このページでは島袋宗康参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○島袋宗康君 私は、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表して、ただいま議題となりました人権擁護法案に対して質問をいたします。 今年は、戦後五十七年、沖縄の復帰三十年の節目の年であります。沖縄は、二十七か年間の米軍政下で、数多くの人権侵害事件を体験いたしました。今でも、沖縄は、在日米軍専用施設の七五%を抱えて、米軍による事件、事故及び人権侵害に悩まされております。 私は、人権問題に高い関心を持っております。 さて、本法案の趣旨説明において、森山法務大臣は、人権の世紀と言われる二十一世紀において、人権擁護制度を抜本的に改革するため本法律案を提出した旨の表明がなされました。 二十一世紀……
○島袋宗康君 ただいま議題になりました構造改革特別区域法案について、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表して、小泉総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今回、政府から提案されました特区法案は、立法の理念や考え方において従来のそれとは全く概念を異にする法案であり、また内容的にも二十一世紀の日本の形を模索する大胆な実験を行おうとするものでありますので、本院においては様々な角度から慎重な審議が必要であるということを最初に申し上げておきたいと思います。 小泉総理は、今期臨時会の所信表明において、「日本経済を活性化させる大きな柱として、構造改革特区を実現します。規制は全国一律という発想を、地……
○島袋宗康君 ただいま議題になりました食品安全基本法案につきまして、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表して、関係大臣に質問をいたします。 今回、政府から提案されました基本法案は、一昨年のBSE問題や食品の偽装表示問題等に由来する食の安全に対する国民の不信感を払拭し、国民の健康の保護を確保しようとするもので、その方向性については一定の評価をするものであります。 しかし、この法案によって本当に食の安全は確保されるのか、設置される食品安全委員会は国民の健康を守るのにふさわしいものなのか、疑問な点も少なからずあるということを冒頭申し上げて質問に移ります。 まず、本法案は、基本原則として、……
○島袋宗康君 私は、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表いたしまして、ただいま議題となりました本法案について反対の討論を行うものであります。 以下、反対理由を大きく四つの観点から述べたいと思います。 第一に、本法案の必要性が判断できる状況になっていないということであります。 予定利率の引下げは、仮に実施するとしても、最後の最後の手段となるべきであります。資産の運用環境が現段階で良くないことは事実であります。また、政権交代でも起きない限り、今後もこうした状況が続く蓋然性は極めて高いと思われます。 しかしながら、予定利率の引下げという非常手段に打って出る前に、保険会社がやるべきことは……
○島袋宗康君 本日の最後の質問者となりましたけれども、無所属の島袋宗康でございます。
まず、官房長官にお伺いしたいんですけれども、去る九月十一日の米国における同時多発テロは戦争行為なのか、また犯罪行為なのか、どちらかを認識しておりますか。
【次の発言】 そうすると、今述ぶのは、犯罪であるけれども犯罪ととらえていないと。これはどういうことになりますか。
【次の発言】 米軍のアフガニスタン攻撃は戦争行為なのでしょうか、それともオサマ・ビンラディン氏などを逮捕するための犯罪捜査活動であるのか、その辺についてお伺いします。
【次の発言】 アフガニスタンでは米軍の爆撃で多数の無辜の民が犠牲になっている……
○島袋宗康君 にぎやかに論争が続いておりますけれども、無所属の島袋宗康でございます。
尾身大臣にお尋ねいたします。
先日の当委員会で、国内のテロ対策にも万全を期すことが重要であるというふうに述べられております。そこで原子力施設について少し言及されておりますけれども、いわゆる科学技術政策担当大臣としてのお立場から、ほかにどのような点に留意されていかれるお考えなのか、承りたいと思います。
【次の発言】 世界最高水準の科学技術創造立国の実現を目指して、科学技術基本計画の着実な実施を行うというふうなことが言われておりますけれども、いわゆる第二期科学技術基本計画の重点課題はどういうことなのか、御説明……
○島袋宗康君 無所属の島袋宗康でございます。 きょうは、アメリカにおける同時多発テロによって沖縄の観光産業が危機に瀕しているというふうな状況で、その問題をいかに活性化させるかということで質問をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 それで、沖縄県の調べによりますと、米国同時多発テロ以降の沖縄旅行のキャンセルは、十一月一日現在で、修学旅行が六百九十七校、十五万七千九百九十六人、一般団体、観光客が四万七千三百八十六人に上っていると。修学旅行の取りやめは昨年度実績の五割を超したと言われております。 昨十一月五日の朝日新聞は、「沖縄とテロ 基地の島の厳しい現実」というふうな社説……
○島袋宗康君 無所属の島袋宗康でございます。
小泉内閣の言われる聖域なき構造改革の最大の眼目は何の改革にあるとお考えでしょうか。石原、竹中両大臣にそれぞれお答え願いたいと思います。
【次の発言】 小泉総理のその構造改革の主要な柱である特殊法人改革に対して、最近、新聞紙上などで石原大臣の弱腰であるとのいろいろ報道がなされていますけれども、その理由はどういうことから書かれるようになったんでしょうか。
【次の発言】 今の発言で大変心強く思っていますので、頑張ってください。
それで、大臣は先般、当委員会において特殊法人等整理合理化計画を年内に策定するとの方針を示されました。その作業の進捗状況、どの……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
米軍基地返還跡地の環境汚染問題について若干お尋ねいたします。
本年一月末に沖縄県北谷町で発生した環境汚染事案について、概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう一点、一九九六年三月に米軍恩納通信所跡地で発生した環境汚染事案の概要についても、同じように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 このように、沖縄県に所在する米軍基地では、現在使用中の基地での環境汚染問題の多発に加え、既に返還された基地跡地における環境汚染問題の発生が顕著であります。
日米地位協定第四条で、米軍施設の返還に際し、米軍は原状回復義務を負わないことになって……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 多くの方々が似たような質問をされましたけれども、どうぞ質問にお答え願いたいというふうに思っております。 まず、沖縄県は今年、復帰三十周年を迎えます。この間、十年単位の三次にわたる沖縄振興開発計画が策定されました。そして、いずれの計画でも本土との格差是正及び自立的発展の基礎条件整備がうたわれております。しかし、沖縄県では、相変わらず一人当たり県民所得は全国平均の七〇%程度、失業率は全国の二倍以上という状況を低迷しております。 沖縄振興開発計画で掲げられました目標は、いずれも達成できておりません。それは一体どこに原因があるのか、担当大臣に……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康であります。
