このページでは榛葉賀津也参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました両法律案について、関係各大臣に質問いたします。 最初に、建築基準法等の一部改正に関する法律案について質問いたします。 今回の法律案では、初めてシックハウス対策が設けられたことに一定の評価をしたいと思います。しかし、果たしてこれで問題が本当に解決されるのか疑問が残ります。 シックハウス症候群による患者さんは全国で何百万人もいると指摘されております。これらの患者さんたちは、目まい、ぜんそく、皮膚炎を始めとする様々な症状に二十四時間悩まされ続けています。中には、不登校になる子供たちや各地を転々とする生活を強いられている人……
○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 民主党は、世界の平和と安定のために積極的な役割を果たすことは国際社会における重要な責務であり我が国の国益であるとの立場から、結党以来、対話と信頼醸成による予防外交を重視し、他方、様々な緊急事態に際し、国民の生命と財産を守るための危機管理体制の整備を主張してまいりました。とりわけ、万が一の武……
○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました川口順子外務大臣に対する問責決議案に賛成の立場で討論を行います。 川口大臣は、前任の田中眞紀子大臣が数々の問題ある言動で物議を醸し出し更迭されたことから、元通産官僚としてその手腕を買われ、伏魔殿と言われた外務省の抜本的な改革を期待されていました。 正直、私は、かつて、川口大臣のパレスチナ問題に対する理解の深さを評価し、中東外交を発展させる可能性に期待をしていました。外務省改革においても、省員の信頼を集めながら尽力していると信じ、JICAの総裁人事を始め、必ずや抜本的な改革が行われるに違いないと信じたこともありました。……
○榛葉賀津也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました有事関連七法案・三条約につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 民主党は、衆議院において、緊急事態基本法の制定について与党が歩み寄ったこと、そして国会による民主的統制を強化するなどの見地から提出した法律案の多くを与党が受け入れたことに対し、一定の評価をいたします。 私は、一年前の六月六日、武力攻撃事態対処関連三法案の賛成討論に立ち、一連の有事法制は法治国家として整備をしておくべき法律であるとしながらも、この法は絶対に使われなくて済むように政治が最大限の外交努力を払うべきだとの考えを述べさせていただき、今もその思……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 テロ特措法に基づく対応措置に関する基本計画に関しまして、外務大臣、防衛庁長官並びに関係閣僚にお伺いをしたいというふうに思います。 九月十一日のニューヨーク同時多発テロから二カ月半が、十月八日のアメリカのアフガンへの空爆開始から約七週間が経過をいたしまして、アフガンを取り囲む情勢も大分変わってまいりました。昨日の二十八日は、アフガン北部の町マザリシャリフで三年ぶりにチョルシャンベイという女性の日が復活をいたしまして、寺院に約一万人が集まりまして近況を語らったり親睦を深めたりという行事が三年ぶりに復活もいたしました。 そのような中、……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。 私は、松尾事件以降、外務省はずっと改革を実はやってきたんだというふうに私は思っているんです。ところが、ある大臣のときにそれが、機能が低下いたしまして、そのひずみがあのNGOの問題で爆発したというふうに私は解釈しているんですけれども、強いて言うなら昨年は制度改革に焦点を置いて改革しようとした、今年は、私は、意識改革をやろうというのが恐らく外務省の流れじゃないかというふうに思いますし、変える会に加えまして、今、省内から変わる会というような有志の方々で真剣になって議論を始めたということを私は大変評価をできますし、期待を実はしているところなんです……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 本日は、民主党のシックハウス法案並びに政府提案の建築基準法改正案について質問をしたいというふうに思います。 実は、私の家内の在所は神戸でございまして、年に一度帰れればいい方なんですけれども、家内の実家に帰るときがございます。そうしますと、私はたまに息苦しくなるときがありまして、ある先輩議員が、おまえそれは家内の、おまえの奥さんのおやじが怖いから胸が苦しくなるんだろうと。私、気が小さいものですから、ある先輩議員がそう言ったんですけれども、実はある特定の部屋に入ると私の呼吸が苦しくなるということが分かってまいりました。私は当時シックハ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
