宮本岳志 参議院議員
18期国会発言一覧

宮本岳志[参]在籍期 : |18期|-19期
宮本岳志[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宮本岳志参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院18期)

宮本岳志[参]本会議発言(全期間)
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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 参議院本会議 第14号(1998/10/07、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案を初めとする六法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  消費税増税など九兆円の国民負担増は、国民の暮らしを直撃し、ますます深まる不況のもとで国民の間には、このままでは商売も生活も成り立たない、これ以上の負担はもう御免だとの声が満ちあふれています。このような中、本法案をめぐって今まさに問われているのは、六十年間の返済総額で約六十兆円とも予想される巨額の債務を何ゆえに新たに国民に負担させるのかという問題であります。  十一年前、政府は国鉄の分割・民営化に当たって、旧国鉄の優良資産をただ同然でJR……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 参議院本会議 第9号(1999/12/01、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、さきの財政演説に対し、総理並びに大蔵大臣に質問いたします。  財政演説で大蔵大臣は、我が国経済の現状を、緩やかな改善が続いており、景気は最悪期を脱しているなどと述べましたが、我々がこの目で見、肌で感じる国民生活の実態は到底そんなものではありません。だからこそ、あなた方も、それに続けて、しかしながら消費は低迷し、殊にリストラが雇用に与える影響を考えると、消費が持続的に回復する状況には至っておらず、経済の自律的回復のかぎを握る民需の動向は依然として弱いと認めざるを得ないのではありませんか。  自律的回復の展望が見えないと言いながら、何をもって景気が最悪期を……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 参議院本会議 第18号(2000/04/19、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました高齢者、障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案について質問いたします。  障害者や社会的弱者の権利の保障一般という意味でも、障害者を初めとする移動制約者の移動手段の保障という意味でも、我が国はまだまだ立ちおくれています。このもとで、おくればせながら交通バリアフリー化を総合的に推進することを目的とする本法案が国会に提出されたことは、障害者団体を初めとする関係者の方々の粘り強い努力が実を結んだものであり、歓迎いたします。  しかしながら、これまで多くの国民の皆様とともに運動を積み重ねて実現を目指してきた方向……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 参議院本会議 第12号(2001/03/26、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇一年度予算原案に反対、民主、社民、自由三党の修正案に賛成の討論を行います。(拍手)  今、未曾有の不況によって国民の暮らしも日本の経済も深刻な事態に陥っております。ところが、森・自公保政権は、その根本的解決のために何らの打開策も示せないばかりか、KSD汚職、機密費疑惑など、自民党政治のあり方が根本から問われている事件についても、真相の徹底解明という責務を放棄し、十分な審議も尽くさないまま予算の成立を強行しようとしていることは、まさに言語道断であります。  KSD汚職は、小山氏や村上氏個人の汚職というだけにとどまらず、その最大の核心は、KSDに五十……

宮本岳志[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院18期)

宮本岳志[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 交通・情報通信委員会 第3号(1998/09/22、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  先ほど公明の森本委員の方からも、郵便事業の決算について、赤字になっているがどういう要因かという質問がございました。大体、御答弁で聞かしていただきますと、やはり景気の停滞が一番大きな背景にあるということもお話がございました。景気停滞の影響ということであります。  私どもは、景気停滞の影響というのを取り除く、打ち破る上では、昨年の消費税の増税を初めとする九兆円の負担、これがやはり景気低迷の大きな原因になっているというふうにも考えております。同時に、経費節減ということもおっしゃいましたけれども、現状は消費税の増税分……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第3号(1998/10/12、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  長期債務問題について質問いたします。  分割・民営化から十一年になりますけれども、旧国鉄長期債務は何ら解決されないまま今こういう大問題になっております。もう一つの問題として放置されてきたのが一千四十七名の解雇問題であります。当事者である旧国鉄職員の生活や家族の苦痛を考えれば、人道上も一刻も早い解決が求められている、こういうふうに私は思います。このことを申し上げて、質問に入ります。  旧国鉄債務二十八兆円の債務処理が大きな課題になっておりますけれども、事はそれだけの問題ではないと思うんです。まず、運輸省と大蔵省にお伺いをいたしますが、これまで十一年間に……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号(1998/10/13、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。須藤委員の質問時間をいただきまして関連質問を行いたいと思います。  御承知のように、本日付の朝日新聞でも国鉄清算事業団が用地の入札に当たって情報漏えいしていたということが大きく取り上げられて、先ほども本委員会で議論になりました。本日は清算事業団からも参考人として御出席をいただいておりますので、私どもも質問をさせていただきたいと思います。  この問題は、もしこの報道が事実だとすれば実に重大な事件だというふうに考えております。  昨日、私もこの場で質問いたしましたが、そもそも清算事業団の用地というものは何だったかと。この用地をできるだけ好条件で売却し……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号(1998/10/14、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。  まず、総理にお伺いをいたします。  国鉄分割・民営化から十一年になりますけれども、大きな問題として、旧国鉄長期債務をどう解決するのか、これは今後六十年間にわたる重要な課題であります。また、未解決の問題として、一千四十七名のJR不採用問題もございます。  民営化に当たり、当時の橋本運輸大臣は一人も路頭に迷わせないと国会で言明をいたしました。これは公約と言うべきものだと私は思います。政府として、行政の一体性、継続性の責任から見て、この言明、この公約を当然守るべきだと考えますが、総理のお考えをお伺いいたします。


