阿曽田清 参議院議員
17期国会発言一覧

阿曽田清[参]在籍期 : |17期|-18期
阿曽田清[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿曽田清参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

阿曽田清[参]本会議発言(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第36号(1997/06/16、17期、平成会)

○阿曽田清君 私は、平成会を代表して、ただいま議題になりました金融監督庁設置法案、金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に反対の立場から討論を行います。  金融は産業の血液であり、預金者、投資家を通じて集められた資金の円滑な循環と決済機構の安定は、国家存立に欠くことのできない基盤をなすものであります。  今回の法案提出の背景には、今日、次々に明るみに出る組織的な金融不祥事を防止し、再発させない業界の環境をつくるべきという強い国民世論の要請があります。そして、急速な金融技術の革新に対応し、特異な金融規制を解き放つことで、自由で国際水準にかなう金融制度を早急に築くことにあります。……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第31号(1998/05/29、17期、自由党)

○阿曽田清君 私は、自由党を代表し、ただいま議題となりました政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案外特別減税関係二法案に反対する立場から、討論いたします。  今回、改正案が出されました財政構造改革法は、昨年我々の反対を押し切って橋本総理が強引に成立させた法律であります。改正の目的は、現下の経済状況にかんがみてとされております。行間を読みますと、景気の悪化に対応しての改正であり、減税、景気浮揚をねらっての政治決断に基づいて、足かせとなる財構法を見直すのだと国民は受けとめておるのであ……

阿曽田清[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

阿曽田清[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 農林水産委員会 第1号(1995/10/31、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  初めての質問であり、かつまた先輩議員からもうすべて私が取り上げておる問題、大体言い尽くされております。重ねて質問することになるかと思いますが、お許しをいただきたいと存じます。  本日までで食糧管理制度を閉じるということになるわけで、あすからが新食糧法の施行ということでございます。このことは、まさに五十有余年食糧管理制度のもとで日本の米づくりがなされてきたわけでありますが、これからは新食糧法のもとでの米づくりということが始まるわけであります。大変な方向転換であるわけでございますが、米づくりは果たしてどうなるのかと不安な言葉をよく生産者の方々から聞くわ……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第5号(1996/06/13、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  総理を初め久保大臣、大原大臣、長時間にわたりまして大変御苦労さまでございます。あとしばらくの間おつき合いをいただきたいと思います。  私は、住専ができてから今日までの経過を踏まえて、その中で私なりに感じたことを申し上げて、それなりに反省をするところは反省をし、そして今後の取り組みについての御提案もさせていただきたいと思います。  あえてその年月を申し上げたいと思いますけれども、昭和四十六年から四十七年にかけて日住金を初めとする四社が設立をされました。そして、昭和四十八年五月に大蔵省告示第五十三号によって大蔵大臣の管轄会社として指定になりました。そ……

第136回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1996/05/07、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  私は、小規模企業共済制度につきまして御質問いたしたいと思います。  私自身JAの組合長をいたしておりまして、小規模企業経営者と農業経営者がそれぞれ同じような立場にあるにもかかわらず、制度的に満たされていないという違いがありますことを日ごろからこれは何とか是正しなきゃならないなと思っておったわけでありますが、それは小規模経営者には共済制度があるけれども、農業経営者には共済制度がない。四十年にできて三十年間この制度がそれぞれ果たしてきた役割は非常に大きかったわけであります。法的にもこれは例外ではないということになっておりますが、この三十年間にそれが誕生……

第136回国会 農林水産委員会 第4号(1996/03/26、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。今までそれぞれ質問がありまして、ダブるところがあろうかと思いますけれども、御了承いただきたいと思います。  酪農あるいは肉用牛、それに養豚等につきましてそれぞれの規模拡大が図られてきておるところでございますが、大変この十年の間において大きく変わってきております。  例えば、酪農におきましては、昭和六十一年には七万八千五百戸ありましたのが四万四千三百戸と四三・五%の減であります。しかしながら、頭数におきましては、二百十三万頭であったのが百九十五万一千頭と七%の減にすぎません。したがいまして、一戸当たりの頭数というものは六四%伸びているという勘定になるわけ……

第136回国会 農林水産委員会 第6号(1996/04/11、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  時間が非常に限られておりまして、もう余すところ十二、三分ということのようでございますので、はしょって質問させていただきます。  今回の改正は、国内農業に影響を与えない病害虫の検疫を対象から外す、さらには輸出国での栽培地検査を要求する、三番目に検査手続の電算化による事務の合理化を図る、地方空港の検査体制の整備を図る、それに臭化メチル消毒の代替技術の開発、基本的には我々は賛意を表するわけでありますが、この中で一、二心配する点がございますので、その点をお聞きしたいと思います。  国内農業に影響を与えない病害虫を検疫の対象から外す、つまりフリーパスをするん……