まず、先ほどもお話がありましたけれども、尾身大臣、今、沖縄に世界水準の大学院大学をお作りになるということで非常に献身的な御努力をされておられることに対して敬意を表します。
そこで、世界の各地においていろいろ研究、視察などをされておりますけれども、昨日、一昨日とシンガポールを訪問されて、沖縄における大学院大学の設置の問題について、シンガポールにおける視察後の御感想を率直にお聞かせ願いたいというふうに思います。
【次の発言】 御説明、ありがとうございました。
外務大臣にお伺いいたします。
今回の沖縄振興特別措置法案には、駐留軍用地跡地の利……
○島袋宗康君 御三名の方々、大変御苦労さんです。貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 尚先生の日程が次にあるようでありますから、尚先生の方からまず先にやって、私の方で済んだらお帰りになってよろしいですから、あらかじめ申し上げておきたいと思います。 これまでの沖振法では、本土との格差是正というのは非常に掲げられてきたわけであります。本土各県に比べて、沖縄県は県民所得や失業率増が非常にワーストワンというふうなことが言われていて、しかし、その反面、長寿という点では長寿国日本の中でベストワンというふうに言われておるわけであります。 ところで、十年ほど前に尚先生が「世界」にお書きになっ……
○島袋宗康君 特別自由貿易地域についてお伺いいたします。 中城湾港新港地区では、工業用地、都市機能用地を一体的に整備して流通生産機能を兼ね備えた流通加工型港湾として開発事業が進められております。現在、その一部、百二十二ヘクタールが特別自由貿易地域中城湾港新港地区として指定され、製造業等に対し三五%の法人税の所得控除といった措置等が講じられております。この地域に多くの企業が進出し、加工貿易型産業拠点として形成されることは、魅力的な投資環境でなければならないと思われます。 そして、現在、同地域内には分譲地と賃貸工場六棟があり、賃貸工場についてはすべて入居済みでありますけれども、分譲地については……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 両大臣、もう最後の私、質問者になりましたけれども、大変お疲れのところ、質問が重複するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。 去る三月二十九日の当委員会における沖縄振興特別措置法の可決の際の附帯決議の一項で、沖縄における不発弾処理や旧軍飛行場などの戦後処理等の諸問題に引き続き取り組むという方針が沖縄振興計画の振興の基本方向の中に取り入れられたことは、誠に結構なことと考えております。 そこで、尾身大臣にお伺いいたしますけれども、不発弾処理の問題については既に取り組まれておりまして、不発弾が出てくるたびごとに住民を避難をさせて処……
○島袋宗康君 国連、国会改革連絡会の島袋宗康です。
まず官房長官にお尋ねしたいんですけれども、小泉改革の骨太の方針は、市場の活用と競争を通じて効率性の低い部門から効率性の高い成長部門へ人と資本を移動することで経済成長を果たすというものである。それは、規制を撤廃して、市場経済の原理を働かして自由な競争にさらせば日本経済は再び輝きを取り戻すという考え方であります。しかし、これは弱者に厳しい社会を目指すという側面を持つものと言えるが、政府は日本の将来のビジョンをどのように描いているのか、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 政府の進めている聖域なき構造改革そのものが弱い立場にある人たちがますます困って……
○島袋宗康君 最近の新聞報道によりますと、よく警察官が関係する不祥事の記事が目に付いております。往時の日本の警察官は、法と正義の具現者として国民の信頼と尊敬の対象であったと思うわけであります。近年、その評価は余り芳しいものではないように思います。それは一体なぜなのか。最初からレベルの低い人を採用しているのか、あるいは教育制度に問題があるのか、勤務条件や待遇に問題があるのか、不祥事多発の原因がどこにあるとお考えになりますか。国家公安委員長として御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 この不祥事について、今後どういうふうな根絶を図っていくのかというふうなことについて、説明もありましたけれども、……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。 まず、石原行政改革・規制改革担当大臣に質問したいと思います。 行政改革は何を目指して行われるのか、行政改革によって何を実現しようとしているのかという点を伺いたいと思います。 大臣は、所信の中で公務員制度改革について、政府としては、真に国民本位の行政の実現を図ることを基本理念として掲げ、国民の立場から公務員制度を抜本的に改革することにより、行政の在り方自体を改革することを目指しておりますというふうに述べておられます。 行政改革、公務員制度改革は、単に財政改革の視点から小さな政府の実現を目指せばよいというものではなく、国民本位とか国民の立場とか……
○島袋宗康君 私の第一番目は、吉川委員からも今質疑がありましたけれども、重複するかもしれませんが、官房長官にお尋ねいたします。御答弁は同様になるかもしれませんが、よろしくお願いします。
本法案は船員法等五省庁所管の八法律を一括改正しようとするものでありますけれども、このような法律改正の手法は、法律の改正技術としては是認できても、関係法律の所管委員会においてきめ細かな審査をする機会を損なうのではないかと、そういう意味において好ましい手法ではないのではないかというふうに私も思いますけれども、再度大臣の御見解をお願いします。
【次の発言】 アジア太平洋地域の障害者の完全参加と平等に関する宣言、第四……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋です。 お三名の方々、大変貴重な御意見を賜って、有り難く感謝申し上げます。 そこで、まず高木参考人にお伺いいたします。 今御説明のように、四橋、架橋を始め多くの公団が建設した道路についてほとんどもう赤字財政と、大変な危険的な状況にあるというふうなことで非常にびっくりしているんですけれども、先生は、その四公団の採算性の悪化はなぜ起きたのか、そしてどのようにすれば改善できるのか、そして改善の方策は、民営化することによって、選択肢はもう民営化以外にないのかというふうなことで先生の見解を承りたいと思います。
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 まず、福田官房長官の一連の核兵器に関する発言は、我が沖縄からも大きな驚きと怒りの声が上がっております。 御承知のとおり、沖縄は、祖国復帰運動の時点から、即時無条件全面返還、すなわち核も基地もない平和な沖縄を目指して頑張ってきました。そのような県民要求によって、当時の佐藤総理は核抜き本土並みを約束して、沖縄の返還が実現したのであります。 さて、国会においては、昭和四十六年十一月二十四日に衆議院で非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する決議案が全会一致で決議されておりますが、この約束と裏腹に、嘉手納飛行場に隣接する知花弾薬庫には今でも核兵……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 何点か質問をさせていただきます。 まず、去る七月十四日に、朝日新聞の「経済漂流」というインタビュー記事で、スタンフォード大学教授の青木昌彦氏は次のような意見を述べておられます。「九〇年代初め、日本は大いなる制度変化の時代に入った。」という認識を示された後、変化の兆しの具体的な事例として大学改革を挙げておられます。国立大学の独立行政法人化、教員、職員の非公務員化という明治以来の改革が決まったが、内閣直属の総合科学技術会議のリーダーシップによって、文部科学省や大学という当事者を超えた政策決定がなされた。いわゆる抵抗勢力が比較的弱い分野の事例……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。
