このページでは大田昌秀参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○大田昌秀君 ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの柳田稔君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に太田豊秋君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
最初に、通告はしておりませんが、簡単な質問をさしていただきます。防衛庁どなたでも結構ですので、お願いいたします。
先ほどのイラクにおける自衛隊の活動について防衛庁から御報告がありましたが、その中で一日当たり約五百名から六百名の雇用を作り出しているというお話がございました。この雇用している人たちへの給与はどこが払っているんでしょうか。自衛隊が払っているんですか、それともイラク政府が払っているんでしょうか。
【次の発言】 あらましで結構ですが、どれくらいのお金を払っておりますか。
【次の発言】 イラクの主権移譲後の多国籍軍への自衛隊の派遣につ……
○大田昌秀君 ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの柳田稔君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に太田豊秋君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 イラク問題については後ほど伺うとしまして、まず最初に、内閣府に対して、前回せっかくおいでいただきながら時間切れで質問できなかったことをおわびするとともに、積み残した問題について、二、三、お伺いしたいと思います。 さきに、米海軍恩納通信所跡地利用について質問主意書を提出したところ、十二月三日付けで政府答弁書をいただきました。同通信所は、一九九五年に返還されて以来、その跡地の九三%がまだ利用されておりません。その利活用については国に責任があるのではないかとの質問に対して、政府答弁書は、当該跡地の所有者が主体的に取り組むものであると答えております。 そこでお伺いしますが、跡利用がな……
○大田昌秀君 時間がありませんので、端的に質問させていただきます。
まず、外務省にお伺いいたします。
在日米軍基地所属の各部隊あるいは日本の港湾を母港とする米艦船が現在イラクへどれくらい派遣されていますか。また、そのうち日本に帰還した部隊があれば、いつ、どれくらいの規模で帰還したのか、把握している範囲で結構でございますので御説明ください。
【次の発言】 沖縄からイラクへ出ております海兵隊は帰ってきたでしょうか。そして、帰ってこないとすれば、今後帰ってくる可能性はありますか。
【次の発言】 いま一つ北米局長にお伺いします。
昨日の外交防衛委員会で、外務省に対して、米軍の再編に関する米側の提……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。両大臣とも大変お疲れと思いますが、最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 まず最初に、米軍等によるファルージャ武力攻撃について外務大臣にお伺いいたします。 ファルージャ総攻撃について、今朝のロイター通信によりますと、地元の医師は攻撃で少なくとも十五人の住民が殺されたと証言したと報じられています。また、AP通信は、市中心部の住民の話として、家、屋敷百棟が空爆や砲撃によって破壊されたとか、戦闘による負傷者が担ぎ込まれた市内にある病院の医師は十二人が死亡、子供も含む十七人が負傷したとの証言を引用して、攻撃による民間人の悲惨な状況について報じ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 まず最初に、総理にお伺いしたいんですが、ファルージャの攻撃について総理は支援するという趣旨の発言をなさいました。私たちは、あの戦争を体験した者として、どのような目的を掲げても一般の民間人がそのために犠牲になるということはとても耐え難いことだと思っております。 沖縄戦のときに、民間人を死傷せしめてはいけないということで、米軍は軍政要員といって、銃は持っているけれども戦闘するのでなくて、各戦闘部隊に付いて民間人の命を救う、民間人を安全な場所に移していくという隊が作られたわけです。ピーク時にはその数は五千人もおりました。 ですから私は、今回、……
○大田昌秀君 社会民主党の大田でございます。
小池大臣、御就任おめでとうございます。問題が山積しておりますので、どうか御自愛くださって御尽力くださるよう要望いたします。
まず最初に、小池大臣にお伺いしたいのは、本委員会での所信表明で、沖縄問題と関連して、自立型経済の構築に向けた一層の努力が重要だという趣旨のことをおっしゃっていますが、沖縄の基地を抱えた現状で自立型経済が達成できるとお考えですか。率直におっしゃってください。
【次の発言】 じゃ、端的にもう一度お伺いします。
現在のように基地を抱えている沖縄で、自立型の経済が達成が可能とお考えですかと。客観的な認識をお聞かせください。
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田昌秀でございます。
まず、新たに御就任なさいました町村外務大臣、大野防衛庁長官を始め、外務、防衛両副大臣、政務官の皆様にお祝いを申し上げます。
さて、御提案の防衛庁職員給与改正案につきましては社民党は賛成でございますので、ここでは関連する幾つかの点について質問させていただきます。
まず、通告はしてございませんが、ごく大事な、そして基本的なことでございますのでお伺いしますが、外務大臣と防衛庁長官にお願いいたします。まず、外務大臣の沖縄についての基本的な認識をお聞かせください。
【次の発言】 大野長官、簡潔にお願いいたします。
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 イラクにおける日本人人質事件で、外務大臣を始め関係省庁の皆さんの御労苦に対し心から敬意を表します。一刻も早く無事に事件が解決されることを願ってやみません。 さて、社民党は当初から自衛隊のイラク派遣については反対でございましたけれども、イラク戦争が泥沼化する懸念がございますので、できるだけ早く自衛隊の撤退を要望いたしまして、質問させていただきます。 先ほどの御報告で町村大臣は、アラブ、欧米の主要メディアとのインタビューの内容がアルジャジーラで放送されたとおっしゃっておりましたけれども、その後、何らかの反響といいますか、反応がございましたで……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。
まず最初に、外務省にお伺いしますけれども、政府が犯行グループの犯行声明の入手など、今回の人質事件についての第一報をどこからどういうふうに受けられて、それをどのように小泉総理に御報告したのか、もう一度確認させてください。
【次の発言】 外務大臣にお伺いしますけれども、この小泉総理が事件の報告を受けられて自衛隊はイラクから撤退しないと指示されたと報じられておりますが、これは閣議決定とかそういうことを経てなさったのか、それとも総理のお一人の決断でそういうふうになされたのか、御存じでしたら教えてください。
○大田昌秀君 外務省にお伺いいたします。
ただいま問題になっておりますアメリカのトランスフォーメーションとの関連で、一部のマスコミ報道によりますと、欧州、中東地域の米軍基地の再編が特に重要視されていると報じられておりますが、この欧州中東地域の米軍の再編がアジア太平洋地域の再編構想とどう関連しているのか、外務省の御認識をお聞かせください。
【次の発言】 先ほどの同僚委員の質問に対し外務大臣は、トランスフォーメーションについて目下総論的な意見を交換しているところという趣旨の御答弁をされました。
ワシントン・ポストによりますと、冷戦終結後、今回のトランスフォーメーションは最大規模の米軍の配置換え……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。