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 交通・情報通信委員会 第閉会後1号(1999/10/28、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。  まず、JRの社長にお伺いしたい。  六月の福岡トンネル事故、それから今回三カ月もしないうちに北九州の事故、それから高架橋からのコンクリートの剥落、これはもう五十件に及んでおります。鉄道事業者の最大の使命と言われる安全対策がこれほど欠如している。国民、利用者は大変驚きあきれているというのが現状ではないかと思います。とりわけ、十年間は大丈夫と安全宣言を出した直後のトンネルの事故であること、それから前の福岡のときにも想定外、今回も想定外というこの弁解、さらには運輸省の五度にわたる警告書、これについてもまさに馬耳東風という現状ではないかと思うんです。……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第2号(1999/03/09、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。郵政大臣の所信表明に対する質問を行います。  まず、NTTの分割・再編問題についてお伺いをしたい。  二月の十六日にNTTから「日本電信電話株式会社の事業の引継ぎ並びに権利及び義務の承継に関する実施計画案の概要」、これが発表されました。三月十八日まで国民、関係業者などの意見を聞き、実施計画を六月ごろまでにまとめるということであります。  初めに、まず、NTTの分割・再編法案の国会での審議において、当時の堀之内郵政大臣、またNTTの宮津社長は、国民に対して、東西地域会社間の料金格差はつけない、現行の国民サービスの水準を維持する、現行の職員の雇用は継……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第3号(1999/03/12、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  予算の委嘱審査に当たり、郵政大臣に質問いたします。  私は、この間、一貫して国民の安心と信頼なくして郵政事業のまともな発展はない、この立場からさまざまな問題を取り上げてまいりました。本日は、国民の信頼を最も大きく傷つける企業や業界との癒着、談合等々の問題を取り上げて、大臣と議論をしたいと思うんです。  大臣、あなたは昨年九月二十二日、本委員会での私の質問に対して、私と大臣が同世代であることについて触れ、「感性が似ている」と、こう述べた上で、「新聞などで取りざたされているさまざまな疑惑について逐一私は目を光らせておりまして、その都度各局にこれは絶対大丈……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第5号(1999/03/23、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  御承知のように、一九九六年の行政改革委員会の規制緩和小委員会、ここではBS放送の有料スクランブル放送化ということが求められました。また、先ほど来議論になっておりますように、九八年三月三十一日の閣議決定では、規制緩和推進三カ年計画としてNHKのBS放送のスクランブル化について、「実施について検討する。」としております。  これらの主張を見てみますと、NHKが受信料で放送しているということは市場機能を阻害するとして、NHKに市場原理に基づく民間放送との競争を求める、現行の受信料制度をやめて有料放送化を迫るという内容……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第6号(1999/04/13、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  電波法改正案について質問いたします。  先ほど委員からの、なぜ携帯電話の端末を引き下げないのかという質問に対して、均等負担の共益費という話もございました。私の方では、まず少し電波利用料について御質問をさせていただきます。  そもそも共益費均等負担というものについて、私はこれは合理性に欠けるのではないかということを一つ指摘をしたいと思うんです。やはり無線局の利用実態、例えば出力であるとか、また周波数帯などを一切無視した議論になっているように思われるんです。  例えば、一定の周波数帯を全免許人で共同で使用しているアマチュア無線局と、あるいは周波数を独占利……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第7号(1999/04/15、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 宮本です。質問いたします。  自動車の保有台数は今や七千四百万台と先ほどお話もございました。毎年二%から三%の増加を見ております。先進諸国と比較しても可住地面積当たりの自動車台数というのはかなり多くなっております。こうした状況のもとで、交通事故件数は七十八万件、死亡者は約一万人、負傷者は約九十六万人と増加傾向にございます。環境汚染、交通渋滞等も大きな問題になっているわけであります。それだけに、自動車の安全の確保対策、公害対策が極めて重要な課題となっておりますけれども、そのことを担保していく上でも車検制度の果たす役割は大きなポイントと言えると思います。  今度の改正は、八トン未満の……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第8号(1999/04/27、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  特定公共電気通信システム法、これは昨年成立をして既に研究が始まっております。法に言う特定公共電気通信システムとして、昨年挙げた六つのシステムに、今回の改正では、警察通信の安全を確保するための機能、水火災または地震等の災害の状況を把握し被害を予測するための機能の二つのシステムを加えるという提案であります。  そこでまず確認したいんですが、この特定公共電気通信システム法で進めるのは、システムの研究開発に対する支援であって、実用化や商業化を支援するものではない、こう思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 ここに、「学校における複合アクセス網活用型インタ……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第10号(1999/05/13、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 まず、鉄道事業法改正案について質問をいたします。  今回の運輸関係法の規制緩和は、国民の足の切り捨てを進める重大法案です。我が党は、徹底審議を、そしてそれにふさわしい質問時間の保障を求めてまいりましたが、与えられた時間はわずか三十五分、限られた時間の中での質問ですので、鉄道事業法の路線廃止問題について中心に質問をいたします。そういう事情も踏まえて、ぜひ答弁も端的にお願いをいたします。  まず、今回の法改正によって、赤字線などの廃止についてはどこがどう変わるのか。端的に言って二点変わると思うんです。一つは、運輸大臣の許可要件であったのが、一年前の事前届け出制度になるということ。二つ……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第11号(1999/05/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  三つの法案一つ一つについて質問いたしますので、ぜひ答弁は端的にお願いをしたいというふうに思います。  まず、我が党は、放送のデジタル化、これは国民に多様で多元的な放送を保障するメリットが生まれること、技術の進歩それ自体は結構なことだと考えております。  今回の放送法の改正は、テレビジョン放送及びFM放送の定義について、これまで別免許で実施していた映像や音声を伴わないデータ放送についてもテレビジョン放送、超短波放送の免許だけで実施できるように改めること、そしてそのことでNHKのデータ放送を可能にするというものでございます。法改正の説明文書では、地上波の……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第13号(1999/06/03、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 質問いたします。時間が短いですので答弁はぜひ端的にお願いしたいと思うんです。  今回の航空法改正は、参入廃止についての規制の撤廃、運賃の自由化、安全規制の緩和など、安全という点でも生活路線を守るという点でも極めて重要な内容だと考えます。  航空の新規参入については、この間既に先取り的に昨年九月にスカイマークエアラインズ、さらに昨年末には北海道国際航空、エア・ドゥが参入をいたしました。この参入は、スカイマークの羽田―福岡線は大手の半額の一万三千七百円、エア・ドゥの羽田―札幌線は大手が二万五千円だったところを一万六千円、三六%引きという格安運賃で参入したことで一気に値引き競争が加速し……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第14号(1999/07/27、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  全日空六一便のハイジャック事件について、まずお伺いをいたします。  機長がとうとい命を落とされるという痛ましい結果になりました。長島直之機長の御冥福を私も心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に心から哀悼の意を申し上げたいと思います。  今回の航空機への凶器の持ち込みは、犯人が受託手荷物受取場で凶器入りのかばんを受け取って、その後出発ロビーに逆流するということによって行われたということが明らかになっております。既にこの逆流防止の対策として通達も出されて、対策がとられているようですけれども、この点についてもぜひ万全を期して進めていただきたいとい……

