このページでは岩井国臣参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○副大臣(岩井國臣君) 小野孝君は十一月十九日に、佐々木建成君は十一月一日に、三橋滋子君は十月三十一日にそれぞれ任期満了となりますが、小野孝君は再任し、佐々木建成君の後任に長尾正和君を、三橋滋子君の後任に廻洋子君を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(岩井國臣君) 国土交通副大臣の岩井國臣でございます。 主に運輸行政全般を総括、さらにテロ対策などの危機管理関係と北海道関係を担当しております。 委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつに代えさせていただきます。 ありがとうございました。
○副大臣(岩井國臣君) 北近畿タンゴ鉄道から正式の申請はもちろんまだ来ておりませんけれども、補助をしてもらいたいという意向は来ておりまして、いろいろ連絡を取りながら必要な作業は始めております。 今、松井先生おっしゃいましたとおり、鉄道施設の災害復旧につきましては、ある一定の条件、鉄道軌道整備法に基づく要件を満足すれば鉄道事業者に補助金を交付するという、これは相当昔からの制度でございますけれども、そういう制度があります。 一番大事なのは、これも先生おっしゃいましたけれども、その被害額、被害額が運賃収入以外の収入も含めて、運輸収入と言っておるようでございますが、運輸収入の収入の一割以上の被害が……
○副大臣(岩井國臣君) 今、木俣先生御指摘のように、自動車取得税にかかわる特例につきましては、ガソリン、軽油に代わる代替エネルギーの利用促進という観点から、昭和五十年から措置が講ぜられてきております。 他方、自動車税の方でございますけれども、自動車税にかかわる特例につきましては、代替エネルギーという観点ではなくて、大気汚染対策あるいは地球温暖化対策一層推進するという立場から、これは平成十三年度より措置が講ぜられてきておる。観点が違うというところがあります。 そういうことでございまして、今後とも、自動車税のグリーン化につきましては、関係者の御意見もお聞きしながらよく前向きに検討してまいりたい……
○副大臣(岩井國臣君) 先ほど、四時でございますが、四時の官邸の事故対策本部の発表によりますと、死者九十二名、負傷者が四百五十八名というふうに、また増えました。誠に悲惨な事故でございます。まずはお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りし、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げますとともに、負傷されました方々に一日も早い御回復を心からお祈り申し上げたいと思います。 かねてより、安全は運輸サービスの基本でございまして、そういう観点から安全対策には全力を挙げて取り組んでまいりましたけれども、今回のような誠に悲惨な、多数の死傷者が生じたということは誠に遺憾なことでございます。国土交通省といたしま……
○副大臣(岩井國臣君) このたびの尼崎の事故につきましては、大変ショッキングで、しかも重大な事故であったと思います。誠に残念至極でございます。 今回の状況を見ておりますと、やはりJR西日本の経営についての基本的な考え方あるいは安全管理技術面における対応の仕方、いろいろと問題があったのではないか。私の認識といたしましては、国鉄時代において培われてきたいろんな事柄があると思います、ノウハウがあると思いますけれども、それらが現在のJRにうまく引き継がれたのかどうか、その辺にも大きな問題があるのではないかと思っております。 事の重要性にかんがみ、これは大変重要なことだと思いますけれども、今までの私……
○副大臣(岩井國臣君) 本日午前九時二十分ごろ、JR福知山線尼崎駅、塚口駅の間の踏切におきまして宝塚駅発同志社前駅行きの快速列車が自動車と接触し、脱線したと、これは事務当局はそう書いているんですが、カーブを曲がり切れなかったと。それが線路の方に原因があるのか、スピードの出し過ぎなのか、そこも全く分かっておりません。事故の原因については現在のところよく分かっていないということでございます。誠に悲惨な大惨事でございまして、亡くなられました方に心からお悔やみ申し上げるとともに、けがをされました方、心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 本日九時五十分、大臣を長といたします福知山線踏切事故対策本部……
