このページでは岩井国臣参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○岩井國臣君 ただいま議題となりました平成十二年度及び平成十三年度予備費関係十二件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 予備費関係十二件は、憲法及び財政法の規定に基づき、予備費の使用等について、国会の事後承諾を求めるため提出されたものであります。 これらの主な費目について申し上げますと、まず公共事業等予備費使用は、道路整備特別会計へ繰入れに必要な経費、新幹線鉄道整備事業に必要な経費などであります。 次いで、一般会計の予備費使用は、三宅島火山活動等に対する緊急観測監視体制の強化に必要な経費、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金に必要な経費などであります。……
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る九月二十七日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました岩井國臣でございます。
皆様方の御協力と御支援を賜りまして、公正、円滑な議事運営に心がけてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る九月十七日、魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として弘友和夫君が選任されました。
また、去る九月十八日、加納時男君が委員を辞任され、その補欠として南野知惠子君が選任されまし……
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 平成十一年度決算外二件を議題といたします。 本日は全般的質疑第一回を行います。 質疑に入る前に一言申し上げたいと存じます。 ようやくにいたしまして全般的質疑第一回を迎えるわけでありますけれども、その間、決算委員会の進め方等につきまして若干のトラブルが見受けられました。参議院におきまして、決算重視という中で多少問題があるのではないかという感じもいたしました。 この委員会終了後、理事懇を開きまして、今後の進め方等につきまして協議をさせていただきたいと存じます。御了承願いたいと存じます。 それでは、質疑のある方は順次御発言……
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月十七日、鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として月原茂皓君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件を議題といたします。
まず、平成十一年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、財務大臣から概要説明を聴取いたします。塩川財務大臣。
【次の発言】 次に、平成十一年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成十一年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、財務大臣から概要説明を聴取い……
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十一年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、月原茂皓君、山下栄一君、斉藤滋宣君及び池口修次君が委員を辞任され、その補欠として泉信也君、風間昶君、柏村武昭君及び山根隆治君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に佐々木知子君、三浦一水君……
○岩井國臣君 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。 委員長在任中、大過なくその職責を果たすことができましたことは、ひとえに皆様方の御支援と御協力のたまものであると深く感謝申し上げます。 今後も引き続き本委員会の審議に微力を尽くしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。 ありがとうございました。(拍手)
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山根隆治君及び今井澄君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君及び山本孝史君が選任されました。
【次の発言】 平成十一年度決算外二件及び平成十二年度決算外二件並びに平成十二年度一般会計公共事業等予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、平成十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、平成十二年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、平成十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、……
