このページでは大田昌秀参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○大田昌秀君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの広中君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。
○大田昌秀君 短い時間の質問で意を尽くさないと思いますが、若干質問させていただきます。 まず最初に、今の沖縄の経済的な不況に対しまして、担当大臣を初め政府の方々が特段の御配慮をしてくださっていることに対してお礼を申し上げたいと思います。 さて、通告とちょっとそれますけれども、今問題になりました普天間の代替施設について若干お伺いしたいと思います。 今、外務大臣は、選挙で選ばれた県知事が要請したからその意向を踏まえて先ほどの工法でつくっていきたいという趣旨のお話がございましたけれども、覚えていらっしゃるかどうか存じませんが、知事の公約は、海上に基地をつくるのではなくて、海上基地はつくらない、……
○大田昌秀君 私の質問は先ほどの広中委員の質問と若干重複するところがございますが、まず最初に、この爆弾テロ条約の批准といいますか、あるいは関連法の整備というのが今日に至っているというその理由について、最初に外務大臣の方からお伺いしたいと思います。
先ほど外務大臣は、G8のうち三カ国だけが批准といいますか条約を締結したという趣旨のお話がございましたけれども、残りの国々はどういう理由で批准に、あるいは締結に踏み切らなかったとお考えですか。
【次の発言】 法務大臣にお伺いします。
この種の条約は当然国内法の整備が必要となりますけれども、この条約につきましては国連の場で九四年ごろから非常に表面化し……
○大田昌秀君 社民党の大田昌秀でございます。 ただいま議題になっております国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇に関する法律の一部を改正することによって、国連平和維持活動局軍事部に自衛官を派遣する根拠が生じます。社民党は、国連のPKO活動全体を否定するものではありませんが、武力の行使につながりかねないPKF本体業務に自衛隊は参加するべきではないと考えるものであります。 ところが、新ガイドラインを初め、周辺事態法、テロ対策特措法などの成立によって自衛隊の武力行使に対する制約が次々と取っ払われつつあります。既にPKF本体業務の凍結の解除の議論さえ浮上していることは周知のとおりでございます。 ……
○大田昌秀君 私は、本日提起されております三つの議題のうち、二番目のパキスタンへの投資協定の問題についてお伺いしたいと思います。
まず、外務大臣にお伺いします。
これまでの経緯につきまして、簡潔で結構ですので御説明いただきたい。すなわち、過去の国会においてどうしてこれが継続審議になったのか、そして今回提起している理由は何ですか、簡潔にお願いします。
【次の発言】 日本政府のパキスタンの核問題に関する認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この問題については後ほどちょっと申し上げますが、どうも核に関する政府の認識というのは私は甘いのではないかというふうに考えております。
二〇〇〇年五……
○大田昌秀君 平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のためということがうたわれております。その後半の部分で、我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく、国際連合決議、これを再確認しておきたいと思いますが、外務大臣でも防衛庁長官でも結構ですので、お願いいたします。
【次の発言】 国際連合憲章第二条の方に、「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。」……
○大田昌秀君 質問の通告にはありませんけれども、一般的なことを若干お聞きしたいと思います。
イスラエルとパレスチナの中東情勢が大変懸念される事態になりつつありますけれども、官房長官にお願いしたいのは、政府のただいまの中東の情勢についての御認識と、どのような対応策を講じておられるのか、事態の展開を黙って見ておられるのか、防衛庁長官、失礼しました、官房長官にお伺いしたいんです、政府の立場から。同じく外務大臣にもお伺いしたいと思います。どのような外交努力をなさっておられるかですね。
【次の発言】 九月十一日の同時多発テロに対し、アメリカは十月八日、アフガニスタンへの空爆を開始して報復戦争に突入しま……
○大田昌秀君 私は、最近の中東情勢について大変懸念を持っております。私のところには、小中学校の子供さんたちやあるいは一般の市民から、日本はもう戦争をする国になったのではないかという大変心配する声が随分届いております。 一昨日の本委員会でも若干お聞きしましたけれども、中東問題について、けさの質疑にもございまして、その答弁の中で、福田官房長官、田中外務大臣はそれぞれ、情報収集し事態を見きわめているとか、あるいはイスラエル、パレスチナ双方に自制を求めたいという趣旨の御見解を表明されました。 御案内のとおり、我が国は輸入原油の八五%を中東地域に依存しています。中東の情勢は我が国の経済、国民生活に直……
○大田昌秀君 私は、まず最初に、去る九月十八日の日朝首脳間会談を始め、その前後の日朝間協議についての内閣官房や、外務省を始め政府関係者の御苦労に心から敬意を表したいと思います。
さて、質問に入りますが、北朝鮮は九八年の九月五日に憲法を修正し国家主席制を廃止して、国防委員長を国の政治、軍事、経済の力量の総体を指揮統率する国家最高職責者と規定したと報じられています。
そこで伺いますが、金日成体制と今日の金正日体制の基本的な違いについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官、一言お願いします。
【次の発言】 先ほども似たような質問がございましたけれども、北朝鮮の今回の譲歩的な対……
○大田昌秀君 お二人の大臣とも長時間にわたって大変お疲れだと思いますが、あとしばらく御辛抱いただきたいと思います。私の持ち時間は大変少ないので、端的に質問させていただきます。
まず、外務大臣と防衛庁長官、お二人に最初にお伺いしますけれども、沖縄の問題について、これはある特定の地域の問題とお考えですか、それとも日本全体の問題だとお考えですか。
【次の発言】 外務大臣にお尋ねします。
去る三月十六日に、外務大臣御就任後、初めて沖縄の実情をかいまごらんになって、どのように認識されましたか。
【次の発言】 簡単にお願いします。
【次の発言】 平和の礎をごらんになってどのような感想をお持ちになりまし……
○大田昌秀君 最後ですので、よろしくお願いいたします。
平成十四年度の防衛庁予算に、SACOの関係経費として、SACO最終報告に盛り込まれた措置を着実に実施するため、歳出予算に百六十五億二千百万円を、そして新規国庫債務負担行為に二百二十九億九千九百万円をそれぞれ計上しておりますが、そのうちどれだけが本土で使われ、どれだけが沖縄で使われますか、教えてください。
【次の発言】 現在、沖縄振興特別措置法が国会で審議されておりますけれども、外務大臣と防衛庁長官はその新しい法律に何らかの形でかかわっておられるでしょうか。
【次の発言】 外務大臣お願いします。
○大田昌秀君 二つの法案につきましては私も賛成の立場でございますので、ほかの問題について質問させていただきます。 まず、防衛庁長官でもあるいは外務大臣でもよろしいんですが、防衛庁長官の方からお願いします。 東チモール情勢についてどう認識されておられますか、お尋ねします。 東チモールは本年五月二十日に正式に独立する予定でありますが、新聞報道によりますと、独立後に西チモールに逃れている独立反対派の民兵が戻ってきて混乱が予想されるというふうな報道がございますが、つまり独立後の方が情勢は緊迫化するという趣旨の報道がありますが、その点、どういうふうに御認識されておりますか、教えていただきます。
○大田昌秀君 防衛庁長官にお伺いします。
長官は、三月十九日の記者会見で、鈴木宗男氏との関係で沖縄の問題を調査中ということを述べられたわけですが、調査は完了したでしょうか。
【次の発言】 いつごろ完成する、完了する予定でございますか。
【次の発言】 新聞報道によりますと、防衛庁の内部文書は、一九九九年度予算の概算要求の折、沖縄県内の米軍基地用地の賃貸料について本庁は鈴木宗男議員の指導で三・五%増を確保したという趣旨のことを明らかにしておりますが、鈴木氏の指導でというのはどういうことでございますか。
【次の発言】 いや、結果を聞いているんじゃなくて、指導でという言葉の意味を伺っているわけです。……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。 モントリオール議定書の九七年度の改正及び九九年度の改正に伴って、本条約に定める規制物質の非締約国との貿易規制を導入することになっていますが、この議定書の署名国は幾つあって、そのうち締約国は幾つありますか。また、非締約国は幾つで、その主要な国々はどこどこですか。関連して、議定書を締約している国の数が少な過ぎるように思いますが、これで効果があるとお考えですか。それが第一点です。 二点目は、汚染物質の廃絶には途上国での対策を促進することがかぎであると言われておりますが、我が国は途上国に対してそのための技術・資金援助をどう対応しておられるか、お伺いします。
○大田昌秀君 これは通告はしておりませんけれども、基本的なことですのでお許しをいただいて、防衛庁長官と外務大臣、お二方にお伺いしたいと思いますが。
現在、沖縄県が外部から入れる収入、例えば政府からの収入も含めてですが、その外部から入れる収入と比較して基地関連収入というのがどれくらいのパーセンテージを占めているか御存じでいらっしゃいますか。
【次の発言】 外務大臣、いかがですか。
【次の発言】 いま一つだけ基本的なことをお伺いします。
防衛庁長官、沖縄戦のときに米軍が落とした砲弾はどれくらいあって、その中でどれくらいの不発弾が生じて、そしてその不発弾の処理を今処理しているわけなんですが、今後……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
この受刑者移送条約が現在提起されようとする背景には、過去十年間に、外国人の、我が国における外国人の犯罪と受刑者の増加ということが指摘されておりますが、先ほども似たような質問がございましたけれども、改めて確認したいと思います。
過去十年ほどで、我が国における外国人による犯罪の数と受刑者の数の増加の実態について教えてください。
それと、その国籍は一体何か国ぐらいにまたがっているかということも教えてください。
【次の発言】 今、どこの国の人が多いという御説明ありましたが、全体的に国籍は何か国ぐらいにまたがっているんですか。
