このページでは青木幹雄参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○青木幹雄君 私は、自由民主党を代表して、小渕総理大臣の所信表明演説に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 まず冒頭に、去る七日、ナイロビとタンザニアにおいて大規模な爆弾テロ事件が連続発生し、二百人近くの死者と五千人近くの負傷者が出ましたことに対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。今回は米国大使館を連続してねらったと思われ、国際社会の平和秩序に真っ向から挑戦する組織的な大規模テロであり、決して許されてはなりません。国連やサミットにおける国際テロに関する累次の決議、宣言に沿って各国が連携をさらに強化し、断固このようなテロ犯罪事件を根絶すべきことをまず強調いたします。 戦後最大の経済危……
○国務大臣(青木幹雄君) 答弁の前に一言申し上げます。 私は参議院議員であります。その自覚と誇りを持って一生懸命頑張っていきますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、寺崎議員にお答えをいたします。 私に対する議員の御質問は、西村前防衛政務次官が離任の際栄誉礼を受けられたことに対する記者の質問に私がお答えした、その真意を問われたものと考えております。 私がお答えいたしましたのは、本人が固辞する場合を除き関係法令に基づき栄誉礼を行うこととされており、本人の意思により従来どおり栄誉礼を受けられたことはいたし方ないことであったというお答えをいたしております。 しかし、西村前防衛政務次……
○国務大臣(青木幹雄君) 村上議員にお答えをいたします。 私に対する御質問は、沖縄サミット成功のための危機管理上の対応は万全なのかというお尋ねであります。 総理が施政方針演説において申し上げましたとおり、我が国が国際社会で果たすことを求められております大きな役割は、九州・沖縄サミットの成功の上に積み上げられると信じております。その観点から、このサミットはぜひとも成功させなければなりません。 議員の御指摘のとおり、この沖縄サミットを成功させるためには危機管理対策も万全を期すことが不可欠であると考えております。現在、あらゆる場合を想定し総合的に検討しているところであり、最善を尽くす考えでござ……
○国務大臣(青木幹雄君) 本岡議員にお答えをいたします。 議員からは、定数削減法案の処理に関連をして、私の議会介入、二月二日の採決に関し御指摘がございました。 御指摘の点に関しましては、ただいま総理よりお答えをしたとおりでございますが、本法案は、国民世論の声、衆議院議員の任期が迫っていること等に照らし喫緊の課題であり、これまで三回の国会にわたり議論されてきた経緯を踏まえ、正規のルールに従って処理されたものであり、何ら問題があったとは考えておりません。 また、私が参議院に対し議会介入を行ったとの一部新聞の報道に基づいて御指摘されているようでございますが、斎藤参議院議長は私にとり長年御指導い……
○国務大臣(青木幹雄君) 本岡議員にお答えをいたします。 その前に、小渕総理の緊急入院に際し、各党党首、国会議員の皆さんを初め、国民の多くの方々から温かいお見舞いの言葉や励ましの言葉をいただき、心よりお礼を申し上げます。皆様とともに小渕前総理の一日も早い回復をお祈りいたしております。 以下、今回の経緯につき、私のとった三日間の対応について御説明を申し上げます。 まず、私が小渕総理の入院の第一報を古川政務秘書官から受けたのは、四月二日午前二時ごろでありました。その報告内容は、過労のため入院、検査中です、心配するほどのことではありませんということでありました。 その後、午前六時ごろ、主治医……
○国務大臣(青木幹雄君) 田名部議員にお答えをいたします。 小渕前総理の御病状に関連して、家族、医師の考えを優先すべきか、公人としての立場を優先すべきかとのお尋ねでありました。 この点につきましては、ただいま森総理よりお答えしたとおりであり、病名の公表以上に、一刻一刻いろいろと変化する病状について公表することについては、私はやはり家族の気持ちや医師団のお考えを尊重すべきであると考えております。しかし、そういう前提に立ちながらも、総理は公人として最高責任者の立場にあり、一刻たりとも政治の空白があってはならないとの厳しい現実を踏まえ、全力を挙げて取り組んできたつもりであります。 小渕前総理は……
○国務大臣(青木幹雄君) 谷林議員にお答えをいたします。 省庁再編に伴う河川行政のあり方についてのお尋ねであります。 河川行政は、国民の安全と自然環境との調和が基本であります。このため、関係する省庁の連携は重要であります。前国会で、中央省庁等改革関係法施行法により、河川行政と環境行政の調和を図ったところであります。 今後とも、河川、環境、林野など関係行政が連携して、安全で自然と調和した河川整備を積極的に進めてまいる考えでございます。(拍手)
