このページでは松村龍二参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○松村龍二君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました会社法案及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、法務大臣に質問させていただきます。 改めて申すまでもなく、企業を取り巻く経営環境は、特に九〇年代後半以降、経済のグローバル化やIT技術の進展等、大きな変化を遂げております。連日報道されたことで、敵対的買収、企業価値といった言葉が人口に膾炙される契機ともなったライブドア・ニッポン放送問題などは、その経営環境の変化の中で日本の企業文化が揺さぶりを掛けられていることの、言わば象徴的な出来事でもあったのではないかと受け止めております。 各企業がこうした変化に的確……
○松村龍二君 自由民主党の松村議員でございます。 先国会において北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会というのが初めて発足いたしました。そして今日、第一回目の会議、この臨時国会もこれで終わりかと思いますが、第一回目の委員会に自民党を代表して発言させていただきます。大変光栄に存ずる次第でございます。 といいますのは、私は福井県出身でありまして、福井県には皆様御承知の小浜というところから地村保志、富貴恵夫妻、またこのたびの交渉で三人のお子様が帰ってまいりまして、まだ特定失踪者という方が三人ぐらいおられるわけですけれども、そういうようなことで大変に関係も深いということでございます。 さて、こ……
○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。 本日は、民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律案が既に提案されておりまして、この審議をするわけでございます。自由民主党を代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 平成十三年六月十二日に内閣に提出された司法制度改革審議会の意見書では、民事司法制度について、国民が利用者として容易に司法にアクセスすることができ、多様なニーズに応じた適正、迅速かつ実効的な救済が得られるような制度の改革が必要であると、こういうふうに提言されまして、これを受けまして、法務大臣が法制審議会に対して、民事訴訟法の改正要綱を示すように諮問され……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日、刑法等の一部を改正する法律案について審議をするわけでございます。トップバッターを務めさせていただきたいと思います。 今度の刑法等の一部を改正する法律案は、刑の重罰化を中心にし、また公訴の時効を延長するというようなことを主な内容としているというふうに承知いたしております。 刑法は明治四十年に成立されまして、自来、刑罰について大きく見直しをするということはかつてなかった、絶えてなかったわけでございますが、このたびこの見直しをするということでございます。 しかし、私もこの質問するに当たりまして勉強いたしましたところ、日弁連等からは、この……
○松村龍二君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 去る一月十三日及び十四日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、福島県及び宮城県を訪れました。派遣委員は、渡辺委員長、吉田理事、千葉理事、木庭理事、井上委員及び、私、松村の六名でございます。 一日目は、まず、福島刑務所を訪れました。本刑務所は、二十代から七十代の犯罪傾向の進んでいる者及び処遇上配慮を必要とする外国人を収容しております。受刑者の平均刑期は約二年九か月、平均入所回数は四・四回となっておりますが、暴力団員がその四四%を占めているとのことであります。受刑者の罪名別では覚せい剤と窃盗、……
○松村龍二君 自民党の松村委員でありますが、いよいよ通常国会も始まりまして、先般の所信におきまして、大臣所信において大臣から、現下の法務行政、法務のいろいろな課題についてたくさんの法案も準備しておるというようなことでございます。我々もしっかりこの法案の審議をいたしまして現下の国民のニーズにこたえたいというふうに思う次第でございます。 大臣の所信に対する質問の一番バッターといたしまして、自民党を代表いたしまして質問をさせていただきます。 通告してあります順番を変えまして、会社法案の問題についてまずお聞きしたいと思うんですが、今日の日本経済新聞にも、二面に大きく、会社法案足踏みと、外資警戒、自……
