このページでは松山政司参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 最初に、私の方からは、同じく米政策の見直しについてお尋ねをさせていただきたいと思います。若干重複するかもわかりませんけれども、いま一度大臣に御質問させていただきます。 我が国の稲作の生産構造は、主業農家の粗生産額割合が三六%にすぎず、他の分野に比べて著しく低く、その構造改革は極めて立ちおくれています。 このような中で、ここ数年の自主流通米価格の大幅な下落によって稲作経営は著しく困難な状況に立ち至り、稲作の総出荷額がこの五年間で三兆円から二兆円と、先ほども大臣おっしゃいましたように一兆円も減少するという、……
○松山政司君 おはようございます。自由民主党の松山でございます。早速でございますが、お尋ねをさせていただきます。 まず、中国からの輸入農産物関連でありますけれども、昨年の十二月、日中の閣僚協議を受けて、大臣にも大変御努力をいただいて、第一回の上海での協議会、そして三月二十八日には北京にて第二回目の協議会が開催されるというふうに聞いておりますが、昨日、田中筆頭理事からも御質問がございましたけれども、関連して私の方からもお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、この三品目の暫定措置の終了後、つまり十一月八日以降の現在までの中国からの輸入状況をまず一点お聞きさせていただきたいというふうに思い……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 早速でございますが、質疑に移らせていただきます。 まず、JAS法でございますが、このJAS法は、昭和二十五年、農林物資の規格を定めるために制定をされましたが、その後、昭和四十五年には品質表示基準制度を創設して今日に至っているわけですが、このように長い歴史を有しておりますけれども、食品衛生法、不当景品類及び不当表示防止法など食品表示に関する法律がある中で、JAS法の品質表示基準制度は消費者に対してどのような役割をこれまで果たしてきたか、その成果も含めて、改めてまず冒頭に、大臣に御所見をお聞きしたいというふうに思……
○松山政司君 自民党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず冒頭に、大変重要な問題の一つでもあります、また様々な議論がただいまなされております米政策の見直しについて、一点だけお尋ねをさせていただきたいと思います。 米につきましては、申し上げるまでもなく我が国国民の主食であるとともに、稲作は農業の中心的存在であります。しかしながら、最近の米をめぐる事情は誠に厳しいと言わざるを得ません。需要が大きく減少する中で、三十年以上にわたって続けてきた生産調整はますます拡大をして、この生産調整を行っている水田は我が国水田の約四割にも及んでいます。この生産調整に対する強制感や限界を叫……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。 WTO農業交渉について、昨日の当委員会で全会一致の決議がなされましたけれども、交渉が山場を迎えておるときだけに、国が一丸となって取り組んでいかなければならない、そんな観点から、国民により理解を深めさせていただくべく、あえて、基本的な質問ではありますけれども、数点お伺いをさせていただきます。 現在、ジュネーブにおいてこのモダリティーの確立に向けた会合、一日目をちょうど終えたところではございますが、今日の新聞でもございましたけれども、これまでの厳しい交渉経過から、この会合でモダリティーを確立することは非常に困難ではないかという観測も流れておりま……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まずは、我が国における米の位置付けという観点から、正に基本的なお尋ねでございますけれども、太田副大臣の方にお伺いをさせていただきます。 米は、言われるまでもなく我が国国民にとっては主食であります。また、稲作は我が国農業の礎でもありますし、大変歴史も古く、最近、日本の稲作の始まりは弥生時代ではなくて縄文時代にさかのぼるのではないかと、そこまでお話もあるようですけれども、この米と稲作はいにしえから現在に至るまで長い間日本人の生活に深くかかわってまいりました。日本人の精神、文化の在り方そのものと言ってもいいほどに大……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず最初に、平成十四年度の決算検査報告について質疑をさせていただきます。 当委員会では、国政調査や決算審査の一環として、視察を行ったり、また参考人の意見聴取、質疑をこれまでに行ってまいりました。特に、決算審査の在り方という先般開催された参考人の意見を聞きますと、行政の方がはるかに大きなスタッフを抱えているのに対して議会の調査スタッフは大変少数であると、このようなことを勘案すると、内部統制に対して外部統制が牽制を図る、あるいは的確な、サポートで、監視をするといった点から、行政府に対抗するような調査機関あるい……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 多少順序を変えて恐縮ですけれども、まず冒頭に、国内におけるテロ対策という観点から質問をさせていただきたいと思います。 本日の新聞で大変驚く報道がございました。昨年の十二月、ドイツ、ミュンヘンで逮捕された国際テロ組織アルカーイダのメンバーが二〇〇二年の七月から二〇〇三年九月の間に四回も偽造パスポートで日本に入国をしたと、新潟市内に九か月間も潜伏していたとのことであります。 テロは未然防止に努めることが何よりも重要でございますし、特に入国を阻止するというこの水際対策が大変重要であるというふうに考えます。国民の皆……