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。 去る三月十五日の参議院予算委員会で、福本潤一委員から有本恵子さんの事案につきまして質問がありました。それに対して川口外務大臣は、有本さんの事案については北朝鮮に対してその安否について調査を申し入れた経緯があるとお答えしておりますが、その結果はどうなっているんでしょうか。その調査を申し入れたという答弁で終わっておりますけれども、その結果はどうなっておりますでしょうか。 それから、日朝赤十字会談でこの事案がいろいろと論議の的になっているようでございますけれども、赤十字というのは、日本の赤十字というのは外務省の意向を十分に代弁しているとお考えですか。 更に……
○大田昌秀君 中谷長官は連休を利用して中国を訪問なさるようでございますが、韓国におけると同様、有事法制についても説明なさると思います。その際、去る二十一日の小泉総理の春季例大祭での靖国神社参拝の問題も話題となると思いますが、長官は中国側に対して総理の靖国参拝をどのように御説明なさるおつもりですか、もし話題となった場合には。
【次の発言】 有事法制関連、有事法制関連法案との関連で一点だけ確認させてください。
我が国の有事の際、在日米軍の作戦行動に対して我が国の何らかの法的制約というのはあり得ますか、それとも米軍に対しては法的制約というのはあり得ないというふうにお考えですか。
○大田昌秀君 一昨日の本委員会で、私は小泉総理の靖国神社への参拝についての防衛庁長官の御認識を伺わせていただきました。先ほども他の委員からも関連質問がございましたけれども、改めて確認させてください。 予定されていた長官の中国訪問が中国側の都合で今回は見合わせたいということでできなくなっていますが、長官は、事前にこのような結果になるかもしれないという御認識は全くお持ちではなかったのでしょうか。 それから、長官は、中国側からどのような形で今回の中国側の意向を知るようになったか、もしお差し支えなければ、その文言も含めましてお聞かせいただけたらと思います。 それからいま一つ、中国側からの知らせを……
○大田昌秀君 お三方に簡単な質問を一問ずつお伺いしたいと思います。 まず、宮内座長さんにお願いしたいんですが、変える会では機密費問題なんかという問題についても議論をなさっておられるかどうかということ、それが一点です。 それから、船橋参考人には、外務省の機構改革について御提言をなさっておられるわけなんですが、私は、外務省が、ODA問題も含めまして、国内的に日本外交についての実情について説明が足りないと思うんですね。ですから、そういった意味で、船橋さんが御提言なさっておる機構改革の中に外務省を代弁するようなプレスセクレタリーみたいなのを、せめて次官クラス若しくは副大臣か官房長くらいの方がそうい……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
現在、世界で自由貿易協定を締結している国々というのは、大まかで結構ですが、何か国くらいあるでしょうか。教えていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほども関連質問がございましたけれども、いま一度お聞かせいただきたいと思います。
小泉総理が今年の一月十四日、東南アジア諸国歴訪中のシンガポールで、東アジアの中の日本とASEANと題して新経済政策を発表されました。その中で提起された日本・ASEAN包括的経済連携協定構想と東アジアコミュニティーの構築の提唱というものはアジアを重視した政策と思われますけれども、東アジアコミュニティーの構築ということがいま少しイ……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
国連加盟国のうち、本条約を締結している国々はどれくらいありますか。そして、締結していない国々はどれくらいありますか。
【次の発言】 加盟国が急速に増加した理由はどういう理由からとお考えですか。
【次の発言】 G8のうち、本条約を締結している国はどこどこですか。それから、締結していない国々はどこですか。それから、締結していない理由は何だとお考えですか。
【次の発言】 昨年の十月に、包括テロ防止条約案を審議していた国連総会のテロ問題作業部会では、各国の意見が対立して、協議は事実上決裂したと報じられておりますけれども、決裂に至った理由について外務省はどのように……
○大田昌秀君 社民党の大田でございますが、条約についてお伺いする前に、まず一点だけ安倍官房副長官に確認させていただきたいと思います。
六月二日付のサンデー毎日に、官房副長官と田原総一朗氏が、五月十三日、早稲田大学での対談記事が載っていますが、お読みになりましたでしょうか。これはオフレコの話が報じられたとのことですが、記事の内容は正確だとお考えですか。もし違っている点があれば、どの点が違っているか御説明ください。どうぞお願いします。
【次の発言】 お二人の対談で、我が国の核兵器政策について極めて重要な問題が含まれておりますので、改めて確認させていただきます。
記事によりますと次のように出てお……
○大田昌秀君 主要国の投資協定の締結状況を見ますと、一九九六年現在、一番多いドイツが百十二件、続いてイギリスが八十四件、三番目がスイスで七十六件、四番目が中国の七十一件、五番目がフランスの六十五件となっています。
我が国は八件で三十九番目に位置しておりますが、他国に比べますと我が国の締結件数は非常に少ないと思われますが、その理由を御説明ください。
【次の発言】 日韓投資協定の理念の部分に、「両国間の投資を促進する上で労働者と使用者との間の協調的な関係が有する重要性を認識し、」という文言があります。この文言について、韓国の労働界では労働権の侵害と受け止められているようですが、その点についてどう……
○大田昌秀君 防衛庁長官、大変お忙しいでしょうから、一問だけ素朴な質問をさせていただいて、どうぞ御退席いただきたいと思います。
今回の自衛隊の、先ほど来質問がありました件につきまして、自衛隊は戦前の軍隊とは違うということを常々言っておりますけれども、今回の事件を契機にして見ますと、どこが違うのかよく分からなくなっているような声も出ておりますが、端的に自衛隊と戦前の軍隊の基本的な違いというのはどういうふうに認識しておられるか、お聞かせください。
【次の発言】 ありがとうございました。もうこれで結構ですので、どうぞ御退席ください。
地球温暖化対策についてお伺いします。
我が国は、地球温暖化防……
○大田昌秀君 最初に、中谷防衛庁長官にお願いいたします。 去る五月三十日の本委員会で、戦前の軍隊と自衛隊の違いについて私お伺いしましたところ、長官は、戦後においては日本国憲法が制定されて基本的人権や民主主義の基調にのっとって国づくりを行うということである、それにのっとって自衛隊が整備され国防の仕事をしている、基本的には戦前の憲法と戦後の憲法が違うことによって自衛隊の運用も違ってくるとお答えになりました。 今回問題になっております情報公開開示請求者のリストを作成していることに関連しての起こった問題をごらんになって、果たして日本国憲法の憲法に保障されている基本的人権や民主主義にのっとっていると……
○大田昌秀君 インターネットの普及に伴って、実演・レコード条約が想定するような著作隣接権侵害のケースというものが問題になるわけですが、これまでに著作隣接権の侵害というものがどれくらいあったのか、件数をお知らせください。
【次の発言】 ユネスコ条約で対象となる文化財は国に登録された物件に限られていますが、盗掘品や個人のコレクションのような物件については流通を十分に阻止することができないと伺っておりますが、これらの物件についてどう対応されるおつもりですか。
【次の発言】 文化財を保護するためには、ハーグ条約、それから今回問題になっておりますユネスコ条約、それから先ほどもお話がありましたUNIDRO……
○大田昌秀君 防衛庁にお伺いいたします。
防衛庁の調査報告書によりますと、情報公開制度実施に伴い多数の情報開示請求が予想され、処理が遅れたらいけないとして、防衛庁では内局、陸海空幕ともそれぞれ開示業務の進捗状況を示す進行管理表を作成することになったとされております。したがって、業務を遂行するにはその進行管理表だけあれば十分だと思われますけれども、あえて請求者リストを作った理由は一体何ですか。御説明ください。
【次の発言】 次に、テロ対策特別措置法に基づいて、現在インド洋に派遣されている海上自衛隊のことについてお尋ねいたします。
まず最初に、言葉の意味について伺いますが、作戦指揮統制というこ……
○大田昌秀君 このエネルギーの問題につきまして、議題につきましては賛成の立場でありますので、もう既に他の議員からほとんど質問が出尽くしている感がいたしますので、二点ばかりお伺いしたいと思います。
エネルギー憲章条約事務局のレイフ・K・エルヴィック局長が二〇〇一年三月号の「国際資源」に寄せたレポートで、ロシアの締結がなければエネルギー憲章条約は未完の作品となってしまうと指摘しています。先ほども似たような質問がございましたけれども、ロシアが締結していない理由について改めて確認させてください。
【次の発言】 この条約の締結国は欧州及びCIS諸国が中心のようですが、我が国がこの条約を締結するメリット……
○大田昌秀君 外務省の情報公開の手続について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 情報公開法に基づいてこれまで開示請求された総件数と、開示、不開示、部分開示の件数並びに不服申立ての件数、さらに不開示の主な理由について教えてください。
【次の発言】 開示請求項目のうち、安保条約と沖縄返還協定に関する件数がどれくらいありますか。また、不開示、部分開示の件数並びに不服申立ての件数、さらに、不開示の理由について御説明ください。
【次の発言】 条約締結国の一方の当事国のアメリカ側が公表した秘密解除文書が日本側では不存在として見ることができません。日本側はこの種の文書については廃棄をされたのか、それとも最……
○大田昌秀君 私がお伺いしたかったことはもうほとんどほかの議員、ほかの委員から御質問が出ておりますので、重複する点もあるかと思いますが、そこは御理解をいただきたいと思います。
まず、外務省はこれまで瀋陽総領事館事件につきまして調査をなさったり、また中国政府といろいろと交渉なさってこられたわけでございますが、基本的に、これまでの調査の結果あるいは政府折衝の結果、今回の事件の基本的な問題点というのは要約すればどういう点に尽きるとお考えでしょうか。
【次の発言】 これは、実はこれを改めてお伺いしたのは、本事件の根底には、政府の亡命者に対する政策とかあるいは難民政策がきちっとしていない点に本質的な問……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 岡本参考人と藤原参考人に簡単な質問をお願いいたします。 まず、岡本さんは外務省の現職外交官職員に対して、国に殉じる姿勢、目的意識、戦う気概を持てと、檄を飛ばしてこられました。ここでお伺いしますのは、外務省の基本的な責務は何だとお考えですか。 それから、あと一点は、日本外務省の対米従属性というのが余りにも強過ぎるという批判を買っておりますが、その理由は何だとお考えですか。 それから、藤原参考人にお伺いしたいのは、金融の専門家としてのお立場から、ODAや機密費の透明性をどのように確保すればよいとお考えでしょうか。 以上です。