午前中に衆議院の農林水産委員会を院内放送で拝見しておりまして、我が党の同僚議員から、男、武部勤というような檄が飛びました。男、武部勤農水大臣に数点今回の点でお伺いをしたいというふうに思います。
大臣、先週、衆参の各議員会館にボディーチェックのシステムが一週間だけ設置をされまして、金属探知機もありまして、大臣はそれを御存じでしょうか、御存じだったでしょうか。
【次の発言】 実は一週間、金属探知機がありまして、そこで通行する人間をすべて、会館に入る人間をチェックをしておりました。ところが、国会議員と秘書はすべてスルーパスでございました……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 本日は午前中からこの水産関連の四法を審議して、海の安全に関してこれからどのように我が国として考えていくかという議論がなされております。 私、冒頭に、同じく安全性の観点ということで、水産関係とは少し違うんですけれども、大変重要な問題ですので、先日のプレスリリースのことについて大臣に若干質問をさせていただきたいと思います。 一九九六年から九八年の六月までに、イタリアのメーカーから約六百トンの肉骨粉が輸入をされていると。その中で、メーカーの処理法が適正だったという証明書が付けられていたにもかかわらず、実はそうではなくて、BSE病原体の……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 海野委員に引き続きまして、外務大臣、防衛庁長官に質問をさせていただきます。 海野委員や外務大臣から冒頭御指摘がありましたとおり、北朝鮮の問題では正に世論が、民意というものが日本の外交政策に大きな影響を与えたというふうに私、認識をしております。それは、言うまでもなく外務省が民意を軽視しなかったと、世論というものをしっかり視野に入れながら外交交渉を行ったからにほかならないというふうに思います。日朝問題は二国間の問題なんですけれども、今、世界が注目しているイラクの問題についても、このことは極めて重要な私はファクターになってくるんだろうと……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
齋藤委員に引き続きまして、テロ特措法の延長問題について質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、米軍使用の飛行場のことについてお伺いしたいというふうに思います。
先ほどの防衛庁長官の御報告にもありましたように、アフガニスタンで米軍が使用する飛行場施設を維持するための建設用重機等を輸送するというふうにありましたけれども、長官、この建設用重機というのは具体的に何であって、これをどこからどこまで運ぶんでしょうか。
【次の発言】 じゃ、その飛行場はどこにある飛行場で、どのような種類の飛行場なんでしょうか。
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 数点お伺いをしたいと思います。九・一一のテロ以降、大変不幸な出来事で我々に大きな衝撃を与えたわけでございますけれども、その中からも我々は何らかのことを得なければいけないということであるとするならば、私は、初めて日本の世論、そして日本という、日本の政治というものが初めて真剣にあのイスラムという社会、アラブという社会、そして中央アジアも含めたあの中東という社会に真剣に向かい合い始めたということにおいては大変重要な時代の変わり目にいるのかなというふうに認識をいたしております。 ただ、よく日本は中東に手がきれいだから中立的な立場で関与がで……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 昨日の夕方、防衛庁長官がイージス艦をインド洋に派遣すると、会見をニュースで拝見をいたしました。我々民主党は、この石破長官の決定、米軍の武力行使と一体化する可能性のあるイージス艦の派遣、そして当初の基本計画の枠を大きく逸脱するこのイージス艦の派遣に強く反対をいたしたいというふうに思います。前中谷長官から、このイージス艦の派遣は慎重に考える、ひいては国民のコンセンサス、とりわけ与党内のコンセンサスが重要であるという発言を繰り返されてまいりましたけれども、長官、国民のコンセンサスは得られているというふうにお考えでしょうか。