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。 あしたから連休が始まるというようなことで、しかも十日も続くというようなことですけれども、当法務委員会は大変に気合みなぎって、しっかり審議をしようということでございます。厚生労働委員会は、今日一日、五時間か六時間の審議されるというような話でございますが、そういうような時期でもございますので、ひとつ肩の力を抜いていただいて、しっかり充実した、結果的には充実した審議になるようにお願いしたいと。 また、一昨日は、府中刑務所、また府中警察署の留置場もこの委員会として午後視察に行ってきたわけでございます。この当法務委員会としては、一月に、主に理事メンバーが……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。 本日は、法務委員会が刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を審議している中に、一日時間を取りまして、午前中三人、午後三人の参考人から広くお話を伺っているわけです。私もこの法務委員会二年近くおりますけれども、六人からお話聞く法案というのは初めてでございます。非常に多彩な各方面からお話をお聞かせいただいておるということを大変有り難く思っております。 また、ただいまは浜井参考人、また西嶋参考人、山本譲司参考人からお話を伺ったわけでございますが、特に山本譲司参考人におかれましては、お話にありましたように、逡巡をしながらも、自分自身御経験された、また、かつ……
○松村龍二君 自民党の松村でございます。質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。 当法務委員会は、この刑事施設関連法案につきまして審議をしておりますが、衆議院に負けない充実した審議をしているんじゃないかなというふうに思います。従来、こういう理事の立場に立っておりますと、衆議院が三時間使えば、参議院はまあ二の時間を使えば一応その委員の数を比例的に考えてもまあやったというようなことが言われるわけですけれども、この法務委員会に限りましてはそういうことはもう一切考えないで、もうおなか一杯審議をしておると、こういう状況でございます。 それから、特に今週火曜日は参考人から意見を聴取したわけ……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 本日は、本会議の代表質問に続きまして、議題となりました会社法案及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして質問させていただきます。 事務所の方に会社法案とこの関連法律いただきまして、大変分厚いものでございます。会社法案が何条あるのかということを見ましたら、九百七十九条、あと二十条ほどあれば一千条という法律でございます。また、同法の施行に伴う関係法律というのが幾つあるか、この別冊、第一分冊というのを見ましたら、会社法の施行に伴う関係法律を廃止するのが有限会社法を始め九つあると。それから、会社法の施行に伴い関係法律を整備し所要……
○松村龍二君 自由民主党の松村でありますが、御三方、それぞれ非常に専門的なお立場、あるいはこの会社法の改正を手掛けて指導してこられた方々のお話を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。 よく国会議員が議論をするのにふさわしくないテーマが二つあると。それは原子力の問題であり、臓器移植の問題である。余りに専門的で、実際に原子力発電所を動かしているわけでもない人が原子力問題の安全その他の危険性について分かるわけないじゃないかと、こんな議論もあります。また、臓器移植も同じ意味だと思いますが、この会社法も私にとりましてはどうも非常に専門的で、何だかさっぱり分からないというのが正直なところで……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 会社法案と同法案の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきましては、参議院において本日に至るまで法務委員会での質疑を重ねるとともに、参考人質疑やそれを踏まえた連合審査における質疑を持ちまして、時間的にも内容的にも十分な審議を、質疑をしてきたものと考えております。 私は、本日、法務委員会における質疑は、会期末ということもございます、最終段階に至っていることを踏まえまして、その私どもの質疑を総括する意味から、現在までに取り上げられてきた重要問題に絞って、政府に対し質問をしてまいりたいと考えております。 まず、今回の会社法案におきまして、……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。質問させていただきたいと思います。 ただいま郵政民営化関連法案の審議をするということで、特別委員会が開催されております。これ大変歴史的な委員会じゃないかなと。委員長を始め、理事、委員の方々、本当に御苦労さま、また大臣始め答弁側も御苦労さまでございます。 私も昨年から法務委員会に関係しておりまして、法務委員会も法案たくさん持っておりましたのでそのことに集中しておるべきであったわけですが、この郵政民営化の問題についてはどうしても参画せざるを得ないというふうな気持ちで、自民党内におきますいろいろな合同部会等にも参加させていただきましたし、今日また差……