第145回国会 財政・金融委員会 第12号(1999/04/20、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  質問いたします。  今回の改正は郵便貯金特別会計の金融自由化対策資金、簡易生命保険の積立金の運用対象に特定目的会社、SPCが発行する特定社債及び通貨オプションを追加する、こういうものでございます。  現在の運用でも、国債、地方債、社債、外国債、金銭信託、金融債、債券オプション、先物外国為替などほとんどの金融商品に運用できることになっております。今回の改正でABSと通貨オプションを追加すれば、あとは直接の株式取引とスワップ取引、この二つを残すだけになります。  このように、郵政省が資金運用の範囲を無制限に拡大していくならば、事実上、銀行や証券、生保など……

第145回国会 予算委員会 第6号(1999/02/26、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。  去る二十一日未明、JR山手貨物線で工事をしていた方々五人が臨時回送列車にはねられて死亡するという痛ましい事故が発生いたしました。  私は、この事故でお亡くなりになった五人の方々の御冥福を心からお祈りするとともに、残された御家族の皆様に心からお悔やみを申し上げるものです。  この事故で亡くなった方の御遺族から二十三日に我が党に手紙が寄せられました。こういうものです。  「おとなしい性格、優しくていつもにっこりと笑っている人でした。」、そして「事故の様子を知れば知るほど、防げたはずの事故だったとくやしい思いがこみあげてきます。これまでも同様の事故……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 交通・情報通信委員会 第2号(1999/11/16、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、郵政三事業のあり方について大臣にお伺いをいたします。  大臣は、昨年出版いたしました「わが人生福祉論」の中で、情報化社会のもとでの町の情報基点としての全国二万四千に上る郵便局ネットワークの存在の大きさについて触れておられます。同時に、その事業のあり方については、「存在だけの議論であったが、建設的な将来ビジョンも含めた議論とすべきであろう。」と述べるだけで、民営化攻撃に対する態度を明らかにされていないというふうに思うんです。  我が党は、国民共有の財産としての郵便局ネットワークを初め、国民のユニバーサルサ……

第146回国会 交通・情報通信委員会 第3号(1999/11/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。どうぞよろしくお願いをいたします。  我が党は、今回決算が審議されている一九九七年度のNHKの予算については反対をいたしました。この反対討論を九七年三月二十五日の参議院逓信委員会で我が党の上田耕一郎議員が行っております。そこでは、「反対する理由は、国民の受信料収入で運営されている公共放送として、消費税増税について国民大多数の理解が得られていない状況で、消費税の増税分を受信料に転嫁する値上げを行うからであります。」と述べた上で、「消費税増税を含む九兆円の国民負担の増大は、日本経済の原動力である個人消費や中小企業の設備投資を落ち込ませるなど、日本経済に大きな……