第136回国会 農林水産委員会 第10号(1996/05/07、17期、平成会)

○阿曽田清君 私は、農業者にも退職金制度を導入してほしいという観点から質問をいたしたいと思います。かねてから農業者にも退職金制度の導入を図るべきだと訴えてまいりましたし、中小企業対策特別委員会におきましても、小規模経営者の共済制度と同じように農業者も認めていただきたいと質問をいたしてきたところであります。  これまで小規模企業経営者に対しましては昭和四十年から、すなわち三十年前から実施されておりますのに、いまだ農業経営者にはそのような制度が実現いたしておりません。法的には農業者も排除されておらず、もともとは農業者も対象とした制度でありましたが、中小企業政策審議会では、農業基本法のもとで農業者に……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 農林水産委員会 第1号(1996/12/17、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。まずもっておくれましたことをおわび申し上げたいと存じます。  今までそれぞれの委員から御質問があったかと思います。重複するかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。  今回の農協二法の改正は、住専問題に端を発して、金融系統のあり方というような問題とあわせて系統再編というような問題が二段階性を踏まえてあっておったわけでございます。そういう意味からして、今回の提案について私も大筋理解と納得のいくところでありますが、部分的に気がかりなところがございますので、その点について御質問をいたしたいと思います。  まず、監査制度についてでありますが、監査制度その……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 運輸委員会 第5号(1997/03/17、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  私は、熊本県、しかも天草の入り口におりまして、三角港という港が生まれ育ったところでございます。天草周辺にかけまして、内航海運業者の方々、出稼ぎとして大変頑張っていただいて、古い歴史を持っているところでございます。私が県議会時代に内航議員連盟をつくっておりました折には、四、五百隻ぐらいあったかなというふうに思っておりますが、ついせんだって聞きましたところがもう三百を割ったというようなことでございました。確かに近くの方々の中で、陸上がりをしておる方で既に他の事業に転回されておったり、あるいはもう悠々自適の生活をされている方もいらっしゃいます。  つい……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/06/11、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  もう既に二十四人の方が質問に立たれ、二十一時間を超える論戦が行われたわけでありまして、ほぼ言い尽くしておる感がいたすわけでございます。したがいまして、重ね重ねの質問になろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  まず、金融監督庁を設置された意義といいますか、そして新たな気持ちで設置された監督庁の使命、役割を改めて大蔵大臣、官房長官からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 住専を初めとする相次ぐ不祥事に対して、これからはきちんと検査監督をすべき機関をつくって二度と起こらないようにしていくという決意のもとで設置されたというふうに……

第140回国会 農林水産委員会 第2号(1997/02/21、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  今、ウルグアイ・ラウンド対策の見直しが高まっておる中ではございますが、ちょうど三年目を迎えまして、この見直しの中で緊急にぜひ取り上げていただきたいという点を二、三申し上げたいと思います。  私は、このウルグアイ・ラウンド対策が六兆百億円ついたときに農業団体の若手の職員の方からこんなことをお聞きしました。  それは、今でも脳裏に刻み込まれておるんですが、うそ八百と言います。花のお江戸も八百八町、その八兆より少ない六兆百億円、中身を見ればうそばっかり、そう言った職員の言葉が思い出されるわけでありますが、当時武村大蔵大臣も真水は三兆円に足らずというような……

第140回国会 農林水産委員会 第4号(1997/03/17、17期、平成会)

○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     森林病害虫等防除法の一部を改正する法     律案に対する附帯決議(案)   松は、土砂流出の防止等の国土保全、風致・  景観の維持のほか、木材の生産等にも重要な役  割を果たし、古くから、国民生活に深く関わっ  てきた。   しかるに、松林における松くい虫による被害  は、なお高い水準で推移しているほか、一旦被  害が軽微となった地域でも……

第140回国会 農林水産委員会 第6号(1997/03/24、17期、平成会)

○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました繭糸価格安定法の一部を改正する法律案及び製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     繭糸価格安定法の一部を改正する法律案     及び製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法     律案に対する附帯決議(案)   我が国蚕糸業は、伝統的産業として中山間地  域等において重要な地位を占め、繭糸衛格安定  法、製糸業法及び蚕糸業法は、それぞれ養蚕業  及び製糸業の経営並びに繭及び生糸の生産の安定に大きな役割を……

