伊藤基隆 参議院議員
17期国会発言一覧

伊藤基隆[参]在籍期 : |17期|-18期-19期-20期
伊藤基隆[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊藤基隆参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

伊藤基隆[参]本会議発言(全期間)
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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 参議院本会議 第12号(1996/04/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、社会民主党・護憲連合を代表しまして、ただいま行われました橋本総理の日米首脳会談、日ロ首脳会談並びに原子力安全サミットに関する報告につきまして、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  まず第一に、日米首脳会談について御質問申し上げます。  橋本総理は、昨週、歴史的な日米首脳会談を終えた後、直ちにモスクワに向かわれ、エリツィン大統領との会談をこなされ、その後原子力サミットに出席されるなど、短期間に重要な外交課題に果敢に取り組まれ、大きな成果を上げられました。質問をさせていただくに当たり、まず総理のこの間の御努力に心より敬意を表するものであります。  とりわけ、さきにクリントン米……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 参議院本会議 第11号(1997/12/12、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提案のありました斎藤議長不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。  我が国は今、不安と不信に覆われています。相次ぐ金融機関の経営破綻、そして不景気に、庶民、町々の商店街、中小零細企業経営者の方々にはやり場のない怒りがうっせきしております。議員各位、地元を初め、実際に自分の足で町を歩かれれば、その悲鳴とも言える切実な声に身も引き締まる思いになられることと確信いたします。  かかる中、本第百四十一臨時国会は実に重大な使命と国民の期待を背負ったものでありました。ビッグバンを視座に据えた抜本的な金融対策、そして切迫した財政を構……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第5号(1998/02/09、17期、民友連)

○伊藤基隆君 私は、民友連を代表して、預金保険法の一部を改正する法律案及び金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案について、総理及び関係大臣に質問いたします。  私は、まず、金融関連二法の内容に先立ち、その議論の大前提として、今日の金融危機を招いた政府と行政の責任について伺います。  私は、大蔵省には金融行政の担い手として三つの大罪があると考えています。  第一は、バブルの形成とその崩壊を目の当たりにしながら、金融危機の進行に有効な手を打てないどころか、今日まで事態を悪化させるに任せてきた職務への驚くほどの目的意識の希薄化と金融行政システムの形骸化です。バブル崩壊からこの七年間ほどの間の……

第142回国会 参議院本会議 第26号(1998/05/13、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会を代表し、大蔵大臣の財政演説及びただいま提案のありました平成十年度補正予算、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案など経済対策関連五法案につきまして、総理及び関係大臣に質問いたします。  財政演説等に対する質問に先立って、インドの核実験についてお伺いします。  インドは、五月十一日、二度目の核実験を行いました。核拡散防止に向けた国際社会の努力に背を向け、地域と国際社会に核軍拡競争をもたらす危険をはらんでおり、断固容認することはできない。政府は、バーミンガム・サミットでの討議を提案するなど対応の検討を始めているようですが、橋本総理の考えと対……

第142回国会 参議院本会議 第33号(1998/06/09、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の中央省庁等改革基本法案に反対の立場から討論を行います。  今回の行政改革においては、中央政府のスリム化は大前提であり不可欠な改革であります。当然、橋本総理もこの点を以前から何度も繰り返しています。しかし、総理も担当大臣である総務庁長官も、この最も重要な点について、これまでの議論では何ら具体的な方向性を示すことができませんでした。  中央政府のスリム化を進めるためには、地方分権と規制緩和が両輪であることは議論のないところだと考えます。しかし、この法案には、その中身について何ら具体的な改革内容が示されていません。  地方分権に関しては、先日……

伊藤基隆[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

伊藤基隆[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第133回国会(1995/08/04〜1995/08/08)

第133回国会 決算委員会 第閉会後1号(1995/09/06、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 私は、社会党の伊藤でございます。  私は今、牛嶋委員と通産大臣の間で交わされた産業の空洞化問題につきまして、労働者の雇用の面から深刻な問題意識を持っておりますので、雇用に重大な影響をもたらしている海外シフトについて少しお伺いしたいと思います。  実は、八月二十七日の朝日新聞に小さな記事でありましたが、山一証券経済研究所が発表した興味深い記事が載っておりました。御承知のように、総務庁発表によると七月の日本の失業率は三・二%ということでございましたが、この記事によると実質失業率は六・三%ということでありました。  その根拠でございますが、表面的な失業者二百二万人のほかに、統計では非労……