第146回国会 地方行政・警察委員会 第4号(1999/12/10、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、国が地方財政に対する責任を全く果たしていないからであります。交付税減額につながる国税減収の原因は、国と地方を合わせて六百兆円を超える借金を生み出してきた公共事業優先の財政構造と、あわせて消費税率の引き上げによって個人消費を冷え込ませて現在の不況をつくり出してきた政府にあります。こうした事態を生み出してきた国の責任は極めて大きいにもかかわらず、政府は何らまともな反省を示さないばかりか、根本的な解決策を示しておりません。今回の改正案が従来と同様、交付税特別会計の借り入れで……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 交通・情報通信委員会 第2号(2000/03/14、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  昨年十一月十六日の本委員会で、公務中の災害によって障害者となられた郵政の現業職員の職場復帰の問題を取り上げさせていただきました。その際、八代郵政大臣に職場復帰への「道をつけてあげるのも上司の役目」との大変力強い御答弁をいただきました。質問で触れた青森西局の方は、その後復帰の見通しとなり、大変喜んでいるというふうに聞いております。  本人から大臣へお礼の手紙を出したいというふうに聞いておりますけれども、大臣、手紙は受け取られましたでしょうか。
【次の発言】 大変ありがとうございます。  この方だけでなく、ほかにもやはり内勤や外勤の区分が職場復帰の壁になって……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第3号(2000/03/15、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  きょうは、NTTの接続料の問題についてお伺いをしたいと思うんです。  国民共通の財産である電気通信網を国民全体のためにどう生かしていくのか、これが何よりも問われていると思っております。ですから、アメリカの言いなりになって国民の利益が犠牲になるというようなことはあってはならない、そういう立場で政府の態度の問題点もこの間指摘をしてまいりました。技術進歩の成果を国民に還元するという立場で加入基本料も通話料も値下げをするべきだと私どもは考えておりますし、また接続料の値下げにも決して反対ではございません。しかし、長期増分費用方式によって接続料を決めることは若干問題……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第4号(2000/03/16、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  去る三月八日の営団日比谷線の脱線事故については、さきの参議院予算委員会で運輸大臣に質問をさせていただきました。本日は、営団の寺嶋総裁もおられるので、さらに突っ込んでお伺いをしたいと思っております。  冒頭、総裁は、重大事故を発生させたことはまことに申しわけなく、極めて深刻に受けとめている、こう述べられました。  しかし、一方で、営団はマスコミに対して、原因はせり上がりとは考えにくい、脱線は保守管理の問題でなく不測の事態などと述べたと報じられております。産経新聞三月十一日にそうなっております。  「不測」というのは、広辞苑で調べましたけれども、「はかりがた……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第5号(2000/03/21、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  きょうは、法案そのものの内容について条文などに即した質問を準備しております。それに先立って、新しい動きが出ておりますので、一問だけ郵政大臣にお伺いをしたい。  私は、昨年の三月十二日、当委員会で区分機の調達をめぐる談合問題を取り上げました。郵務局長は、入札は公正に行われた、法令上認められている制度などとの答弁に固執をいたしました。しかし、十七日にメーカー側から公正取引委員会に提出された資料で見ますと、郵政省がみずからの入札制度を露骨に無視して、納入機械や設置工事の時期などを直接メーカーと交渉していた詳細な過程が明らかになっております。  郵政省みずからが……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第7号(2000/03/28、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  NHKは去る二十二日に放送開始七十五周年を迎えられました。創立以来公共放送の使命を担って努力された多くの皆さんに心からの敬意を表したいと思います。  さて、我が党はこの間、基本的人権としての情報バリアフリーを目指して字幕放送や解説放送の充実の問題を衆参の委員会で再三取り上げてまいりました。そして、特に聴覚障害者の方の要望の強かったニュース番組への字幕付与について、昨年十一月二十四日、海老沢会長より我が党の同僚議員にメーンのアナウンサーのものには一歩踏み出してみたいという大変頼もしい御答弁をいただきました。  昨日二十七日がその記念すべき第一回目の放送とい……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第8号(2000/03/30、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  まず運輸大臣にお伺いいたします。  大臣は、法案の提案理由説明で、港湾運送事業はその特性から過去に混乱の歴史を経験したと述べられました。その特性とは具体的にどんな特性で、どのような過去の混乱の歴史があったのか、簡潔に御答弁願います。
【次の発言】 波動性ということが述べられました。波動性とはどういうことかと。  私はここに昭和二十六年三月三十日の参議院運輸委員会の会議録を持ってまいりました。港湾運送事業法を制定したときの提案理由説明でこうはっきり述べております。 一度荷動きが減小すればただちに激甚なる不当競争を展開し、この事業の重要な施設でありまするはし……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第9号(2000/04/04、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 総理が大変なときですからしっかり行政をチェックしてまいりたいというふうに思っております。  今回の法改正で有害液体物質の流出に備えた緊急のマニュアルを船に常備させると、これはむしろ当然のことだと思います。問題は、万が一の事態において適切な対応をするための平常からの備えが事業者の側、行政の側でしっかりとできているのかどうかという点だと思うんです。  そこでまずお伺いしますけれども、本法案の対象となるケミカルタンカーで実際に運ばれている液体物質にどのようなものがあるか、上位十品目まで答えてください。
