梶原敬義 参議院議員
18期国会発言一覧

梶原敬義[参]在籍期 : 13期-14期-15期-16期-17期-|18期|
梶原敬義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは梶原敬義参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院18期)

梶原敬義[参]本会議発言(全期間)
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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 参議院本会議 第3号(1999/01/22、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、小渕総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  あと二年で二十一世紀を迎えます。来る新世紀を日本がどのように生きていくべきか、そのためには過ぎ去ろうとしている二十世紀がどんな時代であったのか、振り返ってみることも大事なことであると思います。  今世紀の前半は、世界はファシズムが台頭し、二度の大戦を経験しました。我が国においては軍部の独走を許し、アジア諸国を侵略し、太平洋戦争に突入し、沖縄では悲惨な地上戦が繰り広げられ、さらに広島、長崎にはアメリカによる非人道的な原爆の投下を受けて敗戦を迎えました。その間、他国に大きな被害をもたらしましたが、我……

第145回国会 参議院本会議 第22号(1999/05/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、政府が提案をしておる周辺事態安全確保法等三案件に対して反対討論を行います。  歴史は繰り返すと言われますが、私は、かつて日本が中国や朝鮮、東南アジア諸国を侵略しましたが、またそれを忘れ、再び同じ道を歩き始めようとしていると思うのであります。すなわち戦争をしてはいけない国が戦争のできる国へと歩き始めようとしている、そのように思うのであります。しかも法案を審議するに当たっての政府の態度には、独立国家としての姿勢がいささかも感じられないのであります。このことをまずもって申し上げ、反対の討論をしたいと思います。  反対の第一の理由は、法案の審議が十分……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 参議院本会議 第3号(2001/02/07、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 二十一世紀になりました。私は、二十一世紀が日本国民にとって、世界の人々にとって明るく平和で豊かな社会になることを祈りつつ、社会民主党・護憲連合を代表して、質問をいたします。  森総理の施政方針演説を聞いて私は大変失望いたしました。その第一は、KSD疑惑や外交機密費に関する事件については、自分とかかわりのないことだと言わんばかりであり、自由民主党総裁として、また内閣総理大臣として責任を感じているようにはとれなかったのであります。第二は、政策が総花的で、響きのよい言葉の羅列であり、一体何が大事なのか一向にわからなかったのであります。  さて、森総理が我が国のかじ取りをするようになった……

梶原敬義[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院18期)

梶原敬義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 経済・産業委員会 第3号(1998/09/17、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 もう前の委員の皆さんから用意をしたことを大分質問がされましたので、ちょっとずれるかもわかりませんが、意見も申し上げたいと思っております。  私は七年前にカンボジアに当時の社会党の調査団の一員として行ってきました。七年前というのは多分PKO法案の審議を前にいたしまして、一体カンボジアの状況というのはどうなっているかというのを視察に行ったんです。確かに、行ってフン・センやチア・シムさんや要人にもずっと会いました。いろいろなことをやってくれという経済的な要請もあったんですが、夜、飯を食っていたら繁華街の中で、雑踏の中ですが、電気がぽんと消えるんです。どうしたのかと言ったら、使用量が発電……

第143回国会 経済・産業委員会 第4号(1998/09/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 喫緊の課題というのは景気対策でありまして、景気対策絡みで、エネルギー・太陽光発電、それから住宅政策、この二つについて意見も申し上げながら質問をしたいと思います。  去年の四月に、本委員会で木宮委員長を団長として三井三池が最後の石炭の閉山をするというときに大牟田に現地視察に行きました。そのときに私は現地の関係者の皆さんとも意見交換をしたんですが、戦後あるいは炭坑節がはやっている時代に、あなたたちは石炭がなくなる、あるいは採算がとれなくなるようなことを想定したことがありますかと、こう聞きましたら、現地の商工会議所の皆さんやあるいは石炭関係の皆さん、全くないと、こういうお答えでした。 ……

第143回国会 経済・産業委員会 第5号(1998/09/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私もきのうの新聞広告について一言申し上げたいと思います。  長いこと商工委員会、経済・産業委員会に私は所属してきましたが、こういうように法律ができる前に、できたことを想定して広告が載るということは初めてでありまして、通産省は、国会を軽視、あるいは衆議院が通ったからもう参議院は大丈夫だという参議院軽視、この二つの面については十分反省をしてもらいたいと思います。答弁は要りません。  次に、本法案につきましては、これは全く賛成であります。したがって、この法案が通った後はできるだけ効果を上げるように強く期待をしております。  そこで、質問の前に、きょう、私は準備のために電話等で若干状況を……

第143回国会 経済・産業委員会 第6号(1998/09/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 総理におかれましては、さきの衆参の所信表明演説におきまして、対人地雷禁止条約については、できるだけ早い発効に向けて我が国としては可能な限り早期の締結に努力をいたしますと述べられまして、さらにまた、被害者を支援しながら禁止に立ち上がらないのは政策上の矛盾だ、こう言って政府の中を督促して条約の批准にここまで近づいてきた、このことについては心から敬意を表したいと思いますし、まさに同感であります。  そこで、なお一、二お尋ねしますが、先ほどからも出ておりますように、アメリカやロシアや中国、韓国、インド、こういう主要国といいますか、国連においては大きな国が非加盟、批准をしないということにつ……

第143回国会 経済・産業委員会 第8号(1998/10/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 エネ庁に聞きますが、石油資源というのは、私も国会に来まして、これはやがて枯渇していく、大変なことだとずっと思っておりました。私なりに資料がありますが、石油の埋蔵量と石油価格の見通し、最初にこれについて簡単にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 皆さんの報告書に目をざっと通しましたら、一バレル当たり十六・一ドルから二十・七ドルで試算をして、二十年後ですか、二〇二〇年ごろには公団の採算はこうなるというふうになっておりますが、私は、これは当然もっと上がる。価格というのは、通産省の見通しよりもこれはもっと高く日本の将来のために見ておって、そして公団のためだけに使う資料じゃなくて、日本全……

第143回国会 行政監視委員会 第3号(1998/09/28、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 持ち時間が十六分ですから前後を省いて中身を中心に聞くようになると思います。  防衛庁の調達本部のあの事件ですが、今、及川装備局長がおいでですが、防衛庁の調達本部と装備局長との関係というのはどうもよくわからぬのですね。もう調達本部長が全責任を持っているような記事がどんどん出ますが、この辺は一体どうなっているんですか。
【次の発言】 及川装備局長はこの前まで通産省の総務審議官で、装備局長で行ったということを後で聞きまして、いい人物が行ったなと私は思っていたんですよ。そうしたら次から次に出だして、恐らくそこらも読んでやっぱりあなたに掃除をさせるために送り込んだんじゃないかな、そんな感じ……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 経済・産業委員会 第3号(1998/12/11、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 通産大臣、予算委員会等で何度も答弁されておりますが、貸し渋り問題であります。  貸し渋り特別保証制度、中小企業金融安定化特別保証制度三千五百万を五千万にこの前変えた。あの保証制度というのは、利用者が多くて希望も多くて非常にタイムリーな制度であったと思います。ただ、取引銀行によっては旧債務をそれで一回相殺して、そしてまた少し貸し出すと、こういうやり方をする銀行に対してどういう指導をするのか、もう一度大臣の決意をひとつ述べていただきたい、それが一点です。  それから、もう一つは、各県にありますほとんどの信用保証協会は、取引銀行を通じて保証協会に保証の申請をしている例が多いと思うんです……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 経済・産業委員会 第閉会後1号(1999/10/20、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社民党の梶原です。  短い時間ですが、素朴な質問を変わった角度からいたしますので、率直に答えていただきたいと思います。  株式会社ジェー・シー・オーの木谷社長は六月から就任されたようですが、前の社長の高木さんというのは、前は通産省の立地公害局長で、私はよく知っているんです。彼は、長崎の炭鉱で爆発事故がありまして何人か亡くなったときの審議官か何かをやっておりまして、よく存じ上げておるんです。木谷社長は住友金属鉱山の役員をされておりましたが、今はこちらのジェー・シー・オーに専従をされているのかどうなのか。
【次の発言】 社長、東海村あるいは県が退避勧告をしましたね。これについて社長と……