まず、発議者の皆さん方が、各党そして会派がこの議員立法にこぎ着けていただいたその努力に対して、大変敬意を表しておきたいというふうに思います。
それで、お尋ねしたいことは、この戦時性的強制被害者問題というのはどういう問題であるのかというふうなことで、どういう認識に立って提案されているのかということをまず最初に御質問したいと思います。
【次の発言】 今の説明によって、日本国憲法のいわゆる根本的理念を侵す根源的人権問題としておられますね。そういったふうな観点に立てば、当然行政がやらなければ国会の我々が提案をしてやるべきだというふうなことでございますか……
○島袋宗康君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、島袋宗康が選任されました。
【次の発言】 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。
皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと……
○委員長(島袋宗康君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査のため、本日の委員会に大阪大学大学院工学研究科助教授吉村英祐君、日本銀行システム情報局参事役原徹君及び日本銀行考査局考査課企画役富永新君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国会等の移転に関する調査を議題とし、災害対応力の構築と首都機能移転問題に関する件について参考人から御意見を承ることにいたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます……
○委員長(島袋宗康君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
まず最初に、福田内閣官房長官にお伺いいたします。
今国会の冒頭のいわゆる小泉総理の所信表明演説の中に、沖縄の諸問題解決について一言半句も触れなかった点について、沖縄では非常に、相当の不満の声が上がっております。その点について福田内閣官房長官はどういう御感想をお持ちでしょうか。お伺いいたします。
【次の発言】 官房長官おっしゃるように、沖縄問題というのは、復帰して三十年たっておりますけれども、いまだに政府が今日まで取り組んでいただいた格差是正については、御承知のように失業率もまだ九・四%、それから国民所得も全国平均の七〇%と、こういうもの……
○島袋宗康君 このたびの内閣改造で、構造改革特区担当として御就任おめでとうございます。
そこで、改革特区をめぐっては、八月末までに地方自治体などから四百二十六件という提案がなされていると。もうこれは大変な数でありますけれども、そこで鴻池大臣に対してお尋ねいたします。
構造改革特区について、国民に具体的な成果が見えるよう、大胆に取り組んでいくと述べておられますけれども、具体的にはどのように取り組んでいかれるお考えなのか、お聞かせください。
【次の発言】 日本の経済活性化のために、是非頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
沖縄では、今年九月に完全失業率が九・四%に達する最……
○島袋宗康君 平成十三年十二月の末現在で、警備業者数は九千四百五十二業者とのことであります。警備業者の状況を規模別に見ますと、営業所数では一か所というものが全体の八〇・八%、七千六百一業者、五か所以下が九七・七%、九千二百三十業者を占めております。警備員数では、五十人未満が全体の八〇・五%、七千六百十一業者であり、ちなみに十人未満が四一・六%、三千九百二十業者。逆に、百人以上が八・一%、七百七十業者にすぎません。 このように、警備業者全体の中では小規模な警備業者の占める割合が大きいわけでありますけれども、今日の複雑多岐にわたる高度に発達した社会において、要員の教育や研修とか、業務の適正な運営……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 平成十三年八月に出されましたセキュリティシステム研究会の報告書「高度情報通信ネットワーク社会における古物営業のあり方等について」の中で、三つの問題点が指摘されております。一つは、無許可営業の検挙事例が顕在化していること、二つ目に、現行古物営業法に基づく諸規制が適合していないこと、三つ目に、ネットオークションに盗品等の出品による検挙事例が相次いでいることの三つであります。 そこで、幾つかの点についてお尋ねいたします。 まず、無許可営業と盗品販売の相関関係はどのようになっているのか、その現状についてお伺いいたします。
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
小泉総理の所信表明における「日本経済を活性化させる大きな柱として、構造改革特区を実現します。」との方針の下、今回の構造改革特別区域法案が提案されているわけでありますが、私は先日の当院本会議における代表質問でお尋ねいたしましたが、構造改革特区を設けることが日本経済の活性化にどのようにつながっていくのか、また特区による日本経済再生への道筋をどのように描こうとしているのかという点が必ずしも明瞭ではありません。そんな点について改めて大臣の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 特区を設定する政策目標をその効果の全国波及のための実験的な意味を持……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。
一九九四年二月に閣議決定されました「今後における行政改革の推進方策について」の中で、規制改革に関しては、経済的規制は原則自由、社会的規制は必要最小限という原則が打ち出されて以来、今日まで経済的分野の規制を中心に一定の成果は上がっているとのことですけれども、どのような成果が上がっているのか、規制緩和の効果について概要を説明してください。
【次の発言】 今説明のとおり、大変な規制緩和したというふうなことでありますけれども、十年前と世の中が違ったというふうな意味では、どういうところが違ってきたのかということを具体的に何か説明できるものありますか。
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。 御三名の先生方、大変貴重な時間を割いていただきまして、ありがとうございます。 まずは、八代参考人にお尋ねいたします。 参考人は国際医療特区という考え方について述べておられます。つまり、世界から一流の医師や医療関係の研究者を招聘し、滞在ビザや国内の医師免許等に煩わされることなく、先端的な医療技術の成果を競ってもらう。また、企業の資金を活用することで、病院と研究機関の一体的な運用で効率的な臨床研究を実施できる。また、効率的な病院経営を実現するために、病院の理事長要件、医師以外の者による病院経営の禁止や、公的医療保険と自由診療との併用禁止、医師、看……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。
まず、大臣にお伺いいたします。