外務省にまずお伺いしますけれども、我が国最初のFTAはシンガポールと締結されたわけですが、今回のメキシコとの協定は経済連携協定、つまりEPAとしてFTAを拡大する内容となっていますが、なぜこのような形となったか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 参議院の外交防衛委員会の調査室の資料によりますと、今回のEPAを締結すると、メキシコとの貿易では約九六%の関税が撤廃されるとあります。
そこで、経済産業省にお伺いしますが、EPA締結による関税の撤廃によって、今後、メキシコとの間の輸出入がどれくらい伸びるのか、その辺の見通しにつ……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
これは通告はしてございませんで恐縮ですが、ごく基本的なことですので、よろしくお願いいたします。
まず最初に、事前協議制度が設けられた目的は何ですか。何のために事前協議制度というのが設けられたんでしょうか。
【次の発言】 去る七月二十七日付けの朝日新聞によりますと、今年の七月に在日米軍三沢基地に横浜市の上瀬谷通信基地にあった米海軍第一哨戒偵察航空団が移転するとともに、ハワイにあった米海軍第五艦隊哨戒偵察航空軍の司令部機能が移ってきて、第七、第五艦隊哨戒偵察航空軍司令部が新設されたとあります。
この報道について、防衛庁に確認しましたところ、事実だというこ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
まず最初に、谷川外務大臣にお伺いしたいと思います。
拉致事件と関連して、北朝鮮の調査が不誠実だから経済制裁を発動せよという意見がこのところ強まってきております。経済制裁を発動することによって拉致事件の、拉致問題の解決がどのように進展するのか、もし見通しがございましたらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま一つ外務副大臣にお願いいたします。
ファルジャーの総攻撃について、さきに小泉総理が成功させないといけないと支持を表明されました。去る十日のイラク事態特別委員会で同僚議員がこの総理見解に係る町村外務大臣の御所見を伺ったところ……
○大田昌秀君 名護市辺野古沖で防衛施設庁が実施している海底ボーリング調査との関連で環境省にお伺いいたします。 世界自然保護会議の第三回会議が去る十一月十七日から二十五日までタイのバンコクで開かれました。この会議で、同二十五日、財団法人世界自然保護基金ジャパンが日本のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全について勧告を提起いたしました。これに対して、参加政府のうち賛成が七十、反対四、棄権が四十二でした。一方、NGO側は、賛成百八十五、反対二十二、棄権二十四の圧倒的多数で勧告は採択されました。 世界自然保護会議の勧告は法的な拘束力はありませんが、国際条約と同等の重みがあると言われています。……
○大田昌秀君 ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの柳田稔君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に太田豊秋君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 最後でございますので、よろしくお願いいたします。
まず、外務省に伺います。
拘束されている齋藤昭彦氏は、本部がキプロスにあるハート・セキュリティー社のイラク支店に所属し、この会社はイラクの米軍から警備などの業務を請け負っている会社だと報じられています。
このような会社に勤務している日本人が今回のように武装勢力に拘束された場合、例えばジュネーブ条約で定められた保護の対象となるのかどうか。法的な、その辺の法的な立場はどうなっているか、教えてください。
【次の発言】 防衛庁長官にお伺いいたします。
イタリアのベルルスコーニ首相は、去る四月、イラクに派遣している自国軍三千人を来た……
○大田昌秀君 まず、藤原参考人にお伺いします。
これまで御説明がありましたように、政府に対して様々な要望事項をお持ちでございますけれども、今、差し当たって一番優先順位をもって何を取り上げるかという点になりますと、今一番お困りな問題で緊急に解決を要する問題というのは何とお考えですか。
【次の発言】 返還交渉を進められるに当たっていろいろな障害があると思いますが、市長さんからごらんになって何が一番障害になっているとお考えでしょうか。──例えばロシア側の態度とか、政府の交渉の仕方とか、そのいろいろあると思いますけれども。
【次の発言】 はい、失礼しました。
○大田昌秀君 社会民主党の大田でございます。
まず最初に、沖縄新大学院大学の建設費及び年間の運営費の見積りについて御説明ください。
また、尾身前沖縄担当大臣は以前に、教授二百人、技術・事務職員三百人、学生五百人を想定していることを明らかにされましたが、同大学の教授陣や学生数などの大学の規模について教えてください。
【次の発言】 時間がないですから、ごく簡潔にお願いいたします。
学生はどこからどういうふうに集めるつもりですか。
【次の発言】 同大学院の設立準備費用として、二〇〇五年度予算では国が二十九億円、地元沖縄県が四千六百七十五万円を支出しておりますが、仮に独立採算でうまくいかない場合……
○大田昌秀君 社会民主党・護憲連合の大田でございます。
まず最初に内閣府にお伺いいたします。
二〇〇五年度予算で沖縄への特別交付金制度が適用される対象事業について、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 次年度以降、新たな税源移譲によって廃止される高率補助が出てきた場合、これ、そのような場合にも適用できるような制度になっておりますか。
【次の発言】 補助金制度の場合と、特別交付金化した場合とで地方自治体の裁量権がどのように変わっていくんでしょうか。
【次の発言】 国土交通省にお伺いいたします。
北特法第七条に基づく北方領土隣接地域振興等基金の自治体に対する特定事業の国庫補助についても補助率……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 まず最初に、大臣にくどいようですが確認させていただきたいんですけれども、以前にこの委員会でも申し上げたと思いますが、沖縄は戦前高等教育機関のない全国で唯一の県だったわけですね。その意味から、今回のような世界的に優れた大学院大学をつくるということは、恐らく県民がもろ手を挙げて賛成し感謝するところだと思いますが、その中身についていろいろと懸念される点がございますので、改めて確認させていただきたい。 先ほど同僚議員から、沖縄にこの種の大学院大学を持ってくる必要性はあるけれども必然性は感じない……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。最後でございますので、よろしくお願いいたします。 これは通告してございませんですが、お許しいただきたいんですけれども、基本的な問題ですから。 先ほども同僚議員お二人の方が似たような質問をしておりました。先ほどの外務大臣の御報告の中で、領土問題に関する日ロ間の立場には隔たりがあるが、双方の立場の隔たりに懸け橋を架けるべく努力しているという趣旨のお話がございましたけれども、これまでの議論を聞いていても、まだよく日ロの、この領土問題に関する日ロの態度というのが、立場というのがよく理解できませんので、簡潔に外務大臣から日本側の立場は現在こうだと、それに対する……
○大田昌秀君 日高参考人に簡単に質問を二つばかりお願いしたいと思います。 まず一点は、沖縄から海兵隊みたいな戦闘部隊が引き揚げたとして、それでもアメリカの兵隊は沖縄に残りたい、あるいは残るだろうという趣旨のお話がありました。それと関連して、アメリカの兵隊は今も沖縄がまるで占領下に置かれているかのような印象を持っているという趣旨のことも論文にお書きになっておられますが、実は、私なんかが非常に懸念していることは、一九五一年の平和条約を締結したときに時の吉田首相が、沖縄は将来は日本に返してほしいと思うけれども、今は米軍が基地として使いたいからバミューダ方式で貸すということを条件に書けということを当……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。 これは通告はしてございませんが、ごく基本的なことですので、答弁よろしくお願いいたします。 まず、外務大臣の所信表明の中に、「在日米軍の兵力構成見直しについては、米軍の抑止力の維持と沖縄等の地元の過重な負担の軽減を念頭に置きつつ、日米間の協議を強化してまいります。」とありますけれども、どうもこれまでの外務省の文書を読んでおりますと、抑止力の維持というのがどちらかというと比重が高くて、基地の削減という問題は従になっているような印象を受けるわけなんですが、外務大臣は、その抑止力の維持というのと基地の削減というものは両立するとお考……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。