第140回国会 農林水産委員会 第7号(1997/03/25、17期、平成会)

○阿曽田清君 高橋議員に関連いたしまして質問をさせていただきます。  最近の漁業を取り巻く環境というのは、日増しに悪化をいたしておりまして、もう御承知のとおりに年々経営体数も減ってきておるし、水揚げ量も減ってきておる、さらに魚価は低迷をするし、就業者の方々も減少してくる、そういう状況であります。  我々県議会時代に、とる漁業から育てる漁業をということで、資源管理型漁業を目指そうということで一生懸命、行政、漁協一体となって進めてまいっておりますけれども、なかなかそれが現実に大きく飛躍するところにいかない。どちらかというと、大勢に流れてしまっているというのが実態であります。  漁協の経営そのものを……

第140回国会 農林水産委員会 第8号(1997/03/26、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  まず、酪農の問題から質問させていただきます。昨年は酪農環境は大変悪い状況でありまして、大変な不祥事等の問題も起こったわけであります。まずは、これはヨーロッパで発生したことでありますが、狂牛病の問題、あるいは全酪連の牛乳表示違反問題、さらに大阪市等で発生をいたしました大腸菌O157の問題、そして六甲牛乳その他乳業の大腸菌混入問題等、酪農家には甚大な影響を与えた年であったと思います。  その結果として、飲用向け価格の値下げや、反面えさの高騰などによりまして、私が計算をいたしてみますと一〇%ほどの所得ダウンになったのかな、そういう感じを持っております。……

第140回国会 農林水産委員会 第10号(1997/04/03、17期、平成会)

○阿曽田清君 私は、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び民主党・新緑風会の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   家畜防疫制度は、家畜の伝染性疾病の発生予防やまん延防止により、畜産の振興に寄与してきたが、近年、畜産経営の大規模化に伴う被害の大型化、狂牛病等の新たな疾病の発生等の状況に対処し、より効果的かつ効率的な制度の構築が求められている。   よって政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に万遺憾なきを期すべきである。  一 家畜の防疫体制に万全を期するため、動物検疫所及び家……

第140回国会 農林水産委員会 第11号(1997/06/05、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  私は、現場の問題を二、三取り上げて質問させていただきます。  まず、改良普及員制度についてでありますが、昭和二十三年七月に農業改良助長法のもとで新しい普及制度が発足されて、来年で五十年を迎えるわけであります。時代の変遷を経て、その間に八回の法改正がなされたわけでありますが、その時代の変遷の中で農業・農村の発展に改良普及員の果たした役割は極めて大きいものがあったと私は高く称賛をいたしておるものであります。  例えば生活面におきましては、戦前に比べ、台所の改善や健康管理面で非農家世帯に大変な見劣りをしていたものでありますが、大きく内容が向上し、文化的生……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 農林水産委員会 第3号(1997/11/21、17期、平成会)

○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。質問をさせていただきます。  この漁港法ができましたのが昭和二十五年、しかも議員立法ということでできたわけであります。それは、その当時の食糧不足の中で貴重なたんぱく源のもととしての漁業振興ということを重大視してこの漁港法ができたと承っております。今日まで約半世紀に及ぶわけでありますが、一次から九次まで実行されてくる中で、前倒しでやられたことが何回かありますが、いわゆる延長というのは今回が初めてであります。それだけに、関係者の方々は大変心配をしている向きがあるわけでございます。  そこで、質問でありますが、第九次漁港整備計画が今日まで実施されて四年目にな……

第141回国会 農林水産委員会 第4号(1997/11/27、17期、平成会)

○阿曽田清君 新たな米政策といたしまして、今まで論じてまいられました米の生産調整対策、それから稲作安定対策、計画流通制度の改善を柱として講じられたところでありますが、その中の主な点で申し上げますと、生産調整実施者のメリットの還元、さらには補てん金制度の創設、不公平感の解消としての全国共補償の実施、転作実施者が米に匹敵するよう、麦、大豆、飼料作物の所得の確保というのが今回の主な取り組みだったというふうに思います。  私からこれは何点ぐらいだったかなと生産者の方々に聞きましたら、点数は上げられんばってん、このような米余りの状況の中ではいたし方ないだろうなというのが生産者の声でありました。そんな中で……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1998/05/29、17期、自由党)