【次の発言】 それらの化学物質の性質に応じた事故処理体制はどのようになっているか、端……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第11号(2000/04/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 我が党は、衆議院の議論でも同僚議員が述べましたように、テクノスーパーライナーなどの新しい技術開発については決して否定をするものではございません。しかし、その事業化を国民の大切な税金を使って国が支援するというのは重大な問題だ、見過ごすわけにはいかないというふうに思っております。  そこで、お伺いをいたします。  テクノスーパーライナーの実用化が進まなかった理由は、先ほど来議論されているように、建造コストも保守管理のコストも大変高い、投資リスクが大きいということであります。しかし、私が指摘したいのは、建造コストや保守管理コストの低減を図って民間ベースで事業化できるようにしてこそその技……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第13号(2000/04/25、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志でございます。  本日は御出席をいただきましてまことにありがとうございます。  早速質問をさせていただきます。  我が党は、既に一九九三年の十月二十六日に参議院の運輸委員会において、当時の高崎裕子議員がこういう交通施設バリアフリー化のための法制化を要求いたしました。それ以来一貫して求めてまいりましたけれども、政府が今回いわゆるこのバリアフリー法を提出されたことを一歩前進だと、こう受けとめております。同時に、この法案をより一層よいものにしていきたいと、私どもも衆議院に続き参議院でも修正案の提案を予定しているところでございます。  まず、そこでお伺いしたいんですけ……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第15号(2000/05/09、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対して、日本共産党を代表しまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明いたします。  高齢者、障害者等が社会参加をしていく上で移動の自由と安全を確保することは不可欠であり、基本的権利です。ところが、長年の自民党政府による大企業本位の町づくりのゆがみが吹き出ている状況のもとで、交通バリアフリー化の整備は極めて不十分なものです。こうした中で、今国会にようやく交通バリアフリー法案が提出されたことは前進であると評価……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第16号(2000/05/11、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本でございます。  本日は御多忙中の出席に感謝をいたします。  時間がございませんので端的に答えていただきたいと思うんですけれども、まず、宮津社長にお伺いをいたしますけれども、NTTは連結納税制度の早期導入を求める立場でございますか。
【次の発言】 連結納税制度というのは、御承知のように子会社を含む企業グループ全体を一つの経営体とみなして決算を行い納税するというものですから、いわば納税に関しては黒字を赤字で相殺して納税額が低く抑えられる。これはNTTにとってメリットがあることは疑いないと思うんですね。同時に、こういう納税制度を導入すれば、市場からもNTTグループは実……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第17号(2000/05/16、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 まず私は、小渕前首相の御逝去の報に接し、心からお悔やみを申し上げたいと思います。  さて、本法案は、タクシーあるいは路線バスという国民の足にかかわる公共交通についての規制緩和であり、国民生活に極めて重大な影響を与えるものでございます。にもかかわらず、わずか二日、七時間などという審議時間での強行は絶対に許されない。我が党は断じて容認できないということをまず申し上げておきたいと思います。  きょうはタクシーに絞って質問いたします。  タクシーは、公共交通機関として極めて重要な役割を担っておりますけれども、現在極めて深刻な状況に追い込まれております。その最大の問題は、供給過剰に陥ってい……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第18号(2000/05/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  タクシーと乗り合いバスは、生活に欠かすことのできない住民の足であり、極めて公共性の高い公共交通機関であります。規制緩和の名のもとにそのすべてを市場原理に基づく競争や事業者の自主的判断にゆだねるべきではありません。  まず、タクシー事業についてです。  需給調整規制を廃止すれば、タクシー事業に大混乱を招くことは明白です。なぜなら、この間、規制緩和計画を進めた結果、運輸省の需給判断の基準に基づいても数倍の供給過剰となっているではありませんか。  さらに、今度の法改正……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第19号(2000/05/23、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 本日は大変ありがとうございます。日本共産党の宮本岳志です。  まず、鳴戸参考人、参考人は電子商取引に係る国際的な活動に取り組んでおられるというふうにお伺いしております。  そこで、少しお伺いしたいんですが、イギリスのブー・ドット・コムという会社がわずか六カ月で破綻をしたというニュースがこの間伝えられました。十九日の日経新聞を読みますと、有力な会計事務所の調査結果だとして、イギリスで上場されているネット関連企業、代表的な企業の二十八社中四分の一は半年以内に資金繰りに行き詰まるという記事まで出ております。大変ショッキングな記事だと思うんです。  こういう事態をどのようにごらんになって……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第21号(2000/05/29、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 我が党は、無線局免許の競願処理手続を今整備するということに反対ではございません。しかし、法案の内容を一つ一つ検討してみますと、事業譲渡に伴う免許人の地位の継承については、事業の公共性の確保、あるいはそこで働く労働者の生活と権利の保障という点で重大な問題を持つのではないかと考えており、容認できないということであります。  それについては質問の後半で明らかにいたしますけれども、その前に幾つか郵政省に確認をしておきたいと思います。  本法案によって導入される特定基地局の開設計画の認定制度、これによって今直ちに開設するのでない施設にも周波数が割り当てられることになります。  最近の携帯電……

