このページでは浜四津敏子参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○浜四津敏子君 私は、公明党を代表して、小泉総理の施政方針演説を中心に、内外の諸課題について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 質問に先立ちまして、天皇陛下の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。 また、スペースシャトル・コロンビア乗組員の皆様の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様に心から哀悼の意を表します。 今年は、国内には深刻な不況、国際社会にはイラク危機、北朝鮮問題を抱え、内憂外患の年明けでありました。こうした中、日本が危機を克服し、希望と活力あふれる確かな道筋を開いていくことができるのか、正に大きな分かれ目の年であります。 総理、日本は今まさしく未曾有の苦難に直面して……
○浜四津敏子君 私は、公明党を代表して、小泉総理の所信表明演説に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 質問に先立ちまして、十勝沖地震の被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。公明党として、政府・与党一体となった被災者救援及び復旧支援に全力を挙げてまいります。 まず初めに、第二次小泉内閣の発足をお祝い申し上げますとともに、新たな陣容で山積する課題に敢然と挑戦されることを期待しております。私どもも、政策実現政党公明党、生活与党公明党として、これからも生活者の目線に立った政策の実現に全力を尽くしてまいります。 この国会の最大の焦点は、テロ特別措置法の延長のための改正でございます。テ……
○浜四津敏子君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました小泉総理の施政方針演説を中心に、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今、私たちを取り巻く状況を見ると、内外に様々な課題が山積しています。今こそ、こうした諸課題に迅速果敢に挑戦する指導力、先見性、判断力、実行力が政治に問われています。公明党は、連立政権に参画して以来四年三か月、一貫して連立の信頼を構築しつつ、責任を共有して様々な改革を推進し、数多くの政策を実現してまいりました。連立五年目の今年も、生活者の目線に立った生活与党公明党、政策実現政党公明党として、皆様の負託にこたえるべく総力で取り組んでまいります。 初めに、イラク……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 それでは、商法等改正についての質問をさせていただきます。 今回の改正法案を見ますと、その柱は大きく二つに分けられております。一つは株式制度の見直しに関する事項であり、もう一つは会社関係書類等の電子化に関する事項でございます。 ところで、平成十三年四月十八日に法制審議会の会社法部会が取りまとめ、意見照会を行いました商法等の一部を改正する法律案要綱中間試案が公表されました。 それまでの商法改正が対症療法的で統一的な整合性に欠けるという批判があったのに対しまして、この中間試案は会社法の基本的な部分を広く対象とした大改正案で、これが実現することにな……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 本日は、裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案についての質疑でございますが、その質疑に入ります前に一点だけ、緊急の件でございますので、質問させていただきます。 アフガン情勢はタリバン後の新秩序構築に向けまして動きが進んでいるようでございますが、まだまだ混乱が続いておりまして、いわば無政府状態が続いております。この難民の数の多さ、またその置かれた状況の悲惨さについては他に比べようがないほどのものであると言われております。 そうした中で、国連は本年九月二十四日、アフガニスタン情勢について、恐るべき規模の人道上の危機が高まっているという……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 それでは、初めに提案者の方々に御質問させていただきますが、コーポレートガバナンスの本質論から始めさせていただきたいと思います。 日本におけるコーポレートガバナンス論の直接の契機といいますのは、何といってもバブル崩壊で、従来はうまくいっていたと思われていた、また国際的にも大変評価されていた日本の経営システムが、結果的には不公正な取引やあるいは不正な行為や不祥事、こうしたことが多発いたしまして、それに対して内外の批判が高まったことにあると思われます。一体、株式会社というのはだれのものなのか、だれの利益を追求するためにあるのか、また何かあったときの経……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 まず、大臣所信で述べられました法務行政に関する当面の重要施策のうち、人権擁護についてお伺いいたします。 フランスのストラスブールに本部を置く欧州評議会という国際機関があります。これは欧州など四十三か国が参加する会議で、民主主義と人権の擁護機関として一九四七年に設立されたものでございます。特に、人権分野で欧州諸国の政策の牽引役を果たしてきた大変権威ある人権擁護機関でございます。日本も一九九六年にアメリカ、カナダ、メキシコとともにオブザーバー参加を認められております。