小さく産んで大きく育てるという言葉がございます。私は、今回の構造改革特別区域法案は、名前は非常に堂々としておりますけれども、体質はどうもひ弱な構造ではないかというような感じをしております。そこで、国の援助なしでうまく立ち上がっていくのか、歩いていけるのかというふうなことがいささか危惧をしておりますけれども、これに対する大臣の御自信のほどをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 試しにやってみたいというような方向性は分かりますけれども、やっぱり地方の財源というのは非常に厳しい状況でありますから、これから質問いた……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。今日、お二人の先生方、大変お忙しい中を御意見賜りまして、ありがとうございます。 まず、横田参考人にお伺いいたします。 当内閣委員会調査室が、一九九八年東信堂刊の大沼・下村・和田編「「慰安婦」問題とアジア女性基金」より引用して作成した「「慰安婦」問題と国連の人権保障」という題の論稿の中で次のように横田先生、述べられております。 御自身も参画された経験を持っておられる国連の人権関係機関での審議状況を踏まえて、 「アジア女性基金をとおして「償い金」と首相の反省とお詫びの手紙を被害者ひとりひとりにお届けするという活動は、法的責任の問題に対する……
○島袋宗康君 久しぶりに本委員会に配置されまして、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。
沖縄県における火力発電の依存度は、他の都道府県に比べはるかに大きなものであります。そこで、石炭等の安定供給が重要な課題でありますが、その安定供給体制は万全なのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 さきの米国における九・一一テロ発生後の沖縄の米軍基地への本土警察機動隊の派遣による過剰警備や文部科学省の無定見な通達等によって沖縄の観光業が致命的な打撃を被ったことは耳に新しいことであります。
しかるに、今回は、またもや、米国のイラク攻撃により過密な米軍基地を抱える沖縄が危険視されるとい……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。時間がないので、単刀直入に申し上げたいと思います。 去る七月十一日付けの沖縄タイムスの報ずるところによりますと、沖縄県具志川市の米軍施設キャンプ・コートニーの沿岸海域で、一九九九年まで三十五年間にわたって屋外で米軍によるクレー射撃が行われた結果、約四十九トンの鉛が蓄積され鉛汚染問題が発生しているが、沖縄県が米軍に対して環境調査の実施を要請したところ、拒否されたということであります。 そこで、この問題に関して幾つかの点について質問いたしたいと思います。 まず、防衛施設庁にお伺いいたします。 一番目に、この報道は事実なのかどうか。二番目に……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。 質問に先立ち、私は今回の米軍によるイラク攻撃には断固反対であり、強く抗議したいと思います。また、我が国外交の基本である平和主義や国連中心主義を放棄し、無原則に米国のブッシュ政権のやり方を裏で支持しながら国民への説明責任を果たそうとしてこなかった小泉総理に対して強く抗議し、戦争反対の圧倒的な国民の声に背いた小泉内閣のアメリカ支持の行動は、国際社会からも国民からも厳しい審判を受けるであろうということをこの際申し上げておきたいと思います。 地元沖縄におきましては、最新の世論調査では、イラク攻撃に反対が九〇%を超え、賛成はわずか八%にすぎません。国連査……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。
最初に、独立行政法人移行後の決算等の表示についてお尋ねしたいと思います。
今国会の冒頭に提出されました平成十三年度決算検査報告には、昨年三月末に独立法人化されて初めて決算期を迎えた国立特殊教育総合研究所など二十六の独立法人について会計検査院法第三十四条によって処置要求がなされたことが記載されております。この点について、会計検査院より簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 会計検査院の指摘は個々の法人に対してなされたものでありますが、これほど多くの法人が指摘を受けたということは、独立法人への移行に当たっての会計処理について、政府全体の……
○島袋宗康君 御苦労さんです。国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 食品の安全の問題は国民生活の基礎的部分であり、衣食住の一環として極めて身近な、しかも重要な問題であります。有事法制論議のような、どこかの外部勢力が万が一攻撃してきたときにはどうするかというような仮定の話ではなく、正しく我々の毎日の生活にかかわる日常茶飯事の問題であります。したがって、極めて大事な問題であることは間違いありません。そのような認識に立つならば、今ごろやっとこのような重要法案が出てきたということは余りにも遅きに失すると言わなければならないと思います。 谷垣大臣はこのような点についてどのような御認識を持っていらっ……
○島袋宗康君 私、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。本日は、四名の方々、本当に御苦労さまで、貴重な御意見を賜り本当にありがとうございます。 最初に、山内先生にお伺いいたします。 食品における危害要素は、細菌、ウイルス、寄生虫などの微生物や食品添加物、アレルギー物質など様々な要素があるとのことであります。そして、その中にはSARSのように突然出現するウイルスによるエマージング、新興感染症があり、BSEはその代表のことでありますが、一方では、ウイルスによる胃腸炎のように、欧米で大発生を起こし日本でもじわじわと増加する傾向にある感染症もあるとのことであります。 突然出現するものに対する対策……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 最初に、谷垣大臣にお伺いいたします。まず、リスクコミュニケーションの対象機関の明確化についてお伺いいたします。 法案第十三条でいわゆるリスクコミュニケーションについて定めております。リスクコミュニケーションは食品の安全を確保する上では非常に大切ですが、情報は適切な機関に適時に伝えられないと、せっかくの情報提供が無駄になったり、あるいは情報を受ける機関が不要な情報の集中でパンクしてしまうおそれもあります。 こうしたことを考えますと、新しくできる食品安全委員会に国民が何でもかんでも情報を寄せるようになってしまうと、例えばちょっとした地元の……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 特殊法人改革をすることは基本的には賛成するものであります。各法人が果たしている役割をつぶさに検証し、またその実情を踏まえた改革が必要であるということを最初に申し上げておきたいというふうに思います。 本法律案は、平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画に基づいて、自動車安全運転センターを民間法人化するために国会に提出された法律案であります。 ところで、特殊法人等の廃止又は民営化に関する各府省の報告、平成十三年九月四日の中で、自動車安全運転センターの民営化の可否について、交通事故歴、交通違反歴など国が保有する個人情報を取り……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。