第133回国会 決算委員会 第閉会後2号(1995/09/13、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 私は、社会党の伊藤基隆でございます。  まず、郵政大臣の御就任に対し、心からおめでとうございます。  先ほど午前中の海老原委員と大臣との討論といいましょうか質問と回答、ただいまの牛嶋委員との討論をお聞きしまして、郵政事業の持っている性格、それと郵政大臣がどのような決意で郵政行政に当たられるか、そういうことについて大方のところはあらわれてきたというふうに思っています。  それはすなわち、郵政省は国民生活に最も身近な公的機関、郵便局二万四千のネットワーク、それが通信、金融、福祉の基本的なサービスを提供している。特に、ただいまの牛嶋委員との御討論の中で、国民生活基盤、社会資本整備に対し……


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 決算委員会 第3号(1995/12/11、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 私は社会党の伊藤基隆であります。  まず、大蔵大臣にお伺いいたします。  本日の決算委員会の質疑が住専問題を中心にずっと行われてきたわけでありますが、私も金融関係の監督業務ないしは金融政策遂行問題等について幾つかの面からお伺いいたします。  まず、大和銀行問題と大蔵省の監督責任の問題についてでございますが、与党三党の金融・証券プロジェクトチームが十月三十一日に中間報告をまとめました。その中間報告の中で、金融機関の監督当局は、バブル期において金融機関の経営チェックが必ずしも十分機能してきたとは言いがたいとして、大蔵省などの責任について言及しております。  そして、この報告が出された……

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第7号(1995/12/01、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 私は、社会党・護憲民主連合の伊藤でございます。  まず、警察庁にお尋ねいたします。オウムの資産隠しについてでございます。  現在、オウム事件の全貌が明らかになりつつありますが、こうした凶暴なカルト教団のしわざの犠牲になられた多くの方々に対して同情して余りあるものがございます。亡くなられた方々やいまだサリンの後遺症で苦しんでおられる方はもちろん、長い間オウムの横暴で苦しんだ上九一色村や波野村の方々を初めとする関係住民の方には、この上は一刻も早くオウムに対する解散命令が確定し、オウムからの賠償が行われることを期待しているのだと思います。私たちもそうなることを望んでおります。そのための……

第134回国会 逓信委員会 第1号(1995/10/20、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 日本社会党の伊藤基隆でございます。  会議の冒頭で自民党の同委員からさまざまな問題提起がされて、私も郵政省との討論をお伺いしておりましたけれども、私自身も郵便局に実際に勤めて、その後、郵政職員で組織する全逓信労働組合の役員もしてきました。労働組合側から郵政省に対してさまざまな政策、制度改善等を提起してきたこともありますから、郵政事業に対する私自身の思いも込めまして、郵政大臣に幾つかお尋ねしたいと思います。  まずは大臣の就任を心からお祝い申し上げます。  今日の社会を私なりに幾つかのキーワードで特徴づけますと、一般的な常識でございますが、一つはグローバル化、一つは高度情報化、一つ……

第134回国会 逓信委員会 第2号(1995/11/09、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○伊藤基隆君 社会党の伊藤でございます。  本日の逓信委員会の質疑を午前中からお聞きしまして、大変多岐にわたった多方面からの質疑が行われました。マルチメディア時代ということが今言われておりまして、まさにマルチな発想がこの中で行われたというふうに興味深くお聞きしました。これから質疑をなさる方々の内容も大変期待されると思います。  私は、そういう時代にあって、まず郵政大臣にお聞きしたいわけですが、ディジタル技術などの技術革新と相まって国民の情報ニーズの多様化が進んでいる、確かにそういう状況になっていると思います。大臣は、先ほどの御答弁の中で、生活、経済、文化に対するマルチメディア時代に対する期待と……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第6号(1996/06/14、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は社会民主党の伊藤基隆でございます。  まず冒頭、大蔵事務当局と日銀に質問いたしますが、これらの質問は、その後に大蔵大臣の見解をお聞きしたいという予備的といいましょうか、そういう質問でございますので、よろしくお願いいたします。  まず、五月一日の参議院予算委員会で証人喚問が行われまして、住総の原元社長からの証言が行われまして、それをまず紹介申し上げます。  まず、井上委員長からの質問につきまして原さんはこのように答えております。「私が社長在任中について、このときは最高責任者でございましたので、振り返って申しますと、昭和五十六年から六十年ぐらい、最初の四年間は私どもの仕事は克明に……