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 三月十九日、ニューヨーク時間の午前十時三十分よりイラク問題に関する安保理公開会合が開催をされました。日本時間で本日の未明でございます。その中で、アナン国連事務総長がこのような趣旨の発言をされました。共通の立場に到達できなかったという事実に対して多くの安保理メンバーより表明された無念さを完全に共有する、本日は国連と国際社会にとって悲しい日であると我々全員が感じなければならないと、このような趣旨の発言をされました。 全く同じような発言をアナン事務総長は一九九八年、いわゆる砂漠のキツネ作戦のときにおっしゃいました。正に事態は秒読み段階に……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
冒頭、外務大臣、今日までのイラク戦争の人的被害の状況について、何人死亡し、どのくらいの負傷者が出ているのか、人的被害の状況についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 イラク側の状況については分かっておりますか。
【次の発言】 先ほどの同僚の広中委員の質問を聞いておりまして、私はあるユダヤのことわざを思い出しました。ユダヤのことわざに、悪い平和はいかなる善い戦争よりも勝るという言葉でございます、少々情緒的ではございますけれども。この戦争の一刻も早い終結。戦争で御主人を亡くし、また親を亡くした子供たちは、戦争が終わりましてもその戦争……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 この法案は、基本的に我が党も賛成でございますので、幾つか具体的なことを聞いてまいりますので、簡潔にお答えを願いたいというふうに思います。 平成十五年度の予算の柱の一つが外務省改革であるということ、そして、この法案もその一連の外務省改革との絡みで位置付けるべきだというふうに考えますけれども、質問に入ります前に、その外務省改革の一端として、昨日、新聞に載りましたことについて大臣にお伺いしたいんですけれども、西村六善氏が昨日付けでメキシコ兼ベリーズ大使に任命をされたという報道がございましたが、それに相違ございませんね。
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。 国際民間航空条約の改正議定書について質問をしたいと思います。 我が党は、この議定書の批准については賛成でございますので、基本的なこと数点について絞ってお伺いをしたいというふうに思います。 我が国は、無論、島国ですから、他国と交流、若しくは外交をするときに空路というのは非常に重要になってくるというふうに思います。したがって、航空行政というものは、我が国の外交だけではなくて国民レベルにおいての交流においても大変重要な問題であるというふうに認識をいたしております。 では、基本的なことについて外務省にお伺いしたいんですけれども、今回のこの改……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。テロ特措法に基づく基本計画の変更ということで、自衛隊の活動を延長するということについて質問をするんですけれども、まず冒頭に、一昨日起こりましたサウジのテロについて、若干冒頭触れたいと思います。大臣には通告をしていなくて大変申し訳ないんですけれども、現在分かる範囲で少し教えていただきたいと思うんですね。 メッカ、メディーナというイスラム教の二大聖地を持つサウジアラビアで、第一次世界大戦以降、ずっと反ハシム家の体制を取りながら、エルサレムのマフティ・フセイニという人間とも同盟関係にずっとあったと、冷戦時代も西側のことをよく理解して、アラブの中で……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 舛添委員の今、提案を聞いて、大変良識ある提案だなというふうに思います。 私もこの問題、触れようと思っていたんですけれども、その前に冒頭、八日にイスラエルで再びテロが発生して、五名のイスラエル兵士が銃殺をされると。本来ですと、従来ですと、これでまたイスラエルの軍による報復が始まるところなんですけれども、一転、今回、十五か所の違法入植地から、先日のテロにもかかわらず撤退をすると。現実に、ネベ・エレズなどという、実際には住んでいないんですけれども、入植地が撤退を始まりました。 今回のテロの特徴というのは、従来と違いまして、パレスチナの……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。 前半の齋藤委員に続きまして、関係大臣に質問をしたいというふうに思います。 まず冒頭、資料の方を配付させていただいたんですけれども、先ほど齋藤委員からインドのお話がございました。