○松村龍二君 おはようございます。 今朝の新聞を見ましたところ、参議院の予算委員会は片道式がいいのか往復式がいいのかというふうな記事がございましたが、なるべくその片道式のメリットを生かすような質問をしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 私は、日本のエネルギーの問題についてお伺いいたしたいと思います。 エネルギー確保は国家自立の基本であると認識いたします。顧みますと、一九七〇年代にオイルショックが発生して、我が国の産業構造に大きな変化がありました。また、最近の動きを見ますと、昨年来石油価格が、オイルショックのときに三十ドルを超えるといって大騒ぎでありましたけれども五十ドルを、……
○副大臣(松村龍二君) 松村龍二でございます。 運輸審議会委員田島優子君は平成十七年十二月二十四日に任期満了となりましたが、その後任に保田眞紀子君を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(松村龍二君) 運輸審議会委員小野孝君は七月五日に辞職し、榊誠君は七月五日に任期満了となりますが、小野孝君の後任に大屋則之君を任命し、榊誠君は再任いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 また、航空・鉄道事故調査委員会委員松浦純雄君は二月十七日に辞任いたしましたが、その後任に豊岡昇君を任命いたしたいので、航空・鉄道事故調査委員会設置法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(松村龍二君) スカイマークの件について、大臣も厳しく公共運送機関に携わる者の責任ということをマスコミでも主張しておられたわけでございます。 申すまでもなく、今回の阪神の問題にいたしましても、私どもも報道で知る程度でございますけれども、鉄道事業は安全で利便性の高い大量輸送サービスを安定的に提供するという公益性の高い使命を負った重要な事業と認識しております。 このため、鉄道事業の最も重要な使命である安全性の確保と利用者利便の向上が損なわれる現実かつ具体的なおそれが生じれば、鉄道事業法に基づき、必要な指導、助言、保安監査、改善措置等を含め適切に対処していく所存でございます。したがいまし……
○副大臣(松村龍二君) 山本先生にお答え申し上げます。 まず、ボンバルディア社製の御質問についてお答えいたします。 ボンバルディア社製のQ400型航空機は七十四人乗りのプロペラ機で、平成十五年より我が国に導入されまして、プロペラであるということもありまして低騒音機であると。この特性を生かしまして、伊丹空港を中心に、現在、JALグループ、ANAグループ合計で十九機、二十五路線を運航しています。 御指摘いただきましたように、昨今、Q400型機については、多様なトラブルにより運航に支障が生じる事例が多発しており、昨年は二十六件、本年もこれまでに、週末の状況でございますが、十七件のトラブルが発生……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 自賠責制度は、昭和二十年代の自動車保有台数の増大とそれに伴う交通事故の急速な増加を背景に、強制保険という制度とともに自動車交通事故による損害の基本補償を確保するという仕組みを確立することにより、昭和三十年に創立されました。当時約百五十万台でありました自動車保有台数は今や八千万台に上り、自動車は我が国の経済社会、国民生活に不可欠なものになっておりますが、近年では死傷者数が年間百二十万人に上り、車社会における国民の安全、安心を確保することが極めて重要な国家的課題であります。 こういった課題に対しまして、車社会の発展と交通事故被害の拡大に応じまして、保……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 ただいま御指摘いただきましたように、北海道開発局の定員の削減、純減につきましては、行政減量・効率化有識者会議におきます御指摘を踏まえ、現在鋭意検討を進めているところでありますが、四月二十八日の有識者会議で提示いたしました八百六十一人の純減は、この間、四年間、定年になって辞める者が七百六十名でございますので、百名の職員の配置転換を行わざるを得ない規模の純減でございます。 