まず、この資料によれば、住宅等侵入犯は過去十年間に著しく増加しているようであると。特に平成五年辺りから急上昇しているようでありますが、その主要な要因はどのようなところにあると分析していらっしゃるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 外国人の犯罪が非常に増加しているという点については非常に各委員とも心配していると思いますけれども、やっぱりこの住宅等の侵入犯の内外国人別の構成比は現在どのようになっているか、お伺いいたします。
【次の発言】 本法案附則において、出入国管理及び難民認定法の一部を改正して、本邦に在留している間に特殊開錠用具の所持の禁止違……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 私、鴻池大臣に、沖縄の琉球新報のコメント、インタビューを受けた記事を読んで、非常に感激を新たにしているところであります。それによりますと、平成以降、経済的にも文化的にも閉塞感が生じ、国民の間に分厚い不満、不安がある。全般的に、日本のすべてのシステムが今の時代に合わなくなってきている。一番、構造改革すべき点は中央が大きくなり過ぎたことだ。官の世界が肥大化し過ぎた。江戸時代は長崎の出島から蘭学や医学が発達してきた。織田信長も楽市楽座という自由市場地域を作ったというふうなコメントをされておりまして、本当に同感でございます。 今年は沖縄が、ペリ……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
本法案における児童の定義は十八歳未満となっております。民法上の婚姻適齢は女子においては十六歳であります。また、近年は、各種調査に見る青少年の性意識の変化、身体的早熟化等の現象があること等を勘案すると、十八歳を児童と非児童の境界線ととらえることには問題があるのではないかという、一抹の疑問を生ずるものでありますが、この点についてはどのように考えておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 性の問題に関しては、我々高年齢者と年少者との間には、その認識に関して世代間格差が存在するのかとも感じられますけれども、この点に関しては、大臣はどのようにお……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。
法案は、第一条の目的規定の中で、「児童買春その他の犯罪から児童を保護し、もって児童の健全な育成に資すること」を高らかに宣言しています。これは、法案を所管する国家公安委員会や警察庁だけの意思表明ではなく政府全体の意思であると解釈することが当然のことと考えますけれども、これでよいのかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、政府は、二〇〇〇年五月二十五日、第五十四回国連総会で採択された児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書に二〇〇二年五月十日、署名しておりますけれども、まだ批准……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
まず、外務省にお伺いいたします。
米国国防省が沖縄の海兵隊部隊のフィリピンへの配置を模索していると、今月九日のワシントン・ポスト紙が報じているとの報道が翌十日の沖縄タイムスに掲載されていることについて御存じでしょうか。そして、その報道内容を、報道内容の、どのような、事実の有無については政府として確認しておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 そうしたら、報道されているフィリピンへの配置というものは全く今、日米両首脳においては考えていないというふうなことが、確認していいですか。
○島袋宗康君 国会連絡会議の島袋宗康でございます。まず、提案者の皆さん方にちょっと質問をいたします。
少子化対策ではなく少子化社会対策基本法案とした理由は何か。また、単に対策法案ではなく対策基本法案とした理由も御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、第百五十一回国会に提出をされながら今日まで審議が遅れた理由についてはどのようにお考えなのか、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 我が国において急速な少子化が進行するとの見通しが初めて示されたのはいつごろですか、承りたいと思います。
【次の発言】 本法案の前文において、少子化は社会における様々なシステムや人々の価値観と深く……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。今日は四名の参考人の方々、大変貴重な御意見を拝聴し、大変感謝申し上げます。 それぞれお一人ずつに質問したいと思います。 まず、八木参考人の方にお願いします。 近年、我が国では晩婚化が非常に進んでいるということが言われております。そこで、ちなみに平均初婚の年代は、平成十三年には夫が二十九歳で妻が二十七・二歳ということであります。また、我が国の出生率が、人口千人当たりの出生数が年々低下をしておりまして、平成十三年には九・三人になったということであります。 このような晩婚化と出生率の低下という社会現象の要因ですね、主要な要因はどういう点にあ……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康と申します。よろしくお願いします。
まず、提案者の方にお伺いいたします。
本法案は、いわゆる少子化対策議員連盟の皆さん方が一九九九年と二〇〇一年ですか、それぞれ提案をされまして、国会で上程されたわけでありますけれども、いずれも廃案あるいは継続審議になった経緯がありますけれども、今回また議員立法として改めて提案された理由などについて御説明いただければ有り難いと思います。
【次の発言】 この法案の議員立法によって他の省庁にも大きな影響を与えて、これからの少子化対策をどうして図っていくかというような点について進展を見たことは、この法案が成立して後に確実に皆さ……
○島袋宗康君 私は、国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
まず、沖縄の経済問題と金融機関の役割についてお尋ねいたしたいと思います。
日本経済が後退局面である中で、新しい沖縄振興を軌道に乗せるためには財政面からの一層のてこ入れが重要であることはもちろんでありますが、金融面の対策も決して無視できません。
そこで、沖振公庫の役割と平成十四年度補正予算の関連について、細田担当大臣の所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 私、沖縄金融公庫の問題について若干疑問を持っておりました。というのは、沖縄のモノレール事業がもう三十数年続いてきている中で、なかなか沖縄金融公庫の方々がモノレールについて……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。 最初に、小泉総理の世論に対する認識についてお尋ねいたします。 小泉総理は、今回の米国ブッシュ政権によるイラク攻撃を支持するに当たって、国連安保理、国際世論、国民世論をあえて顧みることなく、重大な決断をされました。そして、日露戦争後のポーツマス条約締結、日米安保条約締結、消費税導入の際の国民世論等、時の政府の決断を引き合いに出されて、御自分の決定を自画自賛されておりますように私は認識をしております。(「自画自賛」と呼ぶ者あり)自画自賛。 小泉総理にとって、世論とはどのようなものだというふうに認識をされておりますか。
○島袋宗康君 ただいまから国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの齋藤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に若林正俊君を指名いたします。(拍手)