この昭和二十九年、一九四九年十月二日の新聞に、インドゾウのインディラがインドからネール首相によって贈られ、吉田首相がその贈呈式に立ち会って、戦後の非常に暗い日本に、子供たちにとりわけ希望と夢と笑顔を与えたという記事でございます。他界した私の父が当時十歳、母が七歳だったわけですけれども、以前この話を私は両親から聞いたことがありました。たまたま先日、ある方からも同じ話……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。 私の時間も限られていますので、是非簡潔な答弁をよろしくお願いいたしたいと思います。 質問通告をしたのが数日前でございまして、様々な政局の変化もありますので多少通告外の質問をさせていただくこともあろうかと思いますけれども、御容赦願いたいと思います。 先ほど佐藤委員から、先日のQTの話がございました。私は、正に佐藤委員のおっしゃったように、あの総理の答弁、そしてQTに対する答弁の姿勢として、大変私は総理の姿勢に遺憾な思いをいたしました。これは冒頭コメントをしておきたいというふうに思います。 一昨日、モスルで、サダム・フセインの二人の息子……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 長官、結構でございます。 平成十三年度の決算の場ではございますけれども、冒頭、外務大臣、先般の中東外交について若干の指摘をしたいというふうに思います。 まずは大臣、大変タイトなスケジュールの中で中東を歴訪されました。お礼を申し上げたいというふうに思います。 さきの外防委員会で議論もさせていただきましたように、パレスチナにおきます情勢というのは、パレスチナの内外を含めまして微妙に変化をしているというふうに感じています。具体的な議論は後日の外防委員会に譲りたいというふうに思いますけれども、私は正に絶好のタイミングで大臣がパレスチナ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 平沼大臣始め経産省の方、結構ですので御退席ください。お疲れさまでした。 私、さきの外務省絡みの決算におきまして、実はODAについて若干指摘をさせていただきました。こちらの質疑通告表の方には書いてございませんが、昨晩、通告させていただきましたので、若干このODA案件についての農水省絡みの問題についてお伺いをしたいというふうに思います。 さきの外務省での決算で私が聞いた問題は、トンガの農産物加工案件、これ、かんぴょうなんですけれども、かんぴょうをトンガで作る。これが二〇〇一年四月から、アジア大洋州局の指示で、翌年の二〇〇二年にトンガ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 それぞれの公述人の方々には貴重な御意見、心から敬意を表したいというふうに思います。 お二人の公述人に御意見を求めたいと思います。 まず、河瀬公述人にお伺いをします。 この有事三法が通りますと、一年以内に国民保護法制という形で地方に大分御負担と責任が行くということになろうかと思います。とりわけ避難住民の誘導でありますとか、有事のときの災害の措置でありますとか、様々な問題が参ります。大きな問題になりますと、自衛隊、それは国の管轄でございます。そして警察は県と。 様々な問題が来るわけでございますけれども、私が一番地方自治体の長の皆……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 四名の参考人には、お忙しいところ本当にありがとうございます。大変豪華な、日曜日の報道番組のような様相を呈してまいりましたけれども。 先ほど、石埼参考人から若輩者ですがというお話がございましたけれども、決してそうではないと思います。私も石埼さんと同じ年でございますけれども、正に私たちがこれからの国を憂い、この国を牽引をしていかなければいけない。石埼参考人と私の考えは全く違いますけれども、あなたの御意見には敬意を表したいというふうに思います。 本来、この有事法制というのは、私は、国民を安心させなければならない、そもそもそういった法案……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 昨日、私の尊敬する山本一太先生が、防衛庁長官が正に適材適所ですばらしいという発言がありました。私は、長官もすばらしいですけれども、今ロードマップの話もありましたが、とりわけ中東問題に関しますと、川口大臣の今日までの御努力というものは、非常に過去の日本の外交を考えますと多大な貢献をなさってくださっていると思っております。 