第145回国会 経済・産業委員会 第2号(1999/03/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 両大臣には、もう昼も大分過ぎておりますが、お疲れでございます。私は持ち時間が二十分でありますから、後で提案したいことも幾つかありますので、答弁の方は要点をまとめてお願いをしたいと思います。  最初に、堺屋経済企画庁長官に所信表明演説につきまして質問したいと思うんですが、冒頭、堺屋長官、一生懸命頑張っておられることにつきまして心から敬意を表します。  その堺屋長官の所信演説でありますが、一、二どうしても言っておかなきゃならないひっかかるところがあるんです。一つは、今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っておる、九七年初期を頂点とし……

第145回国会 経済・産業委員会 第3号(1999/03/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 平成十一年度予算案について今委嘱審査をやっておりますが、私はそれに関連して、一つは中小企業対策費と、もう一つはエネルギー関連に関しまして二つの質問をいたしたいと思います。  大蔵省の「平成八年分 税務統計から見た法人企業の実態」というのをいただいて見ておるんですが、それによりますと、欠損法人、赤字法人の年別推移を見てみますと、昭和六十一年は五四・三、六十二年は五二・五、六十三年は五一・三、そして平成元年になりまして四九・六、平成二年は一番率が下がりまして四八・四、三年が四九・七、四年が五三・一、五年が五九・一、六年になりまして六二・七、七年が六四・五、八年が六四・七。九年、十年は……

第145回国会 経済・産業委員会 第4号(1999/03/23、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 通産大臣は、早朝に帰国されて、引き続いて委員会、御苦労さまです。  厳しい情勢下で、特に中小企業を取り巻く状況の中で、通産省・中小企業庁が鋭意頑張っておられることにつきまして、心から敬意を表します。  ただ、中小企業対策を考える場合に、何が一体本当の中小企業対策になるのかという点は、赤字法人率の推移を見ますと、景気のいいときには四〇%台まで赤字法人率が下がってくる、今のようなときにはもう六五%を超えている。その法人の数の圧倒的なところは中小企業です。ですから、最大の中小企業対策というのは景気対策です。景気がよくなれば中小企業もよくなるわけですから、その辺のことをやっぱり抜きには中……

第145回国会 経済・産業委員会 第5号(1999/03/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 特許法の改正の審議に私はずっと関係してきましたが、一昔前は出願してもいつ結果が出るのかわからないという話をよく聞いておりましたが、平成十二年には出願して特許がおりるまでに十二カ月でおさまるということです。今昔の思いといいますか、我々は前の古い特許庁を見たこともありますし、また特許庁が新築された後も見ました。第一印象は、書類の山で、これは火事にでもなったらどうするのだろうかという気持ちを抱きながら見せてもらったのです。その当時、とにかく特許庁はペーパーレス化をやらなきゃだめだというようなことを随分言われておりました。その結果プラス皆さんの努力があって現状のように審査処理期間が非常に……

第145回国会 経済・産業委員会 第6号(1999/04/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  時間が十五分と限られておりますから、エステティックについてのみ質問をさせていただきたいと思います。  最初に、舟橋参考人にお尋ねします。  苦情相談等を受けているエステティックに関して、受けている年代の層、若者とか中年とか年寄りとか、男女どっちが多いとか、こういう傾向がわかればひとつお聞かせ願いたい。  それから、都会と地方。国民生活センターの資料では年間八千件、このように言われておりますが、都会と地方ではどうなのか。  それから三番目に、所得層。どういう所得層の人が多いのか。  最初にそれだけお願いします。

第145回国会 経済・産業委員会 第7号(1999/04/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 本題に入る前に、金融監督庁の方にちょっとお聞きし、お願いしたいんです。先般、統一地方選挙で帰ってずっと地方をぐるぐる回って、中小の金融機関の経営者の皆さんとも数人と話をし、また借り手側の中小企業の皆さんとも話をしました。今、御承知のように、赤字法人率というのは六五%を超えております。こういう状況の中で、金融監督庁さんの言うようなそういう基準でいったらもうどこも貸せません、こう言うんです。  また、最近、倒産がずっとふえてきておりますが、金融監督庁もこのマニュアルというのをつくったようでありまして、それも見せていただきました。  しかし、地元の中小の金融機関というのは業者の皆さんと……

第145回国会 経済・産業委員会 第8号(1999/04/20、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 最後になりました。十五分ですからよろしくお願いします。  不況カルテルを適用除外するということ、これについて若干の心配があるものですから、ひとつお尋ねをしたいと思います。  装置工業における価格の動向というのは大変厳しいものがあって、例えばH形鋼の価格動向については、八八年には六万三千九十五円しておったものが九八年には三万四千百八十二円になっている。それから、ソーダ製品の価格ですが、八八年に六万三千四百円していたものが九八年に三万三千九百円、もう極端に値が下がっております。それからポリエチレン、これはキログラム当たりですが、八八年に二百八十一円していたものが九八年には百三十五円、……

第145回国会 経済・産業委員会 第9号(1999/04/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 少し本論とそれますが、きょうの日本経済新聞の朝刊一面に、アメリカが内需刺激継続を要請という、ルービン長官と宮澤さんが握手している姿が載っております。  そうだから言うわけではないんですが、日本経済というのは下げどまりの状況にはなっておるということのようですが、雇用の面では大変厳しい状況であるし、また先行きもなかなかいい見通しがない、これが大問題であります。それから、依然として貸し渋りの状況というのが続いております。また、この新聞にも書いておりますように、景気対策が途切れた後は一体どうなるのかという心配もあります。さらには、アメリカの経済は非常に上りっ放しですから、これがどこかで蹉……

第145回国会 経済・産業委員会 第11号(1999/05/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は二十分しか時間がありませんから簡単に申し上げますが、答弁の方もよろしくお願いします。  直接関係ないんですが、今、特に大企業のリストラというのか首切りというのか、これがいとも簡単にどんどんやられているような状況で、特に小渕内閣も国際化、国際競争云々ということでこれを容認するような雰囲気があちこちで感じられるんです。  私は、企業の雇用責任というのか、雇用に関する企業の社会的責任というのか、これはやっぱりぎりぎりまで頑張ってもらいたいんですよ。最近、日経連さえが若干そういうことを言い出したようでありまして、通産大臣におかれましては、企業はぎりぎりまで雇用を守れと、こういうような……