第136回国会 決算委員会 第1号(1996/02/15、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成四年度決算外二件及び平成五年度決算外二件に対し、その是認に賛成するとともに、委員長提案の警告決議案に賛成する旨の討論を行います。  平成四年度及び五年度の経済財政運営を概観いたしますと、バブル崩壊の過程における経済情勢の判断が大変に難しかったという事情はあるにしても、政府の経済見通しや当初予算における税収見積もりが余りにも実績値からはかけ離れており、また補正予算における歳入の修正も十分でなかった結果、我が国の財政史上初めて二年連続して決算上の不足、すなわち歳入欠陥を生じるという極めて遺憾な事態を生じたのであります。……

第136回国会 逓信委員会 第3号(1996/02/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、社会民主党・護憲連合の伊藤基隆であります。  まず、日野郵政大臣の御就任、心からお喜び申し上げます。社民党の中でも政策通で知られている大臣の就任については、郵政事業の発展のために大変喜ばしいことだというふうに思っております。郵政事業に期待をしているお客様ないしはそこに働いている職員のためにもぜひ頑張っていただきたいと、冒頭お願いしておきます。  最初に、郵政事業運営に関する郵政大臣としての基本姿勢についてお伺いしたいわけでございますが、その前に、大臣が郵政大臣に御就任になる前、あらかじめ決められた道筋ではないと思いまして、一市民という立場から郵便局を利用されていてどのように……

第136回国会 逓信委員会 第5号(1996/03/26、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 社会民主党・護憲連合の伊藤基隆でございます。  まず、NHKの予算につきまして郵政大臣から意見が出されております。その意見の中の第六項目目に、視聴覚障害者向けの解説放送、字幕放送等の拡充という項目がありまして、この点に対しましては私も全く同感でありますし、評価をするところでありますが、冒頭に大臣からNHKの抱える課題について認識を確認しておきたいと思います。今申し上げました予算等に対する意見について、郵政大臣自身から考え方をお伺いしたいと考えます。
【次の発言】 ありがとうございました。  私は、NHKの問題を考えるときに、いつも放送法に返って考えます。放送法の中にNHKの果たす……

第136回国会 逓信委員会 第6号(1996/04/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、社会民主党の伊藤基隆であります。  既に本委員会における質疑が続いておるわけでありますが、私は坂本弁護士のインタビュービデオテープをめぐるTBSの対応問題について、今までの質疑にもありましたように、坂本弁護士一家殺害事件との関係からも大きな怒りを感じております。  しかし、このことによって言論の自由を否定するようなことになってはならないということだけはきちんと押さえていかなければならないというふうに思います。  しかしながら、参議院逓信委員会が本問題についての調査を行うということは、放送法に照らしてどうなのかということを審議するものであります。我々に求められたのは事実を正確……

第136回国会 逓信委員会 第7号(1996/04/09、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 きょう、冒頭の景山委員の質疑の中で、独居老人に対する声かけ運動、郵便配達または貯金、保険の業務の途中でひとり住まいの老人に声をかけていくということが郵政省の中で制度として労使が一致して進められているわけであります。ただ、最も必要とされる大都市においては、非常に忙しくて、要員も不足しておりますからなかなかやり切れない。しかし、雪深い中で独居老人、お一人で住んでおられる年寄りにせめて声をかけるという細々とした取り組みが行われているということについて、私もぜひ知っていただきたいと思って、携わった一員として以前の逓信委員会で紹介いたしましたが、きょう景山さんが同じことを言われまして、大変……

第136回国会 逓信委員会 第8号(1996/05/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、まず郵便貯金関係について御質問いたします。  昨今、郵便貯金について公的金融システムという観点から議論をされている、そういう状況があります。ある立論に至るために公的金融システム論として郵貯をとらえているというふうにも思われますが、すなわち郵便貯金について大蔵省資金運用部や政府系金融機関とあわせて公的金融システムというとらえ方でございます。  郵便貯金や厚生年金や国民年金の資金の状況を入り口というふうに称して、大蔵省資金運用部を中間ないし仲介というとらえ方、政府系金融機関を資金の出口、入り口・出口論ということで一体で議論されるべきであるという主張でございます。  私は、入り口……