第147回国会 財政・金融委員会 第15号(2000/05/09、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  今回の法案が無保険車両の根絶に役立つということであれば大変よいことだと考えております。  まず、運輸省にお伺いいたしますけれども、そもそも郵便局の窓口で自賠責保険を取り扱うということについては、運輸省から郵政省へ働きかけがあってのことなんでしょうか。
【次の発言】 郵政省は原付の無保険車両を減らすためだということをおっしゃっておりますけれども、この問題の一番責任を持つべき運輸省から言い出したものではないという答弁でございました。  そうなりますと、本当の目的はどうなんだろうか、ほかにあるのではないかという議論が出てまいります。実際、新聞では、これは損……

第147回国会 財政・金融委員会 第18号(2000/05/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  今回の改正案は、財政投融資の中の中枢を占める資金運用部資金について、その中心的な財源である郵貯資金、年金積立金を預託義務から外し、自主運用を認めることによってこれらの資金を切り離そうというものであります。したがって、郵貯、年金などの資金は全額自主運用となり、金融市場で運用されることになってまいります。  財政投融資の現状には確かに多くの問題がございます。そのあり方が問われていると思います。しかし、最大の問題は、その制度にあるのではなく、歴代自民党政府がこの制度を乱用して専らむだな大型公共事業や大企業のための産業基盤整備のために投融資してきたことであり、ま……

第147回国会 予算委員会 第10号(2000/03/13、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 まず、新潟県警の不祥事について国家公安委員長にお伺いします。  あなたは、国家公安委員五名の合意が完全に形成されていたので持ち回り決議を命じた、だから問題はないと答弁されておりますけれども、国家公安委員全員の合意ができたと確信するに足るだけの報告を受けたんですね。
【次の発言】 説明に行った田中長官が説明した相手はだれで場所はどこか、一堂に会してやったのか。いかがですか。
【次の発言】 現地で一堂に会して説明して議論したのかどうか。
【次の発言】 ちょっと待ってください。  そんなこともわからないで合意ができたという判断ができたんですか。一人一人どういうふうなお話しになったのか、……

第147回国会 予算委員会 第13号(2000/03/17、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  小渕首相の古川秘書官をめぐるドコモ株問題について、古川氏が所有しているNTTドコモ株が今日三十億円と言われる資産になった経緯について質問いたします。  まず郵政省、一九九〇年三月二日に出された電気通信審議会の答申で、「講ずるべき措置、方策」、五点はどのようなものでございましたか。
【次の発言】 ただいま読み上げていただいた第一のNTTの分離・分割はそのとき答申どおり行われましたか。
【次の発言】 どういう理由で行われなかったんですか。
【次の発言】 三月三十日の政府決定で電通審の答申が覆されたと。分割問題は五年間の先送りとなりました。これは自民党の意……


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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 交通・情報通信委員会 第2号(2000/08/09、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  大臣も昨日の所信表明で言及されましたけれども、九州・沖縄サミットでは世界に向けてIT憲章が採択されました。IT憲章の第三パラグラフでは、IT革命の推進に当たり「我々は、すべての人がいかなるところにおいてもグローバルな情報社会の利益に参加可能とされ、何人もこの利益から排除されてはならないという参加の原則に対するコミットメントを新たにする。この社会の強靱性は、情報及び知識の自由な流れ、相互の寛容性、多様性の尊重といった、人間の発展を促進する民主的価値に依存する。」と、こう高らかに宣言をいたしました。  私は、特に「何人もこの利益から排除されてはならない」……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 交通・情報通信委員会 第2号(2000/11/07、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  大臣は、先日の大臣発言で、郵便局が国民利用者のニーズに迅速かつ的確にこたえられるようにとおっしゃいました。郵政の民営化という動きもございますけれども、国民は、日常生活に不可欠な存在として国が責任を持って郵便局を経営せよという選択をいたしました。そういう国民の願いという観点で議論をしたいと思うんです。  最近、郵政省は、大口利用者へのサービスに熱心な余り、赤字になるような割引をしているというふうにも言われております。結局それは一般利用者のしわ寄せになるのではないかと我が党は指摘をしてまいりましたけれども、やはり求められているのは一般国民へのサービスの拡充だ……

第150回国会 交通・情報通信委員会 第4号(2000/11/16、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  我が党は、衆議院で本法案に反対をいたしましたけれども、IT基本法をつくること自体に反対をしているわけではございません。ましてや、IT化への対応に基本戦略がなくてよいと考えているわけではございません。IT技術の発展を民主主義の発展の中に位置づけて、これを本当に余さずすべての国民のために役立てるという立場からの総合的で腰を据えた対応が必要だと考えているわけであります。  ところが、今回政府が提出した本法案は、はっきり申し上げてIT推進戦略本部設置法とでも名づけた方がよいと私は思うんです。基本法にしては余りにもお粗末ではないかと。我が党は衆議院で修正案を出しま……

第150回国会 交通・情報通信委員会 第5号(2000/11/21、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 本日はありがとうございます。  まず、清原参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどお話の中で、情報保障はIT時代の基本的人権としての共通認識を持つべきだとお述べになりました。我が党は、インターネットへのアクセスをユニバーサルサービスとして、また権利として保障することは時代の流れだというふうに考えておるわけですけれども、清原参考人のお考えをひとつお聞かせください。
【次の発言】 次に、電子商取引について岡村参考人にお伺いしたいと思うんです。  電子商取引への参加が、先ほどお話にあったように、詐欺に出会うリスクをも覚悟しなければならないものとなっておれば、これはやはりEコマースは広……

第150回国会 交通・情報通信委員会 第7号(2000/11/28、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  森総理は所信表明でIPバージョン6ということにお触れになりました。これからのインターネットがやがてその方向へ進んでいくであろうということは私も決して否定をいたしません。  しかし、さきに本委員会で自民党の委員がおっしゃったように、総理がこのIPバージョン6に言及したことをもって世界の指導者の中で最もITに理解があるのは森総理だなどとは全く言えないと私は思っております。  いずれはアドレスが枯渇をするといっても、今それが差し迫った問題となっているわけではありません。情報技術を国民のために役立てるという観点で見ればほかにやるべきこと、国家戦略としてはもっ……