第145回国会 経済・産業委員会 第13号(1999/05/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 中間貯蔵施設のことを主に質問いたします。  現在、政府が進めております核燃料サイクルでは、原子力発電所において燃料を燃やし、燃やした後の使用済み核燃料は再処理を行って、燃え残りのウラン、プルトニウムを取り出して再度発電所の燃料として利用するということだと思います。  しかし、実際には六ケ所村の再処理工場の稼働というのはまた延期することになっており、二〇〇五年までは再処理ができません。したがって、使用済み燃料はどんどん発生するばかりでありまして、発電所内の使用済み燃料の貯蔵容量が足りなくなってきつつある。また、六ケ所村の再処理工場が仮に稼働したとしても、再処理能力は年間八百トンであ……

第145回国会 経済・産業委員会 第14号(1999/06/01、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  先生方、どうも御苦労さまです。私は十五分の持ち時間でありますので、先生方に一つずつ質問をさせていただきたいと思います。  近藤参考人。核燃料リサイクルの見通しです、六ケ所村がおくれまして二〇〇五年から操業ということ、しかし操業をやっても年間処理能力は八百トン、今九百トン使用済み燃料は出ている、それが二〇一〇年には千四百トンの見通しだと。一体どういうようにバランスをとっていくのか、政府もはっきりしないんです。これは、第二の処理施設をつくるとかつくらぬとかそこらの見通しもはっきりしないまま、今の議論を我々がこの法律でやっている。出るのとリサイクルのバランスは……

第145回国会 経済・産業委員会 第15号(1999/06/03、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 大臣、御苦労さまです。  五月二十七日の当委員会におきまして、加納委員の質問の中で、ちょっと前は省きますが、大臣に対しまして、今非常に大事なことをおっしゃったような気がします、誤解を受けてはいけないということがございました、具体的に誤解とはどんな誤解を大臣は気になさいますでしょうかというのに対して、大臣はこう答えているんです。  最近、少し新聞等々も注意深く書くようになりました、大変いいことだと思っております、何を言いたいかというと、何かそこいらじゅうに、風車と言っちゃいけない、風力発電機を置けば日本じゅうの需要が賄えるようなことをかつて言っていました、汽車なんかもそれで、汽車と……

第145回国会 経済・産業委員会 第16号(1999/06/08、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 質問時間は十五分でありますので、簡単に申し上げ、また、要領よく答弁願いたいと思います。  先般、プルトニウムのことで質問をいたしまして、何だか数字がよくわからぬまま。今度は会議録にきちっと残るようにひとつ答弁をしていただきたい。整理をしたいと思います。  まず、プルトニウムの保有量及び今後の見通し、そして出入りのバランス、それから、当面、保管あるいは管理の責任、あるいは国は一体そのためにどうするのか。これはまとめてひとつお願いします。
【次の発言】 大分数字はわかりました。  国の管理責任、長崎の原爆は八キロぐらいのものがああいう大きな爆発を起こしたわけですから、管理者というのは……

第145回国会 経済・産業委員会 第18号(1999/07/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 今回の基準・認証制度の見直し等の規制緩和につきましては、もっと日常、不断の見直しを絶えずやっておくべきでありまして、行政改革委員会とか規制緩和委員会が答申をし意見を言えば、急いでそれに対応して十一もの法律をまとめて改正するというような、こういうやり方というのはどうも私は好きでない、もっと日ごろからやるべきだと。法案を今ここに持っておりますが、我々もこんな厚い資料に一々目を通すのもなかなか大変であります。そういうように思うんです。  通産省はどのようにお考えなのか、通産大臣の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、今、同僚の西山議員の方から、日本原子力発電敦賀発電所第二号機……

第145回国会 経済・産業委員会 第19号(1999/08/03、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 衆議院で七月二十二日から審議に入りまして、九日間であっという間に参議院に送ってこられました。これを今議論を始めたんですが、ゆうべ遅くこの委員会をやるということになって、私も夜読んでみたんですが、なかなか問題の多い法案でありまして、きょうはそのさわりの部分だけになるかと思いますが、独禁法と公取の関係とか、あるいは労働問題、あるいはベンチャービジネスの支援、こういう問題について後日また整理をして質問していきたいと思っております。  経済白書も目を通してみましたし、通産省の局長の答弁等も聞いておりまして、三つの過剰、設備、人、それから借金、これらの問題がいろんな角度から議論をされており……

第145回国会 経済・産業委員会 第20号(1999/08/05、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 きょうは四人の参考人の先生方の貴重なお話を聞きまして、本当にありがとうございました。時間の関係で、四人の方にそれぞれ簡単に先にお聞きをして、ずっと答えていただきたいと思います。  樋口参考人、本当にスーパードライが当たってよかったと私は思います。あれが当たらなければ、今そこにおれないんだろうと思っております。ことしは夏も暑いことだし、希望があると思います。やっぱり台所がちゃんとしていなきゃ国家戦略も語れない。  ただ、経済戦略会議というのは首相の諮問機関でありまして、国会は関与していないんです。私的諮問機関というのは極力少なくしてもらいたいというのが国会の意向なんです。何人か勝手……

第145回国会 経済・産業委員会 第21号(1999/08/06、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 持ち時間が十五分でありますので、御協力をお願いしたいと思います。  二点にわたって質問をしますが、第一点は、この産業活力再生特別措置法案、産業政策局長の先般の答弁では、作成の段階では経済戦略会議の答申をベースにして取り入れたというような答弁がありました。質問をする中で明らかになったんですが、経済戦略会議というのは十年八月に小渕総理の肝いりで発足をしたと思うんですが、この経済戦略会議のメンバーを見てみますと、企業経営者が六名、学者が四名。しかも、これは行政組織法第八条の審議会、政省令で決めるというようなことになっておりますが、実際上は、この人選を見てもわかりますように、これは首相の……

第145回国会 行政監視委員会 第2号(1999/03/08、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 東洋通信機とかNECとかニコー電子の問題が表面化したときに私が最初に持った印象は、その他の装備品についてもこれはやっぱりそういうことがあるんだろう、氷山の一角だろうと直感したわけであります。それは危惧の念で終わればいいんですが。  そこで、時間がありませんから二つのことをお尋ねしたいんですが、一つは、私は平成九年度の装備品の平均価格と契約相手を抜き出していただいたんですが、陸海空にわたりまして。一つは、九〇年式動座つきを含む戦車、これは一台が九億四千万円、三菱重工等となっております。それから、例えばトラック、七三式大型トラック標準タイプ、これは一千億円、いすゞ自動車等。それから支……

第145回国会 行政監視委員会 第3号(1999/03/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 十二分しかないですから、協力してください。  私は、ODAと人づくり援助に絞ってお尋ねし、また意見を申し上げたいと思うんです。  十年ぐらい前でしたか、東海大学創設者の松前重義先生と二人でお話しする機会がありまして、明治になってミッション系の学校がどんどん来て日本の民度を上げ、日本の近代化に果たした役割というのは大きいと、こういう話を聞いたんですね。ODAでたくさん予算を組んでハード面のインフラ整備等をやるのもいいけれども、もっとその国その国の人づくりに重点を置いたODAというのをやっていくべきではないかと日本を例に引きながらそういう話を聞いたことがあるんですね。それがずっとその……

第145回国会 行政監視委員会 第4号(1999/04/26、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 外務省、今のような問題はずっと前からあったことですから、逃げることばかりではどうしようもないと思うんですね。真っ正面から取り組んでもらいたいと思います。  私は、話が変わりますが、ODAの質の転換というのか、ウエートの質の転換をやるべき時期だと思います。物をつくってあげるよりも人材の育成に重点を置いたODAを今後もっと力強く進めていく必要があると前回も本委員会で少し申し上げました。  三月二十四日の文部省の留学生政策懇談会の答申の中でも、知的国際貢献として留学生受け入れを位置づけおり、ますます人づくりに対する支援は今後重要になってくる、こういうことを言っておりますし、また外務省も……

