このページでは岩城光英参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○岩城光英君 岩城光英であります。自由民主党、公明党を代表して質問いたします。 質問の第一は、高速道路網整備に関する基本的な考え方についてであります。 小泉総理は、就任以来、数々の構造改革に着手されました。高速道路問題、道路関係四公団の改革についても精力的に取り組んでこられました。 先進各国では例外なく高速道路網整備を国家戦略の中核として取り組んでおります。例えばアメリカでは、自治意識の極めて高い各州を一つの合衆国として統合するため、また、力強いアメリカ経済を復活、維持させる観点から、その整備が強力に進められております。一九八〇年代前半に既に八万キロのネットワークを持ちながら、この二十年……
○岩城光英君 先般アメリカで起こりました非人道的な同時多発テロはまことに悲惨な事件であり、憤りを感じるものでありますが、その十日前の九月一日に新宿歌舞伎町で発生しました雑居ビル火災、これも痛ましい事件でありました。お亡くなりになられました四十四名の皆様方の御冥福を心からお祈りしたいと存じます。 今回の火災を教訓といたしまして、二度とこのようなことが起こらないように取り組みますことが、今回犠牲になられました方々へのせめてもの弔いになるものと考えております。 さて、我が国におきましても数々の大きな火災が発生しております。先ほど消防庁長官からお話がありました大阪市の千日デパートビル火災では百十八……
○岩城光英君 初めに、片山大臣に申し上げます。 このたびの御母堂の御不幸、心よりお悔やみを申し上げます。そういった折にもかかわらず、大臣は精力的に公務に励んでいらっしゃいました。そのお姿を見るにつけ、頭の下がる思いでありました。これからも国家国民のためにどうか御活躍いただきたいと御祈念申し上げます。 それでは、質問に入ります。 地方分権の進展を考えましたときに、私は住民にとって一番身近な行政主体であります市町村のその果たす役割はますます大きくなってくるものと考えております。私は以前から、市町村が元気を出すことが日本の活力につながると、こう話をしておりました。大臣も就任以来、同じような趣旨……
○岩城光英君 自由民主党の岩城光英です。 私は、まず、住民に身近な地域放送の充実、そういった観点から質問をいたします。 今、我が国は極めて厳しい経済情勢にあるわけですが、そうした中にありましても、生き残りを懸けて必死に頑張っている企業や、あるいはたくましく暮らしている方々が多くいらっしゃいます。そして、それぞれの地域の特性を生かして、例えば食料問題や高齢化対策、環境問題など、取り組んでいる方々もいらっしゃいます。 こういった姿をNHKが全国に放送することによって情報の交流を図り、またほかの地域の方々に励みになる、そういったことも可能ではないかなと思っております。また、それが日本経済を再び……
○岩城光英君 自由民主党の岩城光英でございます。 参考人の皆様方におかれましては、日ごろ住民にとりまして一番身近な行政主体であります市町村の正にトップといたしまして、様々な御苦労を重ねられながら地域の発展に御尽力されていらっしゃいますことに心から敬意を表したいと存じます。また、先ほどは御自身の貴重な体験から郵便局とのかかわりにつきましていろいろとお話をいただきまして、大変参考にさせていただきました。 先ほど下中村長さんから、村の行政と郵便局は正に双子のようなものだというお話がありましたけれども、まず初めにお三方に、大変ぶしつけな質問でありますけれども、皆さん方にとりまして地域の、地元の郵便……
○大臣政務官(岩城光英君) 私どもも今回の判決、大変重く受け止めております。今回の判決では、道路交通環境対策において、道路管理者が健康被害を常に予見して、これを防止するためのあらゆる手段を講じることを求めております。このことは、今後の道路整備に重大な影響を及ぼしますことから、厳しい内容のものと受け止めております。 国土交通省としましては、道路交通環境の改善、このことは喫緊の課題だと認識しておりまして、その改善に向けまして今後とも関係省庁と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 第一に、発生源である自動車単体の対策、これは低公害車の開発普及等が例に挙げられるものと思っております。 ……
○大臣政務官(岩城光英君) 大臣政務官の岩城光英でございます。 主に災害対策関係施策及び社会資本整備関係施策、特に公共事業の適正な執行の確保に関する事務を命ぜられております。 懸命に努めてまいりますので、御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(岩城光英君) 今、脇委員から、売手と買手の話も含めまして、もっと発注者側が踏み込んで企業とコミュニケーションを図っていってほしいと、こういったお話がございました。 これまでの公共事業の実施に当たりましては、発注者が必要な調査、設計に基づきまして工事内容を定め、そしてその上で施工能力のある企業を選定して、価格のみの競争入札により落札者を決定しております。したがいまして、企業とのコミュニケーションと言われるものは入札後の工事施工段階に限られておりました。 ただ、脇委員から御指摘がありましたとおり、民間の様々な創意工夫あるいは技術力の積極的な活用、こういったものを生かしていくことも……
○大臣政務官(岩城光英君) 二点についておただしがありました。 まず、リストラ等にお遭いになった方が前年度までかなりの収入があったために公営住宅への申込みができないんではないかと、こうお考えになっていらっしゃるという点についてお答えをさせていただきます。 御承知のとおり、公営住宅に入居するためには一定の入居者資格、これを備えることが必要であります。細かい話になって恐縮でありますけれども、そのうち入居収入基準に係る収入を認定する場合は、原則としまして過去一年間の継続的収入を対象とすることとしておりますが、職を失われたり、また事業の廃止等によりまして収入がないこととなった場合につきましては、そ……