○副大臣(岩井國臣君) 御指摘のありましたつくばエクスプレスの東京駅への路線延長の問題でございますけれども、これにつきましては、沿線開発、さらに八月二十四日開業後の旅客需要をよく見極めながら、需要でありますとか、あるいは収支採算性や財源確保、事業スキームといった課題につきまして、地元関係者間などにおいて引き続き議論を深めていただきまして、地元としての合意形成を図っていただくということがまず第一に必要ではないかというふうに考えております。 その上で、国土交通省といたしましても必要な検討を行っていくという、そういう事務方の答弁になっておるんですが、もう少しこの東京駅までの延長について、岡田先生お……
○副大臣(岩井國臣君) 現在、法的にも重大インシデントになっておるわけでございまして、これからそういった問題についてもいろいろと検討しなければならないと思いますけれども、別の法律作るというふうなことは今のところ考えていないわけでございますけど、いろいろと検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 航空局長が先ほど言いましたけれども、これ民間の組織の問題ですから、私どもが監督官庁としてどのような指導ができるか、いろいろ問題はあると思いますけれども、省内でも北澤先生がおっしゃいましたことを含めて検討させていただきたいと思います。大臣ともゆっくり議論させていただきながら、検討させていただきたいと思……
○岩井國臣君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に山本香苗君を指名いたします。
○岩井國臣君 派遣報告を申し上げます。 去る八月十七日、鹿児島県を訪問し、九州南部地域を襲った平成十八年七月豪雨による被災状況及び復旧状況等の実情を調査してまいりました。参加者は、山本委員長、西島理事、岩本理事、藤原理事、浜田委員、仁比委員、また、現地参加をされました加治屋議員、野村議員、松下議員、木庭議員、そして私、岩井の十一名であります。 現地調査の概要を御報告いたします。 七月十八日より二十三日にかけ、九州南部地域は梅雨前線の影響で、鹿児島県及び宮崎県の四観測所では総雨量が千ミリを超え、同地域の年間総雨量の約四割に相当する大雨に見舞われました。 この結果、鹿児島県内では、死者五名……
○岩井國臣君 去る六日、石川県及び福井県において、大雪による被害状況等の実情を調査してまいりました。 まず冒頭に当たり、今冬の大雪被害により尊い命を犠牲にされた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族に対し謹んで哀悼の意を表するものであります。 今回の委員派遣の参加委員は、山本委員長、西島理事、岩本理事、藤原理事、浜田委員、井上委員、委員外議員として参加されました岡田議員、松村議員、山崎議員、そして私、理事の岩井の十名であります。 現地調査の概要を御報告いたします。 まず、小松空港において杉本石川県副知事から今冬の大雪による被害状況の説明及び要望を伺った後、同副知事に対し、見舞金……
○岩井國臣君 第一班の視察報告を申し上げます。 去る五月二十九日、山本委員長、黒岩委員、井上委員、委員外議員として参加されました櫻井議員、渡辺議員、加藤議員、そして私、岩井の七名は、平成十六年新潟県中越地震の被災地における復興状況等の実情を調査してまいりました。 以下、現地調査の概要を御報告申し上げます。 まず、長岡駅から応急仮設住宅に向かう車中において、新潟県及び長岡市より災害の復旧・復興の状況を伺いました。 新潟県からは、今なお約七千人の住民が応急仮設住宅での暮らしを余儀なくされ、避難勧告が解除されない地域も残る中で、被災者に対し行き届いた対応が可能となるよう、必要な措置について国……
○岩井國臣君 先週の予算委員会でも指摘させていただきましたけれども、デフレ脱却を確実なものにして国の債務負担を軽減していくには、私は、今こそ積極的な財政運営、イメージとしては公共投資というものをイメージしておりますが、そういう積極的な財政運営で経済成長を促す必要があるのではないかというふうに考えておるわけでございます。 十八年度末の普通国債残高見込みは五百四十二兆円、これは一般会計税収の十二か年分に相当します。地方の長期債務残高なども含めますと、先ほども出ておりましたけど、七百七十五兆円と、対GDP比で実に一五〇%。世界にこういう国はないわけでございまして、これはもう大変なことだと、そういう……
