このページでは岩井国臣参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○岩井國臣君 難航に難航を重ねました金融システム関連法案に関する与野党協議、与党は野党に譲歩し過ぎたのではないかというような批判もないわけではないんですけれども、最終的には総理の決断で急転直下解決、そして衆参ともに熱心な審議を重ねまして、ついに最終ラウンドの段階に来ました。発議者の皆さんに心から敬意を表する次第でございます。本当によかったと思います。皆もほっとしているところではないか、こんな気がします。 今大事なのは迅速に事を処理するということでございます。危機管理というのは、やる内容の問題もありますけれども、ともかくもたもたしていてはだめなんですね。迅速に事を運ばなければなりません。大分も……
○岩井國臣君 いよいよ本特別委員会も最終ラウンドに差しかかってきております。発議者の皆さん方には大変な御苦労をいただきまして、この場をかりまして心から敬意を表し、厚くお礼を申し上げる次第でございます。 また、宮澤大蔵大臣におかれましては、終始熱心に大変な誠意を持って丁寧にお答えいただきまして、本当に心から感謝を申し上げたいと思う次第でございます。本当にありがとうございます。もう少してございますので、最後までよろしくお願いします。 いろいろな議論をしてまいりまして、いろいろなことが明らかになってまいりました。しかし、私自身、どうしてもこの段階ではっきりさせておきたいといいますか、お聞きしてお……
○岩井國臣君 ミスター長銀こと竹内宏さんでございますけれども、最近でこそ余りマスコミに出ておられませんが、かつては国民的人気の経済評論家であったかと存じます。 その竹内さんでございますが、長銀を退職されましてからずっと長銀総合研究所の理事長をしておられました。長銀の破綻とともに長銀総合研究所はベンチャー企業パソナグループに買収されましたので、当然、竹内さんは理事長をおやめになりました。たしか昨年の十二月ごろだったかと存じますが、竹内経済工房とかなんとかいうシンクタンクをおつくりになりまして、現在いろいろとおやりになっているんじゃないかと思います。 そのことはどうでもいいんですけれども、ずっ……
○岩井國臣君 自由民主党の岩井國臣でございます。 きょうは速水日銀総裁に質問させていただくということで若干緊張ぎみでございますけれども、どうかひとつよろしくお願いしたいと思います。 我が国の経済はまさに危機的状況で、今後どうなっていくのか、いろんな方が見通しを言っておられますし、経済企画庁長官も長官としての見通しをもう既にお述べになっておるわけであります。予算委員会でもそういったことがいろいろと議論になっておるわけでございますので、私はきょうはその話はしないでおこうと思っておったんですけれども、昨日の日本経済新聞におきまして、大蔵省の榊原財務官が割に明確な見通しをおっしゃっておるものですか……
○岩井國臣君 午前中の委嘱審査で益田先生の方から財金分離問題が出されました。日ごろ私は益田先生には大変尊敬の念を寄せておりますし、同感に思うことが大変多いわけでありますけれども、この問題だけはちょっと意見が違いますので、私の意見を述べさせていただきたいと思う次第でございます。 国際金融市場には、いろいろ今話題になっておりますヘッジファンドなどの投機筋によるいわゆる市場の暴力が働くことがある。私はいろいろなところで何度かそんなことを言っておるわけでありますが、それに対する対応策でございますけれども、午前中もちょっと話が出ておりましたけれども、やはり何がしかの国際的な取り組みというものが当然必要……
○岩井國臣君 我が国にとりまして発展途上国への経済協力が極めて大事なことは言うまでもないと思います。その中でも貧困国に対する経済協力、これは我が国の経済との関連といった狭い問題意識だけではなくて、もっと広い問題意識、つまり人道的な立場というようなこともあるわけでございますから、そういう意味からももっと力を入れていかなければならない問題であろうというふうに思います。 本日審議されております国際開発協会、いわゆる第二世銀でございますが、第二世銀を通じました貧困国への経済協力というのは、経済協力全般の中でも極めて重要な位置を占めているのではないか、そんなふうに私は思っております。 さて、その第二……
○岩井國臣君 このたびの日本政策投資銀行法案は日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合しようとするものでございますが、大蔵大臣の趣旨説明にもございましたように、平成九年九月の閣議決定に基づく一連の特殊法人等の整理合理化の一環として行われるものでございます。 私は、このことに関しまして、この二つの政府系金融機関が一つになるという単なる合併問題に終わってはならないし、法律案の第一条に掲げられております三つの目的、すなわち経済社会の活力の向上及び持続的発展、豊かな国民生活の実現、地域経済の自立的発展、その実現に向けまして積極的に貢献していく、そのことが今求められているのだと承知しております。 これ……
○岩井國臣君 去る六月一日に、本委員会で日本政策投資銀行法案を審議させていただきましたけれども、それは日本開発銀行と北海道東北開発公庫とを統合しようとするものでございまして、そのことに関しまして私も若干の質疑をさせていただきました。 言うまでもなく、それは特殊法人等の整理合理化についてということで平成九年九月に閣議決定がなされておるものでございますが、今回の農林漁業金融公庫法の改正案もそれと軌を一にするものでございまして、一連のものでございます。 そこで、質問でございますけれども、農林水産省は、特殊法人等の整理合理化という流れの中で今回の法案の趣旨というものをどのように認識しておられるのか……