政府としても、このオブザーバーとしての参加資格を日本の対欧州外交の重要な足場ととら……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 それでは、質問させていただきます。 今回の国際受刑者移送法案は、欧州評議会の刑を言い渡された者の移送に関する条約に基づく法案でございます。この条約につきましては、既に一九八五年に発効いたしまして、欧米各国、アメリカ、カナダなど四十九か国が批准しております。犯罪のグローバル化がますます進む状況にありまして、その現実に即した必要な対応を定めた条約と考えておりますが、今回ようやく日本も批准を決めたわけでございます。 一九八五年の条約発効以来、既に十七年が経過しておりますが、なぜ欧米諸国に比べまして日本は十七年も批准が遅れたのか、その理由をお伺いいた……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。
今回の司法書士法改正、また土地家屋調査士法改正の各改正案で、それぞれ法人化を認めることとしております。一人で業務を担うよりも、複数で行う方がより業務の継続性あるいはチームプレーまた安定性を確保できる、また依頼者にとりましてはより安心という面もあるかと思いますが、今回それぞれ法人化を認めることとした意味はどこにあるのか、法人化のメリットについてどのようにお考えか、お伺いいたします。
【次の発言】 それでは次に、司法書士法人の業務の範囲についてお伺いいたします。
法案二十九条一項一号で、「司法書士法人は、第三条第一項第一号から第五号までに規定する業……
○浜四津敏子君 今日は三名の参考人の皆様、大変お忙しい中、ありがとうございます。それぞれ御専門のお立場から、短い時間で大変ポイントを凝縮した中身の濃い御意見をいただきました。公明党の浜四津敏子でございます。よろしくお願いいたします。 今回の商法改正案は、日本企業の競争力強化のため、また経済活性化のために民間企業のコーポレートガバナンスの構造改革が必要という問題意識からの改正であります。現在、政治改革あるいは行政改革あるいは教育改革等々、あらゆる分野の改革が迫られている中で、すべての改革に共通するものがあるという思いで御意見を伺わせていただいておりました。その中で、経済改革の大きな柱として企業……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 まず、商法等の一部を改正する法律案の質疑の前に、先般、瀋陽の日本総領事館に北朝鮮の住民五人が救済を求めて駆け込んだ事件につきまして、大臣にお伺いいたします。 この事件につきましては、国の内外に深刻な衝撃と波紋を広げております。日本はこれまで政治亡命受入れについては極めて厳しい姿勢を取っておりまして、事実上、政治亡命受入れを拒否しているに等しいとまで言われております。 世界人権宣言では、その十四条に、「すべて人は、迫害を免れるため、他国に避難することを求め、かつ、避難する権利を有する。」、こう定められておりまして、亡命を求める権利というのは基本……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 それでは、人権擁護法案につきまして、条文に沿った形で質問をさせていただきます。 まず、第一条、立法の趣旨及び目的についてお伺いいたします。 日本にはこれまで一般的、包括的な人権救済法は存在しませんでした。そういう意味で、今回の法案は、差別や虐待に代表されます人権侵害の禁止をうたい、人権侵害の防止、救済を図るための体制整備を定める一般的、包括的な人権救済法と理解しております。すなわち、この立法は人権救済制度の改革のためと理解しております。 従来、虐待や差別などの人権の問題は主として法務省の保護局やあるいは人権擁護局で取り扱い、そこには年間一万……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。 本日は参考人の皆様、御多忙の中いらしていただきまして大変ありがとうございます。 本法案の大きな議論の対象となっている点は主に二つございます。一つは人権委員会の独立性について、また二つ目は報道機関についての規定でございます。ちょっと順序を変えまして、まず報道機関についての規定について、石井参考人にお伺いいたします。 報道機関の自主的規制の取組の現状について今御答弁がございましたけれども、今年三月七日に報道関係機関が人権擁護法案に対する共同声明を発表されました。その共同声明で、人権擁護の様々な取組を自主的に実行してきたと。また、日本新聞協会、……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 まず初めに、法務大臣にお伺いいたします。 近時の経済情勢の影響から、中小企業の倒産の増加とともに大企業の倒産も増加している状況にございます。こうした中、欧米諸国においては、一九七〇年代から倒産処理法制の整備が進められてまいりました。中でも、いわゆる敗者復活を後押しする企業再建法制が進められてきたのに対しまして、日本はその面では非常に大きく立ち後れてきたと言われております。ようやく二年前に、経営者及び債権者の自己責任で企業再建を図る再建型の破綻処理手続を定めた民事再生法が施行となりました。それ以降、中小企業だけではなくて、本来、大企業を対象とする……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 初めに、提案者に質問をさせていただきます。 昨年八月に、仙台市内で連続して虚偽の婚姻届やあるいは転居届が出される事件が発生いたしました。また、同様の事件が東京都内や札幌市でも発生いたしまして、更に全国に広がっていくということが危惧されてまいりました。