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。 私は、十分しかありませんけれども、沖縄の基地問題について総理の見解をお聞きしたいと思います。 まず、この今回の法律でありますけれども、アメリカ、イギリスは国連における主要なメンバーであるフランス、ロシア、中国、ドイツ等の意見を退けて今般のイラク戦争を始めました。イラクが大量破壊兵器を保持し、それがテロリストに拡散するおそれのあることを最大の理由とすること、するこのイラク戦争の正当性は今大きく揺らいでおります。なぜなら、いまだその大量破壊兵器は見付かっていないからであります。 しかし、小泉総理は、この米英のイラク攻撃をいち早く支持されました……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。
まず、外務大臣にお伺いいたします。
アフガニスタンの状況はどのようになっているという点についてお伺いいたします。まず一つ目に国民生活の状況、そして治安の状態、それから教育の復興状況、医療の現状、地雷の除去状況、我が国政府及びNGOの支援状況、これらの点について順次御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大変丁寧な御説明、ありがとうございました。
そこで、アフガニスタンが戦争を始めて今日までいろんな平和活動をやっていると、あるいは復興活動をやっていると思いますけれども、全体としていわゆる戦争以前の状況と今日では大体何%ぐらいの復活状……
○島袋宗康君 インド洋にイージス艦を派遣した意義については政府はどのように考えておられるのか、御見解を承りたい。また、派遣したイージス艦の一日当たりの必要経費は幾ら掛かっているか、この二点についてお伺いします。
【次の発言】 日本の海上自衛隊は、インド洋上の各国艦艇に対する給油活動のほかにどのような任務を服しているのか。自衛隊は、平成十三年十一月から十二月にかけて、テロ対策特措法に基づく被災民救援活動として国連難民高等弁務官事務所の要請に基づくテント、毛布等の海上輸送を行ったとのことだが、ほかにも被災民救援活動を行った実績はあるのかどうか。あるとすれば、どこでどのような活動をしてこられたのか、……
○島袋宗康君 アフガニスタンの現在の治安状況について川口外務大臣は、一昨日、当委員会における私の質問に対する御答弁の中で、パキスタンと国境を接する南、南東部、東部では、タリバーン、アルカイダ、それからヘクマティアル派、この活動が連携をしながら活発化してきている状況になっておりまして、治安面ということからは不安材料であると申し上げることができると思いますというふうにおっしゃっておられます。 この状況に対して米国を始め各国の派遣軍がどのように対処しておるのか、そして我が国はこの点について何か貢献をしているかどうかについてお尋ねいたします。
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。まず、犯罪対策としての地域社会の取組についてお伺いいたします。 現在の我が国の犯罪情勢は、昨年は刑法犯認知件数が約二百七十九万件と前年比六万四千件減少し、過去最悪という状況は逃れたものの、国民の犯罪に対する不安は依然として高いものがあります。犯罪対策としては、警察力の充実のみでなく、地域住民の力を結集した地域力がその抑制効果としての大きな意味があると思います。 沖縄においても、昨年刑法犯認知件数が約二万三千件で前年比約三千件の減となったものの、やはり県民は依然犯罪への不安を抱いております。沖縄での地域社会の取組として、例えば浦添市においては、……
○島袋宗康君 防災対策予算と沖縄振興についてお伺いいたします。 沖縄は台風の常襲地帯であり、とりわけ昨年九月には台風十四号が宮古島を直撃し、その被害額は百六十億円に達しました。 そこで、防災対策の観点から幾つか質問をしてみたいと思います。 まず、内閣府でまとめられた平成十六年度防災関係予算案の概要によれば、防災関係予算は十六府省庁に計上されており、総額は二兆七千二百五億円であり、前年度に比較して三千八百七十五億円の増加となっておりますが、その内訳を見ますと、災害予防の区分が四千六百九十六億円の増加、中でも国土交通省関係が四千二百三十四億円と突出しており、他の区分である科学技術の研究、国土……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康です。よろしくお願いします。
まず、警察法の一部改正について質問いたします。
質問通告はしてございませんけれども、議員歴の長い小野大臣にお尋ねしますけれども、法案の提案理由説明を国会内では一般にお経とかお経読みというふうに言っておりますね。御承知かと思います。大臣は、このお経読みというふうなものについて、どういうふうに、の意味で解釈されておりますか。
【次の発言】 まあ、これはさておきまして、小野大臣に最初になぜこういう質問を申し上げたかと申しますと、先日、当委員会で読み上げられた提案理由説明が余りにも簡略過ぎるのではないかというふうに感じたわけです。大臣……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。 本日は、それぞれの御専門の立場から今回の法改正について大変貴重な御意見を賜って、ありがとうございました。 今回の道交法には、違法駐車対策、中型免許の創設、高速道路での自動二輪の二人乗り禁止規制の見直し、暴走族対策など、その内容が盛りだくさんなんでありますけれども、時間の関係もあり、私は駐車、違法駐車対策を中心にお聞きしたいと思っております。 最初に、四名の参考人の皆さんにお尋ねいたしますけれども、それぞれ御専門の立場からお答えいただきたいと思います。 違法駐車が行われた場合に、今回、運転者の責任追及だけでなく、当該車両の使用者に対しても……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。 法案の質疑に先立ちまして、交通事故の発生状況等についてお伺いいたします。 平成十五年における全国の交通事故死者数が七千七百二人と三年連続で減少するとともに、昭和三十二年以来、四十六年ぶりに八千人を下回ったことは評価したいと思います。その一方で、交通事故の発生件数は九十四万件、負傷者数は百十八万人と過去最悪の記録をした平成十三年を上回り、極めて憂慮すべき状況となっております。 沖縄県の状況を見ますと、発生件数は、平成九年に三千百十八件だったものが平成十五年には六千百二十七件と約二倍になっており、また負傷者数を見ると、平成九年に三千六百二十九……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康であります。 まず最初に、総理にお尋ねいたします。 イラクの大量破壊兵器に関する米情報局の分析が間違っていたとの疑いが浮上している問題で、ブッシュ大統領は二月二日、真相解明のための超党派の独立調査委員会を設置する意向を表明しております。これまでの消極的な姿勢を転換して、イラクの戦争の大義をめぐる問題に本格的な調査のメスを入れることに踏み切ったわけであります。従来強弁してきた自らの立場を危うくするものと思いますけれども、そうせざるを得なくなったわけでございます。 そこで、ブッシュ大統領はフセイン悪人説を最近唱えて、自己の立場を正当化しようとしております。し……
○島袋宗康君 参議院の国際問題に関する調査会は、平成十三年六月二十日に、三年間にわたる調査の経過と結果に関する調査報告書を参議院議長に提出しております。その中で、「国連の今日的役割」というテーマで論議をし、課題を、提言を行っております。その提言の項目に沖縄の、沖縄への国連機関の誘致問題が取り上げられておりますけれども、この提言について外務省はどういうふうに受け止めておられますか。