第150回国会 交通・情報通信委員会 第8号(2000/11/30、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本です。  海老沢会長初め参考人の皆様、御苦労さまでございます。  まず郵政大臣にお伺いいたしますけれども、本委員会でのIT基本法の審議で清原参考人が、情報保障はIT時代の基本的人権だと、こうおっしゃった。それを取り上げて私お伺いして、一昨日、森総理がこの場所で、昨日成立した法律がまさにその立場に立つものだと明言をされました。つまり、基本的人権という言葉を使うかどうかはともかくとして、すべての国民が情報にアクセスできることをまさに権利として正面から受けとめる、こういう思いだと思います。  郵政大臣もその場におられましたけれども、もちろん大臣も同じ思いと受けとめてよろ……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 総務委員会 第3号(2001/03/22、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  昨日の予算委員会で、自民党の亀井議員が、ある野党候補者とマスコミの問題を取り上げられました。大臣もその場でおられましたし、答弁もされておられました。その質問では、我が党の春名衆議院議員の昨年の質問とその答弁を、大変珍しいことですけれども、自民党の方から御評価をいただきました。  昨年の総選挙前、通産省の新聞広告に当時の深谷通産大臣が顔写真入りで登場した。これは明白な事前運動ではないのかとの質問に、当時、青木官房長官が、今後いろいろな広報活動の中で政府がやるものについては国民の皆さんに誤解を与えないような形でやるべきだ、十分その点には今後注意していかな……

第151回国会 総務委員会 第4号(2001/03/27、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方税法等の一部を改正する法律案に反対、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案については賛成の立場から討論を行います。  現在、地方の公債費負担比率が警戒ラインである一五%以上の自治体が六〇%を超えるという地方財政危機の中、二〇〇一年度には地方自治体全体で十兆六千億円という史上最高の通常収支財源不足が見込まれています。これに恒久減税の影響分を加えると、財源不足は十四兆円にもなります。地方自治体の借金残高も二〇〇一年度末で百八十八兆円と見込まれています。多額の地方財源不足が……

第151回国会 総務委員会 第5号(2001/03/29、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  まず私は、去る一月十四日、モンゴルにおきまして、雪害被害の調査中にヘリコプター事故によってとうとい命を落とされた故正木実カメラマン、加藤高広記者に謹んで哀悼の意を表します。また、御遺族の皆様にも心からお悔やみを申し上げます。  二月二十六日にNHKホールでとり行われた合同追悼式に私も参加をさせていただきました。そこでも紹介されておりましたお二人の正義感とジャーナリスト精神、情熱にあふれる取材、報道姿勢に大変心を動かされました。また、御遺族には小さなお子さんがいらっしゃって、参列させていただいた者はみんな痛惜の念ひとしおであったと思います。  海老沢会……

第151回国会 総務委員会 第7号(2001/05/11、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  本法案は、ATM提携などのサービスに伴う郵便局と金融機関の資金決済を日銀ネットを使って電子的に行えるようにするということと、それから、今でも簡易郵便局でできている国保料の納付を引き続きできるようにするというものであって、我が党もこれは当然賛成でございます。  そこで、一つだけ確認をしておきたいと思います。今回導入される日銀ネットにある民間銀行の当座預金と政府当座預金の日銀の仲介による決済、このシステムは郵政事業庁が新型の公社に移行した場合でも何の変更の検討もなくそのまま使えるかどうか。これ、いかがですか。

第151回国会 総務委員会 第9号(2001/05/24、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  小泉政権が発足をいたしました。きょうは郵政三事業の問題について改めて片山大臣と議論をしたいと思います。  去る三月二十二日の本委員会で、私は小泉純一郎氏の「郵政民営化論」というこの本の中身を紹介いたしました。資料一を見ていただきたいと思います。二百十一ページをつけておきました。こう言っております。  「選挙のとき、郵政省の約三十万人の職員はどの役所よりも選挙運動を一所懸命やってくれる。特定郵便局長は国家公務員ですが、それでもやっている。税務署職員が「この候補者を支援しなかったら調査に入るぞ」などと言って選挙運動をやったらきっと大問題になると思いますが……

第151回国会 総務委員会 第10号(2001/05/29、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  本題に入る前に小坂副大臣に、この後審議が予定されている電波法についてお伺いをしたい。  我が党は、内閣提出の電波法改正案の衆議院での審議を受けて、去る五月十六日に関係諸団体との懇談を行いました。ここには労組、市民団体と並んで民放連、フジテレビの代表の方も参加をされました。  民間の放送事業者とひざを突き合わせて話をするというのはこれまでなかったことでありまして、もちろんすべての点で意見が一致するというようなことはないわけですけれども、お互いそれをわきまえた上で有意義な意見交換ができたというふうに思っております。  そこで、民放連の方は、十年間でのデジ……