○阿曽田清君 連日、総理を初め大臣の方々、お疲れさまでございます。もうしばらくでございますので、おつき合いをいただきたいと思います。  今回の財政構造改革法の改正の理由は、景気が極めて停滞しておるということから、この点の経緯につきまして、短い時間でありますが政府の姿勢をただしたいと思います。  バブル崩壊後、八年がたちました。二年前に住専国会と言われて住専処理スキームが出され、公的資金が投入されました。私は、六千八百五十億円はおろか五千三百億の農協の負担さえも出す必要はなく、あくまでも母体行が責任を持つべきだと主張をいたしました。このスキームは農協救済とまで言われたわけでありますが、私には大変……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1998/06/04、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  明治以来百三十年、このシステムがまさに功を奏して今日まで参ったと思いますが、現今のいろんな不祥事かれこれ、また官僚の問題も出てきておるところであります。ここで思い切った、いわゆる中央集権国家を見直して地方分権化をというような高まりが見えてきて今回の一つの法制定になったと思うわけでありますが、まさに全国津々浦々まで上下の関係で行政がなされてきた、これが一つの今日の硬直化した状態をつくり上げてきたというふうに思います。  ここで、今回の法と同時に、縦の関係、上下の関係から横の関係というもの、いわゆる国と地方が同等の……

第142回国会 農林水産委員会 第3号(1998/03/12、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  今まで八名の委員から質問があり、ほとんど出尽くした感がございますので、重複を避けまして、私は現場のといいますか、地べたの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  実は、昨年の十二月、これは私ごとでございますが、私のところにある専業農家の方が参りまして、実は息子のことで相談に来たと。どういうことですかと聞きましたら、息子の就職を世話してもらえぬだろうかということでありました。この農家は米とミカンを栽培している専業農家であります。そのおやじさんが言うには、息子は農業高校を今度卒業するので自分も農業の後を継ぎたいと言っているということでありましたので……

第142回国会 農林水産委員会 第4号(1998/03/13、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  私は、真珠養殖事業法を廃止する件につきまして質問いたします。  熊本県では天草というところがありまして、そこの天草におきましては七十年前から養殖真珠が盛んになっておりまして、天草産パールということで高く評価を受けているところであります。それが平成六年に異常渇水による真珠貝の大量へい死、さらに平成八年に四四・五%のへい死、平成九年に三八・二%のへい死となり、平均値の倍近いへい死率であります。このことで、七十億ほどありました売り上げが平成九年には三十四億円と大きく落ち込んでしまっておるわけであります。  養殖業者は、今後とも真珠養殖を続けることができる……

第142回国会 農林水産委員会 第6号(1998/03/25、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田であります。  今、須藤委員の質問に対しまして大体共通するところもございますので、それの延長線上で御質問させていただきたいと思います。  どちらかといいますと、飲用乳は少々減ってきておって、乳製品の方が少しふえてきているというような状況の中ではあるけれども、昨年、加工限度数量二百四十万トンに対して二百三十七万トンと、二百四十万トンまで達成しなかったという状況であるようでありますが、今日までこの十年間の間にどちらかというと生産調整ぎみに行ってきた状況ではなかろうかなというふうに思います。その中で、特に現場では乳肉複合経営というものにどちらかというとここ数年重点を置いて……

第142回国会 農林水産委員会 第7号(1998/03/27、17期、自由党)

○阿曽田清君 災害復旧の暫定措置法につきまして若干質問させていただきます。  今まで意見が出ておりましたのでもう多くを語りませんが、今回、三十万から四十万ということで一つの事業費規模の格上げがされたと。そして、百メーター範囲内を百五十メーターにすると、これがねらいであります。  その中で、長い間我々地方議員が携わってきた中で絶えず考えておりましたことは、今までは三十万、今度四十万になりますが、その三十万までの被害について、市町村が対応しておる市町村もあれば、受益者がほとんど負担しなきゃならない市町村もある。ですから、今回四十万に上がった場合に、それ以上になったときはこの適用になって措置をしてい……

第142回国会 農林水産委員会 第8号(1998/04/07、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  農村・農家の経済環境の厳しさにつきましてはたびたびこの委員会で質問をいたしてきているところでありますが、今回は流通の面につきまして、その厳しさについての御質問をいたしたいと思います。  まず、中央卸売市場、百十二社ございますが、その取扱金額、これをちょっと調べてみますと、平成二年度で二兆八千四百七十二億円、平成八年度で二兆六千八十五億円と、六年間で約二千四百億円減少いたしております。また、利益率で見てみますと、平成二年に〇・五八%であったものが平成八年には〇・二四%の利益率であるということからいたしますと、百十二社のうちで現実的に赤字経営の卸売会社……