まず最初に、防衛施設庁にお伺いします。
在日米軍駐留経費の日本側負担におけるいわゆる思いやり予算に係る二〇〇五年度の予算額について、本土と沖縄の分の内訳も含めて、簡潔に御説明いただけますか。
【次の発言】 ありがとうございました。
これは通告してございませんが、ごく基本的なことでございますので、ひとつ改めて防衛施設庁にお願いいたします。
思いやり予算が計上されるようになった経緯について確認したいので、簡潔に御説明いただけますか。
【次の発言】 外務大臣にお伺いいたします。
在日米軍の駐留経費は、原則的には日米いずれが……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いいたします。
先ほどの同僚議員の質問と若干重複するかもしれませんが、外務省にお伺いいたします。
今回の在勤法の改正によってインドネシアのデンパサールに総領事館を新設することになった理由と同総領事館に配置される職員の数及びその員数の根拠について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 外務省では、二〇〇一年三月から二〇〇二年一月にかけて外務省改革に取り組んでこられました。そして、二〇〇二年八月にその改革の行動計画を定めて、二〇〇四年四月には外務省機構の新しい姿を発表されました。
このような中で、外務省の機構改革と併せて外務省職員、……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 両参考人とも本当に御苦労さまでございます。 そして、最初に二点ばかり、ごく素朴な質問を樋渡参考人にお願いしたいと思います。 先ほどのお話で、参考人は、自衛隊を軍に位置付け、そして防衛庁を省にするということが大事だという趣旨のことをおっしゃいました。また、シビリアンコントロールについて、専門家でもないシビリアンの方にそのコントロールをさせるというのはいかがなものかという趣旨の、私の理解が正しければそういう御発言がありましたが、そうなりますと、現平和憲法と言われる現憲法を日本の国会が容認したということをどのように御理解されるかという点が一点と、もう一……
○大田昌秀君 町村外務大臣におかれては、イスラマバードでの外交日程は大変御苦労さまでした。
二つの条約の締結については賛成ですが、何点かお伺いいたします。
まず、外務省にお願いします。
国連等の専門機関及びその職員は本部所在地等でいろいろと特権的な扱いが受けられますが、このような国際組織の職員に対する特権と外交使節の外交特権との共通点及びその相違点について簡単に御説明いただけますか。
【次の発言】 経済産業省にお伺いします。
専門機関特権・免除条約附属書]Xによって本条約の対象に世界知的所有権機関を追加することになるわけですが、本件に関する外交防衛委員会調査室の資料を見ますと、知的所有……
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
先ほど外務大臣は日韓の間で歴史の共同研究が過去三年間続いてきたという趣旨のお話がありましたけれども、中国との間ではどのようになっているのか、教えてください。
【次の発言】 引き続き外務省にお伺いします。
竹島問題が今回問題になった主なきっかけは、去る三月十六日の島根県議会が竹島の日の条例を可決成立させたことにあると思われます。
島根県議会の条例制定の動きについては早くから韓国側が憂慮の念を表明しておりましたので、外務省としては同条例が制定されれば外交問題になるということは認識されていたのではないでしょうか。どう対応なさったんですか。
○大田昌秀君 外務省にお伺いします。
現在、沖縄県の金武町のキャンプ・ハンセン内に建設中の都市型戦闘訓練施設について、米軍は今月下旬から訓練を始めることを日本政府に伝えたと報じられておりますが、これは事実ですか。事実とすれば、いつ連絡があって、それに対して外務省はどのように対応なさっておられるのか、教えてください。
【次の発言】 防衛施設庁が現在行っている嘉手納基地の基地周辺の騒音測定調査について、今回の調査は嘉手納基地周辺のうるささ指数、W値の見直しを視野に入れていると報じられています。地元住民は国の騒音対策の後退につながるのではないかと懸念を示していますが、今回の調査の目的及びその概要に……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。本日は、貴重なお話をいただいて、大変ありがとうございました。 柳井先生に二点ばかり、それから小島先生に二点ばかりお伺いしたいと思います。 まず最初に柳井先生にお願いしたいのは、EUが二〇〇三年十二月に採択した欧州安全保障戦略についてでございますが、これは欧州として初めての多国間の、多国間による安全保障戦略ですが、マスコミでは、イラク戦争に示された米国の単独行動主義や先制攻撃というやり方に対峙するものとして国連中心の多国間主義を鮮明にしたと報じていたわけですが、それについてどのようなお考えをお持ちか、お聞かせください。 それと、先ほどお話を……
○大田昌秀君 外務大臣におかれては、バンドン会議の御出席、大変御苦労さまでございました。
さて、小泉総理は、今回の日中首脳会談について、災いを転じて福となす会談にしたいとおっしゃって臨まれたわけですが、福となすきっかけをつかめたのかどうか、外務大臣の御所見をお聞かせください。
【次の発言】 先ほど、外務大臣は、中国問題に関する報告の中で、日中関係を包括的に前進させるために、日中共同作業計画を策定する旨お述べになりましたが、いつごろまでにどのような手順を経て策定なさるおつもりでしょうか。
【次の発言】 中国の胡錦濤主席は、小泉総理との会談の後すぐ会場となったホテルのフロアで記者会見し、首脳会談……
○大田昌秀君 外務省にお伺いいたします。
アフガニスタンで治安等の任務に当たる軍隊を派遣している国は現在何か国あるのか、また、その兵員総数について教えてください。
あわせて、アフガニスタンはいまだに外国軍の派遣を続けなければならない情勢なのかどうか、外国軍の撤退は一体いつごろになるとお考えなのか、外務省の御認識をお聞かせください。
【次の発言】 外国軍がいつごろ撤退するという見通しを立てておられるんですか。
【次の発言】 まだ見通しが立たないということですか。
【次の発言】 もう少しはっきりおっしゃってください。当分の間とはどれくらいですか。
○大田昌秀君 最後でございますので、私がお聞きしたいことについては大方同僚議員から聞かれていますので、重複する場面があるかと思いますが、お許しいただきたいと思います。 先ほどの外務大臣の御報告に関連して、一点だけ外務大臣にお伺いしたいと思います。 北朝鮮問題についてでございますが、米政府関係者からは、北朝鮮がこの六月にでも核実験に踏み切るのではないかといった情報が流されており、六か国協議の成り行きがこれまで以上に懸念されております。今回の日本における日中韓外相三者委員会などの国際会議において、外務省としては六か国協議の促進に向けて北朝鮮問題にどのように対応なさったのか、御説明をお願いします……
○大田昌秀君 通告はしておりませんが、防衛庁長官にお伺いします。 先ほどの質問で、今朝の毎日新聞が、日米両政府の一日までの在日米軍再編協議で、米海兵隊普天間飛行場のヘリ部隊を米空軍嘉手納基地に移設する方針が固まったと報じたことに対して、長官はそういう事実はないとおっしゃったわけですが、今地元では、御案内のとおり、地元の市長、町長を始め、沖縄市の市長それから北谷の町長などが非常に懸念をしまして、反対を唱えております。 御承知のように、嘉手納町というのは八三%の町面積が基地に使われておりますから、これ以上そこへ基地を移すということは常識的にいっても考えられないわけですが、長官のこれまでのアメリ……