第145回国会 行政監視委員会 第5号(1999/05/17、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 新聞報道によりますと、「対カンボジア 三十一年ぶりに円借款 港湾改修へ三十億円」、こういう記事がことしの二月十七日に載りました。  私も、九一年十月にたしかパリ和平協定が成立をして、その翌年の五月だったと思うんですが、当時の社会党のカンボジア調査団の一員として一週間ほどカンボジア現地を視察してまいったところであります。当時はPKOの問題が非常に国内では議論されていたときであります。それ以来カンボジアに対して関心が非常に高いわけでありますが、久しぶりにそういう記事を見まして、カンボジアに対するODAの問題について若干お聞きをしたいと思います。  その当時、私どもは今川大使から時間を……

第145回国会 行政監視委員会 第6号(1999/05/31、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は社会民主党の梶原と申します。  お三人の参考人の方が共通して言われています日本のODAにはビジョンがない、顔がないとか、あるいは質的変化の時代じゃないか、こう言われていることにつきまして同感であります。  そこで、一つはハードの援助が中心になっておるわけですね、そういう流れの中でも。これはまだ必要があるのかないのか、私はもう絞った方がいいと思っているんですが、お三方のお話を承りたいと思います。  それからもう一つは、援助の仕方としては食糧の生産とか増産に役立つような援助、あるいは環境、食品の話も出ておりましたが、そういう面に絞る。  それからもう一つは、人材の育成、もうこれは……

第145回国会 行政監視委員会 第7号(1999/07/26、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私も前に意見を言われましたそれぞれの先生方と同じ意見でありまして、結論から申しますと、円借款、箱物、大型プロジェクトに重点を置かれております現行のODAのあり方を変えて、人道上の援助あるいはソフト面、人材教育にも日本の国内に留学生をもう少し思い切ってふやすような予算措置をすること、それから援助国内における教育の指導面あるいは技術の指導面、そういう面に援助をふやすこと、こういうような方向に思い切って切りかえていく必要があるだろうと考えております。  一つは、我が国の財政状況を見ても、これから景気がよくなったとしても、よくなった後に何が来るのかというと、これは財政問題が大きな議論にな……

第145回国会 農林水産委員会 第21号(1999/06/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 四人の公述人の皆さん方には貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  私は社会民主党の梶原と申しますが、大分県の出身であります。私は選挙区全域をよく回るんですが、御承知のように大分県は中山間地、農山村の非常に多いところでありまして、猛烈な勢いで高齢化、過疎、あるいは担い手がいなくなる、こういう状況が進んでおります。  そこで、この新基本法、食料・農業・農村基本法、これを先生方が見られまして、これで今のような状況というのは解消できるのか、大丈夫だと、こういうようなことが言えるのかどうなのか。食料の自給率の向上なりあるいは多面的機能の充実なり豊かな農業・農村、そ……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 経済・産業委員会 第2号(1999/11/25、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私、政府参考人を呼んで、おいでいただいておりますけれども、前に出ていただいて。そして大臣には、できるだけ小さいことは聞きませんで、判断を求めるときだけ聞きますから。政務次官はもう答弁要りませんから、時間の関係で。  この前、私は中間報告をいただきまして、これは大体目を通しました。それから、十六日に東海村に委員長以下本委員会のメンバーと一緒に行ってまいりました。そこらを前提にして、少し疑問を持ったことを幾つかお尋ねしたいと思います。  最初に、臨界が発生したときに室内で熱が出たようなことを聞いたり聞かなかったり、中間報告ではなかなかはっきりわからないんですが、その点はいかがでしょう……

第146回国会 経済・産業委員会 第3号(1999/12/02、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 鳥取県の人形峠、岡山県と鳥取県の県境、先ほどウラン残土の問題で加藤委員から質問がありました。関連して、若干大臣の決意を求めたいと思うんです。  もう今故人になりましたが、昔、吉田達男という参議院に同僚議員がおりまして、これは鳥取県の出身ですが、非常に本件について、これは何とかならないかということで本委員会でもたびたび取り上げておりました。故人となりましたが、私はよく気持ちはわかります。  きょうの新聞を見て質問をしようと思いましたが、同僚議員がもうほとんどやられましたので、質問を聞いておりまして問題点だけ指摘をしたいと思います。  先ほどの答弁では、核燃料サイクル機構の問題だと。……

第146回国会 行政監視委員会 第1号(1999/11/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 年金福祉事業団に関してお尋ねしますが、私は時間が十四分なものですから、要領よく答えていただきたいと思います。  自主運用によりまして平成十年度末の年金福祉事業団の赤字は時価ベースで一兆二千三百八十億円、簿価ベースで一兆八千四百八十六億円、これは先ほどからお話があっております。本当はもっとこの原因等について突っ込んで聞きたいわけでありますが、先ほどから少し話がありましたからもうそれは省きます。  話を聞いておりましたら、矢野局長は、これは仕組みに構造的な問題があってこういう赤字がふえたんだと、こういうようなことを始終言っておりますが、私も年金は二十三年厚生年金を掛けてきたんですが、……