第136回国会 逓信委員会 第10号(1996/05/30、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は社会民主党の伊藤基隆であります。  二点お聞きいたします。  一点は、先ほど自民党の北岡委員の質疑にもありました視聴率の問題であります。  本件に関して、視聴率に対する過度の傾斜ということが問題になってまいりました。私は、先ほど社長の答弁にあったように、民放が視聴率を大切にするということについては当然のことであろうというふうに思っております。問題は過度に傾斜していくという問題でございまして、言論・報道機関という使命からすれば、安易にそれのみを追い求めるという姿勢について批判があったわけであります。  先ほど、郵政省からの厳重注意を受けて社内体制を変革したとの説明が行われました……

第136回国会 予算委員会 第16号(1996/05/01、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 私は、社会民主党の伊藤基隆でございます。  まず、大蔵省が住専に対して調査に入った九一年から九二年当時のその結果の中で、住総の再建計画について見直しの必要性を指摘しております。すなわち、再建計画がもう既に出された段階にあって、その再建計画の見直しをしているわけです。  これに対して証人は、その当時は社長ではございませんでしたけれども、会長であったかと思いますが、この大蔵省の指摘に対して会社としてはどのような対応をしたか、このことについてまずお聞かせいただきます。
【次の発言】 しかし、結果は、第一次調査における不良債権は七千四百六十五億円、貸し出しに占める不良債権の比率が三九・九……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 文教委員会 第1号(1996/12/17、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤であります。  まず、著作隣接権の問題が出てまいりまして、新聞その他でいろいろな報道がされてまいりましたし、私のところにも直接関係する方々からの情報提供等もございました。皆さんのところにも行っているんじゃないかと思っております。  その中で、日本で売られているいわゆる複製CDの問題でございますが、一九五〇年代や六〇年代の隣接権が保護されていない時期のレコードをそのままコピーしてCD化し、駅の構内や街頭のワゴンセールで売っているという状況が言われております。言われているどころか、実は私もそれを買って聞いております。  また、放送の分野で、十二月十三日の日経新聞……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 逓信委員会 第13号(1997/06/10、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会の伊藤でございます。  NTTの再編にかかわる関連三法の審議が行われているわけでございますが、十四年に及ぶ関係者の苦労、苦しみ、さまざまな思いというものがここに凝結されているんだと思います。私は、昨年の春、NTTのあり方に対する与党プロジェクトチームの一員として盛んに議論をした経験がございまして、大変な関心がございますので、今回、最終段階の議論ということで差しかえで参加させていただきました。  NTT再編にかかわる関連三法に対する我が会派の基本的な立場というものを、まず冒頭明らかにしておきたいと思います。  電気通信事業法改正案については、電気通信の発展と利……

第140回国会 法務委員会 第7号(1997/04/24、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会の伊藤であります。  私は、今そこに出席なさっている入国管理局の皆さんに質問をいたしまして、個別具体的な質問の後、最後に大臣からの考え方をお聞きしたいというふうに思います。大臣に、私の質問と事務当局とのやりとりにつきまして十分お聞きいただいた上で御答弁を賜りたいというふうに思っておるわけです。  私は、大臣の趣旨説明をこの場でお聞きしておりますが、その中で、「上陸の許可等を受けないで本邦に上陸しようとする外国人については、その者が有効な旅券等を所持する場合であっても不法入国罪で処罰するとともに、退去強制の対象とする」ものだと。この点、深く検討する前に非常に気……