○大田昌秀君 社民党の大田でございますが、外務大臣に二点ばかり伺わせてください。 最初の質問は、ただいまの小泉委員の質問と重複いたしますが、大臣は先ほど、国民のための外交、国民とともに歩む外交を実現するため、ソフト、ハード両面における抜本的改革、更には外交政策に対する国民の理解と支持を得るため尽力してこられたとおっしゃいました。しかし、日本外交の基本的理念や戦略が国民に十分に理解されているとは到底思えません。そこで、改めて確認させてください。 冷戦時代と冷戦後の日本外交の基本的な戦略、方針はどこがどう違うんですか。 それからもう一点は、外部からの変える会と、内部からの変えよう!変わろう!……
○大田昌秀君 まず最初に、アジア=太平洋郵便連合に加盟して以来、日本と各国との間で円滑にいっていない点がもしあるとすればどういう点がありますか。主な点だけ教えてください。
【次の発言】 アジアにおいて現在このアジア=太平洋郵便連合に加盟していない国はどれくらいありますか。そして、その国との間の郵便業務というのはどうなっているわけですか。今後の課題としてどういうことがございますか。
【次の発言】 外務省にお伺いします。
先ほども小泉議員からも御質問がございましたけれども、重複する部分があると思いますが、お許しいただきたいと思います。去る六月十六日、沖縄県那覇市内で起きた米カリフォルニア州の米軍……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合を代表いたしまして、質問させていただきます。 防衛予算についてまずお伺いします。 二〇〇二年度の予算を見ますと、政府が日ごろ聖域なき財政改革とか聖域なき構造改革といった声高のスローガンを掲げているのとは裏腹に、防衛予算はまるで聖域扱いどころか、対前年度比七億円増の過去最大規模となっています。二〇〇二年度の予算の総額は、対前年度比二・三%減で、九八年度以来四年ぶりに減額されています。ところが、現在の厳しい財政事情にもかかわらず、防衛費については四兆九千三百九十五億円を計上しています。その上、沖縄に関する日米特別行動委員会、すなわちSACO関連予算を加えますと、防……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
まず最初に、細田大臣にお伺いいたします。
現行の特殊法人北方領土問題対策協会の設立法であります北方領土問題対策協会法の第一条でその目的を規定してございますが、端的に申しまして、その目的は北方領土問題の解決に資するということだと考えるわけです。
そうしますと、特殊法人を独立法人化することによって、今のその領土問題の解決にどのように有利になるとお考えでしょうか。
【次の発言】 繰り返しになって大変恐縮ですが、川口大臣は今の私の質問、つまり、特殊法人から独立行政法人に変えることによってこの法案の目的であります領土問題の解決にどう有利に働くかということに……
○大田昌秀君 最初に、外務大臣と防衛庁長官に素朴な質問をさせていただきます。
まず外務大臣、外務大臣の沖縄問題に関する御認識をお聞かせください。つまり、沖縄問題は沖縄という特定の地域の問題とお考えなのか、それとも日本全国の重大な問題とお考えなのか、その辺りをお聞かせください。
【次の発言】 防衛庁長官、お願いします。
【次の発言】 今、外務大臣は日本全国の問題という趣旨のお答えをされたわけですが、今回の所信表明で沖縄問題について全く触れておられませんけれども、もう既に沖縄問題は解決されたと認識されてお触れにならなかったのですか。
【次の発言】 外務大臣は、今のお答えですと、沖縄問題というのは……
○大田昌秀君 国内問題について、まず最初に防衛庁長官にお伺いいたします。
去る十月十六日、横浜地裁で第三次厚木爆音訴訟についての判決がありました。今回の判決は、国には日米合同委員会での協議、交渉という手段があり被害の発生回避ができなかったわけではないと、国の不作為の責任を指摘しています。しかし、被告の国側は、同月二十九日、控訴なさっていますけれども、この問題について防衛庁長官はどのように認識しておられますか。
【次の発言】 関連しますけれども、去る十月二十九日、普天間基地周辺の住民二百人が原告となって、国と普天間の基地司令官を相手取って、同基地の爆音の違法性と被害の補償を求めて那覇地裁に提訴……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 本日の委員会の審議案件であります防衛庁の職員の給与法改正案について、一問だけ質問させていただきます。 総務省は去る九月十七日付けの見解で、既に適法に支給された給与をさかのぼって不利益に変更することは法的安定性や既得権尊重の観点から慎重であるべきものと考えていると述べています。 職員の給与切下げ分を本年の四月にさかのぼって十二月の期末手当から差し引くというやり方は給与の不利益不遡及の原則に抵触すると思われますが、防衛庁はこの点、どのようにお考えですか。これまで人事院や法制局とどのように討議なされたか、御説明お願いします。
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
先ほどの防衛庁長官の基本計画の変更についての御説明の中で、この六ページの方ですが、中ほどに、一日当たり百五十機余りの航空機及び三十から五十隻の船舶については直ちにその国籍を確認できない状況下にありますということがうたわれておりますけれども、国籍を確認できない船舶というのはどういうことでございますか。
【次の発言】 その船舶というのが軍艦であれば、当然、軍艦旗を掲げていると思うわけですが、先日の本委員会で自衛艦旗の掲揚のことについてお聞きしましたところ、西川運用局長が、インド洋に派遣されている護衛艦等の自衛隊の艦船は自衛艦旗を中央マストに掲げているとい……
○大田昌秀君 孫崎先生にお伺いしたいと思います。 先生がお書きになった文章の中に、アメリカのCBC、それからCNNの世論調査の結果がありますけれども、昨年に比べて、今年に入りますとアメリカのイラク攻撃に対する世論が明らかに減少しているわけですね、比率が。その背景について御説明ください。 それともう一つ、オスロ合意に対するパレスチナ人の意識の表が載っておりますが、これも年月がたってきますとオスロ合意に反対する意識が強くなっておりますし、それから自爆テロに対する支持が反対よりも増えている。この問題について教えていただけたら有り難いと思います。
○大田昌秀君 外務省の資料を見ますと、国際交流基金の平成十四年度の定員は、職員の数は二百三十余名で、予算が百八十四億円、資本金が千六十二億円、海外事務所の数が十九か所となっておりますけれども、独立行政法人化した場合に、これらの組織とか予算というのはどういうふうに変わっていくのでしょうか。
【次の発言】 私がお聞きしているのは、職員の数が減っていくのか、それとも海外事務所の数が減っていくのか増えるのか、そのことをお聞きしているわけですが。
【次の発言】 現行の国際交流基金の業務実績のうち、他国と比べて、特に日本独特のもの、我が国独特の誇るべき事業だと思われるのは何かございますか。
○大田昌秀君 防衛庁長官は、先日、沖縄訪問をなさいまして、大変御苦労さまでございました。
今回の沖縄訪問の目的と、基地をごらんになっての御感想を聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、SACOの話が出ましたけれども、そのSACOの最終報告が余り進展していないように思いますが、その理由はどうお考えですか。
【次の発言】 SACOの最終報告は進捗しているという趣旨の御答弁でございますけれども、前から私がある意味でお願い的な形で申し上げていることは、SACOの中身と現在政府がやっておられることとは違うわけですよね、最終報告の中身と。
ですから、それについてはどういう経緯で変更したとか……
○大田昌秀君 川口外務大臣にお伺いします。 私も、大臣が所信表明で述べられた、創造的な外交を力強く実践していくと強調されたことについて、中身がよく分からなかったわけでお伺いしようと思ったんですが、今、田村議員がもう既にお聞きになったので飛ばしますが。 同じく所信表明で、大臣は北朝鮮問題との関連で、日朝平壌宣言に基づき、拉致問題及び核兵器開発問題等の諸懸案を解決し、北東アジア、ひいては国際社会の平和と安定に資する形で国交正常化を実現するため努力していくと述べておられますが、これまで、拉致問題が表面化して今日まで、どのような創造的な外交をこの問題で取ってこられたのか。具体的に、いつ、だれとだれ……
○大田昌秀君 外務大臣にお伺いいたします。
去る三月二十三日付けの共同通信の記事によりますと、アフガニスタン北東部のラグマン州で、同日、イラク戦争に反対する千人以上の市民のデモがあり、星条旗と英国旗のほか日の丸が焼かれたとあります。
諸外国における一連の反戦デモで日の丸が標的になったのは初めてだと思われますが、日本の米国支持に対する事態に強い反発を買った結果と思われますが、外務大臣はそのような事態をどのように受け止めておられますか。お聞かせください。
【次の発言】 改めてお伺いしますけれども、一昨年九月十一日の米国同時多発テロ事件で犠牲になった人々の数は幾らですか。また、米国によるその報復……
○大田昌秀君 外務省のODA予算についてお尋ねします。
現在、参議院では、平成十年度決算と平成十五年度予算案の審議が並行して行われています。そこで伺いますが、去る二月に会計検査院は平成十三年度決算検査報告の概要を発表していますが、外務大臣、お読みになりましたでしょうか。
【次の発言】 同報告で外務省関係ではどのような点が指摘されておりますか。主な点で結構でございますので、その内容について御説明ください。
【次の発言】 それらの問題点の改善策というのは、本年度の予算案に生かされておりますか。
【次の発言】 ODAに基づく援助事業の計画、実施についてはいろいろな御批判がありますけれども、ODAは……
○大田昌秀君 これは質問通告していないので大変恐縮ですが、我が政府のアメリカの対イラク戦争に関連することと考えますので伺います。
一九九五年にマクナマラ元国防長官が「マクナマラ回顧録 ベトナムの悲劇と教訓」という本を出しております。これは二年後に日本の訳書も出ておりますが、外務大臣はこの書を読んだことがございますでしょうか。
【次の発言】 沖縄に関する特別行動委員会、すなわちSACOが設置される直接のきっかけとなった凶悪な犯罪を犯した三人の米兵はその後どうなっているのでしょうか。なお、被害者への対応はどうなっているのでしょうか。防衛施設庁にお伺いいたします。外務省でも結構ですけれども。