○大田昌秀君 二つの議定書の締結には賛成でございますが、何点かお伺いしたいと思います。
まず、外務省にお願いいたします。
人身取引議定書の第五条で、人身取引を犯罪とする国内法の整備を義務付けていますが、第五条二項は人身取引犯罪の未遂も犯罪であり、また未遂であってもそれに加担することも、さらに犯罪を行うために他の者を組織し、他の者に指示することも犯罪であると規定しています。
そこで伺いますが、ここで言う加担あるいは他の者を組織し指示するとは内容的にどういう行為を指すのか、教えてください。
【次の発言】 同じく外務省にお願いします。
人身取引議定書は基本的には本体の国際組織犯罪防止条約の補……
○大田昌秀君 議題となりました三つの件につきましては賛成の立場ですが、何点かお伺いしたいと思います。
まず最初に、外務省にお伺いしたいんですが、FAL条約、すなわち国際海上交通簡易化条約の主な目的は港湾での諸手続の簡素化にありますが、先ほど来何人かの方から指摘されておりますように、我が国が署名から四十年ぶりに本条約を締結するようになったのは、二〇〇一年の九・一一事件以降のテロ対策としての海運のセキュリティーの強化の問題と何か関連がありますか。
【次の発言】 一方で簡素化を進める、進めながら、他方ではまたセキュリティー面でより強化していこうとする、なかなか両立し難いことですが、どのような対策を……
○大田昌秀君 外務大臣と防衛庁長官にお願いいたします。これは質問通告はしてないので恐縮ですが、事実関係についてですから、お願いいたします。
今朝の読売新聞の一面トップに、中台の有事の際の抑止力として、沖縄の海兵隊の戦闘部隊の削減や本土移転は困難だということを米国側の方が日本側に伝えたという記事がありますが、これは事実でしょうか。外務大臣からお願いいたします。
【次の発言】 これまで何度も申し上げましたように、沖縄の米軍の人員からいって六〇%、米軍基地の七〇%は海兵隊の基地なんですね。海兵隊は御承知のように普天間に駐留しております。今、仮に普天間で今度人命事故が起こるようなことになったら、文字……
○大田昌秀君 外務大臣にお願いいたします。 防衛施設庁の資料によりますと、沖縄では、一九七二年の復帰から二〇〇四年までの三十三年間に、在沖米軍とその家族による事件、事故が四万二千四百十六件発生しています。これはもちろんすべてではありませんが、概数でございます。これは全国での発生件数の約六〇%を占めています。四万二千件余の事件、事故のうち、殺人、暴行、窃盗などの刑法犯件数は五千三百五十八件に及んでいます。 この種の事件、事故が起こるたびに、米軍も政府も、二度と起こさないようにすると繰り返してきました。しかし、つい先日の三日、またもや米兵による小学校女子児童に対する強制わいせつ事件が発生しまし……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 まず、西山参考人にお願いいたします。 弾道ミサイル防衛についての日米共同技術研究費は日本側だけでも一九九九年から二〇〇五年度予算まで累積にしまして二百六十二億円掛かっているわけですが、共同開発に移行した場合、開発費と完成品の配備までの費用は、おおよそで結構ですけれども、大体どれぐらいになると見積もっておられますか。そして、そのうち日本側の負担はどれくらいになるというふうになるのか教えていただきたいと思います。 それから、石川参考人に一つお願いいたしますが、今年の二月の下旬、カナダのマーティン首相は、米国から打診されていたミサイル防衛構想に対して参……
○大田昌秀君 大野防衛庁長官にお伺いいたします。 去る七月五日の本委員会で、今回の設置法等の改正によって権限を有する統合幕僚長を設置する必要性についてお伺いしましたところ、長官は、安全保障環境が変わってきているので、昔のような陸海空それぞれ単独のファンクションだけでは対応できない、そういう意味で統合運用ということが必要になってきているし、三自衛隊を迅速かつ効果的に運用していかなければならないからだという趣旨の御説明でした。 しかし、一九九八年四月の自衛隊法の改正によって、同法第二十二条一項及び同二項において、防衛出動、治安出動並びに海上警備行動、災害派遣、地震防災派遣、原子力災害派遣その他……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。
四名の参考人の方々、本当に御苦労さまでございます。いろいろと貴重な御意見を賜って、大変参考になりました。
まず最初に、中田参考人にお願いいたします。
政治の場から行政の場に移られていろいろと御苦労なさっていると思いますが、郵政民営化について、行政の立場にあられて、賛成という御意見でございましたけれども、横浜市議会のこの問題についての対応と申しますか、賛成の態度を示しているのか、それとも慎重にしてほしいと言っているのか、あるいは反対と言っているのか、それを教えてください。
【次の発言】 なぜこういうことをお聞きするかといいますと、御承知の……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。 最後でございますので、お疲れでしょうが、よろしくお願いいたします。 まず、沖縄担当大臣にお伺いします。 今国会に沖縄科学技術大学院大学、仮称でございますが、の基盤整備機構の設置に係る法案が提案され、二〇〇五年度予算案にその整備法人運営費等の経費、五十一億四千万円が計上されています。 そこで、改めてお伺いしますが、沖縄に科学技術専門の新大学院大学を設立する目的について御説明ください。なぜかと申しますと、どうもこれは基地を引き受けさせるための取引だとか、いろんな恐らく政府が考えていないような声も出ておりますので、伺いたいと思います。 ま……
○大田昌秀君 ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの柳田稔君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に太田豊秋君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 まず最初に、官房長官にお願いいたしたいと思います。これは質問はしてございませんけれども、ごく基本的なことですので、ひとつよろしくお願いいたします。 御案内のとおり、一九五四年の六月二日の参議院本会議で「自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議」が採択されました。その決議の内容は、「本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈なる平和愛好精神に照し、海外出動はこれを行わないことを、茲に更めて確認する。 右決議する。」というふうになっております。 現在、イラクに自衛隊を派遣しているわけですが、その決議との整合性を長官はどのようにお考……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 まず、質問に先立ちまして、先ほど西銘委員からもお話がございましたけれども、小池沖縄担当大臣が今回、沖縄振興開発金融公庫の存続に大変御尽力いただいたことに対して私からも厚くお礼申し上げたいと思います。 さて、私は長年にわたって沖縄問題に首を突っ込んできたわけでございますが、私の経験を通して申しますと、政府の対沖縄政策というものはそれぞれの担当大臣の沖縄に対する認識の度合いによって随分違ってくるなという印象を強く持っております。 そこで、あえてお伺いします。今回の麻生外務大臣の御就任に対してお喜び……
○大田昌秀君 最初に、防衛庁長官にお伺いいたします。若干通告した内容と違いますが、よろしくお願いいたします。
先日、十月九日付けの毎日新聞は、一面トップで「普天間移設 「シュワブ沿岸」で最終調整 防衛庁 内陸案を断念」と報じていますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 日本の全国的に数百万部の部数を持っている新聞が一面トップで堂々と報道している内容が政府の考えと全く違うということになりますと、基地を抱えている現地ではもうそういう報道に日夜振り回されるという格好になるわけなんですね。