【次の発言】 その位置付けというのは、やはりアジア太平洋地域における国連の地域活動の実効性を高めるとともに、国連の施設決定にアジアや日本の視点を反映させるため、国連側のニーズ及びバンコクのアジア・太平洋経済社会委員会……
○島袋宗康君 無所属の会の島袋宗康でございます。
アメリカのブッシュ政権は、海外に展開している米軍の変革、再編、いわゆるトランスフォーメーションを進めていることでありますけれども、外務大臣はそのことを承知しておりますか、トランスフォーメーションについて。
【次の発言】 御承知しておられるか。
【次の発言】 ブッシュ大統領が進めているトランスフォーメーションは、今年十一月の米国大統領選挙前に大枠が示されるだろうというふうに言われております。総理はその点についてどのような認識をお持ちですか。
【次の発言】 そこで、アメリカのトランスフォーメーションは在日米軍の兵力構成の見直しにもつながる可能性が……
○島袋宗康君 私は、無所属の会の島袋宗康でございます。昨日に引き続いて若干質問します。 景気の地域格差問題についてお尋ねいたします。 政府は、我が国経済は着実に回復していると説明しているが、地域経済の現状は依然厳しく、回復が遅れているというのが実情であります。民需主導で財政のてこ入れをせず景気回復を図るというのが総理のお考えでありますけれども、民間に任せておけば景気が良くなる地域、良くなる地域もあれば、国の支援がなければ回復が難しい地域もあります。そうした地域はいつまでたっても回復感がなく、そして地域間の格差がむしろ拡大することになると思いますが、これはほっておくということですか。総理、御……
○島袋宗康君 普天間の、米軍普天間飛行場の返還問題についてお尋ねしたいと思います。 私は、政府が進めている名護市辺野古海域への代替施設建設に、計画には断固反対するものであります。この移設計画に対してはSACO最終合意から八年近く経過していることであります。最近アメリカでは、いわゆる八か年もたったというような状況で非常に不満を表明し、返還方式の見直しを日本側に打診したと各報道機関は報じております。政府は異口同音にそれを否定しておりますけれども、しかし米軍のトランスフォーメーションは在日米軍にも及ぶというふうなことで、一昨日の当委員会での川口大臣もそのことを認めております。 しからば、少なくと……
○島袋宗康君 数年前に米軍が久米島の鳥島射爆撃場で訓練を行い、劣化ウラン弾を発射して問題になったことがありました。今回、同じ鳥島射爆場で海上自衛隊が次期哨戒ヘリSH60Kに搭載を予定している対艦ミサイルの発射実験を行おうとしております。久米島沖は良好な漁場でありますし、操業の安全上の問題などから、久米島町やそして自治体あるいは議会などはこの問題について非常に反対をし、沖縄県漁連などが発射実験の中止を求めております。県も基地の固定化と基地負担の増大につながることが懸念されるとして反対を表明しております。 そこで、私は、海上自衛隊はこの実験計画の中止を速やかに決定すべきであると考えておりますけれ……
○島袋宗康君 私は、南西諸島における地震予知と防災及び自然環境保護についてお伺いしたいと思います。
去る二月二十七日に地震調査研究推進本部の地震調査委員会は、「日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価」の結果を公表いたしました。その公表の意味と意図及び地震防災上の観点から南西諸島周辺においてはどのような備えが求められるのかというようなこと等について伺いたいと思います。
そしてもう一つは、同時に、現在の南西諸島方面における地震予知を含む気象観測体制の現状と課題について承りたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
次に、ノグチゲラは、国の天然記念物で、沖縄本島北部……
○島袋宗康君 メキシコとの自由貿易協定の問題と国内の農業政策について、まず総理にお伺いいたします。 WTO交渉の先行きが不透明な中で、多国間協議を重視してきた我が国もWTOの補完的なものとしてFTAを推進することとしており、総理も、国内農業の構造改革を進めつつ、我が国全体の国益追求の観点から精一杯努力することを表明されております。 こうした中で、メキシコとの間のFTA交渉が進められ、両国政府は先日合意に達したとのことであります。この交渉で、メキシコ側が重視していた豚肉に日本側は八万トンの低率関税輸入枠を設けるという譲歩をしたと聞いております。豚肉は我が沖縄県にとっても農業産出国の上位三品目……
○島袋宗康君 私は、米軍の水中爆破訓練についてお伺いいたします。 米軍は、昨年九月十五日から十七日までの三日間、沖縄本島北西、先島諸島北西、台湾南西海域の三か所、そして今年一月二十三日、沖縄本島南東海域で水中爆破訓練を実施するとの通知を出した後、いずれも中止となっております。 訓練が計画されていた場所の大半は領海の基線から二百海里までの排他的経済水域で、いずれも米軍の訓練水域外であります。訓練名を水中爆破訓練から途中で危険な訓練に変更し、今回は中止となりましたが、昨年五月には訓練を実施しております。沖縄県や水産庁は、漁船の安全が脅かされるので中止を求めたという経緯があります。 外務省は、……
○島袋宗康君 沖縄振興に関してお尋ねいたします。
平成十六年度沖縄開発事業は二千五百八十億五千七百万円が計上され、本年度比五・五%の減となっております。政府全体の公共事業予算減額に伴い、沖縄振興開発事業費のうち公共事業関係の予算削減が行われ、前年比一割減の事業もあります。こうした状況を見て、沖縄振興計画の着実な実施が非常に危ぶまれております。政府の考えをお伺いいたします。
【次の発言】 長官も御承知のように、沖縄はまた国民所得の平均の七一%しかないと、そして失業率も本土の約二倍に若い者が達しているというふうな状況で、非常にそういった面で経済的には疲弊を被っているんじゃないかというふうに考えて……
○島袋宗康君 日米地位協定の問題についてお伺いいたします。 三月二十日の琉球新報、二十一日の沖縄タイムス、二十二日の朝刊の朝日新聞、二十二日夕刊の毎日新聞などの報道によれば、日米地位協定第十七条の運用をめぐる日米間の非公式協議が去る十八日と十九日の両日、東京で開かれ、日米間で大筋合意され、二十四日からワシントンで開かれる日米協議で正式合意を目指すという。 伝えられるその運用改善の内容は、日本で罪を犯した米兵容疑者を日本の警察が取り調べる際に、殺人や強姦などの凶悪犯罪に限って、米政府関係者の同席を認める代わりに米兵容疑者の引渡しが円滑に行われることを期待しているのだという。 この件に関して……
○島袋宗康君 最後の質問者になりました。無所属の会の島袋宗康でございます。 去る三月九日に参議院予算委員会の審議に入って以来、私が連日のように沖縄の直面する諸問題を取り上げて、総理を始め各大臣、政府の皆さんに質問をしてまいりました。その中に、いかにたくさんの米軍基地絡みの問題があるかということを改めて痛感しております。 例えば、普天間飛行場の返還と移設の問題、キャンプ・ハンセン内の都市型訓練施設の問題、空自恩納分屯地におけるPCB処理の問題、米海軍の水中爆破訓練や新型ソナーの問題、米海兵隊による下地島、宮古、石垣の民間空港利用の問題、日米地位協定の改定問題等、実にたくさんの問題があります。……
○島袋宗康君 無所属の内閣委員の島袋宗康でございます。よろしくお願いします。 テロは、その目的はともかく、手段として結果において人道と平和に反し、しばしば多数の無辜の民を犠牲にする卑劣で許しがたい行為であります。その限りにおいて、米国における同時多発テロは許しがたい行為であり、そこで犠牲になられたたくさんの方々に哀悼の意を表するとともに、なおその心身の後遺障害に苦しんでおられる方々に心からのお見舞いを申し上げるものであります。このようなテロ行為は再び繰り返されてはならないということは言うまでもありません。 一体、このようなテロがなぜ発生したのか、なぜアメリカがねらわれたのか、その原因、ここ……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。