○大田昌秀君 船舶防汚方法規制条約について、環境省にお伺いいたします。
船体塗装に使用されている有機すず化合物、特にTBTは成長阻害などの毒性があって、日本の沿岸に生息するイボニシなどの雄化の原因物質とされています。
そこで伺いますが、東京湾などの港湾や日本沿岸での環境ホルモンの影響について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 船舶船体の有機すず化合物の塗装については一九七〇年代から国際的に問題になっておりますけれども、先ほど御説明がありましたように、本条約の締結は二〇〇一年十月ということで、まだ三か国しか締約国はないということでしたけれども、主要国のこの条約に向けての動きを簡単に御説明い……
○大田昌秀君 防衛庁にお伺いします。
防衛庁設置法改正案にある第五師団の旅団化に伴い同師団の定数が七千二百人から四千百人に減らされますが、予算面ではどのような変動がありますか。また、兵員の削減と装備の近代化との関連についてお伺いします。
【次の発言】 その百五十億円程度の削減と装備の近代化の問題とはどういうふうに関連しますか。
【次の発言】 質問の趣旨は、人員の削減の、その削減によって得られた費用というのが、そのまま装備の近代化に行くというようなことはありませんかという意味です。
【次の発言】 防衛庁設置法改正案で隊員手当が新設される陸上自衛隊の特殊作戦群、これはまだ仮称のようですが、二〇〇……
○大田昌秀君 ただいま同僚委員からも御質問がありまして、若干重複する面もあるかと思いますが、改めて確認させてください。 防衛庁にお伺いいたします。 毎年、北海道で自衛隊の北方機動演習が行われていますが、昨年七月の同演習の際、陸上自衛隊の八十人の隊員が日本航空と日本エアシステムの定期便に迷彩服のまま搭乗する事態が起こりました。これに対し、航空労組連を始め百二十を超える市民団体が中止を申し入れたけれども、防衛庁は民間航空機を利用しての移動も機動訓練の一環だとして迷彩服での搭乗計画を変更しませんでした。 そこで伺いますが、民間航空機を軍事目的に利用できる法的根拠をお示しください。
○大田昌秀君 外務省にお伺いいたします。
現在、沖縄では米軍の水中爆破訓練をめぐって県漁業協同組合連合会を中心に反発が高まっておりますが、そのことについて外務省は御存じでありますか。
【次の発言】 それではなぜ反発が高まっているのか、その経緯について御説明ください。
【次の発言】 私がお伺いしたのは、なぜ反発が起こっているのかということをお伺いしたわけでございますが、沖縄の地元の一方の新聞は水中爆破訓練が実施されると、そして他の新聞は中止になったということで、そういう混乱状態を巻き起こした言わば責任の所在が非常にあいまいになっているところから起こっていると思うんですけれども、そのことについて……
○大田昌秀君 児童権利条約の締約国と本案件である児童の権利条約の改正の受諾国は、現在それぞれ何か国になっておりますか、外務省にお伺いします。
【次の発言】 児童の権利条約の締約国が急増している一方で、国内外において児童虐待の問題が深刻化しつつあります。厚生労働省の平成十三年度児童虐待相談処理件数等の資料を見ますと、児童虐待相談件数は、平成二年度が千百一件だったのが、平成八、九年度から急増して、平成十三年度は二万三千二百七十四件に上っています。ここ十一年間で約二十一倍の急増ぶりです。
厚生労働省は、児童虐待がこのように増えている背景や要因をどのように分析し、この間どんな対策を取ってこられたのか……
○大田昌秀君 防衛庁に簡単な質問をお伺いします。
平成十三年十一月から、海上自衛隊の補給艦「はまな」、「とわだ」、「ときわ」が交代でインド洋へ派遣されましたが、それぞれの補給艦がいつからいつまで派遣されたのか、派遣期間を御説明ください。
【次の発言】 我が国の防衛において、補給艦というものは何隻体制というのを目指しておられるんですか。防衛施設庁でも結構ですが。
【次の発言】 先ほど私は、それぞれの補給艦がどれくらいの期間行っていたかということをお聞きしたんですが、その四隻体制のうち、ちょっと調べてみますと、我が国、日本周辺に二隻しか補給艦がいない期間が十一か月半、三隻いなかった期間が一か月半……
○大田昌秀君 まず最初に、経済産業省にお伺いいたします。
全国の原子力発電所の設置数及び一年間に発生する使用済核燃料は全体でどれくらいの量になっているのか、またその処分方法について簡単に御説明をお願いします。
【次の発言】 次に、外務省にお伺いします。
使用済核燃料・放射性廃棄物管理条約の第三条適用範囲では、敷地外の輸送を除くというただし書があり、輸送の問題は除外されています。
使用済核燃料の輸送の安全を図ることは極めて重要な問題と思われますが、なぜ除外されているんでしょうか。
【次の発言】 次に、外務大臣にお伺いいたします。
二〇〇一年十二月二十二日付けの読売新聞の報道によりますと、……
○大田昌秀君 官房長官、そのほかの政府の皆さん、長時間にわたって大変御苦労さまです。お疲れでしょうが、最後ですから、ひとつ御辛抱いただきたいと思います。 去る六月三十日付けの新聞記事によりますと、石破防衛庁長官は、 わが国の人道復興支援活動や安全確保支援活動は「海外において武力の行使は行わない」という憲法の趣旨を制度的に担保するため、非戦闘地域に限定して行われるものである。加えて非戦闘地域の中でも治安が比較的良好な地域を予定しているが、治安が今なお万全ではなく、危険に遭遇する可能性は全く排除されるものではない。武器の携行・使用が一定の要件の下に認められ、他国の部隊やイラクの住民に依存する……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 若干繰り返しあるいは重複するかもしれませんが、改めて確認する意味でお伺いいたします。 まず最初に、官房長官に伺いますが、本法案の第六条では、基本計画に定めた自衛隊が実施する対応措置については、開始してから二十日以内に国会に承認を求めるとなっていますが、イラクにおける活動が極めて危険な業務となることは、これはもうどなたも想定しているところでございます。 したがいまして、私はやはり国会の事前承認とすべきだと考えるわけですが、周辺事態安全確保法ではその第五条一項で、またPKO協力法ではその第六条の七項で、本体業務における自衛隊の海外派遣は国会……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田昌秀でございます。 まず最初に、官房長官にお伺いいたします。 政府は、これまでの国会における質疑において、自衛隊を戦闘地域に派遣したり武力行使をさせるつもりはない、自衛隊を派遣するのはイラクの復興支援活動に当たらせるためだという趣旨のことを繰り返し述べておられます。だとすれば、イラク特措法の内容を非軍事、文民部門の復興支援だけに限定すべきではないかと思います。 改めて申し上げるまでもなく、イラク特措法案は、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動という二つの性格の異なる内容から成り立っています。すなわち、一番目の人道復興支援活動というのは、イ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。最後の質問ですので、ひとつよろしくお願いいたします。 まず最初に、厚生労働省にお伺いします。 政府は平成十三年度に失業率が五%という最悪の雇用情勢の中で、二次にわたる補正予算を組みました。第一次補正では、雇用と中小企業面におけるセーフティーネットの整備に重点を置いて公的部門で数十万人の雇用を生み出したいとして、新たに緊急地域雇用創出特別交付金を盛り込んでいます。この種の雇用対策は、平成十一年度から実施されている緊急雇用対策特別事業を引き継ぐ事業として実施されました。 そこで、それぞれの緊急雇用特別事業についての国の予算額と沖縄県及び同県内……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
両大臣とも大変お疲れでしょうけれども、あとしばらくでございますので、御辛抱いただいて質問させていただきます。
平成十三年度決算について会計検査院は、外務省に関連して、不当事項としていわゆるプール金の問題、支援委員会の問題、在外公館の会計経理とODAの実効性のなさなどを指摘しています。外務省はこの会計検査院の指摘をどのように受け止めておられますか、大臣からお答えをお願いします。
【次の発言】 平成十三年度の外務省関係のODA予算は、無償資金協力と円借款、プロジェクト方式技術協力を合わせますと約一兆八百三十五億円ほどになります。
しかし、会計検査院は……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合を代表いたしまして、質問させていただきます。
まず、有事法制の有事という用語は、一般には、非常に意味、内容があいまいで分かりにくいと言われております。今回提案されている有事関連三法案は、武力攻撃事態法を主眼にしていますが、その定義からしますと有事とは正に戦時にほかならないと思われますが、どうして戦時法制と言わずに有事法制としたのか、御説明ください。
【次の発言】 去る第二次大戦において、我が国には三百余りの有事、戦時法制があったと言われておりますが、戦時中のこれらの法制と今回提起されております有事法制と本質的に違う点がございますか。違う点があるとすれば、具体的に……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田昌秀でございます。 平成十五年度の予算案について、まず御質問いたします。 一般会計予算規模八十一兆七千八百九十億円のうち、税収は四十一兆七千八百六十億円しかございません。したがって、新たに国債を三十六兆四千四百五十億円を発行して歳入不足の穴埋めをするようですが、そうなりますと、国債依存度は四四・六%となります。 一昨年のことですが、三月八日の参議院予算委員会で当時の宮澤大蔵大臣は、国債依存度が三四・三%となったことについて、我が国の財政はやや破局に近い状態とコメントをいたしました。これがアメリカの新聞なんかに大々的に取り上げられて問題になって、表現が適……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合を代表いたしまして、総理に質問をさせていただきます。 まだこれは仮称でございますが、沖縄科学技術大学院大学についてでございます。総理は、同大学院の設立について、去る三月十四日に同大学の基本構想を具体的に検討する評議会の議長のジェローム・フリードマン博士とお会いになった際、全力を挙げて同大学を推進していくという趣旨のことを述べておられます。 沖縄県は、戦前、大学はおろか高等専門学校が一つもない県として知られておりましたけれども、現在は、短大を合わせますと八つの大学がございます。ですから、この今回の政府の大学院大学の設立についてはもう県民挙げて喜んでいるところでご……