過去に、これまでも何回も新聞報道についてお伺いしますと、いや、それは事実と違うとか、いや、我々の意図……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。よろしくお願いいたします。 議題となっています万国郵便連合憲章の第七追加議定書及び万国郵便条約等の締結については賛成ですが、二、三点、総務省にお伺いいたします。 同追加議定書等が合意された昨年九月のルーマニアのブカレストで開かれた第二十三回万国郵便大会議において、差出国の郵政庁が配達国の郵政庁に支払う通常郵便物の配達費用、いわゆる到着料制度について従来の方式の変更が合意されたと報じられています。 この到着料制度の仕組みと、前回、一九九九年の北京の大会議以来、今回のブカレスト大会議でどのような点が改善されたのか、本制度の改善の経緯について簡潔に御説明……
○大田昌秀君 官房長官にお願いいたします。
去る九月二十二日付けの毎日新聞は、アフガニスタンのカルザイ大統領がアフガンではこれ以上の外国軍の活動は必要ないと述べ、米国の軍事行動の縮小を求めたと報じています。
アフガニスタンの現状についての官房長官の御認識をお聞かせください。
【次の発言】 いま一つ官房長官にお願いいたします。
アフガニスタン現地において長年にわたって医療支援を始め農業用水を確保するため井戸掘り等に取り組んでおられるペシャワール会代表の中村哲医師は、アフガニスタンで一番深刻なのは干ばつであり、国民の九割近くが農民と遊牧民なのでかんがい用水の確保が一番重要であると強調なさって……
○大田昌秀君 最初に防衛庁にお伺いいたします。
テロ対策特措法の再延長には社民党は反対いたします。その一つの理由は、同特措法に基づいてインド洋上で行っている海上自衛隊の補給艦による米艦船等に対する給油支援活動は給油実績が、前回の委員会でも申し上げましたけれども、極端に減っている実情からいっても、テロ対策上の必要性に疑問があるからです。
そこで、改めて伺いますが、インド洋上での給油支援活動を開始した二〇〇一年十二月から二〇〇五年九月までの間の給油回数、総給油量と、そのうち米艦船への給油量はどれくらい占めているのか、教えてください。
【次の発言】 防衛庁長官にお願いいたします。
洋上給油活動……
○大田昌秀君 議題となっています防衛庁職員給与法の一部改正については、我が党は反対であります。と申しますのは、人事院勧告に基づく一般職員給与法改正において、同一価値労働、同一賃金の原則に反する懸念がある地域手当制度が導入されていることなどからであります。今回の防衛庁職員給与法改正でも、この地域手当制度が適用されることに疑問があるから、反対いたします。 そこで、議題を離れまして、在日米軍基地の問題についてお伺いしたいと思います。 まず最初に、これは通告してございませんが、ごく基本的なことです。 お伺いしたいのは、今回の日米合意は、SACOの最終報告と、現在問題になっておりますトランスフォー……
○大田昌秀君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの橋本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に高橋千秋君を指名いたします。(拍手)
○大田昌秀君 内閣府沖縄担当にお願いいたします。
今年度予算において沖縄新大学院大学関連経費として七十七億二百万円が計上されていますが、具体的にはどんな事業に取り組んでおられるのか御説明ください。
【次の発言】 関連して、沖縄科学技術研究基盤整備機構の運営費に総額四十一億四百八万円が計上され、そのうち研究事業費が三十二億二千七百万円となっていますが、具体的にどういう研究をしておられるんですか。
【次の発言】 小池大臣にお伺いします。
大臣は大学院大学を建設するために大変御尽力いただいていることに敬意を表しますが、この大学院大学と沖縄の経済自立と具体的にどういう関連があるとお考えですか。
○大田昌秀君 小池大臣にお願いいたします。
大臣は所信表明の中で、沖縄の本土復帰以来、沖縄の振興政策を積極的に進めることによって施設整備面を中心に格差を縮小せしめたとおっしゃっていますが、現在、本土と沖縄との間にはどのような格差があるのか、主要なもので結構ですので、具体的かつ簡潔に御説明ください。
【次の発言】 今、格差が出ている問題について、所得が全国一低いとか失業率が全国平均の二倍くらいということをおっしゃっているんですが、これはもう過去六十年、戦後ずっと続いていることなんですよ。ちっとも改革されて、改善されていないわけですよ。その理由は、大臣は島嶼性に帰しているようですが、私はそうは全……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 若干他の委員が質問したことと重複する面があるかと思いますが、それはお許しをいただきたいと思います。 まず最初に、防衛施設庁長官にお伺いいたします。 昨二日付けの沖縄タイムスは、まだ入札の実施さえ公表されていない沖縄県の米軍基地内の病院空調設備工事も談合で受注予定企業が決まっていたことが一日、関係者の話で分かったと報じています。 これは、米軍キャンプ瑞慶覧内に移転が予定されている米軍病院内の空調設備工事に係る案件ですが、入札時期が示されていないうちに既に受注企業が決まっているというのは極めて問題だと思いますが、防衛施設庁ではこの事実を把握しておら……
○大田昌秀君 イラク特措法の基本計画の変更と関連して、まず最初に防衛庁長官にお伺いいたします。 七月二十一日付けの読売新聞は、自衛隊員のうち、イラク現地で危険の最前線に立つ警備担当者も含む五人が、帰国から二か月から十七か月後に自殺していると報じています。 去る六月二十二日の衆議院イラク事態特別委員会では、防衛庁長官は帰国隊員の自殺をお認めになって、その人数は六人であると明らかになさっています。自殺した隊員は戦場における心的外傷後ストレス障害に起因するのではないかと報じられていますが、長官はイラクに派遣されたから自殺をしたとは断定できないと、ストレートに結び付くものではないという趣旨の答弁を……
○大田昌秀君 まず最初に、外務大臣にお伺いいたします。
外務大臣は去る三月九日の本委員会での所信表明で、在日米軍の再編に関しては、昨年十月末の2プラス2で発表した共同文書を踏まえて、三月中には具体案を作成したいとのお考えを示されました。
では、去る三月十二日に実施された岩国での住民投票の結果に示された移転受入れ反対の市民の意思を具体的にどのように生かすおつもりなんでしょうか。
【次の発言】 今の御説明ですと、岩国の場合には沖合に移転することによって地域住民の負担を三分の一程度に軽減するという趣旨のお話ですが、沖縄の場合は沖合にあるものを、沖合に県が予定したのを沿岸部、住宅地域の方に、近い方……
○大田昌秀君 防衛庁長官にお伺いいたします。
今朝の各新聞は、政府は名護市側と協議し、普天間移設先のキャンプ・シュワブ沿岸案を微調整する方向で今週中に一定の結論を出すことで合意したと報じております。これは事実でしょうか。事実とすれば、シュワブ沿岸案をどのように微調整なさるのか御説明ください。そして、これが今月末と言われている米側との最終合意に間に合うかどうかについてもお願いいたします。
【次の発言】 名護市長や稲嶺県知事が、沿岸案に極めて強い態度で反対しているその理由は何だとお考えですか。
【次の発言】 まあこれからの調整はあると思いますけれども、これまで長官は何回か沖縄にいらして、じかに市……
○大田昌秀君 通告はしておりませんが、これまでの答弁を聞いておりまして、一つだけ疑問に思っておりますのでお伺いします。 今、外務大臣もそれから北米局長も、沖縄の海兵隊を八千人グアムに移駐させるならば費用の面でも削減されるという趣旨のことをおっしゃいました。費用の面ですね、費用負担の面でも。これは、普天間の代替施設を沖縄本島北部の方に造らないとすれば、正におっしゃるとおり、基地負担の軽減にもつながるし、また費用の削減にも大幅にプラスすると思うわけなんですが、今、普天間の代替施設を辺野古沿岸に造るという計画をお持ちですので、じゃ一体、その政府が提起されている辺野古の沿岸案というその施設は、どれだ……
○大田昌秀君 内閣府にお願いいたします。
防衛施設庁の説明によりますと、沖縄が一九七二年に復帰して以来二〇〇五年の十二月末までの三十三年間に、全面的に返還された基地施設が四十七施設、約九平方キロメートル、一部返還が二百六十三施設、約三十五平方キロメートルとのことであります。
