このページでは加藤紀文参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○加藤紀文君 私は、自由民主党・保守党を代表して、ただいま議題となりましたテロ対策関連三法案につきまして、総理大臣に質問をいたします。 まず、米国の政治的、経済的中枢を標的に、市民を無差別に巻き込み、五千人以上もの死者・行方不明者を出した同時多発テロ行為、史上例がないこの残虐な事件の犠牲となられた方々に対し、心から哀悼の意をささげたいと存じます。 既に御案内のとおり、米英両国は、同時多発テロを受け、アフガニスタンにあるアルカイダのテロリスト訓練施設及びタリバンの軍事施設への攻撃を今月八日未明に開始、それは今日に至るまで断続的に続けられており、地上戦も想定されることから、ますます緊迫の度を増……
○加藤紀文君 私は、自由民主党・保守党を代表して、ただいま議題となりました十三年度第二次補正予算案等について関係閣僚に質問いたします。 質問に入る前に、昨年十二月一日に愛子内親王殿下がお誕生になりました。景気低迷、倒産、失業、米国の同時テロと暗い話ばかりでありましたが、久しぶりの明るいニュースに接し、心よりお喜び申し上げ、あわせて宮様のお健やかな成長を心から祈念いたします。 さて、最初に、総理のASEAN訪問について質問いたします。 新年早々、総理は東南アジア五か国を歴訪され、日本とシンガポール間の自由貿易協定の締結を始め、ASEANとの包括的な経済連携への取組、さらにテロ対策、安全保障……
○加藤紀文君 私は、自由民主党を代表して、施政方針演説に対し、総理及び総務大臣に質問いたしたいと思います。 まず、社会保障や年金改革等について基本姿勢を伺いたいと思います。 言うまでもなく、我が国の社会保障制度は、戦後から高度成長期にかけて、安定した経済成長やピラミッド型の人口構成を前提として構築されてきました。近年、その前提が崩れ、少子高齢化が予想以上に進む中で、社会保障において給付と負担の不均衡が拡大し、若年世代を中心に社会保障制度の継続性や将来の負担増に対する懸念が強まっております。また、平成十四年の我が国の出生率は一・三二と過去最低を更新し、経済活力や国力の低下につながるもので、深……
○委員長(加藤紀文君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、経済産業委員長に選任されました加藤紀文でございます。
昨年九月の旧経済・産業委員長の拝命、そして、ことし一月の経済産業委員長の拝命に引き続いての拝命でありますが、この間の委員各位の御協力に改めて感謝の意をあらわしますとともに、引き続き理事及び委員の皆様方の御支援、御協力を賜りまして、公平円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選……
○加藤紀文君 前委員長として一言御礼のごあいさつを申し上げます。 この一年、委員の方々の多大な御協力、御支援のもと、委員長としての役目を大過なく過ごさせていただくことができました。心から御礼申し上げます。 これからは、一委員として、保坂委員長のもと、当委員会にかかわる諸問題に微力を尽くしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○加藤紀文君 おはようございます。自由民主党の加藤紀文でございます。久しぶりの質問でありますので、よろしくお願いいたします。 法案の中身に入る前に、議論の前提となる電子メールの悪用あるいはインターネットにおけるトラブルや悪事に対する規制の在り方についてどのように考えるべきか、若干私見を述べさせていただいて、大臣の基本的な考えをお伺いさせていただきたいと思います。 インターネットが現代社会において重要なインフラであり、ネットを通じて配信される電子メールが現代人にとって重要なコミュニケーション手段であることは言うまでもありません。しかし、インターネットが普及するにつれてネット上で様々なトラブル……