○大田昌秀君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に本田良一君を指名いたします。
○大田昌秀君 本給与改正案は、人事院勧告及び国家公務員の給与改定を受けてのものであると思いますが、政府が人事院勧告どおり国家公務員の給与を改定すると決めた理由及び給与改定の節減効果について改めて簡潔に御説明ください。
【次の発言】 公務員の賃下げは民間労働者の賃金を切り下げ、それに伴う消費行動の低下、需要の減少によって経済に悪い影響を及ぼすのではないかという懸念があります。また、給与切下げ分の調整分を実施時期の四月に遡及することについては不利益不遡及の原則に反するという指摘もありますが、この点についてどのようにお考えですか。
【次の発言】 本案の防衛庁職員の給与減額改定によって防衛庁予算にどれ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いいたします。
官房長官は御退席されるようでございますので、最初に簡単な質問を二問ばかりお願いいたします。
小泉総理は、一昨年の十月五日の衆議院予算委員会において、憲法の前文と九条の間にすき間、あいまいな点があるという趣旨のことを述べておられますが、総理が言われる憲法前文と九条の間のすき間というのはどういうことでしょうか。官房長官はどのようにお受け止めになっておられるでしょうか。
【次の発言】 先ほど官房長官は御答弁の中でもう既に触れられておりますが、私は若干楽観的に過ぎるんじゃないかという気がしますので改めてお伺いしますけれど……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田昌秀であります。 質問に先立って、去る十一月二十九日、イラクにおいて不慮の死を遂げられた奥克彦大使と井ノ上正盛一等書記官並びにイラク人運転手に対し心から御冥福をお祈りいたします。また、御遺族の方々には謹んでお悔やみ申し上げます。 さて、最初に総理の歴史認識についてお伺いいたします。 去る十二月九日、小泉内閣は自衛隊をイラクに派遣するための基本計画を閣議決定いたしました。いまだ戦闘が終結していないイラクの戦場に武装した自衛隊を派遣することは自衛隊の海外派兵にも等しく、戦争を否定し、武力行使を否定する憲法を持つ平和国家として、過去半世紀以上も国外でただ一人……
○大田昌秀君 ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの齋藤勁君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に清水達雄君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 私は十分しかありませんので、御質問には簡潔にお願いいたします。 月刊誌の「軍事研究」二〇〇三年七月号に、横須賀を母港とする空母キティーホーク戦闘群のミサイル巡洋艦カウペンスがイラク戦争開戦の三月二十日、開戦の前日の三月二十日、開戦の三月二十日、イラクに対する先制攻撃の第一撃となるトマホークミサイルを撃ち込み、同じく空母キティーホーク群所属の駆逐艦J・S・マッケーンが第二波の攻撃に加わったほか、翌三月二十一日には青森県三沢基地所属のF16戦闘機や、沖縄嘉手納基地所属のF15戦闘機がイラク空爆に参加したと報じられています。イラク戦争に参加した……
○大田昌秀君 午前中に続きましてお願いいたします。 まず最初に、外務大臣にお伺いしたいわけでございますが、今朝のニュースによりますと、去る五日、アメリカのテネットCIA長官はイラク問題と関連して、戦争前には多くの見方があり、差し迫った脅威があるとは言ったことはないとか、あるいはフセイン大統領が大量破壊兵器を使用すると言ったことはないという趣旨のことを発言しております。 そこで、改めてお伺いしたいのは、政府は対イラク戦争の大義について、これまでの国会審議を通じて多くの疑義が提起された現在も考え方を変えられるおつもりはございませんか。その点、お聞かせください。
○大田昌秀君 社会民主党の大田でございます。
四人の先生方、今日は大変御苦労さまでございます。大変いろんなことを教えていただきまして、感謝申し上げます。
さて、お話を伺っていて、ちょっとよく分かりづらいので、あえて端的な質問をさせていただきます。これは小田中先生の方は立場がよく分かりますのでもうお聞きしませんが、御三人の方にお一人ずつ、今回の自衛隊のイラク派遣についてどうお考えなのか、賛成ならば賛成の理由、反対ならば反対の理由をごく簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 もう一つだけ御三人の方にそれぞれお伺いしたいんですが、御専門の立場から、イラクでのこの戦争といいますか、これは戦争が終わ……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 時間が短いですので、答弁は簡潔にお願いしたいと思います。 まず最初に、自衛隊をイラクに派遣するに際して、たしか防衛庁長官だったと思いますが、自衛隊はNGOとかそういった組織と違って自己完結型の組織であるという、それが一つ、自衛隊を派遣する理由の一つに挙げられていたと思いますが、御承知のようにイラクというのは失業率が極端に高くて、それで自衛隊の方にその失業率の、高い失業率を何とか解決してほしいと強く期待しているようでございますけれども、そうなりますと、結果的に、自己完結型の組織である自衛隊というのはアウトソーシングを多くの場合やらないといけないと思い……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
先ほどの外務省のイラク情勢報告によりますと、二月二十八日から二十九日にアブダビでイラク復興信託基金のドナー委員会が開催され、我が国は同委員会の議長に選出されたので、基金の効果的な運営への貢献を通じて国際協調の強化に努めていくというふうになっておりますが、改めて外務大臣にお伺いしたいのは、我が国は無償十五億ドル、有償三十五億ドルをイラク復興支援のために供与すると言っておりますが、その資金はどのような手続で配付されるのか、そこを具体的に御説明ください。
【次の発言】 同じく先ほどの報告で、航空自衛隊はC130機を使って、三月三日以来クウェートと……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 まず最初に、人質の解放のために政府の皆さんが日夜大変御苦労なさっていることに対して心から御苦労さまと申し上げたいと思います。そして、人質が無事解放されることを切に願っております。 さて、日本人三名が人質として拘束された理由については、本人たちが外務省の退去避難命令を聞かずに勝手に危険な場所に入り込んだという説と、自衛隊をイラクに派遣したことがアメリカの占領統治を支援するものとして反発を買った結果だという、そういう説がありますけれども、外務省は客観的にごらんになってどのような判断をなさっておられますか。
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
先ほども似たような質問がございましたけれども、もう一度確認さしていただきたいと思います。
五月十六日の共同通信の記事によりますと、内閣法制局が先月、四月に、イラクで反米闘争を繰り返すイスラム教シーア派のサドル師派は国に準じる者と解釈した見解を当時の福田官房長官に報告していたとあります。前内閣官房長官が内閣法制局からそのような報告を受け取ったというのは事実でございますか。
【次の発言】 今、さっきの防衛庁長官の御答弁と関連して、私も、この国に準ずる者という解釈について防衛庁長官のお考えになかなか納得できないところがございますので、いま一度確認さしてく……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。お疲れでございましょうが、あとしばらくでございますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、井上大臣にお伺いしたいわけですが、有事関連法案、有事法制関連七法案と三条約協定は日本国憲法に深くかかわるものでありまして、かつ我が国の外交防衛政策を大きく転換させる極めて重要な法案だと思っておりますけれども、これを何か十把一からげにするかのように一括して審議するということは物理的に非常に厳しいと私は考えるわけです。法案の中身をじっくり読もうとしてもとても時間的なゆとりはないわけなんですが、どうしてこんなにお急ぎになるんですか。
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
まず最初に、防衛庁長官にお伺いいたします。これは通告はしてございませんが、ごく基本的なことでございますのでよろしくお願いいたします。
追加議定書のTは、第四十三条で、「紛争当事者の軍隊は、部下の行動について当該紛争当事者に対して責任を負う司令部の下にある組織され及び武装したすべての兵力、集団及び部隊から成る」と規定しております。
防衛庁長官は、自衛隊はここでいう軍隊と同一のものとお考えでしょうか。
【次の発言】 次に、井上大臣にお伺いいたします。
これも質問通告はしてございませんけれども、今回の法案を策定される過程で過去の類似の有事法制について……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。最後でございますので、よろしくお願いいたします。
防衛庁は、二〇〇三年度防衛白書等で我が国への着上陸侵攻の可能性は低いとの情勢分析がなされておりますが、我が国の弾道ミサイル防衛をいう場合、どこか特定の国を仮想敵国として想定されておられるのですか。防衛庁長官、お願いします。
【次の発言】 一般的に、北朝鮮のノドンとかそういうものが非常に不安がられておるわけなんですが、これは仮定の話で恐縮ですけれども、仮に北朝鮮からミサイル攻撃があるとした場合、防衛は可能ですか。
【次の発言】 なぜこういう質問をしたかと申しますと、我が国の弾道ミサイル防衛計画について、去……