第151回国会 総務委員会 第11号(2001/05/31、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  まず、基盤法について一つお伺いをいたします。  既に衆議院の委員会審議の中で我が党の矢島議員が明らかにしましたように、これまで本法案に基づいて整備されてきた加入者系の光ファイバー網の敷設が、実際には一握りの大口ユーザーにしか利用できないものになってきたのではないかと。総務省はこれからは一般にも利用が広がると答弁されましたけれども、年々多額の資金をつぎ込んできて、少なくともこれまでの時点でいえば潤ったのは電気通信事業者自身とビッグユーザーになっているという事実は動かせないのではないかと思うんです。  そこで、総合通信基盤局にお伺いいたしますけれども、九……

第151回国会 総務委員会 第13号(2001/06/07、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  本法案は電波法の体系の中に特定周波数変更対策業務なるものを追加するものであり、一見しただけでは法改正の目的はわかりにくいと思うんです。  しかし、この法改正がもたらす結論というものが二〇一一年にアナログ放送を打ち切る、つまり今や国民生活になくてはならないものとなっているテレビ放送が、テレビを買いかえたり新たな機械を買ったりしなければ今のままでは一切見られなくなる、こういう極めて重大な問題であるということが審議を通じて明らかになってまいりました。  そして、最大の問題点は、政府がこれまでの態度を百八十度変えたこと、つまりデジタルテレビを大いに普及して、……

第151回国会 総務委員会 第15号(2001/06/14、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  先ほど、午前中の八田議員の質問でも、本法案の趣旨が競争政策の導入であるということが議論されました。かつての国鉄、電電の民営化のときは、国営のものがとにかく民営化になればすべてよくなるかのような議論が随分されたものです。その結果は、午前中指摘もあったように、JRで言えばローカル線の廃止で国民の足が奪われようとしている。NTTでは、五月の二十九日に衆議院で我が党の春名議員が、サービス拠点、営業拠点の根こそぎの統廃合という問題を取り上げました。小坂副大臣はこのとき春名議員への答弁の中で、「国営の事業として推進しているときには国民の皆さんの要望にできる限りこ……

第151回国会 総務委員会 第17号(2001/06/21、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党を代表して、議題となっております行政機関が行う政策の評価に関する法律案に対する修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その提案理由を御説明申し上げます。  政府提出原案は、行政へのさまざまな国民の批判の高まりを背景に行政機関を改革する仕組みとして提案されたものですが、本法案には国民の声を反映する仕組みがほとんど盛り込まれておらず、単に行政の自己チェック法案というべきものにとどまっています。  政府原案のもとになった政策評価制度の法制化に関する研究会報告では、国民の意見、要望を受ける窓口の明確化を指摘してい……

第151回国会 総務委員会 第18号(2001/06/26、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 消防法の改正案は危険物にかかわる二つの改正が含まれております。一つは、ヒドロキシルアミン及びヒドロキシルアミン塩類の危険物への追加を行う、これは我が党が当初から要求してきたことであり、当然のことだと思うんです。もう一つは、逆に引火点二百五十度以上の品目を危険物から除くというもので、規制緩和です。我が党は、必要な規制緩和は反対しませんけれども、国民の生命や安全にかかわるものについては極めて慎重であるべきだと考えており、賛成できません。  今回の改正のもととなった昨年の規制緩和推進三カ年計画の策定の過程では、国際的な水準との整合性ということが議論になってまいりました。しかし、安全規制……

第151回国会 総務委員会 第19号(2001/06/28、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  この法案は、通信端末・無線機器と電気製品についての基準・認証を日本とEUでお互いに受け入れるものであります。基準・認証制度とは、製品や施設設備が満たすべき基準とそれが満たされていることを確認する方法について定めるものだというふうに思うんですね。  本法案の衆議院での審議の中で、平沼経済産業大臣は、国民の生命、財産の保護は、言うまでもなく、基準・認証制度の果たすべき最も重要な目的と答弁されました。通信端末については、これまでの質問で取り上げてきた携帯電話の電波による健康リスクという問題もあります。総務大臣も経済産業大臣と同様に国民の生命、財産の保護はこ……


宮本岳志[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院18期)

宮本岳志[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/05/18、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。  公述人の皆様にはお忙しいところ、まことにありがとうございます。時間に限りがございますので早速質問に入らせていただきます。  まず、全日本海員組合の平山公述人にお伺いをいたします。  大変感銘を受ける生々しい話でございました。さきの大戦あるいは戦後も数々の戦火の中で命がけで仕事をされてきた船員の皆さんの現実に立った大変重みのある公述だったと思います。  今回の法案については、交通運輸関係の労働組合の皆さんは、陸、海、空、港湾など二十単産単組約三十五万人の方々がそれぞれの労働組合の上部団体の違いを超えて共同されて反対運動に立ち上がっておられると聞いており……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会公聴会 第1号(2001/03/15、18期、日本共産党)

○宮本岳志君 日本共産党の宮本岳志です。両公述人の御出席に感謝を申し上げます。  我が党は、日米安保条約をなくして基地のない平和な日本をつくるということを掲げておるわけですけれども、同時に沖縄の苦痛の解決、これは安保条約の終了以前にも、今直ちに行うべきことだと考えております。  そこで、新崎公述人にお伺いしたいんですけれども、在日米軍基地の問題について、米軍駐留は日米安保条約を結んでいる以上、同盟国の義務であるという意見がありますけれども、先生はどのようにお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 そういう点で、沖縄の現実、本当に沖縄の苦痛というものを取り除くことは国民的な課題だというふうに私……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

宮本岳志[参]在籍期 : |18期|-19期
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