○委員長(岩井國臣君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本孝史君、小泉顕雄君及び山下英利君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君、荒井正吾君及び後藤博子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に今井澄君を指名いたします。
○岩井國臣君 ただいまから一連の質問をさせていただきますけれども、柳澤金融大臣に対します質問は予定ございませんので、もしよければ離席していただいて結構かと思います。
【次の発言】 それでは始めさせていただきたいと存じます。
まず最初に、赤字国債の関連につきまして、一連の質問をさせていただきます。
プライマリーバランスというのがございますけれども、プライマリーバランスをゼロにするということは財政運営上理想だと思います。理想ではございますけれども、国債残高が四百兆円を超えるような今のこのような巨大な借金になってしまった以上、なかなかそれを達成するのが難しいのではないか。当面の目標にはなり得ない……
○岩井國臣君 我が国は、正に今、大変革期にございまして、明治維新や戦後改革に匹敵する第三の改革期だと言う人も多いわけであります。私もそうだろうと思います。 小泉改革がどういうものかいまだに分からない点が幾つかございますけれども、司法制度改革につきましても同様でございまして、今進めようとしておられる司法制度改革はどのような法哲学から成り立っているのか、私など素人にはもう一つちょっと分からないところがあります。 政府は、先ほど、審議会の意見書に基づきまして司法制度改革の計画を閣議決定されました。意見書の段階では抽象的であったものが今回の計画ではかなり具体的になっておりますので、まあ議論の焦点が……
○岩井國臣君 まず、北野参考人にお伺いしたいと存じます。 今、児玉参考人の方からるるお話を伺ったわけでありますが、その中に、将来の話ですけれども、家事調停、同審判事件、民事訴訟事件についてはいろいろ問題があるという御指摘であったかと思います。そういう点について今ここで論ずるのは、将来の問題としていろいろ検討するとして、今日はそれは触れないで、あえて触れないでおきたいと思いますが、簡易裁判所における訴訟代理につきましても、やっぱり私は弁護士さんと司法書士さんを同列に考えるわけにはやっぱりいかない。それは、多少、境目のところでダブるような話はありますけれども、やはりきっちり役割分担というのがある……
○岩井國臣君 私は参議院議員の岩井國臣でございます。自民党と保守新党を代表して質問します。 今回、この百五十六回国会から決算の全般質疑が予算の一般質疑に先駆けてこのように早くスタートをすることとなりました。しかも、総理始め全閣僚がそろっての滑り出しでございます。参議院の決算重視の立場がここに鮮明に打ち出されたものでございます。 振り返ってみますと、昭和四十六年、河野謙三参議院議長の私的諮問機関、参議院問題懇談会というのがございまして、その答申がございました。その答申にこうあります。参議院は行政監視の機能発揮に努め、特に決算の審査を重視し云々と、こうあるわけでございます。 それ以来三十数年……
○岩井國臣君 皆様方御承知のように、今私ども参議院では、参議院改革の大きな柱として国会における決算審査というものを重視いたしまして、その前倒しに取り組んでおるところでございます。予算は衆議院、決算は参議院というふうに単純に割り切るわけにはいきませんけれども、参議院としては決算を重視して、かつ重点的に早期審査を実現して、そしてその結果を何とか予算審議に反映させたいというふうなことで取り組んでおるわけでございます。そして、そういう趣旨から予算審議の前に今日この決算委員会をやっておると、こういうことでございます。 御案内のとおり、まだ雇用情勢とか地域経済、まだまだ厳しいものがあるわけでございますけ……
○理事(岩井國臣君) 坂口厚生労働大臣、発言ございますか。
【次の発言】 それでは、ただいまの松井孝治君御指摘の件につきましては、理事会で協議することとしたいと思います。
○岩井國臣君 テロの脅威と我が国の入国管理との関係から、まずテロについて触れさせていただきたいと思います。
スペイン総選挙における国民党の敗北は、我が国にとりましても人ごとではございません。スペインは、御承知のように終始一貫アメリカを支持いたしましてイラクへ軍隊を派遣したわけでございますが、これに鉄槌を下すために、三月十一日、ついに列車爆発テロが発生したのではないかと。
この点、政府はどう見ておられるのか、まず政府の認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 スペインで与党が敗北した一因といたしましては、対米追随政策への世論の反発というものが指摘されております。
勝利した社会労働党が公約に……
○岩井國臣君 まず、前田参考人にお伺いいたしたいと思いますが、先ほど不法滞在者対策の話をちょうだいいたしまして適正な在留資格認定というものについていろいろサジェスチョンをいただいたわけでございますけれども、これは一般的な不法滞在者対策と、こういうことですが、特に難民認定との関連でお尋ねしたいと思います。 やはり、どうしても偽装難民の問題が難民認定の際にあるわけでございまして、現在、外国人犯罪もそうですけれども、特にテロの問題が大変深刻な問題で今あるわけでございまして、これ仮に、先ほど横田参考人は法律案と言われましたけれども、所管を、難民認定の所管を法務省から内閣の方に移すとか、要するに別なと……
○岩井國臣君 難民認定とは、条約難民と偽装難民を差別する作業であるかと思います。難民を偽装して入国を企てるテロリストは断固排除しなければなりませんけれども、そういう仕事は言うまでもなく入国管理行政そのものではないかと思います。また、私は、条約難民にしろそうでないにしろ、合法的に我が国に滞在する外国人に対してはしかるべき保護政策なり管理政策が必要だと考えております。