○大臣政務官(岩城光英君) 公営住宅の入居に関しましては、岡崎議員御承知のとおり、原則としましては同居親族を有することをその資格要件としております。そうした中でも、単身入居制度、これにつきましては、特に居住の安定に配慮する必要がある者を対象としているものであります。 精神障害者あるいは知的障害者につきましても住宅困窮度の観点からは単身入居の対象とすることも考えられますが、一方、このような方々が地域において安心して、なおかつ自立した生活を営むことも重要であると、こう考えております。医療面も含め、日常生活上のケア等の支援が不可欠であると、このように考えております。 このため、現在のところ、公営……
○大臣政務官(岩城光英君) お答え申し上げます。 建設業法におきましては、建設工事にかかわる下請代金の支払について、一つに、元請が工事にかかわる代金の支払を受けた場合には、下請代金を一か月以内でできる限り短い期間内に支払わなければならないこと、二つに、元請は工事の完成を確認し下請の申出により引渡しを受けましたときには、下請代金を五十日以内でできる限り短い期間内に支払わなければならないこと、第三に、元請は割引が困難な手形をもって下請代金の支払を行ってはならないことなどを定め、下請の保護を図っております。これらの規定に違反し、かつ独占禁止法第十九条にも違反していると認められますときには公正取引委……
○大臣政務官(岩城光英君) 計画期間におきます社会資本の整備につきましては、厳しい財政状況にありますので、これまで以上に重点化、そして効率化を図っていかなければならないと、このように考えております。そして、より低コストに、よりスピーディーに、より質の高い公共事業を進め、本当に必要となる社会資本の整備を進めてまいりたいと考えております。 このため、重点計画におきましては、これまでのように縦割りで対応するのではなく、例えば、一つには国際空港や港湾と高速道路ネットワークの整備による国際競争力の確保等も挙げられますし、またCO2の排出量の削減といった地球環境問題への対応等もございます。また、少子高齢……
○大臣政務官(岩城光英君) 本州四国連絡橋三ルートの開通によりましてどのような変化があったのかというおただしでありましたので、多少時間をいただきまして、項目ごとにデータ等をお示ししてお答えをいたします。 本四間の移動に要する時間でありますけれども、神戸―徳島間の例を挙げますと、それまでフェリー利用で二百七十分、約二百七十分要しておりましたが、これが神戸―鳴門ルートを利用することで約百分になるなど、従前の海上交通に比べまして約三分の一に短縮されております。また、気象条件に左右されずに確実に往来できるようになりましたことで、本州―四国間の交流の活発化、あるいは生活利便性の向上、地域経済の活性化等……
○大臣政務官(岩城光英君) お話がありましたとおり、アメリカでは三十年掛かって定着をしているわけであります。一方、我が国はまだもちろん未成熟な状態にあるわけであります。 例えば、日本の国債発行残高はアメリカに匹敵しているわけでありますが、これは松野局長からも話がありましたとおり、証券発行残高につきましてはアメリカの四百五十五兆円に対しまして日本はわずか九千九百億円と、約五百分の一という状況になっております。したがいまして、今後、着実に市場形成を進めていくことが必要であろうと考えております。もちろん日本とアメリカの市場の環境は大きく異なっているわけでありますが、今後、我が国の住宅ローンの証券化……
○岩城光英君 岩城光英です。関連質疑を行います。 地方分権が進む中で、住民にとって一番身近な行政主体であります市町村の果たす役割、これはますます重要になってくるものと思っております。午前中に元気な日本という話が出ました。私は、全国に三千二百近くある市町村が正に元気を出すことが日本の活力につながっていく、こう常々考えております。そういった意味で、三位一体の改革に対する期待は大きいものがございます。この改革は地方分権型の新しい行政システムを構築するものでありまして、正に断固として具体化を進めなければいけないと思っております。 また、地方自治体から見ましても、税源の移譲、これには大きな強い期待が……
○岩城光英君 去る一月十四日、十五日の二日間にわたり、山梨県及び静岡県を訪れ、国土の整備、交通政策の推進等に関して実情を調査してまいりました。 派遣委員は、輿石委員長、鈴木理事、池口理事、大江理事、森本理事、藤野委員、田名部委員、藤井委員、そして私、岩城の九名であります。 以下、調査の概略を御報告いたします。 まず、初日の山梨県における調査ですが、初めに超電導磁気浮上式鉄道の技術開発を行っている山梨実験センター及び隣接している山梨県立リニア見学センターを視察いたしました。 山梨リニア実験線におきましては、昨年十二月、有人走行で時速五百八十一キロの世界最速記録を達成しております。今後は、……
○岩城光英君 それでは、委員派遣につきまして御報告申し上げます。 派遣委員は、輿石東委員長を団長として、池口修次理事、森本晃司理事、沓掛哲男委員、藤野公孝委員、櫻井充委員、富樫練三委員及び私、岩城光英の八名であります。 去る二十四日、宮城県において地方公聴会を開催し、高速道路株式会社法案、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法案、日本道路公団等の民営化に伴う道路関係法律の整備等に関する法律案及び日本道路公団等民営化関係法施行法案につきまして、三名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。 まず、相馬市長立谷秀清君、社団法人東北経済連合会副会長・専務理事芳賀滋彌君、……
○岩城光英君 岩城光英です。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、道路関係四公団民営化関連四法案に対し、賛成の討論を行います。 道路は社会経済活動を行う上で必要不可欠な社会資本であり、古来より絶え間なく整備が行われてまいりました。自動車が普及した二十世紀以降は、自動車の特徴を最大限発揮するために、高速道路の必要性が叫ばれ、世界各国でその整備が進められてきております。我が国でも、戦後、厳しい財政的制約の下、それまで立ち後れていた高速道路整備を急ピッチで進めることが必要となりました。有料道路制度はこうした状況を背景として創設されました。 この制度の下、昭和三十年代に本格的な高速道路整備に着……
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