第140回国会 法務委員会 第12号(1997/06/05、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、野村証券と第一勧業銀行事件について基本的なことを法務省、大蔵省当局にお聞きいたしまして、最後に大臣に両事件に対する司法当局の基本的な姿勢についてお伺いしたいというふうに思います。  まず、野村証券の不正利益供与事件で東京地検特捜部が既に常務二人を逮捕いたしました。元社長も逮捕されておりまして、六月四日には野村証券が法人たる立場で証券取引法違反で起訴、または松木、藤倉両元常務が同様に起訴されております。  一方、総会屋と言われる小池容疑者側に株取引などのための巨額資金を融資した第一勧業銀行への強制捜査が進んでおりまして、不明朗、不正、不法な融資の実態が毎日のように新聞をにぎわ……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号(1997/11/11、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会の伊藤でございます。  まず、質問の前提として少し申し上げたいと思います。  本特別委員会の任務は、委員会の名称にもありますとおり、行財政改革の実をいかに上げるか、また税制についてどうあるべきかということもあわせて審議をする委員会であるというふうに思っております。  行財政改革は、財政削減に象徴されるように切り詰めが前提であるために、今日までの討論でありますように、ややもすると景気に対して対立的になってまいります。  ところで、財政を再建するためには、財政のむだを削減することも大切でありますが、同時に、必要とするところには財政を投入したり、国民からの徴収を手……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/11/17、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤でございます。  本委員会は、総括質疑から一般質疑に移ってきておりますが、財政状況の悪化にどう対応するかということの議論をずっと続けているわけであります。今日、大変な経済の不況、株価にそれが厳しくあらわれてきておるわけですけれども、国民生活への影響がこの時期になって厳しくなりつつあるのではないかという気がつくづくいたします。  私は、自分が住んでいるところのそば屋のおやじとこの間話をしておったんですが、昨年と比べてそば屋の売り上げが半分になったと、これはオーバーに言っているのではないわけであります。だからといって、そば屋が急に生活に困って苦しくなるということ……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/11/18、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤でございます。きょうは先生方には大変御苦労さまでございます。  私に与えられました時間は往復で十五分でございますので、短い時間の中でございますがなるべく能率的にお聞きしたいと思いますが、主として田尻先生にお伺いしたいと思っております。  先ほど、田尻先生の御発言の中で、財政構造改革を進める上では重要なのは政策上のコントロールだというお話が出てまいりまして、私も先般、総括質問の中で、総理にそのような言葉で申し上げたところでございます。すべからく削減ということでございますが、それは全部なくなることではなくて、どこに政策上の優先順位を置くかということの選択によって……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1997/11/20、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤でございます。  いよいよこの法案の審議も締め総の段階にやってまいりました。この委員会は、非常に人格円満な委員長のもとに、人格円満でありますが時に厳しく激しく出てまいりますけれども、我々理事会でも総理の今後の重要な外交日程のことも十分念頭に置きながら、しかも十分な審議時間を確保しようということで、与党はみずからの質問時間を割愛しても野党に回すというようなこともしながら本日を迎え、明日を迎えようとしておるわけであります。大変重要な議論をしてきたというふうに私自身も考えております。  さて、私もかねがね財政の危機状況については強い関心を持ってきておりますから、そ……

第141回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1997/12/25、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤です。  今回の「でんのうせんしポリゴン」の放映に係る報道をつぶさに見ていますと、一番印象を得たのは、十七日の読売夕刊なんですが、制作元の小学館プロダクションの紀伊テレビ企画部次長が言っているのが、「ミサイルが襲ってくる緊張感、緊迫感を出すために背景を赤、青で点滅させた。これまでの放送分でも何回か使っており、なぜ今回に限って視聴者の発作を招いたか、全くわからない」、また「アニメージュ」というアニメ関係雑誌の編集長の言うことには、「特に場面を強調するような新技術が使われていることはないはず。今回、なぜこのような結果となったのか不明」、また日本アニメーション株式……

第141回国会 逓信委員会 第3号(1997/12/04、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤基隆でございます。  私は、郵便貯金事業がこれから起こる金融を取り巻く諸情勢にどのような役割を果たしていくかということをテーマにして、最初に事務当局にお尋ねして、最後に大臣の見解をお聞きしたいと思います。  少し状況の説明をしなければ質問になりませんので、若干冗漫になりますけれども、お聞きいただきたいと思います。  今、十年国債の金利は表面利率が二・一%であります。銀行の十年定期は平均で一・一三%、郵便局の定額貯金は十年の利回りベースで〇・四五九%であります。銀行の十年定期と十年国債を比べた場合、同じ十年であるのに十年定期は国債より金利が低い。グローバルスタ……