○松山政司君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十四年度予備費関係三件に対し承諾を与えること及び平成十四年度決算外二件に対し是認することに賛成するとともに、委員長提案の内閣に対し警告することに賛成の意を表するものであります。 まず、予備費関係三件の承諾に賛成する理由は、その使途が、衆議院議員及び参議院議員の補欠選挙やハンセン病訴訟における和解の履行等適切な行政対応が求められる経費、九州南西海域における不審船の引揚げ等我が国の安全保障上等必要不可欠な経費等、いずれも国民の納得を十分得られる適正かつ妥当なものと認められることであります。 次に、決算外二件の是認に……
○松山政司君 おはようございます。自由民主党の松山政司でございます。 本日は競馬法の審議ということですので、集中して御質問させていただきます。 現在の競馬をめぐる状況を見ますと、先般、大臣の趣旨説明にもございましたように、中央競馬におきましては平成九年のピークの八割、地方競馬に至っては平成三年のピーク時の半分まで売上げが落ち込んだということでございます。中には、競馬の赤字によって地方自治体の財政を圧迫しているところもあるというふうに聞いておりますが、まず、どうして地方競馬がこのように厳しい状況になったのかということを大臣にお聞かせ願いたいと思います。
○松山政司君 おはようございます。自由民主党の松山政司でございます。よろしくお願いいたします。 本日の本題であります農協法改正案の質問の前に、一点、お時間をいただきまして、中山間地域等直接支払制度について御質問をさせていただきたいと思います。 この中山間地域等直接支払制度は、耕作放棄の防止と農業の多面的機能、これを維持するために、平成十二年から五年間ということで、今年が最終年度になっておることは御承知のことと思います。 現在、農水省の検討会でこの事業の実施状況の検証と来年度以降の扱いについての検討が進められているというふうに聞いております。夏までに決定がされるというふうに聞いておるわけで……
○松山政司君 それでは、質問をさせていただきます。 構造改革なくして景気回復なしというのが小泉内閣の要はキャッチフレーズであるわけであります。抜本的には、低生産性・低成長分野から高生産性・高成長分野への移行なくして日本の経済が本格的な回復の軌道に乗ることはあり得ない、このことはだれもが認めることであろうかと思いますし、私自身も、第三の大変革の真っただ中であるだけに小泉改革の断行を力強く今日まで訴えてまいりました。 先ほど御説明いただいた先行プログラムがそうした趣旨にのっとって速やかに実行されることを私も強く願っております。しかしながら、このプログラムも、タイミングを逃したりあるいは順序を間……
○松山政司君 それでは、両先生におかれましては、大変お忙しい中、本日は御出席賜りましてありがとうございます。早速御意見をお伺いさせていただきたいというふうに思います。 憲法第十二条、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」と、このようにうたっているにもかかわりませず、我が国は、戦前、過度に国家や社会を強調し過ぎた、そのために戦後はその反動として逆に権利と自由が過度に主張されて、個人が必要以上に強調されているように思われます。その結果、自分……
○松山政司君 本日は、「基本的人権」のテーマのうち、その根本的な問題である人権と公共の福祉、そして権利と義務の問題について意見を述べさせていただきたいと存じます。 私は、去る五月二十九日の当調査会におきまして、百地章、中島茂樹両参考人に対して質問をさせていただきました。その際に、次の三点の問題を強調いたしました。 一つは、人権と公共の福祉のバランスの問題であります。 すなわち、我が国は戦前、過度に国家や社会を強調し過ぎた反動で、戦後は逆に権利と自由が過度に主張され、自分さえ良ければよいというエゴイズムが社会全体に蔓延するようになってきたのではないかと。そして、憲法制定後、既に半世紀が経過……
○松山政司君 私は、基本的人権のテーマのうち、家族共同体、歴史、伝統、教育等の重要性について意見を述べさせていただきたいと存じます。 戦後五十年、我が国はしゃにむに経済利益を追求してまいりました。このような経済利益優先主義は、戦後我が国が奇跡ともいうべき復興を成し遂げ、そして経済大国の地位にまで上り詰めるのに大きく貢献をしてきました。その点は率直に評価すべきであり、またそこに至るまで我が国を引っ張ってこられた諸先達の方々に大いに敬意を表するべきであります。 しかし、今や我が国は大きな転換点に来ております。このような戦後の我が国を形作ってきたシステムが様々なところで破綻を来しています。そして……
○松山政司君 自由民主党の松山政司でございます。よろしくお願いいたします。 二点ほどお伺いをさせていただきたいと思います。 まず一点は前田先生の方に御質問させていただきたいと思うんですが、オランダに精通されているということで、私も福岡でございまして、九州は随分オランダを参考にいろんな町づくりをしたり、面積や経済力や同じということで、随分私も関心を持っておるわけでありますが、そのオランダについて、先ほどの家庭生活と仕事の調和というテーマですが、これについて御質問させてもらいたいと思います。 今我が国では青少年の犯罪というものが非常に急増していまして社会問題化になっておりますけれども、青少年……
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