今朝の新聞でも、イスラエルがパレスチナの独立国家容認という記事が早速載りまして、聖地エルサレムを共有してもいいんじゃないかというような話があったり、パレスチナはテロをやめる、そしてイスラエルは無認可の住居建設を、植……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 総理、イスラエルは十日前、五千七百六十五年目の正月を迎えました。何を基準にして五千七百六十五年目の正月を数えたかというと、神が天地創造してから、正に日曜日に光をつくり、月曜日に水と空をつくり、そして火曜日に大地と植物をつくり、六日間でこの宇宙を、地球を、そして動物を、人間をつくったわけでございます。人間は最後の金曜日につくられました。そして、土曜日にお休みを取られ、これが安息日の始まりであります。その天地創造の基準からちょうど十日前のユダヤ暦の正月が五千七百六十五年たったという大変分かりやすい物差しでございます。 そして、昨日から……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 質問の冒頭、まずもって、イラクのため、日本のために文字どおり命を懸けて御尽力をされました奥大使、井ノ上一等書記官、そして現地職員のズーラ氏に心から哀悼の誠をささげたいと思います。 尊い三名の死から我々が学ばなければならないこと、それは、ひるんではいけないというような精神論ではなくて、なぜ彼らが死ななければならなかったのか、そしてどういう経緯で死に至ったのかと、その現状を冷静に認識をして、我々日本が何をすべきなのか、そして何ができるのかをしっかりと考え直すことなんだろうというふうに私は思っています。この三名は、文字どおり身を挺してイ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 今から百五十年前、日本である川柳がはやったというふうに言われています。「泰平の眠りを覚ます蒸気船たった四はいで夜も眠れず」と。当時、鎖国政策をしいていた江戸幕府。伊豆半島最南端の下田港にペリー提督が黒船四隻とともにやってまいりまして、日本を開き、また日米講和条約を結びまして、今年がちょうど百五十年の節目の年でございます。 加えて、日本がトルコを始めとするイスラム諸国や、また当時ロシアにいたユダヤ人たちからも大きな信頼を得る原点となったあの日露戦争から今年が百年の節目の年でございます。 また、一九五四年に自衛隊ができまして、今年が……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 若林委員に引き続きまして質問をさせていただきますが、今の若林委員の質問を聞いて私もますます疑惑が深まったと、そしてこれはきっちりと真相を究明しなければいけないなという思いに駆られております。 様々な技術が発達してまいりまして、今携帯電話を持っておりますとどんどんモバイルでニュース速報が流れてまいります。舛添委員の質問の最中にもうアメリカの、この日本人外交官事件はアメリカが誤射したものではないという速報が流れ、その後の若林委員の質問で角度の問題であるとか様々、舛添委員に対する答弁とまた違う可能性が指摘されているにもかかわらず、こうい……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 モラルハザードという言葉がございますが、私は今国会ほどこの言葉を重く受け止めさせられた国会はないというふうに感じております。 昨日、ニュースを見て驚きました。日ごろ大変、党派は違いますが、尊敬をしていた坂口厚生労働大臣が年金が未納だった時期があったと。私は、未納だった、払い忘れていたと、そのこと自体をどうこう言うつもりはございません、制度自体にも大きな欠陥があるわけでございますから。しかし、どうしてこの時期に発表しなければならなかったのかなという思いでございます。坂口大臣は未納副大臣お二人を抱えてよく頑張っていらっしゃるなと、よく……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 本日は、海上輸送規制法案について冒頭お伺いしたいと思いますが、本日、西田総合外交政策局長がお見えだというふうに思いますが、先日も石破長官とこの第三国商船に対する停船検査の根拠について議論をさせていただきました。もう一度この点について詰めさせていただきたいというふうに思います。 本件では、昨日も議論したように、交戦権を持っていない我が国は、自衛権を根拠にこの第三国商船に対する停船検査というものを行うわけでございますが、日本と違い交戦権を持っている主要国、これも同じように自衛権を根拠にして臨検若しくはこういった停船検査、日本の言う停船……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 さきの予算委員会で北方領土問題について、北方問題について質問をさせていただきましたので、今日は沖縄問題に絞りまして大臣並びに関係省庁に質問をしたいというふうに思います。 