第146回国会 行政監視委員会 第2号(1999/12/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 趣がちょっと変わると思うんですが、年金福祉事業団のことについて質問をいたします。  年金福祉事業団の年金の今日現在の積立額と自主運用額と累積利益損益の額、時価と簿価についてお知らせください。
【次の発言】 最近、本会議やこの前の答弁によりますと、これが四千億に減っているという答弁がありましたが、その点はいかがなものですか。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいのは、要するに四千億という数字がひとり歩きをしておりますが、この内訳ですね、一番多いのは債券、そして二番目が国内株式、それから外国株式、その次は転換社債、そして短期資産、このようになっておりますが、この内訳はわかりますか。内訳と……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1999/11/18、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  きょうは二十分の時間で、大変もう神経使っておりますが、四つのことを総理に質問をさせていただきたいと思います。  まず第一は、東海村のジェー・シー・オーの臨界事故についてであります。  この事故が発生をしたのが九月三十日の十時三十五分ですね。ジェー・シー・オーから科学技術庁に通報が入ったのが十一時十五分あるいは十一時十九分とも言われております。ファクスで入った。そして、ジェー・シー・オーの方から周辺住民の避難の要請が東海村に対してあったのが十三時五十五分。東海村が三百五十メーター圏内の住民の避難命令を出したのが十五時。茨城県の十キロ圏内の住民の屋内退避勧告……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1999/11/22、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  きょうは、大西参考人、和田参考人、貴重な意見ありがとうございます。私も三点ほど時間があればお尋ねしたいんです。  最初に大西参考人、和田参考人もちょっと言われたんですが、今の最大の中小企業対策は景気対策であると、この点についていかがお考えかお聞きしたい。  というのは、ずっと調べてみますと、私もこの委員会長いんですが、過去、赤字法人率というのを見ますと、景気のいいときは五〇%を切るんですね、赤字法人率が。それで、景気が悪くなると、特に今のような状況というのは六四、五%台をずっと推移して、ことしの六月の国税庁の締めの場合六八%を超しているんですね、六八%を……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第6号(1999/11/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。  大臣に、二つの要望をし、二つのことをほかに質問していきたいと思っております。時間の関係で政務次官にはお聞きする予定がありませんから、どうぞ楽にしていただきたいと思います。  要望でありますが、二十二日に本委員会は参考人を呼んで参考人の御意見を承りました。その中で、既に意見も本会議等で出ておりますが、一万六千の中堅企業、中堅企業と小企業と零細事業者、この三つぐらいに区分けをして、そしてきめ細かい行政指導をやってもらいたい、やるべきではないかという意見がありました。  法改正というわけにはまいりませんで、私もやっぱりそう思いますが、中小企業庁の中には小規模企……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第8号(1999/12/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 最初に、最大の中小企業対策というのは、前にも申し上げましたが、景気回復と景気対策です。これはもう赤字法人率から見ましても厳しい企業が圧倒的に多いわけですから、そういう点から見て、景気の現状を一体どう見るかということについて少し大臣にお尋ねをしたいと思います。  私は、今政府が景気が少しよくなったとかなんとか、よく経企庁長官も言っておりますけれども、どうもそういう要素というのは安易に考えるべきではないのじゃないかと思っているんです。  それは、第一次オイルショックの時代を経験しまして、経済統計もよく見ておりましたが、そのころ、第一次オイルショックの前後というのは、田中角栄さんが出ま……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第9号(1999/12/14、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は社民党の梶原と申します。  きょうはいいお話を聞かせていただいてありがとうございます。時間がありませんから、単刀直入にお聞きをしたいと思います。  堀井参考人、いただいた資料によりますと、GEMから指摘されている日本の特性、横並び文化の日本社会、それから日本政府への提言ということがありますが、かつて日本も松下幸之助さんや本田やソニーやあるいは京セラの稲盛さんの話も聞いたことがあるんですが、本当にそういう時代がずっとありましたね。  最近、私はやっぱり指摘されているような傾向が非常に強くなってきたような気がしているんです。その原因の一つは、やっぱり中小企業で頑張っておっても、こ……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 経済・産業委員会 第2号(2000/03/14、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 二十五分間でありますから、多分通産大臣のところまでは入り得ないんじゃないかと思うんです。あした委嘱審査のようでありますので、もし入れない場合はあしたやらせていただきたいと思います。  最初に経企庁長官にお尋ねしますが、昨日発表されました国民所得統計速報によりますと、九九年の十―十二月期のGDPが実質一・四%マイナスになった。今年度の経済成長率の見込みを〇・六%ということで、私は、これはやっぱり修正したとはいえ公約でありますから、これはなかなかそう簡単にいかないんじゃないか、今説明があったけれども、そう思うんです。どういうところからそう思うかというのをまた後から少し申し上げますが、……

第147回国会 経済・産業委員会 第3号(2000/03/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 きょうは大臣が出席でありますから、政務次官の皆さんはお休みください。大臣がいないときには政務次官の皆さんにお尋ねしますから休憩をしてください。  最初に、新エネルギー関係予算、これは予算の委嘱審査でありますから、新エネルギー関係予算のことにつきましてお尋ねをしたいと思います。  エネルギー庁長官、石油、天然ガス、石炭、ウランについて可採埋蔵年数、可採年数ですね、これを述べてください。
【次の発言】 世界的な権威のあるオイル・ガスジャーナル社の統計では、今話がありましたように、石油は四十三年、天然ガスは六十二年、石炭は二百三十一年、ウランは七十三年という数字を通産省からいただいてお……

第147回国会 経済・産業委員会 第4号(2000/03/16、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 幾つか質問通告をしておりましたが、大分同僚議員の皆さんの意見、質問もありましたので、少し省略をしながら気になることをまたお聞きしていきたいと思っております。  今のお話を聞いておりましても、やはり一番大事なのは、五年間の暫定期間中、この間にその後競争場裏に押し出されるこのアルコール専売事業の今やっている皆さんのこの会社が、民間になってどのような競争力があって展望が開けていくのかということが一番心配であります。そのことを中心にしてお聞きをすることになると思いますが。  まず一つは、現在七工場あるのを四つにするというその大体のお考えをもう一度確認の意味で答弁していただきたいし、従業員……

第147回国会 経済・産業委員会 第6号(2000/03/23、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、この法案を審議するに当たりまして、また皆さんの質問も聞いておりまして、感慨ひとしおであります。  戦後、かつて日本の復興をなし遂げる原動力を石炭産業は背負ってくれましたし、また、ある時期は炭掘る黒いダイヤと言われて、また炭坑節がよく歌われた時代もありました。また、三井三池争議に代表されますように、本当に大きな総資本対総労働というような労働争議もありました。また、炭鉱の爆発や炭鉱の災害事故、大きな事故も何度か経験しました。ところが、今日もう会社は二社になって、そして従業員の数は千五百人になろうとしている。非常に一連の流れを考えますと寂しい思いがしますし、感傷的になりますし、感……

第147回国会 経済・産業委員会 第8号(2000/03/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 今日は歴史的に見ますと、一種の産業革命の時代というか、情報通信産業を中心とする大きな変革の時期の今真っただ中にあるんだと思います。そういう状況の中で、八十年ぶりにこの弁理士法が改正されるということにつきましては、時を得たというか、むしろ遅きに失したというか、そういう気持ちがしておりますが、この法案につきましては私は賛成でありますが、以下、若干お尋ねをしてまいりたいと思います。  一つは、十二年一月二十七日付日本経済新聞に、北陸先端科学大学の研究成果の民間への技術移転を弁理士会が弁理士を派遣することによって支援するという記事が載っております。こうした弁理士の活用は、我が国の産業競争……

第147回国会 経済・産業委員会 第9号(2000/04/04、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 具体的な法案の審議に入る前に、さきに同僚議員も質問がありましたが、今日の景気の動向並びに中小企業を取り巻く状況についていま一度お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そういうことになっているようですが、地方に行きますと、本当に中小企業の皆さんに聞いても、一向によくなっていないと、こういう声が現実に返ってくるんですよ。まだまだと。  そこで、国としては今の景気の判断、大臣、景気に対する財政の出動はもう必要ない、うまくいくと、こういうところまで一体分析されて見通しをされておるのかどうなのか。財政出動はもう要らないのか要るのか。その辺の判断を聞かせてください。

第147回国会 経済・産業委員会 第10号(2000/04/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 今日は情報通信産業革命と言われますが、振り返ってみますと、そんな時代の中に今我々は置かれておるんではないかと思います。こうした大きな時代の流れの中で、我が国の産業が国際競争力におくれをとるんではないか、そういう心配がありまして、そういう点では私もこの法案については答弁次第で衆議院では反対したんですが賛成をしよう、このように思っております。よろしくお願いをしたいと思います。  質問の第一は、今般提出をされました産業技術力強化法案につきましていろいろ目を通しました。大分わかりにくい法案でありますが、歓迎すべき面と心配する面、すなわち憲法第十五条あるいは国家公務員法の理念、こことの兼ね……

第147回国会 経済・産業委員会 第11号(2000/04/20、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 三十五分持ち時間ですので、変わった角度から質問をしてみたいと思います。  我が国の今日の社会経済状況というのは、情報産業あるいはバイオ、通信、こういうものを中心にした産業革命の真っただ中にあるんだろう、このように考えておりまして、社会経済も目まぐるしく動いておりますし、同時に新しいさまざまな商品やサービスの取引が出現をしております。  あわせて、契約形態も複雑になっているわけでありますが、消費者と事業者の間の取引におけるトラブルは、先ほどからもお話がありますように、非常にふえております。平成元年に十六万五千六百九十七苦情処理と相談件数の数でありますがあったものが、平成十年には四十……