返還された約四十五平方キロメートルのうち、利活用されている土地及び未利用地の数及び面積について簡潔に教えてください。
【次の発言】 これは大変なことですよ。国が、やれ日米安保条約のために沖縄の土地が必要だということを言って土地を強制的に利用しながら、用が済むとあとは知らぬという形でほうり投げるというような格好、こんなこ……
○大田昌秀君 日英租税条約と日印租税条約の締結には基本的に賛成ですが、何点か質問させていただきます。
最初に、財務省にお願いいたします。
日英租税条約では、営業者が匿名組合員から出資金を集めて運用する匿名組合契約に基づく利益の分配について二〇%の源泉所得税を課税するとあります。これは、過去、匿名組合を悪用して租税逃れをしたケースがあって、それを避けるための措置ではないかと思いますが、これまでイギリスの投資家などによる我が国の匿名組合を利用した租税回避事例がどれくらいあったのか、大まかで結構ですので教えてください。
【次の発言】 外務省にお願いします。
私の誤解かもしれませんけれども、日英……
○大田昌秀君 まず、外務省に一点確認させてください。
外務省の二〇〇四年の在日米軍駐留経費の日米分担率を示す資料の中で、米側負担の欄に米軍人給与等の項目が入っています。これからすると、在日米軍駐留経費の日米負担を定めた日米地位協定第二十四条一項の米側負担の中に当初から米軍人給与も入っていたことになると理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 同じく外務省にお願いします。
去る三月二十五日の共同通信の配信記事によりますと、外務省が所管する研究機関などに発注した二〇〇二年から四年分の委託研究計七十九件のうち、五八%に当たる四十六件が研究成果の報告書を国立国会図書館に納入せずに非公開扱いに……
○大田昌秀君 議題につきましては賛成ですが、二点ばかり厚生労働省にお伺いいたします。
社会保障協定の中身が相手国に応じて若干異なっている点についてでございますが、例えば掛金の二重負担の防止を適用する対象について、我が国とドイツ、イギリス、韓国との間では年金制度のみとなっていますが、アメリカやフランス、ベルギーとの間では年金のほか医療制度も含めるとなっています。このように、各国との間で協定の内容に差異があるのはなぜでしょうか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 いま一点お伺いします。
年金制度を適用対象とした社会保障協定において、カナダと同様にドイツ、アメリカ、フランス、ベルギーは二重負担……
○大田昌秀君 議題となっています二つの条約案件については賛成ですが、何点か質問いたします。
まず、外務省にお伺いしますけれども、国連公海漁業協定では、公海上において違法操業の疑いがある漁船に対して、沿岸国当局は停船を求め乗船できる、つまり、いわゆる臨検が認められています。
日本の漁船が外国の臨検を受けたり拿捕されたりする事態が起こった場合、日本政府は具体的にどのような対応をなさるのですか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 農水省にお願いいたします。
我が国のマグロの自給率の推移について、簡潔に御説明ください。
また、公海漁業協定の締結によって我が国の漁業がどのような影響を受けるのか……
○大田昌秀君 ただいま議題となっています日本と欧州原子力共同体との原子力協定の締結は、我が国の原子力政策の在り方に深くかかわる問題であるだけに、十分な審議を行うべきだと考えます。
そこで、まず外務省にお伺いします。
本協定の締結は、日本と欧州の原子力関連貿易の発展にどのように結び付くのですか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 経済産業省にお伺いします。
プルトニウムとウランの混合酸化物燃料、いわゆるMOX燃料について、我が国がこの間フランスやベルギー等から輸入した量を教えてください。
また、輸入したMOX燃料は国内でどのように利用されてきたのか、簡潔に御説明ください。
○大田昌秀君 防衛庁長官にお伺いします。
在日米軍基地再編の最終報告の取りまとめに向けた今後の日米間の協議のスケジュールについて教えてください。
また、その前提となる関係自治体との協議をどのようになさっておられるのか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 昨日の沖縄の新聞の報道によりますと、県民を対象にした世論調査の結果、現在政府が進めております新沿岸案に対して七一%が反対しているということが明らかになったということであります。また、県下の四十一市町村の首長に対して調査をしましたところ、十八人が反対し、名護市長の受入れを支持しているのが十四人ということになっております。また、県議会は全会一……
○大田昌秀君 二つの協定については賛成ですが、何点か確認しておきたいと思います。
まず、外務省にお伺いします。
日本とマレーシア経済連携協定の締結に当たっては、マレーシアが国民車優遇政策を取ってその態度が固く交渉が難航したようですが、それが急転直下まとまったと伺っています。マレーシアの態度が軟化した背景をどのように見ておられるのか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 先ほどの外務省の御答弁の中に、本協定の締結が他のアジア諸国との協定の締結の推進力になるという趣旨の御発言がございました。
そこで、伺いますが、今後のタイやインドネシアなどとの経済連携協定の交渉に向けて、本協定の内容や交渉の……
○大田昌秀君 これは質問通告はしてございませんが、今の同僚議員の質問と関連して極めて私は重大な御答弁だと思いますので、防衛庁長官にお伺いします。 今長官は、在沖米軍の削減に関連して、経費以外についてはまだ決まっていないと。つまり、どこの部隊を移していくのかということについては決まっていないということをおっしゃったわけですが、これは現地にとっては非常に困る問題なんですね。どうしてかといいますと、そのいついつまでに移るということが決まらないと、跡地利用計画なんかも十分にやれないし、基地で働いている従業員の雇用の問題も起こってくるわけなんですね。ですから、その点が明確に示されないと作業が進まないわ……
○大田昌秀君 議題となっております三件につきましては賛成でございますが、二点ばかり簡潔な質問をお伺いしたいと思います。
まず、外務省にお伺いしますが、国際水路機関条約改正議定書の締結、つまりIMOの簡易化委員会に参加することによって我が国にとってどのようなメリットがあるか、とりわけ我が国の国際物流の活性化にどう結び付くのか、簡潔に見通しをお聞かせください。
【次の発言】 国土交通省にお伺いします。
我が国の主要な港湾施設において輸出入や港湾関係の手続等を簡潔にする一つとして、その手続の電子化、いわゆるシングルウインドーシステムが普及しつつあると聞いていますが、このシステムの現況及び更なる利……
○大田昌秀君 日韓刑事共助条約の締結については賛成ですが、一、二点伺いたいと思います。
まず、法務省にお伺いします。
日韓刑事共助条約の第三条一項と二項によって、捜査共助の対象となる行為は、両締約国でともに犯罪と認められるという双罰性が欠けている場合、共助するか否かを我が国の法務当局の裁量にゆだねられるようになっています。
そこで、双罰性が欠けている事案について韓国側が共助要請をした場合にどのような対応をなさるんでしょうか。
【次の発言】 法務省にお伺いします。
米国側の締結手続が遅れていた日米刑事共助条約はこの四月に米議会の上院が承認し、近く発効する見通しであると聞いています。米国と……
○大田昌秀君 まず最初に、防衛庁長官にお伺いします。 先ほどの同僚委員の質問に対して、嘉手納以南の基地が返されると広大な跡地が出てくる、それに基地従業員の雇用の問題が発生するという趣旨のことをおっしゃって、政府を挙げてこれらの問題に取り組むとおっしゃいました。 地元の新聞の報道によりますと、大体長官がおっしゃった嘉手納以南の基地を返すとなるとほぼ四千人くらいの従業員が影響を受けるというふうに報じられておりますが、具体的に、この跡地利用について防衛庁はどういう形で支援されるのか、それから雇用問題についてはどのような形でお手伝いをされるのか、お考えがあれば教えてください。
