このページでは岩城光英参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○岩城光英君 自由民主党を代表いたしまして、麻生総理並びに関係大臣に質問いたします。 質問に先立ち、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの紛争についてでありますが、日々、被害が拡大しており、誠に憂慮すべき事態であります。政府におかれましては、様々な外交ルートを用いて、一日も早く停戦が実現するよう努められ、中東情勢の安定と平和が回復することを願ってやみません。 さて、質問の第一は、世界の金融経済情勢についてであります。 昨年九月のリーマン・ブラザーズの経営破綻により、急速に世界の経済金融情勢が悪化してきました。いわゆるサブプライムローン問題の深刻化が証券化市場の混乱を招き、アメリカ国内……
○岩城光英君 私は、自由民主党を代表して質問をいたします。 昨年の通常国会で福田総理が、国民本位の行財政への転換を掲げ、各省庁縦割りになっている消費者行政を統一的、一元的に推進するための強い権限を持つ新組織を発足させると表明されました。消費者庁は、消費者の視点に立った初の行政機関であり、消費者行政の司令塔としての役割が期待されております。 さて、都道府県の消費者行政の予算は、平成七年度の約二百億円をピークとして二十年度には百九億円と、厳しい財政状況を反映して大きく削られてまいりました。消費者と事業者の間には情報の質及び量並びに交渉力等の格差があることは歴然とした事実であり、今後は消費者目線……
○岩城光英君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の国家公務員法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。なお、答弁が不十分な場合には再質問もあり得ますことを申し添えておきます。 さらに、先般、衆議院において本改正案の強行採決が行われたことについて遺憾の意を表します。良識の府である参議院においては、政府・与党に対し慎重審議を強く求めますとともに、我々野党の声にもしっかりと耳を傾けていただくことを強く求めるものであります。 さて、どんなに優れた制度でも、いつまでも効果的に、効率的に機能するものではありません。企業でも、おおむね三十年が一つのサイクルで新しい職種……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 先ほど来お話がありましたとおり、世界各地で大規模なテロが続出しております。そうした中、各国の首脳が一堂に会しますサミット等は、テロリストにとりまして格好の標的であります。そして、この機会に我が国を標的とするテロが発生する可能性も否定できないと考えております。 テロ対策において何より重要なことは、議員既に御承知のとおりテロを未然に防止することであります。このため、政府としましては、平成十六年十二月に国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部において策定いたしましたテロの未然防止に関する行動計画、この行動計画に基づきまして、一つには出入国管理及び難民認定法の改正等による……
○内閣官房副長官(岩城光英君) それでは、御説明申し上げます。 まず、国家公務員倫理審査会会長吉本徹也、同委員北城恪太郎、得本輝人の三氏は十二月二日任期満了となり、また、山縣喜代氏は十一月七日に逝去されておりますので、吉本徹也、北城恪太郎の両氏を再任し、得本輝人氏の後任に草野忠義氏を、山縣喜代氏の後任に羽入佐和子氏をそれぞれ十二月三日付けで任命いたしたく、国家公務員倫理法第十四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、検査官大塚宗春氏は来年二月八日定年退官となりますので、大塚宗春氏の後任に山浦久司氏を任命いたしたく、会計検査院法第四条第一項の規定により、……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 藤末委員からお話がありました外国人の在留管理、これが的確に行われますことは我が国の将来にとって極めて大事なことだと、このように認識しております。 そこで、平成十七年に設置されました、ただいまお話がありました外国人の在留管理に関するワーキングチーム、ここにおきまして、外国人の在留に関する情報を正確に把握し、総合的に管理する仕組みの構築について検討を進めてまいりました。その結果は、本年七月三日開催の犯罪対策閣僚会議、ここにおいて報告されております。さらに、本年六月二十二日に閣議決定されました規制改革推進のための三か年計画におきましても、外国人の在留に係る情報の相互……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 内閣官房副長官を拝命いたしました岩城光英です。 