○国務大臣(青木幹雄君) 足立議員にお答えをいたします。 故小渕前総理に関する御質問であります。 お答えを申し上げる前に、まず前総理の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、最後まで懸命な看病を続けられた御遺族の方々に対し衷心より哀悼の意を、また必死の努力を行われた医師団に対し感謝申し上げたいと思います。 また、与野党を含めた各党会派より温かい弔問をいただきました。この場をかりて改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 臨時代理の選出過程について御質問がございました。 既に総理からお答え申し上げましたが、四月二日午後七時ごろ、前総理とお会いした際、総理から、有珠山噴火の心……
○国務大臣(青木幹雄君) 福山議員にお答えをいたします。 五月十五日の神道政治連盟国会議員懇談会における森総理の発言についてのお尋ねでありますが、本発言につきましては、五月十七日及び本日の参議院本会議において森総理御自身が答弁で説明されたとおりであると承知しており、私としては、本発言につき、その答弁を踏まえた上で、問題ないものと考えております。(拍手)
○国務大臣(青木幹雄君) 川橋議員にお答えをいたします。 五月十五日の神道政治連盟国会議員懇談会における森総理の発言撤回についてのお尋ねでありますが、本発言については、五月十七日の参議院本会議などにおいて森総理が御自身の答弁で説明されたとおりであると承知をしており、また五月二十六日の記者会見において森総理自身の言葉で説明されたところであります。 私といたしましては、本発言につき、その答弁も踏まえ、問題はないものと考えております。したがって、内閣退陣については全く必要ないと考えております。 次に、吉野川第十堰についてのお尋ねがありました。 建設大臣も、本問題につき、賛成、反対、さまざまな……
○国務大臣(青木幹雄君) このたび沖縄開発庁長官を拝命いたしました青木幹雄でございます。立木委員長初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 皆様御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆さんのたゆまざる御努力と相まって社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど……
○国務大臣(青木幹雄君) 今先生いろいろ詳しくお話をなさいましたように、沖縄には陶器とか織物など非常に伝統的な工芸品が数多くございます。これまでも国といたしましては、後継者の育成事業、需要開拓事業など各種の支援策を今日までもとってきたところでございます。 国といたしましては、沖縄の特色を生かしつつ自律的発展を促すために、今後ともこれらの支援策を積極的に展開していこう、そういう考えでおります。今行っておりますのは、国立組踊劇場の整備を、これは沖縄の芸能文化なんですが、発展のために一生懸命やっております。 それから、今先生からお話がございました工房の町につきましては、対応する支援策というものは……
○国務大臣(青木幹雄君) 吉川議員にお答えをいたします。 公務員の二五%削減の根拠がないというお話でございますけれども、私どもは行政の減量、効率化、そういうことは中央省庁改革の柱の大きな一つであるというように認識をいたしておりまして、そのために定員については二五%の削減を閣議決定し、小渕内閣の公約としているところでございます。今後、全力を挙げて努力を続けていかなければならない問題だと考えております。 具体的には、各省庁の定員を少なくとも十年一〇%の計画的削減を進める、また二つには独立行政法人化による一層の定員削減に努める、増員の徹底した抑制を図るというようなことによって二五%の達成を目標に……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(青木幹雄君) このたび内閣官房長官を拝命することになりました青木幹雄でございます。 第百四十六回国会における総務委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べます。 小渕内閣は、発足以来、国会の御協力をいただきながら、金融危機、経済不況の克服に全力で取り組んでまいりました。 今後は、経済を本格的な回復軌道につなげていくとともに、二十一世紀の新たな発展基盤を築き、未来に向け経済を新生させるため、理念ある経済新生対策を早急に取りまとめるべく、全力で取り組んでいるところであります。 私は、内閣官房長官として、各大臣との連携をとりつつ、総理を補佐し、内閣官房の責任者としてみずか……
○国務大臣(青木幹雄君) 海老原議員にお答えを申し上げます。
恩給受給者の多くは、さきの大戦においてみずからを犠牲にし国のために尽くしてこられた方々と、その御遺族等でございます。こういった方々に対する誠意ある処遇は国家として責務であるというふうに考えております。
恩給の改善に当たっては、恩給が国家補償的性格を有する等の特殊性を十分考慮しつつ、今後とも誠意を持って対処していきたいと考えております。