第147回国会 経済・産業委員会 第12号(2000/04/25、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原と申します。  四人の先生方におかれましては非常に貴重な御意見を賜りまして、また後日、本法案の審議日が入っておりますから、この中でまた皆さんの御意見を国会の審議に生かしていきたいと思っております。  私は、四人の先生方に一つずつ順次質問させていただきたいと思います。  最初に、松本参考人にお伺いしたいんですが、松本参考人は国民生活審議会の消費者政策部会の委員長代理をなさったと聞いておりますが、この中で実効性の確保についての議論をどのようにやられたのか、意見がどのように出たのか、特に先ほど消費生活センターの役割の重要さを述べておられましたが、その辺のことについてお伺……

第147回国会 経済・産業委員会 第13号(2000/04/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 時間が三十五分ですからたくさんは聞けないと思いますが、よろしくお願いいたします。  大臣、二十日に委員会で審議をいたしまして、二十五日には四名の参考人の方の御意見を賜りました。その参考人の意見の中で一橋大学の松本恒雄教授は、今後の課題として、本法の施行後は各県の消費生活センターの役割が非常に重要だということも言われました。  今、山下議員からもお話がありましたように、消費生活センターの関係につきまして、二十五日に岡田参考人から、全国消費生活相談員協会が会員千二百二十四名に対して、調査票の回収数が八百二十九で回収率六七・七%のアンケート調査をやっている、その資料をいただきました。大……

第147回国会 経済・産業委員会 第15号(2000/05/11、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、この私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案、これは賛成でありまして、時間もありませんからさきの同僚議員の質問と余りダブらないような形で質問してみたいと思います。  第一に、提案理由を何回か読んでみまして、ちょっと気になりますから指摘だけしておきたいと思います。  提案理由の一ページの真ん中辺からありますが、少し読んでみますが、「このたび、電気事業、ガス事業等については、既に自由化が進められておりますことから、これらの事業に固有の行為」云々ということで、既に自由化が進められておるというその読み方は、相当自由化が進んでいるというとり方もできますし、若……

第147回国会 経済・産業委員会 第17号(2000/05/23、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 時間の関係で、私は、非常に関連するプルサーマル計画、この問題点やMOX燃料の安全性の問題、あるいは使用済みMOX燃料の処理処分、これらのことにつきましては後日に回したいと思います。きょうは基本的なことを伺ってまいりたいと思います。  ちょっとその前に、大臣、五月十八日の新聞に「太陽光発電住宅に設置 補助二〇〇二年度で終了」という記事が載ったんです。今、国会でも議論されまして、エネ庁の皆さんも太陽光に力を入れよう、風力発電にも力を入れよう、新エネに力を入れようと言っているときにどうしてこういうような形になるのか。どうも読んだ瞬間に、いろいろな理屈はあるようですが、非常に不可解で信頼……

第147回国会 経済・産業委員会 第18号(2000/05/25、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社民党の梶原です。  大変御苦労さまです。十五分しか持ち時間がないものですから端的に聞きますが、この今議論されています法律というのは、急いでやろうとしているのは、実施主体をつくって、その実施主体に国民から電力料金に上乗せをした料金をいただいて、そして電力会社がそこに、実施主体に納入する、それを基金にして事業をやるということ、そこのところを急いでいるんだろうと思います。  私は、森嶌先生の「高レベル放射性廃棄物処分懇談会のメッセージ」という論文を読ませていただきました。繰り返し先生が強調されているのは、いずれにしても、国民の理解を得る上で透明性の確保と情報の公開。きょうもお話があり……

第147回国会 行政監視委員会 第2号(2000/03/06、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 最近、衛星の打ち上げに伴うロケットの失敗が相次いでおりますが、九八年二月にHUロケット五号機「かけはし」、それから九九年十一月にはHUロケット八号機、これは運輸多目的衛星、ことしの二月にMXのロケット、科学技術庁が前の二つと文部省が後の一つ、それぞれ損失というのですか、打ち上げに失敗した損失はどれほどか簡単に教えてください。
【次の発言】 この三つの損失の合計をいたしましたら約千二百二億円になるんですね。千二百二億というのは大変な数字でして想像もちょっとつかないんですが、ちょっと考えてみますと、人口五十万人の都市の一年間の予算に匹敵するぐらい、介護保険法がこれから四月から適用され……

第147回国会 行政監視委員会 第3号(2000/03/13、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 中曽根大臣、どうもお疲れでございます。  実は三月六日のこの委員会で、科学技術庁のロケットの打ち上げあるいは文部省のロケットの打ち上げ、それ全部大臣にかかわるわけですが、この打ち上げの失敗に対しまして、やっぱりけじめというのか反省をしているという姿を国民にどのように示すのか、そしてさらにこの原因を究明して、そして次に二度とこういうことの失敗を繰り返さないという意味で、政務次官がお二人お見えでしたから大臣の責任について、大臣いなかったものですから、お聞きしました。  その前の十年二月のHU五のロケットの失敗と、それから十一月のHU八の失敗と、それから文部省の宇宙開発研究所のミューX……

第147回国会 行政監視委員会 第4号(2000/03/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 三人の参考人の先生方には貴重なお話を聞かせていただきまして、大変参考になりました。質問する側からしますと、私なんかは頭が整理できていないままの質問になるかと思います。  ただ、財政投融資の話をする場合に、今、市場金利が非常に低いですね。しかし、市場金利はこういう状況じゃない、やっぱり五%を超えていくことは想定できると思うんですが、そのときになればそのときのまた変わった物の言い方もあるんではないかなと、このように私は思っております。  そこで、ちょっと違った観点で三人の先生方にそれぞれ一つずつお伺いしますが、猪瀬参考人、先生の本の「日本国の研究」の百三十一ページのところに書いてある……

第147回国会 行政監視委員会 第5号(2000/04/03、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 先ほど総務庁長官から宇宙開発事業についての監察結果の説明がありまして、同僚議員の方も同じようなそのことについての質問がありましてダブるかもわかりませんが、これはもう三回目でありまして、引き続いて質問させていただきたいと思います。  先ほど科学技術庁の総括政務次官の答弁と文部省の政務次官の答弁のニュアンスが違うなと思ったんです。ちょっと申し上げますと、ロケットの打ち上げ失敗に対してどう考えているのかという質問に対して、科学技術庁の方は厳しく受けとめてと、こう言っているんです。それで、文部省の方は国民の期待に沿えず申しわけなく存じますと、こう言っているんですよね。  何か科学技術庁は……

第147回国会 行政監視委員会 第7号(2000/05/08、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 時間がありませんから単刀直入にお聞きいたします。  海上自衛隊佐世保地方総監部に関することでありますが、ここは隊員約八千名、平成十二年二月二十三日の新聞報道によりますと、六年間で自殺した隊員が十七名、未遂が三名。これは年を追ってはもう申し上げませんが、私は、こういう記事を見まして、やっぱりこれは異常じゃないかと、このように思いました。大臣、いかがですか。
【次の発言】 大変ありがたいんですが、私が聞いたのは佐世保の総監部の警備区内で自殺者が十七名、未遂が三名というのは多いと思わないかということを聞いたわけでありますが、本当に短く。  あわせて、大湊、横須賀、舞鶴、呉、これらの自衛……