○副大臣(加藤紀文君) お答えいたします。 委員御承知のように、デジタル化に向けた中継施設等の整備については、これは基本的には放送事業者自らが行うものであります。 したがいまして、現在放送事業者において共同の、送信施設の共同建設等いろいろな経費節減を進めているところであります。そしてまた、総務省といたしましても、高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法等によりまして税制や金融上の支援措置を設け、各社の負担を軽減し、デジタル化投資の円滑化を図っているところであります。 しかしながら、今お話ありましたように、様々な地域的事情により民間投資による整備が容易でないようなところがあった場合も考え……
○副大臣(加藤紀文君) 電波監理審議会委員辻井重男君は十二月九日任期満了し、常盤文克君は十二月十八日任期満了となりますが、辻井重男君の後任として安田靖彦君を、常盤文克君の後任として井口武雄君を任命いたしたいので、電波法第九十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、日本放送協会経営委員会委員櫻井孝頴、尚弘子、中村桂子及び堀部政男の四君は十二月二十一日任期満了となりますが、櫻井孝頴君の後任として石原邦夫君を、尚弘子君の後任として高崎ゆかり君を、中村桂子君の後任として菅原明子君を任命し、堀部政男君は再任いたしたいので、放送法第十六条第一項の規定により、両……
○副大臣(加藤紀文君) このたび総務副大臣を拝命いたしました加藤紀文でございます。 若松副大臣とともに片山大臣を補佐し、全力を尽くしてまいりますので、山崎委員長を始め理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。
○副大臣(加藤紀文君) もうこの特定電子メールの送信の適正化等に関する法律、いわゆる迷惑メール法案でありますが、内藤委員御承知のように、お話しありましたさきの通常国会で、いわゆる議員立法として提出され成立した法案でありますから内容もよく御存じだと思います。 そして、その法律に規定されたとおりに、何といいますか、携帯電話業者もフィルタリングサービスをしたりとか、今ございました表示義務を課してやっています。しかし、それを潜るといいますか、という技術もやっぱりあるんですね。また、そういうことをやる人もいると。でありながら、それでも、今の話、この七月一日に施行される前と後、まだそう期間はたっておりま……
○副大臣(加藤紀文君) 今、先生のお話がありましたように、今回の最高裁の判決を受けまして法改正をするわけでありますが、具体的な内容ということでありますから、お答えさせていただきますが、郵政事業庁長官は、郵便の業務に従事する者の故意又は重大な過失により、書留郵便物等郵便法令の定めるところにより引受け及び配達の記録をする郵便物に係る郵便の役務をその本旨に従って提供せず、又は提供することができなかったときには、これによって生じた損害の賠償責任を負うものとすると。 この場合には、特別送達の扱いその他総務省令で定める取扱いに係る郵便の役務については、重大な過失に至らない過失による場合にも同様に損害賠償……
○副大臣(加藤紀文君) 谷川委員御指摘のとおり、これは昭和六十三年に設立されまして、事業として二つございます。 お話ありました恩給欠格者、また戦後強制抑留者、そして引揚者の関係者に対して慰藉の念を示すということで、内閣総理大臣名の書状等の贈呈事業、そして関係者の御労苦を後世に伝えるための平和祈念展示等の労苦継承事業、この二つをやってきておるわけでありますが、書状等贈呈事業については、対象者が高齢ということで、なるべく早くやらにゃいかぬということで重点的にやってまいりまして、かなりの成果が上がりました。そして、もう一つの事業であります平和祈念展示館を平成十二年に開設いたしまして、関係者の御労苦……
○副大臣(加藤紀文君) ただいま先生御指摘のいわゆる迷惑メール法、先生も大変中心人物として御活躍いただき、この委員会の委員長提案ということで成立したわけでありますが、この法は、お話しのように七月一日より施行されました。 この法律を見ますと、電気通信事業者が迷惑メール対策に関する情報提供を行うよう努めるべきこと、及び迷惑メール対策に資する技術の開発又は導入に努めるべきことが定められておるところは御承知のとおりでありますが、これらの規定に基づきまして、携帯電話事業者及びプロバイダーにおいて迷惑メール対策の開発、導入に努めることとともに、顧客に対しその周知に努めていることと承知しております。 具……