【次の発言】 千葉先生にお答えをいたします。
西村前防衛政務次官の女性軽視の発言でございますが、これは週刊誌の取材に応じて行われた発言でありまして、私どももよくいろんなことを説明する場合にいろん……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 PFIによる公共施設等の整備は、地方公共団体においても財政資金の効率的使用と地域住民のニーズに即した公共サービスの提供に非常に有効なものである、そういう認識を持っております。また、PFI事業は民間事業者に対し新たな事業機会をもたらし、議員おっしゃるように、経済の活性化にも大いに資するものがあると、そういうふうに考えております。 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律が本年七月に成立をいたしました。九月に施行されたところであり、政府としてはこれを受けて、関係省庁の協力のもとにPFI事業の積極的な推進に今後一生懸命努めてまいり……
○国務大臣(青木幹雄君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、沖縄開発庁長官として、私の所信の一端を申し述べます。 皆様御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。 沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆様のたゆまざる御努力と相まって、社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど、沖縄の経済社会は総体として着実……
○国務大臣(青木幹雄君) 平成十二年度沖縄開発庁予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十二年度沖縄開発庁の予算は、平成十三年一月の省庁再編に備え、平成十二年四月から十二月までの九カ月分については(組織)沖縄開発庁に、平成十三年一月から三月までの三カ月分については(組織)内閣本府及び(組織)沖縄総合事務局に分割して計上しておりますが、本日は、それらを合わせた予算全体について御説明申し上げます。 沖縄の米軍基地の整理、統合、縮小問題及び沖縄の振興策が現下の重要課題となっており、沖縄の振興策を一層推進するためにも、平成十二年度の沖縄開発庁予算は重要なものであります。 このような状況……
○国務大臣(青木幹雄君) 初めに、衆議院の本会議とちょうど時間が重なりましたのでおくれて参りましたことをおわび申し上げます。
日米安保条約というのは、御指摘のとおり、日米安全保障条約として我が国及び極東の平和と安全を守るのが日米安保条約だと、そういうふうに理解をいたしております。
【次の発言】 もちろん、我が国の平和と安全が維持されるということは、我が国国民の命、暮らし、さらには女性の人権も含めた国民の基本的な人権を守る上で不可欠な前提であると考えておりますので、当然女性の人権は入っているものと私は理解をいたしております。
【次の発言】 これは沖縄であるとなしとにかかわらず、私は、女性に対す……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 沖縄振興開発金融公庫は、昭和四十七年に設立されて以来、日本政策投資銀行を初め本土の六つの政策金融機関が行っているそれぞれの業務を一元的に行う総合公庫として、沖縄における経済の振興と社会の開発に金融面から寄与してまいりました。 そうした中で、最近の金融の自由化の進展を初め、金融市場をめぐる環境が大きく変化してきていることから、こうした状況に適切に対応し、今後の沖縄の振興開発を一層進めていくためには、沖縄振興開発金融公庫の業務範囲を拡大するとと……
○国務大臣(青木幹雄君) 今回の財政投融資改革は、御承知のように、郵便貯金等が全額資金運用部に預託される、そういう制度から特殊法人等の施策に必要な資金を市場から調達する仕組みへの抜本的な転換を図ろうとするものであることは、議員も御承知のとおりでございます。 今回の沖縄公庫法の改正におきましては、債券発行等資金調達手段の多様化の措置を講ずることといたしておりますが、これは財政投融資改革が予定される中で、資金の安定的な確保を公庫として図ろうといたしておるものでございます。 今後の公庫の業務運営に当たりましては、市場原理に沿った資金調達を図るとの財政投融資改革の趣旨を踏まえながら、沖縄の振興開発……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 政府は、我が国経済社会の抜本的な構造改革を図り、国際的に開かれ、自己責任原則と市場原理に立つ自由で公正な経済社会を実現していくために、規制緩和の推進とともに、公正かつ自由な競争を一層促進することにより、我が国市場をより競争的で開かれたものとするとの観点から、競争政策の積極的展開を図ることといたしております。 その一環として、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法の適用除外制度について、累次見……
