このページでは山東昭子参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○山東昭子君 二十一世紀は環境と健康がキーワドだと言われております。環境問題は今でこそ国民や政治家の関心は強いものがありますが、二十五年前、私が環境政務次官に就任したころは、特に経済界などが環境は開発の足を引っ張るということで完全に対立しておりました。近年はエコビジネスの名の下、技術革新が進み、国民の環境に対する関心は高まり、品物を購入する際も環境に良いものを買おうとする人々が多数を占めるようになったことは、関係団体はもとより環境省の長年の努力が実ったと評価しております。 本日はいろいろな角度から質問をいたします。 まず、鈴木大臣は昨年末から懇談会を開催し、環境と経済の統合を壮大なテーマで……
○山東昭子君 おはようございます。本日は、自民党・保守新党を代表いたしまして、私、山東昭子がお尋ねをいたします。
まず、総理、お疲れさま。アメリカ、中東とパワフルに信頼関係を築いてこられましたが、今回の訪米でブッシュ大統領と経済政策面でどのような話合いがなされたのか、お聞かせ願いたいと存じます。
【次の発言】 また、エビアン・サミットにおいても、先進国との間でイラクの復興支援についてアメリカと欧州諸国との仲介役として総理がイニシアチブを取られると期待をしているんでございますけれども、どのような政策協調を考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○山東昭子君 植草参考人に金融システムの問題点について、私の考え、そしてまた御意見をお伺いしたいと思います。 日本の金融システムの最大の欠陥は、ディスクロージャー制度が極めていいかげんではないかと私は思っているんです。米国においては、この制度が厳格に守られるようにSECが厳しく監視の目を光らせておりますし、そして投資家の方も、開示された情報に誤りがあれば損害賠償の請求をしてきますが、日本においてはなかなか、そういうことが問題にされることはほとんどありませんし、もちろん損害賠償の訴訟をすることもありません。 このような制度の実質的な違いから、やはり米国における株式の購入というものは、その企業……
○山東昭子君 自由民主党の山東昭子でございます。 まず中村さんにお伺いしたいんですけれども、最近の労働環境の変化によって、好きな仕事を短時間やって、そしてあとは自由に自分の時間を使いたいと考えているような労働者、それから能力別の給与の査定ということについて賛成をしている人たちというのは年代別にどのような傾向なのか、お知らせいただきたいということ。 それから、山田さんにお伺いしたいんですけれども、欧州で、イギリスを除いてフランス、ドイツ、イタリアなどはもっともっと日本より悪くて九%台の失業率のようでございますけれども、その内容は、日本との比較の問題。それから、中にイギリスが割合健闘しているよ……
○山東昭子君 自民党の山東昭子でございます。 欧米に参りますと、日本と家族制度が全く意識が違うような気がいたします。そして、高齢者が非常に独立した精神力というものを持っているような気がするんですが、日本においては非常に親子とか親類縁者の血を大切にするというような環境が強いような気がするんですけれども、これからもそういう意識というものはますます強くなっていくとお思いでしょうか。まず、山崎先生にお伺いしたいと思います。 それから、高齢者の方たちが、昔、武蔵野市においてお金を預けて、自分が生きているうちは非常に自分たちの生活をエンジョイして、そして亡くなったときにはそれを市に寄附するというような……
○山東昭子君 いいお話を本日はありがとうございました。 諸外国を歩いておりますと、日本は、かなり優秀な国だと自負している割には、国家戦略というものが全くと言っていいぐらいない国だというふうに変な意味で感心をいたしております。民間のシンクタンクはたくさんあるんでございますけれども、どうもそれぞれ違う道を歩いているというような感じで、今まで、ある意味では官僚主導型であったために何か別のシステムを作ることが困難であった、あるいは何かそういうものが必要なかったというようなことがあるんでしょうか。 しかし、二十一世紀、本当に世界の中で日本が生き残っていくためには、防衛、外交、教育あるいは福祉、経済は……
○山東昭子君 自民党の山東昭子でございます。本日は、参考人の皆様方、いろいろありがとうございます。 佐藤参考人にお話を伺いたいんでございますけれども、我が国は、終身雇用の時代から、アメリカナイズされてきてこれからは転職の時代に入ってきたと言えるんではないかと思いますけれども、その際に、正社員とパートということになりますと、働く側からいたしますと非常にフレキシブルな大変働きやすい環境になってくるような気がするんですけれども、しかし、経営側の方から見ますと、やはり働いている人たちがこの企業で働いているんだという帰属意識、あるいはその中での企業秘密であるとかあるいはその企業のノウハウ、そういうもの……