第141回国会 予算委員会 第3号(1997/10/15、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤基隆でございます。  きょうは不況対策を中心に質問いたしたいと思いますが、実は昨日質問通告をいたしまして、レクチャーもしたのでございますが、私の持ち時間の中では到底こなせません。後刻、別途の時間帯、集中審議等の中でやりたいと思っておりますので、そのように御承知おきいただきたいと思います。  まず、経済企画庁長官にお尋ねいたします。  先ほど木庭健太郎委員とのやりとりの中にも出てまいりましたが、現在の経済状況についてお尋ねするわけでございます。  最近の個人消費の動向については、私もデータを今持ってきておりますが、それを示すまでもなく、全体的に低迷をしていると……

第141回国会 予算委員会 第5号(1997/11/27、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤基隆でございます。  松下参考人に金融機関のディスクロージャーについて質問いたします。  昨今の状況を少し述べてみますと、まず、大手二十行の一つ北海道拓殖銀行の合併断念からの破綻、証券準大手の三洋証券の会社更生法適用申請、次いで四大証券の一角、本日の議論になっております山一証券の自主廃業、さらには保険業界においても、四月の日産生命の破綻とその後相続く解約ということで経営不安説というものが流れておる。さらに、十一月二十五日、徳陽シティ銀行の破綻が起こりました。  これらの動きは、単に市場関係者にとっての金融不安を超えて社会的な金融不安に拡大するおそれがあるとい……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 外交・防衛委員会 第1号(1998/02/05、17期、民友連)

○伊藤基隆君 ハンガリー大使にお伺いしたいわけですが、ハンガリーの位置づけというのは地理的、政治的にも東欧と西欧との関係で非常に重要な位置づけにあるというふうに私は思っております。実は、私はかつて議員になる前に国際郵便電信電話労連の副会長をやっておりまして、ハンガリーの郵便労組の組織加盟の問題が検討されたときにタッチいたしました。  ハンガリー郵便労組の書記長は、かつて彼はコミュニズム政党の党員であったわけですが、その当時、一九九四年ですから社会党員でありましたけれども、各般にわたって議論してみて、必ずしもコミュニストではないという感じを私は持っておりまして、それが盛んに加盟をしたいということ……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第1号(1998/01/12、17期、民友連)

○伊藤基隆君 私は、委員長に遠藤要君を推薦することの動議を提出いたします。

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1998/05/25、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会の伊藤基隆でございます。  最初に、総理大臣にお伺いいたします。  一九九七年十月の経済審議会の財政・社会保障問題ワーキング・グループが示した財政、経済の長期見通しは深刻な将来像を描き出しているわけでございます。つまり、現状の財政構造を放置した場合、二〇二五年には国民負担率に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率は対国民所得比七〇%以上となり、フローの財政赤字はGDP比一四・七%、ストックの債務残高はGDP比一五三・四%にも達すると試算しているわけであります。同時に、経常収支もGDP比一四・三%の赤字となるわけです。このような予測のもとで、昨年秋、臨時国会におい……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第14号(1998/06/09、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤でございます。  中央省庁等改革基本法案の参議院の審議もいよいよ大詰めになってまいったわけでございます。  私どもは、会期がある中でぎりぎりの時点でこれだけの重要な法案が参ったわけでありますから、法案に対するそれぞれ党会派の態度は別にしましても、いかにこの審議を充実させるか、参議院の名誉にかけてどうするかということで、与党も苦心したでしょうが、私たち野党も大変な苦心をいたしました。横のものを縦にするしかない、すなわち日程上の制約があるから一日の時間帯を最大限延ばしながら議論の内容をお互いで中身の濃いものにしていくしかないということでこの委員会の審議を進めたわ……

第142回国会 財政・金融委員会 第3号(1998/02/10、17期、民友連)

○伊藤基隆君 私は民友連の伊藤でございます。  松永大蔵大臣には、大変厳しい局面での大臣就任、大変御苦労さまでございます。どうかよろしくお願いいたします。  まず冒頭、大蔵大臣にお尋ねいたします。  最近一株価は一万七千円を基点にして若干の上下という、不十分ながらも安定的に推移しているというふうに見ております。一時的にかなり厳しい状況がありましたけれども、必ずしもそこから脱したとは言い切れませんけれども、状況としては好転の兆しと見られるんじゃないかというふうに思っています。ただ、日本経済のファンダメンタルズが根本的な改善をされてそのようになっているかということはなかなか言い切れないんじゃないか……