○大田昌秀君 大田でございます。 二、三、通告はしてございませんけれども、ごく基本的なことで、特に今日の質疑応答と関連することでございますので、お許しいただきたいと思います。 今回議題となっています有事関連七法案と三条約、協定は、文章にしますと約六百ページ余り、字数にして四十万字ほどと言われておりますが、関連する文書類を合わせますと一千ページを超える、しかも六十万字を数えると言われておりますが、これだけの膨大な量の法案を短期間に読んで理解するというのは非常に至難な業だと私は思います。 私も努力してみましたが、正直に申し上げて、まだ十分に読み終えていないというのが実態ですが、三大臣、大変お……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。さぞかしお疲れだと思います。あとしばらくでございますので、御辛抱をお願いいたします。 私は、この種の有事法制を作るときは、その実効性とか、あらゆる面から戦前の、あるいは戦争中の有事法制というのがどういうのがあって、それを徹底的に検証して、果たして法律を作ってもそれが実効性があるかどうかということなどについて詳しく調べた上で、この種の法律を立案すべきではないかと思います。 そういった意味で、先日も若干触れましたけれども、井上担当大臣にお伺いしますけれども、戦前、戦中、この種の戦争法制みたいなものは、あらましで結構でございますので、どの程度あって、とりわ……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 私は、これまでの有事法制の議論を聞いておりまして、どうも余りにも抽象的過ぎて戦争の実態に即していないというある種の失望感を抱いております。 戦争というのは、本当に中に立ち入ってみなければ分からないと思うんですが、例えば、せんだって私は、この法案の中にいろいろと、国民保護法制の中にですね、県知事を始め市町村長その他の自治、地方自治体の長というものが一般住民を避難させるというような規定が一杯書かれているわけですが、戦争が実際に始まってみると、この間私が申し上げたように、県知事を始め県首脳が逃げていくわけですよ。そういう場合に、一体どう対応するんですか。……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 四人の先生方、御苦労さまでございます。 まず最初に、四人の先生方、参考人にそれぞれ、ごく素朴な二つの質問をお伺いしたいと思います。 一つは、法律の専門家として、戦争の教訓というのが何か得られたか、得られているかどうか、その点についてそれぞれからお伺いしたいと思いますが。 もう一つは、戦争の歴史を振り返ってみますと、第一次大戦から今日に至るまでの戦争、歴史を振り返ってみますと、第一次大戦のときは軍隊の犠牲者、軍人の、職業軍人の犠牲者が圧倒的に多かったわけですが、今は全く逆転して民間人が犠牲になっていますね。その観点から、軍隊というのは国民の生命、……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
最初に、井上大臣にお願いいたします。
米軍行動措置法案の第二条五項で、日本の支援を受ける米軍の行動について、武力攻撃が発生した事態以外の武力攻撃事態等に当たっては日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な準備のための行動を含むと定めています。
この必要な準備のための行動とは一体どういう行動でしょうか。
【次の発言】 防衛庁長官にお願いいたします。
海上輸送規制法案の措置は、自衛隊法第七十六条第一項の規定によって出動を命ぜられた海上自衛隊の部隊が実施するとあります。したがって個別的自衛権の行使となるものと見られますが、政府がこの間、統一見……
○大田昌秀君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に谷林正昭君を指名いたします。
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
茂木大臣に、まず御就任をお祝い申し上げると同時に、問題が多過ぎるので本当に御苦労さまと申し上げたいと思います。
さて、通告してはございませんが、ごく基本的なことですので、大臣に、大臣は沖縄の存在、沖縄問題というのをどう認識されておられるのか、ごく簡単で結構でございますので、お願いします。
【次の発言】 先ほど大臣がお読みになりましたこの説明書、この中に、沖縄に関する特別行動委員会、SACO最終報告の着実な実施等についてという趣旨のことが、おっしゃっておりますけれども、前から私外務省にも申し上げているんですが、今政府が進めている普天間の代替施設という……
○大田昌秀君 最初に、外務大臣にお伺いいたします。
去る二月二十五日の参議院イラク事態特別委員会でサマワの部族長を日本に招待するという外務省の計画についてお伺いしました。そのとき、経費等細かいことはまだ決まっていないというお話でしたが、その後、この計画はどう具体化しているのでしょうか。
【次の発言】 あれから検討中ということはどういうことですか。お招きするということでしたら、前もって予算は幾ら掛かると、そして何名お招きするということはごく当然のことだと思いますが、あれからずっと検討中というのは何ですか。
【次の発言】 国土交通省、いらっしゃいますか。お願いします。
成田空港をお造りになると……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
簡単な質問をさせていただきます。
まず最初に、外務省にお伺いしますけれども、日米租税条約は一九七二年に発効して三十二年目を迎えるわけですが、先ほど来お話を伺っておりますと、非常にメリットがあるという趣旨のお話でございましたけれども、だとすれば、どうして今日まで改定しなかったのか、例えば十年前とか十五年前になぜやらなかったのか、なぜ今日なのかということについて簡潔に御説明をお願いします。
【次の発言】 先ほど同僚議員のこの条約改定の意義についての御質問に対して外務大臣は、投資、文化、人的交流が一層促進されるという趣旨の御答弁をなさいましたけれども、投……
○大田昌秀君 社民党の大田でございますが、時間が短いので、ごく簡潔に御答弁をお願いいたします。
まず、防衛庁長官にお伺いいたします。
政府は、昨年十二月十九日の安全保障会議と閣議で弾道ミサイル防衛システムの整備等について決定されました。弾道ミサイル防衛については、現在、日米間で共同技術研究が行われていると理解しておりますけれども、その研究の結果を待つのでなくて、一足飛びに既存のBMDを導入なさるおつもりですか。もしそうだとすると、その理由は何ですか。
【次の発言】 二〇〇四年度の防衛予算では弾道ミサイルシステムの整備費が九百二十二億円計上されておりますが、これは専門家たちによりますと膨大な……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。
まず最初に、二〇〇四年度予算で在外公館の警備員が大幅に増員されましたけれども、この増員された人たちはどこどこに配備される予定ですか。
【次の発言】 今、警備員の増員のほか、在外公館でどのような警備強化策を取っておられますか。
【次の発言】 現在、バグダッドの日本大使館の業務はどういう内容になっていますか。
【次の発言】 これは外務大臣にお伺いしたいんですが、今朝の朝日新聞をお読みになったと思いますけれども、例の辺野古の問題について先日、防衛庁長官にはお伺いしましたが、外務省の対応、この普天間の代替施設についてアメリカのラムズ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いいたします。
十分しかありませんので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。
去る三月二十九日付けの共同通信によりますと、「日本国内で罪を犯した米兵容疑者の刑事裁判手続きに関する日米両政府の協議で、日本の警察が取り調べを行う際の米政府関係者の同席について、原則的に「容疑者側」の立場ではなく「捜査側」からの立ち会いという名目をつけて認めることで基本合意したことが二十八日、分かった。」と報じています。
この合意は事実ですか。
【次の発言】 協議では話が付かなかったということですか。
○大田昌秀君 外務省設置法の本改正案の政府の提案理由によれば、外務省設置法第五条一項で定められた儀典長を本改正案で廃止するものの、政令で新たに儀典長を置くお考えのようですけれども、何のためにそれでは廃止なさるんですか、御説明ください。
【次の発言】 財務省が昨年、各省庁の予算に無駄がないかどうかを調査する予算執行調査を外務省について行ったところ、平成十六年度以降に設計、新設する事務所、公邸十か所の面積を削減したり、公邸併設のゲストルーム二か所を認めないことにしたと報じられています。その削減効果は、平成十六年度で二億六千万円、平成十七年度で、十七年度以降を合わせると総額七億八千万円ということにな……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
時間が大変短いので、御答弁は簡潔にお願いしたいと思います。
先ほどですね、同僚議員からも同じ質問がございましたけれども、もう一度確認させてください。
この本協定に係る件でございますけれども、先進国の締結状況を見ますと、米国の二十か国、英国の三十六か国等に比べて我が国の締結国はまだ二か国にとどまっているわけですが、この理由は一体何ですか。何でこんなに後れたんでしょうか。
【次の発言】 日独の協定では両国でそれぞれ年金に加入した保険期間を通算して年金を支給するようにやっておりますが、ドイツの後に締結された日英の協定は保険期間の通算措置が盛り込まれてい……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
先ほどの同僚議員の御質問に、サイバー犯罪条約を批准した国が五か国という御答弁がありました。アルバニア、クロアチア、エストニア、ハンガリーのほかに、あと一か国はどこでございますか。
【次の発言】 二〇〇一年十一月に採択されて、同二十三日に三十か国が署名したわけなんですが、なぜ欧州評議会の有力国や米国やロシアは批准していないのか。また、アジア諸国がこの条約に加盟していない理由は何ですか。
【次の発言】 日本弁護士連合会は、条約の適用範囲が、通常の民間のプロバイダーだけでなくて、コンピューター通信機能を利用者に提供するすべての団体が捜査機関への協……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いします。
まず最初に、自衛官の定数変更に係る防衛庁設置法一部改正に関連して防衛庁にお伺いいたします。統合幕僚会議の要員を今回百五十五人増員することになっていますが、その理由について御説明ください。
【次の発言】 同じく防衛庁にお伺いします。
一九七六年に制定された防衛、いわゆる旧大綱と、一九九五年十一月に制定された新大綱の基本的な違いについて御説明ください。
【次の発言】 その旧大綱と新大綱の防衛の基本的な方針についていま少し御説明をお願いします。
【次の発言】 その新大綱、昨年度辺りからまた見直しが始まっていると聞いています……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いいたします。
まず、地中海漁業一般委員会協定の改定に関連して外務省にお伺いいたします。
現在、全世界で約百五十万トンのマグロ類が取られ、そのうち日本が約六十五万トンを消費していると言われています。我が国の消費量や輸入量の多さもあってか、マグロ資源の枯渇が心配されていますが、本協定改定の会議等でこの問題の解決についてどのような議論がなされたのか、簡潔に御説明お願いします。
