む全般にわたる協力援助、そしてまた、別な表現をすれば切磋琢磨、助け合い、こういうようなことの推進によって協調的な発展、安定を確保するということが基本的な理念であろうと思います。  ただ私は、ここで少し注意を喚起しておきたいことは、こういうような状態を確保するために、最終的にはやっぱりバランス・オブ・パワーをもって今言ったような協調的な発展努力を補完するという……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、自由党)

○永野茂門君 私はこの小委員会のメンバーでありましたけれども、前半の方は参加せずに後半の方から参加したものであります。  後半で参加したときから感じていたことでありますけれども、小委員会の委員となられた方々は大変な御努力で、またもともと立派なお考えをお持ちの方ばかりでございましたので、大変に立派なものを最終的にまとめていただいたことに本当に感謝をし、そしてまた、ある意味では大変に驚きを持ってこの報告を受け入れたものであります。  私は、一つだけ、これは大事だな、そしてまたこういう観点を特に強調しておきたいなと思うことを申し上げます。  全般に申し上げまして、とにかく非常に立派なものができており……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1998/04/20、17期、自由党)

○永野茂門君 まず、アジア太平洋地域の安定のための基本的な理念といいますか、それについて申し上げたいと思います。  それにつきましては、端的に言って、軍事安全保障を中心とする安定化への一つの手段、一つのやり方の比重が軽くなっていることはもう全く皆さんがおっしゃっているとおりであります。政治、経済、社会あるいは教育など全面的な、要するに総合的な国の状態をそれぞれの国がさらに前進させることができるように、お互いに協力し、お互いに協調し、そして援助し、切磋琢磨してこれらを発展させていくということが平和、安定、発展の基調であるということは、私は、これからの二十一世紀に向かっての物の考え方の基本にしっか……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第7号(1998/06/03、17期、自由党)

○永野茂門君 林田会長から特別な時間を与えていただきましたことに心から感謝いたします。  私も、十二年前に議員になって以来、おおむね半分弱を総合安保調査会以来この会に所属させていただきました。最後の林田調査会長のもとにおける委員としても約半分ということでございます。この間に、皆さん方から寄せられた非常に立派な討論、結論の導き方、大変に感銘するものがありました。思う存分勉強させていただきましたことを、勝手なことを言いながらでございますけれども、そういうことができましたことについて厚く御礼を申し上げます。  私、この調査会の本質は、やはり何といっても外交、安保を中心に基本的な事項を、あるいは時間的……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1998/02/27、17期、自由党)

○永野茂門君 時間がありませんので、大島局長に意見を二つ申し上げます。  一つは、ヤンゴンの国際空港の問題、大変に結構だったと思います。  二つ目は、基本法の問題ですが、緩やかな基本法については私もつくることに賛成です。外務省、大島局長、ぜひ御検討をお願いしたい、こう思います。  以上です。
【次の発言】 はい。

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1998/03/09、17期、自由党)

○永野茂門君 多くの人から意見が出ましたODA基本法の制定についてでありますが、私も、緩やかなと申しますか、田先生がおっしゃった簡潔など申しますか、基本法を制定することに賛成であります。  これには、今もお話が出ましたように、ODAの大原則といいますか基本戦略を明らかに示すということが一番大事なことだと思います。これらを示すことによって国民の理解でありますとか支持を得られて、今大いに叫ばれているNGO等を含む国民参加を拡大していくという道が開けると思います。  また、国会への報告並びにそれに基づく実施状況の審査、評価につきましては、あとの二人がおっしゃったとおりだと思います。  それから、援助……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号(1998/03/16、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に質問ですけれども、山本さんの実と、それからもう一方の「ではないかとの小委員の主な意見」というのは、これは重なるのではなくて対立する案として出ているのでしょうか。と申しますのは、山本案は、仮に基本法をつくるという立場の施策としても非常に大事なこと、やるべき内容を含んでいるわけです。したがってこれは重なるんじゃないか、そう解釈していいのでしょうかというのが第一点です。  それから第二点は、今のと関連するのですけれども、「ODA基本法案の制定に進むべきではないかとの小委員の主な意見」というのは、ちょっと表現がよくわからないのですが、小委員は山本さんを除いて他の八名ですか、あるいは……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1998/04/08、17期、自由党)

○永野茂門君 私は後半しか参加しなかったわけでありますけれども、小委員会における討論等、非常に充実して立派な討論であったようでありますし、そしてまた、今回のこの調査報告書は非常に立派にそれをまとめておりまして、大変に結構だと思います。  こいねがわくは、政府はこの報告書の線を尊重して、実際にこういう方向でさらに検討の上、実行していただきたい、こういうことを希望いたします。  以上です。



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データ更新日:2022/12/18

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。