第142回国会 財政・金融委員会 第4号(1998/02/12、17期、民友連)

○伊藤基隆君 政府案は預金者保護のための預金保険機構の勘定不足の穴埋めに十七兆円、優先株等の引き受けに十三兆円、合計で最大三十兆円の公的資金の投入を見込んでおります。国民の負担をお願いしようというのであれば、なぜ十七兆円であるか、なぜ十三兆円であるか、政府は国民に納得のいくような説明をする義務があるのではないか、私は九日の本会議において総理に対してそのように質問を申し上げました。質問は他の問題点と合体でやっていたために、この件についての直接の御答弁がございませんでした。  一九九〇年十二月十七日にアメリカにおいて当時のシードマン連邦預金保険公社総裁は下院銀行委員会で証言して、一九九一年の倒産処……

第142回国会 財政・金融委員会 第5号(1998/02/13、17期、民友連)

○伊藤基隆君 民友連の伊藤でございます。  先に幾つか質問項目について御通知を申し上げておるわけですが、せっかく総理がおいでになっておるわけで、聞き漏らす場合があると大変なので一番聞きたい部分、最後に掲げた問題から少しお聞きしたいと思います。  それは今回提案されている金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案の第三条三項の二、いわゆる事態に関してでございます。  私は、これらの事態というものが具体的にどのような状況を指すのか本会議において御質問いたしましたが、総理は法律上の要件として法律の内容の適用を述べただけで具体的な状況の説明までは述べませんでした。私は、二月十日、本委員会において大……

第142回国会 財政・金融委員会 第7号(1998/03/12、17期、民友連)

○伊藤基隆君 民友連の伊藤でございます。  私は、本通常国会のこの委員会の中で一貫して質問し、また解明したいテーマは日本版ビッグバンをどのようにとらえていくかということであります。  一つは、社会経済の発展という視点で政府が諸準備を進めているテンポと日本の銀行の経営体質または経営体制の改革が同じテンポで進められて諸準備が行われているのかすなわち日本版ビッグバンが順調なスタートを切ることができるのかという点であります。  もう一つは、社会経済の安定または安全という視点から、ビッグバンがもたらす経済上のひずみ、または社会上のひずみ、これに対してどのように対応していくかということで質問も準備し、徐々……

第142回国会 財政・金融委員会 第11号(1998/03/31、17期、民友連)

○伊藤基隆君 まず、法人税法の一部改正で税率引き下げについて幾つかお伺いいたしたいと思います。  国税である法人税の表面税率がアメリカより低い水準となるのは事実でございますが、地方税を合わせた法人課税の実効税率が四九・九八%から四六・三六%へ約三・六%の引き下げにとどまるのは、ただいま林委員からも出ておりましたいわゆるグローバルスタンダードの比較という視点で見ると、まだ不十分ではないかという考えを持っております。法人税率を三〇%、地方税を合わせた実効税率で四〇%程度まで下げるべきではないかというふうに考えますが、この辺についての見解をお伺いしたいと思います。

第142回国会 財政・金融委員会 第12号(1998/04/02、17期、民友連)

○伊藤基隆君 現在、我が国の金融は急速なグローバル化の流れの中にあるというふうに思うわけでございます。グローバル化はすなわち自由化とネットワーク化であります。  まず、ネットワーク化の問題について、その視点からお伺いしたいわけでございます。  情報通信技術の発達によって海外では金融分野で情報通信の活用が急速に進んでいるというふうに思われます。電子マネーやネットワークを通じた取引さえ行われつつあるという状況でございます。ところが、我が国は海外に比べて随分とこの分野での立ちおくれがあるのではないかというふうに思います。  今般、郵便貯金のCDやATMと民間金融機関のCDやATMを接続できるようにす……

第142回国会 財政・金融委員会 第15号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 私は、民主党・新緑風会の伊藤でございますが、今泉委員の農協系金融機関の問題点質疑に続きまして、関連して質疑を申し上げたいと思います。  せっかく農林水産大臣がおいでになっているわけですが、主として私は大蔵省に質問してまいります。さりとて今回の提出されている法律案に全く関係ないわけじゃございませんで、実はこの財政・金融委員会でずっとビッグバンにかかわる質問をシリーズ的にやっておるわけでございますが、今回は特にビッグバンによって引き起こされる日本社会の影の部分、特に過疎地域、個人、小口、高齢者等に対する対応が果たして準備されているのだろうか、それを農協金融に引きかえて言えば、農協金融……