そこで、法務省にお聞きいたしますけれども、難民認定と出入国管理行政との関係についてどのようにお考えなのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 難民認定が法務省以外の省庁が行うべきだとの主張がなされるのは、強制退去にかかわる業……
○岩井國臣君 私、今回の裁判員制度に必ずしも反対というわけではないんですけれども、果たして我が国の現状においてこういう制度がいいのかどうか、かなり素朴な疑問を持っておりますので、そういう立場から幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 まず最初の疑問は、現在、我が国の状況からして、裁判員制度を導入する土壌というものが果たして育っているのかどうかというその点、大いに疑問に思っておるわけであります。すなわち、素人が裁判に参加するということで、裁判の適正、裁判への信頼というものが損なわれるのではないかと、そういう心配をしておるわけであります。 それからまた、今回の法律では、普通の人ならすべて……
○岩井國臣君 三権分立でございますが、三権分立というのはもう小学生も知っている当たり前のことだと思いますけれども、余りにも当たり前というのでしょうか、かえってその哲学的な意味とか具体的な在り方となるとよく分からない面がございます。 人は、長い歴史的経験に基づきまして、主権者である国民の権利と自由を擁護するために国家権力を三分し、相互に抑制と均衡を行わせるという権力分立の制度を考え出し、近代民主国家がいずれもこれを採用しているということはもう周知の事実であります。最初は言うまでもなくアメリカ合衆国憲法であろうかと思います。私はトライアドと言っておりますけれども、言ってみれば人類の知恵みたいなも……
○岩井國臣君 自由民主党の岩井國臣でございます。 今日は、お三人の参考人におかれましては、大変貴重な御意見を賜りまして、誠にありがとうございました。 司法改革審議会から始まりました一連のこの行政事件訴訟法の改正に関連する動きの中で、最高レベルの、正に核心をついた御意見をそれぞれお三人の方から賜ったものと考えます。 大変中身が難しいので私もちょっと質問しづらい面がございますが、それなりに質問させていただきたいと思います。 まず最初に、取消し訴訟におきまして、その対象となる処分に該当しないとして却下されることが非常に現状においては多い、今まで多かったと。そういう点について、市民の権利救済と……
○岩井國臣君 我が国が知的財産立国を目指し国富の源泉となる知的財産の創造活動を推進するためには、知的財産権を適切に保護する制度が不可欠であります。同様に、国際化の時代、我が国が電子政府の構築を目指し経済や取引のIT化を推進するためには、経済活動の基礎となる不動産に関する権利を適切に保護する制度が不可欠であります。そこで、知的財産の対極にある不動産という最も基礎的な財産の適正な保護につきまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。内閣官房、来ていただいておりますかね、はい。 e―Japan戦略というのがありますね。そのe―Japan戦略というものを加速させながら二〇〇五年までに世界最先端の……
○岩井國臣君 私の個人的な色合いが強くなっているかと思いますけれども、世界平和と国際協力ということにつきまして、私の意見を申し上げたいと思います。 今後、イラクはどうなるのか。北朝鮮問題も深刻ですけれども、当面、イラクの問題は世界最大の問題として我が国を大きく揺さぶっております。問題は極めて深刻であります。しかし、私はかねがね、もっと深刻な問題として、現在の科学文明そのものの問題があると考えてきました。このままいけば人類は終わりを迎えるのではないか。世界に誇る哲学者、フランシス・フクヤマという人がおりますけれども、「人間の終わり」という誠にショッキングな本を書いておられます。それが気になって……
○岩井國臣君 私たちは歴史と伝統文化を生きています。過去と現在と未来というプロセスの中で、今私たちは現在を生きています。未来の人たちにとって今を生きている現在の私たちの諸活動そのものが歴史と伝統文化であるわけでありまして、そういう意味で私たちは歴史と伝統文化を生きているのであります。私たちは歴史と伝統文化に生きているわけではありません。歴史と伝統文化を生きているのであります。 さて、御承知のように、イギリスの憲法はいわゆる不文律憲法でありますが、私たちはその意味するところを正しく認識しておく必要があるかと存じます。 その思想の代表としてバークの哲学がありますが、ホワイトヘッドによれば、歴史……
○岩井國臣君 今日はお三人の参考人には大変貴重な御意見を賜りまして、誠にありがとうございました。大変参考になりました。 まず最初に、大山礼子参考人にお聞きしたいと思います。 先ほどは多様な意見の反映ということを言われましたけれども、これからの我が国はますます多様な社会になっていくのだろうと思います。とすれば、論理的に、今後我が国は、できればというような程度ではなくて、絶対的に二院制でなければならないのではないかなと、こう思ったりするわけでございますけれども、その辺はいかがでしょうか。論理的に見て二院制の方がいい、でなければならないというふうなところまでお考えでしょうか、できればという程度で……
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