岡田委員長、理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、町村官房長官を補佐してまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(岩城光英君) 大変残念な事件が起きてしまいましたけれども、その翌日、福田総理が記者団とのやり取りの中で今委員御指摘のような発言をされたわけであります。 それで、政府といたしましては、これまで子ども安全・安心加速化プランあるいは犯罪から子どもを守るための対策などに基づきまして、関係省庁一体となって再発防止に取り組んでまいりましたけれども、またこのような事件が起きてしまったこと、大変遺憾に存じております。 そこで、福田総理からは、折に触れまして子供の安全、安心の確保についてしっかり取り組むように常々指示をいただいております。本件につきましての総理の発言も、これまでの対策を基に……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 木俣委員からいろいろと御指摘がございました。様々なこれからの課題もあろうかと思いますけれども、私どもといたしましては、文部科学省中心に、関係省庁とよく連携を取りながら対応していきたいと考えております。
【次の発言】 教育再生会議の第一次報告及び第二次報告では、基礎学力の向上を図るために、基礎、基本の反復、徹底、それから全国学力あるいは学習状況調査の結果を生かすこと、そして習熟度別指導の拡充、教員の質の向上、家庭学習の習慣を付けることなどの提言がございました。その中で、基礎的な学力を確実に身に付けさせるための一つの有力な手だてとして、必要な授業時間数を十分確保し、……
○内閣官房副長官(岩城光英君) ただいま委員から御指摘ありましたとおり、本年は北海道洞爺湖サミット、ここにおきまして環境が重要なテーマとして取り上げられることが想定されますので、大変重要な年であると考えております。 そこで、ESDにつきましては、政府としましても、これまで各省がそれぞれ環境教育に関連した施策や関係の国際会議、そういったものを通じた発信等に取り組んでまいりました。また、政府や民間団体及び有識者の意見交換の場でありますいわゆる円卓会議、この開催を通じまして各主体による取組の強化を図っております。 例えば、我が国は昨年十月のユネスコ総会におきまして、ESDの更なる推進のための決議……
○内閣官房副長官(岩城光英君) それでは、御説明を申し上げます。 人事官谷公士氏は四月四日に任期満了となりますが、同氏を再任いたしたく、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意されますようお願い申し上げます。
○内閣官房副長官(岩城光英君) 福田総理も常々、国民の目線に立った、あるいは国民に分かりやすい行政の推進という指示を出されております。そういった意味からいいましても、ただいま委員から御指摘がありましたとおり、各府省横断的にかかわる重要政策につきまして、これを一元的にその使用実績の取りまとめを行っていくことは極めて大切なことだと、このように認識をしております。 そこで、これもお話がありましたけれども、平成十六年度決算に関する本委員会の審査措置要求、これを受けまして、内閣府におきましては、少子化社会対策関係予算及び男女共同参画推進関係予算につきましては、今一元的にその使用実績の取りまとめを行って……
○内閣官房副長官(岩城光英君) お答え申し上げます。 委員がおっしゃる、今御指摘ありましたことは、行政の無駄をなくす上で極めて大切なことだと認識をしております。 そこで、国の契約に係るシステムにつきましては現在、総務省において構築中でありまして、このシステムにおきまして国の契約に係る契約の相手方あるいは品名、数量、金額といった情報を一元的に管理できるようにする予定でございます。 いずれにいたしましても、契約業務の効率化を始めとして無駄を排除していくことは重要と考えておりまして、先般、総理の無駄ゼロの指示の中でもITを活用して内部管理業務を効率化するとの検討指示もあったところでありまして、……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 政府といたしまして情報機能の強化に努めている最中にこのような事案が起きてしまったこと、本当に遺憾であると考えております。 ただいま委員からも御指摘がありましたけれども、当該職員に対しましては、本年一月十七日に、国家公務員法に定める処分としましては最も重い懲戒免職とするとともに、一月二十四日には、管理監督者についても懲戒処分等の所要の措置を講じております。 また、これもお話にありましたとおり、東京地方検察庁において不起訴処分に付されております。この処分につきましては、検察当局において法とそれから証拠に基づきなされたものと承知しておりますけれども、個別事件の刑事……