○国務大臣(青木幹雄君) 今、議員御指摘ございましたように、今日までも必要に応じていろいろな見直しを行っておりますので、私は今回もその一つの流れの中だと、そういうふうに理解をいたしておりまして、抜本的な見直しをする必要は現状においてはない、そういうふうに認識をいたしております。
【次の発言】 それはどういう意図で申されたか私もよくわかりませんが、私は素人、片一方は専門家ですから、よくその辺の問題はわかりませんが、いずれは、将来、抜本的な見直しが必要だという考えを述べられたものと理解をいたしておりまして、現状においては、私は、今議員御指摘のように必要に応じて改正を行ってきたところでございまして、……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま御決議がありました会計検査院の検査体制の充実強化につきましては、政府といたしましても、会計検査院が国会と緊密な連携を保ち、適切かつ効果的な行政の執行のため有効に機能することを期待しているところであり、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも協力をしてまいりたいと存じております。
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法は、貴重な歴史的文化的遺産が残る奈良県高市郡明日香村の歴史的風土を、住民の理解と協力のもとに保存するため、土地利用の規制並びに同村における生活環境及び産業基盤の整備等に関する計画に基づく事業に対する国の財政措置の特例を規定しているところであります。 この財政措置の特例については、平成十一年度末で期限が切れることとなりま……
○国務大臣(青木幹雄君) 今議員が、明日香村をよく知るためには何といっても現地現場だ、そういうことをおっしゃいましたが、その点では私も恥ずかしい話でございますが、以前には一回行ったことがございます。しかし、官房長官に就任してから、私自身も責任を持った立場でございますので、一回はぜひ早くという考えを持っておりますが、時間的になかなか行けませんでしたので、政務次官が、そのかわりに私がよく行っていろんな問題を研究してきましょうということで、先般わざわざ明日香村へ行ってきていただきました。そのいろんな様子を聞きながら、私もやはり一回は現地に行ってみて、直接この目で見ながらやっていかなきゃいかぬなと思っ……
○国務大臣(青木幹雄君) 第百四十七回国会における総務委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し上げます。 小渕内閣は、経済再生内閣と銘打って発足してから一年半が過ぎました。この間、国会の御協力をいただきながら、金融危機、経済不況の克服に全力で取り組んでまいりました。まだまだ安心できるような状況ではありませんが、時折ほのかな明るさが見えるところまでたどり着いたように思います。 このような流れをさらに確実なものにするため、私といたしましては、小渕総理を助け、引き続きさまざまな課題に全力を傾けて取り組んでまいります。 また、来年一月の中央省庁等改革に伴い、内閣官房及び総理府本府は、それぞ……
○国務大臣(青木幹雄君) 私も、官房長官としてよりもむしろ個人としては先生と全く同じ気持ちでございます。ただ、立場上、内閣としての考え方を申し述べさせていただきます。 内閣総理大臣の靖国神社参拝は、昭和六十年の八月十五日に一回実施をされました。そして、昭和六十一年以降は、諸般の事情を総合的に考慮し、今日まで差し控えられてきたところでございます。 昭和六十年に実施した方式による靖国神社公式参拝が憲法に違反しないという従来の政府見解は、今も何ら変わっておりません。 公式参拝は制度化されたものではありませんので、公式参拝を実施するかどうかは、我が国の国民や遺族の方々の思い及び近隣諸国の国民感情……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 障害者施策は政府の重要政策の一つであることは変わりがありません。これを推進するに当たりましては、関係省庁が連携して総合的に進めることが大切であろうということは議員のお考えと同じでございます。また、障害のある方々の意見をよくお聞きすることが大切であるということも言うまでもないと考えております。 このために、障害者施策推進本部におきまして、引き続き関係省庁の施策の総合的な連携を図りますとともに、ただいま御審議をいただいております平成十二年度予算におきましては障害者施策に関する懇談会、これは仮称でございますけれども、をつくりまして、私も直接に障害の……
○国務大臣(青木幹雄君) 委員会の給与の問題につきましては、先ほど総務庁長官がお答えなさったことに私も一般論としては尽きると思っております。 今、議員お尋ねの、各種委員会の給与一般のあり方についてのお尋ねでございますが、これにつきましては、各委員会の果たすべき機能、委員の職務内容、常勤の必要性等について十分に検討する必要があると考えておりまして、給与以前の問題として、私どもがこういう問題について考えていかなければいけないことは、まず、任期の問題。私、今度の問題が起きてからいろいろ調べてみますと、四年の任期の委員があったり五年の任期の委員があったり、それからほとんどの委員会が再任を妨げないとい……