犯人グループは、虚偽の戸籍の記載や住民票を、盗難車の転売や、あるいは消費者金融からの現金詐取や相続財産の詐取などに悪用しておりました。 このような戸籍等改ざんを防止して制度の信頼性を維持するとともに、改ざんによる被害救済のため、私も本年三月十九日の法務委員会で法務当局にこの対応策を問いただし要請を……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、まず、本制度の趣旨及び目的についてお伺いいたします。 我が国における触法精神障害者及び精神障害受刑者に対する処遇は、特に西欧先進諸国に比較いたしまして非常に後れていると、その後進性が長い間批判されてまいりました。 例えば、一九八〇年八月の新宿バス放火事件、これは精神障害の男性がバスにガソリンをまいて炎上させ、乗客ら二十名を殺傷したという事件でございます。これは判決で心神耗弱とされまして、無期懲役が確定いたしました。そして、一般の刑務所に収容され、特別な治療を受けられないまま刑務所内で自殺したという件でご……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 本日は、菊田先生、黒田先生、お忙しいところ大変ありがとうございます。 まず初めに、菊田先生にお伺いいたします。 菊田先生は行刑改革会議のメンバーとしてこれから改革論議に携わられるということですので、その関係でまずお伺いしたいと思います。 大変基本的な、また大枠な質問ということになるかもしれません、あるいはまた行刑の思想にかかわることになるかとも思いますけれども、日本の行刑が抱えている最大の問題点というのはどこにあるとお考えなのか。また、目指すべき行刑改革の思想性といいますか、方向性の柱についてはどうお考えになっておられますでしょうか。
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。
それでは、まず法務大臣にお伺いいたします。
この法案で設けようとしている今回の制度は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の処遇に関するものでございます。ところで、最近における心神喪失者等による他害行為の動向についてお答え願います。
【次の発言】 本法案第三十三条一項によれば、「検察官は、被疑者が対象行為を行ったこと及び心神喪失者若しくは心神耗弱者であることを認めて公訴を提起しない処分をしたとき、又は第二条第三項第二号に規定する確定裁判」、これは無罪若しくは刑の減軽ということになりますが、「確定裁判があったときは、当該処分をされ、又は当該……
○浜四津敏子君 本日はお三方の参考人の皆様、お忙しいところ大変ありがとうございます。 まず、藤丸参考人にお伺いいたします。 今日いただきましたレジュメの中で、「3、触法患者の看護について」というところでございます。指定入院医療機関においては、特に患者さんに対しまして手厚い専門的な医療が提供されることになります。そこでは、看護師の方には大変ハードな仕事になるということが予測されております。司法精神科看護とでもいうべき分野の確立に向けた取組も同時に行われなければなりませんと先生御指摘になっておられますが、こうした看護師を支援する施策あるいは体制整備について、どのようなものが必要とお考えでいらっ……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。 本法案につきましては、既に様々な角度と多様な観点から議論がなされてきたところでございます。そこで、まとめの意味も含めまして、手続の流れに沿って、聞き足りなかった部分をお伺いしていこうと思っております。 まず、本法案の提出の経緯について改めてお伺いいたします。 重大な他害行為を行った精神障害者の処遇に関しましては、これまで様々な経緯があり種々の角度から議論が行われてきたところでございます。この法律案は、こうした様々な議論が結実して作成されたものであると理解しております。 他方で、大阪教育大附属池田小学校における悲惨な児童殺傷事件が発生したこと……
○浜四津敏子君 本日は、参考人の皆様、御多忙の中、貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。公明党の浜四津敏子でございます。 まず初めに、大西参考人にお伺いさせていただきます。 今般の改正を受けまして、今後、各企業では社内規程の整備を進めていかなくてはならないのではないかと思っております。阿部参考人のように知財の専門家が社内にいらっしゃる大企業であれば心配はないわけでございますけれども、そうした人材がいない全国の中小企業において社内規程の整備を進めていくということは決して容易なことではないと思われます。 この点、中小企業の知財戦略を支援されている弁理士として、中小企業が適切……
○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、医薬基盤研究所についてお尋ねいたします。
医薬品等の開発は、ゲノム科学などのライフサイエンスの研究成果を活用することが世界的な潮流となっているようです。こうした中にあって、今回の医薬基盤研究所はどのような経緯で、またどのような目的で設置することとなったのか、厚生労働大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、がん対策についてお伺いいたします。
がんの中でも乳がんというのは罹患率がトップでございます。患者数も年間約三万五千人を記録して、今後も増加する傾向を示しております。乳がんによる死亡者も年間一万人……
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