○山東昭子君 自民党の山東昭子でございます。 今日は、お二人の教授にお話が伺えて大変感謝をしております。 現在、国民は外交の将来に不安を持っております。これを解消するためには、川口大臣の下、一日も早くうみを出し、国を憂う優秀な外交官もいるのですから、誇りを持って諸外国に対しきちんとした外交姿勢で臨んでもらいたいと思います。 本日は、外交問題のオーソリティーであられる小島教授に、まず北朝鮮の問題についてお伺いしたいと思います。 九〇年九月に金丸信代議士が金日成と会談、日朝間の不正常な状態を解消し、一日も早い国交樹立をと自民、社会、朝鮮労働党が宣言をしているはずなのですが、どうも北朝鮮側に……
○山東昭子君 高橋参考人と鶴参考人にお伺いしたいんでございますけれども、昔は地方の発展というものは、大きな工場を誘致し、そして雇用の安定を図るというような傾向だったんですが、最近は、たくさんの雇用ということになると外国へ出てしまうわけで、一千億投資したハイテクの工場がたとえ来たとしても、雇用の人数というのは三十人しかならないということ、むしろ五億円で買ったクアハウスには百人の雇用が生まれているというような現実があるわけでございますね。 今まで、高橋そして鶴参考人がいろいろな日本国内で、あるいは外国ででも結構なんでございますけれども、アドバイスされた、あるいはごらんになったケースで、発想の転換……
○山東昭子君 まず、前田参考人にお伺いしたいんですけれども、日本とオランダの人口を比較してみますと、オランダは日本の約八分の一ぐらいという感じがするんですけれども、その労働環境というものを見た場合、これだけ人口が違うのに、いや、それだけ違っても中身は同じだよとおっしゃられるのかどうか。EUのほかの国とも比較してみますと、とにかく人口の少ない国と今日本とがいろんな意味で比較されている状況ですけれども、参考人からごらんになって、これからの日本の中で、他国と比べての就業体系というものがどういうふうな形になっていくのが理想なのかというようなこと、それから、先ほどちょっとお話が出ましたけれども、日本は非……
○山東昭子君 その食に対しての余り知識のない中年の代表でございますが、それぞれの参考人の皆様方に観点を変えて質問をさせていただきたいと思いますので、後ほどまとめてお答えをいただきたいと思います。 まず小川参考人には、今魚の問題、輸入魚が五〇%を超えている、金額にすると二兆円も買っているというような話を聞きますけれども、今都会に住むヤングママあるいは子供たち、もちろん中年も含めてかもしれませんけれども、魚に対しての知識が全くなくて、そして魚本体というよりも切り身しか見たことがない、そしてその料理の方法もない、あるいはひどい人は包丁も持っていないというような世帯があるというような話も聞いておりま……
○山東昭子君 今、厳しい経済不況と言われておりまして、どこに行っても、いや、景気が悪くてねという話、あるいは自治体の長にお会いしても、いや、とにかく予算がないから何もできないんですよというようなことを言われるわけです。 でも、やはり二十一世紀というものはやっぱり発想の転換をしていかなければならないんじゃないかと。日本の一番の良さである、私が誇りに思っております日本の美しい自然と、そしてやはり伝統文化、そしてやはり人の情というもの、そういうものを大切にして、これからは健康と観光と環境、そしてスローフードの時代などと言われておりますけれども、そんな中で、私はどうも、日本のいろんな形での町づくりと……
○山東昭子君 自民党の山東昭子でございます。本日は三人の参考人の方々に、障害児者に対しての基本的なことをお伺いしたいと思います。 私自身は、女優時代から、あるいは政治の道に入りまして、一九七五年から特に障害児といいましょうか心身に障害を持った子供たちの教育問題をずっとお手伝いをしてきたわけで、ですから、障害児者に接する機会というのは非常に多かったんですが、一般社会において、先ほど竹中参考人もおっしゃられましたけれども、欧米と違いまして、日本の社会というものは障害を持った人たちに町で会ったときも、何か、あっ、じっと見詰めてはいけないんではないかというようなことで、何か目をそらして慌てて小走りに……
○山東昭子君 まず、川口理事長にお伺いしたいんですけれども、アメリカに駐在をしていらしたということを伺いましたけれども、私、二十年ぐらい前にフェニックスのサンシティーを視察いたしまして、高齢者たちの町ということで、大変そのときには感動したんでございますけれども、現在は何やら余り高齢者たちばかりが集まり過ぎてという、不評だということも聞いておりますが。 今までアメリカを始めいろいろな国を訪れられて、何やら、アメリカというのは非常にビジネスライクなところと、思いやりのあるところと、奥の深い国だと私は思っているんでございますが、何か視点というんでしょう、思い掛けない視点での成功例であるとか、あるい……
○山東昭子君 二十一世紀の成長産業は旅行、観光、通信、カード産業だと言われております。同時に、日本では現在五十歳以上が五千万人、二〇〇七年から二〇一〇年には六千万人になると予測されております。そうした人たちはあらゆる面からゆとりのある人たちが多いようでございます。 最近は高齢者やチャレンジドのためには随分気配りがされ、旅もしやすくなってまいりました。しかし、改善されたとはいえ、IT化時代ではまだまだパソコンの配列や操作方法なども複雑でございます。Eメールも、アドレスのカードを差し込み、発音すれば届くような高齢者に親切な製品をメーカーも是非作ってほしいと思います。 また、昔と違って、官僚の若……
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