○国務大臣(青木幹雄君) 先生がこの問題の委員として御活躍なさっていることは私も十分承知いたしております。この憲章についても私も読ませていただきました。 そういうことを考えますと、やはり持続可能な地球共同体を築くための地球憲章を地球憲章委員会が取りまとめられたと伺っておりまして、これは民間団体によるそういう地球環境保全への取り組みとして非常に貴重なものだと私も評価をいたしております。そういう前提に立って政府におきましても持続可能な社会の実現を目指しまして、循環、共生、参加、国際的取り組みを四つの柱とする環境基本計画の推進を図っているところでございます。 今後は、持続可能な社会を世界的に実現……
○国務大臣(青木幹雄君) まず、閣議決定をしたことであるから、自自の合意で、自自の連立が解消してもどうかということでございますが、十年、二五%削減という方針につきましては、与党合意を踏まえまして、政府の方針として平成十一年の四月に閣議決定をいたしておりますので、自自の連立が解消した現在でも当然基本的な方針には何ら変わりがございません。 また、御質問の削減目標に至る経緯を申し上げますと、省庁の再編以降の定数削減につきましては、中央省庁等改革基本法において十年で少なくとも一〇%の計画的削減を行うとともに、独立行政法人化によりさらに削減を上乗せするということが定められたことは今、議員おっしゃったと……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま加藤議員の方から、法的な問題については今までこういう経過を経てきっちり処理はされておりますというお話がございました。また、裁判においてもそういう処理がなされております。 しかしながら、私どもは、今おっしゃいましたような、二十世紀、ことしで終わりでございます。二十一世紀にかけて、やはり二十世紀に起きたいろいろな不幸なことは法的な問題を離れて人道的な立場でできる限りのことはしなければいけないということで、努力を今後とも続けていく覚悟でございます。 そういう観点に立って恐らく議員立法として今回の法案が提出されたものと私は理解をいたしておりまして、今後とも人道的な……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 私が就任当初、参議院の本会議で申し上げた私の気持ちは今日も何ら変わりません。 また、今の御質問は、私が一部新聞報道に基づいての御指摘だと思いますけれども、そういう事実は一切ございませんで、斎藤参議院議長は私にとってはそれこそ長年御指導をいただいた尊敬申し上げる先輩でありまして、そういう方に対し、私が採決を迫ったり強要をしたという事実は一切ございません。 ただ、こうして国会が始まりましたので、私は斎藤議長に対し、電話で、国会も始まりましたので何分よろしくお願いを申し上げますということは申し上げました。それは当然の礼儀だと思っております。 そ……
○国務大臣(青木幹雄君) 私が先般衆議院の予算委員会で申し上げたことは、官房長官としてではなくて、私の個人の見解として今の不祥事に対しては許しがたきものがある、また処分についてはそんな生ぬるいものはないと、そういうことを申し上げたわけでございまして、そういう気持ちは私は今も変わりません。しかし、政府としてはこれに対してとやかく言う立場でございませんので、当事者の皆さんの判断で私はそれでよかろうと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 処分の内容について、内閣官房長官という立場でとやかく批判をすることは差し控えたいと思いますけれども、それから、基本的に私は官房長官として、いろいろな問題が……
○国務大臣(青木幹雄君) 議員おっしゃるように、内閣としても非常に大きな責任を感じております。 ただ、今度の問題につきましては、議員も御承知のとおり、昨日、予算委員会が終わった後で三時間半に及ぶ議論がなされまして、その議論の中には国会の声、世論、そういうものもすべて含んでいわゆる公安委員会で決定された問題でございますので、私は公安委員会の独立性の上からいっても、内閣としてはこの決定は非常に重いものだ、そういうふうに考えております。 ただ、私も個人的な見解として、今度の処分についてこれは非常に甘いものだということは再三申し上げております。そのとおりでございます。しかしながら、決定が最終的にさ……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 経済戦略会議の答申については、それぞれいろんな立場立場でとり方もあろうと思います。今、議員御指摘がございましたモラルハザードの問題につきましても、戦略会議の答申では、こういうふうに申し述べております。「これまでの日本社会にみられた「頑張っても、頑張らなくても、結果はそれほど変わらない」護送船団的な状況が続くならば、いわゆる「モラル・ハザード」が社会全体に蔓延し、経済活力の停滞が続くことは避けられない。」という指摘もきっちりといたしているように私は考えております。 また、御指摘のような我が国経済が長期にわたって厳しい状況が続いている背景には、短……