○内閣官房副長官(岩城光英君) 食の安全は国民にとって重要な関心事項であります。そして、その不安を解消するためには一日も早い真相究明、これが大切だと考えております。そういった観点から、日中の関係当局が緊密な協力を行ってくるべく様々な機会をとらえて、これまで福田総理からも、あるいは外務大臣からもハイレベルで中国側に伝えてまいりました。 そこで、両国捜査当局間で今様々な協力して連携を取りながら早期解決に向けまして努力をしているわけでありますけれども、まだまだ日中の主張が食い違っていることは先ほどの御指摘のとおりであります。 こういった状況の中、胡錦濤国家主席の訪日については、首脳会談の議題等は……
○岩城光英君 自由民主党の岩城光英です。 法案の質疑に入ります前に、全くかかわりがないわけではないと思われますので、一点御質問させていただきます。 去る十一月の十二日の昼過ぎだったと思いますが、私は、青山通りを渋谷に向けて走る車の中におりました。そうしましたら、突如救急車とか、それから消防自動車が十数台、けたたましくサイレンを鳴らして通り過ぎていきました。大分交通渋滞になったんですけれども、ようやくその現場付近の近くを通りかかりましたら、黒い煙が上っていて騒然たる雰囲気だったんですね。爆発事故が起こっていたんです。御承知のとおり、映画撮影で銃の発射に使う火薬を調合していた男性のお宅で家屋が……
○岩城光英君 昨年の一月に当時の福田総理が施政方針演説で次のように述べられました。年金記録などのずさんな文書管理は言語道断です。行政文書の管理の在り方を基本から見直し、法制化を検討するとともに、国立公文書館制度の拡充を含め、公文書の保存に向けた体制を整備するというものであります。その後、二月に今日お見えの上川大臣を担当大臣に任命されましてから、この重要な課題の扉が開いたものと、そんなふうに認識をしております。 御承知のように、公文書は、行政文書としての資料でありますと同時に歴史資料としての側面を有し、正確に記述、記録し、安全確実に保管することは後世の日本人に対する私たちの義務である、責務であ……
○岩城光英君 それでは、早速質問に入らせていただきます。 水産業それから漁業を取り巻く環境というのは非常に厳しいものがあることは御承知のとおりであります。その上に、昔から板子一枚下は地獄と言われるように、今も危険と背中合わせであることは変わりありません。安全な操業に細心の注意を払い、そして漁をして家族の元に帰る、この当たり前のことが、ある日突然、予期せぬ海難事故に遭い船員の命をなくしてしまったとき、その肉親の悲しみ、それから関係者の精神的重圧は想像して余りあるものがございます。 平成二十年の海難事故は計二千四百十四隻を数え、その割合は、まずプレジャーボート、これが九百一隻、三七・三%を占め……
○岩城光英君 自由民主党の岩城光英です。 先週の委員会で私と同郷の金子恵美委員の質疑がございまして、冒頭の大臣とのやり取り、興味深く聞かせていただきました。政府の目指す社会像、そのために必要な国家公務員制度改革の在り方、全体像はいかがなものかという、そういったやり取りでございました。ちょっと関連することになるのかも分かりませんけれども、冒頭、大臣に質問させていただきます。 何事によらず、大きな目標を立ててその目標に到達するためには、どんなことをどんな時期にどのように行うか、その工程を明確にすること、これが必要であると思います。会社であれば、十年後、二十年後にはこういう会社にしたいという経営……
○岩城光英君 仮説が仮説でありますだけに、結論を出すとか、それから意見を取りまとめるというふうにはいかなかったんですけれども、参考人の先生のお話をお伺いしながら感じたことを幾つか申し上げたいと思います。 まず、幸福とは人が心で感ずるものですから、ある意味ではあいまいさが伴うものであります。そして、もう今日も何人かの先生方からお話がありましたとおり、一般的にはお金があればそれなりの幸福感が得られるということは言えると思いますけれども、それがすべてではありません。それ以外にも、生まれた国や地域とそしてまた時代、文化や伝統そして家庭など、成長してきた環境などの違いを背景に幸福の内容や程度が十人十色……
○岩城光英君 参考人の皆様方のお話をお伺いして感じたこと、五点ほど述べさせていただきたいと存じます。各先生方とダブる点もあるかと思いますが、御理解いただきたいと思います。 まず一点目は、祝日と休日ということですが、亀井先生のお話にもありました、我が国では祝日は祝日法で、国民こぞって祝い、感謝し、記念する日と、このようにされております。お祝いの行事などを行うために休日とされているわけであって、祝日と一般的な休日・休暇、これを一緒に考えること、とらえることはできないのではないかなと、こんなふうに思っております。 そこで、ランベッリ参考人から、祝日には伝統的、文化的な意味があるので、その日取りを……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。