○岩井國臣君 目下、日銀の国債引き受けなどの問題がいろいろ取りざたされておりますけれども、本日はそういった核心部分の話ではなくて、少し外れますけれども、あえて周辺部分の問題に焦点を合わせて質問させていただきたいと思っております。 我が国の経済ですけれども、グローバル化の影響のみならず、フロー経済からストック経済に変わるなど大きく変わっておるわけでございますが、それに伴いまして当然経済運営、財政運営につきましても従来の考え方を変えていかないといけない、こういうことだろうと思います。 本日は、午前中からリスクマネーだとか株の話などいろいろ出ておるわけでございますが、大蔵大臣にお聞きいたします。……
○岩井國臣君 今、保坂先生が事業承継問題に少し触れられました。 昨日の本会議におきましては、須藤先生がその問題に触れられまして、宮澤大蔵大臣はまことに消極的な御答弁をなさいました。そしてまた、きょうの委員会におきましても、木俣先生がこの問題に触れられ、やっぱり宮澤大蔵大臣はまことに消極的なお答えをなさいました。深谷通産大臣から大変力強い前向きの御答弁をいただきましたので、少しほっとしておる、救われたような気持ちでございますけれども、少しこの点、私も意見を申し述べさせていただきたいと思います。 やはり事業には最も大事なものが当然あるわけでございますけれども、それが土地である場合が非常に多い。……
○岩井國臣君 昨年からずっと警察の不祥事が相次いでおります。警察の内部組織は全く腐敗し切っているし、国家公安委員会につきましても組織として全く陳腐化しておると思います。今通常国会でも大問題となっておるわけでございまして、いろんな問題点が浮き彫りになっておりますけれども、そのとおり多くの改善が必要なことは明白だと思います。それはそれでぜひ大いに改善を進めていただきたいと思っておるわけですけれども、私はそれらの問題の核心部分、とどのつまり、前回渡辺先生と田名部先生がお話しになった点に尽きるのではなかろうか、そんなふうに思っているわけでございます。ほとんどダブることになるかもしれませんけれども、私か……
○岩井國臣君 現在の警察の腐敗、その根本的な原因は私は人事にあるんじゃないか、そういう観点からさきの委員会で人事問題を取り上げさせていただきました。
警察の人事について、ここにこういう問題点があるんだ、だからこういうふうに解決するんだという、そういう御報告をいただきたいなということで質問させていただきましたが、まだ警察庁の方針というものが決まっていないというか、お聞かせいただけないようでございますので、その辺の事情をちょっと御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 また、私はさきの委員会で、女性監禁事件にかんがみまして、警察と地域とのかかわり合いを問題にさせていただきました。そして、わず……
○岩井國臣君 去る三月三十一日に噴火いたしました有珠山の火山活動は既に三週間近くになろうとしております。 まず、このたびの有珠山噴火で被災されました方々や避難生活を余儀なくされている方々に対しまして心からお見舞い申し上げる次第でございます。そして、その間、噴火後直ちに現地対策本部を設置するなど、まことに適切に対応されてきております政府に対しましても深甚なる敬意を表したいと思います。 森総理も去る十五日に避難所などを視察されたところでございます。私ども自由民主党におきましても、三月三十一日、直ちに幹事長を本部長といたします有珠山噴火災害対策本部を設置し、関係各省庁とも協力いたしまして、迅速な……
○岩井國臣君 私は、自由民主党・保守党及び公明党・改革クラブを代表し、ただいま議題となっております資金運用部資金法等の一部を改正する法律案及び郵便貯金法等の一部を改正する法律案につきまして賛成の討論を行います。 この両法律案は、郵便貯金等の資金運用部への全額預託義務を廃止し、受動的な資金の流れを絶つなど、財政投融資制度を抜本的に改革しようとするものであり、現行制度が創設された昭和二十八年以来、初の大改正であります。 財政投融資制度が社会資本の整備等我が国の経済社会の発展に大きく寄与してきたことは論をまたないところであります。しかし、その一方で、時代の変化に対応した改革も求められており、政府……
○岩井國臣君 大蔵大臣にまずお聞きいたしますが、その前に、九州・沖縄サミット、大変御苦労さまでございました。森総理もおっしゃっておりますように、今回のサミットは小渕前総理が万感の思いを込めてその開催を決定されたものでございまして、森総理はもちろんでございますけれども、大蔵大臣も随分気を使われたのではないかと存じます。本当に御苦労さまでございました。 早速、質問でございますけれども、サミットに関連いたしまして質問させていただきます。 一九九七年から九九年にかけまして、アジア、ロシア、中南米といわゆる金融・通貨危機が地球上を駆けめぐった。それを機にいたしまして、ブレトンウッズ体制を抜本的に改革……
○大臣政務官(岩井國臣君) 大臣政務官を拝命しております岩井國臣でございます。よろしくお願い申し上げます。 私の主な業務は国土関係と北海道開発関係でございます。委員長を初め委員の先生方の御指導を心からお願い申し上げますと同時に、いろいろと御協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、あいさつにさせていただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
○岩井國臣君 自由民主党の岩井國臣でございます。 石毛直道先生に御質問させていただきたいと思います。私の考えは省略いたしまして、質問のみ申し上げますので、ちょっと脈絡のない話になるかもわかりませんが、お許しいただきたいと思います。 大嘗祭についてでございますけれども、これはもう言うまでもなく我が国におけます天皇制の即位式だと思いますけれども、これは言うなれば死と再生をあらわす一種の通過儀礼だというふうに一般的に考えられておるかと思います。したがいまして、死と再生をあらわす通過儀礼という意味では民族学的に見て成年式と同じだということを言う人がおられます。そういう学説があるというか、言われる方……
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