第142回国会 財政・金融委員会 第18号(1998/05/28、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤でございます。  橋本総理は、一九九六年十一月に日本版ビッグバンの基本構想を、大変な決断といいましょうか、発しました。この基本構想の中で、その目標を達成するためには市場改革と金融機関の不良債権処理を車の両輪として一体的に進めていく必要がある、こういうことが述べられております。これは、単に文字を羅列したというものではなくて、大変な問題意識といいましょうか、まさに中心の重要な問題をとらえている、このことが今日なお問題の所在として厳然としてあるというふうに言わなきゃならないというふうに思っています。ですから、本委員会で金融システムについての議論をするときにはこの二……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/04/17、17期、民主党・新緑風会)

○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤基隆でございます。  まず最初に、総理にお尋ねいたします。  昨年の十一月十一日の参議院行財政改革・税制等に関する特別委員会で財政構造改革法案の審議が行われたわけでございますが、私はその総括質疑の中で、総理に対して次のような質問をいたしました。  それは、  財政を再建するためには、財政のむだを削減することも大切でありますが、同時に、必要とするところには財政を投入したり、国民からの徴収を手控えたり、また国民に戻したりして、経済を活性化することによって税収を高め、財政の健全化を図る方策もあろうかと思います。すなわち、政策の優先順位によるコントロールということで……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会公聴会 第1号(1996/06/14、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 公述人の皆さんには大変御苦労さまでございます。社会民主党の伊藤でございます。私は、主として田尻公述人にお尋ねしたいというふうに思っております。  この委員会での議論のそもそもの起こりというのは、私はプラザ合意以降の問題にあるんじゃないかというふうに思っております。当時、双子の赤字を抱えたアメリカが、金融・財政政策のいわば世界的な遂行能力といいましょうか、国内においてもそうだったんでしょうけれども、遂行能力を失ったと。主要先進国に対し全面的な対米協調を要求してきた。すなわち、ドル切り下げによる競争力回復が目的であったんじゃないかと。その背景に新デタントというものがあるかと思いますけ……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1996/02/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 社会民主党の伊藤でございます。  私は、きょうの三人の先生方の意見を聞いて、それぞれ委員の方からの質問とやりとり、というよりは意見開陳をお互いになされていると思います。次は地方自治体のオンブズマン制度ということについて参考人に来ていただいて、またそこで質問、議論を行います。それから、我々の中でのフリー討論ということになっていくスケジュールでございまして、実は本調査会のやるべき今後の道筋の概括的な形が一シリーズこの常会の中ででき上がっていくんじゃないかという期待をしているところでございます。  そこで、行政とか行政監察、または行政監査ないしはオンブズマン制度、これをどのような日本の……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1996/02/14、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 社会民主党の伊藤でございます。  まず宇都宮先生にお伺いいたします。  私は先生の書かれた論文を事前にいただいておりまして、抜粋でございますが、その中で、「オンブズマン制度を導入した諸国では、職員や官僚機構に欠陥があるとか、それらの質がよくないとかいう理由で、オンブズマン制度が導入されたのではなく、福祉国家の時代の必要性からその制度化が行われた」。さらには、「第二次世界大戦までは、スウェーデンとフィンランド以外の諸国においてオンブズマン制度に関心が持たれなかったのは、その制度を採用するための広範囲な社会的条件が熟していなかったためである。」。このことについて非常に関心を持っており……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号(1996/05/23、17期、社会民主党・護憲連合)

○伊藤基隆君 伊藤でございます。きょうはどうもありがとうございます。  私は、きょうの議論を聞いていまして、フリートーキングといいましょうか、今後、この調査会がオンブズマン制度について議論する場合の大変豊富な知識、豊富な情報が入ったというふうに思っています。  特に、武見委員が、なぜ今オンブズマンかというところから始めた質疑の中では、我々が本当に検討すべきことは、参議院のあり方、良識の府と言われている参議院の姿を我々自身の力でどうつくるかということが前提の議論になっていなきゃならないというふうに思っておりまして、後々の議論をすることが大変楽しみになっています。  特に、末広委員のおっしゃった政……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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