第147回国会 行政監視委員会 第8号(2000/05/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 去る五月八日に海上自衛隊の佐世保地方総監部の自殺事件にかかわる問題を質問いたしましたが、また引き続いて質問をしたいと思います。  自衛隊の自衛官全体の自殺者については大臣から答弁がありました。平成七年度が四十四人、八年度が五十二人、九年度が六十二人、十年度が七十五人、十一年度が六十二人。  国を守る若き自衛官がこんなにたくさん自殺をするということに驚きを感じたんですが、これはもう一度大臣、どのようにお考えなのか、お聞きします。
【次の発言】 日本は物をつくる国でありまして、品質管理が非常に進んでおりますね。品質管理をやる前というのは非常に不合格品がいっぱいできる、それをゼロにする……

第147回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/03/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 活断層についてのみの質問になると思います。  政府は、阪神・淡路大震災、野島断層のずれによりましてああいう大きな地震が発生したわけでありますが、その後の反省の上に立ちまして地震調査研究推進本部というのを設定されまして、鋭意その活断層に対する調査、対策について充実強化を図っておられることにつきましては敬意を表します。  今、日本の国土に約二千の活断層があって、うち要注意の活断層が九十八あるということを聞いておりますが、この調査並びに評価の状況はどのようになっておるのか、最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 おおむねそのときの調査というのは、三年ぐらいというめどを持ちながら調査を始……

第147回国会 災害対策特別委員会 第6号(2000/04/17、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、この法律案を読んで、あるいは研究してみますと、もう余りいろいろ問題を指摘することはないと思うんですが、むしろ遅きに失した感があるのかなという気がしております。急傾斜地崩壊危険箇所の指摘が、昭和五十七年には七万二千二百五十八が平成九年には八万六千六百五十一カ所とふえております。一方では政府は整備対策をやっておりますが、そういうような形ですから、これは本当に早くやらなきゃいけない、このように思います。  それから、最近地元に帰ってみまして、あっと驚くようなところを団地開発やっておるんです。これは危ないじゃないかと、新聞にもそこらは指摘をされて社会問題になっておるんですけれども、……

第147回国会 災害対策特別委員会 第7号(2000/05/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は九州でありますけれども、五年前に雲仙・普賢岳で大変お世話になりましたが、あの普賢岳のことを思いながらきょう皆さんの議論を聞いておりまして、やっぱり雲仙の教訓が相当生かされてきたなという感じを持ちました。普賢岳の場合は火砕流に巻き込まれまして四十四名亡くなりました。イギリスの著名な火山学者も亡くなったんですが、それに比べますと今回は私は見事だったと思うんです。地震の回数がどんどんふえて、そして関係者の努力によりまして避難が早くできて、人災は一人もなくて、これは本当に見事なものだったと思いますし、関係者の努力に対して心から敬意を表したいと思います。  質問に入りますが、大臣、きょ……


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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 経済・産業委員会 第2号(2000/08/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は社会民主党の梶原です。よろしくお願いします。  きょうは二十分の時間で二つのことをお聞きします。十分ずつぐらいのことでやりたいと思いますから、御協力をお願いしたいと思います。  一つは、石油エネルギーと自然エネルギーの関係ですが、大臣がかわるたびに通産大臣とはいつも議論しているんですが、私の直観というか私のひらめきでは、石油資源というのは早晩、近未来にこれは大変な状況になるし、パニック状態が繰り返されるような状況が資源的に来るだろう。こういう観点から、自然エネルギーや新エネに対しては我が国のような資源のない国は積極的に取り組む必要があるだろうということをずっと議論してきたので……

第149回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(2000/09/18、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 素朴な質問をいたします。  去る十一日の東海地方の豪雨によりまして名古屋市西区新川の左岸堤防が決壊したことについて、どうしてあの場所が百メーター決壊をしたのか、なぜあの場所だったのか、まずそこからお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。  ただ、なぜあの場所だったのかという素朴な疑問が残るんです。そこら辺は。
【次の発言】 そうだと思いますけれども、今考えてみますと、我々の地方においても堤防がありまして、歴史的に見ても壊れそうな地域というのはあるわけですね。だから、今後の課題といたしまして、五十ミリを超えたらどの辺の堤防が水が突き当たるとか、危ないとか危なくないとか……

第149回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/08/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 質問通告している順序は少し変わると思いますが、以下質問させていただきます。  週刊朝日の八月十一日号、ここに「首都圏直下大地震 「危険期」突入不気味な兆し」、「伊豆諸島では、震度五、六クラスの群発地震が、一カ月以上続いている。そんななかで、七月二十一日に発生したM六・一の茨城県沖地震に注目する専門家がいる。」というような見出しになっておるんですね。  これについて、一九九二年の宮澤内閣の当時に宮澤さんが会長の中央防災会議を開いて、検討結果のまとめの中に二つの重要なことがあるんですね。一つは、関東大震災に匹敵する海溝型巨大地震の発生は今後百ないし二百年先だろう。それから二番目、マグ……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 経済・産業委員会 第1号(2000/11/07、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は持ち時間が二十分でありますから、二つのことについてお尋ねをいたします。一つはIT革命、それからもう一つは地場中小企業の状況、この二つについて質問をさせていただきたいと思います。  きょうの通産大臣のあいさつ、それから堺屋経済企画庁長官のあいさつの中にIT革命について触れられておりますが、私はこのIT革命という、この革命という政府の言い方がもう繰り返し出てきておりますが、どうもいまだぴんとこないのであります。  産業革命の場合は、十八世紀後半ですか、イギリスで自動織機が発明をされまして、そして産業全体が非常に発展をした。同時に蒸気機関車の発明、これらが産業の生産形態を非常に発展……

第150回国会 経済・産業委員会 第2号(2000/11/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、訪問販売法のこの改正案につきましては賛成でありますが、少しその周辺にまつわる問題を質問させていただきたいと思います。  第一に、この改正案がなぜ今出てきたのか、一年前に改正案をやるときにどうして出なかったかという疑問を最初に持ったんです。  先ほどの説明にもありましたように、内職・モニター商法とマルチ商法の関係につきましては、平成九年、十年、十一年、十二年と急に伸びてきているわけですね。ですから、これはもう九年の段階で判断すれば、これは何らかの形で対応していかなきゃいけないということはわかっているはずですね。それが一体なぜ延び延びになって今ごろ出てきたのかということに最初に……

第150回国会 経済・産業委員会 第4号(2000/11/16、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 先ほどから答弁を聞いておりましたら、何だか国際競争が今にも迫っているような話、あるいは国内でIT革命をやらなきゃ人間じゃないと、そういうような雰囲気の答弁も大分ありまして、いささかそうかなという感じを持ったものですから私の感じを申し上げたいと思うんです。  二十一世紀というのはやがて来ますが、どういう時代になるのかということを考えた場合に、私は、恐らく近いうちに石油資源が枯渇をしてくるだろう、あるいは環境が厳しくなってくるだろう、二十世紀のように戦争と競争の、あるいは多量生産、多量消費の時代というのは変わらざるを得ないんではないか、もっと人間的に豊かな社会、人間らしく生きる社会、……

第150回国会 経済・産業委員会 第6号(2000/11/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 二十分間でありますから、また意を尽くした質問ができないと思いますが、御協力をお願いいたします。  私は、今この厳しい状況の中で、この貸し渋り特別保証制度を本当はもう一年ぐらい継続をした方がいいんじゃないかと、こういう観点に立っております。お聞きをしたいと思います。  問題は、中小企業の経営者と話をしていますと、大銀行はいいな、悪くなったら国が応援してくれる、あるいはそごうもいいな、あるいはゼネコンの大手も間接的には銀行を通じて国の支援が行くような形になっている、我々はもう即勝負だと、こういうことをよく聞くんです。振り返ってみますと、今日のこの長期不況というのは、私は政治に責任があ……