第142回国会 農林水産委員会 第10号(1998/04/16、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  参考人の諸先生方の御意見を承っておりまして大変勉強になりました。しかも、それぞれお尋ねになったところでもう既に私が述べるところがなくなったわけでありますが、その中で、自分なりにもう少し突っ込んでみたいなと思っている点だけ感じたことを申し上げたいと思います。  先ほどから質問がありましたように、アメリカとかEUにおきましては既にHACCPは義務化されておる、日本はこれから取り組む中で自主目標である、こういうことであります。その中で、先生方の御意見としては、日本も当然義務化すべきだととれる御意見が御三名からありました。  私、その中で、日本がそこまで持……

第142回国会 農林水産委員会 第11号(1998/04/24、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  私は、食品製造業者の育成の観点から質問させていただきたいと思います。  平成七年度の食品衛生法の改正で、HACCPの考え方を取り入れた総合衛生管理製造過程の承認制度が認められました。二年ほどたっておるわけでありますが、その間に百七十七件が既に承認をされて、加えて二百五十八件の申請が現在なされておるということであります。  厚生省といたされましては、承認をされた会社とまだ承認をされていない会社、この間、取引の上でいろいろと議員から出ておりました問題、懸念されている問題は生じていないかどうか、まず確認いたしたいと思います。

第142回国会 農林水産委員会 第12号(1998/04/28、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  いろいろともう意見も出尽くしておりますが、私は今回の農地法の一部改正は大きく二つあろうと思います。一つは、二ヘクタール以下であったものを四ヘクタール以下までに都道府県知事に権限を委譲する。もう一つは、現行の農地転用許可基準を法定化したということだろうと思いますが、その中のまず権限の委譲について若干質問したいと思います。  二ヘクタールから四ヘクタールに知事に権限を委譲するということでありますけれども、先ほど和田委員からは、「当分の間」というのはどれくらいなのかという御質問がありました。風間委員からは、「当分の間」というのは廃止する方向でいくべきじゃ……

第142回国会 農林水産委員会 第14号(1998/05/21、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  今回の種苗法、これは現行の種苗法すべてを改正して、全く新しい新種苗法と言えるのではなかろうかなと私は評価をいたすわけでありますが、私自身、この品種登録につきまして申請者の一人として経験がありますので、問題点の一、二、その実態から御質問したいと思います。  実は、品種登録をいたします。申請をいたします。申請をいたしまして、花の場合は割と早い期間に現場調査においでになるんです。私が出しているのはかんきつでありますけれども、かんきつは年に一回しか検査するタイミングがないから、それを検査し損なったらまた二年になるわけですが、早い方の花の方でいきましても、一……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第4号(1998/02/03、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。それぞれ三党案の発議者の皆さん方の御苦労に心から敬意を表したいと思います。  ただいままでそれぞれの案についての疑問点なりあるいは問題点なり御議論があったところであります。そして、先ほど大脇議員から指摘をしていただいた、問題点はどこにあるかということの質疑が発議者に出されたわけでありますが、私は逆に、それぞれの案についで、今ボランティア活動をなさっておる方々に我が党の案はこういうところが一番自信を持って皆さん方に説明できます、こういうところはすばらしいところなんですよというところを三党案それぞれひとつ御説明いただきたい、お願いいたします。


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各種会議発言一覧(参議院17期)

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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(1998/05/11、17期、自由党)

○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。  私は、現場の直面しておる問題につきまして二、三申し上げて、また御意見を承りたいと思います。  まず、年金給付年齢の引き上げと六十歳定年制との整合性についてお伺いをいたしますが、御承知のとおりに六十歳定年制をそれぞれの企業が設けて、またその実施を進められておるところでありますが、二〇〇一年から十二年かけまして支給年齢を六十五歳にまで引き上げるということになっております。六十歳から六十四歳の間の支給は、特例で報酬比例部分だけ月々六万五千四百五十八円の基礎年金のみが支給されて、六十五歳にならないと支給されないというようなことであります。六十歳定年をしいて……

第142回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1998/05/20、17期、自由党)

○阿曽田清君 私は、本年一月に結成されました自由党所属議員として、今国会より本調査会の審議に参加したばかりでございます。調査会の委員となるのも何分初めてのことでございますので、調査の報告の取りまとめに際しましてどれほど役に立てる意見が述べられるかと恐縮しておりますが、お招きしました参考人のお話や政府への質疑を通じての若干の感想と意見、また自由党の社会保障についての考え方を与えられた短い時間ではありますが述べたいと存じます。  私が本院の議員になりましてから既に六名の参考人のお話を伺ったところでありますが、そこで感じましたことは、意外に社会保障の雇用に果たす効果が大きいことであります。また、経済……



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データ更新日:2022/12/18

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