○岩井國臣君 今回のこの法案自体につきましては大賛成ですし、特に私自身質疑することはありません。質問はないわけでありますが、国有財産に絡む話はいろいろやっぱりございまして、この際、この法案と関連していろんな問題を提起させていただきたいと思っております。 時間が余りありませんので、本会議方式で、先に私がばばっと質問言っちゃって、後でまとめて御答弁いただくというふうな、ちょっと委員会としては変則なやり方でございますけど、そんなことでやらさせていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 目下、我が国経済の光と影がいろいろと問題になってきておりますけれども、私は、国土政策上……
○岩井國臣君 最初に幾つか質問、通しでさせていただきまして、通しでお答えいただければと思います。あと、補足的な質問が必要であればやらさせていただくと、そんなやり方でやりたいと思います。 去る平成十八年四月二十日の財政金融委員会で、財務大臣は、私のPFIに関する質問に対しましてこのようにお答えになりました。「PFI法に基づきまして、政府としては効率的、そして効果的に社会資本を整備する、管理していくと、そして質の高い公共サービスを提供する、こういうために民間の資金、能力を活用しなければならないということで、PFI方式の導入、これは積極的に進めていく必要があると思いますし、現にそういう方向になって……
○岩井國臣君 今般の事態は、三井住友銀行が、融資先である中小企業に対しまして優越的地位を不当に利用して金利スワップを販売したということで、公正取引委員会から勧告を受け、また金融庁から一部業務停止を含む行政処分を受けたというものでございます。 私の理解では、金利スワップという金融商品は、金利上昇リスクの回避にもなる有用なもので、商品そのものに問題があるということではなくて、言わば売り方に問題があったということだと思っております。また、どのような売り方をすれば問題になり得るのか、優越的地位の濫用になり得るのかという事実認定も、一件一件の状況を踏まえなければならないわけでございまして、なかなか難し……
○岩井國臣君 平成の時代になって、はや十八年目を迎えます。ベルリンの壁が破れ、ソビエト連邦もなくなってしまいました。アメリカの独り勝ちというか、世界のアメリカ化が進んでおります。世界のアメリカ化というかグローバル化の中で、市場原理渦巻く国際競争の時代に入っているのだと思います。中国も、共産主義体制のままですけれども、市場経済によりまして物すごい勢いで経済成長をしているわけであります。そのほか、インドやブラジル、ロシアを含め四か国、いわゆるBRICsですけれども、それらの国の経済成長は誠に目覚ましいものがございます。そういう世界の動きを察知して、日本経済の空洞化現象が叫ばれ、国際競争力というもの……
○岩井國臣君 幾つか質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 我が国は、戦後、大変目覚ましい発展を遂げてまいりまして今日があるかと存じます。そういう中で、国土行政としては、国土総合開発法に基づいて全国総合開発計画というのを作っていろいろと強力に施策を展開してきたと。全国総合開発計画は第二次、第三次、第四次、五次まで来たんですよね。そういう中で、やはり私は、国土総合開発法に基づいて、いわゆる拠点開発方式、新産・工特、新産業都市・工業整備特別地域に関する施策がいろいろと強力に展開されまして、諸般の基盤整備がなされ、それによって昭和三十年代の世界が目をみはるようなすさまじい高度成長を……
○岩井國臣君 大変世の中が動いておりまして、こういう格差問題というか、経済の問題というか、あるいは文明の問題というか、そういった問題についていろんな動きがあるんですね。 まず、イラクの問題あるわけですけど、イスラムの原理主義とキリスト教の原理主義、この問題をどう考えるかということで、中沢新一があの九・一一の後、何かにつかれたような感じで「緑の資本論」って書くんです。要するに資本主義というか、御案内のとおり、イスラムは利子の付かない金なんですね。イスラム銀行へ預けても利子は付かない。そういう世界が現にあるわけですね。我々の世界はまさしく資本主義の世界にあるわけ。それで、こういうことでいいのかど……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。