去る八日、小泉総理、福田官房長官、塩川財務大臣、竹中経済財政担当大臣、それぞれ株価、デフレ対策を最優先することを確認したとのことであります。それは構造改革路線を転換ないしは手直ししたということなのかどうか、その辺を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 従来の路線を転換したという意味ではないという意味ですか。
我が国は少子高齢化が進行しているという現実にかんがみ、諸制度の改革、いわゆる構造改革を迫られているという必然的な事実に直面していると思います。
そこで、構造改革路線と景気対策は両立するのか、いわゆる両立するのかどうかと、その相……
○島袋宗康君 時間も随分ないようですので、山田先生に一点だけお伺いしたいと思います。 我が国は高失業率という時代に入っておりますけれども、昨年、総合雇用対策及び改革先行プログラムが策定され、二〇〇一年度補正予算、二〇〇二年度予算を通じてセーフティーネットが整備される方向になっています。これは、新緊急地域雇用対策交付金や転業訓練期間中の失業手当を拡充する等によって公立学校の臨時教員や駐車違反取締りの支援要員、森林作業員などの雇用期間の六か月程度の臨時雇いを増やすというものであります。長期安定的な雇用の確保というにはほど遠いものがあるんじゃないかというふうに思っております。 これに対して、例え……
○島袋宗康君 私は、国会連絡会の島袋宗康でございます。 今日は三名の先生方、大変貴重な御意見を承りましてありがとうございます。 まず、米倉参考人の方からお伺いします。 米倉参考人は、週刊東洋経済二〇〇一年三月十日号で、「IT革命の進展によって、公共事業等のネット調達や効率的な社会運営がオープンかつフェアに行われるようになれば、日本の高コスト体質は大きく改善される。」と述べておられます。そして、その高コストの一例として成田空港を挙げておられます。つまり、「成田空港は、さまざまな規制や天下り事業団あるいは公共投資の仕組みによって世界でも極めて高コストな国際空港である。」と述べておられます。 ……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。本日は御両名の先生方、大変ありがとうございます。 まず、鶴田先生にお伺いいたします。 鶴田先生は、エコノミストに寄せられた論考の中で、国際分業型産業構造の時代には、産業の知識化と知識の産業化とが国際的な広がりの中で実現していくことが求められていると述べられております。また、人間の知識をいかに産業化に活用するか、中高年齢層が持つ知恵をいかに企業成長に活用するかが今後の日本経済が活力を維持できるか否かのポイントであると述べられております。 私は、現実には、中高年齢層は新しい知識や技術になかなか付いていけないなどのため、しばしばリストラの対象……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。 お三方の先生方、大変今日は御苦労さまでございます。 まず、お三名の方々に一問ずつお尋ねしたいと思います。 佐藤先生の方からお伺いいたします。 佐藤先生は、働き方や職務遂行能力の面でパートと正社員の両者が接近したり重なる状況が生まれている、しかし、その処遇や雇用の在り方には極めて大きな相違があると雇用環境の状況について述べておられます。その上で、ワークシェアリングなどが進展すると正社員の短時間勤務が増加し、労働時間の長短は社員区分の設定基準として機能しないことになると分析しておられます。我が国におけるワークシェアリングの進展及びその是非、功罪……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康でございます。 今回の海外派遣を通じまして、特に感じましたことを二点ばかり述べたいと思います。 一つは、ニュージーランドのオークランド大学託児所についてであります。 大学内には四つの託児所がありますが、訪れた施設は、乳児から二歳までの子供を預かる保育園一と、三歳から五歳までの子供を預かる保育園二であります。主に学生の子供を優先的に預かりますが、一般の人も利用しているとのことであります。私たちが訪れたときは朝の通園時間帯で、父親が同伴してくるのが目立っておりました。 保育園一では、訪れたときちょうど小さな子供たちが朝食をしておりました。ここでは、朝食……
○島袋宗康君 お三方、大変貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございました。 まず、お三方に一問ずつお尋ねしますので、よろしくお願いします。 まず、鶴参考人にお伺いします。 参考人は、構造改革特区についての御見解で、地域間で知恵と工夫の競争による活性化を強調するならば、そもそも地方の分権化、財政制度面がまず徹底されていることが基本であるはずだと述べておられますが、今回、構造改革特区推進本部が決定いたしました八十項目の特区推進プログラムの政策フィージビリティー、実現可能性についてどのような評価をされておるのか、まずお聞かせください。 それから、高橋参考人にお伺いします。 参考人……
○島袋宗康君 国会改革連絡会の島袋宗康です。よろしくお願いいたします。
まず、本法案は、食品の安全性という食品の質の問題にかかわる問題でありますが、近年、我が国においては食糧自給率が著しく低下しており、食品、食糧の量をいかに確保するという問題も極めて重要であります。
そこで、順次御質問したいと思います。
まず、カロリーベースの問題ですけれども、我が国の食糧自給率は、昭和四十年以降今日までどのように推移しておりますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、品目別に見た主要先進国と我が国の食糧自給率は現在どのようになっておりますか、お尋ねします。
○島袋宗康君 私は無所属の会の島袋宗康といいます。本日は、お三方それぞれの立場から貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 最初に、福島参考人からお伺いしたいと思います。 福島参考人は、盲聾者を取り巻く諸問題、諸課題への取組として四点を挙げられましたが、その第四は、すべての取組の集約として、盲聾者への総合的なサービス、サポートの提供、盲聾者関係者・支援者・家族等の支援、教育、研修等の拠点として日本版ヘレン・ケラー・センターを設立することを挙げておられます。その点について何か具体的なイメージをお持ちでしたらお聞かせいただきたいと思います。また、それを実現するための具体的な条件な……
○島袋宗康君 お二方の今日の参考人、非常に貴重な意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございます。 まず、井堀先生にお伺いしたいと思いますが、現在のいわゆる財政の状況というものは非常にこれは破綻寸前だというふうなことが言われておりますけれども、いわゆる九〇年代の財政運営を振り返って、そして、裁量的な景気対策とルールとしての財政構造改革とのせめぎ合いであったと、結果として橋本内閣の財政構造改革が破綻したように、その場しのぎの景気対策に明け暮れた十年であるというふうな位置付けをしておりますけれども、私は今の小泉内閣においても場当たり的ないわゆる財政運営をしているんじゃないかというふうな気がし……
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