○副大臣(加藤紀文君) NHKの貸借対照表等につきましては、放送法の規定によりまして、一定の手続を経て国会へ提出するということ、委員、よく御承知のとおりでございますが、総務省といたしましても、できる限り速やかに国会への提出、方向に努める所存でありますが、なるべく直近の決算について御審議いただきたいと思っておりますが、審議自体につきましては委員会においてお決めいただく性格のものだと考えております。
○副大臣(加藤紀文君) 今のお尋ねのFCCのタスクフォースが委員会議に提言した主な項目というのが四つばかりございます。
簡単にということでありますから、取りあえず項目だけを報告させていただきますと、一番目がFCCの規則の柔軟化、これ規制緩和の一環であります。そして、二つ目が非常に弱い電力の無線局の柔軟な運用ということでありまして、三つ目が時間分割による電波共用の促進と、そして四つ目が用途を制限しない共同利用の拡大ということであります。
【次の発言】 松井委員御存じのように、我が国の電波政策は情報通信審議会及び電波有効利用政策研究会において今現在検討中でありますが、正に我が国の電波政策の中期ビ……
○副大臣(加藤紀文君) お答えいたします。 インターネットやインターネットビジネスの普及促進に取り組んでおります総務省といたしましては、この電子商取引の促進というのは重要な政策課題だと思っております。 したがいまして、電子商取引の促進という観点からいたしますと、その取引にかかわる規制というのはそれぞれの各分野において果たしてその必要性があるのか、十分勘案して慎重に検討すべきだと思っております。
○副大臣(加藤紀文君) おはようございます。 国地方係争処理委員会委員の塩野宏、上谷清、大城光代、五代利矢子の四君は三月三十一日任期満了となり、また藤田宙靖君は昨年九月三十日に辞職しておりますので、塩野宏君の後任として青山正明君を、上谷清君の後任として磯部力君を、大城光代君の後任として小田原満知子君を、五代利矢子君の後任として角紀代恵君を、藤田宙靖君の後任として草刈隆郎君を任命いたしたいので、地方自治法第二百五十条の九第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(加藤紀文君) 山下委員御指摘のとおり、利用貢献手当制度というのは、職員が発揮した能率を考慮するとの給与特例法に定める給与の根本原則に則して支給しておりまして、職員の意識の向上とか事業の健全経営に貢献しているということでありますが、これから公社化に当たりまして、この手当の見直しについてのお尋ねでありますが、今まででありますと、例えば郵貯に関して言いますと、貯蓄商品等の募集実績に応じて支給する職員の獲得能力を評価するという制度でありましたが、これからは貯蓄相談等にかかわる専門知識の活用状況とかお客様対応能力、また迅速かつ確実な事務処理能力といった項目を総合的に評価することによりまして、郵……
○副大臣(加藤紀文君) 先生御指摘のように、郵便とか貯金とか、また簡易保険といった生活基礎サービスを全国あまねく提供するという郵政事業の本質、意義というのは変わらないわけであります。 現在、過疎地も含めまして全国で三千二百十五の市町村に郵便局が設置されておりますが、公社化になりましても、この日本郵政公社法、法令によりまして、郵便局ネットワークの水準を維持するということがうたわれておりまして、市町村に一局以上設置することが義務付けられております。 また、公社の中期経営目標におきましても、経営の基本的方向として、ユニバーサルサービスの確保のために、発足時の郵便局の水準を維持すると明記されており……
○副大臣(加藤紀文君) 先生の御指摘、もっともであります。 今、国民保護法制についてのお尋ねでありましたが、先生も御指摘されましたけれども、放送事業者が、例えば武力攻撃事態において国民の生命とか身体の安全の確保に関する政府等の緊急情報を正確かつ迅速に伝えるということは極めて重要なことでありますし、その観点からも、先般政府が示しました国民保護法制の輪郭におきまして、指定公共機関や地方指定公共機関となる放送事業者は、内閣総理大臣や都道府県知事の発する警報の内容及び緊急の指示の内容の放送を責務として行うと規定されておりますが、具体的なこの内容につきましては今内閣官房を中心に検討が行われているところ……