まず冒頭、大臣に通告をしていなくて大変申し訳ないんですが、昨日、沖縄県石垣市に七名の中国人が不法侵入をし、我が国に不法入国をし逮捕されるという事件が起こりました。一八八五年以降、我が国はずっとこの領土問題、尖閣諸島の問題は、地質調査を再三にわたって行いまして、清国とは全く関係のない日本古来の領土であるということを確かめてまいりましたが、近年、たった三十年前になりま……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。齋藤委員に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。
先ほど、齋藤委員の質問にちょっと気になったことがあったので大臣に確認をしたいと思いますが、イスラエルのいわゆるフェンスについて、グリーンラインの内側、パレスチナ側から見れば内側なんですが、に建設するのは極めて遺憾であるという表明をされましたが、これ、ではイスラエル側に作れば問題はないんでしょうか。
【次の発言】 私の時間は三十分しかないですので、是非端的にお答え願いたいんですが、イスラエルの領土内であってイスラエルが自らの主権によって壁を作るのであれば、これは問題ないですね。
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 まずもって、川口大臣から御報告がありました、イラクで拘束をされていた五名が週末相次いで無事釈放され、また日本に帰国をされたということに、大変うれしく思います。また、これまでの外務省始め関係各位の御尽力に、五名が無事帰ってきたということに対しまして、改めて敬意を表したいというふうに思います。 読売新聞の調査によりますと、政府対応評価するが七四%、小泉内閣の支持率も五九・二%まで跳ね上がったと。これ、瞬間的にこういう数字出ていますが、これは確かに、拉致、人質事件の評価イコールやはりイラクでの自衛隊の活動評価ということで私ないというふう……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 私も、冒頭、私の趣味ではないんですが、長官のうっかり問題について若干触れざるを得ないという状況になってまいりまして、年金問題、長官はうっかり、うっかりミスということで滞納をされたということですが、長官を尊敬する私としては大変がっかりしたわけでございまして、これ税金だったら脱税ということになるわけですが、さきの、先日の石破長官の会見の要旨を拝読させていただきまして、十数分の会見の中で五回うっかりという言葉を使われて、この期間を見ても恐らくうっかりだったんだろうなというふうに思いますが、この質疑応答の内容を見ますとね、大変ユニークだとい……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 いろいろなことがございますが、粛々と三条約を審議をさせていただきたいというふうに思いますが、若干参議院らしくマニアックな話から入りたいと思うんですが、たばこの起源というもの、まず最初にこのたばこの規制枠組条約について審議をしたいんですが、たばこの起源は何と今から千四百年前だそうでございまして、七世紀の末に南米のボリビアが起源だということで、当時のマヤ文明の神殿のレリーフにはたばこを吸う神様の像が彫り込まれているということが文献であるんですが、このマヤ族では生命に命を与える太陽を崇拝して、火と煙を神聖なものとして崇拝していたということ……
○榛葉賀津也君 いきなり水が入りましたが、質疑を続けたいというふうに思います。 民主党の榛葉賀津也でございます。 本日私に与えられた時間は四十分でございますが、本日は三点に絞って質問をしたいというふうに思います。まず一点が、総理の北朝鮮再訪朝の問題、そしてもう一つが、先日羽田空港に不審者が侵入をした問題、そして三点目が、アルカイダ工作員の日本潜伏事件に関する問題でございます。どれも重い問題でございまして、とりわけ後者の二点は国民保護法制にもかかわる問題でございます。明日、私は三十分、イラク特別委員会においての質疑時間をちょうだいしておりますので、もし質問がし切れない場合は明日に回したいとい……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。 冒頭、北朝鮮問題に情熱を傾けまして、また中東問題にも現場で必死に汗をかいてくださいました前北東アジア課長の藤井新さんが、先日、四十四歳という若さで肝臓がんで亡くなられました。二十年掛かるかもしれないけれども朝鮮半島には必ず和解と平和の時が来る、そのときに日本が何をするか、政治家も役人もしっかりと考えなければいけないという言葉を投げ掛けてくださいました。