【次の発言】 世界自然保護基金の今年三月三日のプレスリリースによりますと、同基金は、マグロ蓄養事業が盛んになってクロマグロ資源の保存を脅かしていると警告を発し……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
私は時間が大変短いので、御答弁は是非簡潔にお願いしたいと思います。
まず最初に法務省にお伺いいたします。
参議院の調査室の資料によりますと、一九九四年から二〇〇三年までに米国から我が国に対する捜査共助の要請件数は七十九件、逆に我が国から米国に対する捜査共助要請は四十三件となっています。それら日米双方の捜査共助の対象となる犯罪の主な内訳はどうなっているか教えてください。
【次の発言】 共助対象となる犯罪の増減の傾向はどうなっておりますか。
【次の発言】 三月十一日付けの共同通信の記事によりますと、昨年一年間に全国の警察が摘発した在日外国人の犯罪は四……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 まず最初に、国土交通省にお伺いいたします。 道路運送車両法第四条は、自動車登録を受けなければ運行してはならないと定めています。また、自動車登録に当たっては、自動車保管場所法第四条で、保管場所の確保を証明した車庫証明を警察署に提出し、かつ自動車には警察署が発行した保管場所標章を表示しなければならないと規定しています。 だとしますと、車庫証明なしで自動車登録を許可したとすれば、それは登録の受付業務を行う自動車交通局あるいは同局に委嘱された当該行政機関の責任者が不正をしているということになりませんか。 また、同僚議員の照屋衆議院議員の本件に係る質問主……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 社民党は、今回、拉致被害者二家族のお子さん方五人が帰国されたことを大変喜ばしくうれしく思っておりまして、これまで外務大臣を始め関係者の皆さんが御苦労なさったことに対して心から感謝申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでした。 さて、質問に入りますが、経済産業省にまずお伺いします。 日本・ベトナム投資協定の締結に関連して、ベトナムへの投資環境についてでございますが、ベトナム政府が一昨年の九月、二輪車部品の輸入を突然、年間百五十万台分とする規制を発表して一部の日系メーカーが操業停止に追い込まれたと報じられました。また、ベトナムの日系企業関……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。時間が短いので御答弁は簡潔にお願いいたします。
まず、国土交通省にお伺いいたします。
前回のこの委員会でも伺いましたけれども、Yナンバーについて唯一長崎県の佐世保市だけで実行していると、車庫証明を出しているということですが、その実情について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 佐世保市でできてよその府県でできないという理屈はないわけでございますので、今後、国土交通省は他の府県における車庫証明の問題についてどのように対応なさるのか。それから、外務省は同じ問題でアメリカ側に対してどういうふうな要請をなさるのか、簡潔にお願いします。
○大田昌秀君 外務省にまずお伺いします。
我が国は台湾との間で原子力平和利用協定を締結していますか。
【次の発言】 我が国の原子力政策に関連して伺いますが、日本で製造された台湾の第四原発二号機の原子炉が、本日、横浜港から台湾に向けて輸送されると聞いています。
そこで、外務省にお伺いしますが、我が国はただいまお聞きのとおり台湾との間で二国間の原子力平和利用協定を締結しているわけでもなく、台湾はIAEAやNPTの加盟国でもありません。そのようなところに我が国から原子力関連資材を輸出するというのは、原子力基本法第二条及びそれを担保する原子力協定の締結等の我が国の原子炉政策とのかかわりで問題ではあ……
○大田昌秀君 ただいまから国際問題に関する調査会を開会いたします。
本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより会長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの今井君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、会長に関谷勝嗣君を指名いたします。
○大田昌秀君 社民党の大田でございますが、四点ばかりお伺いしたいと思います。 ODAの問題につきまして、先ほど来の御説明を伺っておりますと、非常にきめ細かく政府は対応しておられるということがわかったわけでございますが、しかし依然としてODAのあり方についてはいろいろと御批判もございます。 これまで長年にわたってODAを実施してこられた立場から、国によってもいろいろと、あるいはその時代によっても違うと思いますけれども、直面されたもろもろの問題点の中で、一番といいますか、深刻、解決困難な、つまり望ましいODAのあり方を実施する上で、隘路といいますか問題点というのがございましたら教えていただきた……
○大田昌秀君 青木先生に素朴な質問を二つばかりさせていただきたいと思います。 まず、中国の福建省辺りに設置されました経済特区が中国全体の経済の発展にどういう影響を与えたのか。プラスになったのか、それともマイナスになったのかということが一つですね。 もう一点は、国有企業の問題ですね。これは現在、国有企業そのものが中国の経済発展にどういう影響を与えているのか、将来はこの国有企業はどうなっていくかという問題について教えていただきたいと思います。 それから、大野先生には、これは若干日本の経済政策、国内的な問題と関連して簡単な質問を二つだけやらせていただきますと、一九五八年から一九七二年まで沖縄で……
○大田昌秀君 三人の先生方のお話は大変インフォーマティブでいろいろと教えていただきまして、ありがとうございました。 立山参考人にお伺いします。 アメリカ主導のグローバリゼーションの進展に対するイスラム世界の反応はどのようなものでしょうか。一説によりますと、グローバリゼーションはイスラムへの抑圧とみなされているようですが、なぜ抑圧とするのでしょうか、簡単で結構ですので、お願いします。 それから、イスラム世界と西洋文明との対話は可能だとお考えですか。もし、不可能だというのであれば、どのような障害があるのでしょうか。 酒井参考人にお願いいたします。 アメリカは中東諸国と経済的利害関係を持っ……
○大田昌秀君 今日のテーマについて私はよく存じませんので、極めて素朴な質問をお二人の先生方に伺いたいと思います。 まず、宮田参考人に三点ばかりお伺いしたいと思います。 イスラム神秘主義とイスラム原理主義とはどういうふうに違うんですか。それから二番目に、中東諸国への我が国の石油依存度は、先ほど来お話がありましたように、非常に高率、二〇〇〇年で八六%という高い率を占めておりますが、仮説的な質問で申し訳ないんですけれども、万が一、中東諸国で戦乱が起こった場合に、我が国のエネルギー安全保障問題とのかかわりでどのような対策が可能かという問題ですね。それから三番目に、将来を考えますと、中央アジア諸国は……
○大田昌秀君 清水参考人に三点ばかりお伺いしたいと思います。 イスラム復興主義との関連で、ポスト植民地主義の民族的、文化的アイデンティティーの回復が図られているという趣旨のお話がございました。植民地下で民族的、文化的アイデンティティーというのはどのような状況下に置かれていたのか教えていただきたいと思います。それと、この民族的、文化的アイデンティティーの中身というのはどういった点ですか。 それから二番目に、一九九九年の夏にカシャガン油田が発見されたことによって油田地域のあるカザフスタン及び中央アジア諸国にどういうインパクトを与えたとお考えですか。 それから三番目に、中央アジア、コーカサス地……
○大田昌秀君 いろいろとお伺いしたいんですが、時間がありませんので、一問ずつ三人の先生方にお願いします。 板垣先生にお伺いしますけれども、一昨年の初めに先生も中心になられて外務省にイスラム研究会が発足しまして、その報告書が二〇〇〇年末に出されております。その中で、「二十一世紀の日本とイスラムの関係強化に向けた政策目標(試論)」というのが提起されておりますが、その中で、特に日本外交におけるイスラムの位置付けという点と、日本の国民世論におけるイスラム認識の啓発という点が提起されています。その先生方の御提案が現在の外務省を始め政府の対イスラム政策にどのように生かされているのか、御見解を伺いたいと思……
○大田昌秀君 外務省に二つばかり簡単な質問をお願いいたします。 いわゆる河野イニシアチブということで、イスラム研究会が五項目ほどの提案をされたわけなんですが、新しい川口大臣をお迎えになって、将来ともこの河野イニシアチブによるイスラム研究会の方針というのを受け継がれていかれるのか。それとも、新しい発想で、いわゆる川口イニシアチブというようなのをお考えなのか、伺いたいと思います。 それからもう一つは、直接間接にイスラム諸国に対して我が国は援助をしているわけなんですが、その援助の資金の金額をどういうふうに決めておられるのか。相手国の要請に基づいてやるのか、それともそれぞれの国情に従って外務省の独……
○大田昌秀君 パレスチナ問題を解決するにはオスロ合意を実効あらしめるほかに道はないと言われているわけですが、残念ながら、同合意は現在ほとんど全く機能していません。これをどう活性化させるかということが問われていて、日本の積極的な役割が期待されているわけですが、この点と関連して外務省にお伺いしますと、川口外務大臣は、電話でパウエル国務長官と、やれ話をされたとかという形で終わっているわけですね。問題が複雑ですからいろいろと御苦労があるということは理解できますが、もう少し目に見える形で何らかの方策は取れないものかと。 先日、この調査会でお話を伺った防衛大学校の立山教授は、パレスチナ問題での日本の取る……
○大田昌秀君 意見というよりは、むしろ私は二、三点要望を申し上げたいと思います。 このイスラム勉強会でいろいろとお話を伺わせていただいて大変参考になりましたけれども、参考人として御出席いただきました板垣雄三先生から、本年の三月に日本外務省とバハレーン王国が主催してイスラム世界と日本の文明間の対話をテーマにした会議が開かれたとの御報告がありました。 板垣先生によりますと、この会議では、イスラム諸国の日本観が披瀝されたり、パレスチナ問題への日本の対応についての厳しい意見が出るなど、率直な意見交換ができて、日本として試みた第一回の文明間対話の実験としては成功だったというお話がございました。外務省……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 簡単な質問を四点ばかりさしていただきます。 去る十月十七日付けの朝日新聞は、外務省と経済産業省のFTA交渉方針にずれがあるということを指摘されて、外務省が二国間での締結を優先する考え方なのに対し、経済産業省はASEAN全体との交渉を重視しているとして、日本には現在FTAの総合戦略を協議する司令塔はないということを報じておりますけれども、この点は間違いないでしょうかというのが一点でございます。 二点目は、中国の経済の実態についてはいろいろと意見が分かれておりますけれども、アメリカのピッツバーグ大学のトーマス・ロースキー教授というのが昨年の五月に中国……