○国務大臣(青木幹雄君) 教育改革国民会議につきましては、議員も御承知のように、百五十名を超す全国のそれぞれの分野の有識者の方々から、二月末を目標に、教育改革国民会議を立ち上げた場合どういうものを議論していいかということのアンケートを現在集めております。また、広く国民の皆さんからも、総理と文部大臣のお名前でいろんな考え方を今集めております。 現在その整理をいたしておりまして、これの整理ができた段階で、まだ構成メンバー等は決めておりませんが、どういうものを議論すべきかという基本的な問題を決めまして、その上でそれを議論していただくメンバーはどうすべきかということを検討したいと思っておりまして、今……
○国務大臣(青木幹雄君) この問題については、私は今日まで、記者会見においてもまた当委員会においても、官房長官という立場じゃなくて、個人的な見解としていろいろ意見は述べてまいりました。
しかし、たしか三月の二日だったと思うんですが、委員長が出席されて、公安委員の皆さんも出席のもとで三時間半にわたってこの問題についての議論が交わされ、そこで結論が出されたわけでございますから、個人的な見解は別にして、官房長官という立場で、その独立性からいっても、このことを重くとりたいと考えております。
【次の発言】 それは、そういう質問がございましたので、今までも申し上げているように、私は個人的には、やはり事の……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。
地方分権は、今や実行の段階を迎えるという認識をいたしております。
議員御承知のように、さきの通常国会で成立いたしました地方分権一括法を円滑に施行するなど地方分権を具体的な形で進め、明治以来形成されてきました国、都道府県、市町村という縦の関係である中央集権型行政システムを変革いたしまして、対等協力の関係を構築していきたいと思っております。
今後とも全力を挙げて取り組む考えでございます。
【次の発言】 今、細部にわたっては担当大臣がお話をなさいましたので、政府といたしましても、この法案が成立いただきますと、交通機関を中心として町のバリアフリー化……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えいたします。
現在、実施中のテレビスポットにつきましては、議員おっしゃいました一月から三月までの間、全国民放等各局において一局平均約百三十回実施をいたしておりまして、これに要した費用は約二億三千万円と承知いたしております。
【次の発言】 予告にもございませんでしたので、承知いたしておりません。
【次の発言】 もう一回。
【次の発言】 幅広い国民各層の理解と協力を確保することが不可欠である、そういうことでやっておる宣伝でございます。
【次の発言】 議員は今、国民には新聞、テレビ等で十分わかっているとおっしゃっておりますけれども、私どもは全国民にまだ徹底していると……
○国務大臣(青木幹雄君) まだ正式には決めておりませんけれども、いわゆる我が国の安全確保、具体的には外交防衛等、安全保障及び大規模災害への対応等、非常に幅広い分野にわたるものでございますので、今のところは内閣に置こう、そういうふうに考えておりますが、総務庁とも十分相談をする問題が残っておると思っております。
【次の発言】 その国によっていろいろ事情は違うと思いますが、我が国においては、ただいま申し上げましたように、安全の問題また環境の問題、非常に広範囲にわたっておりますので、私は我が国においては内閣官房で結構じゃないか、そういうふうに考えて今申し上げたところでございます。
○国務大臣(青木幹雄君) 本件につきましては江田委員の資料要求に対する委員会での問題でございまして、私は参議院行政監視委員会の理事会で協議をして御決定なさる問題だと理解をいたしておりまして、官房長官という立場で私から云々することは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(青木幹雄君) 宮澤大蔵大臣がおっしゃったとおりでございまして、たしか小渕内閣が成立いたしまして、野中さんの後、私が官房長官になったときに、外遊等のときの臨時代理はだれにするがいいかという話がありまして、そのときに宮澤大蔵大臣が、それは総理もいろいろあるだろうけれども、やはり官房長官ですよとおっしゃったことは私も覚えておりまして、それ以後、総理の外遊のたびに私が臨時代理を今日まで務めてまいったという経過がございます。
【次の発言】 当然そういう経過の中で私は今回も臨時代理に就任をしたと、そう考えておりますし、また総理自身の気持ちも終始そうであったと私は理解をいたしております。
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