○副大臣(加藤紀文君) 今、委員お尋ねの規制の見直しでありますが、まず最初に、この光ファイバーを用いた高速インターネットサービスにつきまして、電気系、電力系事業者はまだ首都圏や近畿圏を中心としたエリアにおいてサービスを行っておりますが、今シェアの話もありましたが、現実のシェアにおきましてはNTT東西が約六六%、電力系事業者がまだ約一三%でありますので、現段階におきまして、まだまだ互角に競争しているとは言い難いのではないのかなということでありますし、現行制度におきまして、委員御承知のように、他事業者がサービスを提供するために当該設備を利用することが不可欠かどうかという観点から、光ファイバーもその……
○副大臣(加藤紀文君) 今回の電波利用料の見直しというのが、今、委員御指摘のアナログ周波数変更対策に伴いまして放送事業者が受ける受益に着目いたしまして、放送事業者の電波利用額を見直すことによって、電波利用共益費用負担における無線免許人間の公平さを確保しようということが目的でありまして、具体的に申し上げますと、アナログ周波数変更対策によりましてデジタル放送に完全に移行した後、新たな空き周波数が生じます。それによりまして、周波数の逼迫が緩和されるということで、無線局全体の受益が生じてくるとともに、デジタル放送が開始されても、アナログ波が停波するまではいわゆるサイマル放送ということでアナログ放送も円……
○副大臣(加藤紀文君) 正に松井委員御指摘のように、インターネットが手軽に利用できるような環境になりまして、多くの利用者の方がその利便性を享受している反面、御指摘のようないわゆる自殺サイトですか、社会的に問題になっているような情報にも容易にアクセスできるというようなことが現状であります。 総務省といたしましては、利用者が安心してインターネットを利用できるような環境を作ることが大変重要であると思いますが、そこにおきましても、やはり憲法で保障されている表現の自由との関係がございますので、いたずらに表現行為を損なうような方法というのはいかがなものかと、慎重に検討していかなきゃいけないと考えておりま……
○加藤紀文君 自由民主党の加藤紀文でございます。 今日は、初宿先生、大変お忙しい中、また貴重な御意見の御陳述をいただきましてありがとうございました。 基本的人権の総論ということで、大変限られた時間の中でまとめていただいたわけでありますが、歴史から始まって、概念から、基本権から、いろいろお話しされるのは大変だったと思うわけでありますが、私はちょっとお伺いしたいなと思ったのが、実は最後の新しい人権についてでありますが、ちょうど時間的に余裕がなかったようでありますので、まず言い足りなかった点がおありになりますれば、この新しい人権についてちょっとお話しいただければ有り難いなと思うわけであります。
○副大臣(加藤紀文君) 総務副大臣の加藤でございます。それでは、座ったまま説明させていただきます。 本日は、情報化の進展と東アジアのITというテーマの下、東アジアにおけるITインフラの整備状況、我が国のITに関する国際貢献策及びアジア・ブロードバンド計画の策定等について御説明させていただきます。 まず最初に、我が国の現状であります。 情報通信技術、すなわちITの発展は今日の社会経済活動に情報化という大きな変化をもたらしております。ITのもたらす便益を最大限活用し、またすべての人々がその便益を享受できるような社会、情報社会を実現するため各国が互いに努力をしているところであります。 御承知……
○副大臣(加藤紀文君) 総務省では、国民だれもが自立した日常生活及び社会生活を営むことができる環境の整備に向けて様々な施策を推進しておりますが、障害者施策にかかわる総務省の主な取組について御説明いたします。 まず、情報通信分野における取組について御説明いたします。 IT利用のすそ野が急速に広がりを見せていく中で、高齢者、障害者を含め、だれもが容易に利用できる機器、システムを普及、開発させることがますます重要となっております。このため、総務省としては、だれもがITを容易に利用できるよう、情報バリアフリー環境の実現に向けて、関連施策を積極的に推進しているところであります。 主な施策を紹介させ……
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