○大田昌秀君 三点ばかり簡単な質問をさせていただきます。 まず、財務副大臣の方にお伺いしますが、先ほど円の国際化というお話がございましたけれども、去る十一月九日付けの朝日新聞に、元大蔵省の財務官の榊原氏がこの問題についてインタビューを受けておりまして、我が国は製造業の競争力があるだけで、政治、軍事、外交、メディア、情報、金融などが弱い、そういう国の通貨が国際化するはずがないということを言われて、さらに通貨政策については、円の国際化ではなくてアジア共通の通貨圏作りに取り組むことがいいんじゃないかという趣旨の発言をなさっておりますが、円の国際化の見通しについてはどうお考えですか。 それから次に……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田昌秀でございます。
社民党は、他の党と同じように、今回、イラクへ調査団を派遣いたしまして、その報告によりますと、自衛隊を派遣しなくても十分に国際貢献できる分野がたくさんあるというようなことを申しております。
それで、社民党といたしましては、自衛隊の派遣にはあくまでも反対でございますが、今、世論調査なんかを見ますと、国論は正に二分されているというふうに見ておりますが、この件について、総理は国会を解散して国民に真を問うお考えはございませんでしょうか。
【次の発言】 次に、総理を始め防衛庁長官、外務大臣の御決意を伺いたいわけですが、実は、この法案が提案されるよ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
先生方には大変お疲れだと思いますが、最後でございますので、いましばらく御辛抱いただきたいと思います。
まず、前田公述人にお伺いしますけれども、国際戦犯民衆法廷で何らかの結論が出たとしますね。そうすると、その後、その結論をどうなさるおつもりですか。どのような、例えば国連に持っていくとか、そういうお考えですか。そして、もし国連に持っていかれたときに、何らかの効果を上げ得るという、これまでの御経験から、ありましたらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほども似たような御質問がありましたけれども、日本の現状を踏まえまして、今後我々が取……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 関参考人に一点だけお伺いします。 二〇〇一年九月号の通商ジャーナルに「中国経済の台頭と日本」と題するレポートをお書きになっておりますが、その中で日本企業の中国投資について述べておられます。つまり、うまくいっていないのではないかと、中国側のインフラの整備が十分でないとかおっしゃっておりますが、また日本特有の問題として教科書問題や首相の靖国神社への参拝の問題を挙げておられます。 財務省の対中統計資料を見ますと、日本企業の中国への投資は一九九五年度の四十四億八千ドルをピークにして一九九九年度は七億五千百万ドルまで減少しています。比率からいいますと、八・……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 お二人の参考人にごく簡単な質問をさせていただきます。 まず国宗参考人でございますが、昨年の十二月号のアジ研「ワールド・トレンド」の方に論文をお寄せになって、その中で、金融取引の面でもグローバル化が進み、資本取引を自由化する途上国も増えてきているので、資本収支の変動が引き起こす通貨危機の危険性は増大していると思われるということを御指摘になっておられますが、通貨危機がまた来るとお考えでしょうか。 それから、行天参考人にお伺いしたいのは、グローバリゼーションというのが不可避だという説と、先ほど来お話が出ております、農業問題も含めて、グローバリゼーション……
○大田昌秀君 深川参考人にまず一問、それから畠山参考人に一問ずつお伺いしたいと思います。 深川参考人は、二月二十日付けの日経新聞で、韓国の盧武鉉新政権の内向き傾向には注意が必要だという趣旨の御発言をしておられます。 今も畠山参考人からもお話がありましたけれども、せんだって私、韓国を訪問して金大中大統領と盧武鉉新大統領とにお会いしました。そのときに金大中大統領が、韓国のいわゆる経済改革といいますか、財政改革といいますか、その点について大変自信を持って発言しておられたのがとても印象的でした。例えば、国際競争に勝てるような企業を育てるというのを軸にして経済改革をやってきた、そして大きな企業三十社……
○大田昌秀君 佐賀先生に簡単な質問を二つばかりお願いいたします。 まず最初に、先生は「ASEAN各国に対するIT国際協力戦略」という論文の中で、ASEAN各国の国家IT戦略の比較をなさっておられます。そして、情報通信インフラが非常に各国によって異なっていると御指摘なさっておられますが、そういう状況の中で、我が国がIT化を援助をしていこうとするときに、どういう心構えといいますか、どういう策が一番好ましいとお考えかということが一点ですね。 それから、沖縄の国際情報通信のハブ化の推進を御提言なさっておられるわけですが、その地域特性と可能性についてお伺いしたいと思います。 それから、会津参考人に……
○大田昌秀君 簡単に三点ばかり政府参考人にお伺いしたいと思います。 まず、一点目でございますが、自由貿易協定の締結推進に向けて、海外からの人材や投資の受入れのための規制緩和について総合規制改革会議での審議を始め、検討がかなり進んでいるようですが、規制緩和の具体的な内容について御説明ください。 それと、二点目でございますが、たしか今年の一月だったと思いますが、日本経済新聞が、アジア各国地域がユーロでの外貨準備を増やしている、中国がドルや円に対しユーロの比率を引き上げる方針を明示したのに続き、韓国、シンガポール、台湾もユーロシフトの動きを見せ始めていると報じていました。このような外貨準備のユー……
○大田昌秀君 木村先生にごく簡単なことを教えていただきたいと思います。 シンガポールと、先ほどお話がございましたけれども、シンガポールとFTAを結んでもう一年たったわけなんですが、具体的にその協定を結んだことによって我が国の経済にどのようなメリットが生じているのか。あるいは、この一年の経験を通してどのような教訓が得られているかということを簡潔に教えていただきたいと思います。 それからもう一つは、台湾との関係はどうなっているのか、台湾との関係ですね。FTA関連で将来どういうことになるのか、あるいはその点ですね。 それから、伊藤先生にちょっとお伺いしたいのは、昨年の十二月に日本とASEANと……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。先生方、大変御苦労さまでございますが、簡単な質問をそれぞれの参考人にお願いいたします。 まず長さんに、先ほどのお話でアフガニスタンの識字率が男性の場合五〇%、女性の場合が二〇%程度ということをおっしゃっておられたんですが、そうしますと、政府が国民に対してどのようなコミュニケーション手段を設けてコミュニケーションをやっているのか、そして、放送関係の施設というものは整備されているのかどうか、それが一点ですね。 それから、二番目にお聞きしたいのは劣化ウラン弾の問題でして、政府にこの問題について伺いますと、政府は国連保健機構や国連環境計画が問題ないと言ってい……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。 最初に片倉先生にお聞きしたいんですが、先ほどのお話で、マレーシアのマハティールさんのルックイースト政策が撤回されたという趣旨のお話があったと思いますが、どうしてかということですね。なぜそのような状態に至ったかということを簡潔で結構でございますのでお願いします。 それと、今もちょっとお話がありましたけれども、エジプトの国民は今のイラク戦争についてどのような対応をしておられるのかということですね、政府も含めてですけれども。時間がありませんので簡潔にお願いいたします。 それから、加藤先生にお伺いしたいのは、先ほどのお話で、中東……
○大田昌秀君 時間がございませんので、簡単に質問を一点だけ外務省にお願いいたします。 昨年の十二月十一、十二の両日、東京で日本・アジア諸国連合首脳会議が行われ、東アジア共同体構想を盛り込んだ東京宣言が採択されました。同時に、我が国の東南アジア友好協力条約への加入が表明されました。しかし、その翌日、毎日新聞がこのことについて社説で論評しておりますが、その中で、東南アジア友好協力条約への我が国の加入は遅過ぎたんじゃないかと。アメリカばかりに目を向けて、近隣のアジア諸国に対する認識が十分でなかったのではないかという趣旨の論評をしておりますが、経済的な観点からの東アジア政策というのはどうなっているの……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 簡単な質問を外務省に二点ばかりお願いいたします。それから、経済産業省には一点だけ、ごく簡単な質問をお願いいたします。 まず、外務省、今もお話ございましたけれども、イスラム世界の研究者たちの論文を読んでおりますと、今回の自衛隊の派遣がそのイスラム世界の日本に対する見方というのを変えるんじゃないかと、あるいは変えたのではないかという懸念が示されておりますけれども、この点について率直にどう認識をしておられるのか。それから、もし変わったとすれば、それを今後、今ちょっとお話がございましたけれども、どのような形で是正していかれるのか。つまり、元の友好関係に戻し……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
今日、五分しかございませんので、端的に質問させていただきます。
まず、森本先生にお願いいたしますが、冒頭、国益についてお話がございましたけれども、現状における国益を先生御自身はどのように定義なさいますか。
【次の発言】 先生のレジュメの二番目の、二項目の五番目に前方展開戦略の見直しとSACO・沖縄問題を挙げておられますが、簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 一言だけ久保田参考人に、もう時間がないので、簡潔にお願いします。
ワークシェアリングに必要なのはどういう点だとお考えですか。
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