○大田昌秀君 防衛庁にお伺いします。
防衛庁設置法第十条の改正案において、米軍の施設・区域に係る事務のうち特に重要な事項についての企画及び立案並びに調整を内部部局の所掌事務とするとあります。特に重要な事項とは一体どういうものでしょうか、御説明ください。
【次の発言】 防衛施設庁は、防衛庁の外局としてこの間、防衛庁と連携して施設行政に当たってきたわけですが、今回なぜわざわざ防衛施設庁の企画及び立案の仕事を、特に重要な事項として内局の事務に移さなければならないのか、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 防衛庁長官にお伺いいたします。
防衛施設庁の官製談合事件を受けて長官は、再発防止には施設庁の……
○大田昌秀君 麻生外務大臣におかれては、沖縄での太平洋・島サミットへの諸準備、大変御苦労さまでございました。
太平洋・島サミットで小泉総理は、同サミットの参加国の十二か国と二地域に対する支援策として二〇〇五年度から八年度の三年間に総額四百五十億円規模の政府開発援助を拠出すると表明なさっていますが、その支援の中身について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 島サミットの首脳宣言の一項に、日本の支援状況を検証する合同委員会を設置するとありますが、合同委員会を置くことになった理由及びその構成メンバーについて簡潔に御説明ください。
【次の発言】 内閣府にお伺いいたします。
SACO最終報告に基づい……
○大田昌秀君 議題となっています国連腐敗防止条約については賛成でございますが、一、二点伺いたいと思います。
まず最初に、外務省にお願いいたします。
国連腐敗防止条約では、条約発効後一年以内に最初の国際会議を開いて各国の履行状況をチェックすることになっていますが、チェックを会議において行うだけではなくて、履行状況等の監視とともに評価や提言なども行う補助的な監視機関が別途必要ではないかと考えますが、この点、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 法務省にお伺いします。
我が国は、一九九八年五月に国際商取引における外国公務員に対する贈賄の防止に関する条約を締結いたしました。この条約を担保す……
○大田昌秀君 防衛庁長官にお伺いいたします。
防衛庁は一九五四年の設置の際、内閣府の外局の庁に位置付けられ、これまで五十年以上もずっと庁という名称が使われ、旧総理府の長、そして省庁再編後は形式的には内閣府の長である総理大臣が主務大臣を務めてまいりました。なぜそのような形を取ってきたのか、その理由について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 防衛庁にお伺いします。
去る六月九日付けの陸奥新報は、青森県つがる市の航空自衛隊車力分屯基地に配備される予定の米軍のXバンド・レーダーの本体が十五日に搬入される見通しだと報じていますが、これは事実でしょうか。また、同レーダーは、電波を発射するアンテナユニ……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。よろしくお願いいたします。
まず最初に、防衛庁にお伺いいたします。
二〇〇四年十二月十日の閣議で、新防衛計画大綱と併せて二〇〇五年度から二〇〇九年度までの中期防衛力整備計画が決定されました。この中期防の中には、航空自衛隊の新規事業として、F2戦闘機二十六機と新戦闘機七機の整備が盛り込まれました。これによってF2支援戦闘機の新たな調達は中止となったわけですが、F2の調達を打ち切った理由について簡単に御説明ください。
【次の発言】 東京新聞のある記者は、F2は一九九九年、空対艦ミサイル四基をつり下げた強度試験中に主翼に亀裂が入るなど、開発中にい……
○大田昌秀君 最初に、小泉総理にお願いいたします。 ちょっと古い話で恐縮でございますが、二〇〇二年三月十二日の本委員会におきまして、総理の沖縄観についてお伺いいたしました。そうしましたら、総理は、元京都産業大学教授の若泉敬氏の「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」という本をお読みになって、若泉氏らが本土並み返還に向けていかに御苦労なさったかということを理解することができたという趣旨のお答えがございました。そのときに時間切れで質問できませんでしたので、続けて若干質問させていただきたいと思います。 まず、なぜこういうことをお聞きするかと申しますと、総理もよく御承知のとおり、若泉氏は、一九六〇年代末の沖……
○大田昌秀君 最初に内閣府にお願いいたします。
本改正案は北方領土返還後に漁業権者が不利益とならないようにするための措置ですが、漁業権の問題ではこのほかに、一九五〇年の新漁業法施行の際、国の一括買上げの対象とならなかった北方四島からの引揚者の旧漁業権の補償問題はまだ解決されていないようですが、その問題についてどう対応なさっておられるのか、御説明ください。水産庁。
【次の発言】 内閣府にお願いいたします。
一九七二年の本土復帰以来今日まで、沖縄開発庁及び内閣府沖縄担当部局が沖縄振興法に基づいて沖縄県に投じた国の補助事業費の総額とその内訳について教えてください。
○大田昌秀君 麻生外務大臣には、二度目の御就任おめでとうございます。大変御苦労が多いと思いますが、どうかひとつ頑張っていただきたいと思います。 さて、先日の本委員会で麻生大臣は、所信表明の中で、日米同盟を一層揺るぎないものとしていくということをおっしゃいました。沖縄は随分多くの米軍基地を抱えておりますが、麻生大臣が日米同盟をこれ以上強化していくということをおっしゃると、また沖縄の基地が増えるのではないかという懸念が出てまいります。 現実に、後ほど申し上げますが、PAC3の配備なんかが進んでおりまして、そのような点からしますと、日米同盟を強化されるということは、それは政府の方針としては結構だ……
○大田昌秀君 朝から長い時間の御審議でお疲れと思いますが、もう最後ですので、是非よろしくお願いいたします。
通告していない質問で恐縮でございますけれども、ごく基本的なことですのでよろしくお願いします。
まず外務省にお伺いしますが、どなたでも結構でございますのでお答えください。
二〇〇一年九・一一以来、現在までに世界でテロによる攻撃事件がどれくらい起こっているでしょうか。テロによる攻撃事件は減少しつつありますか、それとも増大しつつありますか。
【次の発言】 現在、国際社会は不朽の自由作戦、OEFの一環として、アフガニスタン国内でテロ掃討作戦やインド洋において海上阻止活動に従事しておりますが……
○大田昌秀君 外務大臣にお願いいたします。 今年の五月十六日の本委員会で、米軍再編の最終報告の共同発表文の最後の部分に、日米安保条約及び関連取決めを遵守しつつ、この計画を速やかに、かつ徹底して実施していくとあることについて私が御質問しましたら、外務大臣は、英文ではタイムリー・アンド・ソロー・インプリメンテーションとなっていて、翻訳が間違っているわけではないが、抑止力の維持と地元負担の軽減という二つを同時に実行するということを意図してソローという言葉を使ったと理解してほしいとお答えになりました。 しかし、その後、普天間飛行場の代替施設建設に向けた米軍キャンプ・シュワブの兵舎移転に関連して九月……
○大田昌秀君 外務省にお伺いいたします。
我が国の対フィリピン直接投資の件数は、一九九〇年代は順調に推移していましたが、百件ほどあった最盛時に比べて、現在はその半分以下の三十件前後と低迷しています。しかも、投資額は最盛時の五分の一ほどになっていますが、それはどうしてなのですか、御説明ください。
【次の発言】 同じく外務省にお願いいたします。
先ほども似たような質問がありまして若干重複するかもしれませんが、有害廃棄物の国境を越える移動を規制するバーゼル条約は、一九九五年九月に先進国から途上国への有害廃棄物の移動は全面禁止と改正されました。
我が国はまだこの条約改正を批准していないようですが……