大変高い理想とそして志を持った藤井さんに心からの哀悼の意をささげたいというふうに思います。 それでは、平成十六年度の予算について、山根先輩に引き続きまして質問をしたいというふうに思い……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。今国会で初めて国会議員にならせていただきまして、私は国会議員歴がただいま三カ月でございます。 本日、三名の先輩議員の質疑を拝見させていただきまして、海野委員や木俣委員の攻撃型、また佐藤委員の説得型など、さまざまな質疑のやり方があるものだなと勉強になりました。しかし、通じて思いましたのは、この国会の場で、そして委員会の場での言葉の力の重要性であります。そして、この言葉の力の重要性が今我が国が直面している一つの問題の大きな道しるべを示しているように私は思います。 本題に先立ちまして、総理にお伺いしたいと思います。 九月の十一日、アメリ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉でございます。暉峻先生に質問をさせていただきます。 「シンプルライフのすすめ」と「豊かさとは何か」というものを読まさせていただきまして、大変感銘を受けました。今、これをずっと読んで、いかに自分が貧しいかというふうに思ったんですけれども、正に先生のこの中でおっしゃっている買物依存症であるとか、家計収入に比例して人間の健康や行動が良い結果に出るという方向に、特に高度経済成長の真っただ中に生まれた我々は、家庭環境だけではなくて社会全体からそういったものが良であるというふうに教え込まれた世代でございまして、こんな我々が今、少子高齢化の中で親たちの今後を考え、また……
○榛葉賀津也君 長時間、本当に御苦労様でございます。 高柳参考人には私よりも更に若い世代ということで大変刺激を受けました。このパワーポイントの資料で、一兆円の資本金というのを見てちょっとびっくりしたんですけれども、お話を聞いて、一千万ということで安心をいたしました、あ、一千億です。それは余談ですけれども。 私、先月、イスラエルに一週間ほど行ってまいりました。インキュベートセンターというベンチャーと、そしてシビルディフェンスという民間防衛の勉強に行ったんですけれども、そこで大変感銘をいたしましたのは、イスラエルというのは大変小さな国ですけれども、いわゆるITを中心としたインキュベートシステム……
○榛葉賀津也君 両参考人、本当にありがとうございます。昭和四十年代生まれのような私が大先輩の両参考人に質問できると、本当に光栄に思っております。 実は私のおやじは昭和十四年生まれでございまして、一昨年に他界をいたしました。私の選挙の真っ最中だったんですけれども、私はずっとおやじを恨んでいまして、厳しいだけのおやじでございました。ところが、おやじがあの世に行って、最近本当にいいおやじだったなと思うことが多々あります。 そのうちの一つが、私を五歳のときから牛乳配達をやらせまして、私はやらされた方ですけれども、八年間毎日毎日牛乳配達をやらされました。そのおかげで、給料とも言えないような小さな額の……
○榛葉賀津也君 委員の皆様、お疲れさまでございました。 私は、さきの国会まで国民・経済調査会にいたんですけれども、九州へ行ってまいりまして、こちらの調査会はいいなと思いまして、またこのように二週間で五か所も国々を回るということで、また行く場所が、オスマン・トルコ帝国のコンスタンティノープルだったトルコ、そしてアラブ・ナショナリズムのバース主義の発祥の地であるシリア、そして中東のベニスと言われたレバノンであるとか、イスラエルと最初に和平会談をしたエジプト、またユセフ・ワーリ副首相にもお会いしたということで、大変すばらしい日程で、最後はこの中東の混乱の元凶とも言われるイギリスまで嫌みのように寄っ……
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。大変貴重な御報告をちょうだいいたしまして、心からお礼を申し上げたいと思います。数点、基本的なことについてお伺いしたいと思います。 まず、小林副大臣、そして桜田政務官にお尋ねしたいんですけれども、前回のこの調査会で、同僚議員の大塚耕平委員が経済産業副大臣の高市早苗先生にアジアの共通通貨について質問をさせていただきました。そのとき副大臣は、長期的にはアジアの共通通貨というものが理想的なんだろうが、現実的にはアジアの通貨として円の国際化、キーカレンシーとしての円というものを日本としては戦略的に考えていくんだという趣旨の御発言をされました。 ……
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