北海道開発局の職員の大半は北海道出身で道内に生活の基盤を有しており、道内におきます受入先があればいいと、受入先の確保が重要な課題であると認識しております。しかし、北海道におきます国……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 先生おっしゃいますように、事業をしっかり評価して道路建設を進めるということで、北見道路につきましては、平成九年度に事業化いたしましたので、事業着手後十年を迎える場合に、国土交通省所管公共事業の再評価実施要領に基づきまして、今年度、事業再評価を行う予定でございます。現在、事業再評価の実施に向けまして、データの収集など鋭意準備を進めており、準備が整い次第速やかに手続を進める予定であります。 また、事業再評価に際しましては、地方公共団体の意見を聴くとともに、学識経験者等から成る第三者委員会で幅広い審議をお願いしております。議事の公開はもちろん、また、そ……
○副大臣(松村龍二君) 神戸空港につきましては、先ほど先生の誕生日、二月十六日に開港したわけでございますが、幸い一日当たり七路線二十七往復の国内線が就航しておりまして、開港からほぼ一か月が経過しましたが、設置管理者である神戸市が取りまとめた利用状況の速報値によれば、開港から三月十二日までの間の一日当たりの平均利用者数は八千百九十六人、平均搭乗率、これはロードファクターと言いますが、これは七三・七%、特に羽田路線の平均搭乗率は八四・三%と高い水準を示しております。御参考までに申し上げますと、平均搭乗率の全国平均は六二・九六%でございます。現時点においては神戸空港は順調に利用されているものと評価し……
○副大臣(松村龍二君) 先生の安全に対する御卓見を、正にそのとおりだというふうに思います。 私も、昨年十二月に羽越線の列車転覆事故がありまして、大臣とともに現場に参った次第でございます。最近、異常気象でございますので、従来考えられなかった突風が吹いて、まあ不可抗力の事故であったかのようにも見えますけれども、かつては国鉄の職員もたくさんいて、その辺にどういう風が吹くというふうな、その地域出身の職員がいるとか、いろんなことを指摘する方もいたわけでございます。したがいまして、今御指摘のようなことに基づく、安全がおろそかになるかもしれないといった面と、またいろんな観点があろうかと思います。 このた……
○副大臣(松村龍二君) 非常に難しい御質問で、昔は各市町村中心地に置いたわけですが、これだけの自動車時代、それからまた警察官が車で通勤してくるという問題もありますし、それが全部国費というか公の費用で駐車場を確保するということはどこもしてないと思うんですけれども、来客も自動車だというようなことになりますと、それとやっぱり郊外にあっても、市民も自動車時代ですから行きやすいといった、昔だと不便なところに警察署があってはいかぬという考えがあったと思うんですが、そんなことでこんな趨勢になっているのかなというふうには思いますが、それぞれ、区々事情は違うと思いますので、一概には申し上げられないと思います。
○副大臣(松村龍二君) ただいま加治屋先生から激特事業の早期採択についてのお尋ねがございました。 今回の豪雨によります川内川におきます浸水被害につきましては、これまでの現地調査等によりまして、上中下流全体で河川激甚災害対策特別緊急事業の採択要件を満足していることを確認いたしております。二千戸以上の浸水家屋といったのが一つの条件でございます。現在、激特事業の適用を前提に、鋭意、上中下流及び本支川の安全度バランス等を考慮し、事業計画の検討をしているところでありまして、早急に成案を得るよう努めてまいります。 また、鹿児島県が管理いたします米ノ津川につきましても、激甚事業の採択要件を満足することを……
○副大臣(松村龍二君) お答えを申し上げます。 ただいまの厚生労働大臣の答弁とダブる部分があろうかと思いますが、先生御指摘のように、現在、建物、道路又は高速道路等の駐車場で障害者が利用できる駐車スペースには、その旨表示するマークとして車いす利用者をデザインした各種施設に共通する国際シンボルマークが多くの場合使用されております。 この国際シンボルマークは、日本工業規格においても、障害者が利用できる建築物及び施設であることを表示する案内用図記号として定められておりまして、車いす利用者に限定されるものではございません。しかし、車いす利用者専用などと誤って認識されている方もいると思われます。 一……
○副大臣(松村龍二君) お答えいたします。 住宅事情がヨーロッパと日本と違う。私もよく映画等見るわけでございますが、何といっても石造りの恒久的な家に住むという生活から発しているヨーロッパ人、またアメリカ等の映画を見ましても、中古の家に進んで住む、売買が行われるといった状況の違いがあるというふうに、前提としてあると思います。 しかし、リバースモーゲージは、高齢者が自ら所有する不動産を活用して、ゆとりある生活の資金を確保する上で役立つものと認識しております。 一方、リバースモーゲージを普及させていくためには、先ほど申しました観点からも、国土交通省のみならず、金融政策、福祉政策等関係する各省が……