○大田昌秀君 お疲れでしょうが、もう最後の質問ですので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、防衛庁長官の安全保障観についてお伺いしたいと思います。 若干古い話で失礼ですが、日本国憲法制定時の一九四九年の六月八日の枢密院の本会議で、三笠宮殿下が軍隊を持たないとする憲法第九条を支持すると言われ、その理由を三つ挙げておられます。 その一つを引用しますと、戦争形態の大変化である、世界のどこからでも原子爆弾を持った飛行機が無着陸で任意の目的地に攻撃を加える時代となった、ゆえに海岸に要塞があれば安心とか、満州や南洋を占領していれば本土は安全とかいう時代ではない、したがって新憲法前文にあるごとく我……
○大田昌秀君 社民党の大田でございます。 両先生とも、大変御苦労さまでございます。 森本参考人に伺いたいんですけれども、先ほど日米安保条約の重要性について御指摘になったわけですが、日本国の防衛と言う場合、例えば、たしか二〇〇〇年だったと思いますけれども、細川元総理がフォーリン・アフェアーズに論文発表をされて、現在の日米安保条約というものを数年以内に変えて、日米平和友好条約に変えて在日米軍を段階的に撤退させた方がいいと、二〇〇一年に思いやり予算の期限が来るからという趣旨のことで、日本一国の財政的な負担が余りにも大き過ぎるという趣旨の論文を書いておられたわけですね。そうすると、私なんかはそれに……
○大田昌秀君 質問はしておりませんけれども、大事な問題ですので伺わせていただきます。
昨日、十三日の午後、沖縄読谷村の米陸軍トリイ通信施設を飛び立ち伊江島へ向かう米海兵隊ヘリからワイヤでつるされた車両が落下する事故が起こったと報じられていますが、防衛庁はこの事実をどう把握し、どのような対応を取られたでしょうか。
【次の発言】 これまで、米軍基地関連での事故が起こると、政府は常に二度と起こさないようにするということをおっしゃっていて、しかし、事件、事故はもうそれ以後もずっと起こり続けているわけなんですが、一体抜本的にこの種の問題を解決するためにはどういう方法が残されているとお考えでしょうか。
○大田昌秀君 質問に先立ちまして、一言おわび申し上げたいと思います。
ちょっと体調を崩して委員会を休んで御迷惑お掛けしたことをおわびいたします。
さて、質問に入りますが、防衛庁長官、若干個人的なことで恐縮ですけれども、もしお差し支えなければ、去る戦争中に大臣はどういうことをなさっておられたか、お聞かせいただけますか。
【次の発言】 麻生外務大臣、お願いいたします。
【次の発言】 通告してないので恐縮ですが、大事なことですのでお許しをいただいて伺いたいと思います。
防衛大臣、今御説明のような御体験のようですが、沖縄戦についてスタッフから説明を受けるか、あるいは沖縄戦について書かれた図書とか……
○大田昌秀君 社民党・護憲連合の大田でございます。総理もお疲れでございましょうが、もう最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。
これは小泉前総理にもお伺いしましたけれども、まず最初に、安倍総理にとって、あるいは日本政府にとってと言い換えてもいいんですが、沖縄とは何ですか。つまり、総理の沖縄に対する御認識をお聞かせください。
【次の発言】 沖縄の未来がすばらしいものになるという総理のお話でございますけれども、私は全く逆でございまして、沖縄の未来は大変暗いというふうに認識しております。
さて、今総理ちょっとおっしゃったんですが、去る沖縄戦で多くの住民が犠牲になったという趣旨のこと……
○大田昌秀君 外務大臣にお伺いいたします。 ハーグ条約と同議定書及び第二議定書の締結については賛成ですが、二、三の質問をお願いしたいと思います。 ハーグ条約は、文化遺産などの文化財は人の生命や生活と同様に戦争時に守るのが人道主義であり倫理の問題であるとの趣旨に基づいて、文化財保護という人類共有の理想を国際社会挙げて追求していこうという精神に立っていることは御承知のとおりでございます。それだけに、国際紛争の平和的解決を目指す憲法を擁する我が国としては、本条約に基づく措置をどの国よりも率先垂範して取り組んでいかなければならないと考えますが、本条約の締結に当たって外務大臣の御決意をお聞かせくださ……
○大田昌秀君 大臣にお願いいたします。
先ほど大臣は、新聞報道についてある種の不信感を述べられました。そこで、事実関係を確認さしていただきたいと思います。
今朝の沖縄の新聞に、先日、三十日に久間大臣はある会合で、沖縄県知事に対し、普天間飛行場代替施設の環境現況調査に海上自衛隊を動員したことに触れ、御迷惑をお掛けしましたと述べたと報じられていますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 その御発言は、自衛隊を派遣されたことに対して悪かった、あるいは反省しているという趣旨の御発言ですか、それとも今後ともまた自衛隊を派遣する、そういうお考えですか。
と申しますのは、その同じ新聞記事にまたこ……
○大田昌秀君 官房長官にお願いいたします。
政府は、自衛隊のイラクへの派遣決定までに十四回の政府調査団を派遣したと報じられております。その中でイラクの治安状況等をいろいろとお調べになったことと思いますが、陸上自衛隊の派遣先をサマワに決定した理由について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 なぜこういう質問をするかと申しますと、実は二〇〇六年新年号の雑誌「日本の風」の中で、放送大学の高橋助教授が自衛隊の派遣先をサマワとした背景について述べております。
その高橋助教授によりますと、自衛隊がどこで活動するかが問題になっていたときに、北部はどうかとクルド人勢力が打診してきた事実は存在すると。北部な……
○大田昌秀君 最初に防衛大臣にお伺いいたします。
イラクに派遣された航空自衛隊の活動について、これまでの活動についてどのように評価されておられますか。
【次の発言】 もうちょっと具体的に、どういう活動に対して感謝をしておられるのですか。
【次の発言】 一般市民は、国民は、陸上自衛隊あるいは航空自衛隊がイラクにおいてどのような活動をしているかというのについてよく知らないということが私などの事務所によく言ってくるわけですが、防衛省としては、イラクにおける陸上自衛隊若しくは航空自衛隊なんかの諸活動について情報公開をしておりますか。
【次の発言】 外務大臣にお願いいたします。
先ほど同僚議員からも……
○大田昌秀君 日本・シンガポール経済連携協定改正議定書と、日本・タイ及び日本・チリの各経済連携協定には、基本的に賛成です。 幾つかの質問をしたいと思います。 まず、外務省にお願いいたします。 二〇〇二年の日本・シンガポール経済連携協定では、日本の輸入額ベースで全品目の九三%が関税ゼロとなり、今回の改正議定書によってそれが九五%に高まると報じられています。 そこでお伺いしますが、タイ及びチリとの経済連携協定では、日本の輸入額ベースで結構ですが、それぞれ全品目の何%程度が関税ゼロとなるのか、また、段階的に関税を撤廃する品目は三協定それぞれ全品目の何%ほどを占めているのか、教えてください。
○大田昌秀君 核テロリスト防止条約の締結については基本的に賛成でございますが、何点か確認させていただきます。
ソ連の崩壊後、旧ソ連諸国で核物質の盗難、密輸が続発したと報じられていますが、その核物質はどのようなところへ流れたと思われるのか、外務省の御認識をお聞かせください。
【次の発言】 これは通告はしていないんですが、お分かりの程度で結構ですけれども、世界における核テロリズムの脅威の現状についてどのように把握しておられますか、外務省は。
【次の発言】 同じく外務省にお願いいたします。
核テロリズム防止条約は二〇〇五年に採択され、発効には二十二か国の批准が必要ですが、今年の六月七日現在、批准……
○大田昌秀君 外務省にお伺いいたします。
アフガニスタンの首都カブールの警察本部前で、現地時間の六月十七日朝、警察のバスをねらった爆弾テロが起きました。このテロ事件で多くのアフガン人、警察官等が犠牲になったほか、日本人二人も負傷しています。外務省としては、アフガン情勢を踏まえて、日本人に対して渡航の延期勧告や退避勧告等の渡航情報を出していると理解していますが、NGO関係者など現地で復興支援活動等に当たっている日本人に対して安全面でどのように指導なさっているのか、現状を教えてください。
【次の発言】 先ほども似たような質問がございましたけれども、改めて確認させてください。
イラクの治安情勢の……
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