第150回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/10/11、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 鳥取県西部地震が周辺の原発施設に及ぼした影響について、最初にお尋ねしたいと思います。  まず最初に、島根原発の位置、震源地からどういう位置にあったのか。そして、その原発の所在地域の震度は当時どのぐらいだったのか。建物、発電施設への影響、こういうものはどうであったのか。もちろん、運転が停止中であったということは承知の上でお尋ねをいたします。
【次の発言】 例えば、現施設、建物のひび割れとか、あるいは水道の配管がどうかなっているとかそういうこと、小さなことでもいいんですが、そういう変化というのは報告はないんですか。  それから、あわせて聞きますが、関西電力の美浜、高浜、大飯、四国電力……

第150回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/11/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は持ち時間が十五分でありますから、二つ質問をいたします。  一つは、地震の強さの比較の問題であります。もう一つは、全国の活断層の調査状況。この二つを質問いたします。それで、一つずつ七分ぐらいで終わりたいと思いますので、御協力をお願い申し上げたいと思います。  十月十七日の日に本委員会で鳥取西部地震の調査に行ってきました。そのときに被害状況や公共建造物の被害状況等も見てきましたし、阪神・淡路大震災の後も私も現場へ行ってきましたが、そこでどうも震度及びマグニチュードのぐあいというのは鳥取の方が少し大きいんじゃないかという報告というか資料をいただいて感じたんですが、被害状況については……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 経済産業委員会 第3号(2001/03/22、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 大臣、御苦労さまです。  私はここのところ地元をよく歩く機会がありまして、そして中小企業の皆さんともよく話をするんですが、一体景気はどうですかと聞きましたら、大体平均して各業種ともここ三年来ずっと悪くなっているというのが大方のお話ですね。三年間ぐらいはやっぱりここずっと少しずつ悪くなってきていると。私は、政府の景気、経済に対する見方よりも、やっぱりもっと厳しい状況が実態は続いているのではないかと、このように考えておるんです。  そこで、政府にお尋ねしますが、一体景気の現状というのは、わかりやすく言うと、いろんな表現があると思うんだけれども、これだと、今はこういう状況だと、そして将……

第151回国会 経済産業委員会 第4号(2001/03/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 私は、三つのことを質問したいと思います。  一つは、民活法と第三セクターの関係です。  今ずっと議論を聞いておりましたら、プラザ合意以降、内需拡大をどうするかという議論を随分この委員会でもしたんですが、そのときの議論を思い出しながら聞いておりました。今まさに我が国は内需拡大、特に個人消費が伸ぶか伸ばないか、重要な課題でありますが、当時、プラザ合意以降の議論というのは、民活法あるいはリゾート法、こういうものを活用していこうというような議論も大分したんですね。  そこで、私、昭和六十一年の商工委員会で民活法の審議のときにどうもぴんとこなかったものですから素朴な質問をしたんですが、民間……

第151回国会 経済産業委員会 第6号(2001/04/10、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 経済産業大臣のこの法律案の提案理由によりますと、これは質問が重なると思いますが、伝統的工芸品産業が「近年、国民の生活様式の変化等を背景として、伝統的工芸品産業の売り上げが減少の一途をたどっており、それに伴って経営難や後継者不足などの問題も深刻化し、このままでは産業の存立自体が危ぶまれるような、かつてない苦境に立ち至っているのであります。」と。その原因、もう少し、もう一度整理をしてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。わかりましたが、一つ大事なことが落ちているんじゃないか。それはやっぱり景気ですね、景気、経済。これは、私も地元の別府の竹製品協同組合の人たちの話も聞……

第151回国会 経済産業委員会 第8号(2001/05/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 社会民主党の梶原ですが、もう時間が短いので、また、さきの同僚委員の質問に答えた部分も質問通告しておりましたが省かせていただいて、少し簡単なことをお聞きしたいと思います。  今回のこの計量法の改正案の趣旨にはもう基本的に賛成でありますから、その点についてはお聞きしません。ただ、ppmの世界からppt、一兆分の一。これはもう我々想像ができない神の領域というか世界に近いような話でありまして、なかなか難しいのでありますが、問題は、この証明をしたその数値が非常に社会的な影響力があるわけですね。だから、この出た結論というのは非常に大きな問題を醸し出しますから、これをどうするかというのを少しお……

第151回国会 経済産業委員会 第10号(2001/05/31、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 この前、所信のときにはちょっといなかったものですから、若干景気について最初に平沼経済産業大臣にお尋ねをします。  私は、地元をずっと回っておりまして、地方の市の商工会議所の皆さんと話をしておったんです。いろんなことを言ったんですが、やっぱりどきっときたのは、何よりもすぐそこの商店街を歩いてみてくださいよって言うんですね。歩いてみましたけれども、これは大きなスーパー等が来た影響だけじゃなくて、やっぱり経済が非常に落ち込んでいる状況ですね。  そんなところをずっと見て、いろんな人にも会ってきましたが、一体、今の小泉政権、そのもとでの通産大臣は、今の景気、経済の問題というのはどのように……

第151回国会 経済産業委員会 第12号(2001/06/07、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 三人の参考人の先生方、きょうはありがとうございます。社会民主党の梶原ですが、同じ質問を三人の先生方にさせていただきたいと思います。  石油資源のことですが、このまま消費量がどんどん伸びていったときにいつまであるのかと、結論はですね。  私は最近、韓国も中国もこの前行ってきましたが、それから東南アジア諸国をほとんど回ってきました。やっぱり車がどんどんふえていまして、石油の消費量が非常にふえているような感じを持ちました。これで一体、こういうやり方を世界各地でどんどんどんどん車が走って、有限の石油資源がいつまで続くのかという疑問を持ってしようがないんですね。  この委員会で、四年前、大……

第151回国会 災害対策特別委員会 第3号(2001/03/28、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 持ち時間が十五分ですから、御協力をお願いしたいと思います。  今回の芸予地震につきまして、私も九州の大分県の私の地元におって震度四を経験したんですけれども、この芸予地震について素朴な質問をしたいと思います。  先ほどちょっと答弁があったが、もう一度お答え願いたいんですが、芸予地震の発生のメカニズムですね。あわせて、阪神・淡路大震災はどうだったのか。それから、鳥取西方地震。それからもう一つ、さかのぼって一五九六年に私の地元では慶長豊後の大震災というのがあったんです、慶長豊後の大震災、一五九六年。これのメカニズムもあわせて教えていただきたい。


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号(2000/11/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○梶原敬義君 御苦労さんです。  私は、この法案を読んでみました。また、調査室でたくさん資料をいただきましてそれも読んでみまして、まだしかし、森総理の言うインターネット革命、あるいはここで言いますIT革新といいますか、どうもどういう社会を目指しどういう社会になってくるんだろうかというのがなかなかわからないんです。  きょうは大臣お疲れですから、少し通告していないことを聞きますが、三大臣の奥さんが果たしてわかるんだろうか、こういうことが。そして、インターネット、パソコンを持ってやろうとされているのかどうなのか。よく幾らあれしてもなかなかわかりにくい、読んでみて少しわかったような気がするが、やっぱ……



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データ更新日:2022/12/18

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