○松村龍二君 まず、長勢法務大臣、御就任おめでとうございます。また、副大臣、政務官もそれぞれ御就任されまして、おめでとうございます。 長勢大臣におかれましては、司法制度改革のときにも中核的な役割を果たしておられ、また特に裁判員制度の裁判官、国民の裁判員の数をどうするといった問題等について大変御奮闘しておられたという記憶を持っておりまして、そのようなベテランの方に法務大臣になっていただいたと、心から再度お喜び申し上げる次第でございます。 さて、今回の内閣は、美しい国日本、また世界一安全な国日本の復活を目指すということを言っておられますが、治安が安定しているということは非常に大事な問題であると……
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。 平成十九年度の予算につきまして委嘱審査をすることになっておりまして、自民党を代表して質問をさせていただきます。 まず第一に、さきの臨時国会の冒頭の委員会でも私、長勢大臣に御質問したわけでありますが、死刑の執行につきまして御質問し真摯なお答えをいただいたわけですが、その後、先日は死刑判決が確定していて未執行の者が百名を超えた旨の報道がされております。まあ新聞等を見ておりましても、裁判所は国民の輿望を担ってどんどん死刑の判決をするわけでございますが、今後も相当数の死刑判決が見込まれる現状におきまして死刑は適正に執行されなければならないと考えますが、……
○松村龍二君 岡田委員に引き続きまして、この少年法等の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきます。 私は、捜査の、調査の可視化の問題について中心に御質問いたしたいと思います。 現在、裁判員制度が近く始まるということもありまして、犯罪全体についての捜査の過程での可視化、録画や録音をしておいて、必要とあればこれを使用するという可視化の問題があるわけですけれども、この法務委員会におきまして、少年については特に暗示に掛かりやすいとか、真実の追求が誤ったことになってはいけないということから、少年の調査手続において可視化をすべきであるという強い御意見を述べる委員の方が多かったかと思います……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二であります。平成十八年度の補正予算の審議が行われるに当たりまして、自民党のトップバッターで質問をさせていただきます。 今日この予算委員会の会議場に参りまして、隣の席が空白でございまして、非常にむなむなしい感じをするわけでございます。 小学校の社会科においても、日本の国は三権分立で成り立っていると、また国権の最高機関として国会があるということは小学生でも習うわけでございます。そして、国会議員の仕事は何かといえば、この予算委員会なり通常委員会、また本会議において議論を闘わすことがその職責であるというふうに思います。野党の先生方も日ごろなかなか非常に含蓄のある御……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 平成十九年度の予算の審査を行う予算委員会にこうして同僚、上司の理解をいただきまして質問をさせていただきますこと、大変光栄に思います。総理大臣始め皆様、よろしくお願いします。 今日ここに立ちまして、二月の初めに補正予算のやはり予算委員会があったんですけれども、そのときはこの左側の議員席が全部空いておりまして、非常に寂しい思いをいたしました。国会議員の仕事というのは、やはり憲法にありますとおり、国会において審議を尽くすということがお仕事かと思いますけれども、欠席戦術というのか、おられませんで、昨日も野党の御質問聞いておりますと、櫻井先生なんかは……
○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。 私は、司法に関する項目につきまして御提言申し上げます。 この憲法の調査というのは、調査をしている限りにおいて無限に時間が必要であるということでありますが、駐留軍は十日間で新憲法の草案をつくったそうですけれども、どこかでやはりえいやっと結論を出す必要がある。こういうことも踏まえまして、司法の部分が余り審議もされてこなかったという面もございますし、この司法に限りまして御意見を申し上げたいと思います。 お手元に論点メモというのがお配りしてあります。 司法については三つの項目に束ねることができるかと思いますが、一は司法権の独立の問題でございます……
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